岡山学芸館清秀中学校・岡山学芸館高等学校
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岡山学芸館清秀中学校 岡山学芸館高等学校 | |
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過去の名称 |
岡山県西大寺女子高等学校 金山学園高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人森教育学園 |
設立年月日 | 1960年 |
創立者 | 森嘉吉 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 英語科 |
学科内専門コース |
普通科清秀高等部(2013年開設) 普通科スーパーVコース 普通科特別進学コース 普通科進学コース 普通科医進コース(2010年開設) |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
C133310000052 中学校) D133310000130 (高等学校) | (
高校コード | 33514C |
中学校コード | 330230[1] |
所在地 | 〒704-8502 |
岡山県岡山市東区西大寺上一丁目11番19号 | |
外部リンク |
清秀中学校・高等部公式サイト 高等学校公式サイト |
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岡山学芸館清秀中学校︵おかやまがくげいかんせいしゅうちゅうがっこう︶・岡山学芸館高等学校︵おかやまがくげいかんこうとうがっこう︶は、岡山県岡山市東区西大寺上に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校である。高等学校においては、清秀中学校から入学した生徒は普通科清秀高等部(清秀中学校に在籍していた生徒のみ清秀高等部へ入ることができる)に所属する併設型中高一貫校でもある[2]。学校法人森教育学園が運営しており、通称は﹁学芸︵がくげい︶﹂、﹁学芸館︵がくげいかん︶﹂。旧・金山学園高等学校︵かなやまがくえんこうとうがっこう︶とも呼ばれる。
概観[編集]
1960年︵昭和35年︶に設置・開学。普通科の他、全国の私立学校としては初めて設置された英語科がある。また同科の生徒は全員が最低1年の海外留学を行う。2004年度文部科学省スーパーイングリッシュランゲージハイスクール︵SELHi︶指定校,2015年度スーパーグローバルハイスクール(SGH)認定。 近年では部活動にも注力しており、硬式野球部が2001年︵平成13年︶の選抜高校野球大会に出場したことを皮切りに、バスケットボール部、サッカー部、吹奏楽部などが全国大会に出場している。2015年には硬式野球部が第97回全国高等学校野球選手権大会に出場し、春夏合わせて3度目の甲子園出場となった2019年の第101回全国高等学校野球選手権大会で甲子園初勝利を挙げた[3]。2023年にはサッカー部が第101回全国高等学校サッカー選手権大会において、初優勝をした。これは岡山県勢においても初の優勝である。 生徒指導において﹁ゼロ・トレランス方式﹂をいち早く導入している。なお、生徒の携帯電話を持ち込み可とし、学校連絡にも電子メールを活用している。学園の信条[編集]
学校創立者の森嘉吉が情誼、知性と教養、礼儀の重視、個性の伸長、郷土愛 愛国などの内容からなる建学の精神6カ条を記し、今日まで﹁学園の信条﹂として継承されている。教育目標[編集]
教育目標として高い倫理観の育成、社会規範の遵守、個人主義意識と社会・国家意識を両立した教育、英語教育・海外交流の重視、思想・歴史・文化を重視した教養教育、国語教育の充実、文武両道の教育などを掲げている。沿革[編集]
年表[編集]
●1960年4月 - 岡山県西大寺女子高等学校︵学校法人金山学園︶として開校。 ●1966年1月 - 金山学園高等学校に改称。 ●1966年4月 - 衛生看護科と英語科を新設。 ●1983年4月 - 食物調理科新設。 ●1994年4月 - 岡山学芸館高等学校︵学校法人森教育学園︶に改称。 ●2004年4月 - 文部科学省からスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定︵2006年度までの3年間︶。 ●2010年4月 - 岡山学芸館清秀中学校が開校。 ●2011年3月 - 食物調理科閉科 ●2013年4月 - 岡山学芸館高等学校に普通科清秀高等部(中高一貫部)を開設。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●岡山県岡山市東区西大寺上一丁目11番19号交通アクセス[編集]
●JR赤穂線西大寺駅徒歩5分 ●両備バス西大寺バスセンター徒歩5分設置形態[編集]
●中学校 ●高等学校 ●普通科 ●清秀高等部(中高一貫部、2013年度より新設) ●スーパーVコース ●特別進学コース ●進学コース ●医進サイエンスコース︵2010年度より新設︶ ●英語科部活動[編集]
体育会 ●男子サッカー★ - 全国高校サッカー出場5回 上述の通り、サッカー部は県内および全国大会屈指の強豪校として全国高校サッカー選手権大会に沢山出場している。2023年には第101回全国高等学校サッカー選手権大会で優勝している。なお、この優勝は、岡山県勢としては初優勝となった。 ●女子サッカー★ ●男子硬式野球★ - 選抜高校野球出場1回、全国高校野球出場2回 ●女子硬式野球★ ●男子バスケットボール★ - ウインターカップ出場6回 ●女子バスケットボール★ ●硬式テニス★ ●柔道 ●軟式テニス ●ダンス ●水泳 ●軟式野球 ●卓球 ●バドミントン ●バレーボール ●陸上競技 ●剣道 ●チアリーディング 文化会 ●吹奏楽★ ●演劇 ●インターアクト ●箏曲 ●科学 ●将棋 ●華道 ●外国語 ●茶道 ●園芸 ●軽音楽 • ゴルフ ●放送 ●Sクラブ︵地域貢献活動︶ ●芸術工芸 ●ボランティア ●琉球三味線 ●料理 ●合唱 ●プログラミング ★は強化指定部著名な卒業生[編集]
サッカー[編集]
●太田龍之介︵ファジアーノ岡山︶ ●永田一真︵ヴァンラーレ八戸︶ ●山田恭也︵ヴェルスパ大分︶ ●千布一輝︵鹿児島ユナイテッドFC︶ ●ダ・シルバ・ファビオ・岡︵元ファジアーノ岡山︶野球[編集]
●金村尚真︵北海道日本ハムファイターズ、投手︶ ●橋本義隆︵元北海道日本ハムファイターズほか、投手︶ ●柴原実︵元阪急ブレーブス・オリックスブルーウェーブ、外野手︶格闘技[編集]
●國米櫻︵空手家︶ ●マリアナ・シルバ︵柔道選手︶ ●小林悠梨︵プロボクサー︶ ●佐藤光留︵総合格闘家︶その他スポーツ[編集]
●日比野菜緒︵プロテニス選手︶ ●モーリス・ンドゥール︵プロバスケットボール選手、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ︶ ●小松原美里︵フィギュアスケート選手︶芸能[編集]
●井上聡︵芸人・次長課長︶ ●松永英也︵トロンボーン奏者︶不祥事[編集]
岡山学芸館高校の男子バスケットボール部の顧問を務めていた50代の男性教諭が2002年の赴任時より部員に対して、﹁殺してやろうか﹂﹁死んでもらう﹂﹁ばか﹂と言った暴言を浴びせた他、部に所属している息子の髪の毛を掴んで引っ張ったり、部員に平手打ちなどの体罰を繰り返し行っていた。2013年には謹慎処分を受けるが、その後も改善が殆ど見られず2021年8月には保護者からの苦情を端緒として教頭が﹁懲戒解雇に相当する﹂と判断し、この当該教諭は同月付で依願退職した。岡山学芸館高校は﹁生徒や保護者に申し訳ない。体罰は絶対にあってはならないことで、今後、全職員に研修を行うなど再発防止に努める﹂としている[4]。脚注及び参照[編集]
(一)^ “岡山県所属中学コード表 - 教育開発ONLINE” (PDF). 2020年10月10日閲覧。
(二)^ よくある質問-岡山学芸館清秀中学校・高等部 の﹁その他﹂による。
(三)^ “岡山学芸館が甲子園初勝利、顔面骨折退場乗り越えた - 夏の甲子園 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年8月13日閲覧。
(四)^ バスケ強豪高の顧問、ミスした部員に平手打ち・髪つかんで揺さぶる…﹁殺してやろうか﹂とも
関連項目[編集]
- 岡山県中学校一覧
- 岡山県高等学校一覧
- 日本の英語科設置高等学校一覧
- 先生! - 映画版の主なロケ地