東海大学海洋科学博物館
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東海大学 > 東海大学海洋科学博物館
![]() Marine Science Museum, Social Education Center TOKAI University | |
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施設情報 | |
事業主体 | 東海大学社会教育センター |
開館 | 1970年(昭和45年)5月 |
所在地 |
〒424-8620 静岡県静岡市清水区三保2389 |
位置 | 北緯35度1分8.8秒 東経138度31分5.6秒 / 北緯35.019111度 東経138.518222度座標: 北緯35度1分8.8秒 東経138度31分5.6秒 / 北緯35.019111度 東経138.518222度 |
外部リンク |
www |
プロジェクト:GLAM |
東海大学海洋科学博物館︵とうかいだいがくかいようかがくはくぶつかん、英称‥Marine Science Museum, Social Education Center TOKAI University︶は、東海大学社会教育センターが社会教育活動の一環として活動する施設の一つ。
2022年度で有料入館での受け入れを終了し、教育・研究施設として存続しつつ、2023年度からは見学エリアを1階のみとする事前予約制の無料公開の施設となる[1][2][3]。
概要[編集]
当館と東海大学自然史博物館の2つの博物館と三保研修館︵宿泊・集会・研修施設︶の3施設を中心とした社会教育活動を学芸員を配置し展開している。大学本体は、海洋学部を通じて海洋に関する教育研究を行っている。この教育研究の利用に共するとともに、海洋科学に関する知識を広く一般市民に啓蒙普及することを目的として運営している。また、2015年1月時点、日本で雄と雌のメガマウスの剥製が揃っているのは当館のみ[4]。 1998年、日本動物園水族館協会第12回﹃古賀賞﹄を受賞。 施設老朽化と2026年4月にオープンする静岡市の海洋文化施設﹁海洋・地球総合ミュージアム︵仮称︶﹂で市と連携することから、当館と自然史博物館の一般公開を2023年3月で終了することになった[5]。 2023年度以降は教育・研究施設として存続しつつ、事前予約制の無料公開の施設となる[1][2][3]。沿革[編集]
●1970年5月2日 東海大学海洋科学博物館を開館。 ●1970年 マグロの飼育実験を開始。[6] ●1977年 世界で初めてカクレクマノミの繁殖に成功。[7] ●1978年4月2階を増設、機械水族館﹁メクアリウム﹂開設[8]。 ●1986年4月2階展示室を全面改修、マリンサイエンスホール開設[8]。 ●1988年 エイ目 マダラエイにおいて日本動物園水族館協会の﹃繁殖賞﹄を受賞。 ●1990年 リュウグウノツカイ雌雄標本を公開。[9] ●1993年 カサゴ目 イボダンゴにおいて日本動物園水族館協会の﹃繁殖賞﹄を受賞。 ●1998年 日本動物園水族館協会第12回﹃古賀賞﹄を受賞。 ●1998年 本年より博物館毎の年報・研究報告の発行者を社会教育センターへ集約統合し刊行開始。 ●1999年 スズキ目 タテガミギンポにおいて日本動物園水族館協会の﹃繁殖賞﹄を受賞。 ●2000年 スズキ目 ナガサキスズメダイにおいて日本動物園水族館協会の﹃繁殖賞﹄を受賞。 ●2001年 スズキ目 クジャクスズメダイにおいて日本動物園水族館協会の﹃繁殖賞﹄を受賞。 ●2003年 メガマウス公開解剖を実施。 ●2007年7月 くまのみ水族館 開設[8]。 ●2015年 ●4月1日 本学の大学生︵短大生は除く︶は入館料無償化へ移行。 ●9月 うみの研究室を開設[8]。 ●2023年 ●3月 有料入館での受け入れを終了[1]。 ●4月 見学エリアを1階のみとし、事前予約制の無料公開の施設へ移行[1][2][3]。部門別の概要[編集]
水族館部門 1階は水族館部門になっている[5]。海洋生物の育成、繁殖とその展示活動を行う。 科学博物館部門 2階は科学博物館部門になっている[5]。 2023年度からは見学エリアが1階のみとなる[2][3]。交通アクセス[編集]
電車・バスの利用 ●JR東海道線・清水駅下車後、3番のりばよりしずてつジャストラインの﹃東海大学三保水族館﹄行きバスに乗車、終点で下車。徒歩1分。 車の利用 ●東名高速道路・清水インターを下りて、湾岸道路を経由し三保街道を通行し当館へ。 ●東名高速道路・静岡インターを下りて、久能街道︵いちご街道︶を通行し当館へ。関連項目[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/3e/Tokai_University%2C_Natural_History_Museum.jpg/200px-Tokai_University%2C_Natural_History_Museum.jpg)
脚注[編集]
(一)^ abcd“研究、飼育の半世紀振り返る 東海大海洋科学博物館、有料入館終了前にシンポ﹁世界、日本初いくつも﹂”. 静岡新聞 (2023年3月27日). 2023年3月28日閲覧。
(二)^ abcd“2023年度 東海大学海洋科学博物館 ﹃団体﹄における開館内容及び予約方法について”. 東海大学海洋科学博物館 (2023年3月27日). 2023年3月28日閲覧。
(三)^ abcd“2023年度 東海大学海洋科学博物館﹃個人﹄における開館内容及び予約方法について”. 東海大学海洋科学博物館 (2023年3月27日). 2023年3月28日閲覧。
(四)^ 静岡新聞NEWS メガマウス雌も剥製に雄とペア展示へ東海大海洋科学博物館︵2015/1/10 08:15︶
(五)^ abc“﹁三保の水族館﹂公開終了へ 2023年3月、東海大自然史博物館も 静岡市の新施設と展示で連携”. 静岡新聞 (2022年6月1日). 2022年6月1日閲覧。
(六)^ 農林水産技術会議 刊行物 農林水産研究開発レポート 広域回遊魚類︵ウナギ・マグロ︶の完全養殖技術開発5ページ目3︶卵から稚魚を育てる技術開発の歴史
(七)^ 中部電力 見学レポート > 富士山を頂く東西の電力融通の要と中部電力最大のメガソーラー施設を訪ねる
(八)^ abcd“︻お知らせ︼ 東海大学海洋学部博物館は教育・研究に専念した機関へ”. 東海大学海洋科学博物館 (2022年6月1日). 2023年3月28日閲覧。
(九)^ Web水族館 全国水族館ガイド 東海大学海洋科学博物館