日本の鉄道駅

日本における鉄道の駅
有人駅から転送)





1987姿

駅の分類

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日本における扱う貨客や運営形態、構造などは、概ね以下のように分類される。以下は基本的に旧日本国有鉄道の定義に準拠する。

扱う対象による分類

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一般駅

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198661111JR

JR

19701984

19941986
主な一般駅

旅客駅

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旅客が乗降するための駅。一般的に「駅」というと、旅客を扱う旅客駅あるいは一般駅を指す。

貨物駅

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E&S
主な貨物駅

駅員の配置の有無による分類

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有人駅

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駅員が配置されている鉄道駅のこと。運営形態により、更に下記の3つに分類することが出来る。

直営駅
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鉄道会社の正規社員が駅業務を行う駅のこと。駅の要員規模にもよるが、駅長副駅長助役(JR西日本は“係長”も存在)・一般社員全てが配置されている駅、駅長+一般駅員、一般駅員のみ配置の駅も存在する。また委託駅や無人駅などを管理している駅も多く存在する。

業務委託駅
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JRJR

JRJRJESSJRJRLiViTJRJENICMIDORI

JR[1]JR西西

西JR西JR西JR西JR西

JRJR2023101JR

JR使JR

JR
簡易委託駅
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JRJRJR西JR

使

24JR

JR15%1.8%JR西11110111JR西JR西POSNPOIC

無人駅

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駅員が常駐していない駅のこと。「駅員無配置駅」とも呼ばれる。

駅の権限による分類

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管理駅

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JR[2]

西15西


地区駅

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JRJR

JR

JR3

JR西JR[1]

被管理駅

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管理駅より限定された裁量権限を与えられている駅。直営駅では助役(複数の場合は筆頭助役)が最高権限を持ち、駅長の肩書きを与えられている場合もある。しかしその裁量範囲は管理駅に委ねられており、重要な決裁は管理駅の駅長が行なう場合が多い。委託駅・無人駅では管理駅長がそのまま兼任したり、管理駅の中で担当助役が任命されているようである。

なお、管理駅から駅員が派遣されている直営駅のことを派遣駅という。派遣駅は基本的には前述の通りだが、実際には派遣駅在勤の駅員が配置されていることもある。この場合、所属は管理駅だが配置箇所は派遣駅となっている。なお派遣駅在勤の駅員は配置人員が少ないため、日常的に管理駅からの助勤が行われている。

駅の設置期間による分類

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常設駅

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設置された後、原則として通年営業を行う駅。

臨時駅

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特定の時期にのみ営業をする駅、あるいはイベントなどで一時的に設置されて営業を行う駅。臨時駅も参照。

休止駅

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駅自体は存在するが、何らかの理由で列車が止まらない駅。休止駅も参照。

所属線

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JR国鉄)の鉄道駅は、それぞれに対し1つ所属線が定められている。複数の路線が集まる駅でも同様で、所属線以外の路線が乗入れる形になっている。基本的に駅の設置と同時に開業した路線が所属線となるため、隣の駅でも所属線が異なる場合がある。

また、元々の所属線が他事業者へ転換となった場合、その駅の所属線は残存した接続路線に変更される。これは特に整備新幹線の並行在来線が経営分離されることで発生することが多い。以下に例を示す。

鉄道駅の現在

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駅ビルを併設した例(博多駅
 
コンビニエンスストアを有する鉄道駅(信越本線亀田駅内部)





20002006使

使

201050005m

姿

利用人員

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駅の利用人員は通常、改札を通過した人員数で表され、乗車のみを集計した「乗車人員」または降車も合算した「乗降人員」が用いられる。日本においては、JRでは前者、その他の事業者では後者が主に用いられている。

この数字には直通運転により事業者をまたがる場合も集計される一方、同一事業者間での乗継は考慮されないなど、感覚的な駅の利用者数とは必ずしも一致しない。

建築基準法と駅舎

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240

特徴的な駅舎

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歴史的な駅舎

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* - 調

* - 1882310

 - 188631使

36JR - 

*40JR西

40


*45JR

*45JR

*2JR

2

3JR
2012姿

3JR - 

*5JR - 

8

*12

14

*3JR

5JR西

5

*13JR西

6

11JR

*13

*

西19294使

*使

その他

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JR 
使調

JR //
40西


199921

JR西 
1990JR

脚注

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注釈

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  1. ^ かつては簡易委託も行っていたが、2011年10月を以って終了
  2. ^ 工務センター社員が保線・信号等の作業と併せ無人駅管理を行う省力化施策である。

出典

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(一)^ JR西

(二)^  JR JTB1998101365,369ISBN 978-4-533-02980-6 

(三)^  JR JTB1998101365,381ISBN 978-4-533-02980-6 

(四)^  JR JTB1998101382ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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