立川晴の輔
丸に左三蓋松は、立川流の定紋である | |
本名 | 檀上 晃一(だんじょう こういち) |
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別名 | 隠居ペディア |
生年月日 | 1972年11月21日(51歳) |
出身地 | 日本・兵庫県 |
師匠 | 立川志の輔 |
名跡 | 1. 立川 (1997年 - 2013年) 2. 立川晴の輔 (2013年 - ) |
出囃子 | ハレルヤ |
活動期間 | 1997年 - |
所属 | 落語立川流
個人事務所 グレースプロジェクト |
公式サイト | 立川晴の輔WEB |
受賞歴 | |
2007年 東西若手落語家コンペティション第1回グランドチャンピオン | |
立川 晴の輔︵たてかわ はれのすけ、1972年︿昭和47年﹀11月21日 - ︶は、兵庫県神戸市生まれの落語家である。落語立川流・立川志の輔門下の真打である。出囃子は﹁ハレルヤ﹂︵ヘンデルの﹁メサイア﹂より︶。本名、檀上 晃一︵だんじょう こういち︶。
略歴[編集]
1972年︵昭和47年︶兵庫県神戸市生まれ。幼少期は神奈川県藤沢市で過ごし、高校時代は岡山県津山市で過ごす。 岡山県作陽高等学校卒業[1]。 東京農業大学農学部農業経済学科卒業。在学中に落語研究会に所属し、卒業後の1997年︵平成9年︶立川志の輔に一番弟子として入門。﹁立川志の吉﹂を拝名した[2][3][4][5]。立川談志は大師匠にあたる。 2003年︵平成15年︶、立川談志による昇進試験に合格し二ツ目に昇進。 2007年︵平成19年︶、第1回の東西若手落語家コンペティションにおいて、初代グランドチャンピオンに輝いた。 2013年︵平成25年︶12月、立川流真打に昇進、﹁立川晴の輔﹂に改名した[6]。古典落語を得意としている。 2019年9月15日の演芸バラエティ番組﹃笑点﹄大喜利では、療養中の三遊亭円楽の代演として前週の春風亭昇也に続いて若手大喜利メンバーから大喜利に出演。﹁落語立川流という暗黒集団からやって参りました﹂と挨拶、立川談志一門の落語家としては50年ぶりの笑点出演となった[7]。 2024年4月7日、前週で卒業した林家木久扇の後任として﹁笑点﹂大喜利の新メンバーに加入[8]。大喜利回答者のレギュラーメンバーに落語立川流の所属落語家が加わるのは番組開始以降初となる[注釈 1]。2024年4月14日、笑点出演時に着用する鳥の子色の色紋付が初披露された[9]。晴の輔の加入により、落語協会、落語芸術協会、五代目圓楽一門会、落語立川流の在京落語4団体の落語家が笑点メンバーに揃う。人物[編集]
●趣味はロックバンド﹁BOØWY﹂の楽曲を聴くこと。特技は、どこででも寝られること[10] ●家族は妻、一男一女[11] ●大喜利メンバーとしては、笑点特大号の若手大喜利時代と同様に、他のメンバーと比べ現時点では司会者である春風亭昇太や回答者をいじったり悪ノリを見せることは少なく、社会風刺や流行を織り交ぜた正統派の回答で、場を修正する役回りを務めることが大半である。交遊関係[編集]
イラストレーターのキン・シオタニと親交がある。コラボレーションライブ企画﹁キンぱれ﹂︵志の吉時代は﹁キンシノ﹂︶を行い、﹁キンシノ﹂は2013年の真打昇進までに計16回開催された。また、シオタニの冠番組である﹃キンシオ﹄︵テレビ神奈川︶では、﹁晴の輔土地こばなし﹂︵旧﹁志の吉土地こばなし﹂→﹁志の吉改め晴の輔土地こばなし﹂︶というコーナーを担当した︵2022年3月番組終了︶。出演番組[編集]
現在[編集]
テレビ[編集]
●笑点︵2024年4月7日 - 、日本テレビ︶- ﹁大喜利﹂コーナー ●笑点 特大号︵2013年 - 、BS日テレ︶ - 不定期出演。おもに﹁若手大喜利﹂コーナーなどラジオ[編集]
●週刊 なるほど!ニッポン︵2018年4月8日[12] - 、ニッポン放送他︶ - パーソナリティ過去[編集]
テレビ[編集]
●お元気ですか日本列島︵2005年4月 - 9月、NHK︶ - ﹁ハツラツ道場﹂のリポーター ●キンシオ︵2010年1月 - 2022年3月、テレビ神奈川︶ ※2013年11月までは立川志の吉名義、2013年12月に真打昇進・改名後、立川晴の輔名義で出演 ●キンシオ 年またぎスペシャル︵2013年12月31日 - 2014年1月1日、テレビ神奈川︶ ※寒川神社からカウントダウン生中継 ●名作ホスピタル︵2011年4月 - 2012年3月、NHK Eテレ︶ - 名作プレゼンター ●時々迷々︵2011年11月25日、NHK Eテレ︶ ●THEナンバー2〜歴史を動かした陰の主役たち〜︵2012年6月14日、BS-TBS︶ ●ライバルたちの光芒 〜戦国猛女対決北政所VS淀殿〜︵2013年2月6日、BS-TBS︶ ●ライバルたちの光芒 〜天草・島原一揆天草四郎VS徳川家光〜︵2013年8月14日、BS-TBS︶ ●らくらくゴーゴー! 第23回︵2013年1月25日、CS日テレ︶ ●saku saku︵2014年6月9日 - 6月12日、テレビ神奈川︶ - 下記特番放送に伴い、ウィークリーゲストとして出演 ●ドンドン 〜立川晴の輔真打昇進披露までの195日〜︵2014年6月15日、テレビ神奈川︶ ●オトナへのトビラTV︵2014年9月4日、NHK Eテレ︶[13] ●キワミコトノハ得心寺!︵2015年4月30日、NHK・BSプレミアム︶[14] ●リアルタイム科学解説番組 コリドール・ラボ!!︵2016年3月21日、NHK・BS1︶ ●天才てれびくんYOU﹁落語を作れ緊急入門﹂︵2018年5月8日、NHK Eテレ︶ - リポーター[15] ●踊る!さんま御殿!!︵2024年4月23日、日本テレビ︶[16]ラジオ[編集]
●とことん○○﹁とことんお酒のつまみ歌﹂︵2012年6月26日 - 7月21日、NHK-FM︶ ●中村こずえのSUNDAY HAPPY MAP︵2018年4月 - 2021年3月、ニッポン放送系列︶ - 中継リポーター&スタジオプレゼンを担当ナレーション・副音声[編集]
●WOWOW ●明治座 花形歌舞伎2013‥﹁実盛物語﹂﹁与話情浮名横櫛﹂﹁将軍江戸を去る﹂﹁藤娘﹂﹁鯉つかみ﹂ ●平成中村座大歌舞伎‥﹁於染久松色読販﹂﹁傾城反魂香﹂﹁御所五郎蔵﹂﹁髪結新三﹂﹁め組の喧嘩﹂ ●中村勘三郎追悼番組:﹁め組の喧嘩﹂﹁法界坊 串田戯場﹂ ●新春浅草歌舞伎2012‥﹁敵討天下茶屋聚﹂DVD[編集]
●ドンドン 〜立川晴の輔真打昇進記念DVD〜︵2014年10月10日、TCエンタテインメント︶脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ “立川晴の輔プロフィール︵公式ホームページ︶”. 2019年9月15日閲覧。
(二)^ "立川晴の輔﹁立川流なのに真面目で毒がない﹂/テリー伊藤対談︵1︶". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧。
(三)^ "立川晴の輔﹁志の輔師匠の家を4年かけて探した﹂/テリー伊藤対談︵2︶". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧。
(四)^ "立川晴の輔﹁立川流の修業は血を吐くほど気遣え﹂/テリー伊藤対談︵3︶". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧。
(五)^ "立川晴の輔﹁大きな夢は満席の状態で独演会﹂/テリー伊藤対談︵4︶". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧。
(六)^ “調布在住の落語家・立川晴の輔さん独演会 真打ち昇進後初の地元ホール公演”. 調布経済新聞. みんなの経済新聞ネットワーク (2015年5月26日). 2024年4月23日閲覧。
(七)^ “﹁笑点﹂半世紀ぶりに立川流出演 円楽の代演で晴の輔﹁暗黒集団から参りました﹂”. デイリースポーツ (2019年9月15日). 2019年9月16日閲覧。
(八)^ “﹁笑点﹂と立川流の因縁…番組立ち上げ、初代司会は談志さん 晴の輔は立川流で大喜利メンバー初”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2024年4月7日) 2024年4月7日閲覧。
(九)^ “立川晴の輔の着物はクリーム︵鳥の子︶色 日テレ系﹁笑点﹂”. サンスポ. 産経新聞社 (2024年4月14日). 2024年4月14日閲覧。
(十)^ “﹁笑点﹂新メンバー 立川晴の輔登場!早速大喜利に挑戦 趣味・特技などもトーク 第2905回”. 笑点. 日本テレビ (2024年4月8日). 2024年4月23日閲覧。
(11)^ “﹁笑点﹂新加入の立川晴の輔﹁見えない手に押されている感覚﹂初代司会・立川談志さんとの縁”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2024年4月18日). 2024年4月23日閲覧。
(12)^ “新番組がスタート!”. 週刊なるほど!ニッポン. ニッポン放送 (2018年3月29日). 2024年4月23日閲覧。
(13)^ “オトナへのトビラTV﹁今こそ?コミュニケーション力!﹂”. NHKクロニクル. NHKアーカイブ. 2024年4月8日閲覧。
(14)^ “笑福亭笑瓶ら、難解専門用語を楽しむ﹁キワミコトノハ得心寺!﹂”. お笑いナタリー. ナターシャ (2015年4月29日). 2024年4月23日閲覧。
(15)^ “番組名天才てれびくんYOU ▽落語をつくれ 緊急入門”. NHKクロニクル. NHKアーカイブス. 2024年4月23日閲覧。
(16)^ “立川晴の輔、師匠・志の輔譲りのそばの食べ方明かす﹁﹃音を立てて食え!﹄って﹂”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2024年4月23日). 2024年4月23日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 立川晴の輔WEB
- 立川晴の輔 (@t_harenosuke) - X(旧Twitter)