千葉県立幕張総合高等学校
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千葉県立幕張総合高等学校 | |
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総合学科(旧:普通科)校舎 | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
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学区 | 全県学区 |
併合学校 |
(普通科(現:総合学科)) 千葉県立幕張北高等学校 千葉県立幕張西高等学校 千葉県立幕張東高等学校 (看護科) 千葉県立若葉看護高等学校 |
校訓 | 独立自尊・協調親和 |
設立年月日 | 1996年4月1日 |
創立記念日 | 4月17日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
(総合学科校舎) 総合学科 (看護科校舎) 看護科 |
専攻科 |
(看護科校舎) 看護専攻科 |
学校コード | D112210000208 |
高校コード | 12253A |
所在地 | 〒261-0014 |
外部リンク | 幕張総合高校 |
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千葉県立幕張総合高等学校︵ちばけんりつ まくはりそうごうこうとうがっこう、英:Chiba Prefectural Makuhari General High School︶は、千葉県千葉市美浜区若葉にある県立高等学校。略称は﹁幕総﹂︵まくそう︶。
概要[編集]
校舎と学科は2つあり、総合学科校舎に総合学科、看護科校舎に看護科と看護専攻科を設置している。総合学科︵旧‥普通科︶[編集]
隣接していた公立高校3校を統合して普通科を設置し開校した。千葉県内では学区制度が設けられており、居住地域によって受験・通学可能な高等学校︵普通科のみ︶に制約が設けられている。しかし、本高校はこの制度の対象外となっており、千葉県内居住者であれば学区に関係なく、本高等学校に受験・通学が可能であった[1]。﹁キャリア教育の充実や系統的な学習を可能とする総合学科の特色を取り入れ、自己の進路志望を深める学習を重視し、各自の個性を生かした主体的な学習を推進し、進路希望を実現する。﹂[2]という目標のもと、普通科にかわって2019年度入学生より総合学科を設置した。なお、この学校の教育課程︵カリキュラム︶や施設などは、埼玉県立伊奈学園中学校・伊奈学園総合高等学校をモデルにして作られたといわれている。総合学科校舎︵旧‥普通科校舎︶は前身となった隣接する3校の校舎を引き継いでおり、国内でも類を見ない規模の大きさとなっている。7階建て吹き抜け構造の教室棟I・II、音楽室や美術室などが集まる芸術棟、3000人が収容可能なメインアリーナとサブアリーナ・柔道場・剣道場が集まる体育棟、事務室・図書館・文化ホールなどが集まる管理・学習交流棟の4つに分かれる。教室棟にはI・II棟合わせて4基のエレベーターが設置されている。校舎の内部はむき出しのコンクリートでできており、設立当時は公立高校としては珍しい斬新なデザインで注目を集めた。I棟5階の吹き抜け構造の中央には、部屋の外観がUFOに似ていることから、UFOやUFO部屋と呼ばれるコンピュータルームが設置されており、主に生徒のコンピューター演習用の部屋として利用されている。看護科・看護専攻科[編集]
一般の高等学校3年間の看護科に加えて、2年間の看護専攻科が設置されている5年制。看護科から看護専攻科にかけて進学することにより、5年間の一貫看護師養成課程として修了時に看護師国家試験受験資格が得られる。なお、専攻科への進学は原則として同校の看護科卒業が条件となっており、同校総合学科を含めた外部からの入学者の募集は行なっていない。看護科校舎は、旧‥千葉県立若葉看護高等学校のものが引き継がれている。沿革[編集]
略歴[編集]
学校名にある﹁総合﹂の文字は、商標登録されていた渋谷教育学園幕張高等学校との区別[3]や3校が統合したことを表すものであったが、2019年4月より普通科にかわり総合学科を設置したため、名実ともに﹁総合﹂高校となった。総合学科︵普通科︶は現在の総合学科校舎にもともと隣接していた単位制の相互乗り入れなどで連携を持っていた千葉県立幕張北高等学校と千葉県立幕張西高等学校、千葉県立幕張東高等学校の3校が統合され、普通科が1996年4月に設立した。2019年4月に普通科から総合学科となった。 看護学科は千葉県立若葉看護高等学校と統合して2004年4月に設置した。翌年には専攻科を設置した。年表[編集]
普通科→総合学科[編集]
●1978年︵昭和53年︶10月12日 - ﹁学園のまちー集合形態をとる高等学校﹂の基本構想となる。 ●1979年︵昭和54年︶4月1日 - ﹁学園のまち﹂高等学校開設準備委員長に川野彦太郎を発令する。 ●1979年︵昭和54年︶8月22日 - 3校第1期工事起工式が挙行される︵特別教室棟︶。 ●1979年︵昭和54年︶9月5日 - 千葉県立幕張東高校・千葉県立幕張西高校・千葉県立幕張北高校の校名が決定する。 ●1979年︵昭和54年︶11月14日 - 次年度入学試験の募集定員が決定する。︵各校とも普通科6学級270名︶ ●1979年︵昭和54年︶11月15日 - 千葉県立幕張東高校開設準備委員長に鯉淵武敏他8名開設事務を嘱託する。 千葉県立幕張西高校開設準備委員長に高蝶高他8名開設事務を嘱託する。 千葉県立幕張北高校開設準備委員長に川野彦太郎他8名開設事務を嘱託する。 ●1980年︵昭和55年︶3月29日 - 千葉県立幕張西高校で第1期工事が竣工する。︵管理・特別教室棟︶ ●1980年︵昭和55年︶3月31日 - 千葉県立幕張東高校で第1期工事が竣工する。︵特別教室棟︶ 千葉県立幕張北高校で第1期工事が竣工する。︵特別教室棟・体育館︶ ●1980年︵昭和55年︶4月1日 - 千葉県立幕張東高校・千葉県立幕張西高校・千葉県立幕張北高校の3校を開設する。 千葉県立幕張東高校の初代校長に鯉淵武敏を発令する。 千葉県立幕張西高校の初代校長に高蝶高を発令する。 千葉県立幕張北高校の初代校長に川野彦太郎を発令する。 ●1980年︵昭和55年︶4月17日 - 3校合同開校式ならびに入学式が挙行される。 ●1981年︵昭和56年︶1月10日 - 千葉県立幕張西高校で第2期工事が竣工する。︵普通教室棟・図書室︶ ●1981年︵昭和56年︶1月31日 - 千葉県立幕張東高校で第2期工事が竣工する。︵普通教室棟・図書室︶ 千葉県立幕張北高校で第2期工事が竣工する。︵普通教室棟︶ ●1981年︵昭和56年︶5月20日 - 千葉県立幕張西高校で第2期工事が竣工する。︵体育館︶ ●1981年︵昭和56年︶6月1日 - 千葉県立幕張東高校で第2期工事が竣工する。︵体育館︶ ●1995年︵平成7年︶4月1日 - 千葉県立幕張高等学校︵仮称︶が開設する。準備室を設置する。 ●1996年︵平成8年︶4月1日 - 千葉県立幕張総合高等学校が開設する。︵1学年18学級・2学年18学級・3学年21学級︶ ●1999年︵平成11年︶4月1日 - 2学期制に移行する。 ●2000年︵平成12年︶11月10日 - 公開研究会が開催される。 ●2001年︵平成13年︶4月1日 - 大学との連携教育を開始する︵千葉大学・千葉工業大学・神田外語大学・中央大学︶。 ●2002年︵平成14年︶4月1日 - 東洋大学との連携教育開始。 ●2002年︵平成14年︶6月1日 - 千葉県立幕張総合高等学校・千葉県立若葉看護高等学校が統合する。準備室を設置する。 ●2003年︵平成15年︶4月1日 - 単位制に移行する。学級数が3学級減り、15学級600名になる。麗澤大学との連携教育を開始する。 ●2004年︵平成16年︶4月1日 - 千葉県立若葉看護高等学校と統合する。看護科を設置する。 ●2005年︵平成17年︶4月1日 - 看護科に専攻科︵2年間︶を設置する。専攻科修了時に看護師国家試験受験資格が取得できるようになった。 ●2010年︵平成22年︶4月1日 - 学級数が3学級増え、普通科18学級720名になる。 ●2019年︵平成31年︶4月1日 - 普通科に代わって新たに総合学科を設置する。学級数が1学級減り、17学級680名になる。看護科[編集]
現在加筆中。交通アクセス[編集]
︻総合学科校舎︼[編集]
●JR京葉線 海浜幕張駅下車徒歩15分 ●JR中央・総武緩行線 幕張駅下車徒歩25分 ●京成電鉄本線 京成幕張駅下車徒歩25分︻看護科校舎︼[編集]
●JR京葉線 海浜幕張駅下車徒歩20分 ●JR中央・総武緩行線 幕張駅下車徒歩15分 ●京成電鉄本線 京成幕張駅下車徒歩15分1年の流れ︵令和5年度予定︶[編集]
2学期制。※下線部は看護科・専攻科。 ●4月 - 始業式、入学式、進路希望調査、戴唱式、各種検診、学年行事︵遠足︶、生徒総会 ●5月 - 内科検診、第1回定期考査、進路関係各種説明会、臨地実習 ●6月 - PTA総会、履修指導、臨地実習、保護者面談 ●7月 - 鼎︵かなえ︶祭文化の部︵文化祭︶、実力テスト、安全教室、1日体験入学 ●8月 - 学校説明会 ●9月 - 第2回定期考査、臨地実習、前期終業式 ●10月 - 鼎祭体育の部︵体育祭︶、生徒会役員選挙、臨地実習 ●11月 - 校外授業公開、臨地実習、修学旅行、実力テスト ●12月 - 保護者面談、臨地実習、第3回定期考査 ●1月 - 臨地実習、実力テスト ●2月 - 入学者選抜、臨地実習、国際理解音楽公演 ●3月 - 第4回定期考査、卒業式、修了式、終業式著名な出身者[編集]
統合前の4校卒業生を含む︵※で表示︶。
●礒谷真帆 - 将棋女流棋士
●伊藤峻太 - 映画監督
●木多康昭 - 漫画家 ※幕張北
●玉井雪雄 - 漫画家 ※幕張北
●筒井大志 - 漫画家
●石丸幹二 - 俳優 ※幕張西
●遠藤みちスケ - 放送作家 ※幕張北
●新垣隆 - 作曲家、ピアニスト、ゴーストライター ※幕張西
●西条みつとし - 放送作家 ※幕張東→幕張総合
●AMEMIYA - お笑い芸人
●実川貴美子 - 女優
●長尾奈奈 - 俳優︵無名塾所属︶
●元吉庸泰 - 舞台演出家
●横山だいすけ - 歌手、俳優
●二宮歩美 - タレント、ニュースキャスター
●板川侑右 - テレビ東京プロデューサー
●酒主義久 - フジテレビアナウンサー
●miko - 同人シンガー
●吉野七宝実 - グラビアアイドル
●AKIRA - プロレスラー
●栗原克志 - 元サッカー選手、指導者 ※幕張東
●村井慎二 - 元サッカー選手︵元日本代表︶、サッカー指導者 ※幕張北→幕張総合
●宮間あや - 元サッカー選手︵日本女子代表︶
●白田敏人 - プロバスケットボール選手
●鶴巻啓太 - プロバスケットボール選手
●藤岡恵美衣 - バスケットボール選手
●村山亮介 - プロ野球選手
●早坂響 - プロ野球選手
●奥田健誠 - プロ野球選手
部活動[編集]
体育系[編集]
●バレーボール ●バスケットボール ●バドミントン ●卓球 ●柔道 ●剣道 ●弓道 ●水泳︵水球・競泳︶ ●陸上競技 ●野球 ●サッカー ●ハンドボール ●ソフトボール ●ラグビー ●テニス ●ソフトテニス ●ワンダーフォーゲル - 2009年にインターハイで第3位。 ●ボクシング ●ダンス - 全国大会に出場し、入賞・優秀賞の実績もある。文化系[編集]
●シンフォニックオーケストラ ●全国学校合奏コンクール全国大会に9年連続出場︵うち8年は最優秀全国第1位︶ ●日本学校合奏コンクールグランドコンテスト部門に第1回大会から11年連続で文部科学大臣賞︵第1位︶を受賞 ●全日本吹奏楽コンクールに2011年・2013年・2023年には支部代表として全国大会に出場、3度の金賞受賞 ●全日本アンサンブルコンテスト全国大会に7度出場、第37回大会︵2013年度︶のフルート八重奏で当部初の金賞受賞 ●合唱 ●2007年 - 第74回NHK全国学校音楽コンクール銅賞 ●2008年 - 第75回NHK全国学校音楽コンクール優良賞、第61回全日本合唱コンクール金賞 ●2009年 - 第76回NHK全国学校音楽コンクール銅賞、第62回全日本合唱コンクール金賞 ●2010年 - 第77回NHK全国学校音楽コンクール優良賞 ●2011年 - 第78回NHK全国学校音楽コンクール銀賞、第64回全日本合唱コンクール金賞(東京都知事賞・第2位︶ ●2012年 - 第79回NHK全国学校音楽コンクール金賞︵初︶、第65回全日本合唱コンクール金賞(鹿児島県知事賞・第2位︶ ●2013年 - 第80回NHK全国学校音楽コンクール金賞︵2連覇︶第66回全日本合唱コンクール金賞 ●2014年 - 第81回NHK全国学校音楽コンクール金賞︵3連覇︶第67回全日本合唱コンクール金賞︵岩手県教育委員会賞・第3位︶ ●2015年 - 第82回NHK全国学校音楽コンクール銀賞、第68回全日本合唱コンクール金賞︵埼玉県教育委員会教育長賞・第3位︶ ●2016年 - 第83回NHK全国学校音楽コンクール銀賞、第69回全日本合唱コンクール金賞︵香川県教育長賞・第3位︶ ●2017年 - 第84回NHK全国学校音楽コンクール銅賞、第70回全日本合唱コンクール金賞 ●美術 ●書道 ●文藝 ●演劇 ●ESS ●科学 ●電気研究 ●茶道 ●華道 ●写真 ●2011年 - 第35回全国高等学校総合文化祭福島大会出場 ●2014年 - 第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会出場 ●2015年 - 第39回全国高等学校総合文化祭滋賀大会出場 ●2019年 - 第43回全国高等学校総合文化祭佐賀大会出場 ●2022年 - 第46回全国高等学校総合文化祭東京大会出場 ●2023年 - 第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会奨励賞 ●将棋 ●漫画・アニメ研究 ●工芸 ●百人一首競技かるた ●囲碁同好会 ●アコースティックギター同好会 ●クッキング同好会 ●放送同好会 (MSB)関連項目[編集]
●千葉県高等学校一覧 ●日本の看護に関する学科設置高等学校一覧 ●日本の総合学科設置高等学校一覧 ●青のオーケストラ - 作中に登場するオーケストラ部は本校のシンフォニックオーケストラ部をモデルにして描かれている[4][5]。脚注[編集]
(一)^ 教育庁教育政策課 (2021年3月10日). “第78号議案 県立高等学校通学区域に関する規則の改正について”. 千葉県. 2023年4月18日閲覧。
(二)^ “幕張総合高校”. www.chiba-c.ed.jp. 2019年5月16日閲覧。
(三)^ 田村哲夫﹃教えて!校長先生 渋谷教育学園はなぜ共学トップになれたのか﹄p.22
(四)^ “幕総オケ部のご紹介”. 千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部. 2023年4月18日閲覧。
(五)^ 株式会社小学館 (2019年8月8日). “累計50万部突破!青春×音楽漫画﹃青のオーケストラ﹄最新6巻発売記念、リアル高校オーケストラ部との特別コラボ動画完成!”. PR TIMES. 2023年3月29日閲覧。