「ダイハツ・ハイゼット」の版間の差分
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;[[2021年]][[12月20日]] |
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:カーゴを17年ぶりにフルモデルチェンジ<ref name="pr211220" />。キャッチフレーズは「ニッポンには、ハイゼットがある。」<ref group="注">先述の2021年12月改良型10代目ハイゼットトラックとキャッチコピーを共有。</ref>で、CMソングは[[ウルフルズ]]「タタカエブリバディ」<ref group="注">先述の2021年12月改良型10代目ハイゼットトラックとCMソングを共有。</ref>。型式は2WD車が「'''S700V'''」、4WD車が「'''S710V'''」となる。 |
:カーゴを17年ぶりにフルモデルチェンジ<ref name="pr211220" />。キャッチフレーズは「ニッポンには、ハイゼットがある。」<ref group="注">先述の2021年12月改良型10代目ハイゼットトラックとキャッチコピーを共有。</ref>で、CMソングは[[ウルフルズ]]の「[[ズ盤|タタカエブリバディ]]」<ref group="注">先述の2021年12月改良型10代目ハイゼットトラックとCMソングを共有。</ref>。型式は2WD車が「'''S700V'''」、4WD車が「'''S710V'''」となる。 |
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:コモンアーキテクチャー「DNGA」をワンボックスシャーシに初導入。トラック同様、ATのトランスミッションがCVTとなり、4WD・CVTには3モードの電子制御式4WDを採用。「スマアシ」がステレオカメラを採用した新世代型となり、全車標準装備となった。 |
:コモンアーキテクチャー「DNGA」をワンボックスシャーシに初導入。トラック同様、ATのトランスミッションがCVTとなり、4WD・CVTには3モードの電子制御式4WDを採用。「スマアシ」がステレオカメラを採用した新世代型となり、全車標準装備となった。 |
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:10代目から側面やバックドアの傾きを立たせたことでスクエアボディとなり、積載スペースを拡大。後席[[シートベルト]]は[[バックル]]と一体化され、シート固定金具も床面に埋め込んだ構造に変更。リアシートの構造を水平格納式に変更されたことで荷室がフラット化された。インパネの形状見直しによりアッパートレイが新設され、頭上スペースの拡大に伴ってオーバーヘッドシェルフを設けるなど、収納スペースを拡充。トラック同様にキーフリーシステム&プッシュボタンスタートの採用に加え、軽キャブオーバーバンで初となる両側パワースライドドア及び両側スライドドアイージークローザーが採用された<ref group="注">キーフリーシステム&プッシュボタンスタートと両側スライドドアイージークローザーは「クルーズ」のCVT車および「クルーズターボ」・「デッキバンG」に標準装備、「デラックス」のCVT車にパックオプション「省力パック」としてメーカーオプション設定。両側パワースライドドアは「クルーズ」のCVT車と「クルーズターボ」にポップアップ機構付リアガラスとセット、「デッキバンG」にパックオプション「LED・パワースライドドアパック」としてそれぞれメーカーオプション設定</ref>。 |
:10代目から側面やバックドアの傾きを立たせたことでスクエアボディとなり、積載スペースを拡大。後席[[シートベルト]]は[[バックル]]と一体化され、シート固定金具も床面に埋め込んだ構造に変更。リアシートの構造を水平格納式に変更されたことで荷室がフラット化された。インパネの形状見直しによりアッパートレイが新設され、頭上スペースの拡大に伴ってオーバーヘッドシェルフを設けるなど、収納スペースを拡充。トラック同様にキーフリーシステム&プッシュボタンスタートの採用に加え、軽キャブオーバーバンで初となる両側パワースライドドア及び両側スライドドアイージークローザーが採用された<ref group="注">キーフリーシステム&プッシュボタンスタートと両側スライドドアイージークローザーは「クルーズ」のCVT車および「クルーズターボ」・「デッキバンG」に標準装備、「デラックス」のCVT車にパックオプション「省力パック」としてメーカーオプション設定。両側パワースライドドアは「クルーズ」のCVT車と「クルーズターボ」にポップアップ機構付リアガラスとセット、「デッキバンG」にパックオプション「LED・パワースライドドアパック」としてそれぞれメーカーオプション設定</ref>。 |
2024年4月14日 (日) 14:04時点における版
ダイハツ・ハイゼット | |
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![]() 11代目 ハイゼットカーゴ | |
概要 | |
別名 |
ダイハツ・ハイマックス(インドネシア) トヨタ・ピクシストラック/バン ピアッジオ・ポーター(イタリア) |
製造国 |
![]() |
販売期間 | 1960年11月- |
ボディ | |
ボディタイプ |
軽トラック キャブオーバー/セミキャブオーバーライトバン |
駆動方式 | 後輪駆動[注 1]/4輪駆動[注 2] |
概要
1960年︵昭和35年︶11月に発売され、2023年︵令和5年︶現在新車として販売されているダイハツ車ではもちろんのこと、現行軽自動車の商標の中でトラックは62年、カーゴ︵←バン︶は61年[注 3]と最も古い歴史を持つ。なお、英語の綴り字は﹁HIJET﹂だが、片仮名表記は﹁ハイゼット﹂である。 初代モデルはボンネットタイプのライトバンと軽トラックであったが、2代目モデルから、キャブオーバータイプのバンとトラックに変更される[注 4]。この経緯は他社の軽貨物車にも通ずる。さらに9代目モデルのバン改めカーゴからセミキャブタイプに変更され、現在に至る。 尤も、ハイゼットトラックは、2010年(平成22年)1月〜2023年(令和5年)12月までの14年連続で、日本国内で販売されているトラック︵軽・小型・普通︶の車名別年間販売台数で首位の座を維持していた。 2021年︵令和3年︶10月20日には、グッドデザイン賞の中でも、これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えたスタンダードであり続ける商品などを表彰する賞である﹁グッドデザイン・ロングライフデザイン賞﹂をダイハツ車として初めて受賞した[1]。 なお、本稿では以下のモデルについても便宜上記述する。 ●ハイゼット360 ●ハイゼット550 ●ハイゼット55ワイド ●以下、トラック系モデル。 ●ハイゼットキャブ ●ハイゼットピックアップ - 7・8代目トラックにおける名称 ●ハイゼットパネルバン ●ハイゼットダンプ ●ハイゼットローダンプ ●ハイゼットiS ●ハイマックス - 10代目トラックのインドネシア仕様 ●以下、バン系モデル。 ●ハイゼットバン ●ハイゼット電気自動車 ●ハイゼットカーゴ ●ハイゼットカーゴ ハイブリッド ●ハイゼットデッキバン - 単独記事があるため、標準仕様のバン・カーゴとリンクする内容のみ記述。バリエーション
ハイゼットは早くから電気自動車をラインナップしていることでも知られ、その歴史は1968年︵昭和43年︶に始まり累計1,000台以上販売された。現モデルでは、電気自動車に代わり、2010年︵平成22年︶6月までダイハツの親会社であるトヨタ自動車のハイブリッドシステムを一部使用した、ハイゼットカーゴ ハイブリッドが販売されていたが、2012年︵平成24年︶4月より、リチウムイオン二次電池を搭載したハイゼットカーゴの実証実験を開始する[2]。 ボディバリエーションも多く、6代目のトラックに設定された、キャビン後方を延長し、スペースを広く取ったハイゼットジャンボや、7代目以降のバンをベースに、リヤの荷室部分をオープンデッキ化した﹁ハイゼット デッキバン﹂などは、オリジナリティーあふれるモデルとして人気が高い。デッキバンは、実際にバンのホワイトボディを切断し、手作りで生産されており、届出上は改造車、いわゆる﹁マル改﹂となる[注 5]。この生産方式はのちに﹁リーザスパイダー﹂にも活かされた。 介護用のスローパーとリアシートリフト、省エネ仕様の電気自動車、ハイブリッド、CNG仕様、パネルバン、ダンプ[注 6]、冷凍車、消防車、霊柩車などバリエーションは過去に販売されていたものも含めると80種類以上になる。OEM供給
2010年︵平成22年︶9月28日、トヨタが2011年︵平成23年︶9月以降、軽自動車事業に参入することを発表し、ダイハツからハイゼットトラックおよび同カーゴをOEM供給することを発表した。そして、2011年12月1日にトヨタへ﹃ピクシストラック﹄・﹃ピクシスバン﹄としてOEM供給を開始した[3]。更に2012年︵平成24年︶4月2日には富士重工業︵現・SUBARU︶へ﹃サンバー﹄︵トラック・カーゴ(バン)ともに︶としてOEM供給を開始し[4]、これによりハイゼットは3ブランドで販売される3兄弟車となった。日本国外生産
急激に円高傾向が強まった1985年︵昭和60年︶頃から、輸出を減らし、現地生産する方針を採った。 ●イタリア‥イタリアでは、ピアッジオと組み、1992年︵平成4年︶11月から2002年︵平成14年︶2月まで、6代目にあたる、S80系のトラックとバン・ワゴンを生産していた。ダイハツ版は﹁ハイゼット﹂、ピアッジオ版は﹁ポーター﹂の名称であり、1.3Lのガソリンエンジンと、ピアッジオ製の1.4Lディーゼルエンジンが選べた。当時、ディーゼルエンジンの設定は、この欧州向けモデルのみであった。生産終了に伴い、ダイハツ・ヨーロッパ有限会社(DAIHATSU EUROPE S.R.L)は、2003年︵平成15年︶10月に解散した。 ●韓国‥韓国では、亜細亜自動車︵現‥起亜自動車︶により﹁タウナー﹂という名称で生産されていた。韓国らしくLPGエンジンがメインで、日本では石油関連の業界団体の猛反発により普及しなかった、LPiも選択可能。ガソリンエンジン車は、南米向けに、輸出もされていた。 ●インドネシア‥現行10代目ハイゼットトラックをベースに直列3気筒DOHC12バルブの1KR-DE型1,000ccエンジンに換装し、現地の路面状況に最適な足回りのセッティングを施したハイマックス︵詳細は後述参照︶を現地のアストラ・ダイハツ・モーターにて生産。2016年11月10日に発売された。 ●中国‥中華人民共和国では、異なった2系列のハイゼットが生産されている。 ●天津汽車‥6代目のS65系が﹁華利﹂として生産されているが、車名で呼ばれることはほとんどなく、通常は、﹁大発﹂の方が通りが良い。 トラックは﹁TJ1010﹂系で、ロングホイールベース版には本格的なダブルキャブ︵TJ1010 SL1︶が存在する。ワゴンは﹁TJ6300﹂系で、標準尺には標準ルーフとハイルーフが、ロングホイールベースにはミッドルーフとハイルーフが設定され、高級グレードの﹁G﹂には、非常に派手なメッキのグリルが備わる。 搭載されるエンジンは、同社がシャレードも生産していた関係から、シャレード用のCB型をベースとした、850ccのTN370Q型と、1,000ccのTN376Q型となっている。 ﹁TJ6300﹂系は、他のアジア諸国同様、タクシーとしても使われている。 ●柳州五菱汽車‥こちらは、ゼブラのノックダウン生産で、部品類のほとんどを、インドネシアのアストラ・ダイハツ︵ADM︶から輸入し、天津汽車のシャレード用CB型、1,300ccの476Q型エンジンを縦置きに組み合わせている。 これらの日本国外生産車には、古くから1,000cc版が存在し、さらに、上級車種として﹁ハイゼット ゼブラ﹂や、ハイゼット1300が派生した。この末裔にあたるグランマックスは、2008年︵平成20年︶より日本へ輸入が開始され、同年2月からトヨタ・タウンエース、トヨタ・ライトエース[注 7]として販売されている。ダイハツブランドでの販売は無かったが、2020年︵令和2年︶6月タウンエースのマイナーチェンジのタイミングで日本導入されている。初代︵L35/L35V/L36/L36V︶
ダイハツ・ハイゼット(初代) | |
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初代 ハイゼットトラック L35 (左・前期型、右・中期型) | |
概要 | |
販売期間 |
トラック: 1960年11月–1967年11月 バン: 1961年5月-1967年11月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
ライトバン(3ドア) トラック |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
ZL型 空冷 356cc 直2 ZM型 水冷 356cc 直2 |
変速機 | 3MT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 | 2,999mm |
全幅 | 1,290mm |
全高 | 1,450mm |
その他 | |
その他 | 2代目S35,S36と併売 |
系譜 | |
後継 | フェロー(L37) |
2代目(S35P/S35V/S36P/S36V)
ダイハツ・ハイゼットキャブ(2代目) | |
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前期型 ハイゼットキャブ(S35P) | |
前期型 ハイゼットバン(S35V) | |
| |
概要 | |
販売期間 |
トラック: 1964年4月–1968年4月 バン: 1965年11月-1968年4月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
トラック 4ドアキャブオーバーバン |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
ZL型 空冷 356cc 直2 ZM型 水冷 356cc 直2 |
変速機 | 4MT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 | 2,995mm |
全幅 | 1,295mm |
その他 | |
その他 | 初代L35,L36と併売 |
3代目(S37P/S37V)
ダイハツ・ハイゼット360(3代目) | |
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![]() 3代目後期型ハイゼットトラック (S37P) | |
概要 | |
販売期間 |
トラック: 1968年4月–1971年9月 バン: 1968年4月-1972年2月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
トラック 4ドアキャブオーバーバン |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン | ZM型 356cc 直2 |
変速機 | 4MT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 | 2,995mm |
全幅 | 1,295mm |
その他 | |
その他 | 電気自動車 |
4代目(S38P/S38V/S40P/S40V)
ダイハツ・ハイゼット(4代目) | |
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![]() 4代目ハイゼット(S40V・後期型) | |
概要 | |
販売期間 |
360ccモデル: 1971年9月–1981年8月 550ccモデル: 1976年4月-1980年4月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バン トラック |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
ZM型 356cc 直2 AB型 547cc 直2 |
変速機 | 4MT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 |
360cc 2,995mm 550ccトラック 3,045mm 550ccバン 3,090mm |
全幅 | 1,295mm |
その他 | |
その他 |
360cc仕様は1981年まで継続生産。 550cc仕様は5代目と併売 |
5代目(S60P/S60V)
ダイハツ・ハイゼット(5代目) | |
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![]() 5代目ハイゼット (海外仕様・S61V) | |
概要 | |
販売期間 | 1977年6月–1981年4月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バンロールーフ 5ドア バンハイルーフ トラック |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン | AB型 547cc 直2 |
変速機 | 4MT |
前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
全長 | 3,195mm |
全幅 | 1,395mm |
その他 | |
その他 | 4代目と併売 |
6代目(S65P/S65V/S66P/S66V)
ダイハツ・ハイゼット(6代目) | |
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![]() 6代目ハイゼット(S66P・前期型) | |
![]() クライマー 4WD(S66P・後期型) | |
![]() | |
概要 | |
販売期間 | 1981年4月–1986年5月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バンロールーフ 5ドア バンハイルーフ トラック |
駆動方式 |
FR パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン | AB型 547cc 直2 |
変速機 | 4MT/副変速機付4MT |
前 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,810mm |
全長 | 3,195mm |
全幅 | 1,395mm |
その他 | |
その他 | 4代目S38と併売 |
ジャンボ
(S66P・後期型)
7代目(S80P/S80V/S81P/S81V/S82P/S82V/S83P/S83V)
ダイハツ・ハイゼット(7代目) | |
---|---|
7代目ハイゼット ピック (S83P・後期最初期型) | |
7代目ハイゼット クライマー ダンプ (S83P・後期最終型) | |
概要 | |
販売期間 |
550 ccモデル: 1986年5月–1990年4月 660 ccモデル:1990年4月-1994年1月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バン標準ルーフ 5ドア バンハイルーフ 2ドア トラック |
駆動方式 |
FR パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
EB型 547 cc 直3 EB型 547cc 直3 スーパーチャージャー EF型 659 cc 直3 ED型 847 cc 直3(国外仕様) |
変速機 |
4MT/副変速機付4MT 5MT/副変速機付5MT 3AT |
前 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,800 mm |
全長 |
550 cc 3,195 mm 660 cc 3,295 mm |
全幅 | 1,395 mm |
クライマー ダンプ
デフロックデカール
クライマー リフトピックダンプ
-
7代目ハイゼット
ジャンボ 2WD
(S82P) -
7代目ハイゼット
ジャンボ 4WD
(S83P) -
7代目ハイゼット北米仕様
-
ピアッジオ・ポーター バン
-
起亜・タウナー コーチ フロント
-
起亜・タウナー バン リヤ
-
起亜・タウナー トラック
8代目(S100C/S100P/S100V/S110C/S110P/S110V)
ダイハツ・ハイゼット(8代目) | |
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8代目ハイゼット バン2WD(S100V) | |
8代目ハイゼット トラック4WD (S110P) | |
概要 | |
販売期間 | 1994年1月–1999年1月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バン標準ルーフ 5ドア バンハイルーフ トラック 4ドアトラック |
駆動方式 |
FR パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
EF-NS型 659 cc 直3 SOHC (MT車のみ) EF-ES型 659 cc 直3 SOHC EF-GS型 659 cc 直3 DOHC (トラック「is」含む) |
変速機 |
5MT 副変速機付5MT 3AT |
前 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,900 mm |
全長 | 3,295 mm |
全幅 | 1,395 mm |
-
8代目ハイゼット
トラック4WD
(S110P・リヤ) -
8代目ハイゼット
トラック is
(S100P) -
ハイゼットトラック
スーパージャンボ4WD(S110P) -
ハイゼットデッキバン
4WD(S110W・リヤ) -
8代目ハイゼット
天晴ロゴ
9代目(S200/S201/S210/S211)
ダイハツ・ハイゼットカーゴ(9代目) | |
---|---|
9代目ハイゼットカーゴ スペシャル4WD (S210V・前期型) | |
概要 | |
販売期間 | カーゴ:1999年 – 2004年 |
デザイン | イタルデザイン・ジウジアーロ |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バンロールーフ 5ドア バンハイルーフ 4ドアトラック |
駆動方式 |
FR パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
EF-SE型 659cc 直3 SOHC (MT車のみ) EF-VE型 659cc 直3 DOHC DVVT EF-DET型 659cc 直3 DOHCターボ |
変速機 |
5MT/副変速機付5MT 4AT / 3AT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,400mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,855mm |
その他 | |
その他 | セミキャブ |
ダイハツ・ハイゼットトラック(9代目) | |
---|---|
9代目ハイゼットトラック エクストラ4WD (S211P・2007年12月〜2011年11月) | |
9代目ハイゼットトラック エアコン・パワステスペシャル4WD (S211P・2012年12月〜2014年9月) | |
概要 | |
販売期間 |
1999年 – 2007年(S200/210P系) 2007年 - 2014年(S201/211P系) |
ボディ | |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | トラック |
駆動方式 |
FR パートタイム4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
EF-SE型 659cc 直3 SOHC (MT車のみ) EF-VE型 659cc 直3 DOHC DVVT KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT(S201/211P系トラックのみ) |
変速機 |
5MT/副変速機付5MT 3AT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,900mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,855mm |
その他 | |
その他 | フルキャブ |
姉妹車 |
トヨタ・ピクシストラック(初代) スバル・サンバートラック(7代目) |
カーゴ︵S200V/S210V︶
1999年1月6日 フルモデルチェンジ。型式は2WD車が﹁S200﹂、4WD車が﹁S210﹂となる。衝突安全ボディを採用し、前面衝突安全基準をクリア。 バンは後述するトラックと異なるユーザーのニーズ・使い方に対応するため、運転のしやすさや快適性を考慮しセミキャブタイプ化︵エンジン位置は従来通り前席下︶。リアランプは3連タイプを採用。名称をカーゴに変更、車体デザインはジウジアーロ率いるイタルデザイン・ジウジアーロが手懸けた。 ﹁エクストラ﹂と﹁デラックス﹂にはカラードバンパーを採用。全グレードにエアコンとAMラジオ︵﹁スペシャル﹂は日本語表記仕様︶が標準装備され、﹁エクストラ﹂と﹁デラックス﹂には油圧式パワーステアリングとバックドア連動パワードアロックも装備される。また、万一の衝突時にドライバーの被害を低減する国産車初の引き込み式ステアリングを採用した。グレード体系は﹁2シーター﹂・﹁スペシャル﹂・﹁エクストラ﹂・﹁デラックス﹂の4グレードで﹁2シーター﹂と﹁スペシャル﹂は標準ルーフ、ハイルーフの2タイプを用意した︵﹁エクストラ﹂・﹁デラックス﹂はハイルーフのみ︶。 1999年4月23日 電気自動車をフルモデルチェンジ。9代目カーゴベースとなる。 1999年12月13日 カーゴに﹁スペシャル﹂をベースにしたCNG車を追加。ツインカムDVVT EFIエンジンにより、ガソリン車とほぼ同じ動力性能を実現した他、ガスボンベを大型化し一充填走行距離を大幅に向上。生産のインライン化により従来型に比べ価格を最大で65.9万円引き下げ、納車期間を短縮。新たにAT車も設定された。 一部改良。カラードバンパーと乗降アシストグリップ︵運転席・助手席︶、および5MT車にクラッチスタートシステムを全グレードに追加採用。ツインカムDVVT3気筒12バルブEFIエンジンを搭載し、宅配業者向けに、強化フロントドア、キーレスエントリーを標準装備した﹁デリバリーらくらくパック﹂を追加。また、助手席シートバックを前倒しすることで長尺物等の積載に対応する2,530 mmの超ロングスペースを確保する助手席前倒し機構を﹁スペシャル﹂を除く全グレードに装備。さらに、﹁スペシャル﹂にはリアワイパーとバックドアパワードアロックが、﹁デラックス﹂には助手席シートスライド&リクライニング、間欠式2スピードワイパー、フューエルリッドオープナーが、﹁エクストラ﹂には運転席SRSエアバッグ、AM/FM付カセットステレオ、キーレスエントリー、ホイールキャップがそれぞれ追加された。 2000年4月14日 LPG車を追加。トラックLPG車のEFGI︵電子制御ガスインジェクション︶エンジンをさらに改良して搭載、始動性や動力性能、燃焼効率、バルブまわりの耐久性を高めた[5]。また、先に発売されたCNG車同様にAT車が追加設定された。 2001年1月16日 マイナーチェンジ。バンパー、フロントグリル、リアコンビランプ、シート表皮を変更。さらに、フロアとフロント周りの形状を変更し、乗降性を向上させた。さらに、﹁スペシャル﹂には助手席シートスライド&リクライニングを、﹁デラックス﹂には助手席サンバイザーを追加した。また、新グレードとして、パワーウィンドウやチャイルドセーフティ等を装備し、快適性能を高めた﹁クルーズ﹂を追加した︵﹁クルーズ﹂は﹁アトレー﹂に設定されていた﹁CL﹂の後継モデルで、﹁クルーズ﹂追加に伴い﹁エクストラ﹂を廃止︶。 2001年7月3日 小型自動車登録のハイゼットグランカーゴを発売︵同年11月終売となったデルタバンの受け皿。2004年11月に製造終了︶。 2001年9月18日 カーゴCNG車を一部改良。大容量ボンベ仕様車が軽自動車初の﹁超-低排出ガス﹂認定を取得。標準ボンベ仕様車もガスボンベ容量を拡大︵58L→65L︶するとともに、容量の異なるボンベを使用しレイアウトを変更したことにより後席居住性や荷室利便性を向上した。 2002年1月15日 一部改良。エンジンの出力をアップし、走行性能を向上するとともに環境性能も向上し、EF-SE型エンジン搭載車は﹁良-低排出ガス車︵★︶﹂、EF-VE型エンジン搭載車は﹁優-低排出ガス車︵★★︶﹂認定を取得した。一部に4AT車が設定されたことにより4WD車の燃費も向上された。また、新たに﹁デラックスターボ﹂を追加。﹁クルーズ﹂にはメッキグリル、乗用タイプ分割リアシート、新シート表皮、ポケット付デッキサイドトリムなどの乗用装備が加わり、パワーステアリングを全グレードに拡大、﹁スペシャル﹂を除く全グレードにキーレスエントリーも装備された。また、サスペンションの見直しにより乗り心地を向上した。 2002年4月22日 一部変更。﹁スペシャル﹂の3AT車に﹁超-低排出ガス車︵★★★︶﹂認定を取得した低排出ガス仕様﹁スペシャルクリーン﹂を追加した。 2003年6月2日 一部改良。液晶式オドメーター&トリップメーター付電子式メーターを装備。カーゴは﹁デラックス﹂、﹁デラックスターボ﹂に運転席SRSエアバッグ&フォースリミッター機構付フロント3点式シートベルト、フロントパワーウィンドウ等を追加。﹁クルーズ﹂はシート表皮とドアトリムを変更し、専用のボディカラーとしてブラックマイカを追加。EF-SE型エンジン搭載車の燃費を向上した。 2004年12月19日 ハイゼットカーゴの次世代型販売のため販売終了。トラック・パネルバン︵S200P/S201P/S210P/S211P・S200C/S201C/S210C/S211C︶
1999年1月6日 フルモデルチェンジ。型式は2WD車が﹁S200﹂、4WD車が﹁S210﹂となる。衝突安全ボディを採用し、前面衝突安全基準をクリア。 フルキャブタイプを継承しつつ、先述のカーゴ︵バン︶と異なりプラットフォームは8代目トラックの設計の多くを踏襲し、新規格に対応させるための設計変更[注 11]で極力コストを抑えて開発された。基本的に8代目トラックをベースとしているものの、外見上のキャビン周りの造形は極力現代風のしつらえに刷新されており、ノーズ付キャビンと大型異型ヘッドランプにより個性的なフロントマスクが採用され、内装に関しては当然インパネも新造形となった。﹁エクストラ﹂にはカラードバンパーとラジエターグリル風フロントメッキガーニッシュを、﹁デラックス﹂にもラジエターグリル風フロントメッキガーニッシュを装備した。安全対策を行いながらも荷台長を1,940mmに、床面フロア長も2,020mmに拡大︵ローダンプ、パネルバンを除く︶。また、万一の際のドライバーへの損害を低減するブレイクアウェイ・ステアリングコラム、衝撃吸収ウレタンステアリングを全車に採用した。ボディ全体の表面積の約85%に亜鉛メッキが処理された防錆鋼板を使用するとともに︵ただしパネルバンはキャビン周りのみ処理︶、カチオン電着塗装を施し、高い防錆性能を実現。さらに、一方開﹁スペシャル﹂、ローダンプ、パネルバンを除く全グレードには荷箱を全面メッキ化し、厳しい条件下でも耐久性を高めた﹁ストロング防錆仕様﹂をオプション設定。この仕様では軽トラック初となる錆による穴あき5年、表面錆3年の長期保証を実現した。グレード体系は﹁スペシャル﹂・﹁デラックス﹂・﹁エクストラ﹂・パネルバン︵4WD車は5MTのみ︶の4グレードの他、4WD専用の﹁スペシャル農用パック﹂、﹁クライマー﹂、ローダンプの3グレードも用意される。ちなみに﹁スペシャル﹂の2WD・5MT車に限り、当初三方開タイプの他に、一方開タイプも用意されていた。 なお、9代目ハイゼットトラックに標準装着のサイドミラー︵ディーラーオプション除く︶は8代目から引き続き運転席側、助手席側ともに5代目、および6代目スバル・サンバーと共用の部品が使用されているため富士重工業の刻印︵○の中に﹁フ﹂のCI︶が入っている。 1999年9月16日 新開発のEFGI︵電子制御式フィードバック・ガス・インジェクション︶採用エンジンを搭載したLPG車を追加。 2000年2月4日 一部改良。カラードバンパーと乗降グリップ︵助手席のみ︶、および5MT仕様車にクラッチスタートシステムを全グレードに追加採用。﹁スペシャル﹂のエンジンをツインカムDVVT3気筒12バルブEFIエンジンに変更し、バッテリカバー、シガーライター、間欠式2スピードワイパー、Hi-Lo切替式パートタイム4WD︵4WD車︶を装備した﹁ツインカムスペシャル﹂と﹁スペシャル﹂に前述のストロング防錆仕様を標準化した﹁スペシャル ストロング防錆パック﹂を追加し、﹁スペシャル﹂の一方開タイプ︵2WD・5MT車専用︶および﹁デラックス﹂を廃止。﹁エクストラ﹂にはパワーステアリングとAM/FM付ステレオも追加された。 2001年1月16日 一部改良。AT車全車およびMT車のEF-VE型ツインカムDVVT3気筒12バルブEFIエンジン搭載車に樹脂製エンジンアンダーカバーが標準装備化され、4WD車全車にメーカーオプションで13インチラジアルタイヤ︵145R13 LT 6PR︶/ホイールが選択可能となった。またガードフレームを角パイプ化し、ロープフックの形状を改良すると同時にリアゲート部にも追加したことで荷役性を向上させた。また、ホイールハウス上部の形状を改良し乗降性も向上させた。﹁エクストラ﹂にはカラードドアミラー&ドアアウターハンドル、大型荷台作業灯、格納式テールゲートチェーン、リア4枚リーフスプリング(4WD)、スーパーデフロック(4WD)を追加装備した。 両タイプともMT車にクラッチスタートシステムを追加し、AT車はトルクコンバーターの効率を改善し燃費を向上。軽貨物車車外騒音規制に対応した。 2002年1月15日 一部改良。エンジンの出力をアップし、走行性能を向上するとともに環境性能も向上し、EF-SE型エンジン搭載車は﹁良-低排出ガス車︵★︶﹂、EF-VE型エンジン搭載車は﹁優-低排出ガス車︵★★︶﹂認定を取得した。カーゴの一部に4AT車が設定されたことにより4WD車の燃費も向上された。﹁エクストラ﹂にエアコンを追加し、シート表皮を変更。﹁スペシャル﹂と﹁ツインカムスペシャル﹂にはエアコン&パワーステアリング装着車を設定した。 2003年6月2日 一部改良。液晶式オドメーター&トリップメーター付電子式メーターを装備。﹁スペシャル﹂をベースに、エアコン、パワーステアリング、間欠ワイパー、助手席サンバイザーなどを装備した﹁エアコン・パワステスペシャル﹂を追加した。 2004年12月20日 大規模なマイナーチェンジ︵一次改良︶[注 12]。中期型となる。主にキャビン部分のデザインを中心に大幅にリファイン[注 13]するとともに、ガードフレーム︵鳥居︶は薄型化し荷台への張り出しをなくしたことにより、箱物を重ねて積む際の効率を上げるとともに、ガードフレーム荷台長を1,945mmに拡大した。このため、これ以降の9代目モデルを俗に9.5代目と呼ぶことも決して少なくない。ボディカラーを一新し、これまでのホワイトとブルーイッシュシルバーメタリックに代わり、オフホワイトとファインシルバーメタリック[注 14]に変更。ブルーは廃止となった。また、ユーザー調査に基づき、大型グローブボックスや大型インパネセンターポケット等豊富な収納スペースを確保、タイヤの切れ角アップにより、最小回転半径3.7mを実現︵従来型の最小回転半径は3.8m︶。このほか、パワーステアリング装着グレードに関してはこれまでの油圧ポンプによるエンジン回転数感応式から電動モーターによる車速感応式に変更された。ボディの塗装に関しては、後述するデッキバンを含む10代目カーゴ同様、ウレタン塗料を油性系から水性系に変更し下塗り塗料の材質を改善することで防錆力を20%向上。さらに亜鉛メッキ処理された防錆鋼板の使用比率をボディ全体の表面積の約90%まで︵従来型は約85%︶に引き上げた。また、従来モデルよりさらに錆に強くなったオールステンレスマフラーを全車に標準装備し、メーカーオプションの﹁ストロング防錆パック﹂は荷台・ゲートのヒンジや接合部のメッキ膜圧をアップし、防錆力が強化されたほか、キャビン周りの防錆処理も若干強化されている[注 15]。なお、マイナーチェンジに伴い、生産拠点をダイハツ車体︵現・ダイハツ九州︶の大分・中津市に建設された新工場に移した。 2006年12月 トラックを一部改良︵仕様変更扱い︶。2007年1月から施行される側面、および下面の視認性に関する法規に対応するため、全車に助手席側アンダーミラー付サイドミラーを標準装備化。ただし運転席側のサイドミラーはこれまで通り5代目、および6代目スバル・サンバーと共用の部品が使用される。これに伴い、ジャンボに運転席側SRSエアバッグを標準装備化し、更にジャンボを除くトラック全車にデュアルSRSエアバッグをメーカーオプション設定︵ジャンボのみ助手席側SRSエアバッグをメーカーオプション設定︶し安全性を向上。ヘッドランプレベライザーが標準装備となる。 2007年12月10日 トラックをマイナーチェンジ︵二次改良︶。型式が2WD車でS201P型、4WD車でS211P型にそれぞれ変更。後期型となる。全車エンジンがこれまでのEF-SE/EF-VE型エンジンから新開発のKF-VE型ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンに変更したことでドライバビリティと燃費性能が向上。特に2WD・AT車は﹁平成22年度燃費基準+10%﹂を達成した。ただしエクステリアデザインに関しては大規模マイナーチェンジ実施後の﹁S200P/210P﹂からそのまま継続された。この他、全車に間欠ワイパーを標準装備化されボディカラーが一部変更となり[6]、5MT車のシフトノブの形状、およびインテリアカラー[注 16]もそれぞれ変更された。﹁スペシャル﹂および﹁農用スペシャル﹂、﹁エアコン・パワステスペシャル﹂はいずれもボディカラーはオフホワイトのみに整理され[注 17]、﹁エクストラ﹂にはキーレスエントリーシステムと以前はカセットステレオだったが1DINのAM/FM付CDステレオ(CD-R/RWに対応)&10cmフロントスピーカーを追加、﹁エアコン・パワステスペシャル﹂は日本語表記のAM/FMラジオを装備した。これに伴いツインカムエンジン搭載の5MT車専用の特装仕様﹁ツインカムスペシャル﹂および﹁エアコン・パワステ ツインカムスペシャル﹂はそれぞれ廃止され、同時に﹁エクストラ﹂のツートーンボディカラーのメーカーオプション設定も廃止された。以前はエアコン非装備グレードも多数あったが、﹁エクストラ﹂・﹁デラックス﹂は標準装備。﹁スペシャル﹂はオプション(注文時でエアコンを取り付ける)という体系である。 2010年8月17日 一部改良。同年9月に施行されるJC08コールドモード排出ガス基準をクリア。装備面ではシガーライターとバッテリーカバーを全車標準装備化。これに伴い﹁農用スペシャル﹂はエアコン、パワーステアリング、日本語表記のAM/FMラジオが標準装備化された。 2010年12月 ハイゼットトラックが日本国内でのトラック︵軽・小型・普通︶の車名別年間販売台数で39年間首位を守り続けたスズキ・キャリイを上回り、初の首位となった。 2011年12月1日 一部改良。2012年7月から改正されるシート、およびシートベルトに関する保安基準の改正に適合。ヘッドレストの大型化、およびシートベルトプリテンショナーなど安全面に対する法規の強化に伴う対応を実施。ジャンボなど、一部を除くトラックベースの特装車に運転席エアバッグが標準装備となる一方で、バッテリーカバーの﹁HIJET﹂ロゴのレリーフの廃止、および4WD車の後部正面アオリの﹁4WD﹂ロゴのデカールの貼付の廃止、一部の特装車が廃止となった。ボディカラーについては、﹁オフホワイト﹂︵W20︶を廃止し、前期型S200P系以来となる﹁ホワイト﹂︵W09︶を7年ぶりに復活させた。同時に、トヨタ自動車へピクシストラックとしてOEM供給を開始した[注 18]。 2012年4月2日 富士重工業︵現・SUBARU︶へ7代目サンバートラックとしてOEM供給を開始。 2012年12月17日 一部改良︵仕様変更扱い︶。2013年1月から施行される灯火器及び反射器等に関する法規に対応するため後方反射板を追加装備︵ただし特装車の一部を除く︶し、夜間の積み降し作業時や乗降時の安全性を向上。防錆鋼板の採用範囲拡大︵約90% → 約95%︶、ボデーシーラーの塗布範囲拡大を実施し耐蝕性の向上が図られるとともに、触媒の変更により全車がJC08モード燃費に対応となった。最廉価グレードの﹁スペシャル﹂の基本装備に関しては日本語表記のAMラジオから同・日本語表記のAM/FMラジオに変更となった。 2013年12月20日 特別仕様車﹁VS﹂シリーズを発売[7]。﹁エアコン・パワステスペシャル﹂、﹁農用スペシャル﹂、﹁エクストラ﹂及び特装車シリーズの﹁ハイルーフ﹂をベースに、ラジエターグリル風大型フロントメッキグリル[注 19]、カラードバンパー、あゆみ板掛けテールゲート、格納式テールゲートチェーン、大型荷台作業灯の5点[注 20]を特別装備したほか、3層塗装の採用、荷台下フレームの外面と下面にアンダーコートの塗布と防錆ワックスの追加、ガードフレームと荷台ヒンジに防錆処理を行い、荷台ヒンジには防錆材を施すことで防錆性能を強化し、サビ保証も小型普通車並みのボディ外板表面サビ3年・ボディ外板穴あきサビ5年に延長した。﹁ハイルーフ"VS"﹂除く全グレードにはメーカーオプションで﹁アップグレード防錆パック﹂の設定も可能となる。装備の追加や基本性能の強化を行いながらも車両本体価格はベース車と同一価格に設定︵据え置き︶された。ボディカラーはカタログカラーの﹁ブライトシルバーメタリック﹂に加え、本仕様車専用色の﹁ブラックマイカメタリック﹂と﹁ブルーマイカメタリック﹂、そして﹁ホワイト﹂の3層塗装仕様︵W19︶を加え、軽トラックのボディカラーでは最多となる4色が用意される。 2014年7月 次世代型販売のため、注文受付終了、および生産終了。 2014年9月1日 ダンプ、保冷車、パネルバン等の特装車を除くトラック販売終了。 2014年10月13日 ダンプ、保冷車、パネルバン等の各種特装車シリーズ販売終了。9代目シリーズは全て販売終了となった。カーゴ4WD
(前期型・リヤ)
カーゴ4WD
(後期型)
カーゴ4WD
(後期型・リヤ)
デッキバン GX
パネルバン(前期型)
-
9代目ハイゼットトラック
(前期型(画像左・S210P)と後期型(画像右・S211P)) -
9代目ハイゼットトラック
エクストラ4WD
(S210P・前期型) -
9代目ハイゼットトラック
スペシャル4WD
(S210P・前期型・リヤ) -
9代目ハイゼット
ジャンボ4WD
(S211P・後期型) -
9代目ハイゼット
トラックハイルーフ4WD
(S210P・中期型) -
9代目ハイゼットトラック
室内
(S200P・前期型)
※画像はスペシャル2WDのもの
10代目(11代目含)(S320V/S321V/S330V/S331V/S500P/S510P)(S700V/710V)
ダイハツ・ハイゼットカーゴ(10代目) | |
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![]() デラックス"SA III"2WD (S321V・2017年11月改良型) | |
![]() 特装車2WD (S320V・2004年12月販売型) | |
概要 | |
販売期間 |
カーゴ:2004年12月 – 2007年12月(S320/330V型) カーゴ:2007年12月 - 2021年12月(S321/331V型) |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4人 |
ボディタイプ |
5ドア バンロールーフ 5ドア バンハイルーフ |
駆動方式 |
後輪駆動 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
カーゴ2004年販売型: EF-SE型 659cc 直3 SOHC EF-VE型 659cc 直3 DOHC DVVT EF-DET型 659cc 直3 DOHC ターボ カーゴ2007年改良型: KF-VE型 直3 658cc DOHC DVVT KF-DET型 658cc 直3 DOHC ターボ |
変速機 | 5MT/3AT/4AT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:3リンク+コイルスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:3リンク+コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,450mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,890mm |
車両重量 |
880-980kg (いずれも特装車を除く) |
その他 | |
姉妹車 |
トヨタ・ピクシスバン(初代) スバル・サンバーバン(7代目) |
ダイハツ・ハイゼットトラック(10代目) | |
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![]() スタンダード"SA IIIt"2WD (S500P・2018年5月改良型) | |
![]() エクストラ 4WD CVT (S510P・2021年12月改良型) | |
概要 | |
販売期間 | 2014年9月 – (S500/510P) |
ボディ | |
乗車定員 | 2人 |
ボディタイプ | トラック |
駆動方式 |
後輪駆動 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | KF-VE型 直3 658cc DOHC DVVT |
変速機 | 5MT/4AT/CVT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | トラック:1,900mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,890mm |
車両重量 |
740-880kg (いずれも特装車を除く) |
その他 | |
姉妹車 |
トヨタ・ピクシストラック(2代目) スバル・サンバートラック(8代目) |
カーゴ︵S320V/S321V/S330V/S331V︶
2004年12月20日 カーゴのみ先行フルモデルチェンジ。テールランプとリアのナンバープレートがリアバンパーにビルトインされたデザインとなる。ただしトラックは先述の通りビッグマイナーチェンジを施行し、9代目モデルを継続生産。型式は2WD車が﹁S320V﹂、4WD車が﹁S330V﹂となる。高い積載能力が目でわかる新ボクシースタイルとなった。インテリアも一新され、スイッチ類も運転席まわりに集中配置し使いやすさを向上。ビッグマイナーチェンジを受けたトラックと同様、大型グローブボックスや大型アンダートレイなどの豊富な収納スペースを備えるとともに、荷室にはユースフルナットやユーティリティホールも備えられ、ユーザー自身で自在に使えるように工夫された。ホイールベースを2,450mmに拡大し、操作安定性を向上するとともに、リアサスペンションに﹁アトレーワゴン﹂と同じ3リンクコイルを採用[注 21]したことで乗り心地も向上し、ボディの約75%以上に亜鉛メッキ合金を用いた防錆鋼板の採用拡大、並びにステンレス製マフラーの標準装備により先代モデルのカーゴに対し、防錆性能が強化された。﹁スペシャル﹂の低公害仕様である﹁スペシャルクリーン﹂は﹁平成17年基準排出ガス50%低減レベル︵☆☆☆︶﹂を達成した。また、骨格を新しくした衝突安全ボディ﹁TAF﹂も採用。プリテンショナー&フォースリミッター機構付シートベルトも標準装備された。グレード体系を一部変更し、従来の﹁スペシャル﹂、﹁スペシャルクリーン﹂、﹁デラックス﹂、﹁クルーズ﹂に加え、EF-DET型インタークーラーターボエンジンを搭載した﹁クルーズターボ﹂が設定された。﹁クルーズターボ﹂の最大積載量は2名乗車時で200kgとなっている︵その他のグレードは同350kg︶。なお、この10代目︵トラックは9代目の2004年マイナーチェンジ後︶から、大分県中津市に移転したダイハツ車体︵現・ダイハツ九州︶が生産担当している。尤も、10代目ハイゼットカーゴは生産開始から生産終了まで17年に渡り、改良を重ねつつ生産された歴代ハイゼットシリーズの中でも一番の長寿モデルでもあった︵次いで先述の9代目ハイゼットトラックの15年8か月︶。 2005年8月29日 軽商用車初のハイブリッド車﹁カーゴ ハイブリッド﹂を追加。エンジンとトランスミッションの間に薄型モーターを配置した小型のハイブリッドシステムを搭載し、ガソリン車と同等の4名乗車と荷室性能を保持。また、車両停車時にエンジンを停止するアイドリングストップシステムも採用し燃費の向上を試みた。しかしながら10・15モードで(NA/2WD/AT車で15.6km/lであるところ)20.0km/Lと特筆できるものではなかったこと、さらに車両本体価格が200万円を超えたことから、ユーザーは官公庁や環境問題に関心が高い顧客層に限られた[8]。 2005年10月3日 一部改良。デュアルSRSエアバッグをハイブリッドを除く全グレードに拡大装備し安全性を向上。また、1DIN AM/FM付ステレオ︵﹁スペシャル﹂・﹁スペシャルクリーン﹂・﹁デラックス﹂はカセットステレオ、﹁クルーズ﹂・﹁クルーズターボ﹂はCDステレオ︶&10cmフロントドアスピーカーを全車標準装備したほか、﹁スペシャル﹂・﹁スペシャルクリーン﹂には全ドア連動パワードアロック、助手席サンバイザー、助手席前倒し機構、全ドア開閉連動ルーフランプ︵フロント︶&荷室ランプ、フューエルリッドオープナーを装備し機能性を向上。﹁デラックス﹂にも助手席前倒し機構を採用し、﹁クルーズ﹂は電動格納式カラードドアミラーを装備した。 2006年2月1日 ﹁カーゴ ハイブリッド﹂が軽商用車初の﹁平成17年度基準排出ガス75%低減レベル︵☆☆☆☆︶﹂を取得するとともに、﹁平成22年度燃費基準+5%[注 22]﹂を達成。 2007年12月10日 マイナーチェンジ。型式は2WD車が﹁S321V﹂、4WD車が﹁S331V﹂となる︵﹁カーゴ ハイブリッド﹂は除く︶。エンジンをKF型エンジンに変更し[注 23]、燃費を向上。さらに、フロントバンパーのデザインを変更するとともに、3本スポークウレタンステアリングホイールと明るいグレー色基調採用のインテリアに変更。この他、ボディカラーが一部変更となり[6]、﹁クルーズ﹂と﹁クルーズターボ﹂にはリヤ3点式ELRシートベルト(チャイルドシート固定機構付)を追加し、﹁ハイブリッド﹂は助手席サンバイザーやフューエルリッドオープナー等を追加。日本語表記対応のAM/FMラジオを新設定した︵スペシャル、スペシャルクリーン、デラックス、ハイブリッド︶。 2010年5月 販売低迷(理由は上述)のため、﹁カーゴ ハイブリッド﹂の生産終了︵翌月に販売終了︶[9]。以後はガソリン車のみのラインナップとなる。(S321V・2017年後期型)
リヤ
デラックス4WD
(S331V・2017年後期型)
西置賜行政組合消防署 飯豊分署広報車
デラックス4WD
(S331V・2017年後期型)
西置賜行政組合消防署 飯豊分署広報車
リヤ
クルーズ4WD(S331V・2007年中期型)
特別仕様車
リミテッド
(S330W・2004年前期型)
トラック︵S500P/S510P︶
2014年9月2日 継続販売していた9代目から15年8か月ぶりにフルモデルチェンジ[注 29][22]。型式は2WD車が﹁S500P﹂、4WD車が﹁S510P﹂となる[23]。 プラットフォームを刷新[注 30]しドア開度を拡大したことで乗降性を高めた。またフロントガラスを前出ししてステアリング角度を見直し、運転席スライド量をアップしたことで室内空間を広く取った。フロントパネルはプロボックス/サクシード︵2014年9月改良型︶や5代目ハイエース/2代目レジアスエースなどで使用されている台形となっており、より迫力のあるデザインとなった。ボディ骨格の見直しやパネル剛性アップにより音を伝わりにくくし、マフラー容量を拡大したことでノイズの発生も抑えた。ロアアームを含むフロントサスペンションの形状を変更することでノーズダイブ現象を低減して操舵安定性を高め、ショートホイールベースは先代から踏襲することで、最小回転半径を3.6mに縮小した[注 31]。外観はフロントフェイスを分厚くし、グリル形状を立体的にすることで押出し感を、ヘッドランプに眼力を、ホイールアーチに躍動感を持たせた。ボディカラーは9代目の特別仕様車﹁VS﹂での4色展開から拡大し、これまで軽トラックでは設定されていなかった﹁トニコオレンジメタリック[注 32]﹂、﹁ライトローズマイカメタリック[注 33]﹂、﹁ミストブルーマイカメタリック[注 34]﹂、﹁オフビートカーキメタリック﹂の4色を加えた8色展開となった[注 35]。 軽乗用車のミライースで採用されている﹁e:Sテクノロジー﹂を導入し、エンジンは高圧縮比化、メカニカルロス低減、電子スロットルなどを採用。MT車は低粘度オイルを採用し、5速をハイギア化。AT車は軽トラック初の電子制御式4速ATを採用。併せて、充電制御と省電力型のフューエルポンプを採用したことで燃費を向上し、﹁ハイルーフ﹂と﹁ジャンボ﹂を除く4AT車は﹁平成27年度燃費基準+10%﹂、5MT車及び﹁ハイルーフ﹂と﹁ジャンボ﹂の4AT車は﹁平成27年度燃費基準﹂をそれぞれ達成した[注 36]。 安全面ではボディ骨格の見直しに加え、高張力鋼板を採用したことにより衝突時のエネルギーを効率よく分散・吸収する骨格構造となり、運転席SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルトを全車に標準装備し、2016年4月から実施された最新法規56km/hオフセット衝突に対応。防錆面ではアッパーボディの表面の100%を防錆化し、フレームの防錆鋼板の範囲拡大、3層塗装︵カチオン電着塗装・中塗り・表面塗り︶の標準化に加え、軽トラックで初めてフロントパネルを樹脂化し、飛び石などの直撃が原因で塗装が傷つき剥がれることによる錆も防止した。 また、新色4色を含む7色のボディカラーが選べ、インテグレートCD・AM/FM付ステレオ、シルバー塗装のカラードドアミラーとカラードドアアウターハンドルをセットにした﹁選べるカラーパック︵﹁スタンダード"エアコン・パワステレス"では設定不可︶﹂、軽トラック初採用となるスーパーUV&IRカットガラス︵フロントドア︶/IR&UVカットガラス︵フロントウィンドウ︶、バニティミラー、スーパークリーンエアフィルターの快適装備をまとめた﹁ビューティパック﹂、メッキフロントグリル、マルチリフレクターハロゲンフォグランプ、トップシェイドガラスなどをまとめた﹁スタイリッシュパック﹂、撥水加工フルファブリックシート表皮、インテグレートCD・AM/FM付ステレオ、スモークガラス︵リアウィンドウ︶など室内を快適にする装備をまとめた﹁キャビンパック﹂、ガードフレーム︵T字フック・可倒式ストッパー付︶、格納式テールゲートチェーン、大型荷台作業灯をセットした荷台の作業効率を高める﹁荷台パック﹂、助手席SRSエアバッグとEBD機能付ABSをセットにした﹁安全パック﹂、電波式キーレスエントリー︵アンサーバック機能付︶、パワーウィンドウ、パワードアロックをまとめた﹁省力パック︵﹁エクストラ﹂は標準装備︶﹂、荷台・ガードフレーム・フック・ヒンジに全面フルメッキ加工、ゲート︵サイド・テール︶に高性能防錆鋼板、下回りにアンダーコートと防錆ワックスを施した防錆能力を高めた﹁ストロング防錆パック﹂、﹁選べるカラーパック﹂と﹁ビューティーパック﹂をセット化した、農林水産省主催の企画﹁農業女子プロジェクト﹂とのコラボレーションモデルである﹁農業女子パック﹂と用途に応じた豊富なセットオプションも用意された[24]︵﹁ビューティパック﹂と﹁農業女子パック﹂は9月末販売開始︶。 グレード体系も再編し、発売当初は標準グレードの﹁スタンダード﹂と上級グレードの﹁エクストラ﹂を基本とする体系となり、﹁スタンダード﹂にはより割安な価格設定とした﹁エアコン・パワステレス﹂と4WD・5MT専用の農繁仕様﹁農用スペシャル﹂が設定される。﹁ハイルーフ﹂と﹁ジャンボ﹂は遅れて9月中旬より販売を開始した。 なお、荷台右下に装着されている車名デカールも変わり、9代目までは2段で﹁HIJET﹂と﹁DAIHATSU﹂で並んだデザインから、フロントのエンブレムと同じダイハツのCIと﹁HIJET﹂ロゴが横並びされたデザインとなった。ただし、フルモデルチェンジ当初は安全装備のひとつであるスマートアシストは﹁安全パック﹂も含めて全グレードで搭載されなかった。 2014年10月14日 特殊車両をフルモデルチェンジ[25]。10代目トラックベースの特殊車両はダンプシリーズ、リフトシリーズ、保冷・冷凍シリーズ、配送シリーズの4シリーズ・全12車種が設定されている。 ダンプシリーズは全車種で先代から荷台を低床化︵﹁多目的ダンプ﹂・﹁土砂ダンプ﹂・﹁清掃ダンプ﹂は荷台床面地上高を先代比25mm、﹁ローダンプ﹂は5mm低床化︶し、﹁清掃ダンプ﹂を除く全車種は荷台ステップを車両左側にも追加。﹁多目的ダンプ﹂と﹁ローダンプ﹂は大型荷台作業灯をオプション設定を追加。また、﹁土砂ダンプ﹂を除く全車種はスペアタイヤの汚れを防ぐスペアタイヤカバーを追加した。またAT車の設定が拡大された。 リフトシリーズは特にスイングアーム式の﹁コンパクトテールリフト﹂で改良を施し、荷物乗降用プラットフォームを約100mm拡張し、リフト上昇・下降完了時の動作音を改善した。 保冷・冷凍シリーズはトプレックと連携した﹁トプレック低温冷凍車﹂と東洋ブラザー工業と連携した﹁東洋ブラザー工業製保冷車﹂を新たに設定。 配送シリーズは全車種の4WD車にAT車を追加設定した。 2014年12月22日 トラックに新セットオプション﹁エコパック﹂を追加設定[26]。 リアデファレンシャルギアをハイギア化し、MTに副変速機︵エコ・楽モード切替機構︶を追加したことで、21.0km/L︵JC08モード燃費︶[注 37]の低燃費と静かな走行を実現。これにより、AT車と同じ﹁平成27年度燃費基準+10%[注 38]﹂を達成した。また、車両を停止し、クラッチペダルを踏み込んだ状態で副変速機のトランスフォーレバーをLoに切り替えることで﹁エコパック﹂非装備の状態で走行することもできる。本セットオプションは﹁スタンダード﹂・﹁エクストラ﹂・﹁ハイルーフ﹂・﹁ジャンボ﹂の各5MT車︵ただし﹁エクストラ﹂・﹁ジャンボ﹂は2WD車のみ︶で設定が可能である。 2015年10月26日 トラックに誕生55周年記念特別仕様車﹁55th Anniversary ゴールドエディション﹂並びに﹁スタンダード"55th Anniversary バリューエディション"﹂を発売[27]。 ﹁55th Anniversary ゴールドエディション﹂は﹁スタンダード﹂・﹁エクストラ﹂・﹁ハイルーフ﹂・﹁ジャンボ﹂をベースに、外観はフロントグリルをゴールドメッキに、アウタードアミラーをブラック︵ボディカラーで﹁ホワイト﹂又は﹁シルバー﹂選択時はボディ同色︶に、アウタードアハンドルをボディ同色にそれぞれ変更し、12インチフルホイールキャップ、トップシェイドガラス、専用Anniversaryエンブレム︵フロントドア、テールゲート︶を特別装備。さらに、﹁スタンダード﹂と﹁ハイルーフ﹂にはマルチリフレクターハロゲンフォグランプ︵専用ゴールドベゼル付︶、大型荷台作業灯、専用ゴールドフェイスプレート付インテグレートCD・AM/FM付ステレオ&10cmスピーカー+AUX端子、メッキステアリングオーナメントも特別装備した[注 39]。ボディカラーは通常の﹁選べるカラーパック﹂設定時に選択できる﹁ブルーマイカメタリック﹂と﹁オフビートカーキメタリック﹂が選択不可となる代わりに、専用ボディカラーとして、﹁アーバンナイトブルークリスタルメタリック︵オプションカラー︶[注 40]﹂と﹁マスカットグリーンメタリック[注 41]﹂を加えた8色展開となる。 ﹁スタンダード"55th Anniversary バリューエディション"﹂は﹁スタンダード"エアコン・パワステレス"﹂の2WD・5MT車から更に装備内容を絞り込み、大型インパネロアポケットからカード・ペンホルダー&パーティションを省き、ショッピングフックをインパネのみに︵通常はバックパネルにも装備︶、AM/FMラジオをオーディオレスに変更してインパネセンターポケットを2個に増量することで、車両本体価格を55.5万円︵税抜価格・消費税込で59.94万円︶に設定した最廉価モデルである。 2015年11月30日 先行発売されたトラックに続き、カーゴにも誕生55周年記念特別仕様車﹁55th Anniversary ゴールドエディション﹂を設定し発売開始[28]。 ﹁デラックス﹂・﹁クルーズ﹂・﹁クルーズターボ﹂をベースに、外観には専用Anniversaryエンブレムをフロンドドアとバックドアに装着。内装にはシルバーメーター&センタークラスター、ブラックのフルファブリック表皮︵撥水加工︶とドアトリムパッドウェルダーを採用したほか、ボディ外板表面3年・ボディ外板穴あき5年の特別防錆保証を付帯。さらに、﹁デラックス"55th Anniversary ゴールドエディション"﹂には上級グレードの﹁クルーズ﹂系に標準装備されているトップシェイドガラスとEBD機構付ABSを、﹁クルーズ"55th Anniversary ゴールドエディション"﹂と﹁クルーズターボ"55th Anniversary ゴールドエディション"﹂には専用ゴールドメッキグリル、専用ゴールドフェイスプレート付インテグレートCD・AM/FMラジオ・AUX端子&16cmスピーカー、荷室LEDランプを追加装備した。また、ボディカラーは標準設定のボディカラーに加え、2014年12月発売の﹁リミテッド﹂設定色の﹁トニコオレンジメタリック﹂を継続設定するとともに、カーゴでは初設定となる﹁ミストブルーマイカメタリック﹂、さらに、トラックの﹁55th Anniversary ゴールドエディション﹂同様、﹁アーバンナイトブルークリスタルメタリック︵オプションカラー︶﹂と﹁マスカットグリーンメタリック﹂の特別設定色4色を設け、8色︵﹁デラックス﹂は7色︶展開とした。 併せて、カーゴ︵デッキバンを含む︶の一部改良も行い、カーゴ・カーゴ デッキバンともに、純正ナビ・ドライブレコーダー・バックカメラ︵バックカメラはカーゴのみ︶装着用プリワイヤーハーネスを追加し、カーゴの﹁クルーズ﹂・﹁クルーズターボ﹂及びカーゴ デッキバンの﹁G﹂に標準装備されているフロントスピーカーのサイズを10cmから16cmに拡大。また、カーゴには、IR&UVカットガラス︵フロントウィンドウ︶、スーパーUV&IRカットガラス︵フロントドア︶、トップシェイドガラス︵﹁スペシャル﹂・﹁スペシャルクリーン﹂・﹁デラックス﹂のみ、﹁クルーズ﹂・﹁クルーズターボ﹂及び前述の﹁デラックス"55th Anniversary ゴールドエディション"﹂には標準装備済︶、運転席バニティミラーをひとまとめにした﹁ビューティーパック﹂を福祉車両・特装車を除く全車に設定し、リアシート後席自動ロックを追加。カーゴ デッキバンは同年4月に発売された特別仕様車﹁G"リミテッド"﹂をカタロググレードと同様の改良︵フロントスピーカーの大型化及び純正ナビ・ドライブレコーダー装着用プリワイヤーハーネスの追加︶を行うとともに、ボディカラーの一部︵専用設定色︶の入れ替えを行い、﹁GL﹂に改名してカタロググレード化した。 2016年5月10日 トラックの特殊車両シリーズに﹁カラーアルミ中温冷凍車﹂を追加し、同時に、﹁スローパー﹂とトラックの﹁パネルバン﹂・﹁パネルバン ハイルーフ﹂を一部改良[29]。 新ラインナップの﹁カラーアルミ中温冷凍車﹂は庫内灯にLEDを採用したほか、荷物積み下ろし時のすのこのズレを抑えるすのこストッパーを標準装備。また、保冷・冷凍車シリーズでは初めて、冷凍庫の生産から一貫してダイハツ九州で内製生産する体制を取っている。 ﹁スローパー﹂は電動ウインチBOXやスロープ形状の変更によって車いす乗車スペースや乗車可能な車いす幅を拡大し、従来型よりも大きなサイズの車いすの乗車が可能となった。また、電動ウインチ用のベルトを引き出す際のベルトフリー操作をワンアクション化したほか、ボディカラーの拡大を行い、従来からの﹁ホワイト﹂・﹁ブライトシルバーメタリック﹂に加え、カーゴの﹁55th Anniversary ゴールドエディション﹂専用色である﹁トニコオレンジメタリック﹂・﹁アーバンナイトブルークリスタルメタリック﹂・﹁ミストブルーマイカメタリック﹂・﹁マスカットグリーンメタリック﹂の4色を追加した︵新色はメーカーオプションの﹁Cパック﹂装着時に選択可能︶。メーカーオプションの﹁Cパック﹂はトップシェイドガラス、メッキグリル、シルバーメーター&センタークラスターを追加した。 トラックの﹁パネルバン﹂・﹁パネルバン ハイルーフ﹂はバックドアのロック機構をラッチ式に変更し、バックドアガラスにスモークドガラスを標準装備。荷室ランプは天井後端にも追加して2箇所となった。 2016年10月3日 メーカーオプションの仕様を一部改良[30]。﹁選べるカラーパック﹂の内容を変更し、新たにアーバンナイトブルークリスタルメタリックとマスカットグリーンメタリックを追加[31]。さらに、インパネのオーディオ/ヒーターコントロールクラスターにシルバー加飾を追加するなど内装の質感も向上させた。 2017年11月13日 一部改良が発表され、同日より販売が開始された[32]。 軽商用トラック初となるLEDヘッドランプが採用され、﹁ジャンボ﹂は標準装備、﹁スタンダード"エアコン・パワステレス"﹂を除くグレードはメーカーオプション設定されたほか、ABSを全車に標準装備。リア牽引フックの取り付け構造やガードフレームのT字フックが追加された。また、4WD車の5MT仕様のみに設定されていた13インチホイール&145R13 LT 6PRラジアルタイヤのメーカーオプションが廃止となったほか、﹁エコパック﹂の設定が﹁スタンダード﹂の2WD車の5MT仕様のみに整理された。さらにボディカラーが一部変更となり、﹁選べるカラーパック﹂設定色は﹁アーバンナイトブルークリスタルメタリック﹂と﹁マスカットグリーンメタリック﹂を廃止する替わりに、カーゴ同様に﹁ファインミントメタリック﹂を追加し、﹁ブライトシルバーメタリック﹂を標準設定色に変更。特装車シリーズには﹁カラーアルミ保冷車﹂が追加設定された。 2018年5月14日 一部改良を発表[33]。 フルモデルチェンジ当初は搭載されなかった﹁スマートアシスト﹂が﹁スマートアシストIIIt︵以下、スマアシIIIt︶﹂として新たに採用された︵衝突被害軽減ブレーキシステムの軽トラックへの採用は初となる︶。本システムはカーゴやキャディーに採用済みの﹁スマートアシストIII﹂と同じステレオカメラ方式だが、軽トラックの車両特性に合わせて作動域を変更しており、また、﹁スマアシ﹂搭載車で初めてMT車にも設定された[注 42]。﹁スマアシIIIt﹂搭載車では、VSC&TRC、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステム︵AT車のみ︶、IR&UVカットガラス︵フロントウィンドウ︶、トップシェイドガラス、運転席バニティミラーも装備された。﹁スタンダード﹂、﹁スタンダード"農用スペシャル"﹂、﹁ハイルーフ﹂、﹁ジャンボ﹂には﹁スマアシIIIt﹂搭載車として﹁スタンダード"SA IIIt"﹂、﹁スタンダード"農用スペシャルSA IIIt"﹂、﹁ハイルーフ"SA IIIt"﹂、﹁ジャンボ"SA IIIt"﹂が設定されており、﹁エクストラ﹂は﹁スマアシIIIt﹂の標準装備により﹁エクストラ"SA IIIt"﹂に改名された。 そのほか、フォグランプがLED化され、それに伴ってベゼル意匠も変更されたほか、従来の﹁スタイリッシュパック﹂にLEDヘッドランプを統合して﹁LEDパック﹂に改名され、フロントグリルとフォグランプベゼルがダークメッキからシルバーメッキに変更された。一部のパックも内容が見直され、﹁選べるカラーパック﹂にはIR&UVカットガラス︵フロントウィンドウ︶が、﹁農業女子パック﹂にはトップシェイドガラスがそれぞれ追加された[注 43]。 2019年10月10日 一部改良を発表[34]。 従来は﹁ジャンボ﹂のみの標準装備だったLEDヘッドランプを﹁スタンダード"SA IIIt"﹂、﹁スタンダード"農用スペシャル SA IIIt"﹂、﹁エクストラ"SA IIIt"﹂、﹁ハイルーフ"SA IIIt"﹂にも拡大して標準装備としたほか、﹁LEDパック﹂への改名に伴って一旦廃止していた﹁スタイリッシュパック﹂をLEDフォグランプ︵メッキベゼル付︶とメッキフロントグリルの新構成で復活設定した[注 44]。 特装車には﹁カラーアルミ低温冷凍車﹂が追加された︵2019年11月生産開始︶。本車種はダイハツ九州にてインライン生産される。 2020年8月27日 一部改良を発表[35]。 カーゴ・トラック共通でオートライトを新たに標準装備するとともに、WLTCモード走行による燃料消費率に対応。ただし、これにより燃費基準未達成となった為、リアウィンドウ右下に装着されていた﹁燃費基準達成車﹂ステッカーが装着されなくなった。 ﹁スマアシIIIt﹂搭載グレード︵スタンダード"SA IIIt"、スタンダード"農用スペシャル SA IIIt"、エクストラ"SA IIIt"、ハイルーフ"SA IIIt"、ジャンボ"SA IIIt"︶にバックソナーを追加し、さらにAT車は誤発進抑制制御機能が後方にも対応。特装車はVSCが標準装備され、﹁スマアシIIIt﹂搭載グレードが設定された[注 45]ほか、﹁スタンダード﹂のMT車の2WD仕様にメーカーオプションで設定の﹁エコパック﹂が需要不振のため廃止された。 2020年11月2日 ハイゼットシリーズが発売開始から60周年を迎えた[20]。 2021年5月 長期的なコロナ禍からもたらされた世界的な半導体需要の急拡大等による部品供給ひっ迫の影響により、トラック︵ジャンボ除く︶、およびカーゴ、デッキバンの一部グレードに標準装備のAM/FMラジオおよびインパネセンターポケットを設定中止とし、オーディオレス︵トラックは10cmフロントスピーカー付、カーゴ/デッキバンは16cmフロントスピーカー付︶仕様に変更した。 2021年12月20日 トラックをマイナーチェンジ[36]。 主にエクステリア部分のデザインを中心に大幅にリファイン[注 46]。このため、これ以降の10代目モデルを俗に10.5代目と呼ぶことも決して少なくない。 AT車はこれまでの電子制御式4ATに代わり、一連の軽キャブトラックとしては5代目スバル・サンバートラック︵中期型までのKS3/4型系︶以来の採用となる同社のコモンアーキテクチャ﹁DNGA﹂基準で新規開発されたCVTに変更するととともに、4WD・CVT車は通常走行用の﹁2WD﹂、未舗装路用の﹁4WD LOCK﹂に加え、路面状況に応じて駆動力を制御する﹁4WD AUTO﹂を追加した3モードの電子制御式4WDを採用。さらに、従来は5MT車に設定されていたスーパーデフロックを軽キャブトラックで初めてCVTにも設定された。これに伴い、これまでスーパーデフロック標準装備のため5MT車のみであった﹁スタンダード"農用スペシャル"﹂にもCVTが設定された。 なお、エンジンの馬力は従前のAT車[注 47]にのみ53馬力から従前のMT車と同じ馬力に変更されたため、CVT車、MT車問わず全車46馬力に変更された。 フロントサスペンションはDNGA基準による改良が実施され、サスペンションジオトメリの最適化により従来型に対して空載時のみならず、積載時における操縦安定性の向上が図られた。 予防安全機能﹁スマアシ﹂はステレオカメラを装備した次世代型となり、衝突警報機能と衝突回避ブレーキ機能は二輪車・自転車・夜間の歩行者にも対応したほか、ふらつき警報・路側逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能・標識認識機能︵進入禁止/一時停止︶が搭載され、ADB︵アダプティブドライビングビーム︶とサイドビューランプもグレード別設定︵標準装備またはメーカーオプション設定︶。また、ブレーキ制御付誤発信抑制機能はMT車にも標準装備された。また、従来はジャンボのみ標準装備となっていた助手席SRSエアバッグが全車に拡大して標準装備化され、運転席とのデュアルSRSエアバッグへ強化された。 グレード別設定の荷台作業灯は軽キャブトラックで初のLEDとなり、インパネにアッパートレイを新設。さらに、軽キャブトラック初のキーフリーシステム&プッシュボタンスタートが採用され、ドアミラーも軽キャブトラックで初めて電動格納式が設定された[注 48]。 オーディオは﹁エクストラ﹂を除く全グレードにAM/FMラジオの設定を復活したほか、メーカーオプションとしてAndroid Auto・Apple CarPlay・ダイハツコネクトに対応したスマホ連携ディスプレイオーディオがスマアシ非装着車を除く全車に設定された︵ディスプレイオーディオを装着することで標識認識機能に最高速度が追加される。画面サイズは6.8インチと9インチの2種類があり、9インチではTV(ワンセグ/フルセグ)チューナーやHDMI端子を備え、テレビの視聴[注 49]や外部機器との接続による動画鑑賞も可能となる︶。 フロントフェイスは﹁Dマーク﹂を組み込んだ新デザインのフロントフェイスパネル︵﹁エクストラ﹂はメッキフロントガーニッシュ付︶が採用され、リアはバックソナーやコーナーセンサーなどの機能部品をガーニッシュと一体化させた。ボディカラーは﹁選べるカラーパック﹂設定時のラインナップが一部変更され、既存色をオフビートカーキメタリック、トニコオレンジメタリック、ブラックマイカメタリックの3色に絞り、新色のアイスグリーンを加えた4色とした。なお、今回のマイナーチェンジよりスマアシ非装着車は﹁選べるカラーパック﹂が選択不可となった。 なお、今回のマイナーチェンジでトラックにもアイドリングストップシステム﹁eco IDLE﹂がMT車・CVT車問わず標準装備されたほか、同時に﹁スタンダード"エアコン・パワステレス"﹂がカタログ上のラインアップから落とされた[注 50]。更に﹁HIJET﹂の車名ロゴの書体が新しくなり、リアの荷台右側に装着されているデカールには車名ロゴの下に﹁TRUCK﹂が新たに記載された。 特装車も同時にマイナーチェンジ仕様を発表・発売。配送・保冷・冷凍シリーズの各スマアシ装着モデルにリヤナンバープレート付近に備えられたカメラによる後方の映像を室内のミラー内に常時投影し、後退時にはバックモニターとしても機能する[注 51]﹁スマートインナーミラー﹂を標準装備とした。 2022年12月14日 アイスグリーン、オフビートカーキメタリック、ファイアークォーツレッドメタリック︵ext︶/ブラック︵int︶の組み合わせが﹁オートカラーアウォード2022﹂でグランプリを受賞した[37][38]。 2023年4月20日 原材料価格や輸送物流費などの高騰を受け、7月生産分より車両本体価格の改定が発表された[39]。 2023年5月22日 前述した価格改定を延期することを発表。仕入先からの部品供給不足による稼働停止の影響で大幅な減産となり、現行価格で注文された台数分を7月までに全数生産することが難しくなった為である。同年末に予定されている一部改良に合わせて改めて価格改定が行われる予定だが、既に注文されたユーザーについては、生産時期に関わらず改定前の価格が適用される[40]。 2023年12月20日︵補足︶ 同社の不正問題の調査で対象がこれまで判明していた6車種から当車種を含めたほぼ全ての車種に拡大することが明らかとなり、国内外の全ての車種の出荷を停止する方向で調整することとなった[41]。スタンダード4WD
リヤ
エクストラ4WD
リヤ
左:エクストラ4WD(「選べるカラーパック」装着車)
右:スタンダード4WD
(S500P・2014年販売型)
リア
リヤ
ハイマックス(S501RP)
ダイハツ・ハイマックス S501RP型 | |
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![]() ダイハツ・ハイマックス 1.0 | |
概要 | |
別名 | 日本:ハイゼットトラック(10代目) |
製造国 |
![]() |
販売期間 | 2016年11月 – 2020年4月 |
ボディ | |
乗車定員 | 2名 |
ボディタイプ | キャブオーバー型トラック |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 1KR-DE型 直3 998cc DOHC |
変速機 | 5速MT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:リジッドアクスル+リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,900 mm |
全長 | 3,395 mm |
全幅 | 1,475 mm |
全高 | 1,770 mm |
その他 | |
製造事業者 |
アストラ・ダイハツ・モーター ( ![]() |
系譜 | |
後継 | 既存のグランマックスPUに統合 |
11代目(S700V/S710V)
ダイハツ・ハイゼット(11代目) S700V/710V型 | |
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![]() | |
![]() カーゴ クルーズ | |
![]() カーゴデラックス(2WD CVT)伊丹空港展示 | |
概要 | |
販売期間 | カーゴ:2021年12月 – |
ボディ | |
乗車定員 | カーゴ:2/4人 |
ボディタイプ | 5ドア キャブオーバーバン |
プラットフォーム | 軽貨物車専用DNGAプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
カーゴKF-VE型 直3 658cc DOHC DVVT KF-VET型 658cc 直3 DOHC DVVT ターボ |
変速機 | 5MT/CVT |
前 |
カーゴ: 前:マクファーソンストラット 後:3リンク+コイルスプリング |
後 |
カーゴ: 前:マクファーソンストラット 後:3リンク+コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | カーゴ:2,450mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,890mm |
その他 | |
姉妹車 |
トヨタ・ピクシスバン(2代目) スバル・サンバーバン(8代目) ダイハツ・アトレー(6代目) |
名前の由来
高性能を意味する﹁HI﹂と、超小型を意味する﹁MIDGET﹂をそれぞれ組み合わせた造語であり、ミゼットに対し、より一層の高い性能を備えるクルマという意味合いが込められている[46]。 なお、その﹁HIJET﹂という綴り字が原因で冗談のネタとなることがある[注 56]。脚注
注釈
出典
関連項目
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/59/Zhaoqing%2CGuangdong_taxi_stand_1999.jpg/250px-Zhaoqing%2CGuangdong_taxi_stand_1999.jpg)