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昭和枯れすゝき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
昭和枯れすすきから転送)
「昭和枯れすゝき」
さくらと一郎シングル
A面 昭和枯れすゝき
B面 恋吹雪
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル 演歌
レーベル ポリドールレコード
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 1975年度年間1位 (オリコン)
  • テンプレートを表示

    197449721DR-186815019751

    概要

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    19747211016TBS使91975553118

    19782



    [1]

    収録曲

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    1. 昭和枯れすゝき
    2. 恋吹雪
      • 作詞:岡田冨美子、作曲:むつひろし、編曲:伊部晴美

    カバー

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    映画

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    昭和枯れすすき
    監督 野村芳太郎
    脚本 新藤兼人
    原作 結城昌治
    『ヤクザな妹』
    製作 杉崎重美
    出演者
    音楽 菅野光亮
    撮影 川又昻
    編集 太田和夫
    製作会社 松竹
    配給 松竹
    公開 1975年6月7日
    上映時間 87分
    製作国 日本の旗 日本
    言語 日本語
    テンプレートを表示

    [2]19755067[2][3]
    • タイトル:『昭和枯れすすき
    • 公開日:1975年(昭和50年)6月7日
    • 製作:松竹大船撮影所
    • 配給:松竹
    • 上映時間:87分、カラー

    あらすじ

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    東京で刑事として働く青年・原田は、妹・典子と仲良くアパートで暮らしている。東北出身の原田と典子は家庭の事情により子供の頃から苦労してきたが、上京後もお互い支え合いながら生きてきた。一年前典子は恋人だった中川という男と破局しており、それ以来原田は妹の男関係を気にかけていた。そんなある日新宿の見回りを担当した原田は、見覚えのあるチンピラ・吉浦と妹が一緒に歩いているのを目撃する。

    帰宅した原田が妹に吉浦との関係を尋ねると、典子は「街で出会って少しの間一緒に遊んだだけ」と答える。典子にチンピラの吉浦とは今後関わらないよう約束させた原田は、翌日吉浦にも妹と会わないよう釘を刺す。しかし典子は原田に隠れて吉浦との交流を続け、兄の前ではこれまで通りの素直な妹を演じるようになる。“中川との破局は兄が原因”と思っていた典子は内心兄に不満を持ち、中川との復縁を考えていた。

    後日典子がこっそり中川と会っていたことを知った原田は、田舎にいた頃の苦労話をして妹に純情だった頃を思い出させようとする。そんな中吉浦が何者かに絞殺され、原田が捜査に乗り出すと現場からネックレスが見つかる。典子が同じようなネックレスを持っていたことから、原田に「もしかして妹が犯行に関わっているのでは?」との不安がよぎる。

    その考えを打ち消すため、原田は妹にアリバイを確認しに自宅に戻るが妹はおらず、ネックレスも見つからない。原田が典子の居所を知っていそうな中川のもとに向かうと、彼から「典子から吉浦殺しを頼まれたが断った」との話を聞く。帰宅した原田は戻っていた典子に吉浦の死を告げると共にアリバイを尋ねると、妹は「その日は街で友達と会っていた」と告げる。

    しかしその後の吉浦殺人事件の捜査会議では、ネックレスの持ち主である若い女性に殺人の嫌疑がかかる。典子に捜査の手が伸びるのも時間の問題と思った原田はすぐさま帰宅し、妹に「兄ちゃんにだけは本当のことを言ってくれ!」と必死に訴える。すると典子は「あの日本当は吉浦の部屋に行った…」と自白し始め、原田は信じていた妹の嘘を知り愕然とする。「他の刑事に妹が捕まるくらいなら…」と考えた原田が典子に手錠をかけ、重い足取りで警察へと向かおうとしたその時、女の声で「吉浦殺しの犯人を知っています」と電話が入る。電話の主を訪ねた原田は、そこで真犯人の正体を知る。後日、退職願を出した原田は東京を後にし、故郷へと帰っていくのだった。

    キャスト

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    スタッフ

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    ロケ地

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    作品の評価

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    興行成績

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    映画年鑑1976年版には「ヒット曲から題名を頂いての『昭和枯れすすき』を野村芳太郎が監督したが、興行的には失敗に終わった」と書かれている[4]

    脚注

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    注釈

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    1. ^ “英夫”という名前は、最終盤に判明する。

    出典

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    関連項目

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    外部リンク

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