刈羽村
かりわむら 刈羽村 | |||||
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柏崎刈羽原子力発電所(画像奥側が村域) | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
都道府県 | 新潟県 | ||||
郡 | 刈羽郡 | ||||
市町村コード | 15504-7 | ||||
法人番号 | 9000020155047 | ||||
面積 |
26.27km2 | ||||
総人口 |
4,191人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 160人/km2 | ||||
隣接自治体 | 柏崎市・長岡市 | ||||
村の木 | クロマツ | ||||
村の花 | モモ | ||||
刈羽村役場 | |||||
村長 | 品田宏夫 | ||||
所在地 |
〒945-0308 新潟県刈羽郡刈羽村大字割町新田215番地1 北緯37度25分20秒 東経138度37分21秒 / 北緯37.42211度 東経138.62258度座標: 北緯37度25分20秒 東経138度37分21秒 / 北緯37.42211度 東経138.62258度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
刈羽村︵かりわむら︶は、新潟県刈羽郡にある村である。
概要[編集]
1901年に発足した村で、刈羽郡に属する唯一の自治体。村内には東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所︵5号機から7号機︶が立地している[1]。2021年度時点において地方交付税不交付団体である。2020年度の一般会計予算の歳入は約68億円で、固定資産税として約20億円、電源立地地域対策等交付金が約11億円、核燃料税が約2億円などとなっている[1]。柏崎市への通勤率は54.8%︵平成22年国勢調査︶。 公営の刈羽村ケーブルテレビを運営しており、村役場には大型の受信設備を有している。地理[編集]
黒川・油田の2大字が飛び地になっている。また、2005年︵平成17年︶5月1日に柏崎市が刈羽郡西山町を編入したことにより、飛び地以外の区域が柏崎市に囲まれている。なお、柏崎刈羽原子力発電所が海の程近くに存在するが、実際には海岸部分だけが柏崎市に属する形になっており、刈羽村に海岸線はない。
●河川: 別山川
●湖沼: 大池
歴史[編集]
●1889年︵明治22年︶4月1日 - 町村制施行により、刈羽郡刈羽村・割町新田・上高町村・下高町村・正明寺村の区域をもって刈羽村が発足する。 ●1901年︵明治34年︶11月1日 - 第2次町村合併で、高柳村、石地町、内郷村等と共に刈羽村が誕生する。新設の刈羽村はそれまでの︵旧︶刈羽村と勝山村及び東城村の一部を含む。 ●1956年︵昭和31年︶9月30日 - 中通村の一部を編入。 ●1959年︵昭和34年︶4月10日 - 二田村の一部を編入。 ●1979年︵昭和54年︶- 高町・赤田・勝山小学校が廃校になり、刈羽小学校へ統合される。 ●1985年︵昭和60年︶9月18日 - 柏崎刈羽原子力発電所の1号機の運転が開始される。 ●1997年︵平成9年︶7月2日 - 柏崎刈羽原子力発電所が7号機が営業運転を開始。世界最大の原子力発電所となる。 ●2005年︵平成17年︶5月1日 - 柏崎市が西山町と高柳町を編入したことにより、刈羽郡に属するのは刈羽村だけとなる。 ●2007年︵平成19年︶7月16日 - 柏崎沖を震源とする新潟県中越沖地震が発生し、最大震度6強を記録する。 ●2016年︵平成28年︶10月12日 - 役場の新庁舎が竣工する[2]。人口[編集]
刈羽村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 刈羽村の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― 刈羽村 |
■青色 ― 男性 | ||
刈羽村(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
行政[編集]
経済[編集]
産業[編集]
姉妹都市[編集]
ハーフムーンベイ市教育[編集]
●刈羽村立刈羽小学校 ●刈羽村立刈羽中学校施設[編集]
交通[編集]
鉄道路線[編集]
●東日本旅客鉄道︵JR東日本︶越後線 ●荒浜駅 - 刈羽駅路線バス[編集]
●越後交通 ●柏崎駅前 - 荒浜 - 刈羽駅入口 - 椎谷 - 石地中央 - 出雲崎車庫前 ●刈羽村コミュニティバス﹁ぴーちゃん﹂ - 町内を運行し無料で利用可能。土日祝日は運休。一部の路線は月・水・金曜日のみ運行。道路[編集]
●高速道路 ●インターチェンジ‥村域には存在しないが、北陸自動車道西山ICより役場まで車で約7分である。 ●SA/PA‥北陸自動車道刈羽パーキングエリア ●一般国道 ●国道8号、国道116号、国道352号 ●都道府県道 ●主要地方道‥新潟県道23号柏崎高浜堀之内線、新潟県道73号鯨波宮川線 ●一般県道‥新潟県道148号刈羽停車場線、新潟県道215号荒浜中田線、新潟県道369号黒部柏崎線、新潟県道393号礼拝長岡線名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
出身の著名人[編集]
●希帆ノ海勇樹 - 大相撲力士、出羽海部屋。本名‥山崎譲 ●小黒達也 - ローカルタレント 漫才コンビ﹁オミアイサドンデス﹂ / 2008年10月映画﹃二重心臓﹄︵秋原正俊監督︶出演 ●安沢たく - 元プロレスラー︵最終所属‥KAIENTAI-DOJO︶ ●安沢明也 - 元プロレスラー︵最終所属‥新日本プロレス︶。安沢たくの実兄。エピソード︵出来事︶[編集]
●1970年代までに村内を流れる別山川に4本の橋︵上流から和田橋、市中橋、井角橋、東栄橋︶が架けられた。橋名の中の字を並べると﹁田中角栄﹂となる。田中に対する村民の感謝の表れとされている[9]。 ●2001年5月27日、柏崎刈羽原子力発電所でのプルサーマル計画の是非を問う住民投票が行われ、反対が賛成を上回った。有権者4090人のうち、投票者数は3605人︵投票率‥88.14%︶。確定投票の結果は反対が1925︵53.4%︶に対し賛成が1533︵42.52%︶、保留が131︵3.63%︶。脚注[編集]
(一)^ ab“普通交付税不交付団体のフトコロ事情 新潟・聖籠町と刈羽村”. 産経新聞. 2024年4月30日閲覧。
(二)^ “お知らせ - 刈羽村役場新庁舎建設事業|刈羽村”. www.vill.kariwa.niigata.jp. 2019年4月28日閲覧。
(三)^ ab“刈羽ラピカ利用4万5千人 村外が半数に迫る”. 柏崎日報. (1999年12月13日)
(四)^ “刈羽の源土運動広場の工事進む”. 柏崎日報. (1999年1月29日)
(五)^ ab“大型複合施設:10年に40億円、東電寄付で建設10月1日オープン”. 毎日新聞. (2012年3月1日)
(六)^ ﹁わがまち自慢 〜村長室から〜﹂︵PDF︶﹃電源地域ニュース 電気のふるさと﹄第30巻、電源地域振興センター、2012年12月、2頁。
(七)^ “刈羽村の﹁とうりんぼ﹂竣工を祝う”. 柏崎日報. (2012年9月25日)
(八)^ “愛称は﹁ぴあパークとうりんぼ﹂に 刈羽・東電寄付事業の複合施設”. 新潟日報. (2011年11月17日)
(九)^ ロッキード総選挙 田中立候補4腹心の県議が4不正﹃朝日新聞﹄1976年︵昭和51年︶11月5日朝刊、13版、23面
(十)^ ab“刈羽﹁プラント﹂敷地内に宿泊施設 2023年春開業 スポーツ合宿など想定”. 新潟日報. (2021年9月3日)
(11)^ “刈羽パワーヴィレッジが完成しました号”. 稲村屋. 2024年4月30日閲覧。
(12)^ “﹁医療・介護ガイドブック﹂令和2年度版 発行後の変更”. 柏崎市. 2024年4月30日閲覧。