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| 保安装置 = [[自動列車停止装置#名古屋鉄道式自動列車停止装置|M式ATS]] |
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2019年12月3日 (火) 15:22時点における版
名鉄9500系電車 | |
---|---|
基本情報 | |
運用者 | 名古屋鉄道 |
製造所 | 日本車輌製造 |
製造年 | 2019年 - |
製造数 | 16両(4両組成×4編成) |
運用開始 | 2019年12月1日 |
主要諸元 | |
編成 | 4両編成 |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 |
直流1,500V (架空電車線方式) |
最高運転速度 | 120km/h |
設計最高速度 | 130km/h |
起動加速度 | 2.0km/h/s |
減速度(常用) | 3.5km/h/s |
減速度(非常) | 4.0km/h/s |
編成定員 | 524人(座席186人) |
編成重量 | 131.9t |
車体長 |
先頭車:18,385mm 中間車:18,230mm |
車体幅 | 2,744mm |
車体高 | 4,016mm |
台車 | 日本製鉄製FS571MC(M・Mc)FS571TC(T・Tc) |
主電動機 | 全閉外扇誘導電動機 SEA-448形 |
主電動機出力 | 170kW |
歯車比 | 96:17=5.65 |
制御装置 | 東芝製ハイブリッドSiC適用VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用)オール電気ブレーキ付 |
保安装置 | M式ATS |
名鉄9500系電車︵めいてつ9500けいでんしゃ︶は、名古屋鉄道︵名鉄︶が2019年︵令和元年︶12月から運用している通勤形電車である。
概要
本系列は名古屋鉄道の2019年度設備投資計画で、鉄道事業におけるサービス改善工事などの一環として16両新造された通勤形車両である。瀬戸線4000系以来11年ぶりのの新形式で、令和改元後初めて新造した車両でもある。同社初となる車内防犯カメラ、4か国語に対応した車内案内表示器、通勤車両で無料Wi-Fiサービス﹁MEITETSU FREE Wi-Fi﹂を搭載した車両となる[1]。また、客室内は全席ロングシートとなっている。9500系電車は3300系をベースに仕様変更したものであり、名鉄は2019年末までに運行開始の方針を示している[2]。なお、9500系電車は名古屋本線を中心に、犬山線や空港線・常滑線など、ワンマン線区以外で運行する予定である[3]。 ベースとなる3300系・3150系のうち、2015年度以降に製造された編成は車体前面下部やスカート(排障装置)にも名鉄カラー﹁スカーレットレッド﹂を配色している。本系列では、先頭部におけるスカーレットレッドの範囲をさらに拡大し、車体前面から側面の乗務員扉付近までスカーレットレッドのデザインを施している。前照灯・尾灯はLED化され、形状も変更。名鉄らしさを強調し、シャープで精悍な印象も与える外観デザインに仕上げた[3]。 9500系は日本車輌製造が製造。片側3扉のステンレス製で、日車式ブロック工法車体を採用している[3]。 2019年7月8日から9日にかけて、日本車輌製造から9501Fの甲種輸送が行われ、名鉄各線で試運転が行われている。同年11月6日から7日にかけて9503F・9504Fの甲種輸送が行われ、2019年導入予定の全編成が甲種輸送された。2019年12月1日より9501F、9502Fの営業運転が開始された[4]。室内
座席等
座席のレイアウトは、3300系などと同様で、引き続き座席はすべて片持ち式のロングシートとなっている。ただし座席は従来のモケットからチェック柄のモケットに変更された。 車内側の貫通扉や客用扉も従来の白から、濃ベージュ色に変更された。バリアフリー設備
3300系と比べて吊り手の高さが50mm、荷棚の高さが45mm下げられた。各車両に優先席エリアを設け、座席や床を赤紫色、吊り手を黄色として通常の座席と識別しやすいように配慮した。車いすやベビーカー利用者向けのフリースペースを各車両に設置し、手すりや立席用の腰当てが設けられた。緊急時の避難誘導用に、非常はしごが各編成に1台、座席下に設置された。案内設備
従来の車両と同様に17インチLCD画面による車内案内表示装置が設置されている。LCD画面には、停車駅(駅ナンバリング対応)の案内や所要時間、ニュースや扉の開閉の注意などを表示するが、新たに中国語および韓国語での案内が行われるようになった。また、各ドア上に扉開閉動作表示灯が取り付けられ、開閉のタイミングで赤色LEDが点灯するようになった。さらに、名鉄の車両としては初となる防犯カメラが各車両3台、LCDと同様に千鳥配置でドア上に設けられた。﹁MEITETSU FREE Wi-Fi﹂も名鉄の通勤車両としては初の搭載で、車内にステッカーが掲出された。編成表
← 豊橋 名鉄岐阜 → |
製造次数 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
形式 | ク9500 | モ9550 | サ9650 | モ9600 | ||
区分 | Tc | M | T | Mc | ||
車両番号 |
9501 | 9551 | 9651 | 9501 | 1次車 | 2019年7月落成[5]。 |
9502 | 9552 | 9652 | 9502 | 1次車 | 2019年7月落成 | |
9503 | 9553 | 9653 | 9503 | 1次車 | 2019年11月落成 | |
9504 | 9554 | 9654 | 9504 | 1次車 | 2019年11月落成 |
脚注
(一)^ “名鉄、新型車両9500系を4編成新造 - 名鉄名古屋駅4線化計画も発表”. マイナビニュース (2019年3月25日). 2019年9月17日閲覧。
(二)^ “名古屋鉄道 新型車両9500系を4編成新造!無料Wi-Fiサービス提供へ。”. jafmate.jp. 2019年10月2日閲覧。
(三)^ abc“名鉄9500系、新型車両を公開 - スカーレットレッド強調、写真97枚”. マイナビニュース (2019年10月1日). 2019年10月2日閲覧。
(四)^ “名鉄9500系が営業運転開始”. 鉄道ファン. 2019年12月2日閲覧。
(五)^ 鉄道ファン 鉄道ニュース