1994 FIFAワールドカップ
1994 FIFAワールドカップ 1994 FIFA World Cup | |
---|---|
大会概要 | |
開催国 | アメリカ合衆国 |
日程 | 1994年6月17日 - 7月17日 |
チーム数 | 24 (5連盟) |
開催地数 | 9 (9都市) |
大会結果 | |
優勝 | ブラジル (4回目) |
準優勝 | イタリア |
3位 | スウェーデン |
4位 | ブルガリア |
大会統計 | |
試合数 | 52試合 |
ゴール数 |
141点 (1試合平均 2.71点) |
総入場者数 |
3,587,538人 (1試合平均 68,991人) |
得点王 |
フリスト・ストイチコフ オレグ・サレンコ(6点) |
最優秀選手 | ロマーリオ |
< 19901998 > |
1994 FIFAワールドカップ(英: 1994 FIFA World Cup)は、1994年6月17日から7月17日にかけて、アメリカ合衆国で開催された15回目のFIFAワールドカップである。
予選[編集]
出場国[編集]
出場選手は1994 FIFAワールドカップ参加チームを参照。大陸連盟 | 出場 枠数 |
予選 | 組 予選順位 |
出場国・地域 | 出場回数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CONCACAF | 1+1.25 | 開催国 | アメリカ合衆国 | 2大会連続5回目 | |||
最終予選 | 1位 | メキシコ | 2大会ぶり10回目 | ||||
UEFA | 1+12 | 前回優勝国 | ドイツ | 11大会連続13回目[1] | |||
欧州予選 | 1組 | 1位 | イタリア | 9大会連続13回目 | |||
2位 | スイス | 7大会ぶり7回目 | |||||
2組 | 1位 | ノルウェー | 12大会ぶり2回目 | ||||
2位 | オランダ | 2大会連続6回目 | |||||
3組 | 1位 | スペイン | 5大会連続9回目 | ||||
2位 | アイルランド | 2大会連続2回目 | |||||
4組 | 1位 | ルーマニア | 2大会連続6回目 | ||||
2位 | ベルギー | 4大会連続9回目 | |||||
5組 | 1位 | ギリシャ | 初出場 | ||||
2位 | ロシア | 4大会連続8回目[2] | |||||
6組 | 1位 | スウェーデン | 2大会連続9回目 | ||||
2位 | ブルガリア | 2大会ぶり6回目 | |||||
CONMEBOL | 3.5 | 南米予選 | 1組 | 1位 | コロンビア | 2大会連続3回目 | |
2位 | アルゼンチン | 6大会連続11回目 | ○ | ||||
2組 | 1位 | ブラジル | 15大会連続15回目 | ||||
2位 | ボリビア | 11大会ぶり3回目 | |||||
CAF | 3 | 最終予選 | A組 | 1位 | ナイジェリア | 初出場 | |
B組 | 1位 | モロッコ | 2大会ぶり3回目 | ||||
C組 | 1位 | カメルーン | 2大会連続3回目 | ||||
AFC | 2 | 最終予選 | 1位 | サウジアラビア | 初出場 | ||
2位 | 韓国 | 3大会連続4回目 | |||||
OFC | 0.25 | 地区予選 | 出場国無し |
- 備考欄の「○」は大陸間プレーオフに勝利の上、出場が決定したチーム。
本大会[編集]
「サッカー不毛の地」での開催[編集]
強豪の敗退と伏兵の進出[編集]
前回大会の優勝国ドイツと準優勝国アルゼンチンはベスト4にたどり着けず敗退した。国家再統一により東西合同チームとなったドイツは前回優勝メンバーを揃えたもののチームが高齢化しており、エッフェンベルクとバスラーが大会途中でチームを離れるなど、チーム内が一枚岩ではない状況だった。準々決勝で伏兵ブルガリアに足をすくわれ[5]、4大会連続の決勝進出はならなかった。英雄ディエゴ・マラドーナが復帰したアルゼンチンはガブリエル・バティストゥータのハットトリックで好発進したが、ナイジェリア戦後のドーピング検査でマラドーナの尿からエフェドリンが検出され、無期限出場停止で大会から追放された[6]。これでムードは暗転して次戦のブルガリアに敗れ、3位に転落してのグループリーグ突破となった。これによりダラスからロサンゼルスへの中2日の厳しい移動を強いられ、決勝トーナメント1回戦でルーマニアに敗れた。カルロス・バルデラマら魅惑的なタレントを擁し、ペレが優勝候補と認めたコロンビアは初戦から連敗と躓いたのが響き、グループA最下位で早々に大会を去った。アメリカ戦でオウンゴールを犯したアンドレス・エスコバルは、帰国後に地元のバーで射殺された(エスコバルの悲劇)。サッカー賭博による損失への逆恨みとも言われているが、FIFA及び世界中から強い批判の声が挙がった。なお、事件直後に行われた決勝トーナメント1回戦のドイツ-ベルギー戦とスペイン-スイス戦では、彼の死を悼んでキックオフ前に黙祷が捧げられた。 予想外の活躍で大会を盛り上げたチームもあった。ブルガリアは初戦で0-3と大敗したが、第2戦でワールドカップ初勝利を挙げると、アルゼンチン・メキシコ・ドイツと強豪国を破ってベスト4まで進出。強豪フランスを土壇場で予選敗退に追い込んだ、ヨーロッパ予選から続く快進撃で国民を喜ばせた。エースのフリスト・ストイチコフは6得点で大会得点王を獲得し、年末にバロンドールを受賞した。北欧のスウェーデンは猛暑に屈せず、トマス・ブロリン、ケネット・アンデションら攻撃陣が活躍し、1958年大会の準優勝に次ぐ3位という成績を収めた。初戦でブルガリアに圧勝したナイジェリアは初出場でグループリーグを1位で突破し、決勝トーナメント1回戦でもイタリアをあと一歩まで追い詰めた。サウジアラビアも初出場ながら1966年大会の北朝鮮以来となるアジア勢の勝利を挙げ、決勝トーナメント進出を果たした。グループFベルギー戦でサイード・オワイランが魅せた60mドリブル4人抜きゴールは大会のハイライトの一つとなった。 個々のプレーヤーでは、ルーマニアをベスト8まで導いた﹁東欧のマラドーナ﹂ことゲオルゲ・ハジ、GKとしては小柄ながら俊敏なセービングと派手なユニフォームが目立ったメキシコのホルヘ・カンポス、ファインセーブを連発してヤシン賞︵最優秀GK賞︶を受賞したベルギーのミシェル・プロドームなどの活躍が光った。決勝初のPK戦決着の明暗[編集]
出来事[編集]
●これまでの大会では、スウェーデン大会を除いてはヨーロッパ諸国と南米諸国がそれぞれの地域内の大会で優勝を果たしていたので、初の中立地開催となったこの大会が注目されたが、アメリカ大陸のブラジルが優勝した。また、1974年大会から5大会続いた﹁開幕戦に登場する前回大会優勝国が勝てない︵負けか引き分ける︶﹂というジンクスは、今回ドイツがボリビアに勝利して破られた。 ●グループリーグB組では既に敗退が濃厚となっていたチーム同士の対戦として然して注目されていなかったロシア対カメルーンでワールドカップレコードが2つも生まれた。一つ目はロシアの若きFWオレグ・サレンコによる﹁1試合5得点﹂の最多得点記録。彼はスウェーデン戦でも1得点しており、計6得点でフリスト・ストイチコフと並び今大会の得点王となった。チームがグループリーグで敗退したにもかかわらず大会得点王となったのは、長いワールドカップの歴史の中でも彼だけである。もう一つはカメルーン大統領の要請により、引退からW杯限定で復帰したベテランFWロジェ・ミラによる﹁ワールドカップ最年長ゴール︵42歳︶﹂。この二つの記録は現在も破られていない。 ●激戦区といわれたグループリーグE組では史上初めて全チームが1勝1敗1分と勝ち点・得失点差で並んだ。総得点が3と最も多かったメキシコが1位通過となり、総得点2で並び、直接対決の結果を踏まえてアイルランドが2位、イタリアが3位での通過となった。12大会ぶりの出場となったノルウェーは持ち前の堅守が機能して、3試合をグループ最少1失点に抑える健闘を見せたが最少1得点に泣いた。ルール変更[編集]
アメリカでサッカー人気が盛り上がらない理由の一つに、﹁なかなか得点が入らない﹂という見方がある。前回イタリア大会はリスクを抑えた消極的な試合運びや時間稼ぎが横行し、1試合平均2.21得点と過去最低を記録した。FIFAは積極的に得点を狙うプレーを促進するようなルール改正を行った。今大会では総得点141点・1試合平均2.71点と改善し、24チーム52試合制で行われた4大会の中では1982年大会︵総得点146点・1試合平均2.80点︶に次ぐアベレージを記録した。 ●グループリーグにおける勝ち点が﹁勝利2・引き分け1・敗戦0﹂から﹁勝利3・引き分け1・敗戦0﹂に変更された。これにより1勝に対する重みが大きく増し、引き分けよりも勝利を目指す志向が強くなった。またサッカーが零和ゲームではなくなったという意味でもこの勝点変更は大きなターニングポイントと言える。 ●オフサイドの解釈が緩和され、﹁攻撃側の選手がオフサイドポジションに残っていても、その選手がプレーに直接関与しなければ、オフサイドをとられない﹂と変更された。ベスト8屈指の好カードとなったオランダ対ブラジル戦では、この判断に迷ったオランダ選手の隙を突いてブラジルの2点目が生まれた[9]。 ●選手の交代枠が最大2人から3人︵フィールドプレイヤー2人+ゴールキーパー︶に増員された[10]。それまではGKのアクシデントに備えて交代枠を1つ余らせ、実質1名しか途中交代できなかったが、ルール改正により積極的にフィールドプレーヤー2人を投入することが可能になった。なお、1995年7月には公式戦での交代はポジションを問わず最大3名交代できる制度が施行された[11]。 ●ジャッジに関しては﹁主審・副審の専任制度﹂が今回から初めて導入されている。 ●選手が着用するユニフォームの背番号の上に自身の名前︵背ネーム︶が入れられた。また、審判服も伝統的な黒一色から色のついたバリエーションが認められるようになった。フェアプレーの遵守[編集]
ラフプレーや故意犯的な反則が増加した前回大会の反省を踏まえ、FIFAは﹁危険もしくは故意犯的な反則に対しては厳しく裁定するように、それを守らないレフェリーには即刻帰国してもらう﹂という異例の通達を出していた。そのため、警告数は前回の163から235と72件も増加した。反則を厳しく取らなかったレフェリーや、明らかにPKを与えるべき反則を見逃してしまったレフェリーが解雇される事態も起きた。一方で退場者は前回16から15と横這いにとどめ、グループリーグで警告1枚の選手に対しては、決勝トーナメントではその1枚が累積しない配慮もとられた。一発退場の中には、ナイジェリア戦のイタリアFWジャンフランコ・ゾラのような厳しい裁定もあった。 この大会ではビデオによる事後裁定が初めて適用された。準々決勝のイタリア対スペイン戦で、イタリア1点リードの終了直前、イタリアDFマウロ・タソッティがゴール前で競ったスペインFWルイス・エンリケの鼻に肘打ちを見舞い、鼻骨骨折・流血させる事態が起きた。レフェリーの死角でのアクシデントであったため、PKの裁定にはならずイタリアが勝利したが、事態を重く見たFIFAはこの試合後にタソッティに対し、8試合出場停止という重い処分を下した。タソッティ以外にも、アメリカ戦で肘打ちで一発退場となったブラジル代表レオナルドと、ドイツ戦で交代出場直後に一発退場になったボリビア代表マルコ・エチェベリに対しても、それぞれ4試合・2試合の出場停止が科せられ、その後の試合出場が不可になった。また、韓国戦で自国サポーターからのブーイングに対して中指を突きたてたドイツ代表シュテファン・エッフェンベルクに対し、ドイツサッカー協会が大会からの追放処分を科す出来事も起きた。会場一覧[編集]
カリフォルニア州パサデナ (ロサンゼルス) |
カリフォルニア州スタンフォード (サンフランシスコ) |
ミシガン州ポンティアック (デトロイト) |
ニュージャージー州イーストラザフォード (ニューヨーク) |
---|---|---|---|
ローズボウル | スタンフォード・スタジアム | ポンティアック・シルバードーム | ジャイアンツ・スタジアム |
収容人数: 94,194 | 収容人数: 84,147 | 収容人数: 77,557 | 収容人数: 76,322 |
テキサス州ダラス | |||
コットン・ボウル | |||
収容人数: 64,000 | |||
イリノイ州シカゴ | フロリダ州オーランド | マサチューセッツ州フォックスボロ (ボストン) |
ワシントンD.C. |
ソルジャー・フィールド | シトラス・ボウル | フォックスボロ・スタジアム | ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム |
収容人数: 63,160 | 収容人数: 62,387 | 収容人数: 54,456 | 収容人数: 53,121 |
- アメリカ国内の西海岸から東海岸にかけての9都市で試合が行われた。
- サッカー用スタジアムが少なかったため、NFLやカレッジフットボールなどアメリカンフットボールのスタジアムを利用した。ゴールラインの幅が規定より狭くなるスタジアムもあったが、「ニューヨークでの試合を実現するために」FIFAが容認したという[12]。
- ジャイアンツ・スタジアムとポンティアック・シルバードームでは、FIFAの規定に従って人工芝の上に天然芝のシートを敷き詰め、試合を行った。
- 会場によって時差が発生するため、移動で大陸横断をするチームは最大3時間の時差調整に苦慮した。
※いくつかの競技場は大会後の改装でスペックが変更されており、収容人員数は大会当時のもの。また、1996年開幕のメジャーリーグサッカーの本拠地となったスタジアムもある。
結果[編集]
グループリーグ[編集]
グループ A[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルーマニア | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 5 | 5 | 0 |
2 | スイス | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 5 | 4 | +1 |
3 | アメリカ合衆国 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 |
4 | コロンビア | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 5 | -1 |
ルーマニア | 1 - 4 | スイス |
---|---|---|
ハジ 36分 | レポート | ズッター 16分 シャピュイサ 53分 クヌップ 66分, 72分 |
ポンティアック・シルバードーム(ポンティアック) |
グループ B[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ブラジル | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 6 | 1 | +5 |
2 | スウェーデン | 5 | 3 | 1 | 2 | 0 | 6 | 4 | +2 |
3 | ロシア | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 7 | 6 | +1 |
4 | カメルーン | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 11 | -8 |
カメルーン | 2 - 2 | スウェーデン |
---|---|---|
エンベ 31分 オマン=ビイク 47分 |
レポート | ユング 8分 ダーリン 75分 |
ローズボウル(パサデナ) |
ブラジル | 3 - 0 | カメルーン |
---|---|---|
ロマーリオ 39分 マルシオ・サントス 66分 ベベット 73分 |
レポート |
スタンフォード・スタジアム(スタンフォード) |
スウェーデン | 3 - 1 | ロシア |
---|---|---|
ブロリン 37分 (PK) ダーリン 59分, 81分 |
レポート | サレンコ 4分 (PK) |
ポンティアック・シルバードーム(ポンティアック) |
ロシア | 6 - 1 | カメルーン |
---|---|---|
サレンコ 15分, 41分, 44分 (PK), 72分, 75分 ラドチェンコ 81分 |
レポート | ミラ 46分 |
スタンフォード・スタジアム(スタンフォード) |
グループ C[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドイツ | 7 | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 3 | +2 |
2 | スペイン | 5 | 3 | 1 | 2 | 0 | 6 | 4 | +2 |
3 | 韓国 | 2 | 3 | 0 | 2 | 1 | 4 | 5 | -1 |
4 | ボリビア | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 1 | 4 | -3 |
ボリビア | 1 - 3 | スペイン |
---|---|---|
サンチェス 67分 | レポート | グアルディオラ 19分 (PK) カミネロ 66分, 70分 |
ソルジャー・フィールド(シカゴ) |
グループ D[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ナイジェリア | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 2 | +4 |
2 | ブルガリア | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | +3 |
3 | アルゼンチン | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | +3 |
4 | ギリシャ | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 10 | -10 |
アルゼンチン | 4 - 0 | ギリシャ |
---|---|---|
バティストゥータ 2分, 45分, 89分 (PK) マラドーナ 60分 |
レポート |
フォックスボロ・スタジアム(フォックスボロ) |
ブルガリア | 4 - 0 | ギリシャ |
---|---|---|
ストイチコフ 5分 (PK), 55分 (PK) レチコフ 65分 ボリミロフ 90分 |
レポート |
ソルジャー・フィールド(シカゴ) |
グループ E[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | メキシコ | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 |
2 | アイルランド | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 |
3 | イタリア | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 |
4 | ノルウェー | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 |
イタリア | 1 - 1 | メキシコ |
---|---|---|
マッサーロ 48分 | レポート | ベルナル 57分 |
ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム(ワシントンD.C.) |
グループ F[編集]
順 位 |
チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オランダ | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | +1 |
2 | サウジアラビア | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | +1 |
3 | ベルギー | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 2 | 1 | +1 |
4 | モロッコ | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 5 | -3 |
オランダ | 2 - 1 | サウジアラビア |
---|---|---|
ヨンク 50分 タウメント 86分 |
レポート | アミン 18分 |
ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム(ワシントンD.C.) |
サウジアラビア | 2 - 1 | モロッコ |
---|---|---|
アル=ジャバー 7分 (PK) アミン 45分 |
レポート | チャウチ 68分 |
ジャイアンツ・スタジアム(イーストラザフォード) |
各組3位チーム[編集]
組 | チーム | 勝 点 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
点 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D | アルゼンチン | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | +3 |
F | ベルギー | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 2 | 1 | +1 |
A | アメリカ合衆国 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 |
E | イタリア | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 |
B | ロシア | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 7 | 6 | +1 |
C | 韓国 | 2 | 3 | 0 | 2 | 1 | 4 | 5 | -1 |
決勝トーナメント[編集]
| ラウンド16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||||
| ||||||||||||||
| 7月2日 - シカゴ | |||||||||||||
| ||||||||||||||
| ドイツ | 3 | ||||||||||||
| 7月10日 - イーストラザフォード | |||||||||||||
| ベルギー | 2 | ||||||||||||
| ドイツ | 1 | ||||||||||||
| 7月5日 - イーストラザフォード | |||||||||||||
| ブルガリア | 2 | ||||||||||||
| ブルガリア (PK) | 1 (3) | ||||||||||||
| 7月13日 - イーストラザフォード | |||||||||||||
| メキシコ | 1 (1) | ||||||||||||
| ブルガリア | 1 | ||||||||||||
| 7月5日 - フォックスボロ | |||||||||||||
| イタリア | 2 | ||||||||||||
| イタリア (aet) | 2 | ||||||||||||
| 7月9日 - フォックスボロ | |||||||||||||
| ナイジェリア | 1 | ||||||||||||
| イタリア | 2 | ||||||||||||
| 7月2日 - ワシントンD.C. | |||||||||||||
| スペイン | 1 | ||||||||||||
| スペイン | 3 | ||||||||||||
| 7月17日 - パサデナ | |||||||||||||
| スイス | 0 | ||||||||||||
| イタリア | 0 (2) | ||||||||||||
| 7月4日 - パロアルト | |||||||||||||
| ブラジル (PK) | 0 (3) | ||||||||||||
| ブラジル | 1 | ||||||||||||
| 7月9日 - ダラス | |||||||||||||
| アメリカ合衆国 | 0 | ||||||||||||
| ブラジル | 3 | ||||||||||||
| 7月4日 - オーランド | |||||||||||||
| オランダ | 2 | ||||||||||||
| オランダ | 2 | ||||||||||||
| 7月13日 - パサデナ | |||||||||||||
| アイルランド | 0 | ||||||||||||
| ブラジル | 1 | ||||||||||||
| 7月3日 - ダラス | |||||||||||||
| スウェーデン | 0 | 3位決定戦 | |||||||||||
| スウェーデン | 3 | ||||||||||||
| 7月10日 - パロアルト | 7月16日 - パサデナ | ||||||||||||
| サウジアラビア | 1 | ||||||||||||
| スウェーデン (PK) | 2 (5) | ブルガリア | 0 | ||||||||||
| 7月3日 - パサデナ | |||||||||||||
| ルーマニア | 2 (4) | スウェーデン | 4 | ||||||||||
| ルーマニア | 3 | ||||||||||||
| ||||||||||||||
| アルゼンチン | 2 | ||||||||||||
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1回戦[編集]
ドイツ | 3 - 2 | ベルギー |
---|---|---|
フェラー 6分, 40分 クリンスマン 11分 |
レポート | グルン 8分 アルベール 90分 |
ソルジャー・フィールド(シカゴ) |
スペイン | 3 - 0 | スイス |
---|---|---|
イエロ 15分 ルイス・エンリケ 74分 ベギリスタイン 86分 (PK) |
レポート |
ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム(ワシントンD.C.) |
サウジアラビア | 1 - 3 | スウェーデン |
---|---|---|
アル・ゲシェヤン 85分 | レポート | ダーリン 6分 K.アンデション 51分, 88分 |
コットン・ボウル(ダラス) |
ルーマニア | 3 - 2 | アルゼンチン |
---|---|---|
ドゥミトレスク 11分, 18分 ハジ 58分 |
レポート | バティストゥータ 16分 (PK) バルボ 75分 |
ローズボウル(パサデナ) |
ナイジェリア | 1 - 2 (延長) |
イタリア |
---|---|---|
アムニケ 25分 | レポート | R.バッジョ 88分, 100分 (PK) |
フォックスボロ・スタジアム(フォックスボロ) |
メキシコ | 1 - 1 (延長) |
ブルガリア |
---|---|---|
ガルシア・アスペ 18分 (PK) | レポート | ストイチコフ 6分 |
PK戦 | ||
ガルシア・アスペ ベルナル ロドリゲス スアレス |
1 - 3 | バラコフ ゲンチェフ ボリミロフ レチコフ |
ジャイアンツ・スタジアム(イーストラザフォード) |
準々決勝[編集]
オランダ | 2 - 3 | ブラジル |
---|---|---|
ベルカンプ 64分 ヴィンター 76分 |
レポート | ロマーリオ 53分 ベベット 63分 ブランコ 81分 |
コットン・ボウル(ダラス) |
ブルガリア | 2 - 1 | ドイツ |
---|---|---|
ストイチコフ 75分 レチコフ 78分 |
レポート | マテウス 47分 (PK) |
ジャイアンツ・スタジアム(イーストラザフォード) |
ルーマニア | 2 - 2 (延長) |
スウェーデン |
---|---|---|
ラドチョウ 88分, 101分 | レポート | ブロリン 78分 K.アンデション 115分 |
PK戦 | ||
ラドチョウ ハジ ルペスク ペトレスク ドゥミトレスク ベロデディチ |
4 - 5 | ミルド K.アンデション ブロリン インゲソン R.ニルソン ラーション |
スタンフォード・スタジアム(スタンフォード) |
準決勝[編集]
ブルガリア | 1 - 2 | イタリア |
---|---|---|
ストイチコフ 44分 (PK) | レポート | R.バッジョ 20分, 25分 |
ジャイアンツ・スタジアム(イーストラザフォード) |
3位決定戦[編集]
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決勝[編集]
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優勝国[編集]
1994 FIFAワールドカップ優勝国 |
---|
ブラジル 6大会ぶり4回目 |
得点ランキング[編集]
順位 | 選手名 | 国籍 | 得点数 |
---|---|---|---|
1 | フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | 6 |
オレグ・サレンコ | ロシア | ||
3 | ロマーリオ | ブラジル | 5 |
ロベルト・バッジョ | イタリア | ||
ケネト・アンデション | スウェーデン | ||
ユルゲン・クリンスマン | ドイツ | ||
7 | ガブリエル・バティストゥータ | アルゼンチン | 4 |
フロリン・ラドチョウ | ルーマニア | ||
マルティン・ダーリン | スウェーデン |
表彰[編集]
個人賞[編集]
賞 | 選手名 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|
ゴールデンボール(大会MVP) | ロマーリオ | ブラジル | 優勝 |
シルバーボール | ロベルト・バッジョ | イタリア | 準優勝 |
ブロンズボール | フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | 4位 |
ゴールデンシューズ(得点王) | フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | 6得点 |
オレグ・サレンコ | ロシア | ||
ヤシン賞(最優秀GK) | ミシェル・プロドーム | ベルギー | 4失点 |
オールスターチーム[編集]
決勝戦の開催前の7月16日、FIFAワールドカップ優勝経験者であるペレやボビー・チャールトンを含むFIFAの専門家により大会のオールスターチームが選出された[13]。オールスターチームの選出は大会史上初の試みとなる[13]。
ポジション | 選手名 | 国籍 |
---|---|---|
GK | ミシェル・プロドーム | ベルギー |
DF | パオロ・マルディーニ | イタリア |
マルシオ・サントス | ブラジル | |
ジョルジーニョ | ブラジル | |
MF | クラシミール・バラコフ | ブルガリア |
トマス・ブロリン | スウェーデン | |
ゲオルゲ・ハジ | ルーマニア | |
ドゥンガ | ブラジル | |
FW | ロマーリオ | ブラジル |
ロベルト・バッジョ | イタリア | |
フリスト・ストイチコフ | ブルガリア |