「如来蔵経」の版間の差分
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'''如来蔵経'''(にょらいぞうきょう)は、[[大乗仏教]]の[[経典]]の一つ。[[勝鬘経]]、[[涅槃経]]などと共に、中期大乗仏教を特徴付ける[[如来蔵]]思想を説く代表的な経典。 |
'''如来蔵経'''(にょらいぞうきょう)は、[[大乗仏教]]の[[経典]]の一つ。[[勝鬘経]]、[[涅槃経]]などと共に、中期大乗仏教を特徴付ける[[如来蔵]]思想を説く代表的な経典。 |
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原語では『tathaagatagarbha-suutra』であり、意味合いからすると「如来を内部に宿すものについての経典」という意味になる。<br> |
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成立は、龍樹よりのちの、3世紀中ごろと推定されている。 |
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漢訳は4訳あったと言われているが、現在は2訳のみ残っており、[[チベット]]訳が1訳残っている。 |
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*[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=0666_] [[東晋]] [[仏陀跋陀羅]]訳 No.666 vol.16 |
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*[http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mode=detail&useid=0667_] [[唐]] [[不空]]訳 No.667 vol.16 |
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* チベット訳 Hphags pa de bshin gzegs paHi sJiN poHi mdo shes bya ba theg pa chen poHi mdo 北京版 No.924 (東北目録 No.258) |
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==関連項目== |
==関連項目== |
2011年5月23日 (月) 04:34時点における版
上座部・部派 |
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■ 大衆部 前3世紀
■ 説一切有部 前2世紀 ■ 化地部 ■ 法蔵部 ■ 経量部 3世紀
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大乗 |
初期 |
■馬鳴
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中期 |
■ 唯識派(瑜伽行派) |
後期(金剛乗) |
如来蔵経︵にょらいぞうきょう︶は、大乗仏教の経典の一つ。勝鬘経、涅槃経などと共に、中期大乗仏教を特徴付ける如来蔵思想を説く代表的な経典。
原語では﹃tathaagatagarbha-suutra﹄であり、意味合いからすると﹁如来を内部に宿すものについての経典﹂という意味になる。
成立は、龍樹よりのちの、3世紀中ごろと推定されている。
漢訳は4訳あったと言われているが、現在は2訳のみ残っており、チベット訳が1訳残っている。
- チベット訳 Hphags pa de bshin gzegs paHi sJiN poHi mdo shes bya ba theg pa chen poHi mdo 北京版 No.924 (東北目録 No.258)