鳳芳野
おおとり よしの 鳳 芳野 | |
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プロフィール | |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市[1] |
生年月日 | 1947年3月19日(77歳) |
血液型 | O型[2] |
職業 | 女優、声優 |
事務所 | 賢プロダクション[3] |
公式サイト | 鳳芳野 賢プロダクション [Kenproduction] 声優事務所・タレント事務所・声優プロダクション |
公称サイズ(時期不明)[4] | |
身長 / 体重 | 155 cm / 49 kg |
女優活動 | |
活動期間 | 1970年代 - |
ジャンル | テレビドラマ |
声優活動 | |
ジャンル | アニメ、吹き替え、ナレーション |
鳳 芳野︵おおとり よしの、1947年3月19日[5][注 1] - ︶は、日本の女優、声優。所属事務所は賢プロダクション[3]。神奈川県横浜市出身[1]。
以前は、加川 友里︵かがわ ゆり︶[6]、加川 三起︵かがわ みき︶[7]の芸名で活動していた。
略歴[編集]
法政大学女子高等学校︵現‥法政大学国際高等学校︶卒業[8]。 劇団東俳[7]を経て、宮操子舞踏研究所[7]、東京芸術座附属演劇研究所[7]、東京アナウンスアカデミータレント研究科・声優科卒[7]。 以前は東京俳優生活協同組合[9]、アーツビジョン、シグマ・セブン[9]に所属していた。人物[編集]
声優としては、アニメ、洋画、テレビ番組のナレーションなど出演多数[9]。 一時期休業しており、長年続けていた﹃ドラえもん﹄のスネ夫のママ役も降板、当時所属していたアーツビジョンも退社したが、その後賢プロダクション所属で復帰している。 趣味は読書、ドライブ[2]。出演[編集]
テレビアニメ[編集]
1974年 ●エースをねらえ! 1975年 ●アンデス少年ペペロの冒険︵ミナス︶ ●タイムボカン︵母︶ 1976年 ●母をたずねて三千里 ●妖怪伝 猫目小僧︵美音子︶ 1977年 ●無敵超人ザンボット3︵1977年 - 1978年、ミチ[10]、神江すみ江[10]、神北公子[10]︶ ●ヤッターマン︵プロレスラー︶ 1978年 ●はいからさんが通る︵女教師︶ ●ペリーヌ物語 ●魔女っ子チックル︵タミ︶ ●無敵鋼人ダイターン3︵1978年 - 1979年、レーネード、女、スミカ︶ 1979年 ●科学忍者隊ガッチャマンF︵ゼルダ︶ ●機動戦士ガンダム︵コーリン︶ ●こぐまのミーシャ︵マゴマゴ︶ ●闘士ゴーディアン︵エリアス︶ ●ドラえもん︵テレビ朝日版第1期︶︵スネ夫のママ︿初代﹀、山田︿初代﹀、税金鳥、女子、女性 他︶ ●ベルサイユのばら 1980年 ●宇宙戦士バルディオス︵1980年 - 1981年、エラ・クィンシュタイン[11]︶ 1981年 ●太陽の使者 鉄人28号 ●ヤットデタマン︵おばあさん︶ ●ワンワン三銃士︵フランソワの母、うまや係︶ 1982年 ●おはよう!スパンク ●The・かぼちゃワイン︵ヨシノ︶ ●新みつばちマーヤの冒険︵テントウ虫の母︶ ●スペースコブラ ●超時空要塞マクロス︵ラプ・ラミズ、よっちゃん、ミンメイのおばさん︶ ●六神合体ゴッドマーズ︵アシス 他︶ 1983年 ●みゆき︵保健医︶ 1984年 ●星銃士ビスマルク︵ドクター・メロー︶ ●北斗の拳︵パトラ︶ 1985年 ●昭和アホ草紙あかぬけ一番!︵1985年 - 1986年、八方リカ︶ ●はーいステップジュン︵園長︶ 1986年 ●宇宙船サジタリウス︵サラ︶ 1987年 ●グリム名作劇場︵1987年 - 1988年、粉ひきの女房、老婆︶ 1988年 ●小公子セディ︵ルシル︶ ●新グリム名作劇場︵継母︶ ●超音戦士ボーグマン︵バリアン︶ 1990年 ●オバタリアン︵小百合︶ ●私のあしながおじさん︵農夫の妻、ジョアンナ・スローン︶ 1992年 ●クレヨンしんちゃん︵着付けの先生︶ 2001年 ●はじめの一歩︵木村の母︶ 2002年 ●あたしンち︵TVの声A︶ ●GetBackers-奪還屋-︵花月の母︶ ●NARUTO -ナルト-︵アガリ︶ ●ラーゼフォン︵ばあや︶ 2003年 ●明日のナージャ︵花嫁の母︶ ●犬夜叉︵尼︶ ●フルメタル・パニック?ふもっふ︵ゲンさんの母︶ 2004年 ●カレイドスター 新たなる翼︵老婦人︶ ●忘却の旋律︵老婆︶ ●ローゼンメイデン︵2004年 - 2005年、柴崎マツ︶ - 2シリーズ 2006年 ●うっかりペネロペ︵おばあちゃん︶ ●西の善き魔女 Astraea Testament︵タビサ・ホーリー︶ 2007年 ●MOONLIGHT MILE︵エリザベータ・コルサコフ︶ - 2シリーズ ●ロミオ×ジュリエット︵エアリエル・ファルネーゼ︶ 2009年 ●アラド戦記〜スラップアップパーティー〜︵ダークエルフ総長︶ ●キディ・ガーランド︵祖母︶ 2010年 ●ストライクウィッチーズ2︵アンナ・フェラーラ︶ 2011年 ●ちはやふる︵2011年 - 2020年、小学生大会の詠み手、宮内妙子︿2代目﹀[12]︶ - 2シリーズ 2013年 ●進撃の巨人︵グンタ母︶ 2015年 ●蒼穹のファフナー EXODUS︵ヘスター・ギャロップ︶ ●名探偵コナン︵2015年 - 2019年、植野晶代、宇賀神京子︶ ●うしおととら︵おばあさん、祖母︶ 2016年 ●魔法つかいプリキュア!︵教頭︶ ●SHOW BY ROCK!! #︵委員長︶ 2017年 ●鬼平︵産婆︶ 2018年 ●ポケットモンスター サン&ムーン︵アーゴヨン︶ ●からくりサーカス︵貧困街の老婆︶ 2021年 ●ポケットモンスター︵ポプラ︶ ●ましろのおと︵トシコ︶ 2023年 ●僕の心のヤバイやつ︵市川の祖母︶ 2024年 ●終末トレインどこへいく?︵オニオオハシ︶劇場アニメ[編集]
1980年 ●ドラえもん のび太の恐竜︵スネ夫のママ︶ ●まことちゃん 1981年 ●機動戦士ガンダム︵フラウの母︶ 1983年 ●ドラえもん のび太の海底鬼岩城︵スネ夫のママ︶ 1984年 ●超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか︵モルク・ラプラミズ︶ 1986年 ●ドラえもん のび太と鉄人兵団︵スネ夫のママ︶ ●旅立ち 〜亜美・終章〜︵野々村康子︶ 1987年 ●ドラえもん のび太と竜の騎士︵スネ夫のママ[13]︶ 1991年 ●ドラえもん のび太のドラビアンナイト︵スネ夫のママ︶ ●ドラミちゃん アララ♥少年山賊団︵骨川の妻︶ 2005年 ●名探偵コナン 水平線上の陰謀︵女性客︶ 2008年 ●ICE︿劇場版﹀︵キサラギ︶ 2016年 ●映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!︵教頭︶ ●ルドルフとイッパイアッテナ︵おばあさん[14]︶ 2017年 ●映画 プリキュアドリームスターズ!︵魔法学校の教頭︶OVA[編集]
1986年 ●ガルフォース ETERNAL STORY︵総司令︶ ●くりいむレモン 黒猫館︵鮎川冴子︶ ●バイオレンスジャック ハーレムボンバー︵ローズ︶ 1989年 ●寒月一凍悪霊斬り︵黄昏陰歳︶ 1993年 ●続・黒猫館︵鮎川冴子︶ 2003年 ●はじめの一歩 間柴vs木村 死刑執行︵木村の母︶ 2006年 ●水木しげるの妖怪ワールド 恐山物語 (みかり婆︶ 2007年 ●ICE︵キサラギ︶ 2019年 ●蒼穹のファフナー THE BEYOND︵2019年 - 2020年、ヘスター・ギャロップ︶ゲーム[編集]
●幻想水滸伝IV︵2004年、エレノア・シルバーバーグ︶ ●ポケモンマスターズ / EX︵2019年 - 2023年、キクコ[15]︶ドラマCD[編集]
●最終神話戦争イデアオペラ オリジナルドラマCD︵ガイア︶ ●第2章 彷徨う冥界の扉 ●第3章 輝ける悠遠の女神吹き替え[編集]
映画[編集]
●悪魔の受胎︵ケイト︿ステファン・ビーチェム﹀︶ ●足ながおじさん ※東京12ch版 ●アニー・ホール ●アニマル・ハウス ※テレビ朝日版 ●アパッチ砦・ブロンクス︵シャーロット︿パム・グリア﹀︶ ●ALI アリ ●ある日どこかで︵ローラ・ロバーツ︿テレサ・ライト﹀︶※ソフト版 ●アンセイン 〜狂気の真実〜 ●宇宙戦争 ※東京12ch版 ●エンティティー 霊体 ※日本テレビ版 ●大いなる眠り︵アグネス・ロゼル︿ジョーン・コリンズ﹀︶※TBS版 ●狼たちの午後 ●狼よさらば ●終わりで始まりの4日間 ●カイロの紫のバラ ●カトマンズの男︵スージー・ポンシャベール︿マリア・パコム﹀︶※テレビ東京版 ●カリフォルニア・スイート ●カリフォルニア・ドールズ ●ガントレット ●Kissingジェシカ ●記憶の棘︵エレノア︿ローレン・バコール﹀︶ ●キューブ2︵ペイリー夫人︿バーバラ・ゴードン﹀︶ ●ゴーストワールド︵ロベルタ︶ ●最高の人生の見つけ方︵シン看護師︶ ●サンゲリア︵ポーラ・メナード夫人︶ ●サンダーボルト ※TBS版 ●地獄のコマンド ●シャーキーズ・マシーン︵メイベル︿キャロル・ロカテリ﹀︶※テレビ朝日版︵BD収録︶ ●スーパーマンII ※テレビ朝日版 ●セレンディピティ ●ターゲット︵リセ︿ヴィクトリア・フョドローヴァ﹀︶※フジテレビ版 ●ダーティハンター ●ターミネーター︵女性キャスター︶※テレビ朝日版︵日本語吹替完全版コレクターズブルーレイボックス収録︶ ●ターミネーター3 ●タイタニック︵マーガレット・“モリー”・ブラウン︿キャシー・ベイツ﹀︶※機内上映版 ●007 ドクター・ノオ ●007 ロシアより愛をこめて︵ケリムの女︶ ※TBS新録版 ●小さな目撃者 ●チャイナタウン︵アイダ・セッションズ︿ダイアン・ラッド﹀︶ ●ディボース・ショウ ●トリコロールに燃えて ●ナショナル・セキュリティ ●ネバーセイ・ネバーアゲイン︵マネーペニー︿パメラ・セイラム﹀︶※機内版 ●白熱︵マギー︿ダイアン・ラッド﹀︶ ●バグダッドの盗賊︵ハリマ︿メアリー・モリス﹀︶※日本テレビ版 ●八点鐘が鳴るとき︵スー・カークサイド︿ウェンディ・オルナット﹀︶※日本テレビ版 ●バラバ ●ピンク・パンサー3 ●ブラックサイト︵ステラ・マーシュ︶ ●プルート・ナッシュ ●ボールズ・ボールズ ●マック︵リンダ︿ローラ・ウォーターベリー﹀︶ ●真夜中のカーボーイ ※NETテレビ版 ●マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー︵ルビー・シェリダン︿シェール﹀︶ ●蜜の味 〜テイスト オブ マネー〜︵ペク・クモク︿ユン・ヨジョン﹀︶ ●無防備都市︵イングリッド︶※NHK版 ●猛獣大脱走 ●モナリザ・スマイル︵アマンダ・アームストロング︿ジュリエット・スティーブンソン﹀︶※機内上映版 ●郵便配達は二度ベルを鳴らす ●欲望という名の電車 ※テレビ版 ●ラビッド︵ロクサーヌ・ケロイド︿パトリシア・ゲイジ﹀︶ ●リトルシークレッツ ●理由なき反抗 ※TBS版 ●わたしは目撃者ドラマ[編集]
●ER XI 緊急救命室 #2︵マリー・バークレー︿ヴァレリー・カーティン﹀︶ ●ウルトラマンG ●キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き︵マーサ・ロジャーズ︿スーザン・サリヴァン﹀︶ ●宮廷女官チャングムの誓い ●クリミナル・マインド7 FBI行動分析課︵ミルグラム夫人︶ ●クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル ●原子力超特急スーパートレイン︵ローズ・ケイシー︿ニタ・タルボット﹀︶ ●ジェシカおばさんの事件簿 #1 ●事件記者コルチャック ●ステート・ウイズイン〜テロリストの幻影〜︵ジャッキー・ガードナー夫人︶ ●そりゃないぜ!?フレイジャー ●ニュースルーム︵レオナ・ランシング︿ジェーン・フォンダ﹀︶ ●24 -TWENTY FOUR-︵エドガーの母、カレン・ヘイズ、救急センターの受け付けの声︶ ●ブラザーズ&シスターズ︵エミリー・クラフト︶ ●ボードウォーク・エンパイア 欲望の街 ●マーダーズ・イン・ビルディング シーズン2︵レオノーラ︿シャーリー・マクレーン﹀[16]︶アニメ[編集]
●おさるのジョージ︵アンナ︶特撮[編集]
1973年 ●ジャンボーグA︵デモンゴーネ︿女﹀の人間態と声︶ 1974年 ●イナズマンF︵鬼女の声︶ 1976年 ●超神ビビューン︵母親︶ 1978年 ●透明ドリちゃん 第17話︵ルミの母︶ ●UFO大戦争 戦え!レッドタイガー︵指揮官の声︶ 1982年 ●宇宙刑事ギャバン︵ゴシキダブラーの声︶ 1985年 ●電撃戦隊チェンジマン︵ミラルカの声︶テレビドラマ[編集]
●さかなちゃん ●三男三女婿一匹 第1話 ●岸辺のアルバム 第12話︵アパートの主婦︶ ●大都会 闘いの日々 ●第13話︵ラブホテル従業員︶ ●第24話︵被害女性︶ ●大都会 PARTII 第11話︵小倉美江︶ ●浮浪雲 第11話 ●やっちゃば育ち ●ゆうひが丘の総理大臣 第16話ナレーション[編集]
●海外ドキュメンタリー〜幻の民・ケルト人 ●輝く命〜衝撃の運命と家族の愛番宣 ●COSMIC SAFARIプラネタリウム ●CNNモーニング ●CNNデイウォッチ ●タモリ倶楽部 ●追跡シリーズ〜女囚監獄 ●松本被告判決特番ボイスオーバー[編集]
●あすの世界と日本 ●奇跡の扉TVのチカラ ●サイエンスミステリー ●女性監督は語る ●マーサ・スチュワート・リビング休業中の代役・後任[編集]
鳳の休業中に、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。後任 | 役名 | 概要作品 | 後任の初担当作品 |
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横尾まり | スネ夫のママ | 『ドラえもん(テレビ朝日版第1期)』 | 454話Aパート |
津野田なるみ | モルク・ラプラミズ | 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』 | 『スーパーロボット大戦α』 |
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ ab﹃日本音声製作者名鑑2004 vol.1﹄小学館、2004年、159頁。ISBN 4-09-526301-6。
(二)^ abc﹃声優名鑑 アニメーションから洋画まで…﹄近代映画社、1985年、32頁。
(三)^ ab“鳳芳野”. 賢プロダクション. 2020年4月22日閲覧。
(四)^ “鳳 芳野”. 日本タレント名鑑. 2020年1月27日閲覧。
(五)^ “鳳 芳野”. 映画DB. 中央映画貿易株式会社. 2024年5月12日閲覧。
(六)^ ﹃出演者名簿︵1973年版︶﹄著作権資料協会、1972年、106頁。
(七)^ abcde﹃声優の世界-アニメーションから外国映画まで﹄朝日ソノラマ︿ファンタスティックコレクション別冊﹀、1979年10月30日、76頁。
(八)^ ﹃日本タレント名鑑︵2022年版︶﹄VIPタイムズ社、2022年1月28日、486頁。ISBN 978-4-904674-13-0。
(九)^ abc“鳳 芳野”. タレントデータバンク. 2020年1月27日閲覧。
(十)^ abc“CHARACTER”. ﹃無敵超人ザンボット3﹄公式サイト. サンライズ. 2023年2月18日閲覧。
(11)^ “宇宙戦士バルディオス”. 株式会社 葦プロダクション. 2021年8月21日閲覧。
(12)^ “ちはやふる‥原田先生役に三宅健太 故・石塚運昇さんの後任 宮内先生役は鳳芳野”. MANTANWEB. (2019年6月23日) 2019年6月23日閲覧。
(13)^ “ドラえもん のび太と竜の騎士”. メディア芸術データベース. 2016年9月20日閲覧。
(14)^ “キャスト・スタッフ - ルドルフとイッパイアッテナ”. Yahoo!映画. 2018年5月7日閲覧。
(15)^ ﹃ニンテンドードリーム﹄2021年10月号付録﹁ポケモンマスターズEXキャラクター図鑑 2021﹂、徳間書店、2021年8月、7頁。
(16)^ “山寺宏一、初めて日本語吹替版制作を提案! 自らキャスティングした﹁マーダーズ・イン・ビルディング﹂豪華声優陣は?”. 映画.com. (2022年8月22日) 2022年9月16日閲覧。