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源氏物語各帖のあらすじ

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源氏物語 > 源氏物語各帖のあらすじ




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1-12

婿

空白部分[編集]


13-17


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17 

宿

空蝉[編集]

(源氏17歳夏)

夏の夕暮、源氏は空蝉と義理の娘・軒端荻が碁を打つのを垣間見て、いよいよ慕情を掻き立てられる。夜に入って源氏が寝間に忍びこむと、空蝉はそれと察して衣だけを脱ぎ捨てて逃げる。蝉の抜殻のごとき着物を抱いて源氏は帰途につく。

夕顔[編集]


17- 


若紫[編集]


183-

宿

末摘花[編集]


18-19


紅葉賀[編集]


1810-197 

寿姿姿

花宴[編集]


20


[編集]


224-23

退

賢木[編集]


239-25


花散里[編集]


255 

殿

須磨流寓から都へ[編集]

須磨[編集]


263-273

姿

明石[編集]


273-288


澪標[編集]


2810-29 

調耀退

蓬生[編集]


28-294 


関屋[編集]

(源氏29歳9月)

夫に従って常陸に下っていた空蝉が帰京する。石山寺参詣の途次、その行列に行合わせた源氏は思わず歌の贈答を行う。

空白部分[編集]


30


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31 

殿

松風[編集]

(源氏31歳秋)

源氏は明石の御方に上洛をうながすが、身分を恥じる彼女はなかなか肯んじえない。入道の薦めによりやっと大堰川あたりの別邸へ忍んで上京した彼女を源氏は喜び迎え、姫君とも親子の対面を果たす。源氏に事情を聞いた紫の上はみずからに子のないことに引きくらべ嫉妬を覚えるが、ゆくゆくは姫君を紫の上の養女としようという源氏の言葉に喜ぶ。

薄雲[編集]


31-32 


朝顔[編集]


32- 

退

少女[編集]


334-3510

宿

玉鬘十帖[編集]


35-36


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353-12


初音[編集]

(源氏36歳正月)

年明けて六条院の優雅な初春の情景が描かれる。しかし源氏の元に年賀に来る若公達は、玉鬘の噂に気もそぞろである。

胡蝶[編集]


3634

宿

[編集]


365


常夏[編集]

(源氏36歳6月)

夏のある日、源氏は夕霧や若公達を招き、内大臣が玉鬘に対抗して最近引き取った娘・近江の君の悪趣味や無風流を揶揄し、その後撫子(常夏)の咲き乱れる御殿に玉鬘を訪ねる。

篝火[編集]

(源氏36歳7月)

秋のはじめのある夜、源氏は玉鬘に琴を教え、庭に篝火を焚かせて添臥する。しかし男女の関係にはならない。

野分[編集]


368

姿

行幸[編集]


3612-372


藤袴[編集]


37 


真木柱[編集]


37-3811 


六条院の完成と栄華[編集]

梅枝[編集]


39 

調

藤裏葉[編集]


393-10 


第二部[編集]

女三宮降嫁[編集]

若菜 上[編集]


39-413 


空白部分[編集]


41-47

退


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413-4712  

柏木[編集]


48- 


横笛[編集]

(源氏49歳春-秋)

秋、柏木の一周忌が営まれる。落葉の宮の後見をする夕霧はその礼として宮の母から柏木遺愛の横笛を贈られるが、その夜、夢に柏木があらわれて、自分が笛を贈りたいのは別人である(薫を示唆)と言う。夕霧は源氏にこのことを相談するが、源氏は言を左右にしてはっきりと答えないまま横笛を預かる。

鈴虫[編集]


50- 

殿

夕霧[編集]


50- 


源氏の死[編集]

御法[編集]


51-


[編集]

(源氏52歳正月-年末)

紫の上亡き後の源氏の一年を四季の風物を主として叙情的に描く。年末に源氏は出家の意志をかため、女君たちとの手紙を焼き捨てる。

雲隠[編集]


宿

第三部[編集]

源氏死後の世界[編集]

匂宮(「匂兵部卿」)[編集]


14-20


紅梅[編集]


24


竹河[編集]


14-23


宇治十帖[編集]


20-28

調

橋姫[編集]


20-2210


椎本[編集]


232-24


総角[編集]


248-


早蕨[編集]

(薫25歳春)

翌年、大君のが明けて中君は匂宮の元に引き取られる。薫は後見として彼女のために尽くすが、それがかえって匂宮に疑われる。

宿木[編集]

(薫24歳春-26歳4月)

匂宮と夕霧の娘・六の君が結婚し、懐妊中の中君は行末を不安に思う。それを慰めるうちに彼女に恋情を抱き始めた薫に中君は当惑するが、無事男子を出産して安定した地位を得る。一方で薫は今上帝の皇女・女二宮と結婚するが傷心は癒されない。しかし初瀬詣の折に、故大君に生き写しである中君の異母妹・浮舟を垣間見て、心を動かされる。

東屋[編集]


26


浮舟[編集]

(薫27歳春)

浮舟への執心やまぬ匂宮は、中君への手紙から彼女の居所を察し、薫を装って宇治に赴き、強引に浮舟との関係を結ぶ。やがて浮舟も宮を憎からず思うようになるが、何も知らない薫は彼女を京に移そうと準備を始め、匂宮もこれに対抗してみずからのもとに彼女を連れ去る計画を立てる。その結果、匂宮とのことは薫の知るところとなり、裏切りをなじる歌を贈られた浮舟は二人の男のあいだで懊悩する。

蜻蛉[編集]


27-


手習[編集]


273-28


夢浮橋[編集]

(薫28歳夏)

薫は横川に赴き、対面を浮舟に求めるが僧都に断られ、還俗を求める手紙を浮舟の弟・小君に託す。しかし浮舟は一切を拒んで仏道への専心を願い、返事さえしない。浮舟に心を残しつつ薫は横川を去る。

関連項目[編集]