七里駅
七里駅 | |
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南口(2024年4月) | |
ななさと Nanasato | |
◄TD 04 大和田 (1.6 km) (2.9 km) 岩槻 TD 06► | |
所在地 |
さいたま市見沼区大字風渡野603 北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度座標: 北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度 |
駅番号 | TD05 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■野田線(東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 5.6 km(大宮起点) |
電報略号 | ナト |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]17,229人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月17日 |
備考 | 業務委託駅 |
七里駅︵ななさとえき︶は、埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野にある、東武鉄道野田線︵東武アーバンパークライン︶の駅である。駅番号はTD 05。
ホーム︵2024年4月︶
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。自動券売機・自動改札機・エスカレーター・エレベーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。旧駅舎は大宮方面ホーム側︵南側︶にあり、船橋方面ホームとは跨線橋で連絡していた。
歴史[編集]
●1929年︵昭和4年︶ ●11月17日‥北総鉄道野田線粕壁駅︵現・春日部駅︶ - 大宮︵仮︶駅間開通時に開設[1]。駅名は当時の所在地である七里村による[2]。 ●11月22日‥北総鉄道が総武鉄道へ社名変更。 ●1944年︵昭和19年︶3月1日‥陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併、同社野田線の駅となる。 ●1955年︵昭和30年︶1月1日‥指扇村・馬宮村・植水村・片柳村・七里村・春岡村が大宮市へ編入合併、所在地が大宮市となる。 ●1988年︵昭和63年︶‥1番線︵大宮方面︶大宮寄りホームスペース拡張工事実施。跨線橋の階段にエスカレーター新設。当時はまだエスカレーターなどのバリアフリー設備は新設途上であり、野田線全体でも未設置駅が多かった中、当駅はかなり早い時期に設置された。 ●1994年︵平成6年︶‥自動改札機導入。 ●2001年︵平成13年︶5月1日‥浦和市・大宮市・与野市が合併、所在地がさいたま市となる。 ●2003年︵平成15年︶4月1日‥さいたま市が政令指定都市へ移行、所在地がさいたま市見沼区となる。 ●2007年︵平成19年︶‥PASMO導入に伴い、ICカードチャージ機新設、自動改札機をPASMO対応機へ更新。[要出典] ●2008年︵平成20年︶4月1日‥発車メロディ導入。 ●2009年︵平成21年︶ ●駅舎リニューアル工事実施。多機能トイレ・スロープおよび跨線橋部へのエレベーター新設、駅構内案内板のピクトグラムを用いたデザインへの一新などが実施された。[要出典] ●12月1日‥駅業務を東武ステーションサービスへ委託。 ●2021年︵令和3年︶12月4日‥橋上駅舎化工事に伴い、仮駅舎・仮跨線橋使用開始[3][注釈 1]。同時に旧駅舎閉鎖。 ●2024年︵令和6年︶ ●2月10日‥新駅舎使用開始[5]。但し、北口には仮囲いが設置され使用出来ず、南口のみ利用となる[5]。同時に仮駅舎閉鎖。 ●3月31日‥北口使用開始[6]。駅構造[編集]
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先[7] |
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1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 大宮方面 |
2 | 下り | 柏方面 |
七里駅南北自由通路[編集]
都市計画道路 | |
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七里駅南北自由通路 | |
路線延長 | 100 m[8] |
制定年 | 2020年 |
開通年 | 2024年 |
起点 | 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西 |
終点 | 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
駅舎改修事業に伴い整備された南北自由通路は、さいたま市の都市計画道路﹁七里駅南北自由通路︵ななさとえきなんぼくじゆうつうろ︶﹂である[9]。2020年︵令和2年︶5月1日に都市計画決定され[10][9]、橋上駅舎の一部として建設が進められた。2024年︵令和6年︶2月10日の新駅舎使用開始に伴い、起点側である北口側の階段部分を除く形で暫定供用され[5]、同年3月31日に北口側の階段部分が使用開始されたことに伴い、全面開通した。
延長は100 m、幅員は4.6 m[注釈 2]で、種別は特殊街路とされている[8]。
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改札口(2024年4月)
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旧駅舎(2016年1月)
利用状況[編集]
2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は17,229人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[14] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1987年(昭和62年) | 10,617 | |
1988年(昭和63年) | 10,995 | |
1989年(平成元年) | 11,167 | |
1990年(平成 | 2年)11,598 | |
1991年(平成 | 3年)11,907 | |
1992年(平成 | 4年)11,937 | |
1993年(平成 | 5年)11,919 | |
1994年(平成 | 6年)11,880 | |
1995年(平成 | 7年)12,043 | |
1996年(平成 | 8年)12,009 | |
1997年(平成 | 9年)23,091 | 11,703 |
1998年(平成10年) | 22,215 | 11,260 |
1999年(平成11年) | 21,843 | 11,081 |
2000年(平成12年) | 21,892 | 11,096 |
2001年(平成13年) | 21,652 | 10,903 |
2002年(平成14年) | 21,027 | 10,592 |
2003年(平成15年) | 20,672 | 10,413 |
2004年(平成16年) | 20,287 | 10,203 |
2005年(平成17年) | 20,476 | 10,274 |
2006年(平成18年) | 20,471 | 10,280 |
2007年(平成19年) | 20,868 | |
2008年(平成20年) | 20,859 | |
2009年(平成21年) | 20,495 | |
2010年(平成22年) | 20,346 | |
2011年(平成23年) | 20,179 | |
2012年(平成24年) | 20,610 | |
2013年(平成25年) | 20,818 | |
2014年(平成26年) | 20,399 | |
2015年(平成27年) | 20,711 | |
2016年(平成28年) | 20,646 | |
2017年(平成29年) | 20,556 | |
2018年(平成30年) | 20,547 | |
2019年(令和元年) | 20,392 | |
2020年(令和 | 2年)[東武 2]15,644 | |
2021年(令和 | 3年)[東武 3]16,326 | |
2022年(令和 | 4年)[東武 1]17,229 |
駅周辺[編集]
駅南側は駅前にタクシーや病院への送迎バスのりばがあるが、路線バス停留所は駅からやや離れた道路上にある。周辺は住宅地が広がり、道路沿いに店舗も多いが、駅からやや離れると農地も見られる。近年は宅地開発が盛んに行われている。
駅北側は長らく一面雑木林であったが、さいたま市土地区画整理事業に伴いすべて伐採され、道路整備や宅地の造成が進められている。
- 大宮武道館
- さいたま市見沼区役所
- さいたま市職員研修センター
- さいたま市立大宮東図書館を併設
- さいたま市立蓮沼小学校
- さいたま市立春里中学校
- 大宮風渡野郵便局
- 埼玉縣信用金庫七里支店
- 埼玉りそな銀行七里支店
- 埼玉県道2号さいたま春日部線
- 埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線
- 埼玉県道322号東門前蓮田線
- 国際興業バス「七里駅入口」停留所
- 見沼区コミュニティバス「七里駅西」停留所
隣の駅[編集]
1931年︵昭和6年︶から1950年︵昭和25年︶まで、七里駅 - 岩槻駅間に﹁加倉駅﹂が存在した。
この区間は野田線の中でも比較的駅間距離が長いため、加倉駅復活の要望があった。大宮市時代には都市計画に新駅﹁宮ヶ谷塔駅︵仮称︶﹂設置の構想があった。これは当時の大宮市が主体となって行われた計画であるため、駅の位置は加倉駅のあった現在の岩槻区加倉地区よりやや西の、見沼区宮ヶ谷塔付近である。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ ﹃﹁地方鉄道運輸開始﹂﹃官報﹄1929年11月22日﹄ - 国立国会図書館デジタルコレクション
(二)^ “七里駅|東武鉄道公式サイト”. www.tobu.co.jp. 2024年1月11日閲覧。
(三)^ “さいたま市/東武アーバンパークライン七里駅 橋上化工事に伴う改札口および通路変更のお知らせ” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
(四)^ “さいたま市 / 東武アーバンパークライン 七里駅舎改修事業について” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
(五)^ abc“東武アーバンパークライン七里駅 新駅舎使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
(六)^ “東武アーバンパークライン七里駅 北口使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
(七)^ “七里駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
(八)^ abc“さいたま市/さいたま市都市計画審議会の開催結果︵令和2年度第1回︶ 議案書第395号 さいたま都市計画道路の変更について︵さいたま市決定︶” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
(九)^ ab“さいたま市 / さいたま都市計画道路 一覧表” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
(十)^ “さいたま市 / 告示一覧︵令和2年5月1日から同月15日まで︶” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
(11)^ 埼玉県統計年鑑
(12)^ “さいたま市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
(13)^ “旧大宮市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
(14)^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。
- 東武鉄道の1日平均利用客数
(一)^ abc東武会社要覧2023 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年11月5日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
(二)^ 東武会社要覧2021 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2022年4月19日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
(三)^ 東武会社要覧2022 (PDF) (Report). 東武鉄道. p. 69. 2023年6月12日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 七里駅(駅情報) - 東武鉄道
- 七里駅舎改修事業(橋上駅舎・南北自由通路) - さいたま市