大和町 (板橋区)
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大和町︵やまとちょう︶とは東京都板橋区の町名である。郵便番号は〒173-0012。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2e/Itabashihoncho-a3.JPG/220px-Itabashihoncho-a3.JPG)
板橋本町駅A3出入口
地理
板橋区の南東部に位置する。北で宮本町、東で本町、南で石神井川を隔てて対岸に氷川町、西で双葉町に接する。約0.2ヘクタールと狭小な町域を持つ。町域の北部を環七通りが東西に、西辺を国道と首都高速が南北に走り、南辺を石神井川で画する。地形
武蔵野台地成増台に位置しているが、石神井川に向けて南方向に下り勾配で、急峻な高低差を持つ街路も見られる。歴史
江戸時代は武蔵国豊島郡下板橋村。中山道板橋宿西側の丘陵地帯であった。
●1695年︵元禄8年︶‥中用水建設。石神井川の水をくみ上げ、下板橋村・十条村・稲付村・赤羽村など、現在の板橋区および北区赤羽地区七ヶ村の田畑水利として活用された。
●1861年︵文久元年︶‥和宮親子内親王︵静寛院宮︶が徳川家茂将軍との婚儀に赴くため板橋宿に宿泊する際、行列が縁切榎の前を通行することを避けるための迂回路が作られる。
●1889年︵明治22年︶4月1日‥市制町村制施行により、東京府北豊島郡板橋町大字下板橋となる。
●1932年︵昭和7年︶10月1日‥東京府内市郡併合による板橋区発足に伴い、東京府東京市板橋区︵旧︶板橋町8丁目および10丁目となる。︵1943年8月1日 東京都制施行︶
●1933年︵昭和8年︶‥中山道の新道︵国道17号線︶開通。
●1944年︵昭和19年︶‥都電志村線開通、板橋十丁目︵後の板橋本町︶・大和町停留所開設。
●大和町電停は廃止時点での名称。開通時︵大和町発足前︶は別の名称であったと考えられる。
●1946年︵昭和21年︶‥同潤会富士見病院開院。
●1956年︵昭和31年︶4月1日‥地番整理により、︵旧︶板橋町8丁目・10丁目および志村清水町の一部地域が大和町に再編される。
●1964年︵昭和39年︶‥東京都道318号線︵環七通り︶開通。国道17号線と立体交差する大和町陸橋竣工。
●1966年︵昭和41年︶5月28日‥都電志村線廃止。︵最終運行日︶
●1968年︵昭和43年︶12月27日‥都営地下鉄6号線開通、板橋本町駅開業。
●1977年︵昭和52年︶8月19日‥首都高速道路5号池袋線の北池袋出入口-高島平出入口が開通。