プラットホーム

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相対式ホームから転送)


: platform: Bahnsteig

platformform

1112122121


便1958mm[1]
電車用 列車用 電車列車併用 気動車用 手荷物車用
車両の踏段高 1200-1275 907-954 - 925-970 1007
車両の床面高 1200-1275 1185 - 1185-1250 1185
乗降場床面 1100 760 920 760 760
(「列車」は客車列車の意。高さはいずれも軌条面上からの測定。)

[ 1]"step box"[ 2][1]

{{{{2}}}[2][3]

960mm1020mm[4][5]

1900190081033457-610mm

19191921760mm960mm[ 3]19271100mm920mm1966[6]1100mm960mm

19191956[7]914mm50mm

1987[8]JRJR[ 4]2003[9][10]



[ 5]使[11][ 6]
ドイツ 標準軌の鉄道には「鉄道建設・運転規則」(略称、EBO)でホーム高さが定められている[12]
「Sバーン専用」:96cm
「一般用」:76cm(実際は38 - 96cmまで様々なものがある)
路面電車は別の法規のため、この規定は適用されない[注釈 7]

長さ




調便1

1,366030558030


 ( )



1-111:

1-222宿:2:2:
単式ホームの図


 ( )

2

2-1:

2-2:

2-3:[ 8]

2-4:
相対式ホームの図

 ( )

221便3

 ( )

2[ 9]

1


3-1: (3-1) 

3-2:

3-3:JR

3-4:5-12-3
島式ホームの図

2


5-1:222:22-321224:宿

5-22:1224
島式ホーム(2面4線)の図
24

2面4線+通過線
2面4線+通過線
2面4線+通過線

単式と島式の複合

単式と島式の複合(東北本線 氏家駅

4-14-2JR

4-1 : :
:

4-2 : 使:
4-2a:JR
:



24

22

22

11

12

4-3 : 12:: 
単式と島式の複合型(2面3線・3面4線)の図
2334

6-1の例:(関西本線 加茂駅)
6-1の例:(関西本線 加茂駅
対面乗り換えの例(大阪環状線 西九条駅)
対面乗り換えの例(大阪環状線 西九条駅

2[16]



6-123:JR336-243

6-23222:
両面のドアを開閉する配線の図


 

:0
切欠きホームの図
切欠きホームの図

櫛形ホーム

櫛型ホーム (阪和線 天王寺駅)

複数のプラットホームの端を同一平面でつなげた形のもの。間の線路は行き止まりとなり、この部分を特に頭端式ホームということが多い。このホームの場合、ホームと改札までの高さが同じであるか、あってもスロープ状になるので必然的にバリアフリーになることが多い一方で、乗客が改札寄りの車両に集中しやすい傾向にある。

  • 日本の場合、路線網の連続性が強いJRではあまり多くないが、上野駅天王寺駅高松駅門司港駅などが挙げられる。私鉄では終点駅でよくみられる。大手私鉄では大きなターミナル[注釈 10](ターミナルという語は、「終点の」乗り換え駅、が原義)を持つことも多い。
    • 櫛形ホームであっても最も外側の線路は必ずしも行き止まり構造にする必要はなく、採用例として阪神電鉄神戸三宮駅が挙げられる。また、小田急小田原駅も外側2線を行き止まりとせず内側の1線のみ行き止まり(新宿方面)とする櫛形ホームの一種であるが、反対方面(箱根湯本方面)からの行き止まりホームが切り欠き構造で1線設置されている(計1面4線)。

欧米の主要ターミナルでは、パリのリヨン駅、ロンドンのキングス・クロス駅フランクフルト中央駅、ローマのテルミニ駅、マドリードのアトーチャ駅などこの形のものが多い。

櫛形ホームの図
櫛形ホームの図

乗り場の呼称

1つの駅にプラットホームが複数ある場合は、数字やアルファベットを付けて区別することが多い。プラットホームの呼称は「○番線」「○番のりば」「○番ホーム」「○号線」「プラットホーム○」など国や地域、鉄道会社や駅によって異なる。また、数字やアルファベットを用いず、「○○方面ホーム」とする場合や、単式ホームのみの駅では呼称自体がない例も存在する。櫛形ホームなどの降車用ホームには、数字が振られている場合と振られていない場合が両方ともある。

安全対策

JR総武線(各駅停車)西船橋駅でのホームドア稼働を告げるチラシ。
転落防止柵
東京メトロ東西線竹橋駅ホーム)

プラットホームからの転落や走行中の列車との接触はしばしば重大な事故につながるため、プラットホームにはこれらを予防するための対策が施されている。

線・点字ブロック

プラットホーム端から一定の距離に、列車との接触を防止するための目印として白線や黄色い線が引かれている。日本では視覚障害者向けに黄色い点字ブロックを並べていることが多い。

プラットホーム内側と線路を隔てるもの。プラットホーム端のように列車が停車しない部分や、停車する部分であっても車両に扉などがなく乗降や業務に支障のない部分に柵を設置することで、転落・接触事故の防止が図られる。コストも安く、後述のホームドアで掲げられた問題点も少ないことから、特に乗降客の多い駅で設置される例がある。

ホームドア

プラットホームと線路を隔てるホームドアにより転落・接触を防ぐ。ドアの形状が腰高程度までのものは正式名称が「可動式ホーム柵」であり、「ホームゲート」とも呼ばれる。

ホームセンサー

ホームセンサーを設置したホーム(東武越生線西大家駅

プラットホームの柵と光センサーを利用した「ホームセンサー」によって転落時の事故防止を図る。または、赤外線を使用した障害物検知装置が設置されている。

これは、プラットホーム上の列車停車位置の先頭と末端および連結部のプラットホーム端部に赤外線発射装置と受光器を設置し、列車の入線・発車時にプラットホームより外側に出ているものを検知して、自動的に列車にブレーキをかけたり、発車ができないようにするものである。

その他

プラットホーム下に設けられた作業用通路兼用の退避スペース (東海道新幹線名古屋駅)
プラットホーム下に設けられた作業用通路兼用の退避スペース
(東海道新幹線名古屋駅
可動式ホーム・ギャップフィラー (ニューヨーク地下鉄)
可動式ホーム・ギャップフィラー
(ニューヨーク地下鉄)
安全拾得器の案内 (山手線五反田駅)
安全拾得器の案内
(山手線五反田駅
  • 非常通報ボタン:転落などに気づいた乗客が押し、乗務員や駅員に知らせると共に列車の入線や発車を止める。
  • 退避スペース:転落した際の退避スペースをプラットホーム下に設ける。
  • 線路脱出ステップの設置:線路に転落しても昇りやすいよう、プラットホーム側壁に昇降ステップを設けたもの。関係者専用の構内踏切からホームに上がるためのステップを兼ねていることがある。
  • 転落検知マット:特に急カーブ上にホームがある場合、プラットホーム下部の線路横に転落感知マットを設けて人が転落したことを知らせるもの。退避スペースがない箇所にあることもある。
  • 道床の低床化:道床を低くし、レールとの間に空間をあけ、転落者を道床に落として轢断しにくくする。ロンドン地下鉄などで採用されている。
  • 転落事故や接触事故を防ぐ目的で大規模駅やカーブによりホームと車両の間に隙間がある駅では、視覚的にわかるように列車が接近する際にホームに設置された発光部や回転灯が光るようになっている場合がある。また視覚障害者のために足元への注意を喚起するアナウンスが常時流れていることもある。
  • 可動式ホーム・ギャップフィラー:列車が到着すると同時に、プラットホーム端部が伸び、プラットホームと列車との隙間を極力減らす。

脚注

注釈



(一)^ (2007) p.95VI-9Vestibule1880p.237XVI-919201925

(二)^ 使(2007) p.238XVI-11B1962p.239XVI-13西

(三)^ 910mm 6 Vol.19 21819796197906459-6P81

(四)^ 760mm19602
1972p.18197

(五)^ 使

(六)^ 

(七)^ BOStrab

(八)^ 2-2

(九)^ [13][14][15]

(十)^ 西宿 () ()

出典



(一)^ ab1958p.7833

(二)^ -2017ISBN 978-4-06-220769-0p.226470

(三)^ 1958p.254

(四)^ 1958p.254

(五)^ 1958p.1148

(六)^ 1966112660

(七)^ 195641721

(八)^ 19873214

(九)^ 200341117

(十)^ , p. 50-54.

(11)^ ︿  / 2005149ISBN 4425961013 NCID BA75038166:20976725https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008063114-00 

(12)^ 調2522008441-450doi:10.2208/journalip.25.441NAID 130004039598 

(13)^ .  . 2020662020104

(14)^ .  . 2020620 2020104

(15)^ 615.   (201966). 20206202020104

(16)^ 200984


1996710 119961015 2ISBN 978-4845510276

SL2007ISBN 978-4425961313 

, , 2512011149-54ISSN 09142290NAID 40017444018