国鉄14系客車

国鉄(日本国有鉄道)の客車

第15回(1972年

ブルーリボン賞受賞車両

国鉄14系客車(こくてつ14けいきゃくしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1971年昭和46年)より設計・製造した客車の形式。

概要

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富士」で使用された14系15形
 
14系・24系の多くの車両に使用されているTR217C形台車

12使使使1415[1][1]

151972[2]

寝台車

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20[3]20

1214[2]B14152[3]

20110km/hCL20AU76[5]1220[6]

製造の状況(寝台車)

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1970年(昭和45年)-1977年(昭和52年)の製造予算は以下の通りである[7]

予算区分 形式 製造所 両数
新潟鐵工所 富士重工業 日本車輌製造
昭和45年度
第3次債務負担
オハネ14形 1 2 3 - 7 10両
スハネフ14形 1 2 3
昭和46年度
本予算
オロネ14形     1 - 7 84両
オハネ14形 8 - 11
37 - 41
12 - 16
42 - 46
16 - 36
47 - 53
スハネフ14形 4 - 7
20 - 22
8・9
23・24
10 - 19
25 - 27
オシ14形 1 - 7    
昭和46年度
第3次債務負担
オロネ14形     8 - 12 63両
オハネ14形 54 - 69 70 - 85 86 - 88
スハネフ14形 28 - 35 36 - 43 44・45
オシ14形 8 - 12    
昭和46年度
民有車両
オロネ14形     13・14 31両
オハネ14形 89 - 96 97 - 104 105・106
スハネフ14形 46 - 49 50 - 53 54
オシ14形 13・14    
昭和52年度
第1次債務負担
オハネ15形 1 - 22 23 - 42   63両
スハネフ15形 1 - 12 13 - 21  
製造所別両数 92両 81両 78両 251両

14形寝台車

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銀河」で使用された14系14形(1985年ごろ 大阪駅)
 
出雲3・2号」 オシ14 7 (1982年 鳥取駅)

B52cm20B58158370cm[4]

14形寝台車の新造形式

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B1414A1414A1881971

141 - 14

A20212728610mm便12[8]

141 - 106

B2020348[5]便2[9]

141 - 54

B20[6][7]2121214345便142DMF15HS-GDM82180kVA440V54[10]

141 - 14

2020FRP440使調便[11]

変遷

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19712114 1 - 714 1 - 3(SG)[8]5112305213

19723233

19724724

19801990B22使JR西3219893B1199810

[9]

使50014500使24

15形寝台車

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オハネ15 7(1986年ごろ)

14系14形の製造が中止となり24系に移行したものの、多層建て列車で20系同様の問題が発生し[注 10]、分割併合列車に対応した分散電源方式が再度導入されることになり防火安全対策を強化して1978年(昭和53年)に製造されたグループである。B寝台車のみ63両が製造された。

15形寝台車の新造形式

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24251976100242580mm60mm

2B242514

151 - 42

B2425251002[12]34[11]14[12]便212

151 - 21

B242525200 152328便15[13]14DMF15HS-GDM82180kVA440V5[13]

変遷

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197810219846121使

19866111514

JR12使

154155146[14]2515300052510001520005251001511006


JRへの継承(寝台車)

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1987年に実施された国鉄分割民営化に際しては、240両がJR4社に継承された。その状況は、次のとおりである。国鉄時代の廃車は、1982年度に事故廃車となった1両(スハネフ14 102)のみであった。その他に改造による減が13両、増が3両で、廃車と合わせて11両の減である。

形式 北海道 東日本 西日本 九州 両数
オロネ14形 3 3 5 11
オハネ14形 17 42 27 17 103
オハネ15形 35 7 42
スハネフ14形 8 24 14 10 56
スハネフ15形 17 4 21
オハ14形 1 1
オシ14形 6 6
寝台車合計 25 69 97 49 240

座席車

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14系座席車の車内

1969441212110km/h12使使44121831972197432514202020211420AU13AAU13ANTR217D1210cm3,520mm[15]183[14]1214[16][15]

形式

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14 165

1414 1 - 209

72
 
14 32

1414 1 - 63

64DMF15HZ-G270PSDM93210kVA1416[17]
 
15 23

1515 1 - 53

64141213[15]

製造の状況(座席車)

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4483









242KE8KE8514

197247-197449[]
予算区分 形式 製造所 両数
新潟鐵工所 富士重工業 日本車輌製造
昭和47年度
第1次民有車両
オハ14形 1 - 8
17 - 25
9 - 16 26 - 49 76両
スハフ14形 1・2
6 - 8
3 - 5 9 - 14
オハフ15形 1・2
5 - 7
3・4 8 - 13
昭和47年度
第2次民有車両
オハ14形 66 - 77 50 - 57 58 - 65
78 - 81
49両
スハフ14形 19 - 21 15・16 17・18
22・23
オハフ15形 18 - 20 14・15 16・17
21
昭和48年度
第3次民有車両
オハ14形 82 - 105 106 - 121 122 - 145 100両
スハフ14形 24 - 29 30 - 35 36 - 43
オハフ15形 22 - 27 28 - 31 32 - 37
昭和49年度
第2次民有車両
オハ14形 146 - 185 186 - 209   100両
スハフ14形 44 - 53 54 - 63  
オハフ15形 38 - 47 48 - 53  
製造所別両数 141両 91両 93両 325両

※ジョイフルトレインへの改造車については、その項を参照のこと。

メキシコ向けの派生車

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43[18]43[19]354310354344104410101043[20]14197651120

198019881990

AU13AN使11R-51R-20

JRへの継承(座席車)

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国鉄分割民営化に際しては、JR四国を除く5旅客鉄道会社へ318両が継承された。国鉄時代の廃車は、事故廃車となった「みやび」の7両のみである。

形式 北海道 東日本 東海 西日本 九州 両数
オロ14形   9   5   14
スロフ14形   4   2   6
オハ14形 39 84 24 35 8 190
スハフ14形 20 30 7 9 2 68
オハフ15形   22 6 10 2 40
座席車合計 59 149 37 61 12 318

寝台車の改造車

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国鉄時代の改造車(寝台車)

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系列内改造では、北海道への転用改造が質および量ともに大規模なものとしてあげられる。

オハネフ24形のスハネフ14形100番台への改造

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スハネフ14 101

197752調24B2414324101102103

102198257315DD51101JR103JR103197810使3使1998101JR20092013
オハネフ24 16 - 18 → スハネフ14 101 - 103

北海道向け改造(オハネ14形・スハネフ14形500番台)

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スハネフ14 508
(1986年 札幌駅
 
オハネ14 503
(1986年 札幌駅)

1983使10[16]使TR217FTR217G95km/h

1417148

14 6684856869737479657275788183557071  14 501 - 517

14 4243534146515254  14 501 - 508

[16]

グリーンシート改装車

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1985314 501 - 50311470042B4

14198610[16]

オハネ14形の4人用個室化改造(オハネ14形700番台)

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オハネ14 702「カルテット」(1987年)

1984年、高速バス航空機の台頭に伴う夜行列車の利用率低下を打開するため、B寝台車では初めて登場した4人用個室「カルテット」を配置した寝台車である。種車の寝台レイアウトはそのままに通路との仕切りを設け、昼間利用時の居住性向上のため下段寝台を折りたたみ式のソファーベット化するなどシンプルな改造内容で、原状への復元が容易に行える構造であったが、登場当初はグループ利用者を中心に人気を集め、「さくら」・「みずほ」に使用された。

オハネ14 32・22・29・51・36・88 → オハネ14 701 - 706

国鉄分割民営化で全車がJR九州に引き継がれたが、夜行需要自体の減少のみならず、上段が3段式時代のままであったことや個室の少人数指向が進んだことで利用率が低下したことから、1997年に定期運用を離脱。その後個室のドアを撤去し、通常の2段式B寝台として「シュプール大山」に充当されたが、翌1998年までに全車廃車された。

JR北海道での改造(寝台車)

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JR14500171450082534142420082083114101720163242[16]14

「はまなす」用寝台車への改造(スハネフ14形550番台)

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スハネフ14 552

1991年の急行「はまなす」への寝台車連結に伴い、当時14系寝台車が不足していたことから、「北斗星」1・2号の個室化推進に伴い余剰になったオハネフ25形の床下に廃車となったスハフ14形500番台から捻出した電源装置を取り付け、14系化したものである。種車はオハネフ25形200番台だが、改造時に帯を白帯に変更した以外は上述のスハネフ15形とスハネフ14形500番台に準じている。

オハネフ25 218・220 → スハネフ14 551・552

気動車併結化改造

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スハネフ14 502

1991340014 501505508[21]使

199241993518314 50150250414 502 - 50450650718318314

JR東日本での改造(寝台車)

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東日本旅客鉄道(JR東日本)へは、「さくら・みずほ」「北陸」「能登」用の計69両が引き継がれた。「みずほ」の廃止と「さくら」の移管、「能登」の電車化により余剰車が廃止され、「北陸」用のみが運用されていたが、2010年3月の列車廃止に伴い、運用が消滅した。

「北陸」用改造車

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2010313使

14701 - 703

198914141ADX111AV

14 12 - 14  14 701 - 703
 
14 756

14701 - 703751 - 759

147001B

114701 - 703120751 - 75912

750199911751753754757420002003

14 9397106  14 701 - 703

14 19698692949599100  14 751 - 759

JR西日本での改造(寝台車)

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西日本旅客鉄道(JR西日本)へは、97両が引き継がれた。民営化時点の運用は、「ちくま」「だいせん」「あかつき」「彗星」「出雲2・3号」があり、特急列車用へはアコモデーション改良もなされたが、2005年の「彗星」の廃止、2008年の「あかつき」の廃止により定期運用が消滅した。2016年3月21日に「特別なトワイライトエクスプレス」が運用を終了し、2018年3月31日に「あすか」の1両も廃車されたため、西日本から14系寝台車は消滅した。

「出雲3・2号」用グレードアップ改造車

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14 300
 
14 300

1991321ADX31B2B36

14 301 - 303

1ADX

198925300

14 163514 6  14 301 - 303

142530024

14 301 - 303

14300321B2B

255201625510427

199832285143002008

14 151714 7  14 301 - 3

14 142837

B

3198832

199832285

「あかつき」用B個室寝台車

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15 351 - 353

1992151B

128

20002005使2008

15 82429  15 351 - 353

JR九州での改造(寝台車)

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JR491424252009使
  • オハネ15形1100番台
1997年(平成9年)「さくら」に使用されていたオハネ14の老朽化に伴い、「はやぶさ」の運転区間短縮によって余剰になった24系のオハネ25形100番台車を14系に編入した番台区分である。車両番号は種車の番号+1000になっている。改造内容は、引通し線を変更した程度で外観については種車と変わっておらず、オハネ15形はもともとオハネ25形100番台を基本に製造された車両であるため、オハネ15形新製車との差もほとんどない。「さくら」減車時に2両が廃車されたが、その後1両が追加改造され、JR九州熊本運輸センターに配置の上、2009年3月14日まで、「富士」「はやぶさ」に使用されていた。
オハネ25 102・112・185・201・202・204・222・246 → オハネ15 1102・1112・1185・1201・1202・1204・1222・1246
オハネ15 2003
オロネ15 3006
  • オハネ15形2000番台
「はやぶさ」「富士」用に改造された全室1人用B個室寝台車(ソロ)オハネ25形1000番台を、1999年に「さくら」転用のため、サービス電源の変更を行って14系に編入したもの。詳細は国鉄24系客車 オハネ25形1000番台の項を参照。
オハネ 25 1001 - 1005 → オハネ15 2001 - 2005
  • オロネ15形3000番台
2005年に「はやぶさ」「富士」で使用されていた1人用A個室寝台車(シングルDX)オロネ25形を14系仕様に改造したもの。詳細は国鉄24系客車 オロネ25形の項を参照。
オロネ25 1・2・4・5・6 → オロネ15 3001・3002・3004・3005・3006

座席車の改造車

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国鉄時代の改造車(座席車)

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北海道向け500番台改造(座席車)

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500番台座席車
蒸気管と旧形客車併結用のKE85-KE54特殊両栓ジャンパ線装備
 
急行「ニセコ」
(1986年 札幌駅)

198156使14164便101214 501 - 53914 501 - 509

41414151414550551 - 561

50095 km/h110 km/h

5001411145005145504

14 501 - 509551555 - 557使[17]

19973110 km/h43A95 km/h110 km/h[17]

オハフ15形に電源装置を取り付け(スハフ14形400番台)

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1983年に、座席車のジョイフルトレインへの改造に伴い不足する電源車を補う目的で、オハフ15形に電源用ディーゼル発電機を取付けスハフ14形化した車両。スハフ14 401・402の2両が存在。

同車は長らく尾久客車区(現・尾久車両センター)において、急行列車や団体専用列車などに用いられたが、急行列車の廃止や団体専用列車の電車化に伴い、2003年(平成15年)までに2両とも廃車され区分消滅している。

JR北海道の改造車(座席車)

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「まりも」用指定席車「ドリームカー」への改造

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オハ14 500番台ドリームカー

14 503505507508510518220163使

「はまなす」用カーペットカーへの改造

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オハ14 515

1997年に急行「はまなす」・快速「海峡」用に改造された車両。車内は2段式のカーペット敷きとなり、上段は線路方向、下段は枕木方向に横になるレイアウトである。オハ14 512・515の2両が改造され、2016年3月まで急行「はまなす」に連結されていた。

また、1998年には東青森駅 - 白石駅間で運転された「カートレインさっぽろ」用にオハ14 513がカーペット車に改造された。こちらは「はまなす」用と異なり上段がなく、仕様も「海峡」用51系の「ゆったりカーペット車」に近いものであったが、いずれも廃車されている。

「北斗星」用寝台車への改造

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「北斗星」増発に伴い所要となる車両の一部はオハ14形が種車となった。寝台車仕様の車体を新規に製造し、外観は種車から大きく変化した。詳細は国鉄24系客車の該当節を参照されたい。

  • オハ14 502・538→オハネ25 551・552
  • オハ14 527・537→オハネ25 561・562

SL列車用客車への改造

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スハフ14 505

1999SL14 51952614 505320320BGM14200314 5072016SL湿

JR東日本の改造車(座席車)

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旅のプレゼント号用改造

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身体障害者にも旅を楽しんでもらおうという趣旨の元に企画・運転されている「旅のプレゼント号」用として、当時の尾久客車区に配置されていたオハ14 95にイベントスペースやテレビモニターなどを設置した。2003年廃車。

JR東海の改造車(座席車)

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オハフ15 701
オハ14 704
アコモデーション改造車「ユーロピア」(700番台)
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1990JR12



14 701[22] - 70414 70115 7016200014 70114 5200414 5514 52005JR

JR西日本の改造車(座席車)

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リゾート&シュプール用改造車(200番台)

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スハフ14 202
 
オハフ15 201

1988JR西&

182000使2009710[18]

14 201 - 208[23]251 - 25814 201 - 20415 201 - 203251242009414 201202204206 - 208251 - 253256 - 25814 201 - 20416[18]

14 251 - 258

14 201 - 204

15251便


展望室内部
  • フリーストップリクライニングシート
  • 大型荷物置場
  • 「あかつき」用レガートシート改造車(オハ14形300番台)

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    オハ14 303

    1990年、夜行高速バスとの競争力強化のため「あかつき」佐世保編成に組み込まれていた座席車オハ14形を、長崎編成に組換えのうえ夜行高速バス並みの独立3列シート化改造した車両である。愛称は「レガートシート」。車両後部に女性専用席を設け、車内の通り抜けを少なくするため編成端部に連結することになった。そのため、最後部には女性専用の化粧室、更衣室が設けられている。編成端部側の貫通扉は埋められ、列車愛称表示器が取り付けられている。「あかつき」の廃止により、全車廃車となった[19]

    オハ14 19・29・32→オハ14 301 - 303

    JR九州の改造車(座席車)

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    超魅力くまもと日本一周号

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    EF65 1121牽引 超魅力くまもと日本一周号 スハフ14 27
    超魅力くまもと日本一周号 スハフ14 27

    1988年、JR九州と熊本県がタイアップした「熊本デステネーションキャンペーン」の一環として14系座席車5両とオシ14を改装し、9 - 12月の期間中全国12駅[注 24]においてイベントを行った。車内は熊本をアピールする展示物やJR九州の鉄道関係の展示物が陳列されたほか、オシ14では軽食や酒類を含む飲料が提供された。イベント終了後は原型に復元。

    スハフ14 27(本部車) - オハ14 102(レセプション車) - オシ14 12(ショット・バー車) - オハ14 104(観光展示車) - オハ14 105(観光展示車) - オハフ15 27(シアター車)

    24系客車への改造車

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    国鉄時代の24系への改造

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    車体構造が共通である24系客車への転出あるいは同系からの改造編入は、登場直後から行われている。

    オシ14形のオシ24形100番台への改造

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    オシ24 103(旧オシ14 10)

    197532424[25]51424100

    JR199911
    オシ14 5・6・10・11・14 → オシ24 101 - 105

    オロネ14形のオロネ24形100番台への改造

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    1982112424A141241001986242

    101JR102103JR西19913101241021032JR西200820
    オロネ14 11・9・10 → オロネ24 101 - 103

    「はやぶさ」・「富士」用ロビーカーへの改造(オハ24形700番台)

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    オハ24 702「ロビーカー」
    (1986年3月25日)
     
    オハ24 704「ロビーカー」

    1985314141PR

    14214119861114214701702

    14 9414 6724  24 701 - 705

    JR200517

    JR北海道での24系への改造

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    「北斗星」3・4号定期列車化用改造車

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    1988633 - 12JR56JR3412563419893JRJR1JR24400141124#JR
    オハネ14 514 → オロネ25 551(ニューツインDX/1・2号用)
    オハネ14 513 → オロハネ25 554(ロイヤル・デュエット)
    オハネ14 512 → オロハネ25 555(ロイヤル・ソロ)
    オハネ14 505・509・511・516 → オハネ24 501 - 504
    オハネ14 508・507 → オハネフ24 501・502
    オハネ14 515 → スハネ25 503(ソロ・ロビー/1・2号用の予備車増備)
    オハネ14 517 → オハ25 551(ロビーカー)

    北斗星「ロイヤル」増結用改造車

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    「北斗星」のA個室「ロイヤル」が寝台券がプラチナチケットとなっていたことから、「ロイヤル」の室数を増やすため、1990年(平成2年)から全列車に「ロイヤル・ソロ」を1両増結することとなった。JR北海道では前節と同じ事情でオハネ14形3両が種車となった。

    オハネ14 503・506・510 → オロハネ25 556 - 558

    JR東日本での24系への改造

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    「北斗星」用ロイヤル・ソロ合造車

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    1989年に14系座席車のオハ14 186が寝台特急「北斗星」のロイヤル・ソロ合造車に改造され、24系寝台車のオロハネ24 501となった[20]

    JR西日本での24系への改造

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    オハネ25形250番台(「銀河」「日本海1・2号」用)

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    1990年、「銀河」「日本海1・2号」用のB寝台車が不足したため、オハネ15形2両をオハネ25形に改造し、250番台のオハネ25 251・252とした。電源引き通し関係の改造のみで、外観の変化はない。

    オハネ15 38・39 → オハネ25 251・252

    「トワイライトエクスプレス」第3編成用改造車

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    寝台特急「トワイライトエクスプレス」は、運転日を増やすため、1991年に第3編成を増備することとなった。そのうちのサロンカーについて、本系列からオロネ14 8が種車に選定され、幡生車両所でオハ25 553に改造された。

    オロネ14 8 → オハ25 553

    ジョイフルトレインへの改造車

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    国鉄時代のジョイフルトレイン改造車

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    198358721987

    「サロンエクスプレス東京」

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    「サロンエクスプレス東京」

    1983714[20]

    1997[20]

    「サロンカーなにわ」

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    「サロンカーなにわ」(2007年)

    「サロンエクスプレス東京」と同時期の1983年に登場した関西地区向けの欧風客車で、両端に密閉式展望室を備えた7両編成である[20]。当初は窓周りがゴールドであったが、1994年にお召し列車用の整備とリニューアルが行われた際に黄色に変更された[20]

    「ホリデーパル」

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    オハ14 701「ホリデーパル」サロンカー(画像はSLやまぐち号連結時、1990年 津和野駅)

    19842014 114 701[20]

    2060Hz/600V1412使JR西1990調199720

    「みやび」

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    「みやび」(1986年10月)

    19868171[20]14[20]92[21]

    198641812291987[20]14

    「スーパーエクスプレスレインボー」

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    「スーパーエクスプレスレインボー」

    国鉄分割民営化直前の1987年3月に改造された東京地区向けの欧風客車で、大型曲面ガラスの密閉式展望車を連結した7両編成である[21]。中間4号車が12系改造車であるが、残る6両は14系から改造された[21]

    2001年に廃車となった。

    JR東日本のジョイフルトレイン改造車

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    「浪漫」

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    「浪漫」(2006年)

    1995年に、老朽化した長野支社の12系和式客車「白樺」の代替として長野総合車両所で6両編成1本を改造し、「浪漫」と称した[21]

    「ゆとり」

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    欧風客車「サロンエクスプレス東京」は1997年に和式客車に再改造され、愛称も「ゆとり」に変更された[20]。編成は7両編成から6両編成に短縮し、外されたオロ14 702は上沼垂運転区に転出した[20]

    JR西日本のジョイフルトレイン改造車

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    「あすか」

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    「あすか」4号車 オロ14 851

    JR1987121414 314 8514[21]1996[21]

    20161018 - 192018331[22]

    運用

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    運用 (寝台車)

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    1971197231524使

    200710JR20103132016321

     - 

    2009213 - 1--------14
    2005年3月15日以降の「はやぶさ」・「富士」編成図
    号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    喫煙・禁煙 喫煙席 禁煙席 喫煙席 禁煙席
    座席種類 B A1 B1 B B B B A1 B1 B B B
    形式 スハネフ14形
    または
    スハネフ15形
    オロネ15形
    3000番台
    オハネ15形
    2000番台
    オハネ15形 オハネ15形 スハネフ14形
    または
    スハネフ15形
    スハネフ14形
    または
    スハネフ15形
    オロネ15形
    3000番台
    オハネ15形
    2000番台
    オハネ15形 オハネ15形 スハネフ14形
    または
    スハネフ15形
    下り列車 ← 熊本 「はやぶさ」 東京 → ← 大分 「富士」 東京 →
    上り列車 ← 大分 「富士」 ← 熊本 「はやぶさ」
     
    座席種別凡例
    • A1=A寝台1人用個室寝台「シングルデラックス」
    • B1=B寝台1人用個室寝台「ソロ」
    • B=開放式B寝台

    14 (15)  - 153000 - 152000 - 15 - 15 - 14 (15) 1使

    使14141451401415915150242412414 10124251615300015200015110020

    141520083141515110015150152000153000

    運用 (座席車)

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    使

    19753西4使[23]使198010使[16]

    14141419831984B21414

    198010198614119903[19]198012
     
    SL&
    2006 

    1987JRJRJR20055JR14 15[26]14 115 1414JR6[24]1994JR2002JR141994JR5[25]200632015121414122010186-12013[26]201632141110[27]4125[28]15430[29]

    JR4 14 502 14 557 14 511 14 535[30]201668142691423611[31][32]

    JR10[]

    2017220-22JR4[33]

    現状

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    202341211[34]


    4
    14 : 519526

    14 : 505507

    4SL湿

    西
    7
    14 : 706707708709710

    14 : 703704

    7

    廃車

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    廃車の状況(寝台車)

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    19822017[35][22]

    198257
    14 : 102

    19924
    14 : 2

    19946
    14 : 13

    19968
    14 : 18394043454748495253706

    14 : 161819

    14 : 701

    19979
    14 : 78101112131920232470170270370470592157618687

    14 : 21224849

    199810
    14 : 52627283031343738565860626476772541424446505459101105

    15 : 12

    14 : 7891017381031415232634364547

    199911
    14 : 12345

    15 : 27

    14 : 413394044

    14 : 237812

    200012
    14 : 148090102103104

    14 : 751753

    14 : 133

    200113
    15 : 5711121185131718192122343536

    14 : 754

    200214
    15 : 9

    200315
    14 : 33

    14 : 757

    15 : 101125

    14 : 255037

    15 : 569101113

    200416
    15 : 26

    14 : 24

    200517
    15 : 141623283031323337404142

    200618
    14 : 503

    15 : 19

    200719
    14 : 501502504

    15 : 8151718

    200820
    14 : 301302303

    15 : 351352353

    14 : 501502504505506507508

    15 : 347121416

    200921
    15 : 300230043005

    15 : 12612011202200120032005

    14 : 3512

    15 : 121

    201022
    14 : 703

    14 : 63828991

    14 : 701703752755

    14 : 20282930313235

    15 : 3001

    15 : 110212462004

    14 : 6

    15 : 2

    62010329[36][22]

    201325
    14 : 701702

    15 : 3006

    15 : 34112212042002

    14 : 702756758759

    14 : 27101

    15 : 20

    201527
    14 : 551552

    14 : 11

    [37][22]

    201729
    14 : 851[22]

    廃車の状況(座席車)

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    1986年から2016年度までの廃車状況である[35]

    国鉄時代

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    • 1986年(昭和61年)度
      • オロ14形 : 801・802・803・804・805(大ミハ)
      • スロフ14形 : 801・802(大ミハ)
      ジョイフルトレイン「みやび」用、余部鉄橋の転落事故により1987年2月10日付で廃車[37][注 27]

    JR分割後

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    19935
    14 : 261114179899100101102103104105

    14 : 2829

    15 : 232627

    19946
    14 : 5813

    14 : 24



    19957
    14 : 91820374243445051

    15 : 5610141524

    19968
    14 : 545863516522523524525

    14 : 552553558559560561

    19979
    15 : 9

    199810
    14 : 5556596062122123124127128129

    14 : 16554

    15 : 16174850

    199911
    14 : 7101215165253204

    14 : 34849

    15 : 432333441

    200012
    14 : 2123242539492022036667686970717273929394959697139140144145

    14 : 671263144011519701

    15 : 1819254349365253

    200113
    14 : 711712713714

    14 : 705706

    14 : 2226384041909120520620720820989173254

    14 : 13464754586220

    200214
    14 : 1341361681691871882001765015065095145175185205215285295305325335345365391702

    14 : 61503504

    15 : 20

    200315
    14 : 74757678798081125166167189190195196197198199201203205255513

    14 : 2627363940414559402

    15 : 21

    200416
    14 : 114117701702703704

    14 : 33

    15 : 701

    200618
    14 : 801802803804805

    14 : 801802



    200719
    14 : 28488877

    14 : 23

    15 : 711201203202251

    200820
    14 : 701703704705

    14 : 301302303

    200921
    14 : 165207208258201202204206251252253256

    14 : 1032201203

    201022
    14 : 185227

    14 : 11202204

    15 : 2342

    201527[38]
    14 : 701702

    14 : 5045055111

    14 : 50150815

    15 : 1

    42016104105[39][40]2017810SL[41]414 51120172[33]SL[41]14 501214 5052019413SL[42]

    201628[43]
    14 : 503507508510512515531535

    14 : 502506509551555556557

    4[44]

    譲渡

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    日本国内

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    樽見鉄道

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    TDE113に牽引される樽見鉄道2000形

    樽見鉄道には1994年4月1日にJR東海が所有していた14系5両(オハ14 5・8・13、スハフ14 2・4)が譲渡され[45]オハ2000形・スハフ2200形[注 28]として通学や花見輸送などの輸送力列車に用いられたが、2006年3月に廃車となった。

    東武鉄道

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    東武鉄道へ譲渡された車両

    20055JRJR14414 1514 115 12016331JR[46][39]4[47]2017810SL[40][48][49][41][50]20172JR14414 50450514 501508[33]326SLC11 207JR14214 504505+8709SLSL使[51][52]JR144[41]JR14 50520194133[42][53]514 505[54]14 50114020208[55]

    大井川鐵道

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    新金谷駅構内でE31形E34と展示される元「はまなす」用の座席車

    JR414 50255714 5115352016611[32]20176[30][56]202120183SL12[44]

    日本国外

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    タイ国有鉄道

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    JR西2004142020082428144JR201614500103521m使12251415
    • 2004年譲渡車
      • オハ14形 : 74(タイ国鉄A.S.C101)・75(タイ国鉄A.S.C102)・76(タイ国鉄A.S.C103)・78(タイ国鉄A.S.C104)・79(タイ国鉄A.S.C105)・80(タイ国鉄A.S.C106)・81(タイ国鉄A.S.C107)(オハ14 80 : 2009年事故廃車)
      • オハフ15形 : 21(タイ国鉄A.S.C108)
      • オハネ14形 : 33(タイ国鉄A.N.S101)
      • オハネ15形 : 10(タイ国鉄A.N.S102)・11(タイ国鉄A.N.S103)・25(タイ国鉄A.N.S104)
      • スハネフ14形 : 25(タイ国鉄A.N.S105初代)・50(タイ国鉄A.N.S106初代)
      • スハネフ15形 : 5(タイ国鉄A.N.S107初代)・6(タイ国鉄A.N.S108初代)・9(タイ国鉄A.N.S109初代)・10(タイ国鉄A.N.S110初代)・11(タイ国鉄A.N.S111初代)・13(タイ国鉄A.N.S112初代)
    • 2008年譲渡車
      • スハネフ15形 : 8(タイ国鉄A.N.S203)・15(タイ国鉄A.N.S204)・17(タイ国鉄A.N.S205)・18(タイ国鉄A.N.S206)
    • 2016年譲渡車
      • オハ14形 : 503・507・508・510・531
      • スハフ14形 : 506・509・551・555・556

    フィリピン国鉄

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    JR5[57]

    2000
    14537A2003547A20042047A2004

    14487A2001497A2002

    2010JR142010629 - 20121020181144[58]
    • 2010年譲渡車
      • 元JR東日本車(フィリピン譲渡・2018年1月現在はPNR14系として、PNR先頭付属以外の車番変更なし)[58][59]
        • オハネ14形:63・82・89・91(89号車はカロカーン車両工場屋外に留置、車番は外されている)
        • スハネ14形:752・755
        • スハネフ14形:28・29・30・32

    マレーシア鉄道公社

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    2010年3月29日には、JR九州のオロネ15形1両・オハネ15形3両・スハネフ14形1両・スハネフ15形1両の寝台車6両も廃車扱いにされ[22]谷山港からマレーシア鉄道公社へ譲渡された[36]

    2010年11月にJR西日本は「ムーンライト九州」「リゾート&シュプール」などに使用されていた座席車7両をマレーシア鉄道公社に譲渡すると発表した[60]

    • 元JR西日本車[61][59]
      • オハ14形:185(マレーシア鉄道公社の車籍不明)・257(マレーシア鉄道公社BSC2005)
      • スハフ14形:11(マレーシア鉄道公社BSC2002)・202・204(当2両はマレーシア鉄道公社の車籍不明)
      • オハフ15形:23(マレーシア鉄道公社BSC2003)・42
    • 元JR九州車[36]
      • オロネ15形:3001(マレーシア鉄道公社BDNF101)
      • オハネ15形:1102(マレーシア鉄道公社BDNS2701)・1246(マレーシア鉄道公社BDNS2702)・2004(マレーシア鉄道公社BDNF1102)
      • スハネフ14形 :6(マレーシア鉄道公社BDNS2705)
      • スハネフ15形 :2(マレーシア鉄道公社の車籍不明)

    日本国内の保存車

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    14系客車保存車一覧
    画像 番号 所在地 備考
    スハフ14 2 元樽見鉄道の車両で、カットモデル。
    スハフ14 4 トロッコ嵯峨駅
    ※解体済み[要出典]
    元樽見鉄道の車両で、カットモデルだった。
      スハネ14 757 茨城県東茨城郡大洗町
    大洗キャンプ場
    ※解体済み
    オロネ14 703
    スハネ14 703
    スハネフ14 35
    栃木県那須烏山市白久218-1
    那珂川清流鉄道保存会[62][36]
      スハネフ14 20 山梨県富士吉田市新町2丁目
    下吉田ブルートレインテラス[63][64][65][37]
    富士急行下吉田駅構内に設置[64]。「北陸」の廃止まで使用されていた車両。
      スハネフ14 11 福岡県北九州市門司区清滝2丁目3-29
    九州鉄道記念館[66][37][67]
    オハネ15 2003
    オハネ15 6
    スハネフ14 3
    熊本県球磨郡多良木町大字多良木1534-2
    ブルートレインたらぎ[68][36][67]
    くま川鉄道湯前線多良木駅前に設置、列車ホテルとして利用。
    スハネ14 706 熊本県菊池市
    ※解体済み
    オロネ25 3とともに保存されていた[69]
    オロネ15 3005
    スハネフ14 5
    大分県日田市中ノ島635-1
    日田天領水の里 元氣の駅
    「寝台特急富士」展示場
    ※解体済み
    ED76形電気機関車91号機と連結された状態で屋根下に保存されていた[36][67]
    2021年8月、老朽化のため機関車と共に解体撤去された[70]

    脚注

    編集

    注釈

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    (一)^ 24

    (二)^ 12B2121414A14

    (三)^ 141512242514151415[4]

    (四)^ 1971 581

    (五)^ 116×84820209541

    (六)^ 212123

    (七)^ 202022

    (八)^ 

    (九)^ 198459147004

    (十)^ 2425202225

    (11)^ 211×8321212

    (12)^ 2

    (13)^ 14

    (14)^ 124100

    (15)^ AU1312AU1310cm10cm

    (16)^ 19753西 - 使37

    (17)^ 145

    (18)^ 15 - 16 2.7 195050

    (19)^ 7A7C21 - 22 2.9 1949131973

    (20)^ 

    (21)^ 400183

    (22)^ 14 701

    (23)^ 14208JR14 201 - 208

    (24)^ 

    (25)^ 197810JR1998714

    (26)^ 14 5使20061811SL&C56 160使

    (27)^ JR1995111514 801-80414 801802[37] 

    (28)^ 

    出典

    編集


    (一)^ pp.11-15

    (二)^ 1972. . 2015312

    (三)^ pp.11-13

    (四)^ 14 p.17

    (五)^  pp.67

    (六)^   3

    (七)^ 14p.12

    (八)^  pp.68

    (九)^  pp.70

    (十)^  pp.75

    (11)^  pp.77

    (12)^  pp.73

    (13)^  pp.76

    (14)^ 19788,p68

    (15)^ ab20052[]

    (16)^ abcde14 pp.79-98

    (17)^ ab20162 p.46

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    (19)^ ab14 p.98

    (20)^ abcdefghijk121420052p.26

    (21)^ abcdef121420052p.26

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    (33)^ abc""14. railf.jp.  (2017223). 2017224

    (34)^ JR6374720237 pp. 4,26

    (35)^ ab201831424 pp.34-38

    (36)^ abcdef1424 pp.34-35

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    (38)^ 2016JR5666320167 pp. 37,39,47

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    (41)^ abcd2018 C11 207D51 2005868120181 pp. 24-25

    (42)^ ab!14SL!!SL40PDF2019111 2019126https://web.archive.org/web/20190126215426/http://www.tobu.co.jp/file/pdf/dd1d253ca8d1b02d25e7c3c4b7ede455/190111_1.pdf2020117 

    (43)^ 2017JR5767520177 pp. 33

    (44)^ ab14. railf.jp.  (2018311). 2018314

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    参考文献

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    関連項目

    編集
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