京浜急行バス

日本の神奈川県横浜市にあるバス事業者
京急バスから転送)

京浜急行バス株式会社(けいひんきゅうこうバス、: Keihin Kyuko Bus Co., Ltd.)は、京急グループのバス事業者である。子会社の東洋観光と共に京浜急行バスグループを形成している。

京浜急行バス株式会社
Keihin Kyuko Bus Co., Ltd.
京浜急行バス 空港リムジンバス H6340
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 京急バス
本社所在地 日本の旗 日本
220-0011
神奈川県横浜市西区高島一丁目2番8号
京急グループ本社
設立 2003年(平成15年)4月10日
業種 陸運業
法人番号 4010401050085 ウィキデータを編集
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
特定旅客自動車運送事業 他
代表者 代表取締役社長 野村 正人
資本金 1億円
売上高 207億52百万円
(2018年3月期)
純利益 33億5500万円
(2023年3月期)[1]
純資産 57億1700万円
(2023年3月期)[1]
総資産 139億1500万円
(2023年3月期)[1]
従業員数 1,094名(2016年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 京浜急行電鉄 100%
(同社の連結子会社
外部リンク http://www.keikyu-bus.co.jp/
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京浜急行バス 高速バス H5703

2003154101


沿革

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京浜急行バスは2003年に設立された会社であるが、ここでは前身の京浜急行電鉄、京浜電気鉄道のバス事業を含めて記述することとする。

京浜電気鉄道のバス事業

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京浜急行電鉄の前身である京浜電気鉄道がバスの営業を始めたのは、1927年昭和2年)8月27日のことである。最初の路線は八丁畷駅 - 川崎住宅地(現在の京町・平安町付近の自社開発住宅地)間であった。もともと京浜電気鉄道は1922年大正11年)以来、自社の鉄道に沿った形での京浜間連絡をバスによっても行うべく、数度にわたり路線免許の申請を行っていたが、すでに高輪八ツ山 - 六郷橋間の旧国道(旧東海道)上には東京乗合自動車(通称青バス。現・都営バス)系列の京浜乗合自動車が1920年(大正9年)より運行しており、認可はなかなか下りなかった。そこで、まずは競合のない川崎市内において運行し、バスの営業実績を作ることを優先させたのである。

この頃、東京府内では鉄道沿線の大森町蒲田町(どちらも現・大田区)から森ヶ崎鉱泉への足として人力車や乗合自動車を運行していた都南自動車商会森ヶ崎人力自動車の競争が激化していた。京浜電気鉄道は国道線免許獲得への種蒔きを狙って両社間の調整に割って入り、1928年(昭和3年)11月24日、両社を統合した会社梅森自動車を誕生させる。翌1929年(昭和4年)に京浜間連絡の足がけとなる高輪 - 六郷間・新国道経由路線の認可をようやく得ることができ、同年10月29日より営業を開始した。

また、この年の12月28日には鉄道の大師線に並行する古家達三経営のつるや自動車商会による川崎駅 - 大師間の路線(1927年開業)を継承し、翌1930年(昭和5年)4月10日には穴守線に沿った蒲田 - 稲荷橋間にも路線を設けている。一方、京浜乗合自動車は1929年7月31日に親会社の東京乗合自動車に合併されており、旧国道上の路線も青バスの手で運行されていたが、1930年10月10日にはこの路線も京浜電気鉄道が譲り受け、この地域における営業基盤を確立した。

その後、国道線の横浜方面への拡張を進め、1932年(昭和7年)4月12日に生麦まで開業するも、その先は横浜市電と競合することから免許を得ることが出来なかった。このため、委託契約により横浜市の免許区間に乗り入れを行うという苦肉の策をとり、ようやく京浜間の連絡を果たすことができたのが同年10月1日のことであった。


1933811519351091
193271212[2] -  - 193381217[3]19349217[4]19351051561[1]19391491

1941年(昭和16年)11月1日、京浜電気鉄道は湘南電気鉄道と湘南半島自動車を合併、横浜市杉田と鎌倉市を結ぶ線から南の三浦半島のバス路線をほぼ一元化した。以下、この2社のバス事業について触れる。

湘南電気鉄道のバス事業

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沿1931328 - 沿

19251476191321019241319211059219261591192211119241312 -  - 1927210 - 1922111927292011312寿 - 1923131019283389 -  - 19241310219294 - 4[2] -  - 1929441930541931611 -  -  - 19327525沿

193381119193510531 -  -  - 19283106626

19361121

湘南半島自動車

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19187 -  - 192211192413121925147

1930541651 -  -  -  -  -  -  - 19361162592519316115 -  -  -  -  -  -  - 19211019241312131935108119305529193813113

194015111 -  -  -  -  -  -  - 19411651
192110620 -  - 1939141123
19283727 - 1930551682410301931674 -  - [5]19381372142

年譜

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京浜電気鉄道時代

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19272827 - 

19294
1029 - 15

1228 - 

19305
4119257 -  -  - 

1010 - 

193161151921 -  - 

19327
412 - 

101 - 

19338
1151929 - 1217

1119192576 -  -  - 

193510
5311928923 - 

626

811930529 -  - 

9119281124 - 

193611
21

9251936625

193813
11

42調

711930516 -  - 

193914
91

1111921620 -  - 

194015111

194116
51

1114

111

194217
51

121

194520815

194722816 - 

京浜急行電鉄時代

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194823617173[6]





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194924
21 - [6]

21 - [6]

195025
22019495 - 

515[6]

71[6]

195126101[6][6]

195227
821 -  - [6]

129

195328218[6]

195429725[6]

195530730[6]

195833221[6]

1959348[6]

196035420[6]

196136
1111 - [6]

1230[6]

1963381226[6]

196439
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812[6]

196540825 - 1[6]

1968431221 - 1[6]

197045101195411[6]

1971462[6]

197348
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197449
21[6]

111 - 

197651
330 - [6]

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197853
616[6]

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197954
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198863
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1989
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19902
322[6]

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19913
116[6]

811[6]

19924
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19935
424[6]

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19946
101[6]

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1222[6]

19957
36[6]

3201[6]

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19967
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19978
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1218

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19989
225100[6]1898225

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41[6]

45[6]

71使1,000[6]

京浜急行バス設立後

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199911
41[6]

101 - [6]

2000121226
[6]

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20011361
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 - [6]

200315
320[6]

410[6][8]

101[6]

200517916

20061861[6]

200719318PASMO

200820315退

200921331[9]

201022731

201224
331[10]

1130

201325323PASMOSuicaIC

2018304133[11]

2019917[12]

20213
316退[13]

516

20224312

子会社

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羽田京急バス株式会社
Haneda Keikyu Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
108-8625
東京都港区高輪二丁目20番20号[11]
設立 1999年(平成11年)4月1日[11]
(京急バス株式会社)[6]
業種 陸運業
法人番号 7010401037575
事業内容 旅客自動車運送事業、運輸業の運行受託[11]
代表者 取締役社長 岩田信夫[11]
資本金 2億円[11]
発行済株式総数 4,000株[11]
純資産 7億600万円[11]
従業員数 248名[11]
支店舗数 1(営業所数)[11]
決算期 3月[11]
主要株主 京浜急行バス 100%[11]
特記事項:情報は2017年3月31日現在[11]
1999年10月1日営業開始[6]2003年3月20日商号変更[6]2018年(平成30年)4月1日付で京浜急行バスへ吸収合併[11]
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横浜京急バス株式会社
Yokohama Keikyu Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
108-8625
東京都港区高輪二丁目20番20号[11]
設立 2000年(平成12年)12月26日[11]
業種 陸運業
法人番号 6010401043319
事業内容 旅客自動車運送事業、運輸業の運行受託[11]
代表者 取締役社長 勝間繁男[11]
資本金 5,000万円[11]
発行済株式総数 1,000株[11]
純資産 4億1,700万円[11]
従業員数 296名[11]
支店舗数 3(営業所数)[11]
決算期 3月[11]
主要株主 京浜急行バス 100%[11]
特記事項:情報は2017年3月31日現在[11]
2001年6月1日営業開始[6]2018年4月1日付で京浜急行バスへ吸収合併[11]
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湘南京急バス株式会社
Shonan Keikyu Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
108-8625
東京都港区高輪二丁目20番20号[11]
設立 2000年(平成12年)12月26日[11]
(横須賀京急バス株式会社)[6]
業種 陸運業
法人番号 4010401043320
事業内容 旅客自動車運送事業、運輸業の運行受託[11]
代表者 取締役社長 松本行彦[11]
資本金 5,000万円[11]
発行済株式総数 1,000株[11]
純資産 5億2,900万円[11]
従業員数 197名[11]
支店舗数 2(営業所数)[11]
決算期 3月[11]
主要株主 京浜急行バス 100%[11]
特記事項:情報は2017年3月31日現在[11]
2001年6月1日営業開始[6]2006年6月1日商号変更[6]2018年4月1日付で京浜急行バスへ吸収合併[11]
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京浜急行バスの子会社として、東洋観光株式会社(本社:神奈川県横須賀市)がある。かつては分離子会社の羽田京急バス・横浜京急バス・湘南京急バスの3社と、バス事業を撤退した京急観光バスを子会社とし、合計6社で京浜急行バスグループを形成していた。

なお、川崎鶴見臨港バスは京浜急行電鉄の完全子会社ではあるが、設立時の事情から当社傘下の「京浜急行バスグループ」ではない。

過去の子会社

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  • 京急観光バス株式会社
    • 本社所在地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央二丁目16番24号
    • 2008年にバス事業撤退。2016年に「京急バスリアルエステート株式会社」へ商号変更。

分離子会社の発足と再統合

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かつては以下の分離子会社が存在したが、3社とも2018年4月1日付で京浜急行バスに吸収合併され、解散した。

  1. 羽田京急バス株式会社(京急バス株式会社から商号変更)
    東京営業所(記号:NH)
  2. 横浜京急バス株式会社
    杉田営業所(記号:NY)
    能見台営業所(記号:NN)
    追浜営業所(記号:NA)
  3. 湘南京急バス株式会社(横須賀京急バスから商号変更)
    堀内営業所(記号:NB)
    鎌倉営業所(記号:NC)

分離子会社が設立された直後は、京浜急行電鉄直営であった路線バス部門を、最終的には羽田京急バス・横浜京急バス・湘南京急バスへ移管し、京浜急行バスはこれらの管理統括会社(持株会社)となるという、東武鉄道東武バス)が取ったのと同一の手法を採用する予定であった。


3

201710203[11]320183041[11]

営業所

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営業所は都内に2箇所、神奈川県に9箇所の計11箇所ある。このうち新子安営業所は主に空港リムジンや高速路線を担当し、その他の営業所は主に一般路線を担当する。所属車両の判別等のため、営業所ごとに英字の略記号が設けられている。

ここでは、京浜急行バスの前身各社および子会社だった羽田京急バス・横浜京急バス・湘南京急バスについてもあわせて触れることにする。

現行営業所

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営業所の変遷

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大東急時代

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戦前、1941年(昭和16年)頃の営業所は、京浜電気鉄道の品川・雑色・川崎、湘南電気鉄道の横浜・田浦・平坂・衣笠・堀之内・浦賀、湘南半島自動車の逗子・三崎・鎌倉・大船の計13箇所に、梅森蒲田自動車本社を加えた14カ所であった。東京急行電鉄成立しばらくは営業所の配置は変わらなかったが、1942年(昭和17年)までに品川営業所が高輪営業所に変更されている。なお梅森蒲田自動車は同年中に遅れて東急に合併し、同社の機構は雑色営業所に吸収された。

1943年(昭和18年)には、横浜営業所を杉田営業所に、雑色営業所を蒲田区糀谷町へ移転した上大鳥居営業所にそれぞれ名称を変更し、大船営業所を鎌倉営業所に統合した。また川崎営業所は旧東横電鉄のバス営業所だった小杉営業所に統合され、川崎の名前は小杉が引き継いだ。

1944年(昭和19年)に入ると、高輪営業所が廃止され大鳥居営業所に引き継がれたほか、浦賀営業所が久里浜に移転し久里浜営業所と名称を変更した。前年に移転改称した大鳥居営業所は、建物を疎開することとなったため、蒲田区東六郷に移転し名称を雑色営業所へ戻した。なお詳しい時期はわからないが、この頃、田浦営業所および平坂営業所が堀之内営業所に統合されている。終戦後、雑色営業所は高輪営業所へ変更され、大東急解体前年の1947年(昭和22年)には、川崎が旧東横電鉄由来の神奈川営業所を吸収し、東急からの分離独立を迎える。

川崎営業所をめぐる複雑な経緯

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この際に川崎営業所については、もともとの所管路線であった川崎住宅地線が戦時中に休止されていた上、東急から免許を継承した京浜急行電鉄も自社での再開を見送った。

京浜急行電鉄発足直後の1948年(昭和23年)12月、折からの財閥解体もあって浅野財閥系だった川崎鶴見臨港バスの株式を京急も取得して経営に参加し、1954年に臨港バスは京急の子会社になったが、京急は現在の川崎区内にあたる東海道線以南のバス路線について、都内直通などの一部を除いて臨港バスに任せる意向であったとされる。

これにより川崎住宅線の沿線は臨港バスの営業範囲となり、1949年(昭和24年)9月上旬臨港バスが川崎住宅線の代替となる「京町循環線」を開通させて、以降同線は川崎市民の重要な足となった。一方の京急は1952年(昭和27年)に他の休止線とともに川崎住宅線を正式に廃止した。

なお、川崎営業所の名称を継承した東京急行電鉄川崎営業所は、1992年(平成4年)の子会社化で東急バスに分社した後、2010年(平成22年)10月に閉鎖され、路線は高津営業所東山田営業所へ移管されて現在に至る。

京浜急行電鉄時代

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1948年の分離独立時、高輪営業所は品川営業所に名称を変更し、杉田営業所は堀之内営業所へと統合された。また同年、三浦営業所が新設され、衣笠・久里浜・三崎の各営業所がその支所となった。しかしこの体制は長くは続かず、1954年(昭和29年)に三浦営業所は廃止され、衣笠と三崎は営業所へ、久里浜は三崎営業所久里浜支所へと変更されている。また業務の効率化を図るため、1952年(昭和27年)に、雑色操車場および杉田操車場を開設した。

一方都内の営業所については名称変更や統廃合が頻繁に行われた。まず1954年に品川営業所が東京営業所と名称を変更し、大鳥居支所を置いた。その後1959年(昭和34年)には東京営業所を蒲田営業所と名称を変更し、大鳥居支所を羽田営業所に昇格させている。

1964年(昭和39年)に六郷営業所を新設し、蒲田営業所は雑色車庫となった。しかし1970年(昭和45年)の大森営業所新設後は徐々に所管路線を減らし、1973年(昭和48年)に六郷営業所と雑色車庫は大森・羽田両営業所へと統合された。

神奈川県内については、1959年(昭和34年)に杉田が営業所として復活し、久里浜も1963年(昭和38年)に営業所に昇格している。杉田営業所はその後1971年(昭和46年)に横浜営業所に名称を変更するも、1978年(昭和53年)の追浜営業所新設の際、車庫に降格した。また1987年(昭和62年)には能見台車庫が開設され、追浜営業所の所管となった。車庫に降格した杉田も1990年(平成2年)に再び営業所に昇格し、横浜営業所となり、能見台車庫も横浜営業所の所管となった。

都内では1994年(平成6年)に羽田営業所京浜島車庫が開設され、1998年(平成10年)より独立して営業所となった。

京急バスグループ時代

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2

199911200315200517

200719318使ICPASMO200812JRSuicaSuica使

2012244161130便121使20144[3]

2018年(平成30年)4月1日、横浜、能見台、追浜、堀内、鎌倉の各営業所が子会社から京浜急行バス本体に復帰し、羽田京急バス東京営業所は京浜急行バス羽田営業所となった。

高速バス・深夜急行バス

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長距離高速路線

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1986退退

使32013

2021315[14]1[15] 退[13][13][16][17][13][18]退[13][19]

廃止・撤退路線

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︿

︿
2021315退[14][13][19]

 - BT - BT - 

︿
BT -  - BT[20]

2021315[13][16][17][19][21][22][23]

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︿
BT - -  ---  -  -  -  - 

︿
 -  - 

︿
 - 

2010退

1︿
2021315退[15][13][19]

 - BT - 西 -  - 

︿
20082015退20164

︿
2015930退

20178YCAT201712

︿
2021316[13][18][19]

BT -  -  -  - 

2019930

︿
BT -  - 

︿
2008315退

︿
2019512

BT - BT - 

︿
BT -  - 

2008退西便

︿
BT - BT - 

︿
BT -  -  - 



︿
 - BT - 

200517916200820315

︿
BT -  -  -  - 

2008417退201261

 - ︿
312 - [25][25][26]

20161217[26]

[26]

20191221 - 2020315[25]2023

2[25]3Wi-Fi[26]

近中距離高速路線

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近県へ向けての高速路線は以下のものがある。

現行路線

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東扇島線は日祝日は運休。

◆印の路線は PASMO・Suicaが利用可能。

休廃止・撤退路線

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アクアライン路線

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1997年12月に開通した東京湾アクアラインを使用し、横浜・川崎・羽田空港 - 木更津線の開業を皮切りに路線を展開している。

なお、以下のほかに羽田空港発着・経由の路線があるが、これについては空港リムジン路線千葉県方面を参照のこと。

現行路線

編集

◆印の路線は PASMO・Suicaが利用可能。

撤退路線

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  • 川崎駅 - 袖ヶ浦駅
  • 川崎駅 -(海ほたる)- 袖ヶ浦BT - 木更津駅 ※2019年4月1日以降は川崎鶴見臨港バス・小湊鉄道・日東交通・東京湾横断道路サービス[注釈 4]が運行。かつては川崎市交通局も運行していた
  • 川崎駅 - 三井アウトレットパーク木更津 ※2019年4月1日以降は川崎鶴見臨港バス・小湊鉄道が運行
  • 品川駅東口 - 三井アウトレットパーク木更津 ※2020年10月1日以降は小湊鉄道が運行

空港リムジン路線

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 - 便便

 PASMOSuica

東京都内発着

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便

 -  <>
1965825[6]

 - - 西-  <>

 - -  - 西 -   <>

 -  -   <>

 -  -   <>

 -  <>

 -  -  -  - -  <>
便

2017428便[28]

 -  -   <>
2019101[29]

 -  - 西 -  -  -  -   <> 便

 -  -  -   -   便

神奈川・静岡県方面

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19681221[30]199591[30]

西 - (YCAT) 

 -  -  -  - 便 - 便-  -  - 

 -  -  -  -  -   <>

 -   <>

 -   <>

 -  -   <>[5]
199591 - [6]

202431[32][33]

 -  -  -  -   <>

 -  - - [6] <西>

 -   <>

 -- 殿 -  -   <>
2004712殿[30]

 - (YCAT) -  -  -  - - [7] 便

千葉県方面

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便

 - TDR <>
198999 - [6]

810便TDLTDS便[35]



 - 西- [8] <>

 -  - JR西 -   <>

 - 西 - 西 - 西  <>
201941便西便

 -  -  <>
202441[36]

 - BT - BT -   <>
BT便[9]

 -  -  -  -  <>

 - BS - BT -   <>

 -- BT - BS -  -  -   <>

 -   

埼玉県方面

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埼玉方面への路線は以下の5路線。

山梨県方面

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山梨県方面は、以下の1路線のみ。トイレ付き車両で運行される。

成田空港発着

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成田空港発着路線は横浜を起点とする以下の1路線が運行されている。横浜成田線の一部はみなとみらい21地区発着となる。首都高速湾岸線混雑時には東京湾アクアラインを経由する場合がある。トイレ付き車両で運行される。

  • 成田空港 - 横浜シティ・エア・ターミナル( - みなとみらい21地区)<京成バス>

かつて運行していた空港バス路線

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 -  <> 

 -  - 

 - 

 - 
19874182004915

 - [12]

 -  -  -  <西>

 -  <>

 - 

 - 

 - 

 -  - 調

 --  -  -  -  <>
2011716[30]

2014331[30]

 -  - 72 -  -  <西>
2011716[30]

2019114[30][39]

 -  -  - 西 -  -  <>
20001214[30]

2019331退

3: -  -  -  <> 
20161217[30]

2019退13[40]

 - 
2020328

 -  -  -   <>
2020331退

 -  -  -   <>
2011111[30]

2020630[41]

 - 西 - 西  <>
2020630退

 -  - 鹿 - 鹿 - 鹿 - 鹿  <>
2021315退[42]

 -  &西 
2000318[30]

2021315

 - 西 - 西 - 西  <西>
西716西[43]

2021331退

 -  -  -   <>
2022228退

 -  - - -  <>
2022228

 -  - BT -   <>
2023228退

 -  - <> -  -  -  -  -  -  <>
2024229[44]

 -   <西>
2024531[45]

深夜急行バス

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198911PASMOSuica便

西    
  2001131230便[]

        

      
22020630[46]

便使使


車両

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車両概説

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長距離高速バス・リムジンバスなどの観光系は三菱ふそう製が6 - 7割ほどを占めているのに対し、路線バスでは元来、営業エリア内に本社を置いているいすゞ自動車の大型バスの大量投入と、車種選択において両者で大きく異なっている。


2000OEM[][47]-SAOEMIIII[13]

2000200742

CNG

車体更新工事

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京急ファインテック金沢事業所で既存車両の車体更新工事(車内外のリニューアル工事)も、製造からおおむね7 - 8年程度経過した車両を対象に行われている。

主な工事内容は内装、床面の貼り替え、座席およびモケットの交換、ポールのゴム取り替え(2005年以降はオレンジ色のものを採用)、降車ボタンの交換、吊革の交換(2011年以降に更新時期を迎えた車両では持ち手を丸型からおにぎり型の三角形に、ベルトを灰色から白色に変更。2004年以降導入車両が対象)などのほか、行先表示が方向幕の2002年度前期導入車までは一部を除いてLED式の表示器に交換されている(2002年度後期以降は当初からLED式)。

この車体更新工事により、京浜急行バスでは古参車においても新車と比較しても遜色のない車内設備が保たれているのが特徴である。近年でここまで大規模な更新工事を現在も受けるのは、ほかに関東バスなどのみである。

カラーリング

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80

2013

20042005NH2436243715291530

KEIKYU LIMOUSINE197954 - 1988Limousine Service

3使

高速・観光車

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退

12013

UD:UDUDOEM[14] UD2使

 - 

ワンロマ車

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1999

2013

 -  - UD

一般路線車

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大型・中型車

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いすゞ・K-EDM430N (Y2373)
金沢文庫駅周辺の狭隘路線で運用されていた狭幅車(大型ナロー車)

4

UD - 
1988

 - 
1970

 - 
197019851990

 - 
19801985



UD - 


 - 


 - 
1998

1960197019841989





[?]9m1987UDRM2016MK

2000使9m10.5m

9mRP (PK-RP360GAN) 25

2000調UD20101

4.8m5.3m5.3m

2016

 - 

 - 

()

小型車

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II

1979123 (YCAT) YCAT1980511YCAT1980K-GHYC341H802012[48]K.H.K.YCAT[48]

1956199119931980Q1984P-MR112FH2448[48]119882P-MR112DH1809[48]1988KEIKYU Beagle[48]1988KEIKYU Beagle - 使[48]

1995年10月16日、京急では初のデマンドバスとして鎌倉営業所管内で運行開始した「京急ポニー号」では、同年8月に発売されたリエッセが専用車として5台(C4544~C4548)導入されたが、これはリエッセの路線バスとしての日本初の稼働例である[49][50]武蔵野市コミュニティバスムーバス」の運行開始は同年11月26日[51][52][53]

特徴的な仕様

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京急型ワンステップバス

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試作ノンステップバス・スーパーワイドドア車
三菱ふそう・エアロスター
H5670(除籍済)
 
京急型ワンステップバス
日野・ブルーリボン
E4531(除籍済)



198411P-MP218M19861H5670[54]H5670[54]

1988

[55]



#

#

#LV2/3

A#U-UA440510520A

使#

スーパーワイドドア

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スーパーワイドドア車
いすゞ・キュービック
M1414(除籍済)

2

19833UD1988UD19932UD21989

使

442000444

りんどう号

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20082II西

その他の仕様

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1



1984西

198090



2008

2011ISO10201020112100

社番

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F 2 0 23
営業所 メーカー 年式 固有番号

4[56][57]

[56]#

N[57]
NH - [57]

NY - [57]

NB - [57]

KK - []

[56][57]

S - [56]SNH5649

T - [56][57]TNH5103

[56]1997[56]

11[56]

12 - [56][57]

34 - [56][57]

56 - [56][57]

78 - UD[56][57][56][57]

90 - []

2000UD退20102023782023BYD調Y8301Y8302[58][59]

2西1[56][57]

10[56]西5201985[56][57]


11985 - 19942005 - 2014

21995 - 20042015 -


31985 - 19942005 - 2014

41995 - 20042015 -


51985 - 19942005 - 2014

61995 - 20042015 -


71985 - 19942005 - 2011

81995 - 2004

2[56][57]

3+2使[56]3+1+使[56]

羽田空港連絡バスにおけるハイブリッドバスの運行

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200820216229使IPT[60][61]NH379998

220082013172201022514調2015271020162831NH3801

廃車車両の譲渡

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使NOxPM2000



2016I222005NH5535J5533PJ-MS86MPSI3560SI3561

また、一部の車両はミャンマースリランカなど海外へも輸出されている。北朝鮮経済特区羅先特別市で京浜急行バスの譲渡車両が走ったという事例もある。

運賃・乗車券類

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一般路線運賃

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普通運賃

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240IC220IC300IC210IC[62]IC180IC178810IC2

100[63]

定期券

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220

70[64]

202383191[65]

企画券

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12022312PASMO24116126[66]

 - 5702902013101 - 

1DAY2DAY121使1
発売終了した乗車券
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  • 都内1日乗車券(2023年8月31日発売終了[65])。
    • 東京都内の一般路線のみ利用できる「都内1日乗車券」(大人500円、小児250円)を大森営業所、羽田営業所、大森案内所と当該営業所のバス車内で発売していた。乗車券は紙式となっており、利用の際は利用日をコインで削ったうえで乗務員に見せる。羽田空港エリアを越えて利用(280円区間)の場合、1回の乗車毎に60円の追加運賃が必要。また、川崎市内では利用できないため、「空51」など、川崎市内にまたがって乗車の場合は通常運賃(220円、羽田空港内とまたがって利用の場合は280円)を支払わなければならなかった。また、「大森~羽田線」と「蒲田~羽田線」の早朝・深夜便も利用できなかった(差額を払っても利用不可)。

福祉優待制度

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  • 横浜市が発行する福祉特別乗車券や川崎市が発行するふれあいフリーパスなどといった障害者用福祉乗車証は本人に限り無料で利用可能。身体または知的第一種障害者の介護者は手帳を提示すると割引運賃が適用される。

プリンセスラインの商標問題

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2009

19831252005331[67][67]使

200946[67][67]

2009613[67]2009782015

脚注

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注釈

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(一)^ 

(二)^ 

(三)^ 

(四)^ 2024531退

(五)^ 便1132便2便2[31]

(六)^ 西便

(七)^  - [34]

(八)^ 便便便

(九)^ 14便便[37]

(十)^ 便

(11)^ 1便

(12)^  - 

(13)^ 22

(14)^ UD西

出典

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(一)^ abc 20

(二)^    1957 P172

(三)^  []19340601  1937 

(四)^    1934 

(五)^   2002 105-106

(六)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeafagahaiajakalamanaoapaqarasatauavawaxayazbabbbcbdbebfbgbhbibjbkblbmbnbobpbqbrbsbtbubvbwbxbybzcacbcccdcecfcgchcicjckclcmcncocpcqcrcsctcu  . . 202166

(七)^ No.137198956198961202127

(八)^ 4.  (): p. 31. (2003228) 

(九)^  - 200937

(十)^   2012316

(11)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeafagahaiajakalamanaoap  20171020202165

(12)^ 91711.  (2019520). 2020520

(13)^ abcdefghi退. TRAICY.  (2021221). 2021221

(14)^ ab.  (2021215). 2021215

(15)^ ab1.  (2021215). 2021215

(16)^ ab316 33. TRAICY.  (2021218). 2021221

(17)^ ab.  (2021215). 2021215

(18)^ ab.  (2021215). 2021215

(19)^ abcde1退. . LCC (2021216). 2021221

(20)^ .  (2018424). 201862

(21)^ .  (2021215). 2021215

(22)^  (PDF).  (2021215). 2021215

(23)^  : (~~)  (PDF).  (2021215). 2021215

(24)^ .  (2018424). 201862

(25)^ abcd   2021211

(26)^ abcd -  20171112021211

(27)^ .  (202429). 202432

(28)^  - 2017421

(29)^ 2019101 - 

(30)^ abcdefghijkWEB (PDF) - 

(31)^  201512 vol.35p.3031

(32)^  - 2024131

(33)^ 3/1便 - 2024131

(34)^  20164 vol.36p.23

(35)^  - 2020228

(36)^  - 202431

(37)^ 20194Vol.488081

(38)^  - 

(39)^    - 20181210

(40)^ 12.  (20161021). 20161024

(41)^    - 202065

(42)^ 鹿  HP 2021329

(43)^ 20194vol.48

(44)^  - 202457

(45)^ 便.  (2024524). 2024525202461

(46)^ .  (202065). 202073

(47)^  20072008p.19

(48)^ abcdef05p.362000210ISBN 4-938677-85-7

(49)^ No.32! p.2119951025ISBN 4-938677-32-6

(50)^   1995 &p.55  19951115ISBN 4-938677-75-X

(51)^  1996ISBN 4-324-05037-6 

(52)^  2004ISBN 4-492-22252-9 

(53)^  2019921

(54)^ abVol.9 No.96 198785

(55)^          []

(56)^ abcdefghijklmnopqrs 24BJ/199841ISBN 4-7952-7786-9

(57)^ abcdefghijklmno  R55 BJ/200551ISBN 4-434-05323-X

(58)^  -  2023327

(59)^ EV  -  2023328

(60)^ 

(61)^ 20071119

(62)^  - 202391

(63)^ . . 2021114

(64)^ 2023831

(65)^ ab - 2023810

(66)^ 5!11! - 2022310

(67)^ abcde  - asahi.com 20096132013427

関連項目

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外部リンク

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