コンテンツにスキップ

「き」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
 
(23人の利用者による、間の32版が非表示)
1行目: 1行目:

{{Otheruses|平仮名・片仮名|部首|木部 (部首)}}{{出典の明記|date=2022年4月}}

{{Infobox 仮名

{{Infobox 仮名

|平仮名字源=幾の草書体

|平仮名字源=幾の[[草書体]]

|Unicode平仮名=304D

|Unicode平仮名=304D

|JIS平仮名=1-4-13

|JIS平仮名=1-4-13

8行目: 9行目:

|ヘボン式=KI

|ヘボン式=KI

|訓令式=KI

|訓令式=KI

|JISX4063=ki

|JISX406はまはやだけどね〜〜いというか、着信なのかわか、

|アイヌ語=KI

|アイヌ語=KI

|言語=ja, ain

|言語=ja, ain

|IPA=kʲi

|IPA=[[口蓋化|kʲi]]

|音=清音

|音=[[清音]]

}}

}}

{{仮名|KI}}

{{仮名|KI}}

'''き'''、'''キ'''は、[[日本語]]の[[音節]]のひとつであり、[[仮名 (文字)|仮名]]のひとつである。1[[モーラ]]を形成する。[[五十音図]]において第2行第2段([[か行]][[い段]])に位置する。[[清音]]の他、[[濁音]](ぎ、ギ)を持つ。また、話し手によっては、文節のはじめ以外で、子音が鼻音化した[[鼻濁音]]を用いる。鼻濁音は濁音と意味上の差異はない。

'''き'''、'''キ'''は、[[日本語]]の[[音節]]のひとつであり、[[仮名 (文字)|仮名]]のひとつである。1[[モーラ]]を形成する。[[五十音図]]において第2行第2段([[か行]][[い段]])に位置する。[[清音]]の他、[[濁音]](ぎ、ギ)を持つ。また、話し手によっては、文節のはじめ以外で、子音が鼻音化した[[鼻濁音]]を用いる。[[鼻濁音]]は濁音と意味上の[[差異]]はない。



== 概要 ==

== 概要 ==

21行目: 22行目:

[[画像:キ-bw.png|200px|thumb|right|「キ」の筆順]]

[[画像:キ-bw.png|200px|thumb|right|「キ」の筆順]]

* 現代標準語の[[音韻]]: 1[[子音]]と1[[母音]]「[[い]]」から成る音。子音は、次の通り。

* 現代標準語の[[音韻]]: 1[[子音]]と1[[母音]]「[[い]]」から成る音。子音は、次の通り。


**  : [[]][[]][[]][[]][[]] [kç] 

**  : [[]][[]][[]][[]][[]][[]] [kç] 

** 濁音 「[[ぎ]]」: 舌の後部を口蓋の奥の部分(軟口蓋)に押しあて一旦閉鎖した上で破裂させることで発する。有声。

** 濁音 「[[ぎ]]」: 舌の後部を口蓋の奥の部分(軟口蓋)に押しあて一旦閉鎖した上で破裂させることで発する。有声。

** 鼻濁音 「[[き゜|き゚]]」: 鼻に音を抜きながら、舌の後部を口蓋の奥の部分(軟口蓋)に押しあて一旦閉鎖した上で破裂させることで発する。有声。

** 鼻濁音 「[[き゜|き゚]]」: 鼻に音を抜きながら、舌の後部を口蓋の奥の部分(軟口蓋)に押しあて一旦閉鎖した上で破裂させることで発する。有声。

36行目: 37行目:

* [[通話表]]: 「切手のキ」

* [[通話表]]: 「切手のキ」

* [[モールス符号|モールス信号]]: -・-・・

* [[モールス符号|モールス信号]]: -・-・・

*[[手旗信号]]:6→2

* [[手旗信号]]:6→2

:[[File:Japanese Semaphore Basic Stroke 6.svg|50px]][[File:Japanese Semaphore Basic Stroke 2.svg|50px]]

:[[File:Japanese Semaphore Basic Stroke 6.svg|50px]][[File:Japanese Semaphore Basic Stroke 2.svg|50px]]

* [[発音]]:{{Audio|Japanese ki.ogg|き}}

* [[発音]]:{{Audio|Japanese ki.ogg|き}}

48行目: 49行目:

* 片仮名「キ」は平仮名「き」の異体字または略字が元になったとする説もあり、字形・筆順から見れば自然である。

* 片仮名「キ」は平仮名「き」の異体字または略字が元になったとする説もあり、字形・筆順から見れば自然である。

* 日本式の[[天気記号]]では「キリサメ(霧雨)」の略で、片仮名の「キ」が[[雨]]の天気記号の右下に付くと[[霧雨]]をあらわす天気記号になる。

* 日本式の[[天気記号]]では「キリサメ(霧雨)」の略で、片仮名の「キ」が[[雨]]の天気記号の右下に付くと[[霧雨]]をあらわす天気記号になる。

*[[大日本帝国陸軍]]は航空機の試作名称(計画名称)に機種やメーカーの区別なく統一した「キ○○」(キ番号、例:キ100)の通し番号を使用した。これは、1933年(昭和8年)に制定された陸軍機の試作名称で、キは機体(キタイ)を意味する。

* [[大日本帝国陸軍]]は航空機の試作名称(計画名称)に機種やメーカーの区別なく統一した「キ○○」(キ番号、例:キ100)の通し番号を使用した。これは、1933 年(昭和 8 年)に制定された陸軍機の試作名称で、キは機体(キタイ)を意味する。

* には2画目と3画目をつなげるものと離すものが存在するがどちらも扱いに差はない。

* 平仮名「き」の形として 3 画目と 4 画目をつなげるものと離すものが存在するがどちらも扱いに差はない。


== 「き」と読む漢字 ==

貴 気 木 期 機 着 危 記 紀 来 希 基 季 黄 器 奇 規 起 企 喜 机 旗 既 棄 帰 祈 寄 綺 幾 揮 汽 飢 騎 亀 己 伎



== 関連項目 ==

== 関連項目 ==


2024年5月21日 (火) 10:54時点における最新版

平仮名
文字

字源 幾の草書体
JIS X 0213 1-4-13
Unicode U+304D
片仮名
文字

字源 幾の一部
JIS X 0213 1-5-13
Unicode U+30AD
言語
言語 ja, ain
ローマ字
ヘボン式 KI
訓令式 KI
JIS X 4063 ki
アイヌ語 KI
発音
IPA kʲi
種別
清音

122

[]


: 11
 :  [kç] 

 : 

 : 

調

: 7

: 38

: 

: 


: ki

: gi

:

: 

: 

62


Japanese ki.ogg [/]

 []





JR

JR25







100使1933 8

34

[]