阿川駅
阿川駅 | |
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駅舎(2022年10月) | |
あがわ Agawa | |
◄長門粟野 (5.3 km) (3.7 km) 特牛► | |
山口県下関市豊北町大字阿川字水取3653-3 北緯34度20分8.84秒 東経130度55分33.09秒 / 北緯34.3357889度 東経130.9258583度座標: 北緯34度20分8.84秒 東経130度55分33.09秒 / 北緯34.3357889度 東経130.9258583度 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 627.4 km(京都起点) |
電報略号 | アカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
21人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月9日[1] |
備考 | 無人駅[2][3] |
阿川駅︵あがわえき︶は、山口県下関市豊北町大字阿川字水取にある、西日本旅客鉄道︵JR西日本︶山陰本線の駅である。
旧駅舎︵2008年1月︶
ホーム側から見た旧駅舎︵2007年8月︶
●1928年︵昭和3年︶9月9日‥鉄道省小串線︵現・山陰本線︶滝部駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。客貨取扱開始[1]。
●1930年︵昭和5年︶12月7日‥美禰線︵当時︶長門古市駅 - 当駅間延伸、小串線と美禰線の境界駅となる。
●1933年︵昭和8年︶2月24日‥当駅を含む美禰線一部区間と小串線が山陰本線に編入、同線の途中駅となる。
●1963年︵昭和38年︶6月1日‥貨物取扱廃止[1]。
●1984年︵昭和59年︶2月1日‥荷物扱い廃止[1]。
●1986年︵昭和61年︶4月1日‥無人駅化[3]
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
●2012年︵平成24年︶4月1日‥簡易委託解除、終日無人駅化。
●2019年︵令和元年︶11月15日‥駅舎老朽化に伴い、解体工事開始。
●2020年︵令和2年︶8月1日‥駅舎改築に伴う再開発として、駅構内にカフェ﹁Agawa﹂とレンタサイクルが開設。初日はプレオープンであり正式開業は翌2日。合わせて観光列車﹁○○のはなし﹂が上下共に当駅への停車を開始[4]。
●2023年︵令和5年︶
●7月1日‥大雨の影響で長門粟野駅 - 当駅間の粟野川橋梁が傾斜する[5]などの被害を受けたため、当駅を含む長門市駅 - 小串駅間で不通となる[6]。
●7月4日‥不通区間で代行バスが運行開始[7]。
ホーム︵2022年10月︶
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。改札口は下りホーム側にあり、両ホームは長門市駅寄りにある跨線橋で連絡している。
長門鉄道部管理[8]の無人駅[2][3]。以前は近距離乗車券︵常備券のみ︶を駅前の個人商店で発売する簡易委託駅であったが、2012年︵平成24年︶4月1日限りで終了した。
昔ながらの木造駅舎は2019年12月までに解体され、2023年時点はJR西日本が建てた待合室、カフェ︵レンタサイクル兼営︶とそれに付属する壁が無い建物の、カーポートを転用した合計3棟が設置されている[2]。このカフェは山口県萩市のゲストハウス経営者が、のどかな無人駅の風情を生かそうとJR西日本と交渉して駅敷地を借りて開設した[9]。待合室やカフェも地面まで届くはめ殺し窓で見通しが良くしてあり、シロツメグサを植えた広場、旧駅舎で使われていた石州瓦を砕いたチップを埋込んだ通路等公園のような開放的空間としてある[2]。
歴史[編集]
駅構造[編集]
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■山陰本線 | 上り | 長門市・東萩方面 |
2 | 下り | 滝部・下関方面 |
- 付記事項
利用状況[編集]
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。2022年の年間利用客数は7676人である[10]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 195 |
2000 | 176 |
2001 | 183 |
2002 | 143 |
2003 | 146 |
2004 | 142 |
2005 | 131 |
2006 | 143 |
2007 | 142 |
2008 | 130 |
2009 | 117 |
2010 | 93 |
2011 | 91 |
2012 | 74 |
2013 | 49 |
2014 | 50 |
2015 | 50 |
2016 | 49 |
2017 | 43 |
2018 | 39 |
2019 | 31 |
2020 | 29 |
2021 | 28 |
2022 | 21 |
駅周辺[編集]
駅前に数軒の商店がある。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
(一)^ abcde石野哲︵編︶﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、316頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(二)^ abcde﹇建モノがたり﹈阿川駅 Agawa︵山口県下関市︶無人駅 控えめでも存在感﹃朝日新聞﹄夕刊2023年2月7日2面︵同日閲覧︶
(三)^ abc“﹁通報﹂●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について︵旅客局︶”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1986年3月29日)
(四)^ お待たせしました! 山陰線阿川駅店舗﹁Agawa﹂オープンのお知らせ - 西日本旅客鉄道山口支社︵2020年7月29日︶2022年3月7日閲覧
(五)^ “JR山陰本線 鉄橋の橋脚傾き一部区間で運休”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会. 2023年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月24日閲覧。
(六)^ “長期運転見合わせについて”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2024年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月24日閲覧。
(七)^ “山陰線 長門市駅~小串駅間運転取りやめに伴う代行バスの時刻等のお知らせについて”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2023年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月24日閲覧。
(八)^ ﹃データで見るJR西日本2021﹄︵西日本旅客鉄道︶p.94
(九)^ ﹁無人駅カフェ、安らぎいかが 山口、田園と列車の眺め﹂日本経済新聞ニュースサイト︵2022年4月20日︶2022年4月30日閲覧
(十)^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 阿川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 小さなまちの kiosk「Agawa」 - 株式会社 hase