コンテンツにスキップ

「如来蔵経」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目: 1行目:

{{仏典}}

{{仏典}}

'''如来蔵経'''(にょらいぞうきょう)は、[[大乗仏教]]の[[経典]]の一つ。[[勝鬘経]]、[[涅槃経]]などと共に、中期大乗仏教を特徴付ける[[如来蔵]]思想を説く代表的な経典。

'''如来蔵経'''(にょらいぞうきょう)は、[[大乗仏教]]の[[経典]]の一つ。[[勝鬘経]]、[[涅槃経]]などと共に、中期大乗仏教を特徴付ける[[如来蔵]]思想を説く代表的な経典。


 原語では『tathaagatagarbha-suutra』であり、意味合いからすると「如来を内部に宿すものについての経典」という意味になる。<br>

 成立は、龍樹よりのちの、3世紀中ごろと推定されている。


 漢訳は4訳あったと言われているが、現在は2訳のみ残っており、[[チベット]]訳が1訳残っている。

*[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=0666_] [[東晋]] [[仏陀跋陀羅]]訳 No.666 vol.16

*[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=0667_] [[唐]] [[不空]]訳 No.667 vol.16


* チベット訳 Hphags pa de bshin gzegs paHi sJiN poHi mdo shes bya ba theg pa chen poHi mdo 北京版 No.924 (東北目録 No.258)



==関連項目==

==関連項目==


2011年5月23日 (月) 04:34時点における版


仏典

上座部部派
大衆部 前3世紀

説一切有部 前2世紀

化地部

法蔵部

経量部 3世紀

分別説部南伝仏教

大乗
初期

馬鳴

龍樹中観派

中期
唯識派瑜伽行派
後期(金剛乗



 tathaagatagarbha-suutra宿
 3

 421
  • チベット訳 Hphags pa de bshin gzegs paHi sJiN poHi mdo shes bya ba theg pa chen poHi mdo 北京版 No.924 (東北目録 No.258)

関連項目