コンテンツにスキップ

朝顔 (源氏物語)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

朝顔(あさがお)は、

  1. 源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第20帖。巻名は光源氏と朝顔の歌「見しおりのつゆわすられぬ朝顔の花のさかりは過ぎやしぬらん」および「秋はてて霧のまがきにむすぼほれあるかなきかにうつる朝顔」による。朝顔がムクゲ(槿)の古称でもあることから、まれに「槿(あさがお)」と表記されることがある。
  2. この巻のヒロインともなっている作中人物の通称。桃園式部卿宮の姫君。後述。
源氏物語五十四帖
各帖のあらすじ
 帖     名     帖     名   
1 桐壺 28 野分
2 帚木 29 行幸
3 空蝉 30 藤袴
4 夕顔 31 真木柱
5 若紫 32 梅枝
6 末摘花 33 藤裏葉
7 紅葉賀 34 若菜
8 花宴 35 柏木
9 36 横笛
10 賢木 37 鈴虫
11 花散里 38 夕霧
12 須磨 39 御法
13 明石 40
14 澪標 41 雲隠
15 蓬生 42 匂宮
16 関屋 43 紅梅
17 絵合 44 竹河
18 松風 45 橋姫
19 薄雲 46 椎本
20 朝顔 47 総角
21 少女 48 早蕨
22 玉鬘 49 宿木
23 初音 50 東屋
24 胡蝶 51 浮舟
25 52 蜻蛉
26 常夏 53 手習
27 篝火 54 夢浮橋

あらすじ[編集]

『源氏物語絵巻』朝顔 光源氏と紫の上が雪遊びをする童女を眺めている

32

退

[]


槿槿

便

外部リンク[編集]