寺尾聰
てらお あきら 寺尾 聰 | |||||||||||||||
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生年月日 | 1947年5月18日(77歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本・神奈川県横浜市保土ケ谷区 | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
身長 | 176 cm | ||||||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優・ミュージシャン | ||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・演劇・AOR | ||||||||||||||
配偶者 |
范文雀(1973年 - 1974年) 星野真弓 | ||||||||||||||
著名な家族 | 宇野重吉(父) | ||||||||||||||
事務所 | 寺尾事務所 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『同胞』 『男はつらいよ』 『乱』 『夢』 『まあだだよ』 『失楽園』 『雨あがる』 『阿弥陀堂だより』 『半落ち』 『博士の愛した数式』 『亡国のイージス』 『さまよう刃』 『ラーゲリより愛を込めて』 テレビドラマ 『おくさまは18歳』 『大都会』 『大都会 PARTIII』 『西部警察』 『太陽にほえろ!PART2』 『合い言葉は勇気』 『こころ』 『優しい時間』 『軍師官兵衛』 『ようこそ、わが家へ』 『仰げば尊し』 『陸王』 『特捜9』 『ラストマン-全盲の捜査官-』 教養番組 『世界遺産』(ナレーション) | |||||||||||||||
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寺尾 聰︵てらお あきら、1947年︿昭和22年﹀5月18日 - ︶は、日本の俳優・ミュージシャン。所属事務所はホリプロダクション→石原プロモーション→寺尾事務所︵自らの個人事務所︶。父は俳優の宇野重吉。既婚。3児の父。
神奈川県横浜市保土ケ谷区出身。目黒区立第十中学校、和光学園、法政大学第二高等学校、文化学院卒業。
来歴[編集]
劇団民藝の創設者である宇野の長男として生まれたが、この境遇に反発し音楽に傾倒。1965年に奥島吉雄、林廉吉らが結成したカレッジ・フォーク・グループ﹁ザ・サベージ﹂に加入し、ベースを担当した。1966年に﹁いつまでもいつまでも﹂でレコードデビュー、この曲と2枚目の﹁この手のひらに愛を﹂が大ヒットするが、すぐにグループを脱退した。 1968年、三保敬太郎を中心としてザ・ホワイト・キックスというグループ・サウンズに参加、シングルを1枚出して解散。同年には、石原裕次郎製作・主演の映画﹃黒部の太陽﹄で俳優デビューを果たす。石原軍団入りするきっかけは、当初宇野の主宰する劇団民藝に一研修生として入団を希望したが、宇野本人から﹁たとえ研修生扱いでもマスコミは親の七光りとして見るだろう﹂という理由で、宇野と懇意だった石原を紹介されたという[1]。 これを機に裕次郎の門下となり、石原軍団の若手有望株として、主にテレビドラマに出演、青春ものドラマなどで二枚目半的な役柄を演じることが多かった。また、﹃大都会﹄では新聞記者、﹃大都会 PARTIII﹄︵日本テレビ︶、﹃西部警察﹄︵テレビ朝日︶など、石原プロモーション制作のアクションドラマでは刑事役で活躍した。このころはサングラスをかけ、ニヒルな表情がトレードマークだった。 ソロとしての歌手活動では、ヨコハマタイヤのCM曲だった﹁SHADOW CITY﹂のほか﹁ルビーの指環﹂﹁出航 SASURAI﹂が大ヒットし、﹁ルビーの指環﹂は第23回日本レコード大賞をはじめとする多くの賞を受賞した。これを含め、同時期に発表したソロアルバム﹃Reflections﹄は、当時のアルバムセールスを更新する︵164万枚。井上陽水の﹃氷の世界﹄の売り上げ記録を8年ぶりに更新し、以後1990年に松任谷由実﹃天国のドア﹄に破られるまでトップであった︶空前の大ヒットとなり、本格的に音楽活動を再開することとなった。 しかし、音楽活動についてのスタンスの相違で、石原プロ首脳︵小林正彦専務︶と寺尾との関係が悪化し、最終的には﹁勘当﹂という表現で退所となる[2]。なお、退所後も石原個人との感情的な溝はなく、寺尾・石原プロの双方とも共演NGとはなっていない。 退所後、1980年代後半から黒澤明が監督した﹃乱﹄﹃夢﹄﹃まあだだよ﹄に続けて出演。2001年、黒澤の遺稿を映画化した﹃雨あがる﹄に主演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。2005年にも﹃半落ち﹄での演技で同賞の2度目の受賞を果たした。日本レコード大賞ならびに日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の両方の獲得経験者は寺尾のみである︵2022年現在︶。 退所後も音楽活動を続け、1987年頃よりレコードのリリースが停止したが、2005年7月7日、CLUB CITTA︵神奈川県川崎市︶でのライヴを期に、18年ぶりとなる歌手活動を再開した[3]。現在でも、ステージでジャズベースをプレイしており、﹁ザ・サベージ﹂時代と変わらぬ腕前を披露している。アルバム﹃Re-Cool Reflections﹄も発売され、メロウな歌声を聴かせている。2007年1月に、NHK総合テレビで放送された﹃SONGS﹄に出演、アルバム﹃Reflections﹄収録曲や﹁ルビーの指環﹂を新アレンジで披露した[4]。 2007年12月31日の﹃第58回NHK紅白歌合戦﹄に出場した。紅白出場は、1981年から実に26年ぶりで、通算2回目[5]。 2008年4月、紫綬褒章を受章。父の宇野重吉も紫綬褒章を受章しており、父子2代での受章となった。2018年11月、秋の叙勲で旭日小綬章を受章[6]。 2023年12月31日、﹃第74回NHK紅白歌合戦﹄内のテレビ放送70年を記念した特別企画﹁テレビが届けた名曲たち﹂にて﹁ルビーの指環﹂を歌唱[7]。3度目の出場となった。人物[編集]
父は俳優の宇野重吉。妻は﹃西部警察﹄で共演した元モデルの星野真弓。1979年秋の資生堂CM﹃微笑の法則﹄などに出演したが、結婚を機に引退した[2]。前妻は范文雀。﹃2丁目3番地﹄で共演し、1973年に結婚するも、翌年離婚した[1]。賞詞[編集]
- 第23回日本レコード大賞 - 大賞・金賞・作曲賞
- 第12回 日本歌謡大賞 - 大賞
- 第8回 FNS歌謡祭 - グランプリ
- 第14回 全日本有線放送大賞 - 上半期グランプリ、年間有線音楽賞
- 第7回 あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 - グランプリ
- 第7回 日本テレビ音楽祭 - グランプリ
- 第19回 ゴールデン・アロー賞 - 音楽賞
- 第21回日本アカデミー賞 - 優秀助演男優賞 『失楽園』
- ファジル国際映画祭 - 優秀男優賞
- 第13回 日刊スポーツ映画大賞 - 主演男優賞
- 第24回日本アカデミー賞 - 最優秀主演男優賞 『雨あがる』
- 第26回日本アカデミー賞 - 優秀主演男優賞 『阿弥陀堂だより』
- 第47回 ブルーリボン賞 - 主演男優賞
- 第28回日本アカデミー賞 - 最優秀主演男優賞 『半落ち』
- 第30回日本アカデミー賞 - 優秀主演男優賞 『博士の愛した数式』
- 紫綬褒章 (2008年)
- 第19回 日本映画批評家大賞 - 主演男優賞 『さまよう刃』
- 旭日小綬章(2018年)[8]
歌手活動[編集]
寺尾 聰 | |
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出生名 | 寺尾 聰 |
生誕 | 1947年5月18日(77歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
学歴 | 文化学院卒業 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1964年 - |
レーベル | |
事務所 | 寺尾音楽事務所 |
公式サイト | Akira Terao Official Web Site |
ザ・サベージとしての作品は「ザ・サベージ#ディスコグラフィー」を、ザ・ホワイト・キックスとしての作品は「ザ・ホワイト・キックス#ディスコグラフィー」を参照
シングル[編集]
発売日 | 品番 | 面 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | ||
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テイチク/ユニオンレコード | |||||||
1st | 1970年7月1日 | US-671-J | A | ママに内緒の子守唄 | 寺尾聰 | 村尾敞英 | |
B | 二人の風船 | ||||||
東芝EMI/EXPRESS | |||||||
2nd | 1974年10月20日 | ETP-20063 | A | ほんとに久しぶりだね | ケン村田 | ミッキー吉野 | |
B | 何処かへ | 寺尾聰 | |||||
3rd | 1980年8月5日 | ETP-17018 | A | SHADOW CITY | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | 予期せぬ出来事 | ||||||
4th | 1980年10月21日 | ETP-17075 | A | 出航 SASURAI | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | ダイヤルM | ||||||
5th | 1981年2月5日 | ETP-17114 | A | ルビーの指環 | 松本隆 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | CINEMA HOTEL | ||||||
6th | 1982年12月1日 | ETP-17435 | A | Long distance Call 長距離電話 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | 夏の終りに… Passing Summer | ||||||
7th | 1983年10月21日 | ETP-17557 | A | 飛行少年 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | 雨の風景 | ||||||
8th | 1983年12月1日 | ETP-17560 | A | 回転扉 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
B | まさか・Tokyo | ||||||
9th | 1985年6月21日 | ETP-17732 | A | 恋のトランス・コスモス | 有川正沙子 | 寺尾聰 | |
B | 九月 | ||||||
10th | 1986年12月20日 | ETP-17913 | A | インター・チェンジ | 有川正沙子 | 高水健司 | |
B | 季節風 | ||||||
11th | 1987年4月22日 | ETP-17952 | A | 砂漠 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 倉田信雄 |
B | Midnight Hunter | ||||||
avex io | |||||||
12th | 2006年12月6日 | IOCA-20203 | 1 | Re-Cool HABANA EXPRESS | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 |
2 | Re-Cool HABANA EXPRESS (Instrumental) | - |
コラボレーションシングル[編集]
名義 | 発売日 | 品番 | 面 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | |
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寺尾聰VS田辺靖雄 | 1977年8月5日 | ETP-10269 | A | 16の夏 | 寺尾聰 & 田辺靖雄 | ミッキー吉野 鈴木康博(コーラスアレンジ) |
コーラスはオフコースが担当。 | |
B | 坂道を登ると | 鈴木茂 |
アルバム[編集]
オリジナルアルバム[編集]
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
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テイチク/ユニオンレコード | |||||
1st | 1970年 | 二人の風船/恋人と一緒に聴いて下さい | LP | UPS-5235-J | |
東芝EMI/EXPRESS | |||||
2nd | 1981年4月5日 | Reflections | LP | ETP-90058 | |
CT | ZT28-755 | ||||
2007年5月16日 | Reflections+4 | CD | TOCT-26252 | ||
3rd | 1983年12月1日 | Atmosphere (Reflections2) | LP | ETP-90260 | |
CT | ZH28-1375 | ||||
4th | 1987年2月4日 | Standard | LP | ETP-90447 | |
CT | ZH28-1777 | ||||
CD[注 1] | CA32-1366 |
ライヴアルバム[編集]
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
東芝EMI/EXPRESS | |||||
1st | 1984年3月1日 | SPECIAL LIVE IN TOKYO | LP | ETP-90272 | |
CT | ZT28-1400 | ||||
avex io | |||||
2nd | 2012年6月13日 | Flying Bassman COVER LIVE RECORDING AT ROPPONGI | CD | IOCA-20344 |
セルフカヴァーアルバム[編集]
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
avex io | |||||
1st | 2006年12月20日 | Re-Cool Reflections | SA-CDハイブリッド | IOCA-20195 |
企画盤[編集]
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
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東芝EMI / EXPRESS | |||||
1st | 1985年1月19日 | Reflections / Atmosphere REFLECTIONS2 | CD | CT22-5037/8 |
ベストアルバム[編集]
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
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東芝EMI / EXPRESS | |||||
1st | 1985年1月19日 | BEST OF AKIRA TERAO | CD | CA35-1101 | |
2nd | 1987年9月25日 | 寺尾聰 ニュー・ベストナウ | CD | CT32-9001 | |
3rd | 1998年5月13日 | TWIN BEST | CD | TOCT-10280/1 | |
4th | 2000年6月21日 | 2000 BEST 寺尾聰 | CD | TOCT-24359 | |
4th | 2003年3月19日 | 寺尾聰 ゴールデン☆ベスト | CD | TOCT-10905 | |
5th | 2005年6月29日 | CD & DVD THE BEST 寺尾聰 | CD | TOCT-25681 | |
テイチクエンタテインメント | |||||
6th | 2006年5月24日 | 寺尾聰アンソロジー1966-1987 | CD | TECH-25119 |
タイアップ[編集]
曲名 | タイアップ | 収録作品 |
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ほんとに久しぶりだね | NHK『おおさか・三月・三年』主題歌[注 2][10] | シングル「ほんとに久しぶりだね」 |
SHADOW CITY | ヨコハマタイヤ『ASPEC』CMソング | シングル「SHADOW CITY」 |
出航 | ヨコハマタイヤ『GRANDPRIX』CMソング | シングル「出航 SASURAI」 |
平松剛法律事務所「あしたを、明るい日にしよう。」編CMソング[11][12] | ||
ルビーの指環 | ヨコハマタイヤ『ASPEC』CMソング | シングル「ルビーの指環」 |
キリン『ラガー』CMソング[13] | ||
Re-Cool HABANA EXPRESS | ミュゥモ CMソング[14] | シングル「Re-Cool HABANA EXPRESS」 |
歌手としてのテレビ出演[編集]
●ザ・ベストテン︵TBS︶- ﹁ルビーの指環﹂12週連続1位︵1981年・年間第1位︶ ●※1985年には久米宏が降板に伴う代理司会を担当。 ●ザ・トップテン︵日本テレビ︶ ●夜のヒットスタジオ︵フジテレビ︶ ●第23回輝く!日本レコード大賞︵TBS、1981年12月31日︶ ●第32回NHK紅白歌合戦︵NHK、1981年12月31日︶ ●パナソニックスペシャル HAPPY Xmas SHOW︵日本テレビ、2006年12月24日︶ ●SONGS︵NHK、2007年1月2日︶ ●第58回NHK紅白歌合戦︵NHK、2007年12月31日︶ ●The Covers’ Fes.2020 ︵NHK、2020年12月27日︶ ●第74回NHK紅白歌合戦︵NHK、2023年12月31日︶出演作品[編集]
テレビドラマ[編集]
●愛ある限り︵1969年、フジテレビ︶ - 順太郎 ※父親 宇野重吉と共演 ●銀河テレビ小説︵NHK︶ ●大風呂敷︵1970年︶ ●港の詩︵1971年︶ ●おおさか・三月・三年︵1974年︶ ●ある日鳥のように︵1976年︶ - 一郎 ●友情︵1977年︶ ●おくさまは18歳︵1970年 - 1971年、TBS︶ - 教師 貝沼先生 ●男は度胸︵1970年 - 1971年、NHK総合︶ ●2丁目3番地︵1971年、日本テレビ︶ ●美人はいかが?︵1971年 - 1972年、TBS︶ ●3丁目4番地︵1972年、日本テレビ︶ ●天下のおやじ︵1974年、日本テレビ︶ ●大河ドラマ︵NHK︶ ●国盗り物語︵1973年︶ - 徳川家康︵若年期︶ ●花神︵1977年︶ - 小山良庵 ●軍師官兵衛︵2014年︶ - 徳川家康︵中年期︶ ●鬼平犯科帳︵1969年 - 1972年、NET︶ - 粂八 ●バラ色の人生︵1974年、TBS︶ - 一作 ●およね平吉時穴道行︵1977年、NHK︶ ●大都会 闘いの日々︵1976年、日本テレビ︶ - 東洋新聞城西署記者クラブ・日高記者 ●いろはの"い"︵1976年 - 1977年、日本テレビ︶ - タイムス社会部・小泉明夫記者︵ハイドン︶ ●太陽にほえろ! 第253話﹁生きがい﹂︵1977年、日本テレビ︶ - 西本刑事 ●大都会 PARTIII︵1978年 - 1979年、日本テレビ︶ - 城西署捜査課・牧野次郎刑事︵ジロー︶ ●西部警察︵1979年 - 1982年、テレビ朝日︶ - 西部署捜査課・松田猛︵マツダタケシ︶刑事︵リキ︶ ●火曜サスペンス劇場 / 女子高校生への鎮魂曲︵1983年、日本テレビ︶ ●法医学教室の午後︵1985年、日本テレビ︶ - 医者 ●法医学教室の長い一日︵1986年、日本テレビ︶ ●太陽にほえろ!PART2︵1986年 - 1987年、日本テレビ︶ - ﹁七曲署﹂捜査一係・喜多収刑事︵オサムさん︶ ●刑事貴族 第1話︵1990年、日本テレビ︶ - 須藤刑事 ●土曜ワイド劇場 / 牟田刑事官事件ファイル9︵1988年、テレビ朝日︶ ●文五捕物絵図 男坂界隈︵1991年、日本テレビ︶ - 丑吉 ●金曜エンタテイメント / 収容所から来た遺書︵1993年、フジテレビ︶ - 山本幡男 ●土曜ワイド劇場 / タクシードライバーの推理日誌4幸福の代償 妻と別れたい男の殺人契約!?︵1994年、テレビ朝日︶ - 井狩慎矢 ●清水次郎長物語︵1995年、CX︶ - 小政 ●忠臣蔵︵1996年、フジテレビ︶ - 寺坂吉右衛門 ※ナレーションも兼任 ●御家人斬九郎 第3シリーズ 第2話﹁虎退治﹂︵1997年、フジテレビ / 映像京都︶ - 尼子兵衛之助 ●藤沢周平の用心棒日月抄︵1997年、テレビ朝日︶ - 細谷源太夫 ●上杉鷹山〜二百年前の行政改革〜︵1998年、NHK正月時代劇︶ - 儒学者・細井平洲 ●夜逃げ屋本舗 ︵1999年3月、日本テレビ︶ - 第10話 ●合い言葉は勇気︵2000年7月 - 9月、フジテレビ︶ ●陰陽師︵2001年、NHK︶ - 蘆屋道満 ●盤嶽の一生 第7話﹁じゃじゃ馬馴らし﹂︵2002年︶-僧侶 ●こころ︵2003年、NHK連続テレビ小説︶ ●恋文 〜私たちが愛した男〜︵2003年、TBS︶ ●水曜プレミア / 夜回り先生︵2004年10月27日、TBS︶ - 水谷修 ●弟︵2004年、テレビ朝日︶[注 3] ●優しい時間︵2005年1月 - 3月、フジテレビ︶ - 主演・涌井勇吉 ●刑事部屋〜六本木おかしな捜査班〜︵2005年7月 - 9月、テレビ朝日︶ - 鵜飼遊佑 ●土曜ドラマ / 刑事の現場︵2008年3月1日 - 3月29日、NHK︶ - 主演・伊勢崎彰一 ●CHANGE︵2008年5月12日 - 7月14日、フジテレビ︶ - 神林正一 ●松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ・火と汐︵2009年12月21日、TBS︶ - 主演・熊代繁 ●宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 第1夜 理由 ︵2012年5月7日、TBS︶ - 主演・吉田達夫 ●土曜ドラマ / 永遠の泉︵2012年6月16日、NHK︶ - 主演・山内 ●水曜ミステリー9 / 松本清張没後20年特別企画・留守宅の事件︵2013年4月24日、テレビ東京︶ - 主演・石子隆明 ●金曜プレステージ︵フジテレビ︶ ●事件屋稼業︵2013年5月17日︶ - 主演・深町丈太郎 ●事件屋稼業2︵2014年1月31日︶ - 主演・深町丈太郎 ●ドラマW / チキンレース︵2013年11月10日、WOWOW︶ - 主演・飛田譲 ●松本清張 球形の荒野︵2014年3月9日、BS日テレ︶ - 野上顕一郎 ●松本清張ドラマスペシャル・死の発送︵2014年5月30日、フジテレビ︶ - 山崎治郎 ●ようこそ、わが家へ︵2015年4月 - 6月、フジテレビ︶ - 倉田太一 ●信長燃ゆ︵2016年1月2日、テレビ東京︶ - 近衛前久 [15] ●仰げば尊し︵2016年7月 - 9月、TBS︶ - 主演・樋熊迎一 [16] ●特集ドラマ 喧騒の街、静かな海︵2016年7月18日、NHK総合 / NHK大阪︶ - 海老沢淳 ●カインとアベル︵2016年11月 - 12月、フジテレビ︶ - 高田宗一郎 ※ 平幹二朗の代役[17] ●琥珀 ︵2017年9月15日、テレビ東京︶ - 荒井敏男 ●陸王︵2017年10月 - 12月、TBS︶ - 飯山晴之 ●白日の鴉シリーズ︵テレビ朝日系列︶ - 五味陣介 役 ●スペシャルドラマ 白日の鴉︵2018年1月11日︶ ●スペシャルドラマ 白日の鴉2︵2020年5月10日︶ ●特捜9︵2018年4月11日 - 、テレビ朝日︶ - 宗方朔太郎 [18] ●白い巨塔︵2019年、テレビ朝日︶ - 東貞蔵 ●そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~︵2020年1月3日、NHK︶ - 中江半十郎 ●人生最高の贈りもの︵2021年1月4日、テレビ東京︶ - 笹井亮介 ●24時間テレビスペシャルドラマ 無言館︵2022年8月27日、日本テレビ︶ - 野見山暁治 役 ●ラストマン-全盲の捜査官-︵2023年4月23日 - 6月25日、TBS︶ - 護道清二 役[19][20]映画[編集]
●黒部の太陽︵1968年︶ - 森賢一 ●愛の化石︵1970年︶ - 並木 ●喜劇 男は愛嬌 ︵1970年︶ - 曽我民夫 ●甦える大地︵1971年︶ - 土屋 ●湯けむり110番 いるかの大将︵1972年︶ - 秋沢五郎 ●チョットだけョ全員集合!!︵1973年︶ - 矢代五郎 ●同胞︵1975年︶ - 主演・斉藤高志 ●男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け ︵1976年︶ - 観光係員、父親宇野重吉と共演 ●男はつらいよ 寅次郎と殿様 ︵1977年︶ - 巡査 ●男はつらいよ 寅次郎の休日︵1990年︶ - 一男(満男の彼女泉の父親役) ●サチコの幸 ︵1976年︶ - 広沢 ●分校日記 イーハトーブの赤い屋根︵1978年︶ - 桜井喜八 ●迷走地図︵1983年︶ - 土井伸行 ●危険な女たち︵1985年︶ - 棚瀬秀雄 ●乱︵1985年︶ - 一文字太郎孝虎 ●テイク・イット・イージー︵1986年︶ - 池谷浩一 ●星の牧場︵1987年︶ - 主演・モミイチ ●ロックよ、静かに流れよ︵1988年︶ - 磯山 ●夢 ︵1990年︶ - 主演・私 ●花のズッコケ児童会長︵1991年︶ - 宅和源太郎 ●まあだだよ︵1993年︶ - 沢村 ●新宿欲望探偵︵1994年︶ - 主演・草薙凰介 ●釣りバカ日誌7︵1994年︶ - 宮本竜太 ●裏ゴト師︵1995年︶ - 神崎徹 ●モスラ︵1996年︶ - 医者 ●失楽園︵1997年︶ - 衣川和記 ●CAT'S EYE キャッツ・アイ︵1997年︶ - 黒田龍太郎 ●二宮金次郎物語 愛と情熱のかぎり︵1998年︶ - 金次郎の父 ●雨あがる︵2000年︶ - 主演・三沢伊兵衛 ●サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS︵2001年︶ - 東隆之 ●日本の黒い夏─冤罪︵2001年︶ - 神部俊夫 ●東京マリーゴールド︵2001年︶ - 邦夫 ●阿弥陀堂だより︵2002年︶ - 主演・上田孝夫 ●半落ち︵2003年︶ - 主演・梶聡一郎 ●CASSHERN︵2004年︶ - 東博士 ●亡国のイージス︵2005年︶ - 宮津弘隆 ●イントゥ・ザ・サン︵2005年︶ - 松田 ●博士の愛した数式︵2006年︶ - 主演・博士 ●魂萌え!︵2007年︶ - 関口隆之 ●さまよう刃︵2009年︶ - 主演・長峰重樹 ●ラーゲリより愛を込めて︵2022年︶- 山本顕一︵壮年期︶ ●こんにちは、母さん︵2023年︶- 荻生直文劇場アニメ[編集]
●屋根裏のラジャー︵2023年12月15日公開︶ - 老犬[21]その他[編集]
ドラマ以外のテレビ出演[編集]
●いい旅・日本︵TBSテレビ︶リポーター ●関口宏のサンデーモーニング新春スペシャル'95 1995年1月3日 ●ギミア・ぶれいく︵TBSテレビ︶リポーター ●知ってるつもり?!︵日本テレビ︶コメンテーター ●生きている遠野物語︵IBC岩手放送︶ナビゲーター ●連想ゲーム︵NHK総合︶初期の準レギュラーNHK紅白歌合戦出場歴[編集]
年度 | 放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 歌手別視聴率 |
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1981年 | 第32回 | 初 | ルビーの指環 | 11/22 | 五輪真弓 | 不明 |
2007年 | 第58回 | 2 | ルビーの指環(2回目) | 13/27 | 平原綾香 | 38.2% |
2023年 | 第74回 | 3 | ルビーの指環(3回目) | 特別企画 | (対戦相手なし) | 33.4%(7位) |
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ナレーション[編集]
ラジオ[編集]
コマーシャル[編集]
- バファリン(ライオン歯磨) - 当時の妻・范文雀と共演(1973年)
- スバル・レガシィ(富士重工業) - ナレーション(2002年)
- クレバリーホーム - ナレーション(2003年)
- ダイワハウス - 大学教授役で出演(2005年)
- 麒麟麦酒 - CM中で「ルビーの指環」をセルフカバー(2006年)
- リポビタンfine(大正製薬) - 夏木マリ・小栗旬・原沙知絵と共演(2007年 - )
- プラチナ・ギルド・インターナショナル(2007年 - )
- 森永乳業・パルム(2008年 - )
- iPad 2(Apple) - ナレーション(2011年)
- プライムリッチ(アサヒビール) - 「ラストダンスは私に」をカバー&ナレーション(2018年)
- 平松剛法律事務所(2019年)[22]
- 新昭和グループ(2021年)
PV[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
(一)^ CD盤のみ﹁恋のトランス・コスモス﹂が収録されている。
(二)^ レコードジャケットには﹃NHK“大阪、三月、三年”挿入歌﹄と表記されている。
(三)^ かつての所属事務所の社長、石原裕次郎の若き日を描いたドラマで、原作は石原の実兄・石原慎太郎。寺尾は宝酒造﹁松竹梅﹂のCM撮影に臨む宇野重吉の役で出演︵つまり息子が父を演じている︶。かつて放映されていた﹁松竹梅﹂のCF︵石原が寺の住職︵宇野︶を訪ね、一緒に﹁松竹梅﹂を呑む︶を見事に再現した。このドラマで石原を演じたのは徳重聡。なお、そのシーンの後のCMでは、当時の本物︵石原と宇野︶の映像がそのまま放映されるという粋な見方でもあった。寺尾は、実父・宇野重吉の役だけは他の誰にも渡したくなかったという。
出典[編集]
(一)^ ab青志社﹁石原プロ社史﹂P209
(二)^ ab青志社﹁石原プロ社史﹂P211
(三)^ “Akira Terao Official Web Site”. at-style.com. 2024年1月3日閲覧。
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(五)^ “NHK紅白歌合戦ヒストリー”. www.nhk.or.jp. 2024年1月3日閲覧。
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(七)^ 日本放送協会. “﹁テレビが届けた名曲たち﹂歌唱曲が決定!”. 第74回NHK紅白歌合戦. 2024年1月3日閲覧。
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(11)^ “CMギャラリー”. 平松剛法律事務所. 2021年12月6日閲覧。
(12)^ あしたを、明るい日にしよう - YouTube
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(16)^ “寺尾聰&多部未華子、TBS日曜劇場で初共演 実在の弱小吹奏楽部モチーフ”. クランクイン! (ハリウッドチャンネル). (2016年6月3日) 2016年6月3日閲覧。
(17)^ “﹃カインとアベル﹄平幹二朗さん代役に寺尾聰”. ORICON STYLE. (2016年10月31日) 2016年10月31日閲覧。
(18)^ “﹁特捜9﹂新班長・寺尾聰!井ノ原快彦、初共演に感激”. ORICON NEWS. シネマトゥデイ (2018年3月27日). 2018年4月4日閲覧。
(19)^ “福山雅治の主演ドラマ﹁ラストマン﹂で吉田羊が凄腕警察官に、寺尾聰は大泉洋の父役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
(20)^ “今田美桜TBS日曜劇場﹁ラストマン-全盲の捜査官-﹂で福山雅治と初共演﹁緊張感があります﹂”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年3月18日) 2023年3月18日閲覧。
(21)^ “寺尾聰、杉咲花がスタジオポノック新作﹁屋根裏のラジャー﹂に仲間入り”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年10月23日). 2023年10月23日閲覧。
(22)^ 平松剛法律事務所CMギャラリー
関連項目[編集]
- 1970年の音楽#デビュー - (ソロデビュー)同じ年にデビューした歌手
外部リンク[編集]
- 寺尾 聰 公式サイト
- 寺尾聰 - KINENOTE
- 寺尾聰 - テレビドラマデータベース
- 寺尾聰 - NHK人物録