サントリー︵英: Suntory︶は、大阪府大阪市北区に本社を置くサントリーホールディングス株式会社︵英: Suntory Holdings Limited︶を中心とする、洋酒、ビール、清涼飲料水の製造・販売等を行う企業グループの総称およびブランド。事業の主要な部分はアルコール飲料だが、1980年代以降、清涼飲料水においても一定の地位を築いた。
かつては初代のサントリー株式会社を中心とするグループであったが、2009年4月1日より持株会社制に移行。2022年7月1日に子会社のうち日本国内の酒類事業が再編され、二代目のサントリー株式会社となった。
歴史・概要
創業から持株会社制導入以前
1907年︵明治40年︶4月発売の﹁赤玉ポートワイン﹂︵1973年﹁赤玉スイートワイン﹂と改称︶が驚異的な売上を記録。1923年︵大正12年︶6月には竹鶴政孝が入社し、1929年︵昭和4年︶4月に日本初となる本格ウイスキー﹁サントリーウイスキー白札﹂︵1964年﹁サントリーウイスキーホワイト﹂と改称︶が発売された。この商品が初めて﹁サントリー﹂を冠した商品である。
﹁赤玉ポートワイン﹂の﹁赤玉﹂を太陽に見立ててサン︵英語のsun︶とし、これに鳥井の姓をつけて "sun" + "鳥井"︵とりい︶=﹃サントリー﹄とした。創業の基となった赤玉ポートワインに感謝し、太陽を忘れるなと言う思いを込めたものである。﹁鳥井さん﹂︵とりい・さん︶を逆さにしてサントリーとした、鳥井に三人の男子がいたから﹁三鳥井﹂にした、という説も広まっているが、これは誤りである[注釈2]。
1928年︵昭和3年︶12月に日英醸造を買収してビール事業に乗り出すが、1934年︵昭和9年︶2月に売却。同年3月には竹鶴が退社した。同年6月には、それまでスペインやチリからの輸入ワインに頼っていた﹁赤玉ポートワイン﹂の原料ワインの国産化に向けて、川上善兵衛の岩の原葡萄園の法人化に出資。1936年︵昭和11年︶1月開設の塩尻工場と同年10月に買収した山梨農場は現在も自社ワイナリーとなっている。
ビール事業が再開された1963年︵昭和38年︶3月に、新天地に向かう思いを込めて[3]、現社名に商号変更した。
持株会社制導入以降
2009年︵平成21年︶2月16日に、持株会社としてサントリーホールディングス株式会社を株式移転で設立[4]。
同年4月1日に、サントリー株式会社が吸収分割と新設分割を行い、コーポレート部門を持株会社に吸収。同時に、サントリーの各カンパニーや事業部を既存子会社への吸収、あるいは子会社の新設により独立。サントリー酒類株式会社︵サントリーしゅるい。酒類事業会社・旧サントリー株式会社︶、サントリーワインインターナショナル株式会社︵ワイン事業会社︶、サントリー食品インターナショナル株式会社︵飲料・食品事業会社‥当初は﹁サントリー食品﹂として設立︶、サントリーウエルネス株式会社︵健康食品事業会社︶、サントリービジネスエキスパート株式会社︵ビジネスサポート会社︶として、持株会社傘下の完全子会社とし、純粋持株会社制に移行した。事業会社の多くは東京都港区台場2丁目3番3号︵サントリーワールドヘッドクォーターズ︶が登記上本店・本社所在地となっている。
現在、グループの主要業務はサントリーワールドヘッドクォーターズで行われ、サントリーホールディングスがグループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能を担当し[5]、その方針に沿ってグループ企業が事業活動を展開している[6]。
2010年︵平成22年︶時点にて、グループの主要会社で本社が大阪にあるのはサントリーホールディングスのみである[7]。酒類関連企業︵サントリー酒類、サントリービア&スピリッツ︶や飲料・食品関連企業︵サントリー食品インターナショナル、サントリーフーズ︶の中核会社は東京に本社を移転[7]。サントリーホールディングスの関西財界における影響力は2010年代初頭においても強く残っており[7]、課税等を含めて在阪有力企業の一つとして数えられている。
2015年︵平成27年︶4月に知財功労賞︵経済産業大臣表彰︶を受賞[8]。
2018年8月17日に初のサントリー公式バーチャルYouTuber﹁燦鳥ノム﹂のデビューを発表した[9]。
2020年9月3日に港区との地域社会の発展に関する包括連携協定を締結した[10]。
2022年現在のコーポレート・メッセージは﹁水と生きる SUNTORY﹂[注釈3]、またロゴマークも飲料品企業として関わりの深い﹁水﹂をモチーフにしたデザインおよびカラー︵水色︶となっている[11]。過去には﹁人と自然と響きあう﹂ということで﹁響﹂の文字をモチーフにしたロゴマークと提供クレジットも存在した。なお、響のマークは現在もサントリーのウイスキー瓶の蓋の部分にあしらわれている。さらに、それ以前の提供番組でのクレジットの読みは﹁世界の名酒 サントリー﹂[注釈4] であり、ロゴマークは楕円の中に﹁サントリー﹂表記[注釈5] であった。
特徴
銀行との関係
非上場企業
東京証券取引所や世界の証券取引所に上場しない非上場企業であり、発行済株式数の約9割を、創業家の資産管理会社である寿不動産が所有している。非上場大企業の代表として、上場持株会社のサントリー食品インターナショナルを除き上場していない。
非上場の理由として﹁酒の醸造には時間が掛かり、短期的な利益を要求される株式公開に馴染まない﹂﹁株主に商品の味を左右されたくないから﹂または﹁直接的な利益に結びつかないメセナ事業のリストラを要求されるため﹂と言われている。佐治信忠は結果として﹁ビール事業が軌道に乗ったのも、株式非公開だったから﹂と述べている。
一方で、2012年︵平成24年︶2月8日に行われた、2011年12月期の決算発表の際には、佐治信忠自らが記者会見で、自身の勇退に加えて、会社の資金調達の手段として﹁上場を次の社長にやってもらう﹂と発言するなど、今後の会社運営のあり方に含みを残している︵ただし、次期社長である新浪剛史の社長就任後も、非上場のままで現在に至る︶[14]。
上場子会社
事業戦略
歴代社長
四代目までの社長は鳥井姓と佐治姓を名乗っているが、佐治姓は創業者鳥井信治郎の長男・吉太郎が早世のため、二男・佐治敬三が姻族の佐治家を承継した後に同社社長に就任した事による。
- 初代:鳥井信治郎(1921年-1961年)
- 二代:佐治敬三(1961年-1990年)
- 三代:鳥井信一郎(1990年-2001年)
- 四代:佐治信忠(2001年-2014年)
- 五代:新浪剛史(2014年-)
本社
創業当初より大阪市に本社を構えているが、1921年︵大正10年︶12月の株式会社壽屋設立時より出張所を東京に設置しており、1950年︵昭和25年︶7月に支店へ、1962年︵昭和37年︶6月に支社へ昇格。所在地は有楽町→日本橋蛎殻町→大手町︵新大手町ビル3階︶→元赤坂︵旧・東京サントリービル。現・赤坂見附MTビル︶→台場と変遷し、2005年︵平成17年︶1月竣工[21] の現・東京社屋は﹁サントリーワールドヘッドクォーターズ﹂と称している。一方、大阪市の本社は﹁本社︵大阪オフィス︶﹂と案内されている。
主たる事業
ワインを除く酒類事業については、従来製造・販売の統括会社﹁サントリー酒類株式会社︵初代︶﹂と、その子会社である販売会社﹁サントリービア&スピリッツ株式会社﹂が担当していた。
2014年5月1日︵日本時間︶にサントリーホールディングス株式会社が米ビーム社の買収を完了し、ビーム社はビーム サントリー︵Beam Suntory Inc.︶に社名変更してアメリカを含めた全世界におけるスピリッツ事業︵ウイスキーなど︶を統括することとなり、サントリー酒類株式会社︵初代︶は日本国内市場を担当することとなった[22]。また、同年10月1日付の組織再編に伴って、サントリー酒類株式会社︵初代︶はスピリッツ事業とビール事業に分割し、同社はスピリッツ事業の専業会社となるとともにビーム サントリーの傘下に入り経営統合。ビール事業は新設の﹁サントリービール株式会社﹂に分社化された。併せて、販売会社のサントリービア&スピリッツ株式会社はワイン事業会社のサントリーワインインターナショナル株式会社から営業部門が移管され、酒類の販売部門が統合された[23]。
更に、前述の2014年10月の組織再編に伴う事業内容の変更に伴って、2015年1月1日付で、スピリッツ事業製造・正規輸入会社のサントリー酒類株式会社︵初代︶は﹁サントリースピリッツ株式会社﹂に、ワインを含めた酒類販売会社のサントリービア&スピリッツ株式会社は﹁サントリー酒類株式会社︵2代目︶﹂にそれぞれ社名変更した[24]。
2017年4月1日に日本国内での酒類事業の一体運営体制の強化を目的に﹁サントリーBWS株式会社﹂が設立され、サントリービール株式会社、サントリーワインインターナショナル株式会社、サントリー酒類株式会社︵2代目︶をサントリーBWS株式会社の傘下に置き、サントリースピリッツ株式会社との連携も行う体制となった[25]。
2022年7月1日の組織再編によりサントリーBWS株式会社、サントリービール株式会社、サントリースピリッツ株式会社、サントリーワインインターナショナル株式会社、サントリー酒類株式会社︵2代目︶を経営統合して﹁サントリー株式会社︵2代目︶﹂が発足し、日本国内での酒類事業を一手に担うこととなった[26]。
スピリッツ事業
サントリー山崎蒸溜所
大阪府三島郡島本町に山崎蒸溜所、南アルプス・山梨県北杜市に白州蒸溜所を持ち、日本初の本格的なウイスキー﹁ホワイト﹂︵発売当初の名は﹁白札﹂、1929年出荷開始︶や、﹁サントリー角瓶﹂︵発売当初の名は﹁サントリーウヰスキー十二年﹂、1937年出荷開始︶をはじめ、﹁トリスウイスキー﹂︵1946年出荷開始、1961年の懸賞キャンペーン﹁トリスを飲んでHawaiiへ行こう!﹂が流行語に︶、﹁サントリーローヤル﹂︵1960年出荷開始︶、﹁山崎﹂、﹁響﹂などを製造販売している。ウイスキー製造業者としては日本最大手である︵2005年現在︶。ウイスキー製造立ち上げ時の山崎工場長は後のニッカ創業者竹鶴政孝である。竹鶴は鳥井信治郎の長男・吉太郎の帝王教育も引き受けている。
日本のウイスキーメーカーとしては初めて本格的にロシア市場へ参入し、2006年10月からはロシアの輸入販売代理店﹁VELD21﹂を通して、ロシア市場で本格的にウイスキーの販売を開始[27]。
マスターブレンダー
●鳥井信治郎︵初代、1879年-1961年︶
●佐治敬三︵第2代、1961年-2002年。初代・信治郎の二男︶
●鳥井信吾︵第3代、2002年-。初代・信治郎の孫︶
ビール事業
サントリー京都ビール工場
●1928年︵昭和3年︶に、神奈川県横浜市鶴見区の日英醸造︵商標名﹁カスケードビール﹂︶を買収して﹁新カスケードビール﹂を製造販売した。
●1930年︵昭和5年︶に、前首相︵当時︶・田中義一の愛称にちなんで﹁オラガビール﹂と改称し、低価格競争を仕掛けたが、大手各社の反撃に遭い、1934年︵昭和9年︶に、ビール事業からの撤退を余儀なくされる。
●1963年︵昭和38年︶、武蔵野ビール工場でサントリービールを製造、大手三社が寡占状態のビール業界に再進出した。
後に佐治敬三は、ビール業界に再進出した当時の経緯について、﹁洋酒が絶好調で作れば何ぼでも売れる状態。そんなことでは︵=努力しなくても売れることに慣れれば︶会社がやがて傾く。だからビールに再進出した﹂と語っている[注釈6][注釈7]。
●1967年︵昭和42年︶に﹁純生﹂を発売、この時﹁生ビールの定義﹂や﹁純生﹂の商標登録を巡って他のビール会社との間で論争が展開されたが、サントリーの主張が認められる形で終結した︵詳細は﹁生ビール#歴史﹂を参照︶。
●1980年代末からのドライ戦争の只中に、麦芽100%ビール﹁モルツ﹂を発売し、以降同社の主力ビールとなる。CMでも、1980年代にペンギン︵パピプペンギンズ︶のアニメCM、1990年︵平成2年︶にプロ野球OBで作られた球団﹁MALT'S﹂のCMで多く話題を提供する。
●1994年︵平成6年︶には、格安の輸入ビールに対抗する手段として、日本で長年休眠状態になっており、当時の酒税法税率が大幅に安く定められていた、酒類の発泡酒を再認識し、麦芽使用量を発泡酒の定義内に収め、低価格化した商品﹁ホップス﹂︵HOP'S︶を発売[29][30]。当初は﹁節税ビール﹂と呼ばれたこともあったが、価格の安さと味がビールと小異であったことからヒット商品になり、他社も追随して発泡酒に参入した[30]。ここでも、CMでは、﹁ホップス﹂に菅原文太と松方弘樹といった東映の往年の任侠映画俳優を起用。﹁喉の、ホトケさんが、シュワシュワ〜﹂︵菅原︶という名台詞を作り、菅原の物真似によく使われ、話題を提供した。
●2004年︵平成16年︶10月にサントリーは社内カンパニー制を導入しているが、ビール事業は40年間赤字続きであるため、利益率の高いRTD︵Ready To Drink、低アルコール飲料︶事業を含むビール・RTDカンパニーとすることでビール事業のカンパニーの収支をトントンにするという方策が取られた[31]︵2005年9月1日付でビール・RTDカンパニーとワイン&スピリッツカンパニーは統合され、酒類カンパニーになっている[32]︶。
●2005年︵平成17年︶全てのビールを天然水仕込に変更。同2005年、﹁ザ・プレミアム・モルツ﹂がビールとして日本初のモンドセレクション最高金賞を受賞し、サッポロの﹁ヱビスビール﹂を中心とするプレミアムビール市場に一石を投じた。2006-2007年にも、モンドセレクション最高金賞を連続受賞︵3年連続最高金賞受賞により﹁ハイ・クオリティ・トロフィー﹂を授与されている︶。
●2007年︵平成19年︶新ジャンル︵第三のビール︶である﹁金麦﹂を発売。﹁ザ・プレミアム・モルツ﹂﹁金麦﹂﹁ジョッキ生﹂の好調が追い風となる
●2008年︵平成20年︶上半期には、ビールへの参入を行って初めて日本での課税出荷量の業界シェアの第3位を確保[33][34][35]。また1963年から45年目にしてビール事業が初の黒字となる見通しになった[36]。
●2009年︵平成21年︶2月3日の2008年12月期連結決算発表により、ビール事業が初の黒字に転じたと発表、過去最高益も更新することになった[37]。
●2009年︵平成21年︶7月24日に、イオンとセブン&アイ・ホールディングス向けに、OEMとしてプライベートブランドの新ジャンルを発売。イオンへは﹁トップバリュ 麦の薫り﹂を、セブン&アイHDへは﹁セブンプレミアム THE BREW ノドごしスッキリ﹂の名称で発売。︵﹁トップバリュ麦の薫り﹂は2009年12月に生産終了[38]。︶2009年︵平成21年︶の日本におけるビール類出荷量シェアで、引き続き第3位を維持[39]。
●2010年2月9日の2009年12月期連結決算発表により、ビール類事業が2年連続の黒字を確保と発表、過去最高益も2年連続で更新した[40]。
●2012年︵平成24年︶には、発泡酒はビール類全体の2%までに落ち込み、2012年︵平成24年︶6月の﹁MD︵マグナムドライ︶ ゴールデンドライ﹂の製造出荷を最後に、一旦は発泡酒の販売を販売を終了していた[41]
●2014年︵平成26年︶9月に、プリン体0.00・糖質0設計の﹁おいしいZERO﹂を発売したことで、2年3ヶ月ぶりに発泡酒の販売を再開している。
なお、先述の通り、サントリーは2014年︵平成26年︶10月1日付けの組織再編に伴い、﹁サントリー酒類﹂からビール関係の部門を再分社化し、新会社﹁サントリービール株式会社﹂︵法人番号‥4010401111738︶に委譲することになった[23] が、2022年︵令和4年︶7月1日付の経営統合により、再びサントリー︵2代目︶が担うようになっている。
- 2023年(令和5年)4月4日、「モルツ」を主力ブランドにするために製造・販売を休止していた「サントリー生ビール」を"グッとくる飲みごたえと、かつてない飲みやすさ"を両立した、"これからの時代のビール"として再発売した。
- 2017年(平成29年)3月14日 サントリー武蔵野ビール工場、サントリー京都ビール工場、サントリー利根川ビール工場、サントリー九州熊本工場は、「サントリー〈天然水のビール工場〉」に名称を変更[注釈 8]。
工場所在地
- サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー 東京都府中市(旧称 武蔵野ビール工場 製造所固有記号:+F)
- サントリー 〈天然水のビール工場〉 京都ブルワリー 京都府長岡京市(旧称 京都ビール工場 製造所固有記号:+E)
- サントリー 〈天然水のビール工場〉 群馬・利根川ブルワリー 群馬県邑楽郡千代田町(旧称 利根川ビール工場 製造所固有記号:+P)
- サントリー 〈天然水のビール工場〉 熊本・阿蘇ブルワリー 熊本県上益城郡嘉島町(九州熊本工場[注釈 9] 製造所固有記号:+Y)
武蔵野ビール工場では新しいビールの開発も行われており、工場見学が可能である。
なお、松任谷由実の代表曲「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくる『ビール工場』とは、中央自動車道脇にある「武蔵野ビール工場」のことである。
ワイン事業
サントリー塩尻ワイナリー
山梨県甲斐市にサントリー登美の丘ワイナリー、長野県塩尻市にサントリー塩尻ワイナリーを持つ。これら自社ワイナリーの他に、新潟県上越市にある岩の原葡萄園とは、共同出資・共同経営で法人化した経緯があり[45]、関係が深い。登美の丘ワイナリーと岩の原葡萄園は見学も可能である︵事前予約制︶。
●1890年、川上善兵衛によって岩の原葡萄園開設
●1909年、小山新助によって登美農園開設
●1934年6月、岩の原葡萄園を川上家と寿屋の共同出資・共同経営による株式会社寿葡萄園として法人化
●1936年
●1月、寿葡萄園塩尻工場開設︵現・サントリー塩尻ワイナリー︶
●3月、寿葡萄園を岩の原葡萄園と改称
●7月、塩尻工場の経営を岩の原葡萄園から寿屋に移す
●10月、競売で落札した登美農園を寿屋山梨農場とする︵現・サントリー登美の丘ワイナリー︶
また各国のワインの輸入・販売を行うとともに、荒廃していたボルドーワインの名門シャトーであるラグランジュを買収し立て直す[46] など、中長期的な活動も積極的に行っている。
これらワイン事業の多くは、2022年7月にサントリー(2代目)に再編・統合されるまではサントリー(初代)のワイン事業部を継承した完全子会社である﹁サントリーワインインターナショナル株式会社﹂が行っていた。
- 受賞歴
- 「日本ワイナリーアワード(Japan Winery Award)」[47]
- 「第1回 日本ワイナリーアワード 2018」 - 五つ星獲得[48]
- 「第2回 日本ワイナリーアワード 2019」 - 五つ星獲得[49]
- 「第3回 日本ワイナリーアワード 2020」 - 五つ星獲得[50]
- 「第4回 日本ワイナリーアワード 2021」 - 五つ星獲得[51]
- 「第5回 日本ワイナリーアワード 2022」 - 五つ星獲得[52]
- 「第6回 日本ワイナリーアワード 2023」 - 五つ星獲得[53]
- 「日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)」[54]
- 第5回 2007年(平成19年)金賞受賞[55]
- 国内改良・白「サントリー塩尻ワイナリー 信州シャルドネ 2005」
- 第10回 2012年(平成24年)金賞受賞[56]
- 欧州系・白「登美 白 2010」
- 甲州・辛口「サントリージャパンプレミアム 甲州 2011」
- 第11回 2013年(平成25年)金賞受賞[57]
- 欧州系・赤「サントリージャパンプレミアム かみのやまメルロ 2011」
- 欧州系・赤「サントリー登美の丘ワイナリー 登美 赤 2008」
- 第12回 2014年(平成26年)金賞受賞[58]
- 欧州系・赤「サントリー登美の丘ワイナリー 登美 赤 2010」
- 欧州系・白「サントリージャパンプレミアム 信州シャルドネ 2013」
- 国内改良・赤「サントリーフロムファーム 塩尻マスカット・ベーリーA 2012」
- 第13回 2015年(平成27年)金賞受賞[59]
- 欧州系・赤「サントリージャパンプレミアム 岩垂原メルロ 2012」
- 欧州系・赤「サントリージャパンプレミアム 塩尻メルロ 2011」
- 欧州系・白「サントリージャパンプレミアム 津軽シャルドネ 2013」
- 第14回 2016年(平成28年)金賞受賞[60]
- 欧州系・赤「サントリー登美の丘ワイナリー 登美 赤 2013」
- 欧州系・白「サントリージャパンプレミアム 津軽産ソーヴィニヨン・ブラン 2015」
- 第15回 2017年(平成29年)金賞受賞[61]
- 欧州系・赤、部門最高賞「サントリー登美の丘ワイナリー 登美 赤 2012」
- 欧州系・白「サントリージャパンプレミアム 高山村産シャルドネ 2016」
- 欧州系・白「サントリージャパンプレミアム 津軽産ソーヴィニヨン・ブラン 2016」
- 第16回 2018年(平成30年)金賞受賞[62]
- 欧州系・赤「サントリージャパンプレミアム 津軽産ソーヴィニヨン・ブラン 2017」
- 第18回 2023年(令和5年)金賞受賞[63]
- 欧州系・赤、部門最高賞「サントリーフロムファーム 塩尻マスカット・ベーリーA 2019」
- 国内改良・赤「サントリーフロムファーム 塩尻マスカット・ベーリーA 2019」
清涼飲料水部門
自動販売機の一例
﹁サントリーエード﹂﹁サントリーウーロン茶﹂﹁NCAA﹂﹁伊右衛門﹂﹁なっちゃんシリーズ﹂に代表される清涼飲料水も製造販売し、日本有数の飲料会社となる。1997年にはアメリカ合衆国のペプシコ社から日本でのペプシコーラ事業を譲り受けている。なお、持株会社制移行に伴い、清涼飲料水事業は、製造・販売の統括会社として﹁サントリー食品インターナショナル株式会社﹂︵当初は﹁サントリー食品株式会社﹂︶が設立された。また、同事業の販売部門の大半は、その子会社であるサントリーフーズ株式会社︵東京︶に移管された。
健康食品・化粧品事業
主にセサミン︵ゴマ由来の成分︶や黒酢を使用したサプリメント商品を提供。また、これに関連したテレビ通販番組をいくつか持っている。DHAを使用したサプリメント商品など種類が増えている︵後述︶。
また2010年より、酒類製造で蓄積した酵母研究をもとに開発された、エイジングケア用基礎化粧品﹁F.A.G.E.︵エファージュ︶﹂シリーズの通信販売も行っている︵キャッチコピーは﹁肌は、まだ、まにあう。﹂︶。
これらの事業は﹁サントリーウエルネス株式会社﹂が担当している。
外食・中食事業
まい泉 (東京・表参道)
外食産業は、居酒屋﹁響﹂﹁膳丸﹂﹁鳥どり﹂・レストラン﹁パパミラノ﹂︵上場子会社ダイナックによる運営︶や、カフェの﹁プロント﹂といった各種飲食店を東京や大阪などに展開している。これらの店舗で取り扱われるビールをはじめとする酒類や、ウーロン茶などのソフトドリンク類は、もっぱらサントリーグループ各社の製品である。また海外ブランドの酒類・飲料が扱われる場合も、同社グループが輸入・ライセンス扱いを行っているものが中心である。なお﹁ファーストキッチン﹂︵1977年に設立、2016年にウェンディーズ・ジャパンへ全株式を売却︶やサンドイッチの﹁サブウェイ﹂︵1991年に米国法人とマスターフランチャイズ契約、2016年から2018年にかけて全株式をサブウェイのオランダ法人に段階的に売却︶のように、2022年現在は既に経営から撤退しているものもある。
中食事業にも参入を示し、2008年1月17日には、トンカツ店の﹁まい泉︵まいせん︶﹂を展開し、惣菜・カツサンドなどを販売する井筒まい泉株式会社[66] の買収を発表した[67] [リンク切れ] [68] [リンク切れ]。
生花事業
1989年、サフィニア販売で進出。2002年(平成14年)にサントリー本体から事業を分割。子会社のサントリーフラワーズが引き継いでいる。世界初の青いバラ開発などが有名。
文化・社会活動
代表的な銘柄
サントリーモルツ(2005年に販売されていた瓶のラベル)
ビール
- ザ・モルツ(旧・モルツ)
- 1986年(昭和61年)発売。
2015年9月に全面改良を実施し、商品名をザ・モルツに改称した。
・ザ・プレミアム・モルツ
2003年︵平成15年︶5月20日発売。2012年3月13日に発売以来初めてのリニューアルを行った。
・サントリー生ビール︵旧・サントリービール﹃純生﹄︶
1963年︵昭和38年︶、﹁サントリービール﹂の名で発売。その後、幾多のリニューアルを繰り返して終売となったが、2023年4月4日に“グッとくる飲みごたえと、かつてない飲みやすさ”をコンセプトに再発売された[71]。
・カールスバーグ
デンマーク、カールスバーグ社よりライセンスを受け、生産及び販売している。
新ジャンル(第三、第四のビール)
●ジョッキ 生
2006年︵平成18年︶2月21日発売。その他の醸造酒︵発泡性︶(1)。とうもろこしを原料とする。アルコール分5%。2010年2月2日にジョッキ のみごたえ辛口︿生﹀にリニューアルするも、2011年2月15日のリニューアルで名称を戻した。
●金麦
2007年︵平成19年︶6月19日発売。リキュール︵発泡性︶(1)。アルコール分5%。ブランド別ビール類販売数量順位にて、2008年・2009年上半期共に第9位と同社で最上位の商品[72]﹁旨味麦芽﹂を主原料としてリッチな味わいを実現した。1年に1回程度リニューアルしており、2012年12月のリニューアルでは、まろやかな飲みやすさはそのままに、﹁旨味麦芽﹂を1割程度増量し、麦のうまみと口当たりの良さを高めた。後に金麦︿糖質70%off﹀も発売しており、青地で区別できる。
・金麦︿糖質70%off﹀
2012年︵平成24年︶4月3日発売。リキュール︵発泡性︶(1)。アルコール分4%。糖質70%オフながらも、麦の香り・美味しさを楽しめる中身としている。2012年12月下旬のリニューアル︵缶のデザインは10月に先行切り替え︶で、すっきりとした後口はそのままに、麦のおいしさ・香りを高めた。既存の金麦と区別するため、白地としている。
・マグナムドライ 本辛口
2019年︵平成31年︶4月2日発売。リキュール︵発泡性︶(1)。過去に発泡酒規格で販売されていた︵下記参照︶マグナムドライを﹁MD﹂のロゴを過去使用されていたものをそのまま復活させ、規格を変更し発売。
プライベートブランド
●セブンプレミアム THE BREW ノドごしスッキリ - セブン&アイグループ限定発売。リキュール︵発泡性︶(1)
●ゴールドブリュー のどごし爽快 - CGCとの共同開発商品。リキュール︵発泡性︶(1)
●冴 - ベイシアグループ︵カインズ︶限定発売。その他の醸造酒︵発泡性︶(1)[注釈13]
ビールテイスト飲料
●オールフリー
2010年︵平成22年︶8月3日発売。アルコール分0.00%に加え、カロリーゼロ、糖質ゼロも実現。当初予定を上回る売れ行きとなった為、発売1週間後の8月10日に販売休止を発表した。その後、生産体制が整ったことから、販売休止から4週間後の9月7日に販売を再開した[73]。
チューハイ
●-196℃- -196℃で果実を瞬間凍結し原酒に浸透させることで、果実のおいしさを全て封じ込めた製法。糖類ゼロ。
●ゼロドライ 凍結レモン
●ゼロドライ 凍結グレープフルーツ
●ゼロドライ 凍結オレンジ
●無糖クリア レモン&ライム
●無糖クリア 緑茶︵2012年3月21日発売︶
●ストロングゼロ ダブルレモン
●ストロングゼロ ダブルグレープフルーツ
●ストロングゼロ ダブルシークァーサー
●ストロングゼロ ダブル完熟梅︵2011年8月30日発売︶
●瞬間凍結 無糖レモン︵2023年3月28日発売︶
●瞬間凍結 ウメ︵2023年3月28日発売︶
●瞬間凍結 無糖シークヮーサー︵2023年5月30日発売予定︶
●チューハイ カロリ。-350ml缶あたり77kcalを実現した低カロリーチューハイ。
●地中海レモン
●グレープフルーツ
●白桃
●巨峰
●アセロラ︵ニチレイアセロラ使用︶
●マンゴー︵2012年1月17日発売︶
●ほろよい-アルコール分3%
●はちみつレモン︵東日本大震災の影響により当初の2011年3月発売より延期 2011年7月12日発売︶
●梅酒ソーダ︵2011年9月13日発売︶
●もも
●りんご
●白いサワー
●ぶどうサワー
●白ぶどう
●アイスティーサワー︵2011年2月15日発売︶
●ワインサワー︵2012年3月6日発売︶
●レモンジンジャー
●グレフルソルティ
●いちご︵冬季限定︶
●マンゴーサワー︵期間限定︶
●ラムネサワー︵初夏限定︶
●こだわり果樹園のお酒︵2012年︵平成24年︶2月21日発売︶
●瀬戸内レモン
●白桃
●白ぶどう
●烏龍チューハイ︵旧‥スーパーチューハイ 烏龍茶割り→サントリーチューハイ 烏龍茶割り︶
●サントリーチューハイ ザ・ドライ
●鏡月アセロラ︵2012年3月6日発売︶
カクテル
- カクテルカロリ。 - 2011年2月製造分よりリニューアル
- グレープフルーツスペシャル
- カシスオレンジ
- マスカットピーチ
- ピーチオレンジ(2011年9月発売)
- フルーツレインボーミックス
- アロエヨーグリート(2012年1月10日発売)
- ホームメイドスタイル (2016年3月15日発売)[74]
- はちみつ&レモンピール
- 漬け込みベリーサングリア
- ジンジャー&シトラス
ハイボール・水割り
- 特撰白角水割り
- スペシャルリザーブ&ウォーター
- 角ハイボール
- トリスハイボール
- ジムビームハイボール
マッコリ
- ソウルマッコリ - 韓国ソウル長寿(ソウル濁酒製造協会)が製造元。350ml缶と750mlPET、業務用1LPETが販売されている。
- ソウルマッコリ3%(2012年3月27日発売)
ノンアルコール飲料
●のんある気分 - アルコール分0.00%、カロリーゼロ、糖類ゼロの炭酸飲料。発売開始当初はカクテルテイストのみのラインナップだったが、その後、ワインテイストの発売を皮切りに、チューハイテイストや果実酒テイストなどにも拡大してラインナップを多彩化することで、通年製品は発売当初の3種類から10種類に拡大しており、これに加えて、時期により1種類から2種類の季節限定品も発売されている。また、発売翌年から3年連続︵2012年1月-2014年12月︶でインテージMRIによるノンアルコールのカクテルテイスト・チューハイテイスト・梅酒テイスト合計の累計販売金額においてNo.1ブランドとなっている。
●カクテルテイスト
●ジンライムテイスト︵2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良︶
●カシスオレンジテイスト︵2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良︶
●ソルティドッグテイスト︵2011年10月4日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良︶
●華やかなライチ︵2013年6月18日発売、夏季限定︶
●白サングリアテイスト︵2013年8月6日発売・2014年8月5日改良・2015年4月14日改良、期間限定︶
●ゆずみつ︵2013年9月10日発売、秋季限定︶
●アップルヌーヴォーテイスト︵2013年10月22日発売・2014年10月21日改良、季節限定︶
●桃のスパークリング︵2013年12月3日発売・2014年12月2日改良、冬季限定︶
●南国香るライチ︵2013年6月24日発売、夏季限定、﹁華やかなライチ﹂の実質的な後継製品︶
●沖縄シークヮサー︵2013年6月24日発売、夏季限定︶
●洋梨のスパークリング︵2014年12月2日発売、冬季限定︶
●いよかんフィズテイスト︵2015年1月13日発売、冬季限定︶
●チューハイテイスト
●地中海レモン︵2012年2月14日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良︶
●地中海グレープフルーツ︵2012年5月22日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良︶
●ビアカクテルテイスト
●ビアカクテル&ジンジャー︵2012年8月7日発売、夏季限定︶
●果実酒サワーテイスト
●梅酒サワーテイスト︵2013年6月18日発売・2014年2月25日改良・同年9月9日改良・2015年2月24日改良、発売当初は﹁紀州うめ﹂だったが2014年9月のリニューアルで改名︶
●あんず酒サワーテイスト︵2014年1月21日発売・2015年2月24日改良、期間限定、発売当初は﹁あんず酒サワーテイスト あんず﹂だったが、2015年2月の再発売時に改名︶
●ゆず酒サワーテイスト︵2014年9月9日発売、秋季限定︶
●シードルテイスト
●リンゴのスパークリング︵2012年12月11日発売、冬季限定︶
●青りんごシードルテイスト︵2014年4月22日発売・2015年6月16日改良、初夏限定︶
●ワインテイスト
●ロゼスパークリングテイスト︵2011年12月13日発売、冬季限定︶
●爽やかシャルドネ︵2012年4月23日発売、初夏限定︶
●すっきりロゼ︵2012年10月2日発売・2014年2月25日改良・2015年2月24日改良、冬季限定品﹁ロゼスパークリングテイスト﹂の実質的な後継製品︶
●シャルドネスパークル︵2014年2月25日発売・2015年2月24日改良、初夏限定品﹁爽やかシャルドネ﹂の実質的な後継製品︶
●赤ワインテイスト︵2015年3月31日発売、300ml瓶入り︶
●白ワインテイスト︵2015年3月31日発売、300ml瓶入り︶
●フォレスティ 森のソーダ︿レモン&ライム﹀ - 2015年6月9日発売。﹁お酒風味の炭酸飲料﹂﹁ノンアルコールソーダ﹂を謳っている。
焼酎・泡盛
甲類焼酎
- サントリー樹氷(1978年(昭和53年)から発売され続けるロングセラー商品。現在はスーパー樹氷とお得用サイズの大樹氷の2種類がある)
- 鏡月グリーン (韓国焼酎) - 韓国ロッテ酒類が製造元。
乙類焼酎
甲類乙類混和焼酎
- 麦焼酎「むぎのか」
- ジャスミン焼酎「茉莉花(まつりか)」
- やわらか芋焼酎「はないも」
- はなうた(麦焼酎・芋焼酎) - 2009年3月31日発売
ウイスキー
モルト・ウイスキー
山崎12年
●サントリーピュアーモルトウイスキー
●山崎蒸溜所 樽出し原酒
●白州蒸溜所 樽出し原酒
●シングルモルトウイスキー︵初めの頃は﹁ピュアモルトウイスキー﹂と呼ばれていた︶
●山崎︵山崎55年 / 山崎25年 / 山崎18年 / 山崎12年 / 山崎 / 山崎ミズナラ / 山崎シェリーカスク2010︶
山崎55年は、限定販売品で2023年︵令和5年︶現在1本300万円︵税別︶で販売[75]。2020年に香港で行われたオークションでは8500万円で落札されたことがある[76]。
山崎18年は、2005年︵平成17年︶にサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション︵SWSC︶2005で最優秀賞を受賞した。2006年︵平成18年︶に第37回インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションのウイスキー部門︵スコッチを除く︶で最高賞を受賞した。
山崎12年は、2003年︵平成15年︶にインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ︵ISC︶2003で金賞を受賞した。
●白州︵白州25年 / 白州18年 / 白州︶
グレーン・ウイスキー
- 知多
- 2015年発売。サントリーの11年ぶりの新ブランド。ブランド名の「知多」は、蒸溜所がある愛知県知多市に由来。
ブレンデッド・ウイスキー
サントリー角瓶
●角瓶︵黄角︶
1937年︵昭和12年︶発売のサントリーのウイスキーの代表。名称は容器の形状に由来している。
●トリス<エクストラ> / トリス<クラシック>
半世紀以上にわたって愛されているロングセラーブランド。2010年︵平成22年︶9月に既存製品を製造終了し﹁トリス<エクストラ>﹂を発売し、更に2015年︵平成27年︶9月には同社のブレンデッド・ウイスキーとしては最低価格帯に位置づけられる﹁トリス<クラシック>﹂を発売した。
●レッド
1964年︵昭和39年︶に発売開始。
●ホワイト
1929年︵昭和4年︶に﹁サントリー白札﹂として発売された、国産初のウイスキーブランド。
●オールド
1950年︵昭和25年︶に発売開始。その独特のボトル形状から愛飲家からは﹁ダルマ﹂の愛称で親しまれている。
●スペシャルリザーブ
●ローヤル
1960年︵昭和35年︶に発売開始。
●響︵響30年 / 響21年 / 響 ブレンダーズチョイス / 響 ジャパニーズハーモニー ︶
同社が通常販売しているウイスキーの中でもっとも高額な製品。創業90周年を記念して発売された。ブラームス作曲の﹁交響曲第1番﹂をイメージして作られた。
●碧〜Ao〜
2019年︵平成31年︶4月16日に数量限定発売されているアイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本といった世界5大ウイスキーをブレンドしたワールドブレンデッド・ウイスキー。
スコッチウイスキー
アイリッシュウイスキー
- ターコネル
- カネマラ
- ミドルトン
- タラモアデュー
- キルベガン
バーボンウイスキー
- クラフトバーボン
- ジム・ビーム
- メーカーズマーク
- ブッカーズ
- ベイカーズ
- ベイゼル ヘイデン
- ノブ クリーク
- オールド グランダッド
- オールド クロウ
カナディアンウイスキー
ブランデー
- サントリー V.O
- サントリー V.S.O
- サントリー V.S.O.P(デキャンタ/フロスティボトル/スリムボトル)
- サントリー X・O(スーパーデラックス/デラックス/スリムボトル)
- サントリー X・O SILKY
- サントリー V.S.O.P SILKY
ワイン(国産・国内製造)
- デリカメゾン デリシャス(赤・白・ロゼ・辛口白・甘口赤)
- 赤玉スィートワイン(赤・白)
- 彩食健美
- シャトーリオン(赤・白)
- ワインカフェ
- フルーツワインセレクション
- 有機栽培ぶどうのおいしいワイン。
- 酸化防止剤無添加のおいしいワイン。
- 登美・登美の丘・登美の詩
- 塩尻 (信州メルロ、信州シャルドネ・特別醸造)
ワイン(輸入)
- スパークリングワインフレシネ -スペイン
- カルロ・ロッシ -カリフォルニア
- マドンナ -ドイツ
- バロン ド レスタック -フランス
- トーレス サングレデトロ -スペイン
- ジョルジュ デュ ブッフ -フランス
- ビニャ マイポ -チリ
- 他、多数
リキュール・スピリッツ
ブランド多数につき、サントリー リキュール&スピリッツ製品ラインナップを
[77]参照
健康食品
その他の銘柄
過去にあった代表的な銘柄
ビール(過去)
●サントリービール︵サントリー参入時のビールで、唯一の熱処理ラガービール︶
●サントリー純生→サントリー生ビール︵1967年の発売時にラガーの販売を終了し、以来サントリーは生ビールのみ製造している︶
●サントリー生ビールアワCAN︵1985年発売︵300ml缶・400ml缶︶。飲み口は、イージーオープンエンドを採用し、缶底にあるアワクリップを弾くと泡が発生する製品︶
●ツイスト300︵1983年発売。当時一般的だった300mlのリターナブル瓶入りで販売されていた︶
●冴︵麦芽100%のドライビール︶
●サントリードライ
●ライツ︵カロリー30%オフでありながら、アルコール度数は通常並みの4.5%だった︶
●ダイナミック︵サントリー初の天然水仕込みビール︶
●サーフサイド[注釈14]
●氷点貯蔵︵生︶︵アイスビール︶
●ビターズ
●大地と水の恵み︵サントリーで2番目に発売された天然水仕込みビール︶
●夕涼み︵夏季限定︶
●春一番生ビール
●秋が香るビール︵初年度︵1995年︶のみアメリカ製。それ以後︵1996 - 1997年︶は国産で、ブラウンビールだった︶
●鍋の季節の生ビール︵1995/1996年冬期のみの販売︶
●冬が旨いうま辛口生ビール︵1998年冬期のみの販売︶
●ジアス︵淡褐色ビール。サントリー初のステイオンタブ製品︶
●千都︵桂工場醸造製品。関西地域限定発売。関西版プレミアムモルツといえる品質だった︶
●横濱中華街︵武蔵野工場醸造製品。関東地区限定発売。なお中瓶のみでの発売だった︶
●モルトセレクション︵コンビニ限定。第1弾はカナダ産、第2弾はイギリス産の麦芽を50%以上使用したオールモルトビール︶
●ザ・ロイヤル・ビター︵2012年2月14日・2012年7月17日・2012年2月26日発売。コンビニ限定の数量限定品。﹁ビターホップ100%使用﹂による苦味と、﹁麦芽100%使用﹂﹁デコクション製法採用﹂による旨味とコクが特長。2013年は、深みのある苦味を強化するとともに、仕込条件を最適化することで、いっそう麦の旨み・コクを感じられる、厚みのある味わいを実現した︶
発泡酒(過去)
●ホップス - 1994年10月発売。当時は麦芽使用率50%以上でも税がビールより軽減したことに注目し、麦芽使用率65%で低価格化を実現。
●ホップス ドライ - 1995年5月発売。上記ホップスの辛口タイプ。マグナムドライのルーツ。
●スーパーホップス - 1996年5月発売。同年秋の酒税法変更に先駆け、麦芽比率25%未満に対応。
・スーパーホップス マグナムドライ - 1999年6月10日発売。サントリーのシェア向上に大きく寄与した。後にスーパーマグナムドライにリニューアル。
・スーパーマグナムドライ - 2002年6月25日発売。名称がアサヒビールとの訴訟問題に発展した影響で、和解案として表記を﹁Superマグナムドライ﹂に変更︶。後にマグナムドライにリニューアル。
・マグナムドライ - 2007年2月6日にMDゴールデンドライへ全面刷新。
・MDゴールデンドライ - 2007年2月6日発売。2012年6月頃製造終了。マグナムドライの後継商品。アルコール分を6%に高め、大麦を20%増量することで、辛口でありながらコクや飲み応えを両立した。当商品の製造終了に伴い、サントリーは発泡酒事業から全面的に撤退した。
・麦の薫り - 1999年2月24日発売。麦芽使用率50%未満の﹁プレミアム発泡酒﹂という位置づけだったが、価格の中途半端さが受け入れられなかった。その後、副原料に未発芽の大麦を使用するのが一般的になった。
・風呂あがり 生 - 2001年7月発売。
・ダイエット 生 -2001年10月10日発売。2012年3月中旬製造終了。
・MD爽快仕込 - 2002年2月発売。クリアでシャープなキレ味。
・炭濾過 純生 - 2002年4月発売。新製法として﹁炭濾過仕上げ﹂﹁磨き麦使用﹂を取り入れ、まろやかで飲みやすい味に仕上げた。
・Ad生︵アドナマ︶ - 2002年6月発売。缶に広告を載せることで安価な販売価格を実現させていた。
・楽膳 - 2003年6月発売。麦芽根を使用。﹁お腹にたまらない発泡酒﹂。後に美味楽膳にリニューアル。
・ゼロナマ - 2008年3月発売。糖質ゼロ。
・豊か 生 - 2009年6月2日発売。同社は発泡酒事業の縮小化を行っている。︵詳細は﹁発泡酒#2000年代後半以降の市場縮小﹂を参照︶。しかし売り上げは振るわず同年中に製造を終了している。
・おいしいZERO - 2014年︵平成26年︶9月2日発売。プリン体0.00 mg・糖質0%の発泡酒で、MDゴールデンドライ製造終了以来、発泡酒市場に再参入となった。現時点では同社発泡酒で最後のレギュラー新商品となっている。
第三のビール(過去)
●麦風︵ばくふう︶︵麦芽100%ビールを麦焼酎で割ったビール風味アルコール飲料。小売価格が既存の発泡酒の小売価格とほとんど変わらなかったため1年足らずで販売終了。ちなみにこれの源流にあたるのが後述の﹁ビーハイ﹂である︶
●キレ味 生︵ビール風味アルコール飲料。主原料に麦芽を含む麦︵大麦、小麦︶の代わりにとうもろこしを用いる。後発の﹁ジョッキ 生﹂シリーズに取って代わられた︶
●ジョッキ のみごたえ辛口 生︵2010年2月2日のリニューアル時にジョッキ 生 から名称変更するも、結局2011年2月15日のリニューアルで名称を戻す︶
●ジョッキ 生8︵エイト︶クリアストロング
●﹁ジョッキ 生﹂シリーズの限定商品︵ジョッキ生の通年販売品は、現在の爽快辛口を含め、すべてその他の醸造酒だが、限定商品はすべてリキュール︶
●﹁ジョッキ 黒﹂︵黒ビールタイプ︶
●﹁ジョッキ 淡旨︵あわうま︶﹂︵小麦麦芽使用︶
●﹁ジョッキ 夏辛︵なつから︶﹂︵ビターホップ使用の辛口タイプ︶
●﹁ジョッキ 濃旨︵こいうま︶﹂︵ロースト麦芽使用︶
●﹁ジョッキ 春旨︵はるうま︶﹂︵カスケードホップ使用︶
●﹁ジョッキ 芳醇︵ほうじゅん︶﹂︵ロースト麦芽入り︶
●﹁ジョッキ 爽潤︵そうじゅん︶﹂︵カスケードホップ使用︶
●﹁冬道楽﹂︵2008年11月11日 - 冬季限定︶︵発泡酒時代の同名商品はまろやかさを特徴としていたが、こちらは糖質オフですっきり味だった︶
●スーパーブルー
●スーパーブルーダイナミック - イオングループ限定発売
●スーパーブルーエクストラクリア- 2011年発売。近畿限定テスト販売。韓国OBビールで製造。
●ザ・ストレート- 2009年4月発売。アルコール度数6%で、しっかりした飲みごたえとぐっと来る喉越しを実現していた。
●トップバリュ 麦の薫り - イオングループ限定発売︵2009年12月 生産終了︶[注釈15]
●リラックス - 2010年3月発売。糖質ゼロ・プリン体70%カット︵発泡酒ベースの当社﹁リキュール︵発泡性︶(1)﹂比︶しつつ、7種類のホップを使用し、香りと豊かなコクが特徴。2010年8月11日にリニューアルし、商品名を﹁7種のホップ リラックス﹂に変更。2011年3月製造終了。
●ストーンズバー︿ローリングホップ﹀
2012年︵平成24年︶6月19日発売。リキュール︵発泡性︶(1)。アルコール分4%。ローリング・ストーンズとのタイアップ商品で、爽やかな柑橘系の香りが特徴のホップを使用し、苦味を抑えたすっきりとした味わいに仕上げた。料飲店向けに350ml瓶も発売されたが、売り上げは目標の半分にとどまり、2012年9月に製造終了。
●絹の贅沢
2010年︵平成22年︶4月20日限定発売。2011年︵平成23年︶9月13日通年発売。リキュール︵発泡性︶︵1︶。アルコール分5%︵限定発売時は6%︶。アロマホップ100%で、磨き麦︵麦の殻を取り除いたものを磨き上げた、精白大麦︶を副原料の一部に使用し、熟成期間の基準を3割︵限定発売時は5割︶長く設定することで、絹のように滑らかな味わいと、アロマホップの華やかな香りを実現した。なめらかな絹をイメージした白をベースカラーに、金色の麦の穂を描くことで、上品で豊かな味わいを表現し、2012年3月6日のリニューアルでは、まゆ玉をモチーフにした輪を施し、いっそう上質感のあるデザインに変更した。京都ビール工場で製造︵通年販売化後は利根川ビール工場でも製造︶。2011年4月5日より、通年商品として内容量を330mlから350mlに変更し発売を開始する予定であったが、東日本大震災の影響により発売日は4月26日に繰り下げた上で、数量限定品としての発売となった。その後、生産体制が整ったとして同年9月13日に500ml缶を追加して通年発売。2012年3月6日のリニューアル︵アロマホップの配合バランスを見直すことで、いっそう華やかな香りを実現︶より再び内容量を330mlに変更した︵ロング缶は500mlのまま変更なし︶が、その後は売り上げが減少し、2013年2月製造終了。
●CARAMEL BROWN︵カラメル ブラウン︶
2012年︵平成24年︶11月27日発売の数量限定品。リキュール︵発泡性︶︵1︶。アルコール分5%。欧州産カラメル麦芽を一部使用することにより実現した甘やかな香りと豊かなコクに、北米産ビターホップ100%使用によるほろ苦さが調和した上質な味わいが特長。
●グラン ドライ
2013年︵平成25年︶3月26日発売。リキュール︵発泡性︶︵1︶。アルコール分5%。炭酸ガス圧を当社ビール類史上最高レベルに高めるとともに、濃色麦芽を一部使用し高温で仕込むことで、強い刺激と飲みごたえを、ホップの香りと苦味を絶妙なバランスで効かせることで、キレのよい後口を実現したドライタイプの商品。マグナムドライの実質的な後継製品であった。
ビールテイスト飲料
チューハイ(過去)
︵一部ブランド名のみ︶
●-196℃
●クールライム
●プレミアムレモン︵コンビニ限定︶
●プレミアムグレープフルーツ︵コンビニ限定︶
●日向夏︵ひゅうがなつ、限定販売︶
●巨峰ヌーヴォー︵2007年11月6日 - 限定販売︶
●パイナップル&グァバ︵2008年7月15日 - 限定販売︶
●こだわり果樹園 とちおとめ︵いちご︶
●こだわり果樹園 桜&さくらんぼ︵2009年、2008年は凍結 桜&さくらんぼだった︶
●こだわり果樹園 甘夏みかん︵2009年7月7日 - 限定販売︶
●こだわり果樹園 ルビーグレープフルーツ
●こだわり果樹園 ブラッドオレンジ
●こだわり果樹園 南高梅
●こだわり果樹園 白ぶどう
●こだわり果樹園 白桃
●こだわり果樹園 シークァーサー
●ゼロドライ レモンコーラ︵糖質ゼロ、2008年8月5日 - 限定販売︶
●ゼロドライ 柚子︵ゆず、糖質ゼロ、2008年11月11日 - 限定販売︶
●ゼロドライ ウメ
●秋りんご︵2008年8月19日 - 限定販売︶
●秋梨︵2008年8月19日 - 限定販売︶
●凍結レモン
●凍結グレープフルーツ
●爽快炭酸 ジンジャードライ
●爽快炭酸 ジントニック
●爽快炭酸 ブラックパンチ
●爽快炭酸 サイダーショット
●スーパーストロング レモン&ライム︵限定発売、アルコール分9%︶
●スーパーショット︵限定発売、アルコール分12%︶
●サントリータコハイ︵1983年︵昭和58年︶発売。当初は200ml缶でも販売されていたが、末期には1000ml瓶のみで販売されていた︶
●レモン
●グレープフルーツ
●ぶどう
●梅
●ビーハイ︵1984年︵昭和59年︶発売。その名のとおりビールを焼酎で割った商品で、今日の第三のビールのルーツといえる商品であったが成果が出ず製造販売中止となった[79]︶
●ダブル搾り
●レモンダブル
●グレープフルーツダブル
●オレンジダブル
●桃ダブル
●葡萄ダブル
●林檎ダブル
●サントリーチューハイ 沖縄シリーズ︵沖縄産果汁・泡盛使用︶
●沖縄泡盛コーラチューハイ
●沖縄アセローラチューハイ
●沖縄パイナップルチューハイ
●沖縄たんかんチューハイ
●沖縄マンゴーチューハイ
●沖縄シークヮーサーチューハイ
●清涼感
●爽やかレモン
●すっきりグレープフルーツ
●うるおいピーチ
●アイスチューハイ
●レモン
●グレープフルーツ
●青春チューハイ
●レモン
●グレープフルーツ
●ピーチ
●スーパーチューハイ
●元祖シリーズ︵1999年3月 - 2002年10月︶
●レモン︵1999年3月 - 2002年10月︶
●グレープフルーツ︵1999年3月 - 2002年10月︶
●ルビーグレープフルーツ︵2001年5月 - 2002年10月︶
●オレンジ︵2000年3月 - 2002年3月︶
●伊予柑︵2002年6月 - 2002年10月︶
●うめ︵1999年5月 - 2002年3月︶
●うめ酒︵2002年3月 - 2002年10月︶
●青りんご︵1999年8月 - 2001年3月︶
●赤ぶどう︵1999年5月 - 2000年3月︶
●巨峰︵2000年3月 - 2002年10月︶
●ブルーベリー︵2000年11月 - 2001年6月?︶
●ライチ︵1999年11月 - 2002年10月︶
●白桃︵2001年6月 - 2002年10月︶
●あんず酒︵2002年3月 - 2002年10月︶
●バナナ︵2001年8月 - 2002年3月︶
●パイナップル︵2000年9月 - 2002年3月︶
●ドライ︵2000年3月 -、現‥サントリーチューハイ ドライ︶
●緑茶割り︵2001年5月 - 2002年3月︶
●ウーロン茶割り︵2001年5月 -、現‥サントリー烏龍チューハイ︶
●スパチュー!シリーズ︵2002年10月 - 2005年2月︶
●レモン︵2002年10月 - 2005年2月︶
●グレープフルーツ︵2002年10月 - 2005年2月︶
●梅酒︵2002年11月 - 2005年2月︶
●巨峰︵2002年11月 - 2005年2月︶
●ライチ︵2002年11月 - 2005年2月︶
●白桃︵2002年11月 - 2005年2月︶
●淡麗シリーズ︵2004年 - ︶
●淡麗レモン
●淡麗グレープフルーツ
●スーパーチューハイ スパークリング・ロワイヤル
●ラ・フランス
●マスカット オブ アレキサンドリア
●カロリ。
●沖縄パイナップル︵2008年5月7日 - 限定販売︶
●地中海マスカット︵2008年1月8日 - 限定販売︶
●地中海オレンジ
●クリスタルドライ
●クリスタルオレンジ
●クリスタルアップル
●クリスタルシークヮーサー
●アセロラ&ローズヒップ
●ウメ
●アロエ&マスカット
●沖縄シークワーサー
●サイダークリア
●カロリ。ゼログリーン
●レモン&ライム
●グリーンアップル
●シークヮーサー
●アセロラ
●カロリ。ベジミックスシリーズ
●ベジミックス アップル×トマト
●ベジミックス グレープフルーツ×セロリ
●ベジミックス マンゴー×キャロット
●ベジミックス ぶどう&紫ニンジン︵2008年9月2日 - 限定販売︶
●愛媛伊予柑︵2009年1月6日 - 限定販売︶
●カロリ。250ml缶シリーズ
●黒酢りんご
●黒糖梅酒
●ざくろ
●AWA'S︵アワーズ︶
●レモン
●グレープフルーツ
●ドライ
●ライト
●サントリー烏龍チューハイ︵500mlペットボトル入り︶
●樹氷チューハイ
●ほろよい︵アルコール分3%︶
●レモン
●梅
●青空りんご︵2010年︵平成22年︶5月11日発売︶
●冷やしあんず︵2010年︵平成22年︶7月6日発売︶
●冬みかん︵2009年 - 2011年11月発売︶
●-196℃ ゼロドライ︵糖類ゼロ︶
●ウメ
カクテル(過去)
︵一部ブランド名のみ︶
●ザ・カクテルバー
●カクテルバーCB
●カクテルバー CAN
●スーパーカクテルバー
2007年の﹁カクテルバーCBソルティードッグ/スクリュードライバー﹂の生産終了に伴い、カクテルバーシリーズ13年の歴史に幕を閉じた︵但しカクテルバーのコンクタイプは2008年現在も生産されている︶。
●ザ・グレートカクテルズ
●ヨーグルトフィズ︵1992年に200ml缶で発売。プレーン味といちご味の2種類が存在した︶
●バカンスクーラー︵同じく1992年に250ml缶で発売。ラムベースの缶入りカクテル。すっきりレモン味とわくわくオレンジ味の2種類が存在した︶
●スーパーリッキー︵1994年に350ml缶で発売。ジンベースとウォッカベースの2種類が存在した︶
●果実酒房︵1996年に200mlボトルで発売。梅酒・あんず酒・すもも酒の3種が存在した。現在は1.8Lのコンクタイプでのみ販売されている︶
●ビアカクテル︵同じく1996年に発売。発売当時はベリー&ビア・レモン&ビア・ジンジャー&ビアの3種類で発売。1996年10月にライム&ビア・オレンジ&ビア、1997年3月にグレープフルーツ&ビア・アップル&ビアが追加された。なお実際の品名は﹁発泡酒﹂であった︶
●ヘルシー素材のお酒︵1998年にアロエ・カリン・プルーンの3種で発売。2001年まで発売︶
●すっきり酒︵1999年3月に発売。桃・梅・杏の3種類。2000年秋ごろまで販売︶
●みずみずしいお酒︵1999年4月発売。無炭酸で同社のミネラルウォーター﹁南アルプスの天然水︵現‥サントリー天然水 南アルプス︶﹂を使用したニアウォーター風の味付け。同社初の500mlペットボトル入りカクテルでフレーバーは桃・白ぶどう・ライチの3種類だった。2000年秋ごろまで販売。︶
●カクテルパーラー
●カクテルラテ
●カシスハート
●H︵アッシュ︶︵2000年に発売。クリアドライとスパイシーの2種類が存在した︶
●アレックス
●Be-Cool
●グレープフルーツを発酵させたお酒シリーズ
●グレフル
●ピングレ
●キョホグレ
●ももグレ
●レモグレ
●カシグレ
●ライグレ
●銀座カクテル
●完熟マンゴ
●贅沢ピーチ
●メロン
●ラ・フランス
●パイン
●ストロベリー
●チェリー
●グァバ︵2008年6月3日 - 夏季限定︶
●スパークリング グリーンアップル︵2008年7月29日 - 夏季限定︶
●グレープ
●グレープフルーツ
●スパークリング ピーチ
●スパークリング マスカット
●カクテルカロリ。
●ソルティードッグ︵2008年9月16日のリニューアルでミックスソルティードッグに変更された︶
●ブルーハワイ︵2007年・2008年6月3日 - 夏季限定︶
●マンゴーラッシー︵2007年・2008年6月3日 - 夏季限定︶
●カシスヌーヴォー︵2007年11月6日 - 数量限定︶
●ホワイトピーチベリーニ︵2007年12月4日 - 冬季限定︶
●フレンチ キス︵2007年12月4日 - 冬季限定︶
●ピンクフルーツバスケット︵2008年4月22日 - 初夏限定︶
●イエローフルーツバスケット︵2008年4月22日 - 初夏限定︶
●ジャパニーズ ピーチブロッサム︵2008年7月15日 - 夏季限定︶
●アジアン ジャスミンライチ︵2008年7月15日 - 夏季限定︶
●アメリカン クランベリーレモネード︵2008年7月15日 - 夏季限定︶
●フルーツミックスカーニバル︵2008年10月28日 - 秋季限定︶
●ホワイトミモザ︵2008年12月2日 - 冬季限定︶
●ストロベリーフロスト︵2008年12月2日 - 冬季限定︶
●パイナップルサンシャイン︵2011年8月2日発売 - 夏季限定︶
●オレンジスプモーニ
●ミックスソルティードッグ
●ベリーミックス スプモーニ
●スクリュードライバー
●柚子モスコーミュール
●ライチシトラスミックス
●カシスグレープ
●ファジーネーブル
●クリスタルフルーツシャワー
●とっておき果実のお酒
●山梨産の巨峰酒
●福島産の白桃酒
●北海道産の夕張メロン酒
●ザ・カクテルバーコンクタイプ
●ジントニック
●モスコミュール
●ソルティードッグ
●カシスソーダ
●ピーチフィズ
●マカディア スパークリング
●ちゅらディア スパークリング
●ルジェカシス オレンジ スパークリング
●ヨーグリート スパークリング
●スカイブルー
●ザ・カクテルバー 限定復刻版︵2011年7月26日発売︶
●スクリュードライバー
●ブルーハワイ
ウイスキー(過去)
●ローハイド
1960年代にNETテレビで放映されていた同名の西部劇からとった製品。同社はこの番組のスポンサーでもあったため、バーボン・ウイスキー風のドライな味で売り出した。
●サントリーゴールド
1960年代に発売。750mlでアルコール度数42%でありながら、当時の広告では﹁ハードな琥珀の液体﹂を謳い文句にしていた。1976年には容量が150ml増えたサントリーゴールド900が発売されている。野坂昭如が歌ったCMソング﹁ソ・ソ・ソクラテス﹂︵作詞‥仲畑貴志、作曲‥桜井順。CDでは2007年発売﹃桜井順CM WORKS(1957-2007)﹄︵ウルトラ・ヴァイヴ︶、2011年発売の﹃野坂歌大全I〜桜井順を唄う﹄︵ウルトラ・ヴァイヴ/ソリッド・レコード︶に収録。また、2006年発売の﹃ベストCM100﹄︵東芝EMI︶では﹁ソクラテスの唄﹂と表記[80]︶でも知られている。
●サントリーインペリアル
1964年に社名が寿屋からサントリーに変わったのを記念して発売されたスーパープレミアム・ブレンデッド・ウイスキー。その﹁帝王﹂という名に相応しく、熟成されたモルト・ウイスキーのみを厳選してつくられ、さらに高級カットガラスとして知られるボヘミア・ガラス製のデキャンターで発売されたため、当時としてはローヤル以上の価格で販売され、市場に出回らない幻のウイスキーとしてその名を知られた。また同じくインペリアルでブランデーも存在した。その後、最上級のスーパープレミアム・ブレンデッド・ウイスキーの﹁響﹂が登場後は次第に存在意義を失い、2006年の新スローガン﹁水と生きる﹂の制定に伴う製品一覧見直しにより、そのまま生産終了・販売終了となっている。
●サントリー ザ・ウイスキー
●サントリーカスタム
1968年に高級ソフトウイスキーとして発売される。1年後に発売されたリザーブの後塵を拝する形で消滅するが、名前自体はその後1980年代にウイスキーではなく、新たにスピリッツとして復活する。
●サントリーリザーブ︵リザーブ・シルキー / スペシャルリザーブ10年 / スペシャルリザーブ12年 / リザーブ10年 シェリー樽仕上げ︶
1969年に発売。
リザーブ・シルキーは、1984年にリザーブの別バージョンとして発売される。リザーブの持つマイルド&スムースな味わいを基調としながらも、白いラベルとクリアボトルで発売されたこともあり、従来のリザーブとはまた違ったイメージを持つウイスキーに仕上がる。当時放映されたCMにはマット・ディロンが出演していた。
●サントリーセレクト
1971年に発売。アルコール度数39度の2級酒として発売される。価格は当時の価格で700円とリーズナブルだったが、レッドと差別化が計れず、数年で製造中止となる。
●サントリーQ
1983年に新世代向けのカジュアルなウイスキーとして発売される。ライトかつスムースな口当たりを売りにし、当時若い世代を中心にカフェバーで流行していたカティ・サークに対抗した、緑色のボトルが特徴。CMにMTVで隆盛を極めていたニュー・ロマンティックの代表的アーティストとして知られるデュラン・デュランを起用。250mlボトル、500mlボトル、1000mlボトルと3種のタイプが存在した。今も地方の酒屋で稀に見かけられることもある。
●サントリー21
1984年にサントリーQと同じく、ライト&スムースタイプのウイスキーとして発売。キャッチコピーは﹁ハタチを過ぎたら21﹂で、同じくブランデーも発売されていた。過去に放映されたCMにはフランス出身の姉妹ピアニストとして知られるラベック姉妹が出演し、長いグランドピアノに座って連弾を披露している。
●サントリークラシック
同じく1980年代中期に発売。当時ニッカウヰスキーから発売され、ヒットしていた﹁ニッカピュアモルト﹂シリーズに対抗し、丸みを帯びたボトルデザインで発売された。その後1980年代後期から1990年代始めにかけて起こったナチュラルウィスキーブームで注目を集める。
●OLD CLUB HOUSE
同様に1980年代中期発売。“オールド”との記載があるように、当時はゴルフブームで、同社も大会などに積極的に協賛していた経緯などから“ゴルフ場のクラブハウスで飲むオールド”という位置づけだった様である。ボトルは平らなカタチをしており、当時の酒税法にもとづいて、2級表記になっている。当時放映されたCMにはジョン・ローンが出演していた。またこのウイスキーは2000年頃まで販売され続けていた息の長い製品でもあった。
●サントリーコブラ
1980年代発売。容量は1000mlとラベルに大きく表記され、正面にアメリカン・コミック風のイラストが描かれていた。平らなカタチのボトルで、この製品も当時の酒税法にもとづき、2級表記になっている。
●サントリーエルク
同じく1980年代に発売。“森がつくったウイスキー”をコンセプトにした製品。サントリーQと同じく緑色のボトルで、ラベルにフクロウやイヌワシ、キツツキやリスなどの森に住む生物が描かれていた。
●ローヤル12年/プレミアム15年
●サントリークレスト12年
1989年にサントリー創業90周年を記念して発売される。酒齢12年の年月を経たモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用し、当時発売されたブレンデッド・ウイスキーとしては贅を尽くした製品として話題を呼んだ。当時放映されたCMにはショーン・コネリーが出演した。しかし1995年にローヤルが同じく酒齢12年以上のモルトとグレーンを中心にリニューアルされたことで、存在が曖昧となり、差別化しにくくなったことで製造量が減少、2006年にサントリーの新スローガン﹁水と生きる﹂の制定に伴う製造一覧見直しにより、インペリアルと共に生産終了となった。
●サントリープレステージ
同じく1989年にサントリー創業90周年を記念して、数量限定で発売される。山崎蒸留所から厳選されたモルトとグレーンで完成されたウイスキーで、18年と25年の2種類が存在した。
●Smokey&Co.︵スモーキー&カンパニー︶
1991年に新タイプのウイスキーとして発売される。5匹の笑う犬が描かれたラベルが特徴。金色ラベルのナチュラルメロウ、臙脂色のラベルのスーパースモーキー、緑のボトルのファインミントの3種類が存在した。
●サントリー冷撰洋酒
1993年に300mlボトルで発売。黒いラベルの淡麗辛口と白いラベルの超淡麗辛口の2種類が発売され、当時加藤茶と三浦友和が親子という設定で共演したCMも話題を呼んだ。この頃サントリーは﹁ウイスキーは冷蔵庫へ﹂のキャッチフレーズで知られる﹁リザーブ&ウォーター﹂に代表されるように、あらかじめ水割りにした製品を製造し、その手軽さが受けたことで売り上げを伸ばし、ギフトCMもつくられたが、数年後には下火になり、その後製造中止に至っている。
●サントリー座
1998年に発売されたサントリー膳と同じく、和食に合うウイスキーとして2000年に発売される。樽の蓋に杉を利用した原酒が特徴でくつろぎのシーンに合うウイスキーとして発売されるが、膳との差別化に失敗し、2002年を最後に製造中止となる。
●サントリーピュアモルトウイスキー ミレニアム
●サントリーウイスキー ミレニアム15年
ミレニアム / ミレニアム15年とも、西暦2000年を記念して1999年9月21日に数量限定で発売。
●AQUA VITAE︵アクアヴィーテ︶
2005年に500mlボトルで発売。その名の通り、ラテン語で﹁生命の水﹂の名にあやかり、AとVの金色のアルファベットロゴを配したクリアタイプのボトルデザインが特徴。ウイスキーの樽から生まれる﹁樽ポリフェノール﹂を200mg配合したいわゆる実験型の製品として発売されたが、2007年を最後に生産終了。
●サントリー膳
和食にも合う淡麗旨口の晩酌向けピュアモルトウイスキー。杉を一部の樽に用い、竹炭で濾過することで飲みやすくした。真田広之を起用したテレビCMも話題となった。1998年から2010年まで生産された。
●響 / 響17年50.5
●山崎50年 / 山崎35年
山崎50年は完全予約制50本限定商品として2005年5月11日から1本100万円︵消費税別途︶の定価で予約販売を行ったが、翌5月12日に全て予約完売の人気商品なり、その後2007年9月11日に同じく50本限定で再度発売されたが、こちらもその日の内に予約完売となった。さらには2011年12月13日に150本限定で三度発売された。
●三四郎
コンセプトは﹁のどごし爽快ウイスキー三四郎﹂。
●無頼派
●膳丸
和食に合うウイスキーとして2005年に発売される。
●北杜12年︵2004年6月22日発売︶ / 北杜50.5°
●角瓶シリーズ
●味わい角瓶︵1996年4月 - 2007年3月
●黒角︵2007年4月 - 2016年3月︶
●角瓶 新プレミアム43°︵2013年4月 - 2016年3月︶
●白角︵1992年4月 - 2019年3月︶
尤も、白角は1992年4月の発売以来、長年に渡り先述のサントリー角瓶︵黄角︶の横展開商品として親しまれてきたが、近年のジャパニーズ・ウイスキーブームの影響によりウイスキー作りに必要な原酒不足のため2019年3月末を以って休売となった。
●ジャックダニエル
●アーリータイムズ
長年に渡りサントリー→サントリー酒類を輸入元として、販売されてきたが、2012年9月に2013年1月1日以降この2商品はアサヒビールへ輸入元を変更する手続きを取り、代わりに2013年1月1日以降ニッカウヰスキーが長年輸入元だったジム・ビームの輸入元を取得した。
●ワイルドターキー
2017年まで輸入元。2018年からは明治屋が輸入販売元となった。
ワイン(過去)
- サントリーレゼルブ
- 1980年にサントリーから発売された代表的ワイン。家庭で楽しめるワインとして、ロングセラーになった。とんねるずが出演し、呪文のように「アカレゼルブ、シロレゼルブ、ロゼレゼルブ…」とつぶやく代表的なCMの他に、小林麻美や藤谷美和子、賀来千香子(賀来はCM内で分かれて三上博史と共演)の他に、古田敦也・中井美穂夫妻といったタレントらがCMに出演している。2006年にデリカメゾンに移行するカタチで製造中止になった。
※ このほか1980年代には、200ml缶で発売されたワイン﹁キサラ﹂なども存在したが、1年足らずで発売中止になっている。その他、200ml缶で発売され、田原俊彦がCMに出演した﹁サントリーシードル﹂といった製品も発売されていた。
その他の果実酒 (過去)
●香梅酒︵シャンメイチュウ︶- 1992年発売。
●マカディア - 2004年に﹁健康リキュール﹂第1弾として発売。
●ちゅらディア - 2005年に前出のマカディアに続き、﹁健康リキュール﹂第2弾として発売。
合成清酒(過去)
主な関連企業・団体
- ※ 市町村名のかかれていないものは、東京都都心23特別区内にあるもの。
- ※サントリーグループ 企業概要ファクトシート 及び、グループ企業一覧 を元に作成。(2022年7月現在)
親会社
- 寿不動産株式会社(大阪市北区:鳥井・佐治一族の実質的管財会社。2009年4月1日現在、サントリーホールディングス株の89.33%を保有し、サントリーホールディングスの親会社となっている)
酒類事業
●サントリーグローバルスピリッツ --蒸留酒事業会社。2014年1月にビーム社の株式を買収し、サントリーが親会社となり、社名をビーム サントリーに変更した。後述のサントリースピリッツを含む、蒸留酒部門の世界統括機関となる。2024年4月30日に現在の社名に変更した。︵ アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク︶
●サントリー(2代目) -- 国内での酒類事業会社。2022年7月にサントリーBWS、スピリッツ事業会社のサントリースピリッツ︵サントリー(初代)が前身で、2009年4月1日に旧酒類カンパニーだけを残してサントリー酒類(初代)に商号変更。2014年10月1日付でビーム サントリー傘下の蒸留酒部門専業となり、2015年1月1日付で社名変更[81]︶、ビール事業会社のサントリービール︵2014年10月1日付でサントリー酒類株式会社(初代)のビール事業を分社化して発足︶、ワイン事業会社のサントリーワインインターナショナル︵1998年10月7日設立。2009年4月1日にサントリーのワイン事業部を吸収分割により承継︶、酒類の国内販売事業会社のサントリー酒類の5社が経営統合して発足した。
●サントリーアライド—ウイスキー・ブランデー・スピリッツ・リキュールの輸入・販売。
●サントリー知多蒸溜所—グレーンウイスキー︵原酒︶・スピリッツなどの製造。サントリーウイスキー知多の製造。2019年4月1日付で﹁サングレイン﹂から社名変更。︵知多市︶
●大隅酒造—乙類焼酎︵原酒︶・スピリッツなどの製造︵曽於市︶
●ファインズ—ファインワインの輸入・販売。
●岩の原葡萄園—1890年に日本のワインの先駆者・川上善兵衛が創設したぶどう園。ぶどうの栽培およびワインの製造・販売。︵上越市︶
●沖縄サントリー—沖縄県におけるサントリー取扱いの酒類の販売。︵那覇市︶
●九州サントリーテクノプロダクツ—サントリー九州熊本工場における酒類・清涼飲料の製造作業請負。︵上益城郡嘉島町︶
食品事業
清涼飲料水事業
健康食品事業
- サントリーウエルネス—健康関連事業。2009年4月1日に旧健康食品事業部持株会社を新設分割で独立させた完全子会社。
- コネクト—ハーブティー、精油、ハーブ関連商品の販売。
外食・加食・花・サービス事業
外食・加食
花
サービス
- サン・アド—テレビCM、新聞、雑誌、ポスター、カタログ、PR誌、SPツールなど広告・宣伝・販促の企画・制作。
- サントリー興産—不動産賃貸・管理(サントリー本社ビル、サントリーアネックスビル、アクア堂島ビル、駐車場ほか)。(大阪市北区)
- サントリーマーケティング&コマース—酒類関連備品販売(酒販店・飲食店向け)・企業の販促支援・代行 (キャンペーン企画・景品提案・配送・事務局運営等)・ワイン等酒類の店頭、通信販売。
- サントリーパブリシティサービス—サントリーの工場でのご案内、サントリーホールなどのレセプション業務、各種セミナー、イベント企画運営、マーケティング支援、商業複合施設等でのインフォメーション業務、公共文化施設運営・管理など。
機能会社
公益法人・学校法人等
海外事業
広告
サントリーと広告
創業者の鳥井信治郎も広告が好きだった[84]。また開高健、山口瞳、柳原良平もサントリーの宣伝部に所属していた︵前述の3名は後に独立し、サン・アドへ移行して、広告の企画立案ならびに、当時サントリーから発売されていたPR誌﹁洋酒天国﹂の編集を手掛ける︶。戦前には片岡敏郎の手による赤玉ポートワインの広告が有名となり、戦後はテレビの普及とともにテレビCMの広告を次々と打ち出した。
テレビ番組
- カンブリア宮殿 ヒット連発、巨額買収! 「やってみなはれ経営」で世界大攻略(2014年4月24日、テレビ東京)- サントリー酒類 社長 &
サントリーホールディングス 副社長 相場康則氏出演[85]。
スポンサー番組
単独スポンサー
現在(単独スポンサー)
過去(単独スポンサー)
複数社提供
現在(複数社提供)
主に日本国内について記載。サントリー食品インターナショナル︵サントリーフーズ︶のCMも含まれることもある。●は60秒以上のスポンサー、その他は30秒。
日本テレビ系
●news zero ※2012年10月から2018年9月までは隔日前半ナショナルセールス、2012年9月までは中盤ナショナルセールスで火曜日、水曜日、2011年9月までは木曜日も提供していた。2018年10月からは水曜日の中盤ナショナルセールス[注釈19]。
●笑点︵一時期PT時あり︶
●世界の果てまでイッテQ!●︵2010年10月 - ︶※水色のカラー表示。2020年4月から冒頭30秒のカウキャッチャーも担当している為、本編60秒も加算され、合計90秒。
●幸せ!ボンビーガール︵2021年4月 - ︶ ※返り咲き。同業者のアサヒビールも提供。
●ぐるぐるナインティナイン︵2020年4月 - ︶※一時期﹁幸せ!ボンビーガール﹂から移動。一時期提供していた時期もあったが、降板し、2018年4月に一時復帰。
●秘密のケンミンSHOW→秘密のケンミンSHOW 極︵読売テレビ制作、2013年4月より2016年3月までは60秒。2011年4月から当初と同年4月より2017年3月までは30秒。その後降板した後、2020年10月から30秒で提供復帰。︶
テレビ朝日系
●アメトーーク!︵2020年4月 - ︶※後半ナショナルスポンサー。
●報道ステーション※毎週木曜日︵〜2013年9月︶→︵2013年10月〜︶毎週金曜日︵もともとは水曜日で2007年10月は従来の毎週水曜日に加えて木曜日にも提供された。2011年4月~一時期月金の帯に提供枠拡大していて、その後2011年12月までは火曜と木曜の週2日提供していた。︶
TBS系
●日曜劇場●︵2009年10月から、90秒︶
●新・情報7DAYS ニュースキャスター︵当初60秒、2009年10月10日から上記日曜劇場の提供の為30秒へ縮小、TBS、別パートで同業者のアサヒビールも提供。︶
●オールスター感謝祭 ※23時台中盤頃︵90秒→60秒→30秒、本来なら人生最高レストランが放送されるが休止に伴う振替︶
●マスターズゴルフ中継
●中日クラウンズ●︵CBC制作︶
テレビ東京系
●出没!アド街ック天国
●WBS※PT
フジテレビ系
●月9ドラマ●︵一時降板時期あり︶
●ホンマでっか!?TV※同業者の日本コカ・コーラ、キリンビールもスポンサー。
●さんまのお笑い向上委員会︵2018年5月から、30秒︶
●FNSの日●︵1993年から︶
この他にも3ヶ月限定スポンサーなど短期間限定でスポンサーにつくことも多い。
過去(複数社提供)
CM出演者
現在の出演者
アルコール(ノンアルコールも含む)
ソフトドリンク
歴代キャンペーンガール
スポーツ
諸問題・騒動
差別発言
1988年︵昭和63年︶2月28日、当時の社長・佐治敬三が述べた﹁東北は熊襲の産地。文化的程度も極めて低い﹂との差別発言が問題となり、国会の予算委員会でも取り上げられる事態となった。これにより文化人として知られていた佐治の教養と人格を疑われたと同時に、自社の営業に大いにダメージを受けた。サントリーは東北と九州の両地区で激しい非難に晒され、特に東北地方では全てのサントリー製品が撤去されるほどの事態となり、後年まで尾を引くこととなった。宮城県がウイスキーの大消費地︵全国で2位、1人あたりでは突出して1位︶であり、あわせてニッカウヰスキーの主力工場︵宮城峡蒸留所︶が存在することもサントリーとしては大きなダメージであった。
「日本海」呼称問題
2011年︵平成23年︶4月、サントリー公式ウェブサイト内の﹃鏡月グリーン︵韓国焼酎︶﹄商品紹介ページにおいて、商品名の由来を紹介する文章中で﹁日本海﹂を﹁韓国 / 東海︵日本海︶﹂と表記し公開していた。これがきっかけとなって商品関連サイト[89] の炎上、抗議の続出という事態となり、同社は同年8月19日に該当表記を削除した上で、謝罪文を掲載した。なお同社は、過去︵確認される限り、2001年が最古︶[90] にも同商品の広告で﹁東海︵日本海︶﹂の表記を行なっており、2005年︵平成17年︶には抗議を受けて表記を一旦訂正している[91]。
盗作デザイン
2015年8月、キャンペーンでプレゼントしていたトートバッグのうち佐野研二郎がデザインした一部のトートバッグについてデザインが盗作であるとして賞品の取り下げと発送中止を行った[92]。
定年制度への発言
2021年9月、サントリーホールディングスの新浪剛史社長は経済同友会で「45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ」と述べ、社会保障の支え手拡大の観点から、企業に定年の引き上げようとする政府とは逆の立場を示している[93]。この結果、SNSなどでは「45歳での転職は普通の人では無理」「単にリストラではないか」といった批判が相次いだ[94]。
「桜を見る会」前夜祭への酒類無償提供
その他
- 本社ビルが完成した1971年(昭和46年)より、夏場に屋上で「サントリービアガーデン」を営業しており、大阪の風物詩となっている。
- 伊豆急行線が開業した頃、新商品発売記念行事の一環として「スコールカー」と名付けた食堂車1輌を同社に寄贈した。
●1985年︵昭和60年︶に茨城県筑波郡︵現・つくば市︶で開かれた科学万博-つくば'85に﹃燦鳥館﹄︵サントリー館︶を出展した。
●また1990年︵平成2年︶には、大阪府大阪市で開催されたEXPO'90-花の万博に、﹃サントリー館﹄を出展した。
●日本生活協同組合連合会との提携により﹁コープ・ダイエット生﹂350ミリリットル缶を全国の生協へ供給している。内容は通常のダイエット生と同一であるが、缶や6本パックの包装に﹁co-op﹂のロゴが印字され、通常商品より少し安く販売されている。
●渋谷公会堂の施設命名権を渋谷区から電通を介して2006年︵平成18年︶10月1日からの5年間4億2千万円で購入し﹁渋谷C.C.Lemonホール﹂となった。
●PlayStation 2のゲームソフト﹁龍が如く﹂・﹁龍が如く2﹂の作中では、サントリーの協賛により、サントリーの清涼飲料水及び酒が実名で販売されていて買うことが出来る。
●2011年︵平成23年︶春に実施予定の8時だヨ!全員集合コラボキャンペーン第1弾は、東日本大震災により2012年春に延期。︵賞品は温泉宿宿泊券︶
関係する企業
関係する人物
●竹鶴政孝 - 寿屋山崎蒸溜所初代工場長。
●片岡敏郎 - 壽屋元広告部長。
●久保田孝 - 壽屋元広告部。久保田宣伝研究所(現・宣伝会議)創設者。
●山口瞳 - 元社員。PR雑誌﹁洋酒天国﹂の編集や、コピーライター。
●開高健 - 元社員。PR雑誌﹁洋酒天国﹂の編集や、コピーライター。
●柳原良平 - 元社員。PR雑誌﹁洋酒天国﹂の編集や、コピーライター。
●仲畑貴志 - サン・アドに在籍していたコピーライター。1980年代には糸井重里らと共に、コピーライターブームの旗手として、活躍したことでもその名を知られる。
●一倉宏 - 元社員。現在もコピーライター、作詞家として活躍。
●伊集院静 - 作家・作詞家。毎年4月1日の各新聞の広告欄に掲載される広告のコラム﹃新社会人おめでとう﹄を執筆している。
●椎名誠
●清宮克幸 - ラグビーチーム・サントリーサンゴリアス元監督︵現‥ヤマハ発動機ジュビロ監督︶。
●斎藤由香 - 広報誌﹃サントリークォータリー﹄の編集を経験。
●佐藤真海 - 義足の女子陸上選手。子会社社員。
●山田健 - ﹁サントリー世界のワインカタログ﹂の編集長。
●橋本忠夫 - 取締役、サントリー食品工業社長、サントリーロジスティクス取締役会長を歴任。多摩大学経営情報学研究科長。
●叡南祖賢 - 千日回峰行大行満大阿闍梨、 社訓の﹁やってみなはれ﹂は相談に来た信者の鳥井信治郎を祖賢大阿闍梨が励ました言葉が由来。
脚注
注釈
(一)^ 持株会社は株式移転で2009年に新設された。旧サントリー株式会社︵設立時は株式会社壽屋︶の設立は、1921年︵大正10年︶12月1日。
(二)^ 社名の由来と﹁三鳥井﹂の誤りは、2018年5月23日にTBS系列で放送された水トク!﹃世界超絶映像ハンター ︻日本初!世界の衝撃過ぎる映像★一挙公開SP︼﹄で取り上げられた、西軽井沢ケーブルテレビにおける鳥井社長︵当時︶のインタビューで、社長が語っている。
(三)^ 東日本大震災時の東京電力福島第一原子力発電所における水素爆発に伴う放射性物質の漏洩により、関東一円の水源で放射能が検出された事でスローガンを打ち出せる状態ではなくなったため、一時期は削除されていた。
(四)^ ただし1963年2月以前は﹃洋酒の壽屋﹄
(五)^ こちらも1963年2月以前は楕円の中に﹁洋酒の壽屋﹂
(六)^ 1988年頃、NHKのインタビューによる。
(七)^ 佐治の著書﹁へんこつ なんこつ - 私の履歴書﹂︵単行本‥ISBN 978-4532161231、文庫本‥ISBN 978-4532190224︶にも同様の趣旨が記述されている[28]。
(八)^ 新名称は下記工場所在地に記載
(九)^ ﹁サントリー九州熊本工場﹂は、清涼飲料の製造も行っているハイブリッド工場として2017年3月14日以降も名称を継続使用
(十)^ サントリーにおいては、関東で地域限定もしくは先行販売を行う際、基本的にこの﹁1都10県﹂の枠組みをエリアとする。サントリー社内の組織区分において、静岡県は﹁東海北陸支店﹂︵名古屋市︶の管轄となっているが、経済的な地域の実情を鑑みて、組織上の区分と商品展開上の区分は異なっている。
(11)^ 日本ではライバルの日本コカ・コーラが販売。
(12)^ 現在Jリーグの飲料部門スポンサー︵トップパートナー︶は日本コカ・コーラ
(13)^ 名前の由来は平成初期︵1989年度以降の数年間︶に発売した同名のビール系一般商品。
(14)^ 1995年にセブンイレブン・ジャパンと共同開発し、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどの店舗で販売されたが、当時流通最大手のダイエーからの反発を招き、一時ダイエー全店舗でサントリー全製品撤去という騒動が起こった。なお、コスト削減のためにアメリカでOEM生産していた。
(15)^ 元々は1998年に発売された発泡酒で、当時“スーパーホップスと比較して、2倍の麦芽を使った”という触れ込みがなされていた。
(16)^ 4月1日が土曜日・日曜日の場合には、その翌日の4月2日・翌々日の4月3日に掲載される。
(17)^ このコラムは山口瞳時代から続いているものである。
(18)^ 同社一社提供の﹁チューボーですよ!﹂︵新チューボーですよ!︶司会の堺正章や、震災により中止となったキャンペーン出演予定だった加藤茶・仲本工事も出演。
(19)^ テレビ宮崎は除く。
(20)^ ただし第9話までは非提供、第10話・第11話では仮提供扱いとなっている︵詳細は秘密結社鷹の爪 カウントダウン#サントリーの非提供問題についてを参照のこと。︶
(21)^ 実際には中村正人と西川隆宏もCMに出演していたのでDREAMS COME TRUE全体で出演していた。
(22)^ CM内で﹃1、2、サントリービール!﹄というダジャレを披露していた
(23)^ 伊藤園﹁TULLY'S COFFEE BARISTA'S CHOICE﹂のCMにも並行して出演していた。
(24)^ abc出演しているソフトバンクモバイル﹁白戸家﹂シリーズを意識したセリフやシーンがある。
(25)^ 上述の宮崎あおいの相手役として﹁フェイント﹂篇・﹁パス﹂篇・﹁見えない花束﹂篇に出演。
(26)^ メンバーのうち錦戸亮はセブンアップクリアドライのCMに出演していた。
出典
関連項目
外部リンク
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