ハンチバック
ハンチバック | ||
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著者 | 市川沙央 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
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﹃ハンチバック﹄は、市川沙央の1作目の長編小説。2023年4月に発売された﹃文學界﹄2023年5月号にて発表され、2023年6月に文藝春秋から出版された。
第128回文學界新人賞[1]と第169回芥川龍之介賞[2]を受ける。
あらすじ[編集]
先天性ミオパチーである主人公の独白で物語は進む[3]。登場人物[編集]
●井沢釈華 - 主人公。先天性ミオパチーで背骨が曲がり、人工呼吸器と電動車いすを利用する四十代の女性[4]。親がのこしたグループホームで裕福に暮らす[3]。有名私大の通信課程に通い、コタツ記事を書いた収入の全額を寄付し、18禁ティーンズラブ小説をサイトに投稿[3]。さらにはツイッターで﹁妊娠と中絶をしてみたい﹂と吐き出す[3]。評価[編集]
芥川賞選考委員の選評[編集]
●平野啓一郎[5] 主人公が抱えている困難な状況を通じて社会的な通念、われわれが常識と信じているものを批評的に解体しながら、自分の存在を描き出している。圧倒的な支持を集めた書誌情報[編集]
- 市川沙央 『ハンチバック』 文藝春秋、2023年6月22日発売、ISBN 978-4163917122
脚注[編集]
出典[編集]
(一)^ 文學界 2023年5月号 第128回 文學界新人賞決定発表
(二)^ https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230719-OYT1T50210/
(三)^ abcd“第169回芥川賞候補作・市川沙央﹁ハンチバック﹂を文化芸能部文化班の4人が語る~芥川賞大予想2023~穴熊ヒグチの憂鬱(2)‥東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年1月17日閲覧。
(四)^ “<社説>市川さん芥川賞 ﹁健常者の視点﹂を痛撃‥東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年1月17日閲覧。
(五)^ “芥川賞に市川沙央さん﹁ハンチバック﹂ 記者会見で﹁どうして2023年にもなって初めてなのか﹂ 直木賞は2作品‥東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年1月18日閲覧。