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トヨタ・FCHV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トヨタ・SORAから転送)
トヨタFCHV(メガウェブ
中央に見えるのがパワーコントロールユニットで、燃料電池スタックはパワーコントロールユニットの下に搭載されている
改良版のFCHVアドバンスド
松崎まんざき交通[注釈 1]に貸与されてハイヤーとして運行されるFCHVアドバンスド

トヨタ・FCHVは、トヨタ自動車が生産する燃料電池自動車である。トヨタはこれを燃料電池二次電池ハイブリッドシステムであるとし、Fuel Cell Hybrid Vehicle(燃料電池複合型自動車)の略としてFCHVの名を与えている。

概要[編集]


200212122  SUV12012004312

90kWFC21kW80kW260NmPCU使35MPa1015330km

PCUFCX2002FCX

使CO2

30

2007FCHV-adv70MPa1015830km

歴史[編集]


199610 - FCHV

19979 - FCHV

1999 - FCHV

2001
3 - FCHV-3

6 - FCHV-4

10 - CHFFCHV-5

200212 - FCHV-4FCHVHEU20W42JHFC20113

20038 - 

2007
2 - 2009

4 - 201012

 - 35MPa70MPaFCHV

2008
7 - 34

9 - FCHV

20111
87

HySUT[1]

[]

仕様[編集]

  • 全長:4735mm
  • 全幅:1815mm
  • 全高:1685mm
  • 重量:1860 kg
  • 乗車定員:5人乗り
  • 最高速度:155km/h
  • 最低地上高:180mm
  • タイヤ外径:704mm
  • 最小回転半径:5.7
  • ドア数:5ドア
  • 駆動方式:FF

路線バスタイプ[編集]


FCHV-BUSFCSORA

FCHV-BUS[]


FCHV-BUS


 KL-HU2PMEE

FCHV-BUS1

FCHV90kW180kW225MPa150L5

FCHV-BUS2

200290kW2150535MPa250km20038200412116 -  - 01 -  - 



200589[]35MPa150L 7350km[?]調[?]
200631 - 200912720074ANA2

2010101201211

20121020143西[2]

2007使

2201012162013912宿25


FCHV-BUS2(第二世代) 2002年「東京モーターショー」出展車 日野自動車所有
FCHV-BUS2(第二世代)
2002年「東京モーターショー」出展車
日野自動車所有
  • FCHV-BUS2(第二世代) 都営バス S-L111号車 東京都交通局への貸出車(2003 - 2004年) 港区台場にて
    FCHV-BUS2(第二世代)
    都営バス S-L111号車
    東京都交通局への貸出車(2003 - 2004年)
    港区台場にて
  • 都営バス S-L111号車の後部 東京ビッグサイトにて
    都営バス S-L111号車の後部
    東京ビッグサイトにて
  • 都営バス S-L111号車の客室

    都営バス S-L111号車の客室
  • FCHV-BUS(第三世代) 愛・地球博会場間シャトルバス
    FCHV-BUS(第三世代)
    愛・地球博会場間シャトルバス
  • 愛・地球博会場間シャトルバスの車内
    愛・地球博会場間シャトルバスの車内
  • 中部国際空港ランプバス
    中部国際空港ランプバス
  • FCHV-BUS(第三世代) とよたおいでんバス 豊田市駅付近にて
    FCHV-BUS(第三世代)
    とよたおいでんバス
    豊田市駅付近にて
  • 関西国際空港内シャトルバス
    関西国際空港内シャトルバス
  • 東京空港交通リムジンバス 2代目セレガマスク (羽田空港にて)
    東京空港交通リムジンバス
    2代目セレガマスク
    (羽田空港にて)
  • 東京空港交通バージョンの後部
    東京空港交通バージョンの後部
  • 東京空港交通バージョンの車内
    東京空港交通バージョンの車内
  • 東京空港交通バージョンの運転席
    東京空港交通バージョンの運転席
  • トヨタ自動車に返却された東京空港交通バージョン 2015年「人とくるまのテクノロジー展」試乗車
    トヨタ自動車に返却された東京空港交通バージョン
    2015年「人とくるまのテクノロジー展」試乗車
  • FCバス[編集]


    FC


    TFCBFCVMIRAI

    2014FC114kW2110kW270MPa8

    FCMIRAI12v24v12v12V2

    2015HL[]



     - 20151933176831911130 - [3]



    2017FC20152 - 3232105-2 - /05-2 - [4][5][6][7]DR15197443

    80Mpa10

    FCDENSO

    SORA[編集]

    トヨタ・SORA
    ZBC-MUM1NAE型
    概要
    製造国 日本の旗 日本石川県小松市
    販売期間 2018年3月7日 -
    ボディ
    乗車定員 座席22名
    立席56名
    乗務員1名
    計77名
    ボディタイプ 路線バス
    パワートレイン
    エンジン トヨタFCスタック(固体高分子形) 2機
    モーター 交流同期電動機2機
    最高出力 FCスタック:114kw(155PS) 2機
    交流同期電動機:113kw(154PS) 2機
    最大トルク 335N・m(34.2kgf・m) 2機
    車両寸法
    ホイールベース 5,300mm
    全長 10,525mm
    全幅 2,490mm
    全高 3,350mm
    その他
    外部電源供給システム 9kw/235kwh
    高圧水素タンク 公称使用圧力:70 MPa 10本
    タンク内容量:600L
    テンプレートを表示

    FC[8]201710

    201837[9]ZBC-MUM1NAE

    2018926Toyota Motor Europe (TME) SORAFC(Caetano Bus SA)[10]

    20181032018100[11]

    201986ITS Connect DSSSEDSS[12]

    軽自動車・フォークリフト[編集]

    トヨタL&F・燃料電池フォークリフト

    トヨタグループでは他にダイハツ工業から軽自動車版としてムーヴEV-FCとムーヴFCV-K-2タントFCHVが、豊田自動織機(トヨタL&F)からは燃料電池を搭載したフォークリフト"FCHV-F"が登場しており、これらには30kWのトヨタ製燃料電池スタックが搭載されている(RF駆動)。

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    注釈[編集]



    (一)^ 20191西2

    出典[編集]



    (一)^ PDF  (HySUT)2011121[]

    (二)^  - 西

    (三)^ 西FC()!! (PDF) 

    (四)^ 2017 .   (20161021). 2017225

    (五)^ 2017224http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2017/bus_p_201702246053_h.html 

    (六)^ FC13.   (2017224). 2017225

    (七)^ 2017315https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/bus/2017/bus_i_201703156075_h.html 

    (八)^ .  . 202181

    (九)^ SORA2018328https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/21862392.html2020711 

    (十)^ 2018926https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/24694662.html2020711 

    (11)^ 2018100 SORA

    (12)^ SORA201986https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/28866611.html2021330 

    外部リンク[編集]