現像

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白黒写真の現像。画像が顕現する瞬間。

[1][2][3]

 developing [4] processing  developing  fixing [5][6][5]

RAWJPEGTIFF[1][2]RAWRAW

[6]#


概要[編集]

現像[編集]


使



[3]




[]


使使1

[]


DPE

 Blix (Bleach + Fix) Fe (III) EDTA 使 Fe (III) EDTA 使

developingfixing使processing

[]

[]


(一)


(二) developer[7]

(三) stop bath1.5 %

(四) fixer

(五)

(六)

(七)

[]




(一)3.

(二)fogging

(三)

(四)[8]

[]


(一)

(二)

(三)

(四)[9]

RA-41[10]

[]




(一)

(二)

(三)fogging

(四)

(五)[9]

[]


使developing

[]

[]


 (MetolN-methyl-p-aminopenol hemisulphate)

西

1

調調使使

 (hydroquinone)

使

調16退520調使 

 (Phenidone1-phenyl-3-pyrazolidone)

西

1950使調調調使調使使使1011%

2018ebay

 (DimezoneDimezone SPhenidone B)

4

C

使使1.65



使綿2使綿使使調2調便


使

p-調使調便調24

[]

[]



使調2%[ 1]2 - 361







使
[]



使pH10使使



寿使使pH9710



使使







西



pH11
[]



使使



使

 (Benzotriazole)

使調調




[]








[]




[]

[]

使調調

使
硝酸銀
露出不足の原版の補力法の一種である銀補力法に使われる単薬。
名称 蒸留水 ハイドロキノン クエン酸 硝酸銀 無水亜硫酸ソーダ ハイポ メトール英語版
エダー氏ハイドロキノン補力液 A液 1000 ml 11.5 g 7 g
B液 275 ml 3 g
B液は溶解後必ず褐色瓶にて貯蔵すること。

A液150 mlにB液50 mlを混和し、よく水洗し終わった原版をそのまま調合液に浸漬し適度の濃度に達するのを待って引き上げ水洗を行う。

In-5(イーストマン・コダック銀補力液) A液 1000 ml 60 g
B液 1000 ml 60 g
C液 1000 ml 105 g
D液 1000 ml 15 g 24 g
A液は溶解後は必ず褐色瓶にて貯蔵すること。

A1B1
殿C1
D3
調25 30 %2

2130

硫酸銅
露出不足の原版の補力法の一種である銅補力法に使われる単薬。
名称 温湯(50℃) 硫酸銅 ブロムカリ 硝酸銀
ブリティシュ・ジャーナル銅補力液 A液 1000 ml 208 g
B液 1000 ml 208 g
後処理液 1000 ml 93.6 g
後処理液は溶解後必ず褐色瓶にて貯蔵すること。

AB
AB12

2 %

減力液[編集]

調調調使調

使
赤血塩
露出過度の原板の減力法でもっとも一般的な「ファーマー氏減力液」に使われる単薬。ファーマー氏減力液は硬調化減力法の一つで、陰影部のコントラストを高めながら減力する。その持てる作用は赤血塩の濃度が高いほど強くなる。
印画紙の減感には不向きであり、軽い印画カブリを矯正するに適する程度である。それゆえ寺岡徳二は「ほんのお嬢様仕事に類した減感操作にだけ適したもの」[11]としている。
名称 ハイポ5 %液 赤血塩5 %液 ハイポ 赤血塩
ファーマー氏赤血塩カッティング減力液 100 ml 2〜10 ml
作用が急速であり原版を浸漬するや直ちに減力が始まる。


調使調退調


ブリティッシュ・ジャーナル ファーマー氏赤血塩減力液 A液 1000 ml 125 g
B液 1000 ml 100 g
A液100 mlにB液5〜12 mlを加えて使用する。

B液の量を多くすれば減力速度が大となり、且つ陰影部により強く作用する。
混合液は数分でその効力を失うのでできる限り手早く行う必要があり、液色がレモン黄色から青緑色に変色したら最早使用できないので新たに調合した液と交換しなければならない。

R-4a(イーストマン・コダック ファーマー氏減力液) A液 500 ml 37.5 g
B液 2000 ml 480 g
使用に際してはA液1部にB液4部を加え、さらに水を加えて総量32部とし、この液に浸漬して減力を行う。

混合した液は極めて迅速にその効力を失うので、調合後直ちに使用しなければならない。

R-4b(イーストマン・コダック ファーマー氏両浴減力液) A液 7.5 g
B液 200 g
いずれも水を加えて1000 mlになる様に溶解すること。

まずA液に原版を浸漬し、全面平均に作用するよう充分に震盪させる。震盪させる時間は減力の程度により1〜4分間位で液温は18〜21℃位に保つこと。
次にB液に5分間浸漬したる後完全に水洗をする。
1回の減力で不足の場合はこの工程を数回繰り返しても差し閊えない。
単にカブリの除去が目的であれば、A液1部を水1部で稀釈して使用する。

イルフォード赤血塩減力液 25 ml 2.5 g
新しいハイポ20 %溶液にこの赤血塩溶液を液色が淡黄色になる程度まで加えて使用する。

赤血塩溶液の量を多くすればその作用はより強大になるので注意が必要である。
原版をこの液に浸漬し、減力作用の進行に充分に注意をはらい、適当に減力されたなら水洗を行い乾燥させる。




[]




使







SB-4SB-5







使使



調使



寿使



使



使使



調使10.5




[]


[ 2][ 3]

1000 ml調使使調

[ 4]西[ 5]C

イーストマン・コダック[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メタノール(木精) パイロ(焦性没食酸もしくは焦性没食子酸) メトール英語版(エロン[注釈 6] 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 重亜硫酸ソーダ(酸性亜硫酸ソーダ)[注釈 7] 無水炭酸ソーダ[注釈 8] 苛性ソーダ ブロムカリ[注釈 9] 硼砂 硼酸 メタ硼酸ナトリウム[注釈 10] ロダンカリ クエン酸
D-1 標準ABCパイロ現像液 A液 60 g 9.8 g 1.1 g
B液 105 g
C液 75 g
それぞれ水1000 mlに溶解すること。A液B液C液それぞれ30 mlずつを混和し、210 mlの水て希釈(1部:1部:1部:7部)して使用する。標準現像時間は18℃で5〜7分。
D-7 営業家向けポートレート、コマーシャル用エロン・パイロ(3液)現像液 A液 500 ml 30 g 7.5 g 7.5 g 4.1 g
B液 150 g
C液 75 g
A液は最後に水を加えて総量1000 mlとし、B液C液はそれぞれ水1000 mlに溶解すること。A液B液C液それぞれ1部ずつ等量を取って混和し、水8部を加えて希釈して使用する。標準現像時間は18℃で7〜9分。
D-8 乾板フィルム用超硬調現像液 90 g 45 g 38 g 30 g
32℃の水に表記順に薬品を溶解していく。酸化しやすく保存性が悪いため使用の度に調合する必要がある。
D-9 ハイドロキノン単液処方現像液 A液 500 ml 22.5 g 22.5 g 22.5 g
B液 52.5 g
B液は必ず冷水1000 mlに溶解すること。苛性ソーダは温湯に溶解することは厳禁である。A液B液等量を混和して使用する。現像と定着の間に中間水洗をよく行うこと。標準現像時間は18℃で2分。
D-11 硬調現像液 500 ml 1 g 75 g 9 g 25.5 g 5 g
原液のまま使用。硬調すぎた場合は1:1で希釈する。
D-19 やや硬調現像液 500 ml 2 g 96 g 9 g 56 g 5 g
現像能力が大きく、比較的迅速に現像され、カブリの少ないやや硬調に仕上がる。標準現像時間は20℃で5分(深タンクなら6分)。
D-19R D-19補充液 500 ml 4.5 g 9 g 17.5 g 一水塩52.5 g 7.5 g
現像した面積500 cm2に対して25 mlの割合で加える。補充量の合計が最初の現像液量にならないうちに新液に替えること。
D-19b(D-19変形処方) エックス線フィルム用やや硬調現像液 2.2 g 72 g 8.8 g 48 g 4 g
D-21 パイロ両液現像液 A液 60 g 9.6 g 1.1 g
B液 105 g 75 g
それぞれ水1000 mlに溶解すること。A液B液それぞれ1部ずつを混和し、8部の水て希釈して使用する。標準現像時間は18℃で約6分。
D-23 メトール単液処方軟調現像液 750 ml 7.5 g 100 g
D-25 超微粒子軟調現像液 750 ml 7.5 g 100 g 15 g
D-25R D-23およびD-25補充液 750 ml 10 g 100 g 20 g(原処方ではコダルク20 g)
D-23の補充には35mmフィルム36枚撮り1本、もしくはブローニーフィルム6×6判12枚取り1本現像するごとに25 mlを加える。D-25には35mmフィルム36枚撮り1本、もしくはブローニーフィルム6×612枚取り1本現像するごとに35 mlを加える。
D-28 印画紙用青黒調現像液 A液 500 ml 4.1 g 45 g 8.2 g 3.4 g
B液 97.5 g
D-32 幻燈板用(ランターンスライド指定)温黒調現像液 A液 500 ml 6.2 g 6.9 g 3.4 g 0.7 g
B液 30 g 4.1 g
B液は水1000 mlに溶解すること。A液B液等量を混和して使用する。より温調を望む時はA液1部にB液2部の割合で混和し使用する。標準現像時間は約21℃で5〜6分。
D-34 幻燈板用(ランターンスライド指定)青黒調現像液 A液 500 ml 4.1 g 15 g 15 g
B液 15 g 2.1 g
B液は水1000 mlに溶解すること。A液B液等量を混和して使用する。一層軟調を望む時はA液B液それぞれ1に水1の割合で希釈し使用する。標準現像時間は約21℃で1.5〜3分。
D-52 印画紙用温黒調現像液 750 ml 1.5 g 22.5 g 6.2 g 15 g 1.5 g
D-61 深タンク用エロン・ハイドロキノン現像液 500 ml 3.1 g 90 g 5.8 g 2.1 g 11.3 g 1.6 g
原液1に水2の割合で希釈し使用する。標準現像時間は18℃で約15分。
D-61a 営業家向け一般ネガ用エロン・ハイドロキノン現像液 500 ml 3.1 g (3 g) 90 g 5.8 g (6 g) 2.1 g (2 g) 11.3 g (12 g) 1.6 g (2 g)
括弧内()は「アルス写真処方集」のレシピによる秤量である。また資料によって処方の秤量がさらに異なる場合がある[注釈 11]。原液1に水1の割合で希釈して使用する。標準現像時間は18℃で約7分。
D-62 写真乾板用(ポストカード乾板指定)MQ現像液 15 g 120 g 30 g 180 g 7.5 g
水400 mlに溶解する。原液1に水1の割合で希釈して使用する。軟調を求める時は原液1に水2の割合で希釈する。標準現像時間は18℃で約7分。
D-64 印画紙用軟調/中庸調/硬調現像液 A液 500 ml 4.7 g 33.8 g 5.2 g 26.4 g 2.4 g
B液 500 ml 33.8 g 18.8 g 26.4 g 2.4 g
A液、B液それぞれ最後に水を加え総量1000 mlにする。軟調を求める時はA液360 mlに水600 mlを加える(3:5の割合)。中庸調を求める時はA液180 ml、B液180 ml、水600 mlを混和する(3:3:10の割合)。硬調を求める時はA液180 ml、B液360 ml、水420 mlを混和する(3:6:7の割合)。各原液1000 ml毎にブロムカリ10 %液 4 ml(0.4 g)を添加すること。
D-72 印画紙用現像液(万能現像液) 750 ml 3 g 45 g 12 g 67.5 g(一水塩80 g) 2 g
かつては「万能現像液」として乾板、フィルム、印画紙のいずれにも使用できるとされていた。アルカリ度が高く、現像時間が短くて済むので新聞で使われる写真など、現像に時間の取れない分野で広く使われていた。ただ粒子が粗びる、コントラストが早く立ち上がり硬調になりやすい、適正感度が出にくいなどの難点があり、今では高コントラストを望むなどの場合を除きフィルムの現像には使用されない。原液1に水2の割合で希釈し、20℃で4分がフィルム現像での標準。濃縮現像液ではないので高希釈での使用は勧められない。
D-73 印画紙用(アゾ紙指定)帯青黒調現像焼付業及び商業写真向け現像液 500 ml 2.8 g 40 g 10.6 g 75 g 0.8 g
D-76 標準微粒子現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g (3〜5 g または、0.5〜1 g) 2 g
レシピが公開されているので自家調合が可能。1927年以来長らく銀塩写真フィルムの世界標準。現在のコダック製パッケージ版D-76は改良で微妙に成分が違う。ブロムカリは露出過度のフィルムを現像する場合に加える。(1000 mlあたり)3 g添加で2倍程度、5 g添加で3倍程度の露出過度のフィルムを救済できる。また感度は多少低下するが、ヌケを新液よりも能くして微粒子のネガを求める時は、新液1000 mlにつきブロムカリを0.5〜1 g添加すると同様の特性が得られる。
D-76R D-76補充液 750 ml 3 g 100 g 7.5 g 20 g
35mmフィルム36枚撮り1本、もしくはブローニーフィルム6×6判12枚取り1本現像ごとに約30 mlを加える。
D-76BB(改変D-76) やや軟調の微粒子現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g 2 g 14 g
標準現像時間は20℃で19分。
D-76b(D-76変形処方) やや軟調MQ現像液 750 ml 2.75 g 100 g 2.75 g 8 g 8 g
D-76d(D-76変形処方) 中性硼砂現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g 8 g 8.8 g
D-76pHをさらに安定にした処方である。使用する薬品の純度や秤量の誤差などによる性能の変化が小さいのが特徴である。
D-76F 増感強力現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g 20 g
現像時間がD-76の半分程度ですむが、粒状性が粗びるのでその影響の少ないシートフィルム向けであり、小型フィルムの現像には向かない。
D-82 露出不足用最強力現像液 750 ml 50 ml 14 g 52 g 14 g 9 g 9 g
保存性が悪く、遮光瓶に満たしても数日間しか貯蔵できず、皿やタンクに入れたものは2時間位しか持たない。
D-84 無染パイロ現像液 A液 750 ml 30 g 180 g
B液 120 g 3.8 g
A液は最後に水を加えて総量を1000 mlとし、B液は水1000 mlに溶解すること。A液B液それぞれ1部ずつを混和し水4部を加えて使用する。標準現像時間は18℃で約4分。
D-90 パイロ両液現像液 A液 20 g 70 g 17 g
B液 75 g 1 g
それぞれ水1000 mlに溶解すること。軟調を望む時はA液B液それぞれ1部ずつを混和し、水4部を加える。中庸調を望む時はA液B液それぞれ1部ずつを混和し、水2部を加える。硬調を望む時はA液B液それぞれ1部ずつを混和し、水1部を加える。
D-96 一般フィルム及び映画フィルム用MQ現像液 750 ml 1.5 g 75 g 1.5 g 0.4 g 4.5 g
D-76を希釈した状態に近いが、ブロムカリが調合されているのでカブリをより抑えることができる。微粒子性は落ちるが、鮮鋭度が高くエッジ効果もやや高くなる。疲労しやすいので注意が必要である。
D-96R D-96補充液 750 ml 2 g 80 g 2 g 5 g
35mmフィルム36枚撮り1本現像毎に70 mlを加える。
DK-20 超微粒子現像液 750 ml 5 g 100 g 0.5 g 無水物 2 g(原処方ではコダルク2 g) 1 g
DK-20R DK-20補充液 750 ml 7.5 g 100 g 1 g 20 g(原処方ではコダルク20 g) 5 g
小型タンク現像の場合35mmフィルム36枚撮り1本現像するごとに30 mlを加える。
DK-20変型 超微粒子現像液 750 ml 5 g 100 g 0.5 g 3.4 g 1 g
DK-50 写真乾板及び営業家向けポートレートまたはコマーシャル写真用MQコダルク現像液 750 ml 2.5 g 30 g 2.5 g 0.5 g 無水物 10 g(原処方ではコダルク10 g)
原液のまま使用する。ポートレートのネガを現像する時の標準現像時間は20℃で約4分。コマーシャルフォトのネガの場合は20℃で6分位である。
DK-50R DK-50補充液 750 ml 5 g 30 g 10 g 40 g(原処方ではコダルク40 g)
35mmフィルム36枚撮り1本、もしくはブローニーフィルム6×6判12枚取り1本現像ごとに約30 mlを加える。
DK-60a 写真仕上業及び営業家向けネガ用深タンク現像液 750 ml 2.5 g 50 g 2.5 g 0.5 g 20 g(原処方ではコダルク20 g)
原液のまま使用する。標準現像時間は20℃で4〜7分である。
DK-60aTR DK-60a補充液 750 ml 5 g 50 g 10 g 40 g(原処方ではコダルク40 g)
35mmフィルム36枚撮り1本、もしくはブローニーフィルム6×6判12枚取り1本現像ごとに約30 mlを加える。
DK-76(D-76変形処方) 750 ml 2 g 100 g 5 g 2 g(原処方ではコダルク2 g)
DK-76F 750 ml 2 g 100 g 5 g 20 g(原処方ではコダルク20 g)
SD-26 特別迅速現像液 750 ml 20 g 60 g 20 g 20 g 10 g
標準現像時間は21℃で1分である。
T-Maxデベロッパー コダックT-Max専用現像液。富士フイルムのモノクロフィルムの中には、この現像液を使用した際の処理時間が書かれているものがある。


イルフォード[編集]

型番 特徴 水 (50℃) パイロ メトール フェニドン[注釈 12] 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 重亜硫酸ソーダまたはメタカリ 無水炭酸ソーダ ブロムカリ 硼砂 硼酸 グリシン ベンゾトリアゾール
ID-1 パイロソーダ現像液 A液 250 ml 25 g メタカリ 6 g
B液 500 ml 25 g 22 g 10 %液6 ml
A液は使用時に50 mlに水450 mlを加えて総量500 mlにする。必ず使用時に希釈すること。A液B液等量を混和して使用する。
ID-2 印画紙用MQ現像液 750 ml(500 ml) 2 g(1 g) 75 g(37 g) 8 g(4 g) 43 g(22 g) 2 g(1 g)
括弧内()はこの現像液をネガフィルムの現像に用いる際の処方である。この場合は最後に水を足さず総量500 mlで使用する。
ID-3 メトール単液処方現像液 750 ml(500 ml) 6 g(3 g) 35 g(17.5 g) 44 g(22 g) 1 g(0.5 g)
括弧内()は最後に水を足さず総量500 mlで使用する場合の処方である。軟調で陰影部のディテールを良く描出する。現像作用は緩慢ではあるが、温度を変化させることで調節が可能である。
ID-4 パイロメトール現像液 A液 500 ml 6 g 2 g メタカリ 6 g
B液 500 ml 44 g
最後に水を足して1000 mlにはせず、A液B液等量を混和して使用する。
ID-11 一般微粒子現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g 2 g
コダックD-76と処方は同一。
ID-15 メトール単液処方軟調現像液 3 g 20 g 22 g 5 g(0.5 g)[注釈 13]
水1000 mlに溶解する。
ID-20 印画紙用(臭素紙指定)MQ現像液 500 ml 0.75 g 12.5 g 3 g 17.5 g 1 g
ID-24 印画紙用温黒調現像液 500 ml 31.3 g 3.4 g 一水塩 43.3 g 0.3 g 3.4 g
ID-25 印画紙用温黒調現像液 750 ml 1 g 12.5 g 3 g 一水塩 10.8 g 3 g
ID-62 万能現像液 700 ml 0.5 g 50 g 12 g 60 g 2 g (0.2 g)
ベンゾトリアゾールは省いても差し支えない。標準現像時間は印画紙は密着(ベタ焼)の場合 20℃で45〜60秒、引き伸ばしの場合 20℃で1.5〜2分。フィルムは原液1に対して水3を加えて希釈し、20℃で2〜4分。
ID-68 標準PQ現像液 750 ml 0.13 g 85 g 5 g 1 g 7 g 2 g
ID-68補充液 750 ml 0.22 g 85 g 8 g 10 g
ID-68現像液を使用したとき、液の減量した分だけを補い液量を一定に保つ。
ID-78 印画紙用温黒調PQ現像液 700 ml 0.5 g 50 g 12 g 60 g 4.5 g
IR-14 MQ硬調現像液 1.5 g 75 g 12.5 g 43 g 2 g
水1000 mlに溶解する。
PQ-FGF 微粒子増感現像液 750 ml 0.2 g 100 g 5 g 1 g 3 g 3.5 g
原液のまま使用し、小型タンク現像での標準現像時間は20℃で7〜10分で、30秒毎に5秒攪拌する。
PQ-FGF補充液 700 ml 0.24 g 100 g 8 g 9 g 1 g
PQ-FGF現像液を長期にわたって使用するとき、液の減量を補い疲労を回復させ一定の性能を保つために添加する。

富士写真フイルム[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メトール(モノール[注釈 14] 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 無水炭酸ソーダ ブロムカリ メタ硼酸ナトリウム[注釈 15]
FD-3 一般フィルム用普通現像液 750 ml 2 g 40 g 4 g 24 g 1 g
原液1に水2の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で3〜6分が適当とされる。
FD-4 一般フィルム用普通現像液 750 ml 2 g 50 g 4 g 12 g 2 g
原液1に水1の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で3〜5分が適当とされる。
FD-5A 印画紙(利根指定)現像液 750 ml 2 g 24 g 6 g 20 g 3 g
FD-6 印画紙(ベロナ指定)現像液 750 ml 3 g 25 g 8 g 30 g 2 g
FD-7 印画紙(ブロマイド紙指定)現像液 750 ml 2 g 40 g 6 g 30 g 2 g
FD-8 750 ml 1 g 24 g 8 g 20 g 2 g
FD-9 印画紙(銀嶺・ベロナ指定)温黒調現像液 750 ml 1.5 g 22 g 6 g 15 g 1.5 g
FD-21 一般フィルム用微粒子現像液 750 ml 3 g 90 g 2 g 0.5 g 5 g
FD-31 750 ml 1 g 80 g 8 g 24 g 4 g
元来はプロセス乾板指定現像液。ミニコピーフィルムをISO 25とし、線画や文字の複写をする場合の指定処方。原液のまま20℃で4〜6分。
FD-104 シートフィルム用及び営業用普通現像液 500 ml 3 g 30 g 2.5 g 12 g 0.5 g
ミニコピーフィルムをISO 6とし、写真や像画の複写をする場合の指定処方で、原液1に水1の割合で希釈して使用し、標準現像時間は20℃で4〜5分が適当とされる。シートフィルムを現像する時は原液1に水1の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で6〜8分が適当とされる。
FD-105 印画紙(利根・ベロナ・ブロマイド紙指定)現像液 500 ml 2 g 30 g 7 g 45 g 1.5 g
印画紙現像液「コレクトール」の処方にあたる。より純黒調に仕上げたい時は総量を750 mlにする。
FD-111 赤外フィルム用現像液 500 ml 4 g 60 g 10 g 45 g 2.5 g
FD-122 微粒子現像液 500 ml 2.5 g 100 g 2.5 g 0.5 g 無水物 2 g(原処方ではナボックス2 g)
FD-131 ミニコピーフィルム用硬調現像液 500 ml 1 g 75 g 9 g 一水塩 29 g 6 g
印画紙(富士・利根指定)現像液 2 g 32 g 8 g 24 g 2 g(3 g)
水1000 mlに溶解する。一般用には原液1部に対して水1部の割合、人像用には原液1部に対して水2部の割合で希釈する。人像用として温黒調を望む場合は原処方にブロムカリ1 gを増やす。標準現像時間は一般用20℃で1分内外、人像用20℃で1.5〜2分である。
フジドール コダックD-76相当品、2007年生産終了。
SPD(スーパープロドール) フジドールの高速化タイプ。D-76に近い処理特性を持つ汎用現像液。
ミクロファイン メトール単液処方現像液

アグファ・ゲバルト/アグファ・アンスコ[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メトール 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 無水炭酸ソーダ 炭酸カリ ブロムカリ 硼砂
アグフア12番(アンスコ12) 軟調微粒子現像液 750 ml 8 g 125 g 5.7 g[注釈 16] 2.5 g
希釈をせずに使用する。現像時間の基準となるスターティングポイントは20℃で9分。
アグフア14番(アンスコ14) 軟調微粒子現像液 750 ml 4.5 g 85 g 1 g[注釈 17] 0.5 g
希釈をせずに使用する。現像時間の基準となるスターティングポイントは20℃で15分。
アグフア15番 皿現像用微粒子現像液 750 ml 8 g 125 g 14 g[注釈 18] 1.4 g[注釈 19]
希釈をせずに使用する。現像時間の基準となるスターティングポイントは20℃で5分。
アグフア16番 夏季用普通微粒子現像液 6 g 100 g 12 g 3 g
水1000 mlに溶解する。現像時間は30℃で2〜4分。夏季の高温下でも現像できるだけであり、高温を利用して微粒子としているわけではない。
アグフア17番 微粒子硼砂現像液 750 ml 1.5 g 80 g 3 g 0.5 g 3 g
原液のまま使用する。標準現像時間は20℃で8〜12分。
アグフア17番a アグファ17番補充液 750 ml 2.2 g 80 g 4.5 g 18 g
1000 mlにつきブローニーフィルム1本現像する毎に20 ml前後を補充する。
アグフア100 印画紙用万能現像液 750 ml 1 g 13 g 3 g 26 g 1 g
希釈せずに原液のまま使用するための処方である。
アグフア100 印画紙用万能現像液 750 ml 3 g 39 g 9 g 90 g 3 g
こちらは原液1に水2の割合で希釈して使用するための処方である。
アグフア108 印画紙用硬調現像液 750 ml 5 g 40 g 6 g 一水塩 40 g 2 g
アグフア120 印画紙用温褐色調現像液 750 ml 60 g 24 g 75 g 2 g
原液1に水5の割合で希釈する。露出は約4倍とし、20℃で5〜7分現像すると美しい温褐色調印画が得られる。
アグフア125(アンスコ125) MQ万能現像液 750 ml 3 g 44 g 12 g 65 g 2 g
印画紙を現像する場合、原液1に水2の割合で希釈し、標準現像時間は20℃で1〜2分。ブロマイド紙もしくは軟調に仕上げる場合は原液1に水4の割合で希釈し、標準現像時間は20℃で1.5〜3分。硬調とするには露出を短くして現像時間を長くし、軟調とする場合はその反対にすること。フィルムを現像する時は、原液1に水1の割合で希釈し、20℃で3〜5分現像するのが標準である。軟調に仕上げる時は原液1に水3の割合で希釈し、20℃で3〜5分現像する。
印画紙(ガスライト紙)青黒色調現像液 2 g 25 g 6 g 33 g 0.5 g
水1000 mlに溶解する。
アンスコ17 硼砂微粒子現像液 750 ml 1.5 g 80 g 3 g 0.5 g 3 g
アンスコ17A アンスコ17補充液 750 ml 2.2 g 80 g 4.5 g 30 g
原液のまま使用し、現像を行って現像液の液量が減った時に、液量を最初と等しくなるように加える。
アンスコ22 ポジフィルム用硬調現像液 750 ml 0.8 g 40 g 8 g 一水塩 50 g 5 g
アンスコ40 一般用普通現像液 750 ml 4.5 g 54 g 7.5 g 一水塩 54 g 3 g
アンスコ47 一般用普通現像液 750 ml 1.5 g 45 g 45 g 一水塩 6 g 0.8 g
アンスコ110 印画紙用温黒調現像液 750 ml 57 g 22.5 g 一水塩 75 g 2.75 g
アンスコ120 印画紙用軟調現像液 750 ml 12.3 g 36 g 一水塩 36 g 1.8 g
コダックセレクトールソフトとほぼ同一の処方。
アンスコ135 印画紙用温調現像液 750 ml 1.6 g 24 g 6.6 g 24 g 2.8 g
原液1に水1の割合で希釈するが、特に軟調を望む場合はさらに同量の水で希釈する。また一層の温調を望む時はブロムカリを2倍にすると良い。
ゲバルトメトール現像液 ロールフィルム/フィルムパック用(パンクロモーザ・パンクロモーザスペシャル指定)微粒子現像液 4 g 100 g 5 g 2 g
水1000 mlに溶解する。原液のまま使用する。標準現像時間は16〜18℃で約8分である。
ゲバルトMQ現像液 ロールフィルム用(ライカフィルム指定)微粒子現像液 2 g 100 g 4 g 2 g
水1000 mlに溶解する。原液のまま使用する。標準現像時間は16〜18℃で8分である。
ゲバルトMQ現像液 印画紙用(ゲバルックス紙指定)MQ現像液 軟調原板用現像液 1.5 g 25 g 6 g 40 g 1 g
硬調原板用現像液 2 g 25 g 3 g 20 g 1 g
いずれも水1000 mlに溶解する。原液のまま使用する。標準現像時間は16〜18℃で軟調原板用は1〜2分、硬調原板用は1〜1.5分である。
ゲバルトMQ現像液 印画紙用(ノバブローム紙指定)MQ現像液 軟調原板用現像液 1.2 g 20 g 4 g 20 g 1.2 g
硬調原板用現像液 6 g 32 g 2 g 22 g 1.2 g
いずれも水1000 mlに溶解し、原液のまま使用する。標準現像時間はいずれも18℃で3分である。
ゲバルトMQ現像液 印画紙用(ビテックス紙指定)現像液 1.5 g 25 g 6 g 40 g 1 g
水1000 mlに溶解する。原液のまま使用する。標準現像時間は一般用18℃で1〜1.5分である。
ロジナール[編集]
世界的に知られた濃縮タイプの現像液。1892年に販売が開始されてから2007年までの115年間アグファが販売しつづけたロングセラーで、日本にも大正年間には既に輸入されていた。現在はアドックスがアグファのレシピに基づきリメイクした同名の製品を販売している。また旧東ドイツのORWO(アグファ・ボルフェン工場)製のクラシカルタイプのロジナール「ORWO R09」を、その1950年代のレシピに基づきリメイクした製品を廉価版として以前は販売していたが、こちらは原料の在庫切れと新たにそれを購入すれば値上げが避けられず、廉価版としての意味を為さなくなるので生産が中止された。また既に特許が切れているため、チェコのフォマ・ボヘミアなどがそのレシピに沿って調製し「R09」銘で販売している。また現在はレシピが一部公開されているので、クラシカルタイプにはなるが自家調合も可能である[12]。以下にそのレシピの一部を挙げた。
型番 特徴 水(50℃) 水(52℃) 水 (75℃) 熱湯 冷水 無水亜硫酸ソーダ 重亜硫酸ソーダ(乾燥) 苛性ソーダ p-アミノフェノール塩酸ナトリウム英語版 メタ重亜硫酸カリウム(メタカリ) アセトアミノフェンタイレノール[注釈 20] 炭酸カリ 炭酸ソーダ
ロジナール・オリジナル・ラボラトリ・フォーミュラ(1891年) 濃縮現像液 750 ml 50 g 25 g 5 g(7 g)
"Thorley Photographics - Homebrew Rodinal"の解説によれば、「p-アミノフェノール塩酸ナトリウム」の配合量が、全体的に良好なコントラスト与えるに十分ではないので、7 gを配合するのが望ましいとしている[13]
ロジナール・プロダクション・フォーミュラ(1893年) 濃縮現像液 250 ml 25 g 5 g 〜 7 g 50 g 25 g
"Thorley Photographics - Homebrew Rodinal"のレシピによる。メタカリ、アミノフェノール、炭酸カリ、苛性ソーダの順に溶解し最後に冷水を加えて総量500 mlにする。透明なガラス瓶に溶液を入れ、よく振り混ぜてから一旦蓋を緩めて締め直し、暗所にて12時間静置したのち沈殿物を濾過し、さらに60時間暗所にて静置し熟成させる必要がある。
ロジナール(1941年) 濃縮現像液 A液 750 ml 20 g 60 g
B液 150 ml 25 g
A液、B液それぞれ完全に溶解できたら、A液を攪拌しながらB液を徐々に加え、最後に水を加えて総量1000 mlにする。
ロジナール[注釈 21](パロディナル[注釈 22] 濃縮現像液 200 ml 50 g 20 g 15 g[注釈 23]
出来上がり時はかなり白濁している。黒色遮光瓶にて保存する[16]。使用前に72時間静置にて熟成させることを要する[17]。濃縮液を取り出す時は傾瀉(デカンテーション)で上澄み液のみを取り出し沈殿物は瓶に残しておく。取り出した濃縮液は30分以内に希釈することを守る。保存期間は90日間である[18]
パラアミドフェノール(ロヂナル)現像液[注釈 24] 1000 ml 220 g 12 g 110 g
熟成させる必要がなく、調合後すぐに使用でき、空気に曝露しても容易に酸化しない特徴を有している。
ロヂナル[注釈 25] 濃縮現像液 10 oz.(284 ml) 適量 1 oz.(31.3 g) 3 oz.(93.3 g)
熱湯は英国法液量オンスをミリリットルに、薬品は英国法薬量オンスをグラムに換算している。最初にメタカリ次にp-アミノフェノールの順に溶解する。その際生成される沈殿物が消失するまで苛性ソーダの濃厚液を添加する。但しその際は充分に冷ましてから混和させること。10倍ないし30倍に希釈して使用する。


小西六写真工業[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メトール(モノパトール[注釈 26] 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 無水炭酸ソーダ 重炭酸ソーダ(重曹) ブロムカリ 硼砂 硼酸 メタ硼酸ナトリウム[注釈 27]
六櫻社D-1 フィルム用MQ現像液 850 ml 3 g 50 g 6 g 35 g 2 g
六櫻社D-5 フィルム用(さくらクロームスペシャル・さくらパンF指定)MQ現像液 500 ml 3 g 20 g 3 g 20 g 1 g
六櫻社D-6 フィルム用(さくらU.Sクローム・さくらオーソ・赤外750指定)MQ現像液 500 ml 2 g 50 g 6 g 25 g 1.5 g
六櫻社FD-1 メトール単液処方微粒子現像液 500 ml 3 g 100 g 6 g
六櫻社MQ現像液 印画紙(八重・御室・染井指定)温黒調現像液 2 g 25 g 6 g 25 g 4 g
水1000 mlに溶解する。原液1部に対して水1部の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で1分30秒位である。
六櫻社MQ現像液 印画紙(八重・御室・染井指定)温褐黒調現像液 1.5 g 30 g 10 g 25 g 8 g
水1000 mlに溶解する。原液1部に対して水1部の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で1分20秒前後である。
SDM-1 コニマイクロ用指定現像液 750 ml 1 g 75 g 9 g 一水塩 27 g 5 g
SDP-1 写真乾板(プロセス乾板指定)現像液 750 ml 1 g 75 g 9 g 25 g 4 g
原液のまま使用する。標準現像時間は20℃で3〜4分。
SDX-1 赤外フィルム用現像液 750 ml 3.5 g 60 g 9 g 45 g 2.5 g
SD-1 一般フィルム用現像液 750 ml 2 g 30 g 5 g 20 g 1 g
SD-2 万能現像液 750 ml 2 g 25 g 6 g 25 g 2 g
一般ネガフィルムの現像に使用する時は原液1部に対して水2部の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で3〜4分。印画紙の場合は原液1部に対して水1部の割合で希釈して使用する。標準現像時間は20℃で1.5分である。
SD-3 実用微粒子現像液 750 ml 2 g 60 g 6 g 3 g 1 g (2 g)[注釈 28]
SD-4 ポートレート・パンクロマティック乾板/フィルム用現像液 750 ml 2 g 50 g 4 g 20 g 1 g
SD-5 印画紙(八重・染井・日之出指定)現像液 750 ml 2 g 40 g 8 g 40 g 2 g
SD-6 印画紙(真珠指定)現像液 750 ml 1.5 g 24 g 6 g 17 g 3 g
SD-20 やや軟調の普通微粒子現像液 750 ml 1.5 g 100 g 3 g 0.5 g 無水物 2 g(原処方ではコニグレイン2 g)
SD-21 大倍率引伸原板用微粒子現像液 750 ml 4 g 80 g 0.5 g 無水物 2 g(原処方ではコニグレイン2 g)
SD-22 大量現像用一般ネガ微粒子現像液 500 ml 2.5 g 35 g 2.5 g 0.5 g 10 g(原処方ではコニグレイン10 g)
イーストマン・コダックのDK-50に酷似した処方である。原液のまま使用する。標準現像時間は20℃で3〜4分。
SD-22R SD-22補充液 750 ml 5 g 35 g 5 g 40 g(原処方ではコニグレイン40 g)
1000 ml使用でブローニーフィルム約10本現像ごとに250 ml加える。
SD-28 一般ネガ用MQ現像液 750 ml 2 g 100 g 5 g 0.4 g 8 g 8 g

オリエンタル写真工業[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メトール(メチノール[注釈 29] 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 無水炭酸ソーダ ブロムカリ 硼砂 硼酸
OD-1 フィルム(ハイパーパン指定)・乾板(1200乾板指定)MQ現像液 800 ml 4 g 60 g 7 g 20 g 1 g
OD-2 フィルム用硬調現像液 700 ml 2 g 75 g 12 g 50 g 4 g
OD-51 印画紙(ピラミッド指定)現像液 700 ml 2 g 24 g 6 g 24 g 3 g
OD-52 印画紙(OK指定)現像液 700 ml 2 g 24 g 8 g 30 g 3 g
OD-53 印画紙(ブライト指定)現像液 700 ml 2 g 28 g 8 g 25 g 3 g
OD-62 印画紙用純黒調現像液 700 ml 2.5 g 30 g 6 g 45 g 1.5 g
OD-100 普通微粒子現像液 750 ml 2.5 g 100 g 5 g (1 g)[注釈 30] 3 g(2 g)[注釈 31] 2 g

三菱製紙[編集]

型番 特徴 水 (50℃) メトール 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 無水炭酸ソーダ ブロムカリ
MD-1 印画紙(都指定)現像液 750 ml 1.5 g 25 g 7 g 20 g 2 g
原液1に水1の割合で希釈する。
MD-51 印画紙(光V・銀河・月光GV・月光V・複写CB.CH.L.PS指定)現像液 750 ml 2 g 30 g 8 g 45 g 1.5 g
原液1に水1の割合で希釈する。
MD-101 印画紙(複写U・I指定)現像液 750 ml 1 g 25 g 10 g 40 g 2 g
原液1に水1の割合で希釈する。
MD-201 印画紙(複写PS指定)現像液 750 ml 2 g 40 g 9 g 60 g 2 g
原液1に水1の割合で希釈する。
印画紙(月光指定)現像液 750 ml 2 g 28 g 6 g 25 g 3 g
原液1に水1の割合で希釈する。
印画紙(光指定)現像液 750 ml 2 g 28 g 6 g 32 g 2 g
原液1に水1の割合で希釈する。

代替現像液[編集]

型番 特徴 水 (50℃) フェニドン 無水亜硫酸ソーダ メタホウ酸ナトリウム 無水炭酸ソーダ アスコルビン酸 一水塩炭酸ソーダ ブロムカリ 硼砂 メタ重亜硫酸ナトリウム インスタントコーヒー
E-72 ビタミンC現像液 750 ml 0.3 g 45 g 19 g 90 g(無水物 67.5 g) 1.9 g
コダックD-72の代替現像液。使用法はD-72に準ずる。
E-76 ビタミンC現像液 750 ml 0.2 g 100 g 8 g 10 g
コダックD-76の代替現像液。使用法はD-76に準ずる。
Mytol ビタミンC現像液 750 ml 0.15 g 60 g 4 g 13 g 3 g
コダックXtolの代替現像液。使用法はXtolに準ずる。
Caffenol-C-M コーヒー現像液 750 ml 54 g 16 g 40 g
Caffenol-C-M (rs) コーヒー現像液 750 ml 40 g 16 g 40 g
Caffenol-C-H コーヒー現像液 750 ml 54 g 16 g 0.5 〜 1 g 40 g
Caffenol-C-L コーヒー現像液 750 ml 16 g 10 g 0.5 〜 1 g 40 g

その他[編集]

型番 特徴 水 (50℃) 水 (40℃) メトール英語版 フェニドン 無水亜硫酸ソーダ ハイドロキノン 重亜硫酸ソーダ 無水炭酸ソーダ 重炭酸ソーダ 苛性ソーダ ブロムカリ 硼砂 硼酸 メタ硼酸ナトリウム ロダンカリ グリシン ベンゾトリアゾール ハイポ 苛性カリ 黄血塩
エリングワースMQ現像液 印画紙様(臭素紙指定)現像液 0.7 g 11 g 3 g 14.8 g 1 g
水1000 mlに溶解する。
エペム(英國寫眞合同会社)MQ現像液 写真乾板(エペム乾板指定)現像液 0.75 g 13 g 3 g 12 g 1 g
水1000 mlに溶解する。
クロウリーFX-3 標準微粒子現像液 750 ml 0.25 g 75 g 6 g 1 g 2.5 g
クロウリーFX-4 750 ml 1.5 g 0.25 g 100 g 6 g 0.5 g 2.5 g
クロウリーFX-5 超微粒子現像液 (沸騰後50℃まで冷ました水) 750 ml 5 g 125 g 0.5 g 3 g 1.5 g
クロウリーFX-5b 超微粒子現像液 (沸騰後50℃まで冷ました水) 750 ml 4.4 g[注釈 32] 125 g 1 g 0.5 g 2.2 g(原処方ではコダルク2.2 g)[注釈 33]
クロウリーFX-8 標準現像液 750 ml 1.5 g 0.25 g 100 g 5 g 1 g[注釈 34] 2.5 g[注釈 34]
クロウリーFX-11 微粒子増感現像液 700 ml 0.25 g[注釈 35] 125 g 5 g 0.5 g 2.5 g 1.5 g
クロウリーFX-18 標準微粒子PQ現像液 0.1 g 100 g 6 g 0.35 g 1.6 g 2.5 g
約27〜38℃の水800 mlにまず表記順に溶解すること。
クロウリーFX-19 標準現像液 0.75 g 100 g 7 g
約24℃の水700 mlにまず表記順に溶解すること。
クロウリーFX-37 標準現像液 600 ml 0.5 g 70 g 5 g 一水塩 5 g 0.5 g 2.5 g 0.2 %水溶液 25 ml
Kodak T-MAXやILFORD DELTAなどのTグレイン(平粒子)フィルムの現像に適している。
ゴルツMQ現像液 フィルム用(テナックス巻フィルム指定)現像液 5 g 25 g 15 g 20 g 1 g
水1000 mlに溶解する。
シュワルツMQ現像液 微粒子現像液 2.5 g 25 g 1.25 g 15 g 0.5 g
水1000 mlに溶解する。
ディフェンダー54-D 印画紙用冷黒調現像液 500 ml 2.7 g 40 g 10.6 g 一水塩 88 g 0.8 g
ディフェンダー55-D 印画紙用温黒調現像液 500 ml 2.5 g 37.5 g 10 g 一水塩 45 g 13 g
デュポンND-2 微粒子現像液 500 ml 2.5 g 75 g 3 g 15 g
デュポンXD-20 強力MQ現像液 5 g 63 g 7.5 g 50 g 4.5 g
水1000 mlに溶解する。
デュポン指定現像液 一般フィルム用MQ現像液 2.5 g 75 g 3 g 5 g
水1000 mlに溶解する。標準現像時間は19℃で6〜8分。
デュポン第二處方現像液 一般フィルム用メトール・ボラックス現像液 2.5 g 75 g 5 g
水1000 mlに溶解する。標準現像時間は18℃で8〜15分。
ナミアスMQ現像液 一浴現像定着液 1.5 g 30 g 4.5 g 5 g 60 g
水1000 mlに溶解する。
バートン195 超軟調現像液 750 ml 1 g 10 g 2 g 1 g
コピーフィルムなどの硬調フィルムで普通の階調を現すための現像液である。
バイエルMQ現像液 印画紙用(バイエルH印画紙指定)純黒調現像液 1 g 13 g 3 g 26 g 1 g
水1000 mlに溶解する。
バイエルMQ現像液 印画紙用(バイエルH印画紙指定)青黒調現像液 1.5 g 23 g 7 g 30 g 3 g
水1000 mlに溶解する。
ペルツMQ現像液 ペルツフィルム指定処方現像液 3 g 80 g 2 g 0.5 g 5 g
水1000 mlに溶解する。標準現像時間は18℃で5〜6分。
ボイトラー氏高鮮鋭度現像液 硬調極微粒子現像液 A液 750 ml 10 g 50 g[注釈 36]
B液 750 ml 50 g[注釈 37]
A液、B液それぞれ50 mlを取り、そこに水500 mlを加えて使用する。使用液は保存が効かないので一回限りで廃棄する。
ミモザMQ現像液 硬調/軟調/強力現像液 A液 500 ml 7 g 35 g
B液 500 ml 25 g 8.5 g
C液 500 ml 40 g
A液、B液、C液それぞれ完全に溶解する。それぞれ50 mlを取って150 mlにし、そこに水150 mlを加えて総量300 mlにし、ブロムカリ1割液5 mlを加えて使用する。液温20℃を守ること。A液を減らすと硬調に、B液を減らすと軟調に、C液を増やすと強力に、と液性を変えることができる。
ミモザMQ現像液 写真乾板用(ミモザ乾板指定)現像液 9.4 g 80 g 11.4 g 37 g 2 g
いったん煮沸し冷ました水1000 mlに溶解する。原液1に水1の割合で希釈して使用する。標準現像時間は18℃で3〜4分。
リュミエール高温度用現像液 MQ現像液 1.5 g 18.5 g 1.5 g 4.4 g 1.8 g
液温40℃まで使用できるが、35℃位までにとどめておいた方が良い。液性が低アルカリなのでゼラチン膜の軟化を防ぐ働きを持つ。
レイモンドMQ現像液 一浴現像定着液 4 g 30 g 8 g 35 g 6 g
水1000 mlに溶解する。
レインナー・ハイドロキノン・黄血塩現像液 軟調迅速現像液 A液 20 g 10 g 120 g
B液 50 g
A液、B液それぞれ水1000 mlに溶解する。A液10部にB液1部の割合で混和して使用する。一般ではさらに等量の水で希釈して使用する方が良い。標準現像時間は約20℃で1分。
レインナー・ハイドロキノン・黄血塩現像液 軟調迅速現像液 75 g 50 g 165 g 175 g
こちらは2液に別けず1液にて調合するための処方である。水1000 mlに溶解する。原液1部に対して水4部の割合で希釈して使用する。
ID-11Type 新万能普通微粒子現像液 750 ml 0.13 g 85 g 5 g 1 g 7 g 2 g
Microphen-Type 普通〜増感現像液 750 ml 0.2 g 100 g 5 g 1 g 3 g 3.5 g
POS-1(POTA変形処方) トライXパン用軟調現像液 750 ml 1.5 g 30 g 10 g 0.01 g
POTA 低コントラスト化超軟調現像液 750 ml 1.5 g 30 g 1 g(軟調すぎる場合のみ添加)
コピーフィルムなどの硬調フィルムをこれで現像すると普通の調子(トーン)に現像される。硬調フィルムが元来低感度であるため銀塩粒子などが微細であり、結果超微粒子現像したのと同じ結果が得られる。この現像液自体には銀塩粒子などを微細化させる効果は無い。一般撮影用フィルムでは低コントラスト過ぎるので不向きである。
一浴現像定着液 硬調/中間調/軟調現像液 硬調現像液 750 ml 1 g 50 g 12 g 10 g 120 g
中間調現像液 750 ml 1 g 50 g 12 g 10 g 150 g
軟調現像液 750 ml 1 g 50 g 12 g 10 g 180 g
岡内グリシン・ハイドロキノン現像液 印画紙用温黒調〜セピア調現像液 30 g 10 g 40 g 4〜10 g 7 g
原液1部に対して水2〜10部の割合で希釈し使用する。焼付時に焼度を増加させ、水の量とブロムカリの添加量を増やせば漸次温調となりセピア調に至る。
旭日AH-2 MQ現像液 500 ml 1 g 25 g 4 g 17 g 10 %液 4 ml(0.4 g)
他の現像液のように最後に水を加えて総量1000 mlにはせず、原液1部に水2部の割合で希釈し使用する。標準現像時間は18℃で4〜6分。
旭日グリシン・メトール現像液 印画紙用純黒調/温黒調現像液 500 ml 0.1 g 26 g 9.7 g 40 g 1.2 g 2.4 g
純黒調を求める時は露出を通常の2倍とし、原液1部に水2部の割合で希釈し、21℃で3〜4分現像する。温黒調を求める時は3〜4倍の露出を与へ、原液1部に対し水4部の割合で希釈し、ブロムカリ10 %液を適宜加える。この添加量に拠り色調が変化する。21度4〜6分現像する。
佐和M.Q.B.B140 微粒子現像液 2 g 140 g 5 g 8 g 8 g
「コダックD-76」を改良した処方である。上記順に70℃の温湯950 mlに溶解する。調合後2〜3時間以上置くこと。感光度は20 %くらい低くなるが、粒子を微細にする力に優れ安定性も良い。
寫專上野MQ現像液 一浴現像定着液 1.1 g 8 g 0.5 g 73 g 21 g
水1000 mlに溶解する
昭和寫眞工業MQ現像液 印画紙用(真珠・彌生・琥珀指定)現像液 普通調現像液 1.5 g 24 g 6 g 17 g 3 g
温調現像液 1.5 g 22 g 7 g 15 g 3 g
硬調現像液 1 g 25 g 12 g 35 g 4 g
軟調現像液 2 g 22 g 2.5 g 12 g 3 g
水1000 mlに溶解する。いずれも原液1部に対して水1部の割合で希釈して使用する。標準現像時間はいずれの場合も18℃で1〜2分である。
昭和寫眞工業MQ現像液 印画紙用(日之出・千鳥指定)現像液 温調現像液 1.5 g 22 g 7 g 15 g 3 g
黒色調現像液 4 g 30 g 6 g 50 g 2 g
水1000 mlに溶解する。いずれも原液1部に対して水1部の割合で希釈して使用する。現像時間はいずれの場合も21℃にて1分以内に完了するよう焼度を調節する。
森MQ現像液 強力MQ現像液 5 g 50 g 8 g 80 g 5 g
水1000 mlに溶解する
耐久性現像液 一般MQ現像液 500 ml 3.1 g 90 g 5.8 g 2.1 g 11.3 g 1.6 g
中外現像液4 微粒子現像液 750 ml 0.2 g 100 g 5 g 1 g 1 g 2 g
原処方では中外写真薬品製の“ピラミン”をフェニドンの代わりに使用することになっていた。ピラミンはフェニドンの同等品で、フェニドンと比べて中毒症状やカブレを起こさず、指や衣類を汚すことが少なく、pHを上げなくとも有効に作用するなどの利点があったが現在は入手が不可能であり、フェニドンに読み替えて記述した。
東邦寫眞工業MQ現像液 印画紙用(芙蓉・五十鈴指定)現像液 500 ml 1.5 g 15 g 4 g 15 g 3 g
水1000 mlに溶解する。原液1部に水1部の割合で希釈し使用する。
日本寫眞学会(MSG)標準現像液 標準MQ現像液 3 g 50 g 6 g 25 g 1 g
水1000 mlに溶解する。原液1部に水1部の割合で希釈し使用する。
日本寫眞工業MQ現像液 印画紙用(アサヒ印画紙・ヤマト印画紙指定)現像液 500 ml 2 g 30 g 8 g 30 g 3 g
アサヒ印画紙の場合原液1部に水1部の割合で希釈し、標準現像時間は18℃で1.5分である。ヤマト印画紙の場合は原液1部に水1部の割合で希釈し、標準現像時間は18℃において1分20秒で現像が完了するよう焼度を調節する。
日本寫眞工業MQ現像液 写真乾板・ロールフィルム用現像液 300 ml 2 g 30 g 4 g 10 g 0.5 g
最後に水を加えて総量500 mlにする。原液1部に水1部の割合で希釈し、標準現像時間は18℃で約4分である。深タンク現像の場合は原液1部に対して水5部を加え、18℃において15分現像する。
微粒子現像液 一般MQ現像液 A液 2.5 g 35 g 5 g
B液 65 g 8 g 8 g
ともにいったん煮沸して約70℃に冷ました水を使い、A液であれば350 mlに、B液であれば600 mlの水に薬品を溶解する。A液にB液を加え、さらに冷水を加えて総量1000 mlにする。使用するたびに乳状を呈し粘着物を生じさせるが、それは現像液の効力には関係しない。使用するごとに現像時間を順次延ばしていく必要がある。
鈴木MQ現像液 万能現像液 500 ml 1 g 18 g 3 g 16 g 0.5 g
他の現像液の様に最後に水を加えて総量1000 mlにはしない。

現像方法[編集]


C-41E-6

使


[]



使

沿




パトローネを直接使う現像方法[編集]


SS2013/03使SS


[]


使


写真用現像機[編集]


使

[]


13550 - 701使11010






[]


1202204×5in8×10in11×14in


[]




35mm16mm8mm8mm88

16mm8mmECN-2VNF-1 E-6[19]-X8mm[19]

RAW現像[編集]


RAWRAWRAWRAW

フォトリソグラフィ[編集]


[6][6]

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ : 20 g/: 5 g/: 0.5 g1000 ml1000 ml35mm3620使

(二)^ 使

(三)^ 使

(四)^ 19641928

(五)^ 西

(六)^ 

(七)^ 

(八)^ 使

(九)^ 

(十)^ 調

(11)^ 5.9 g11.5 g1.7 g

(12)^ 使使1/10

(13)^ 0.5 g

(14)^ 

(15)^ 調

(16)^ "Digitaltruth Photo" 5.75 g

(17)^ "Digitaltruth Photo" 1.2 g

(18)^ "Digitaltruth Photo" 14 g

(19)^ "Digitaltruth Photo"1.5 g

(20)^ 調

(21)^ DrFrankenfilm[14]

(22)^ p-調 [15]

(23)^ 30×500 mg300 mg50使

(24)^  (p.389)

(25)^ (p.388)

(26)^ 西

(27)^ 調

(28)^ 2 g調西

(29)^ 

(30)^ 

(31)^ 2 g

(32)^ 4.5 g

(33)^ 2.25 g

(34)^ ab '77 No.60

(35)^ 0.5 g

(36)^  '77 No.6058.5 g

(37)^  '77 No.6050 g

出典[編集]



(一)^ ab - 20111130

(二)^ ab - 20111130

(三)^ ab - 20111130

(四)^ 3 - 2011123

(五)^ abC-41 - 20111130

(六)^ abcd20102 ISBN 4798025232 p.100.

(七)^ Wall, 1890, p.3063.

(八)^ Photographic Almanac, 1956, p. 149155

(九)^ abLangford, Michael (2000). Basic PHOTOGRAPHY 7th EDITION. Oxford: Focal Press. pp. 210; 215216. ISBN 0 240 51592 7 

(十)^ Photographic Almanac, 1956, p. 429423

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(14)^ [1] 20161127

(15)^ [2] 201851

(16)^ How to make Rodinal. 20161226

(17)^ Homebrew Rodinal -pa_Rodinal film developer -. 201748

(18)^ Parodinal-. 201851

(19)^ ab2011122

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西1916 

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()西1920 

 西1921 

 1930 

1930 

1930 

1931 

1932 

 1933 

1933 

1933 

1933 

1934 

1935 

 1935 

1936 

1937 

1937 

1937 

71937 

1938 

1941 

1949 

1953 

1953 

1967 

<>1968 

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 Cross processing

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