土佐のほっぱん

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西沿195126宿

[]


[1]100[2][3]

195126調 Leptotrombidium tosa 3沿調

Leptotrombidium akamushi  [4]198055[1]

病態解明の経緯[編集]

原因不明の熱病[編集]

土佐のほっぱんの位置(高知県内)
伊田地区 土佐のほっぱん旧流行地

伊田地区
土佐のほっぱん旧流行地

伊田地区の位置

1951266[5][6][7]調西沿[6][8]

21[9]19[9]

629[10]6[11]

沿56[12]100沿[13][8]

[]


[2][14][3]

使
 [3][2]

1882 15188316[3]

調[8][15]

[]

19751110
  

191981948233010[16]
1919年(大正8年)8月 11歳・女 回復
1920年(大正9年)8月 26-27歳・女 死亡
1921年(大正10年)8月 17-18歳・男 回復(半年ほど床に伏す)
1925年(大正14年)8月 40歳・男 死亡
当時の幡多病院ママ[† 1]の橋本久博士がこれを見て「ツツガムシ病」らしいと言ったが、橋本博士はすぐに札幌へ転任。
1927年(昭和2年)8月21日 56歳・女 死亡
1928年(昭和3年)8月 70歳・女 死亡
検診した丹治医師は「ツツガムシ病」ではないかと言ったという[3]。この後1932年(昭和7年)に海岸沿いの藪を伐採してから一時発症者が減った[2]
1942年(昭和17年)夏 (不明)・女 死亡
(不明)・女 死亡
25歳・女 回復
以上3名は地区内を流れる伊田川下流の堤防工事に携わっていた[3]
1948年(昭和23年)7月 10歳・女 回復(1ヶ月ほど床に伏す)
ツツガ虫の生活環
1.卵
2.幼虫(この段階で保温動物に吸着する。)
3.若虫
4.成虫

10[17]178

1123[15][18][16]

[19]

0.13%esher[20][4][21][22]

30[23]

[]

1951266

[23]19421731調

1153調[24]





(一)

(二)

2

使調OX-K[23][ 2][25]調[26]

[]


63031調3[27][28][29][30]

調6112[23][26]

調調Leptotrombidium tosa[23] [31]



[32]調

[]


41947 ()[33]

綿[32][33]

219512682[32]

馬宿病[編集]

土佐のほっぱんの位置(香川県内)
馬宿地区

馬宿地区

馬宿地区の位置

宿宿69宿[34]調宿[32]

宿193161952271871181950258103[33]

宿[35][1]

[]


Rickettsia sibirica2011

194823101127[36][37]406調[38]

宿

[39][40]3[41][42]

195025

 

 



[43]195060198459Rickettsia japonica[44]201224[45]

[]


1953281956311959341[46]1980[47]

20061890[48]




[49]

調姿調[49][50]

2000[51]20142669調宿11[1]

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ 2016西宿2

(二)^ ELISA

出典[編集]

  1. ^ a b c d 日本衛生動物学会2014年 西日本支部大会抄録集 -18- 四国型恙虫病の媒介種 トサツツガムシの現況 (PDF) 2016年7月7日閲覧
  2. ^ a b c d 小林 (2016)、p.206
  3. ^ a b c d e f 佐々 (1959)、p.66
  4. ^ a b 国立感染症研究所 感染症情報センター ツツガムシ病 2016年7月8日閲覧
  5. ^ 佐々学生誕100年記念事業 2016年7月9日閲覧
  6. ^ a b 佐々 (1959)、p.64
  7. ^ 小林 (2016)、p.204
  8. ^ a b c 小林 (2016)、p.205
  9. ^ a b 佐々 1960, p. 43.
  10. ^ 佐々 (1959)、pp.64-65
  11. ^ 佐々 1960, p. 45.
  12. ^ 佐々 (1959)、pp.65-66
  13. ^ 佐々 1960, pp. 45–46.
  14. ^ 佐々 1960, p. 46.
  15. ^ a b 佐々 (1959)、pp.66-67
  16. ^ a b 佐々 1960, pp. 46–47.
  17. ^ 佐々 1960, p. 47.
  18. ^ 小林 (2016)、pp.206-207
  19. ^ 小林 (2016)、p.206
  20. ^ 須藤 (1991)、pp.12-20
  21. ^ 吉村、上村、近藤 (1991)、p.184-185
  22. ^ 厚生労働省 感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について つつが虫病 2016年7月8日閲覧
  23. ^ a b c d e 小林 (2016)、p.207
  24. ^ 佐々 (1959)、p.67
  25. ^ 小林 (2016)、p.242
  26. ^ a b 佐々 (1959)、pp.67-68
  27. ^ 小林 (2016)、pp.143-146
  28. ^ 小林 (2016)、pp.152-157
  29. ^ 宮村 (1988)、pp.84-87
  30. ^ 宮村 (1988)、pp.103-110
  31. ^ トサツツガムシ-コトバンク2016年7月9日閲覧
  32. ^ a b c d 佐々 (1959)、p.68
  33. ^ a b c 小林 (2016)、p.208
  34. ^ 小野吉昭、「香川県下における「馬宿病」の媒介体に関する研究 第二編 「馬宿病」流行地区における恙虫の季節的消長」『岡山医学会雑誌』 1956年 68巻 10号 p.1821-1837, doi:10.4044/joma1947.68.10_1821
  35. ^ 香川大学博物館 登山、ハイキングにもご用心 2016年7月8日閲覧
  36. ^ 須藤 (1991)、p.77
  37. ^ 宮村 (1988)、pp.147-149
  38. ^ 小林 (2016)、pp.183-185
  39. ^ 坂本義男、「静岡県藤枝地方における所謂二十日熱に関する研究」 『日本衛生学雑誌』 1960年 14巻 9号 p.1015-1026, doi:10.1265/jjh.14.1015
  40. ^ 矢口 (1980)、p.183
  41. ^ 小林 (2016)、pp.232-233
  42. ^ 須藤 (1991)、pp.48-50
  43. ^ 小林 (2016)、pp.234-235
  44. ^ 須藤 (1991)、pp.87-90
  45. ^ 小林 (2016)、pp.256-258
  46. ^ 須藤 (1991)、p.86
  47. ^ 小林 (2016)、p.237
  48. ^ 佐々学-コトバンク2016年7月9日閲覧
  49. ^ a b 佐々 1960, pp. 49–50.
  50. ^ 佐々 (1959)、pp.1-2
  51. ^ 山内勇人, 曽我進司, 河野秀久 ほか、四国南西部で発生したつつが虫病の1例」 『感染症学雑誌』 1995年 69巻 7号 p.840-843, doi:10.11150/kansenshogakuzasshi1970.69.840

参考文献[編集]




2016625  -  ISBN 978-4-12-004862-3

195912 1

︿3751960317NDLJP:1378025 ()

1991910 



198872  ISBN 4-87499-142-4

1980215 11

1991105 2  8 ISBN 4-8306-0507-3

  195327 7-8 p.267-279, doi:10.11552/kansenshogakuzasshi1926.27.267

[]





[]


100

: 3325.4 133434.2 / 33.034833 133.076167 / 33.034833; 133.076167