靴を脱ぐ習慣
靴を脱ぐ習慣︵くつをぬぐしゅうかん︶では、国や地域により住宅や教会、寺院、学校などで靴を脱ぐ習慣について述べる。
日本の家の玄関
韓国の家の玄関。土間︵토방、土房︶と下駄箱がある
日本は屋内で靴を履かない国として世界的に有名であり、レストランや職場、学校などでも靴を履かない場合がある。この習慣は日本のドラマや映画、小説、漫画などで日常的に見ることができる。日本人は他の国と違い床で寝ることがあるため玄関で靴を脱ぎ家の中に上がるともいわれている。
アジア全体では、インド、タイ、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ラオス、カンボジア、パキスタン、ミャンマー、ブータン、バングラデシュ、カザフスタン、中国など多くの地域で靴を脱ぐ習慣が見られる。
ミャンマーのシュエダゴン・パゴダを訪問したアメリカ合衆国のバラク ・オバマ大統領。寺院の境内には裸足で入るべきという現地の習慣に従っている
ベトナムではどこの家やアパートであっても中へ入る際に靴を脱ぐ習慣がある。幼稚園や一部の小さな店でも靴を脱ぐことは一般的である。