浪花いろは節
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「浪花いろは節」 | ||||
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関ジャニ∞ の シングル | ||||
初出アルバム『感謝=∞』 | ||||
B面 | Cool magic city | |||
リリース | ||||
規格 | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | テイチクレコード | |||
ゴールドディスク | ||||
ゴールド(日本レコード協会) | ||||
チャート最高順位 | ||||
関ジャニ∞ シングル 年表 | ||||
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﹃浪花いろは節﹄︵なにわいろはぶし︶は、関ジャニ∞の楽曲[5][6][7][8][9]。テイチクレコードから1枚目のシングルとして、2004年8月25日に関西地区限定で発売され[5][6][7]、同年9月22日には全国で発売された[8][9][10][11]。本作をもってメジャーデビューを果たした[5][8]。
概要[編集]
●自身のメジャーデビュー作、かつデビューシングルである。 ●CDは関西限定盤、全国盤の1形態ずつで発売。 ●グループ結成時から使用してきたグループ名である﹁関ジャニ詳細は「#デビューの経緯」を参照
・テレビ東京系﹃裏ジャニ﹄のエンディング・テーマとして起用された[13]。
・両形態共通のカップリングとして﹁Cool Magic City﹂を収録[14][15]。
・全国盤の初回プレスには、NEWS︵小山慶一郎、山下智久、増田貴久、加藤成亮、手越祐也、草野博紀︶・KAT-TUN︵亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一︶からのメッセージCDが付属し、デビューを祝う内容が収められている[注 1][8]。
・本作全国盤の発売日である9月22日は、関ジャニ∞の全国メジャーデビュー日であるほか、当時メンバーの渋谷すばるの誕生日でもある。
・2024年1月1日、デビュー20周年を記念し、過去にリリースされた全楽曲が各種音楽ダウンロードサービス、サブスクリプションサービスで配信されることに伴い、表題曲﹁浪花いろは節﹂がベストアルバム﹃8EST﹄の収録曲、同年1月24日には同曲がミニアルバム﹃感謝=∞﹄の収録曲[注 2]として配信開始され、同年1月31日には本作の全収録曲の配信も開始された[16][17][18]。
デビューの経緯[編集]
●2004年7月29日、都内で会見を行い、デビューが発表された[5]。 ●ジャニーズ事務所に所属するアーティストが演歌でデビューするのは初であり、当時同事務所の社長であったジャニー喜多川は﹁日本には演歌が必要。これをきっかけにブームが起きればと思っています﹂と抱負を語り、発売レコード会社であるテイチクエンタテインメントの飯田久彦社長も﹁演歌という枠にとどまらない、新しいジャンルをつくることにつながれば﹂とコメントした[5]。 ●ジャニー喜多川は関ジャニ∞に対し﹁面白いキャラクターを持つグループ。新しい試みをさせたかった﹂と明かし、購買層が中高年中心である演歌界に﹁演歌の魅力を若い層にも広げたい﹂と参入のプランを立てた[5]。一方でテイチクエンタテインメント側は、﹁新しいスタイルの演歌を確立できる﹂とジャニーズとのタッグを快諾した[5]。 ●関西限定盤の発表当時は﹁反響次第で全国発売の可能性もある﹂としていたが[5]、全国からも発売を切望する声が起きる等の反響を受け、全国での発売が決定した[8]。 ●2004年9月8日、本作の全国発売が決定し、前述のテイチクエンタテインメントのビルの屋上[19]でメンバーが会見を行った[8]。 ●渋谷は﹁地元関西を盛り上げることができたんで、その雰囲気を1人でも多くの人に轟かせてやろうと思ってます﹂とコメントした[8]。 ●大倉は﹁世界で信じられない事件が起きていますが、僕らの明るさ、元気さと勢いで吹き飛ばせたら﹂とコメントした[8]。 ●関西限定盤が売り切れの店が続出していたことに対し、横山は﹁売り切れの文字をみて﹃俺らスゲエなぁ﹄と自画自賛してました。大阪はこれだけ熱いんやと実感しました﹂とコメントした[8]。販売形態[編集]
●発売日‥2004年8月25日 ●関西限定盤︵TEJ-1‥CD︶ ●関西地区限定販売。 ●発売日‥2004年9月22日 ●通常盤‥初回プレス分︵TECH-8・CD-40888‥2CD︶ ●特典CD‥NEWS・KAT-TUNからのメッセージCD ●全国流通盤。 ●通常盤︵TECH-8‥CD︶ ●全国流通盤。 ●発売日‥2015年7月1日 ●通常盤‥再発売︵JACA-5520‥CD︶ ●自身の所属レコード会社を﹃テイチクエンタテインメント﹄から﹃INFINITY RECORDS﹄へ移籍したため、INFINITY RECORDSより再発売。 ●発売日‥2019年7月12日 ●通常盤‥十五催ハッピープライス盤︵JSNC-1501‥CD︶ ●自身の配信アプリ﹃関ジャニ∞アプリ﹄対応のため、15%オフでの再発売。 ●発売日‥2024年1月31日 ●配信作品 ●デビュー20周年を記念した音楽ダウンロードサービスおよびサブスクリプションサービスでの配信[16][17][18]。チャート成績[編集]
●オリコンチャート ●初週37,892枚を売り上げ、2004年9月6日付の﹁オリコン週間CDシングルランキング﹂で週間5位を獲得した[20]。 ●尚、演歌・歌謡部門では初登場1位を獲得した[20]。 ●演歌・歌謡チャートでのデビュー曲初登場1位は、島谷ひとみ﹃大阪の女﹄︵1999年︶以来、約5年振り史上2組目である[20]。 ●同チャートでの﹁順位﹂﹁売上枚数﹂共に演歌のデビュー曲としては歴代最高である[20]。 ●演歌デビュー曲としては史上初の同チャート総合部門初登場TOP10入りを果たした[20]。 ●その後、同年9月22日に全国盤が発売され、週間85,487枚を売り上げ、2004年10月4日付の﹁オリコン週間CDシングルランキング﹂で週間1位を獲得した[1][2]。 ●演歌が総合チャート1位を獲得するのは、石原裕次郎﹃北の旅人﹄︵1987年︶以来、約17年1か月振りである[1]。 ●尚、この様に全国盤は総合1位を獲得しているが、関西限定盤の発売が8月25日のため、初登場1位という形ではなく、﹁登場5週目の前週37位からの1位へのジャンプアップ﹂という形になった[1]。 ●オリコンシングルチャートの総合チャートにおいて、前週30位以下︵100位圏内︶からの翌週1位獲得は、天地真理﹃恋する夏の日﹄︵1973年、前週42位︶、ピンク・レディー﹃カメレオン・アーミー﹄︵1978年、前週88位︶以来、約25年10か月振り史上3作目である[1]。 ●2004年10月度﹁オリコン月間CDシングルランキング﹂で月間14位を獲得した[3]。 ●2004年度﹁オリコン年間CDシングルランキング﹂で年間49位を獲得した[4]。収録曲[編集]
(一)浪花いろは節 - [3:30] 作詞‥MASA 作曲・編曲‥馬飼野康二 ●テレビ東京系﹃裏ジャニ﹄エンディングテーマ[13] ●河内音頭をベースとした楽曲に、ラップを織り交ぜた新しい演歌である[1]。 ●メインボーカルは渋谷すばる、錦戸亮、内博貴が、ラップは丸山隆平・安田章大が務めた。 (二)Cool magic city - [4:11] 作詞‥TAKESHI 作曲‥関淳二郎 編曲‥吉岡たく ●CD収録にあたり、それまで歌詞にあった、スクーターの製品名﹁ベスパ﹂を含む一部分が、新たな歌詞に変更された。 (三)浪花いろは節 (オリジナル・カラオケ) ●CD作品のみ収録。収録作品[編集]
アルバム[編集]
浪花いろは節 ●1stミニアルバム﹃感謝=∞﹄ ●1stベストアルバム﹃8EST﹄ ●配信限定アルバム﹃関ジャニ∞のいろは﹄ ※5人の再録バージョン及び1ハーフバージョンを収録。 ●配信限定アルバム﹃関ジャニ∞のいろは2023﹄ ※5人の再録バージョン及び1ハーフバージョンを収録。シングル[編集]
浪花いろは節 ●24thシングル﹃涙の答え﹄(通常盤 初回プレス分) ※リミックス音源のメドレーの1曲として収録。映像作品[編集]
ライブ映像[編集]
浪花いろは節 ●1stライブDVD﹃Excite!!﹄ ●2ndライブDVD﹃Spirits!!﹄ ●舞台DVD﹃DREAM BOYS﹄ ●3rdライブDVD﹃Heat up!﹄ ●6thライブDVD﹃COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪﹄ ●9thライブDVD/Blu-ray﹃KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST 〜みんなの想いはどうなんだい?僕らの想いは無限大!!〜﹄ ●11thライブDVD/Blu-ray﹃十祭﹄ ●19thライブDVD/Blu-ray﹃十五祭﹄ Cool magic city ●1stライブDVD﹃Excite!!﹄ ●2ndライブDVD﹃Spirits!!﹄ ●3rdライブDVD﹃Heat up!﹄ ●9thライブDVD/Blu-ray﹃KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST 〜みんなの想いはどうなんだい?僕らの想いは無限大!!〜﹄ ●12thライブDVD/Blu-ray﹃関ジャニズム LIVE TOUR 2014≫2015﹄ ●19thライブDVD/Blu-ray﹃十五祭﹄(Blu-ray盤 特典Blu-ray) ●20thライブDVD/Blu-ray﹃KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT﹄(初回限定盤 特典DVD/Blu-ray)発売記念イベント[編集]
『浪花いろは節』大握手会 | |
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イベントの種類 | 音楽系イベント |
初回開催 | 2004年9月18日 |
会場 | Zepp Osaka |
主催 | テイチクエンタテインメント |
﹃﹃浪花いろは節﹄大握手会[21]﹄︵なにわいろはぶし だいあくしゅかい︶は、2004年9月18日にZepp Osakaで開催された、本作のリリースを記念したイベント[22][23]。
開催概要[編集]
●自身が握手会を行うのは初である[23]。 ●本イベントは、本作の関西限定盤がオリコンチャートの演歌・歌謡曲部門で初登場1位、総合5位を獲得した[注 3]ことに感謝するため、メンバーの希望で実現した[23]。 ●当時メンバーの渋谷すばるは﹁CDが売れたのはファンの方々のおかげ。感謝と、これからもよろしくという気持ちを込めて握手したい﹂とコメントした[23]。 ●本作の購入者全員が対象であり、封入された歌詞カードが入場券となっていた[22]。 ●会場となった大阪・Zepp Osakaから約2kmの長蛇の列が続く大盛況となり、来場者数は約4万人を動員した[22]。 ●開催当初は、本イベントの開始時間が当日13時30分からの予定だったが、予想を上回る人数が来場したため、開始時間を45分早め、12時45分から開催された[22]。最終的に当日の20時10分まで本イベントを行い、合計7時間25分のロングイベントとなった[22]。脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ abcdef“関ジャニ∞、演歌としては17年ぶりの1位に!!”. ORICON NEWS. (2004年9月28日) 2021年8月28日閲覧。
(二)^ ab“シングルランキング ウィークリーTOP30”. ORICON STYLE (2004年9月29日). 2004年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
(三)^ ab“シングルランキング マンスリーTOP30”. ORICON STYLE (2004年11月). 2004年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
(四)^ ab“邦楽シングル 年間ランキング”. ORICON STYLE (2004年). 2005年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。
(五)^ abcdefghi“関ジャニ8、関西限定で演歌CDデビュー”. 日刊スポーツ. (2004年7月30日). オリジナルの2004年8月3日時点におけるアーカイブ。 2021年8月11日閲覧。
(六)^ ab“﹁関ジャニ8﹂演歌でCDデビュー”. スポーツニッポン. (2004年7月30日). オリジナルの2004年8月5日時点におけるアーカイブ。 2022年9月29日閲覧。
(七)^ ab“関ジャニ8が河内音頭でデビュー”. スポーツ報知. (2004年7月29日). オリジナルの2004年8月24日時点におけるアーカイブ。 2022年9月14日閲覧。
(八)^ abcdefghi“関ジャニ8のデビュー曲﹁浪速いろは節﹂全国発売”. サンケイスポーツ. (2004年9月9日). オリジナルの2004年9月9日時点におけるアーカイブ。 2021年8月28日閲覧。
(九)^ ab“関ジャニ8﹁全国進出﹂﹁浪花いろは節﹂”. スポーツ報知. (2004年9月9日). オリジナルの2004年9月9日時点におけるアーカイブ。 2022年9月14日閲覧。
(十)^ “プロのためにも!ジャニーズ9・11野球大会 あのヒット曲がついに全国発売”. スポーツニッポン. (2004年9月9日). オリジナルの2004年9月9日時点におけるアーカイブ。 2022年9月14日閲覧。
(11)^ “関ジャニ野球 ストでもやるで〜”. デイリースポーツ. (2004年9月9日). オリジナルの2004年9月9日時点におけるアーカイブ。 2022年8月10日閲覧。
(12)^ “関ジャニ8"オリジナル河内音頭"…﹁一万人のやぐらダンス﹂”. サンケイスポーツ. (2004年7月20日). オリジナルの2004年12月5日時点におけるアーカイブ。 2022年1月18日閲覧。
(13)^ ab“浪花いろは節 | 関ジャニ∞”. ORICON NEWS (2004年). 2021年8月30日閲覧。
(14)^ “浪花いろは節(関西限定盤)”. 関ジャニ∞ / IMPERIAL RECORDS. テイチクエンタテインメント (2004年). 2021年8月30日閲覧。
(15)^ “浪花いろは節(全国盤)”. 関ジャニ∞ / IMPERIAL RECORDS. テイチクエンタテインメント (2004年). 2021年8月30日閲覧。
(16)^ ab“﹁サブスク解禁ジャジャジャジャーン!!﹂関ジャニ∞ 全楽曲サブスク解禁決定!!!!!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2024年1月1日). 2024年1月31日閲覧。
(17)^ ab“関ジャニ∞、全楽曲サブスク解禁へ エイトレンジャー&キャンジャニ∞も…デビュー20周年突入記念”. ORICON NEWS. (2024年1月1日) 2024年1月31日閲覧。
(18)^ ab“関ジャニ∞全曲サブスク解禁、デビュー20周年記念し﹁より身近に聴いてもらいたい﹂”. 音楽ナタリー. (2024年1月1日) 2024年1月31日閲覧。
(19)^ “KinKi Kids、嵐、関ジャニ、キスマイ、Sexy Zone…ジャニーズのデビュー発表は個性的?”. リアルサウンド (2018年1月23日). 2021年8月30日閲覧。
(20)^ abcde“関ジャニ∞、演歌デビュー曲史上初の初登場TOP10入り!”. ORICON NEWS. (2004年8月31日) 2021年8月28日閲覧。
(21)^ “Biography(関ジャニ∞) 2004”. FAMILY CLUB Official Site. SMILE-UP. (2004年). 2024年1月31日閲覧。
(22)^ abcde“関ジャニ8﹁大握手会!!﹂に4万人殺到”. サンケイスポーツ. (2004年9月19日). オリジナルの2005年2月4日時点におけるアーカイブ。 2022年1月13日閲覧。
(23)^ abcd“関ジャニ∞ 4万人と握手会”. デイリースポーツ. (2004年9月19日). オリジナルの2004年9月21日時点におけるアーカイブ。 2022年1月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- 紹介ページ
- 浪花いろは節(関西限定盤) - テイチクエンタテインメント
- 浪花いろは節(全国盤) - テイチクエンタテインメント
- 浪花いろは節 - INFINITY RECORDS
- 浪花いろは節 - STARTO ENTERTAINMENT