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| format = Unprotected [[Advanced Audio Coding|AAC]] (.m4a) @ 256 [[kbit/s]] (music), protected AAC (.m4p) @ 32, 64 and 128 kbit/s (audiobooks), unprotected [[MPEG-4]] Video (.m4v) (music videos), protected MPEG-4 Video (.m4v) (other video) |
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| restrictions = (Protected) Music:streaming to five computers every 24 hours, unlimited CDs (seven with an unchanged playlist), unlimited [[iPod]]s and [[iPhone]]s. |
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| catalogue = 28,000,000+ [[songs]] worldwide, 1,000,000+ [[podcasts]] (USA), 40,000+ [[music videos]] (USA), 3,000+ [[TV show]]s (USA), 20,000+ [[audiobooks]] (USA), 45,000+ [[movie]]s (USA), 700,000+ [[App Store]] apps<ref name=28Million>{{cite web|url=http://www.apple.com/pr/library/2012/09/12Apple-Unveils-New-iTunes.html|title=Apple Unveils New iTunes|publisher=Apple|date=12 September 2012|accessdate=27 September 2012}}</ref> |
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| preview = 90 seconds (music, TV, videos, & audiobooks)<br>30+ seconds (movies) |
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| streaming = Previews and podcasts only |
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| protocol = iTunes Music Store Protocol (itms://) |
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| availability = [[#利用可能な国および地域|''See below'']] |
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| features = Allowance, "Just For You", Celebrity Playlists, gift certificates and gift cards, iMix, billboard charts, advanced search |
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| homepage = {{URL|https://www.apple.com/itunes/}} |
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{{小文字|title=iTunes Store}} |
{{小文字|title=iTunes Store}} |
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'''iTunes Store'''(アイチューンズ・ストア)とは、[[ |
'''iTunes Store'''(アイチューンズ・ストア)とは、[[Apple]]が運営している[[音楽配信]]、動画配信、映画配信、映画レンタル、アプリケーション提供などを行うコンテンツ配信サービスである。 |
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==概要== |
==概要== |
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同社の[[ソフトウェア]]である[[iTunes]]を用いて |
同社の[[ソフトウェア]]である[[iTunes]]を用いてApple IDを作成し、楽曲の購入・[[ダウンロード]]を行う。[[デジタル著作権管理]]機能を使用し、[[2003年]][[4月28日]]に'''iTunes Music Store'''(iTMS, アイチューンズミュージックストア)として発表されたこのサービスは、同社製の[[デジタルオーディオプレーヤー]]である[[iPod classic|iPod]]の一部サービスとして注目を集めた。 |
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発表に |
発表にあたり、当時のAppleの[[CEO]]である[[スティーブ・ジョブズ]]は﹁我々は違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ﹂と発言し<ref>{{Cite web|和書|url=http://wired.jp/wv/archives/2003/10/17/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%80%81%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%BA%E5%90%91%E3%81%91%E3%80%8Eitunes%E3%80%8F%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8/|title=アップル、ウィンドウズ向け﹃iTunes﹄を発表|author=Leander Kahney|date=2003-10-16|work=WIRED.jp|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>、実際に[[Peer to Peer|P2P]]による違法ダウンロードに匹敵する人気を持つサービスとなった<ref>{{Cite web|和書|url=https://japan.cnet.com/article/20084263/|title=﹁iTunes Music StoreはPtoPネットワークに取って代わる存在に﹂--米調査|author=CNET News.com|date=2005-07-07|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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当初は'''iTunes Music Store'''という名前が示す通り[[音楽配信]]のみだったが、 |
当初は'''iTunes Music Store'''という名前が示す通り[[音楽配信]]のみだったが、のちに[[映画]]や[[ミュージックビデオ]]、[[テレビ番組]]、[[Podcast]]、iPod向けゲーム、[[iPhone]]・[[iPod touch]]・[[iPad]]向けアプリケーション配信、映画レンタルなど、さまざまなサービスを提供するようになった。[[2010年]][[11月]]からはiTunes Store Japanでも映画配信が開始された。ただし、テレビ番組の配信は、[[アメリカ合衆国]]や一部の[[ヨーロッパ]]地域に限られているほか、[[App Store]]に特化した[[国家]]や地域も多い。
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iTunes Storeは2010年代前半に最盛期を迎えたが、[[2015年]]に「[[Apple Music]]」のサービスが提供開始されてからはiTunes Storeにおける音楽配信は下火となり、[[2019年]] |
iTunes Storeは2010年代前半に最盛期を迎えたが、[[2015年]]に「[[Apple Music]]」のサービスが提供開始されてからはiTunes Storeにおける音楽配信は下火となり、[[2019年]]ごろより映画の配信には「[[Apple TV]]」ブランドが使われるようになるなど、2010年代後半を通じて「iTunes Store」の名称は表舞台から姿を消しつつある。 |
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==沿革== |
==沿革== |
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もともとは、[[アメリカ合衆国]]に支払い住所がある[[クレジットカード]]を保有する[[macOS|Mac OS X]]ユーザだけがこのサービスを利用することができたが、AppleのCEOのスティーブ・ジョブズは、[[Microsoft Windows]]およびアメリカ合衆国外のユーザの両方をサポートする計画を発表した。iTunesのWindows バージョンおよびiTunes Music StoreからのWindowsプラットフォーム向けサポートはすぐに可能になると2003年[[10月16日]]に発表された。 |
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*[[2004年]][[6月15日]]、iTunes Music Storeが[[フランス]]、[[ドイツ]]、[[イギリス]]で開始。曲はフランス |
*[[2004年]][[6月15日]]、iTunes Music Storeが[[フランス]]、[[ドイツ]]、[[イギリス]]で開始。曲はフランスおよびドイツ向けに0.99[[ユーロ]]、イギリス向けに79[[ペニー|ペンス]]の値段がつけられた。ヨーロッパのiTunes Music Storeでは45万曲がイギリスで販売されるとともに、1週間に合わせて総計80万曲を販売した<ref name="a">{{cite web|url=http://www.apple.com/pr/library/2004/jun/23itunes.html|title=iTunes Music Store in Europe Sells 800,000 Songs in First Week|author=Apple Inc.|language=英語|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2004年[[10月26日]]に大規模な[[欧州連合|EU]]でのストア拡張が行われ、[[オーストリア]]、[[ベルギー]]、[[フィンランド]]、[[ギリシャ]]、[[イタリア]]、[[ルクセンブルク]]、[[オランダ]]、[[ポルトガル]]、[[スペイン]]の9 |
*2004年[[10月26日]]に大規模な[[欧州連合|EU]]でのストア拡張が行われ、[[オーストリア]]、[[ベルギー]]、[[フィンランド]]、[[ギリシャ]]、[[イタリア]]、[[ルクセンブルク]]、[[オランダ]]、[[ポルトガル]]、[[スペイン]]の9か国で、2005年1月6日に[[アイルランド]]で開始。これら10か国では1曲0.99ユーロで販売され、すべての国のストアで同じカタログを共有し、曲はすべて英語のものとなっている。フランス、ドイツ、アメリカ、イギリスのストアではそれぞれの国向けにローカライズされ、各国ごとに異なるカタログを持っている。
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*2004年[[12月3日]]、[[カナダ]]で開始(1曲0.99[[カナダドル]]で販売)。 |
*2004年[[12月3日]]、[[カナダ]]で開始(1曲0.99[[カナダドル]]で販売)。 |
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*2004年[[11月18日]]、[[日本経済新聞]]は |
*2004年[[11月18日]]、[[日本経済新聞]]はApple Computerが10万曲<ref>{{cite web | url = http://www.macobserver.com/article/2004/11/19.4.shtml | title = iTunes Music Store Coming to Japan in 2005 | author=the Mac Observer | date=2004-11-19 |language=en | accessdate=2007-09-26 }}</ref>とともに2005年3月に日本でiTunes Music Storeを立ち上げるだろうと報道した。
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*2005年[[5月10日]]、[[ノルウェー]]、[[スウェーデン]]、[[スイス]]、[[デンマーク]]で配信開始。
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*2005年[[5月10日]]、[[ノルウェー]]、[[スウェーデン]]、[[スイス]]、[[デンマーク]]で配信開始。
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*2005年[[6月7日]]、日本経済新聞は日本版 |
*2005年[[6月7日]]、日本経済新聞は日本版iTunes Music Storeが8月に開始されると報じたが、それに対してApple Computerは﹁この話は完全に間違いである﹂と声明を出した<ref>{{cite web|url=http://www.theregister.co.uk/2005/06/08/apple_japan_itunes/|title=Japan iTunes August launch report 'untrue'|author=Tony Smith|work=The Register®|date=2005-06-08|language=英語|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。Appleは2005年末にiTunes Music Storeを開始するために準備している状態だと主張した。
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*2005年[[7月14日]]、[[エイベックス |
*2005年[[7月14日]]、[[エイベックス]]のプレスリリースで、Apple Computer全額出資子会社であるiTunes株式会社<ref name=":0">{{Cite web |title=iTunes Music Store - About Us |url=https://web.archive.org/web/20150510163652/http://www.apple.com/legal/internet-services/itunes/jp/about.html |website=web.archive.org |date=2015-05-10 |access-date=2023-06-02}}</ref>とエイベックス・グループのエイベックス・ネットワーク株式会社との楽曲提携合意が発表された。 |
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*2005年[[8月4日]]、日本での配信開始。レコード会社15社と提携し100万曲を用意、全体の90%を1曲150[[円 (通貨)|円]]、残りの10%を1曲200円で販売。 |
*2005年[[8月4日]]、日本での配信開始。レコード会社15社と提携し100万曲を用意、全体の90%を1曲150[[円 (通貨)|円]]、残りの10%を1曲200円で販売。 |
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**日本でのサービス開始が遅れた主な理由としては、デジタル著作権管理システム「[[FairPlay]]」が、楽曲の[[CD-R]]への書き込みを禁止していないことが、国内のレコード会社による[[コピーコントロールCD]]の展開と矛盾する点、またそれまでの日本国内での[[音楽配信]]の販売の平均的な価格に比べて、標準価格が安い点を一部のレコード会社が問題とした |
**日本でのサービス開始が遅れた主な理由としては、デジタル著作権管理システム「[[FairPlay]]」が、楽曲の[[CD-R]]への書き込みを禁止していないことが、国内のレコード会社による[[コピーコントロールCD]]の展開と矛盾する点、またそれまでの日本国内での[[音楽配信]]の販売の平均的な価格に比べて、標準価格が安い点を一部のレコード会社が問題としたことなどが挙げられている。 |
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*2005年[[10月13日]] |
*2005年[[10月13日]]、アニメーションや[[ミュージック・ビデオ]]などの動画の販売を開始。 |
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*2005年[[10月25日]]、[[オーストラリア]]で開始(1曲の価格は1.69[[オーストラリアドル]])。配信価格の値上げを求めている[[ソニー]]系のレコード会社は日本と同様に参加を保留していたが、[[2006年]][[1月17日]]に参加した。 |
*2005年[[10月25日]]、[[オーストラリア]]で開始(1曲の価格は1.69[[オーストラリアドル]])。配信価格の値上げを求めている[[ソニー]]系のレコード会社は日本と同様に参加を保留していたが、[[2006年]][[1月17日]]に参加した。 |
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*2006年[[9月12日]]、[[アメリカ合衆国|米国]]内で映画配信サービスを開始することを発表した︵'''iTunes Movie Store'''︶ |
*2006年[[9月12日]]、[[アメリカ合衆国|米国]]内で映画配信サービスを開始することを発表した︵'''iTunes Movie Store'''︶{{Efn|現在ではイギリスなど他国でも行われている。}}。またiPod用ゲームの販売も開始、それにともない同日より名称を現在の'''iTunes Store'''に変更した。
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*2006年[[12月6日]]、[[ニュージーランド]]で開始(1曲1.79[[ニュージーランド・ドル]]で販売)。 |
*2006年[[12月6日]]、[[ニュージーランド]]で開始(1曲1.79[[ニュージーランド・ドル]]で販売)。 |
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*[[2007年]][[4月2日]]、[[EMI]]と共同でDRM |
*[[2007年]][[4月2日]]、[[EMI]]と共同でDRMなしの256KbpsのAACファイルを1曲1.29ドル︵アルバムは従来と同価格︶とDRMなしのミュージックビデオを2007年5月より販売する予定であると発表した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2007/apr/03itunes.html|title=アップル、より高品質なDRMフリーの音楽をiTunes Storeに追加|author=Apple Inc.|date=2007-04-03|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。また、EMIは今後iTunes Store以外でもDRMなしで音楽配信サービスへ供給すると発表した。
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*2007年[[9月5日]]、[[iTunes Wi-Fi Music Store]]のスタートを発表した。これによって[[無線LAN]]環境下であれば、iPhoneや[[iPod touch]]といった[[Wi-Fi]]対応モデルを使って、直接楽曲を購入することが可能になる︵レコード店内でのダウンロード購入による競合を嫌ったレコードレーベル側の抵抗により、[[第3世代移動通信システム|3G環境]]下での対応は実現できなかった︶。また、iPhone対応のカスタムリングトーン︵最長30秒、一曲0.99ドルの追加料金で作成可能︶の提供も発表した<ref>{{ |
*2007年[[9月5日]]、[[iTunes Wi-Fi Music Store]]のスタートを発表した。これによって[[無線LAN]]環境下であれば、iPhoneや[[iPod touch]]といった[[Wi-Fi]]対応モデルを使って、直接楽曲を購入することが可能になる︵レコード店内でのダウンロード購入による競合を嫌ったレコードレーベル側の抵抗により、[[第3世代移動通信システム|3G環境]]下での対応は実現できなかった︶。また、iPhone対応のカスタムリングトーン︵最長30秒、一曲0.99ドルの追加料金で作成可能︶の提供も発表した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2007/sep/06itunes.html|title=アップル、iTunes Wi-Fi Music Storeを発表|author=Apple Inc.|date=2007-09-06|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*[[2008年]]1月15日、iTunes Store内で映画のレンタルサービス﹁'''iTunes Movie Rental'''﹂を開始すると発表。レンタルしてから30日間経過すると、コンピュータから動画ファイルが自動的に削除 |
*[[2008年]]1月15日、iTunes Store内で映画のレンタルサービス﹁'''iTunes Movie Rental'''﹂を開始すると発表。レンタルしてから30日間経過すると、コンピュータから動画ファイルが自動的に削除される仕組みになっている。通常の解像度のバージョンに加え、[[高精細度ビデオ]]バージョンもある。
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*2008年[[7月10日]]、iPhone・iPod touch向けのアプリケーション提供を行う「'''[[App Store]]'''」が開設された。MacおよびWindowsではApp StoreはiTunes Store内の一カテゴリーという扱いだったが、iPhone・iPod touch上では「App Store」は「iTunes Store」とは独立したアプリケーションであった。 |
*2008年[[7月10日]]、iPhone・iPod touch向けのアプリケーション提供を行う「'''[[App Store]]'''」が開設された。MacおよびWindowsではApp StoreはiTunes Store内の一カテゴリーという扱いだったが、iPhone・iPod touch上では「App Store」は「iTunes Store」とは独立したアプリケーションであった。 |
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*[[2009年]][[1月6日]]、 |
*[[2009年]][[1月6日]]、すべての楽曲を256kbps AAC DRMフリーのiTunes Plusで︵800万曲を即日、残りの200万曲を3月末から︶提供、4月から69セント・99セント・1.29ドルの価格体系で提供、iPhone 3Gの3Gネットワークで楽曲のダウンロード購入ができるようになると発表︵レーベル側の許諾が得られたのは2009年[[3月]]現在米国のみ︶<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2009/jan/07itunes.html|title=iTunes Storeに変化が到来|author=Apple Inc.|date=2009-01-07|accessdate=2009年1月8日 }}</ref>。
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*2010年[[11月16日]]、 |
*2010年[[11月16日]]、Apple、EMI、[[アップル・コア]]の3社がiTunes Storeで[[ザ・ビートルズ]]の楽曲を配信開始したと発表<ref>[https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/407364.html iTunes Storeでビートルズの楽曲を配信開始],Internet Watch,2010年11月17日</ref>([[アップル対アップル訴訟]]も参照)。 |
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*[[2011年]][[10月12日]]、[[iCloud]]のサービス開始に |
*[[2011年]][[10月12日]]、[[iCloud]]のサービス開始にともない、iTunesの購入楽曲の他端末自動ダウンロード機能「iTunes in the Cloud」、有料オプションの楽曲マッチングサービス「iTunes Match」を北米で開始。 |
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*[[2012年]][[2月22日]]、日本国内において全楽曲をiTunes Plusで配信を開始。同時にソニー・ミュージック系列の世界規模アーティストの一部楽曲の日本での配信や、ビートルズの楽曲を使用した着信音・通知音の世界独占配信、iTunesに最適化された楽曲「Mastered for iTunes」の配信を開始<ref name="mynavi20120222">[ |
*[[2012年]][[2月22日]]、日本国内において全楽曲をiTunes Plusで配信を開始。同時にソニー・ミュージック系列の世界規模アーティストの一部楽曲の日本での配信や、ビートルズの楽曲を使用した着信音・通知音の世界独占配信、iTunesに最適化された楽曲「Mastered for iTunes」の配信を開始<ref name="mynavi20120222">[https://news.mynavi.jp/article/20120222-itunes/ アップル、iTunes in the Cloudを始めとする新機能でiTunes Storeを強化 - ソニーの一部楽曲も取り扱い開始]、マイナビニュース、2012年2月22日</ref>。 |
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*2012年[[11月7日]]、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック系列]]の主要邦楽アーティストの楽曲配信を開始。これにより、日本でのサービス開始から7年 |
*2012年[[11月7日]]、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック系列]]の主要邦楽アーティストの楽曲配信を開始。これにより、日本でのサービス開始から7年かかって、日本の主要音楽レーベルが出揃うこととなった<ref name="avwatch20121107">[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/571197.html iTunes Storeでソニー・ミュージック系邦楽配信開始 いきものがかり、西野カナ、ラルク、JUJUなど],AV Watch,2012年11月7日</ref>。
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*[[2013年]][[9月18日]]、インターネットラジオサービス「iTunes Radio」を北米で開始。 |
*[[2013年]][[9月18日]]、インターネットラジオサービス「iTunes Radio」を北米で開始。 |
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*[[2014年]][[5月2日]]、「iTunes Match」のサービスを日本で開始<ref>[http://www.gizmodo.jp/2014/05/itunnes_match_start_in_jpn.html これがずっと夢だった。アップルがiTunes Matchを日本でサービス開始!],Gizmodo,2014年5月2日</ref>。 |
*[[2014年]][[5月2日]]、「iTunes Match」のサービスを日本で開始<ref>[http://www.gizmodo.jp/2014/05/itunnes_match_start_in_jpn.html これがずっと夢だった。アップルがiTunes Matchを日本でサービス開始!],Gizmodo,2014年5月2日</ref>。 |
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*[[2015年]][[6月30日]]、「[[Apple Music]]」のサービスを[[世界]]で提供開始。この後、Apple Musicの普及とともに徐々にiTunes Storeでの音楽購入は下火となっていく。 |
*[[2015年]][[6月30日]]、「[[Apple Music]]」のサービスを[[世界]]で提供開始。この後、Apple Musicの普及とともに徐々にiTunes Storeでの音楽購入は下火となっていく。 |
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*[[2017年]][[9月12日]]、iTunes バージョン12.7よりiTunes Storeから「App Store」の機能が削除され、iOS向けのアプリケーションはiOS上の「App Store」アプリケーションからのみ入手可能になった。 |
*[[2017年]][[9月12日]]、iTunes バージョン12.7よりiTunes Storeから「App Store」の機能が削除され、iOS向けのアプリケーションはiOS上の「App Store」アプリケーションからのみ入手可能になった。 |
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*[[2019年]][[10月7日]]、﹁[[macOS Catalina]]﹂の登場とともにiTunesアプリケーションは﹁ミュージック﹂﹁TV﹂ |
*[[2019年]][[10月7日]]、﹁[[macOS Catalina]]﹂の登場とともにiTunesアプリケーションは﹁ミュージック﹂﹁TV﹂などの独立したアプリケーションとなった。﹁ミュージック﹂ではApple Musicの利用が主となり、iTunes Storeは初期状態では非表示とされ、ユーザが設定を変更しなければアクセスできなくなった。﹁TV﹂ではこれまでのiTunes Storeと同様に映画の購入が行えるが、iTunes Storeという名称は用いられなくなった。
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==日本での展開== |
==日本での展開== |
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{{基礎情報 会社 |
{{基礎情報 会社 |
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|社名 = iTunes株式会社 |
| 社名 = iTunes株式会社 |
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|英文社名 = iTunes K.K. |
| 英文社名 = iTunes K.K. |
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|ロゴ = |
| ロゴ = |
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|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
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|市場情報 = 非上場 |
| 市場情報 = 非上場 |
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|略称 = |
| 略称 = |
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|国籍 = {{JPN}} |
| 国籍 = {{JPN}} |
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|郵便番号 = 106-0032 |
| 郵便番号 = 106-0032 |
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|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]六丁目10番1号 [[六本木ヒルズ]] |
| 本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]六丁目10番1号 [[六本木ヒルズ]] |
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|設立 = |
| 設立 = |
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|業種 = |
| 業種 = |
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|法人番号 = 8011101043359 |
| 法人番号 = 8011101043359 |
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|統一金融機関コード = |
| 統一金融機関コード = |
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|SWIFTコード = |
| SWIFTコード = |
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|事業内容 = |
| 事業内容 = |
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|代表者 = 代表取締役 服部 浩 |
| 代表者 = 代表取締役 服部 浩 |
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|資本金 = 1億円 |
| 資本金 = 1億円 |
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|発行済株式総数 = |
| 発行済株式総数 = |
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|売上高 = |
|売上高 = 5745億6500万円<br>(2023年6月期)<ref name="fy">[https://catr.jp/companies/15f8f/5411/settlements/f1c07/334524 iTunes株式会社 第19期決算公告]</ref> |
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|営業利益 = 358億5300万円<br>(2023年6月期)<ref name="fy" /> |
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|純資産 = |
|純資産 = 276億8600万円<br>(2023年6月期)<ref name="fy" /> |
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|総資産 = 3565億5900万円<br>(2023年6月期)<ref name="fy" /> |
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|従業員数 = |
| 従業員数 = |
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|決算期 = [[9月30日]] |
| 決算期 = [[9月30日]] |
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|主要株主 = |
| 主要株主 = |
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|主要子会社 = |
| 主要子会社 = |
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|関係する人物 = |
| 関係する人物 = |
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|外部リンク = |
| 外部リンク = |
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|特記事項 = |
| 特記事項 = |
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日本では、[[著作権]]保護の[[コピーガード]]やレコード会社の契約などの問題により、サービス開始が危ぶまれていたが、本国アメリカ合衆国に遅れること約2年、[[2005年]]︵[[平成]]17年︶[[8月4日]]よりサービスが開始され、世界的に展開する[[EMIミュージック・ジャパン]]︵現 |
日本では、[[著作権]]保護の[[コピーガード]]やレコード会社の契約などの問題により、サービス開始が危ぶまれていたが、本国アメリカ合衆国に遅れること約2年、[[2005年]]︵[[平成]]17年︶[[8月4日]]よりサービスが開始され、世界的に展開する[[EMIミュージック・ジャパン]]︵現・[[ユニバーサルミュージック合同会社|ユニバーサル ミュージックLLC]] [[Virgin Music]]レーベル、当時は東芝EMI︶などの外国資本の音楽会社と、日本国内資本の[[エイベックス]]などの大手レコード会社および複数のインディーズ・レーベルにより楽曲が提供されてスタートを切り、サービス開始4日間で100万ダウンロード突破とアナウンスされるなど、歓迎ムードで迎えられた。なお、日本国内でのiTunes Storeの運営は、米Apple Inc.の子会社であるiTunes株式会社<ref name=":0" />が行っている。
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開始から |
開始からしばらくは参加していないレコード会社がいくつか存在していたが、2006年(平成18年)10月に[[BMG JAPAN]](現・[[ソニー・ミュージックレーベルズ]] [[アリオラジャパン]]レーベル)および[[アップフロントワークス]]が、2007年(平成19年)6月に[[ワーナーミュージック・ジャパン]]が、それぞれiTuens Storeでの楽曲提供を開始した。 |
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サービス開始から長らく楽曲提供を見送っていた[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]](SME)も |
サービス開始から長らく楽曲提供を見送っていた[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]︵SME︶も{{Efn|ウォークマンを擁する[[ソニーグループ]]の音楽系事業統括会社であり、かつ音楽配信サービス[[mora]]を運営している[[レーベルゲート]]の中核企業である。}}、主要な洋楽アーティストは2012年︵平成24年︶2月22日、主要な邦楽アーティストは2012年11月7日より楽曲提供を開始し<ref>{{Cite web|和書|author=臼田勤哉 |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/571197.html |title=iTunes Storeでソニー・ミュージック系邦楽配信開始 |website=AV Watch |publisher=インプレス |date=2012-11-07 |accessdate=2023-05-14}}</ref>、7年をかけてiTunes Storeに日本における4大レコード会社が出揃うこととなった。
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iTunes Storeの最盛期にはiTunes Store限定での楽曲配信やアルバム一括購入によるミュージックビデオなどの独自特典の添付の |
iTunes Storeの最盛期にはiTunes Store限定での楽曲配信やアルバム一括購入によるミュージックビデオなどの独自特典の添付のほか、CDの店頭販売よりもiTunes Storeで楽曲が先行配信されるミュージシャンも多く、新たな市場として成立している。 |
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2012年(平成24年)2月22日からは、全楽曲が「iTunes Plus」となり、[[デジタル著作権管理]](FairPlay)も撤廃された。それまでは多くの楽曲が128kbpsのDRM |
2012年(平成24年)2月22日からは、全楽曲が「iTunes Plus」となり、[[デジタル著作権管理]](FairPlay)も撤廃された。それまでは多くの楽曲が128kbpsのDRMつきで提供されてきたが、今後は256kbpsのDRMなしで提供されるため、これによりiTunes販売楽曲の音質が大幅に向上するほか、DRMが撤廃されることで利便性も大きく高まる。一方でiTunes Plusの全面導入を境に、1曲あたりの配信価格が最大250円に値上げされ、ほかの音楽配信サイトもiTunes Storeに付随する形で、同様の価格値上げを実施した。 |
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なお、規模は劣るが事務所別で見てみると、[[嵐 (グループ)|嵐]]などが所属する[[ジャニーズ事務所]]所属のアーティストは、所属レコード会社を問わず、原則iTunes Storeに参加していなかったが、2019年11月3日午前11時より、嵐のシングル曲全65曲の配信を開始した |
なお、規模は劣るが事務所別で見てみると、[[嵐 (グループ)|嵐]]などが所属する[[ジャニーズ事務所]]所属のアーティストは、所属レコード会社を問わず、原則iTunes Storeに参加していなかったが、2019年11月3日午前11時より、嵐のシングル曲全65曲の配信を開始した{{Efn|尚、嵐の楽曲はシングル曲のみで、シングルのカップリング曲やアルバムの曲は未配信となっている。また、嵐以外のアーティストは現在も参加していない。}}{{Efn|[[草彅剛]]が歌唱したCMソング﹁満足れぼりゅーしょん﹂が期間限定で配信されたことがある他、アメリカ合衆国国内のみで[[赤西仁]]の楽曲が配信されているなど例外はある。}}<ref>{{cite news|title=嵐、SNSアカウント開設&全シングル曲デジタル配信へ 新曲﹁Turning Up﹂MVは本日21時にプレミア公開|date=2019-11-3|newspaper=Billboard JAPAN|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/81790/2|accessdate=2011-11-19}}</ref>。また、[[サザンオールスターズ]]、[[福山雅治]]などが所属する[[アミューズ]]もかつては原則として参加していなかったものの{{Efn|2011年3月11日に発生した[[東日本大震災]]に対するチャリティとして同年4月2日に[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]は所属アーティスト79組の楽曲を収録したコンピレーションアルバム﹁[[アイのうた〜東日本大震災チャリティ・アルバム]]﹂を発売したが、そのアルバムの中に福山雅治の楽曲﹁[[残響 (福山雅治のアルバム)|群青 〜ultramarine〜]]﹂が収録されている。}}{{Efn|但し、過去のアミューズ所属アーティスト︵[[FLATBACKER|E・Z・O]]、[[DEAD END (バンド)|DEAD END]]、[[SIAM SHADE]]など︶のアミューズ在籍時の楽曲は配信されている。}}、DRM撤廃と前後して[[A-Sketch]]所属アーティスト︵[[flumpool]]、[[ONE OK ROCK]]︶など一部が参加しはじめ、2013年6月の[[Perfume]]を皮切りに、2014年︵平成26年︶12月17日には、サザンオールスターズが全楽曲を配信し、ほとんどのアーティストが段階的に配信を始めた。
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2010年︵平成22年︶11月11日に、映画配信サービスを開始した。主にレンタル方式が中心であるが、一部は販売方式でも配信されている。多くのハリウッドメジャーや日本の主要映画会社から約 |
2010年︵平成22年︶11月11日に、映画配信サービスを開始した。主にレンタル方式が中心であるが、一部は販売方式でも配信されている。多くのハリウッドメジャーや日本の主要映画会社から約1,000本以上の映画が提供されてスタートした{{Efn|[[日本語字幕]]版、[[吹き替え]]版は別作品として配信されている。}}。
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[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)|ソニー・ピクチャーズ]]に関しては、音楽と同様に当初は不参加であったが、2010年︵平成22年︶12月16日より |
[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (日本)|ソニー・ピクチャーズ]]に関しては、音楽と同様に当初は不参加であったが、2010年︵平成22年︶12月16日より映画の提供を開始。[[ソニー]]のコンテンツが日本のiTunes Storeで配信されるということで、インターネットや新聞などでも大きく取り上げられた︵ただし、10月19日に[[iOS]]用公式アプリをリリースしていた︶<ref>{{cite news|title=ソニー、“仇敵”アップルに映画配信 アイチューンズ無視できず|date=2010-12-17|newspaper=産経新聞|url=https://web.archive.org/web/20110119060724/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110108/biz11010821450168-n1.htm|accessdate=2011-04-15}}</ref>。また、当初はレンタルのみで扱われていた作品が、販売方式でも配信されることも増えている。
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2016年︵平成28年︶8月17日より、iTunes Store、 |
2016年︵平成28年︶8月17日より、iTunes Store、App Store、Apple Music、iBooksが日本の大手通信キャリアの[[au (携帯電話)|au]]︵[[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]][[連合]]︶が提供するau端末の月額料金と合算して支払える﹁'''auかんたん決済'''﹂を利用した決済に正式対応となった︵日本の大手通信キャリアとしては史上初。ただし法人契約者は対象外︶<ref>{{Cite web|和書|url=http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2016/08/17/1977.html|title=App Store、Apple Music、iTunesおよびiBookで﹁auかんたん決済﹂が利用可能に|accessdate=2016年8月17日|author=ニュースリリース|date=2016年8月17日|publisher=KDDI}}</ref>。
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===シェア=== |
===シェア=== |
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日本の音楽配信市場は、主に[[レコチョク]]が提供する[[日本における携帯電話|フィーチャーフォン]]向けの[[着うたフル]]が多数を占める(2011年度は81%)という特徴があり、iTunes StoreはCD |
日本の音楽配信市場は、主に[[レコチョク]]が提供する[[日本における携帯電話|フィーチャーフォン]]向けの[[着うたフル]]が多数を占める(2011年度は81%)という特徴があり、iTunes StoreはCDなども含めた音楽市場全体の金額シェアで考えると5%に満たず<ref>[http://www.riaj.or.jp/issue/industry/pdf/RIAJ2012.pdf 一般社団法人日本レコード協会 日本のレコード産業2012年度版]</ref>、諸外国に比べ低いシェアとなっている。 |
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諸外国に比べ日本でのiTunes Storeのシェアが低い理由の一つとして、日本独自の[[レンタルCD]]店の普及が挙げられることがある<ref>[[山口哲一]]、[[松本拓也]]、[[殿木達郎]]、[[高野修平]]﹃ソーシャル時代に音楽を“売る”7つの戦略 “音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス﹄[[リットーミュージック]]、2012年、122頁。 |
諸外国に比べ日本でのiTunes Storeのシェアが低い理由の一つとして、日本独自の[[レンタルCD]]店の普及が挙げられることがある<ref>[[山口哲一]]、[[松本拓也]]、[[殿木達郎]]、[[高野修平]]﹃ソーシャル時代に音楽を“売る”7つの戦略 “音楽人”が切り拓く新世紀音楽ビジネス﹄[[リットーミュージック]]、2012年、122頁。{{ISBN2|978-4-8456-2156-9}}。</ref><ref>山口哲一﹃新時代ミュージックビジネス最終講義 新しい地図を手に、音楽とテクノロジーの蜜月時代を生きる!﹄リットーミュージック、2015年、55頁。{{ISBN2|978-4-8456-2670-0}}。</ref>。
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また、配信されている楽曲数こそ増えてはいるものの、配信形式はiTunes |
また、配信されている楽曲数こそ増えてはいるものの、配信形式はiTunes Plus(AAC256kbps)から大きく変わっておらず、2010年代以降は他社のサービスでハイレゾ音源の配信が開始され、非圧縮音源ないしロスレスでの音楽再生がデファクトスタンダードになったことで、iTunes Storeが時代遅れのサービスに成り下がったこともシェアが低い要因になっている。 |
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===代金請求についての問題=== |
===代金請求についての問題=== |
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{{更新|date=2010年11月|section=1}} |
{{更新|date=2010年11月|section=1}} |
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iTunes Storeの利用者が心当たりのない代金の請求を受けた事例が、2009年(平成21年)4月以降、[[消費生活センター]]などに43件寄せられており、2010年(平成22年)2月12日[[消費者庁]]が注意を喚起するとともに<ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100212adjustments_1.pdf 音楽情報サイトの利用者が心当たりのない利用代金の請求を受ける事例の発生について]消費者庁、平成22年2月12日</ref>、2月17日・19日付 |
iTunes Storeの利用者が心当たりのない代金の請求を受けた事例が、2009年(平成21年)4月以降、[[消費生活センター]]などに43件寄せられており、2010年(平成22年)2月12日[[消費者庁]]が注意を喚起するとともに<ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100212adjustments_1.pdf 音楽情報サイトの利用者が心当たりのない利用代金の請求を受ける事例の発生について]消費者庁、平成22年2月12日</ref>、2月17日・19日付で消費者庁が運営会社の「iTunes(株)」や社団法人[[日本クレジット協会]]に対して照会を発している<ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100217adjustments_2.pdf 音楽情報サイト運営事業者に対する照会について]消費者庁、平成22年2月17日</ref><ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100219adjustments_1.pdf 音楽情報サイトの利用を巡る消費者相談への対応状況の照会について]消費者庁、平成22年2月19日</ref>。これについては、3月4日付で同社より回答があったが<ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100304adjustments_1.pdf 照会事項に対する音楽情報サイト運営事業者からの回答について]消費者庁、平成22年3月4日、消費者庁</ref>、内容が不十分として、同日付で3月12日までに詳細な回答を求める質問状が再度同社へ出された<ref>[http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/100304adjustments_2.pdf 音楽情報サイト運営事業者に対する補足的な質問について]平成22年3月4日、消費者庁</ref>。 |
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===違法配信についての問題=== |
===違法配信についての問題=== |
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2010年1月、iTunes StoreでPerfumeのアルバム﹃[[GAME (Perfumeのアルバム)|GAME]]﹄が違法配信されている |
2010年1月、iTunes StoreでPerfumeのアルバム﹃[[GAME (Perfumeのアルバム)|GAME]]﹄が違法配信されていることが判明した︵Perfume所属のアミューズは前述の備考通り当時日本のiTunes Storeに参加していなかった︶<ref>http://getnews.jp/archives/45924</ref>。Copyright表記がCDの販売元のT'''o'''kuma JapanではなくT'''u'''kuma Japanであったこと、一部楽曲が本来のものではないことから事態が判明した。これを受け[[徳間ジャパンコミュニケーションズ]]︵以下徳間ジャパン︶はAppleに対し調査を要請した結果、海外のレーベルが徳間ジャパンの許諾を受けずに配信したものと判明した<ref>http://www.tkma.co.jp/tjc/j_pop/perfume/itunes.html</ref>。徳間ジャパンは法的措置も検討しており、Appleの音楽配信に対する審査体制への疑問が投げかけられることとなった。
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==特徴および制限== |
==特徴および制限== |
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:2006年9月時点、米国における合法音楽ダウンロード販売サービス市場で70%を超えるシェアを占める。 |
:2006年9月時点、米国における合法音楽ダウンロード販売サービス市場で70%を超えるシェアを占める。 |
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;ラインナップ・参加レーベル |
;ラインナップ・参加レーベル |
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:2007年5月現在、アメリカ合衆国版では500万以上、日本版では400万以上の曲が発売されている<ref name="iTunes Plus">{{ |
:2007年5月現在、アメリカ合衆国版では500万以上、日本版では400万以上の曲が発売されている<ref name="iTunes Plus">{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2007/may/30itunesplus.html|title=アップル、iTunes Plusを発表|author=Apple Inc.|date=2007年|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。これはAppleと4つの主要なレコード会社、EMI、[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)|ソニーBMG]]、[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサル]]、[[ワーナー・ミュージック・グループ]]との取引の成果であり、600以上の[[インディーズ|インディーズ・レーベル]]も含まれる。iTunes Storeでは [[ボブ・ディラン]]、[[U2]]、[[エミネム]]、[[シェリル・クロウ]]、[[スティング (ミュージシャン)|スティング]]など20以上のアーティストからの独自曲を含むさまざまな楽曲が提供されている。
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;顧客アカウント |
;顧客アカウント |
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:iTunesの[[アカウント]]は[[国家]]ごとに異なり、取得可能なアカウントは顧客の住所によって決まる︵iTunesの表示言語とは関係ない︶ |
:iTunesの[[アカウント]]は[[国家]]ごとに異なり、取得可能なアカウントは顧客の住所によって決まる︵iTunesの表示言語とは関係ない︶{{Efn|例えば、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のiTunes Storeから購入するためには、アメリカに住所がなければならない。ただし、アカウントが必要なのは購入・ダウンロード時のみなので、検索・試聴は他国のiTunes Storeでも可能である。}}。
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;購入方法 |
;購入方法 |
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:[[クレジットカード]]で決済するか、もしくは |
:[[クレジットカード]]で決済するか、もしくはAppleが販売している[[プリペイドカード]]︵iTunes cardといい、金額は1,500円分・3,000円分・5,000円分・10,000円分・バリアブルカードがある︶を購入し、そこから支払う。プリペイドカードには番号が記載されており、その番号をiTunesに入力すると自分のアカウントに入金される。ちなみに、プリペイドカードは購入時にレジで専用のバーコードを読み取る必要があり、[[万引き]]などで不正に入手したプリペイドカードは使えない。また、プリペイドカードは、発行国のiTunes Storeでしか認識されない{{Efn|仮に複数国のiTunes Storeでアカウントを持っている場合でも、プリペイドカードはそれぞれの国のものを別々に使用しなければならない。}}。
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;対応[[オペレーティングシステム|OS]] |
; 対応[[オペレーティングシステム|OS]] |
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2023年6月時点での対応OSは、 |
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* [[IOS 10|iOS 10.0]]以降, [[iPadOS 13]]以降, tvOS 9以降の[[ミュージック (アプリケーション)|Apple Music App]]<ref>{{Cite web |title=Apple Music |url=https://apps.apple.com/jp/app/apple-music/id1108187390 |website=App Store |date=2022-06-25 |access-date=2023-06-02 |language=ja-JP}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=ライブラリ:Apple TVでミュージックをブラウズする/再生する |url=https://support.apple.com/ja-jp/guide/tv/atvb9ed3ea39/tvos |website=Apple Support |access-date=2023-06-02 |language=ja}}</ref> |
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* [[OS X El Capitan|macOS バージョン 10.11.4]] 以降 - iTunes for Mac 12.8.2<ref>{{Cite web|和書|title=ダウンロード - iTunes for Mac 12.8.2 (日本) |url=https://support.apple.com/kb/DL1977?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP |website=support.apple.com |access-date=2023-06-02}}</ref> |
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** [[macOS Catalina]]以降にはiTunesは存在しないが、代わりのApple Music AppでiTunes Storeが利用できる<ref>{{Cite web|和書|title=iTunes はどうなったのか? |url=https://support.apple.com/ja-jp/HT210200 |website=Apple Support |date=2021-06-18 |access-date=2023-06-02 |language=ja}}</ref>。
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* [[Microsoft Windows 10|Windows 10]] - iTunes for Windows 10<ref>{{Cite web|和書|title=iTunes for Windows 10 をダウンロードして使う |url=https://support.apple.com/ja-jp/HT210384 |website=Apple Support |date=2022-10-27 |access-date=2023-06-02 |language=ja}}</ref> |
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* [[Android (オペレーティングシステム)|Android 5]] - Apple Music App<ref>{{Cite web|和書|title=Android で Apple Music に参加する |url=https://support.apple.com/ja-jp/HT205365 |website=Apple Support |date=2021-03-15 |access-date=2023-06-02 |language=ja}}</ref> |
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; 過去の対応OS |
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;音楽の試聴 |
;音楽の試聴 |
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:すべての楽曲で90秒間(曲全体が90秒以下の場合はすべて)の[[ストリーミング]]試聴が可能。回数は無制限だが、保存は不可。他国のiTunes Storeの音楽も試聴可能。 |
:すべての楽曲で90秒間(曲全体が90秒以下の場合はすべて)の[[ストリーミング]]試聴が可能。回数は無制限だが、保存は不可。他国のiTunes Storeの音楽も試聴可能。 |
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;[[音声ファイルフォーマット|音楽フォーマット]] |
;[[音声ファイルフォーマット|音楽フォーマット]] |
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:[[ビットレート]]256kbit/sの[[AAC]]形式で、[[拡張子]]は'''m4a'''。以前は後述するFairPlayで保護された128kbpsの |
:[[ビットレート]]256kbit/sの[[AAC]]形式で、[[拡張子]]は'''m4a'''。以前は後述するFairPlayで保護された128kbpsのAAC(拡張子はm4p)が使用されていた。 |
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;アルバム・アートワーク |
;アルバム・アートワーク |
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:iTunes Storeで音楽ファイルを購入すると、アルバム・アートワークも自動的にダウンロードされる。アートワークのサイズは、基本的には1500×1500や1200×1200であるが、配信開始時期が古いものでは600×600のものも存在する(いずれもマキシシングル・アルバム作品の場合)。 |
:iTunes Storeで音楽ファイルを購入すると、アルバム・アートワークも自動的にダウンロードされる。アートワークのサイズは、基本的には1500×1500や1200×1200であるが、配信開始時期が古いものでは600×600のものも存在する(いずれもマキシシングル・アルバム作品の場合)。 |
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;iTunes Plus |
;iTunes Plus |
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:現在、すべての楽曲がDRMフリーで販売されている。このサービスはiTunes Plusと称され、ビットレートも256kbit/sに向上しているほか、購入者のApple IDが埋め込まれる以外はコピーフリーであり、AACに対応したプレーヤであれば直接再生が可能である。MP3に変換することもできる<ref name="iTunes Plus"/>。拡張子はm4a。また、 |
:現在、すべての楽曲がDRMフリーで販売されている。このサービスはiTunes Plusと称され、ビットレートも256kbit/sに向上しているほか、購入者のApple IDが埋め込まれる以外はコピーフリーであり、AACに対応したプレーヤであれば直接再生が可能である。MP3に変換することもできる<ref name="iTunes Plus" />。拡張子はm4a。また、すでに購入した楽曲でもiTunes Plusに対応した楽曲であれば0.30ドルの手数料を支払うことでアップグレードできるようになっている︵ライブラリアップグレード︶。2007年5月末のサービス開始当初は、購入済み楽曲の一括アップグレードのみであったが、2009年1月末からは楽曲やアルバム単位での個別アップグレードが可能となった。
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;動画フォーマット |
;動画フォーマット |
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:2005年10月13日に2000以上のミュージックビデオ、6つの [[ピクサー・アニメーション・スタジオ]]のショートアニメーション、そして5つのTV番組︵米国のみ︶を各エピソード300円︵1.99米ドル︶で販売を開始した |
:2005年10月13日に2000以上のミュージックビデオ、6つの [[ピクサー・アニメーション・スタジオ]]のショートアニメーション、そして5つのTV番組︵米国のみ︶を各エピソード300円︵1.99米ドル︶で販売を開始した{{Efn|アメリカでは、新番組の第1話のみを期間限定で、iTunes Storeから無料ダウンロードできることがある。また、北米盤DVDボックスなどの購入特典として、iTunes対応の動画ファイルが無料で付いてくる︵もしくはiTunes Store向けの無料ダウンロード用コードが封入される︶ことがある。}}。動画部分は[[H.264]]形式、音声部分はAAC形式。音楽同様FairPlayで保護されてコンテナされている。開始当初は[[QVGA]]解像度︵320x240画素︶であったが、2006年9月12日より映画配信の開始とともに従来のコンテンツも含め、QVGAの4倍の[[Video Graphics Array|VGA]]解像度︵640x480画素︶に変更した。音声の[[サンプリング周波数|サンプリングレート]]は44.1[[kHz]]、ビットレートは128kbit/s。拡張子は'''m4v'''。なお、音楽とは異なり、[[DVD]]などに映像として記録することはできない。
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;FairPlay |
;FairPlay |
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{{Main|FairPlay}} |
{{Main|FairPlay}} |
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:購入したファイルは |
:購入したファイルは、前述のiTunes Plusを除き、Appleの[[デジタル著作権管理]]技術であるFairPlayで保護される。iPodへの無制限の転送、CDへの無制限の書き込み︵同一プレイリストを使用しての書き込みは7回まで︶、ファイルを購入したアカウントでの認証を行うことで、[[Local Area Network|LAN]]を介して最大5台のコンピュータで音楽を共有︵ファイルを保存してあるサーバ役のコンピュータからストリーミング再生するため、保存は不可︶、さらにファイル自体の複製は無制限に行うことができる。この非常に柔軟な[[コピーガード]]は、iTunes Store登場以前の音楽配信サービスでは考えられなかったことで、その低価格さと相まって、開始当初は非常に注目された。
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<!-- FairPlayの項目へ移動を検討 |
<!-- FairPlayの項目へ移動を検討 |
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:iTunes 4.5 の導入とともに、アップル社は購入した楽曲を再生できるコンピュータの数を3から5へ増加させた。同時に、同一プレイリストをCDに書込める回数は10から7に減少することとなった。この調節はアップル社と主要なレーベルとの協定の結果である。iTunes 4.7.1で、ユーザーはさらに制限を被ることとなった。ユーザーは、以前は同時に5台のコンピュータで音楽を共有・再生することができたが、iTunes 4.7.1では、24時間以内に合計5台のコンピュータでしか音楽を共有・再生することができなくなった(5台のうちのどれか1台を共有から外しても、24時間経たないうちは新たな6台目での共有・再生は不可となった)。--> |
:iTunes 4.5 の導入とともに、アップル社は購入した楽曲を再生できるコンピュータの数を3から5へ増加させた。同時に、同一プレイリストをCDに書込める回数は10から7に減少することとなった。この調節はアップル社と主要なレーベルとの協定の結果である。iTunes 4.7.1で、ユーザーはさらに制限を被ることとなった。ユーザーは、以前は同時に5台のコンピュータで音楽を共有・再生することができたが、iTunes 4.7.1では、24時間以内に合計5台のコンピュータでしか音楽を共有・再生することができなくなった(5台のうちのどれか1台を共有から外しても、24時間経たないうちは新たな6台目での共有・再生は不可となった)。--> |
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;[[オーディオブック]]のフォーマット |
;[[オーディオブック]]のフォーマット |
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:国内外の小説 |
:国内外の小説および落語やNHKラジオ深夜便などのオーディオブックが提供されている。保護されたAAC形式、ビットレートは32kbit/s。拡張子は'''m4p'''。それぞれ90秒の試聴ができるようになっている。[[Audible]]形式。 |
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;カタログ |
;カタログ |
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:オーディオブックを含む |
:オーディオブックを含む150万ファイル以上;(開始当初は約20万ファイル) |
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;便利な機能 |
;便利な機能 |
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:ギフト証書及びギフトカードのプレゼント、Allowance(未成年のための制限された購入用アカウント)、iMix(ユーザーが作成するプレイリスト)、[[ポッドキャスティング]]、ビルボード・チャート、ラジオ・チャート、パワーサーチ(詳細検索)、ミュージックビデオ |
:ギフト証書及びギフトカードのプレゼント、Allowance(未成年のための制限された購入用アカウント)、iMix(ユーザーが作成するプレイリスト)、[[ポッドキャスティング]]、ビルボード・チャート、ラジオ・チャート、パワーサーチ(詳細検索)、ミュージックビデオおよび映画予告編。 |
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;App Store |
;App Store |
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:iPhoneとiPod touch、iPad向けの[[アプリケーションソフトウェア]]配信サービス。2009年7月14日の時点で、65,000本以上のラインナップ。 |
:iPhoneとiPod touch、iPad向けの[[アプリケーションソフトウェア]]配信サービス。2009年7月14日の時点で、65,000本以上のラインナップ。 |
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;iTunes Originals |
;iTunes Originals |
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:'''iTunes Store'''限定で配信されている[[コンピレーション・アルバム]]シリーズ。このコンピレーション・シリーズの最大の特徴は、曲と曲の間にメンバーによる曲の解説やメッセージが収録されている点である。中にはこのアルバムのみ収録の |
:'''iTunes Store'''限定で配信されている[[コンピレーション・アルバム]]シリーズ。このコンピレーション・シリーズの最大の特徴は、曲と曲の間にメンバーによる曲の解説やメッセージが収録されている点である。中にはこのアルバムのみ収録のバージョンなどもある。新譜が出るのは不定期で、一定しないものである。
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=== iTunes Originals 作品 ===== |
=== iTunes Originals 作品 ===== |
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*楽曲がダウンロード可能な地域のみ記載 |
*楽曲がダウンロード可能な地域のみ記載 |
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*利用するには、原則として上記の国および地域に住所がなければならない。特定のコンテンツ目当てに住所を偽るケースもあるが、これは規約違反としてアカウント停止の対象となる。 |
*利用するには、原則として上記の国および地域に住所がなければならない。特定のコンテンツ目当てに住所を偽るケースもあるが、これは規約違反としてアカウント停止の対象となる。 |
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==価格== |
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一曲の価格は各国および地域によって異なるが、アメリカ合衆国では0.69ドル、0.99ドル、1.29ドルの価格帯で、欧州連合では0.69ユーロ、0.99ユーロ、1.29ユーロの価格帯で、日本では150円、200円、250円の価格帯で販売されている。購入前に30秒~1分30秒の無料試聴が可能である。
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アルバム価格については、収録曲数などにより異なるが、一曲単位で購入するよりも安く設定されていることが多い。一曲で演奏時間が長い︵およそ10分以上︶ものなどは、アルバム扱いとされ600円以上となる場合がある。
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2007年にアップルは、アルバム収録の一部の曲を購入済みの場合、残りの曲をまとめて安く入手できる「コンプリート・マイ・アルバム」制度を導入した。これはiTunes Storeが展開されている各国および地域のうち、日本以外が対象となった。日本でも2012年2月22日から「コンプリート・マイ・アルバム」に対応した。 |
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{|class="wikitable" |
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|+ 各国および地域の価格一覧表 |
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! '''国および地域名''' !! '''最低価格''' !! '''最高価格''' !! '''[[購買力平価説#OECD統計の相対的物価水準|相対的物価水準]]''' |
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|{{USA}}||0.69[[アメリカ合衆国ドル|米ドル]]||1.29米ドル||100 |
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|{{MEX}}||9.00[[メキシコ・ペソ|墨ペソ]]||15.00墨ペソ||70 |
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|{{CAN}}||0.69[[カナダドル|加ドル]]||1.29加ドル||132 |
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|{{GBR}}||0.59[[スターリング・ポンド|英ポンド]]||0.99英ポンド||137 |
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|{{CHE}}||1.60[[スイス・フラン|瑞フラン]]||2.20瑞フラン||176 |
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|{{EUR}}||0.69[[ユーロ]]||1.29ユーロ||[[平均|平均値]]105<ref name="eu_cpl">{{DNK}}152, {{FIN}}130, {{IRL}}128, {{LUX}}127, {{BEL}}120, {{FRA}}117, {{AUT}}114, {{NLD}}114, {{DEU}}109, {{ESP}}105, {{GRC}}102, {{ITA}}101, {{PRT}}100, {{SVN}}93, {{EST}}87, {{CZE}}84, {{SVK}}78, {{HUN}}74, {{POL}}63</ref>、[[中間値]]105<ref name="eu_cpl" /> |
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|{{DNK}}||8.00[[デンマーク・クローネ|丁クローネ]]||10.00丁クローネ||152 |
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|{{NOR}}||8.00[[ノルウェー・クローネ|諾クローネ]]||10.00諾クローネ||168 |
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|{{SWE}}||9.00[[スウェーデン・クローナ|瑞クローナ]]||12.00瑞クローナ||138 |
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|{{AUS}}||1.19[[オーストラリア・ドル|豪ドル]]||2.19豪ドル||164 |
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|{{NZL}}||1.79[[ニュージーランド・ドル|新ドル]]||2.39新ドル||132 |
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==市場シェアおよびマイルストーン== |
==市場シェアおよびマイルストーン== |
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ストアはこの最初の18時間に約275,000曲、またこの最初の週に1,000,000曲以上を販売した。Windows版のリリース時には、最初の3日間で1,000,000回以上のダウンロードがあり、1,000,000曲以上がその周期で販売された。12月15日に、 |
ストアはこの最初の18時間に約275,000曲、またこの最初の週に1,000,000曲以上を販売した。Windows版のリリース時には、最初の3日間で1,000,000回以上のダウンロードがあり、1,000,000曲以上がその周期で販売された。12月15日に、Appleは4月に立ち上がって以来2500万曲を販売したと発表した。 |
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*2004年[[3月15日]]、 |
*2004年[[3月15日]]、AppleはiTunes Music Storeの顧客がiTunes Music Storeから5,000万曲の購入およびダウンロードされたと発表した。5000万曲目は[[サラ・マクラクラン]]による "The Path of Thorns" であった<ref>{{cite web|url=http://www.apple.com/pr/library/2004/mar/15itunes.html|title=iTunes Music Store Downloads Top 50 Million Songs|author=Apple Inc.|date=2004-03-15|language=英語|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2004年4月28日に、iTunes Music Store |
*2004年4月28日に、iTunes Music Storeは1周年を迎えた。この時点での販売は7,000万曲<ref>{{cite web|author=John Markoff|url=http://www.nytimes.com/2004/04/29/technology/29apple.html|title=TECHNOLOGY;Apple Sells 70 Million Songs In First Year of ITunes Service|work=[[ニューヨーク・タイムズ|The New York Times]]|date=2004-04-29|language=英語|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2004年[[7月1日]]に、 |
*2004年[[7月1日]]に、Appleは9,500万曲目の販売以降10万曲目ごとに購入者へiPodをプレゼント︵総計50台︶し、1億曲目の購入者には[[PowerBook]]、iPod、および1万ドル相当のiTunes Music Storeクーポン券が贈られると発表した。10日後の[[7月11日]]、Appleは1億曲がiTunes Music Storeを通して販売されたと発表した。1億曲目は[[カンザス州]][[ヘイズ (カンザス州)|ヘイズ]]に住むKevin Brittenによって購入された[[w:Zero 7|Zero 7]]の "Somersault (Dangermouse Remix)" だった。彼はスティーブ・ジョブズからの祝福の電話を受け、また賞品の第3世代40GBiPodには感謝のメッセージがレーザー刻印されていた。
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*2005年[[1月24日]] |
*2005年[[1月24日]]、iTunes Music Storeは世界的に2.5億曲を販売した。 |
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*2005年[[3月2日]] |
*2005年[[3月2日]]、iTunes Music Storeは3億曲が販売された<ref>{{cite web|url=http://www.apple.com/pr/library/2005/mar/02itms.html|title=iTunes Music Store Downloads Surpass 300 Million|author=Apple Inc.|date=2005-03-02|language=英語|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2005年5月10日 |
*2005年5月10日、Appleは4億曲以上を売り上げたと発表した。 |
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*2005年[[7月5日]] |
*2005年[[7月5日]]、Appleは5億曲目へのカウントダウンを行うと発表した。5億曲目に至るまで、10万曲目ごとの顧客には[[iPod mini]]および50曲分のギフトカードを、5億曲目の曲をダウンロードした人へは10台のiPod、1万曲分のギフトカード、10枚の50曲分のギフトカードおよび[[コールドプレイ]]のツアーのチケット4枚が進呈される。12日後の[[7月17日]]にAppleは5億曲が販売されたと発表した。5億曲目は[[インディアナ州]][[ラファイエット (インディアナ州)|ラファイエット市]]のAmy Greerが購入した[[フェイス・ヒル]]の "Mississippi Girl" だった。 |
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*2005年8月4日のiTunes Music Storeの日本での開店の発表で、 |
*2005年8月4日のiTunes Music Storeの日本での開店の発表で、Appleの最高経営責任者︵CEO︶であるスティーブ・ジョブズは﹁今までに5億曲、一日150万曲を販売し、米国でのシェアは82%を超えている最大の音楽配信サービス﹂と語った。またこれに触発されて、moraなどの国内の音楽配信サービス会社も1曲150 - 200円程度へと価格改定を発表した<ref>{{n|アップルの音楽配信20か国に、日本でもスタート}}</ref>。
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*2005年[[8月9日]]に、開店後4日間の間に日本のiTunes Music Storeで売れた曲数は100万曲であると発表した<ref>{{n|アップルiTunes Music Storeの音楽配信、4日で100万曲越える}}</ref>。 |
*2005年[[8月9日]]に、開店後4日間の間に日本のiTunes Music Storeで売れた曲数は100万曲であると発表した<ref>{{n|アップルiTunes Music Storeの音楽配信、4日で100万曲越える}}</ref>。 |
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*2006年[[2月24日]]にダウンロード数10億曲達成。10億曲目はミシガン州ウェストブルームフィールドに住むAlex Ostrovskyがダウンロードしたコールドプレイの |
*2006年[[2月24日]]にダウンロード数10億曲達成。10億曲目はミシガン州ウェストブルームフィールドに住むAlex Ostrovskyがダウンロードしたコールドプレイの "Speed of Sound" だった。Ostrovskyには20インチ液晶を搭載した[[iMac]]と第5世代60GB iPod、1万ドル分のiTunes Music Storeギフトカードが贈られ、また、[[ジュリアード音楽院]]にOstrovskyの名前を冠した[[奨学金]]制度が創設された。 |
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*2006年12月 |
*2006年12月ごろより、iTunes Storeへのアクセス負荷が増大する。理由として、12月にクリスマスプレゼントなどでiPodおよびiTunesギフトカードを入手したユーザーによりアクセス負荷が増大していたことが発表された。同月中にサーバ強化を行い、多少の負荷が軽減された。 |
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*2007年[[1月9日]]に |
*2007年[[1月9日]]にAppleは累計で、音楽20億曲以上、テレビ番組5,000万本以上、長編映画130万本以上を販売したと発表した。 |
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*2007年[[7月31日]]に |
*2007年[[7月31日]]にAppleは30億曲目を販売したと発表した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2007/jul/31itunes.html|title=iTunes Storeの音楽ダウンロードが30億曲を突破|author=Apple Inc.|date=2007-08-01|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2008年[[6月23日]]に |
*2008年[[6月23日]]にAppleは累計で50億曲以上を販売したと発表した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2008/jun/23itunes.html|title=iTunes Storeの音楽ダウンロードが50億曲を突破|author=Apple Inc.|date=2007-08-01|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。
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*2008年7月14日に |
*2008年7月14日にAppleは、App Storeでのダウンロード数が3日間で1,000万本を超えたことを発表<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2008/jul/14appstore.html|title=iPhone App Storeのダウンロード数、最初の週末で1千万本を突破|author=Apple Inc.|date=2008-07-14|accessdate=2008年7月27日 }}</ref>。
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==販売促進== |
==販売促進== |
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*[[スーパーボウル]]当日の2004年[[2月1日]]、 |
*[[スーパーボウル]]当日の2004年[[2月1日]]、Appleは[[ペプシコ]]と共同で、清涼飲料の[[ボトルキャップ]]内に当選コードが印刷されていた場合に無料で楽曲をダウンロード︵総計1億曲︶できる[[キャンペーン]]を立ち上げると発表した。Appleがキャンペーンの1か月間延長を行ったにもかかわらず、ペプシはキャンペーン終了の1週間前までに主要な大都市圏へキャンペーン対象商品を出荷できなかった。スティーブ・ジョブズによると、引き替えられた楽曲はわずか500万曲に留まったという。しかし、ペプシは2005年[[1月31日]]に再度同様のキャンペーンを開始し、2億曲の楽曲に加えて1時間ごとに1台ずつiPod miniのプレゼントを行った。
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*ペプシによるiTunesプロモーションの成功を受けて、[[ザ コカ・コーラ カンパニー]]も[[セブン-イレブン (米国)|米国セブン-イレブン]]と提携、フローズン飲料[[w:Slurpee|Slurpee]]の32[[オンス]]カップに印刷されたコードをiTunes Music Store |
*ペプシによるiTunesプロモーションの成功を受けて、[[ザ コカ・コーラ カンパニー]]も[[セブン-イレブン (米国)|米国セブン-イレブン]]と提携、フローズン飲料[[w:Slurpee|Slurpee]]の32[[オンス]]カップに印刷されたコードをiTunes Music Storeの専用ページで入力することにより、無料で楽曲をダウンロードできるプロモーションを2005年7月31日まで(コードは2005年[[8月31日]]まで有効)行った。コカ・コーラは同時期ヨーロッパにおいてiTunes Music Storeと競合する音楽配信サイトMyCokeMusic.comを運営していたが、2006年7月31日にサービスを終了している。 |
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*2005年[[7月28日]]に |
*2005年[[7月28日]]にAppleは[[ギャップ (企業)|GAP]]社と共同で、GAP店舗でジーンズを試着すると無料でiTunes Music Storeから楽曲をダウンロードできるプロモーションを[[8月8日]]から8月31日まで行うと発表した。 |
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*2007年9月5日に |
*2007年9月5日にAppleは[[スターバックス]]との提携を発表。米国内のスターバックスで、店内BGMの曲名チェックや購入ができる “Now Playing” サービスを順次展開する予定である<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.apple.com/jp/news/2007/sep/06starbucks.html|title=アップルとスターバックス、音楽ビジネスの提携を発表|author=Apple Inc.|date=2007-09-06|accessdate=2007年9月26日 }}</ref>。 |
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== デザイン・クレジット == |
== デザイン・クレジット == |
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**[[アップフロントワークス|zetima]] |
**[[アップフロントワークス|zetima]] |
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**[[アップフロントワークス#2.5.3|Misty Blue]]([[相田翔子]]のデジタル・ダウンロード限定シングル「[[一輪]]」の販売のためのインディーズレーベル) |
**[[アップフロントワークス#2.5.3|Misty Blue]]([[相田翔子]]のデジタル・ダウンロード限定シングル「[[一輪]]」の販売のためのインディーズレーベル) |
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**[[アップフロントワークス# |
**[[アップフロントワークス#hachama|hachama]] |
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**[[アップフロントワークス# |
**[[アップフロントワークス#FRAME|FREAM]] |
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**[[アップフロントワークス# |
**[[アップフロントワークス#PICCOLO TOWN|PICCOLO TOWN]] |
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*エイベックス |
*[[エイベックス・エンタテインメント|エイベックス]] |
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*[[Key Sounds Label]] |
*[[Key Sounds Label]] |
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*[[キングレコード]] |
*[[キングレコード]] |
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*[[ヤマハミュージックコミュニケーションズ]] |
*[[ヤマハミュージックコミュニケーションズ]] |
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*[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサル ミュージックLLC]] |
*[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサル ミュージックLLC]] |
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*[[よしもとアール・アンド・シー |
*[[よしもとミュージック]](旧:よしもとアール・アンド・シー) |
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*[[ランティス]] |
*[[ランティス]] |
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*[[ワーナーミュージック・ジャパン]] |
*[[ワーナーミュージック・ジャパン]] |
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==脚注== |
==脚注== |
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{{脚注ヘルプ}} |
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==関連項目== |
==関連項目== |
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*[https://www.apple.com/itunes/ iTunes - Apple]{{en icon}} |
*[https://www.apple.com/itunes/ iTunes - Apple]{{en icon}} |
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*[https://www.apple.com/jp/itunes/ iTunes - Apple(日本)]{{ja icon}} |
*[https://www.apple.com/jp/itunes/ iTunes - Apple(日本)]{{ja icon}} |
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*{{Twitter|iTunesJapan|iTunes Japan}} |
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{{DEFAULTSORT:iTunes Store}} |
{{DEFAULTSORT:iTunes Store}} |
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[[Category:Appleのサービス]] |
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[[Category:音楽配信サービス]] |
[[Category:音楽配信サービス]] |
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[[Category:iOSのソフトウェア]] |
[[Category:iOSのソフトウェア]] |
2024年4月23日 (火) 13:27時点における版
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![]() | |
開始 | 2003年4月28日 |
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対応機種 | macOS, Windows, Apple TV, iOS |
ファイル形式 | Unprotected AAC (.m4a) @ 256 kbit/s (music), protected AAC (.m4p) @ 32, 64 and 128 kbit/s (audiobooks), unprotected MPEG-4 Video (.m4v) (music videos), protected MPEG-4 Video (.m4v) (other video) |
著作権保護 | (Protected) Music:streaming to five computers every 24 hours, unlimited CDs (seven with an unchanged playlist), unlimited iPods and iPhones. |
コンテンツ | 28,000,000+ songs worldwide, 1,000,000+ podcasts (USA), 40,000+ music videos (USA), 3,000+ TV shows (USA), 20,000+ audiobooks (USA), 45,000+ movies (USA), 700,000+ App Store apps[1] |
プレビュー | 90 seconds (music, TV, videos, & audiobooks) 30+ seconds (movies) |
ストリーミング | Previews and podcasts only |
プロトコル | iTunes Music Store Protocol (itms://) |
利用可能地域 | See below |
特徴 | Allowance, "Just For You", Celebrity Playlists, gift certificates and gift cards, iMix, billboard charts, advanced search |
ウェブサイト | www |
概要
同社のソフトウェアであるiTunesを用いてApple IDを作成し、楽曲の購入・ダウンロードを行う。デジタル著作権管理機能を使用し、2003年4月28日にiTunes Music Store︵iTMS, アイチューンズミュージックストア︶として発表されたこのサービスは、同社製のデジタルオーディオプレーヤーであるiPodの一部サービスとして注目を集めた。 発表にあたり、当時のAppleのCEOであるスティーブ・ジョブズは﹁我々は違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ﹂と発言し[2]、実際にP2Pによる違法ダウンロードに匹敵する人気を持つサービスとなった[3]。 当初はiTunes Music Storeという名前が示す通り音楽配信のみだったが、のちに映画やミュージックビデオ、テレビ番組、Podcast、iPod向けゲーム、iPhone・iPod touch・iPad向けアプリケーション配信、映画レンタルなど、さまざまなサービスを提供するようになった。2010年11月からはiTunes Store Japanでも映画配信が開始された。ただし、テレビ番組の配信は、アメリカ合衆国や一部のヨーロッパ地域に限られているほか、App Storeに特化した国家や地域も多い。 iTunes Storeは2010年代前半に最盛期を迎えたが、2015年に﹁Apple Music﹂のサービスが提供開始されてからはiTunes Storeにおける音楽配信は下火となり、2019年ごろより映画の配信には﹁Apple TV﹂ブランドが使われるようになるなど、2010年代後半を通じて﹁iTunes Store﹂の名称は表舞台から姿を消しつつある。沿革
もともとは、アメリカ合衆国に支払い住所があるクレジットカードを保有するMac OS Xユーザだけがこのサービスを利用することができたが、AppleのCEOのスティーブ・ジョブズは、Microsoft Windowsおよびアメリカ合衆国外のユーザの両方をサポートする計画を発表した。iTunesのWindows バージョンおよびiTunes Music StoreからのWindowsプラットフォーム向けサポートはすぐに可能になると2003年10月16日に発表された。日本での展開
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒106-0032 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ |
法人番号 | 8011101043359 |
代表者 | 代表取締役 服部 浩 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
5745億6500万円 (2023年6月期)[15] |
営業利益 |
358億5300万円 (2023年6月期)[15] |
経常利益 |
356億4300万円 (2023年6月期)[15] |
純利益 |
247億1300万円 (2023年6月期)[15] |
純資産 |
276億8600万円 (2023年6月期)[15] |
総資産 |
3565億5900万円 (2023年6月期)[15] |
決算期 | 9月30日 |
シェア
日本の音楽配信市場は、主にレコチョクが提供するフィーチャーフォン向けの着うたフルが多数を占める︵2011年度は81%︶という特徴があり、iTunes StoreはCDなども含めた音楽市場全体の金額シェアで考えると5%に満たず[20]、諸外国に比べ低いシェアとなっている。 諸外国に比べ日本でのiTunes Storeのシェアが低い理由の一つとして、日本独自のレンタルCD店の普及が挙げられることがある[21][22]。 また、配信されている楽曲数こそ増えてはいるものの、配信形式はiTunes Plus︵AAC256kbps︶から大きく変わっておらず、2010年代以降は他社のサービスでハイレゾ音源の配信が開始され、非圧縮音源ないしロスレスでの音楽再生がデファクトスタンダードになったことで、iTunes Storeが時代遅れのサービスに成り下がったこともシェアが低い要因になっている。代金請求についての問題
![]() |
違法配信についての問題
2010年1月、iTunes StoreでPerfumeのアルバム﹃GAME﹄が違法配信されていることが判明した︵Perfume所属のアミューズは前述の備考通り当時日本のiTunes Storeに参加していなかった︶[28]。Copyright表記がCDの販売元のTokuma JapanではなくTukuma Japanであったこと、一部楽曲が本来のものではないことから事態が判明した。これを受け徳間ジャパンコミュニケーションズ︵以下徳間ジャパン︶はAppleに対し調査を要請した結果、海外のレーベルが徳間ジャパンの許諾を受けずに配信したものと判明した[29]。徳間ジャパンは法的措置も検討しており、Appleの音楽配信に対する審査体制への疑問が投げかけられることとなった。特徴および制限
ブラウズ 統合音楽管理ソフトiTunes内の専用ブラウザから利用する。なお、ペアレンタルコントロールによって、﹁iTunesは使えてもiTunes Storeは利用できない﹂ように設定することも可能である。 シェア 2006年9月時点、米国における合法音楽ダウンロード販売サービス市場で70%を超えるシェアを占める。 ラインナップ・参加レーベル 2007年5月現在、アメリカ合衆国版では500万以上、日本版では400万以上の曲が発売されている[30]。これはAppleと4つの主要なレコード会社、EMI、ソニーBMG、ユニバーサル、ワーナー・ミュージック・グループとの取引の成果であり、600以上のインディーズ・レーベルも含まれる。iTunes Storeでは ボブ・ディラン、U2、エミネム、シェリル・クロウ、スティングなど20以上のアーティストからの独自曲を含むさまざまな楽曲が提供されている。 顧客アカウント iTunesのアカウントは国家ごとに異なり、取得可能なアカウントは顧客の住所によって決まる︵iTunesの表示言語とは関係ない︶[注釈 8]。 購入方法 クレジットカードで決済するか、もしくはAppleが販売しているプリペイドカード︵iTunes cardといい、金額は1,500円分・3,000円分・5,000円分・10,000円分・バリアブルカードがある︶を購入し、そこから支払う。プリペイドカードには番号が記載されており、その番号をiTunesに入力すると自分のアカウントに入金される。ちなみに、プリペイドカードは購入時にレジで専用のバーコードを読み取る必要があり、万引きなどで不正に入手したプリペイドカードは使えない。また、プリペイドカードは、発行国のiTunes Storeでしか認識されない[注釈 9]。 対応OS 2023年6月時点での対応OSは、利用可能な国および地域
開始時期 | 国・地域 |
---|---|
2003年4月 | ![]() |
2004年6月 | ![]() ![]() ![]() |
2004年10月 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2004年12月 | ![]() |
2005年1月 | ![]() |
2005年5月 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
2005年8月 | ![]() |
2005年10月 | ![]() |
2005年12月 | ![]() |
2009年8月 | ![]() |
2011年9月 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2011年12月 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2012年6月 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2012年12月 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2015年9月 | ![]() |
- 楽曲がダウンロード可能な地域のみ記載
- 利用するには、原則として上記の国および地域に住所がなければならない。特定のコンテンツ目当てに住所を偽るケースもあるが、これは規約違反としてアカウント停止の対象となる。