座頭市
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﹃座頭市﹄︵ざとういち︶は、兇状持ちで盲目の侠客である座頭の市が、諸国を旅しながら驚異的な抜刀術で悪人と対峙する、アクション時代劇。
1962年に勝新太郎主演で大映によって﹃座頭市物語﹄のタイトルで映画化されて以来、26作品というシリーズが公開されている。1974年には、同じく勝主演でテレビドラマ・シリーズが勝プロダクションによって製作された。
主演の勝新太郎は、映画版、テレビシリーズともに監督業も兼任するようになり、役者としてだけではなく作品の製作に深く携わった。座頭市は勝のライフワークとも言うべき作品になった。
勝が盲目のダークヒーローを演じて新境地を開いた1960年の主演作﹃不知火検校﹄は、本シリーズの先駆け的作品と見なされている[1][2]。