南岸低気圧
南岸低気圧︵なんがんていきあつ︶とは、日本列島南岸を発達しながら東に進んでいく低気圧のこと[1][2]。秋から春︵概ね毎年1月から4月にかけて︶にかけてよく発生する。暖気を運んでくる日本海低気圧とは対照的に、日本に寒気を運ぶことが多い[2]。また、日本列島の太平洋側に大雪や大雨を降らせることが多く、特に東京を含む関東平野における大雪のほとんどは南岸低気圧によるものと言われている[2]。
1984年1月31日頃の南岸低気圧による最深積雪量
1984年の冬は関東を中心に南岸低気圧による大雪に度々見舞われ、冬季の総降雪量は東京が92cm、横浜が109cmとなり、観測史上最高を記録した。
概要[編集]
厳密には、四国沖や東海沖、東シナ海などで発生して、日本の南岸を沿うように東北東の方向に進む低気圧を指す。なお、文献によっては中国大陸南部で発生したものも含める[1][2]。進んで行く方向︵東側︶に温暖前線、西〜南側に寒冷前線が形成され、それぞれ低気圧の周りを反時計回りに回転してくる。前述の地域で発生した低気圧は発達しながら東に進み、ちょうど日本列島南岸に差し掛かった頃に最盛期を迎える。温暖前線付近では強い南風に伴う高温と雨、低気圧の周囲では強風、寒冷前線付近では強い北風・東風とまとまった雨に見舞われることが多い。なお、気象予報分野では﹁南低﹂と略されることがある。 暖気側では季節外れの大雨や高温、寒気側︵特に低気圧西側︶では低温をもたらすという特徴がある。晩冬から初春の関東以西の太平洋側に大雪を降らせる典型的な低気圧である。また、東北から関東地方にかけての東日本太平洋側の降雪はこの低気圧によるものが多く、晩冬から初春の2月から3月上旬にかけて降りやすい。立春以降の場合は﹁春の大雪﹂と呼ばれることがある。特に、関東地方では例年既に桜の開花シーズンを迎えている3月下旬から4月にかけて、季節外れの雪をもたらす場合がある。この場合、開花した桜・チューリップ・菜の花等の春の花が咲いていながら雪が降るという不釣合いかつ不思議な光景になることがあり、2010年4月17日の関東地方のように新緑や若葉をバックに雪が降った年もある。 単純に東進するだけではなく、北上・停滞したり、急発進・急発達などにより、予報が外れるケースも多く、大きな災害となったケースがいくつもある。これはブロッキングも関係している。台湾沖で発生して日本に襲来し被害をもたらすものがあり、天気図では低気圧の周囲の等圧線の形が坊主の頭に似ていることなどから、古くは﹁台湾坊主﹂︵たいわんぼうず︶と呼ばれていた。この低気圧は時に台風並みの勢力に猛烈に発達し、波浪・暴風・集中豪雨と言った災害をもたらすことがあった。その後、気象庁が用いる予報用語としては﹁台湾低気圧﹂と言い換えることとされ、さらに﹁東シナ海低気圧﹂と変更されて現在に至る。﹁東シナ海低気圧﹂は、﹁南岸低気圧﹂のうち東シナ海で発生するものを指す名称である。 1970年1月30日 - 2月2日の昭和45年1月低気圧は大災害をもたらした低気圧で、中部地方から北海道にかけて暴風・大雨・波浪の被害が発生し、死者・不明者25人、住宅被害5,000棟以上、船舶被害293隻の被害を出した。29日午後に1010mb︵=hPa︶、30日15時に996mbだった中心気圧は、31日3時に976mbと猛発達、同日八戸では962.1mbを観測するなど、気圧が急低下して﹁爆弾低気圧﹂となった。 1999年10月27日には、関東付近で低気圧が急発達し、千葉県佐原市︵現在の香取市︶で1時間雨量153mmを観測する記録的な豪雨となった。南岸低気圧による関東地方平野部の雪とその予想[編集]
既述のように東京を含めた関東地方の平野部の雪のほとんどは南岸低気圧に伴うものである一方、その予想は難しいとされている。これは、関東地方特有の地形性の﹁滞留寒気﹂や低気圧のコースのずれが予報の誤差要因となるためである。週間天気予報でも﹁雨か雪﹂・﹁雪か雨﹂で発表している。 南岸低気圧により関東地方平野部に雪の可能性がある場合、予報を左右する主な要素は以下が挙げられる。 南岸低気圧のコース 南岸低気圧の接近時に中心が陸地に近いほど関東は雨になりやすく、遠いほど雪になりやすい。一般的に伊豆諸島の八丈島付近を境にして、これより南を通ると雪の確率のほうが高く、北を通ると逆に雨の確率が高い。なお、陸地から遠すぎると低気圧の雨域から外れるため降水自体がない確率が高くなる。過去には現業予報でこのコース判断を雨雪判断の要としていたこともあったが、数値予報が発達した現在ではあくまで複数の判断材料の1つとして用いられるに留まっている[3][4]。 滞留寒気層 北と南に山脈を擁する地形の影響で関東平野では、地表に接する厚さ数百mの冷気の層︵滞留寒気︶が形成されることがしばしばある。滞留寒気は、低気圧接近初期では乾燥した大気中で雨雪が蒸発して大気から気化熱を奪う効果、雨雪が本格化した後では冷たい雨雪自体の冷却効果により、降水の開始とともに形成される︵このため、降水とともに気温が急降下する︶。層内は冷たいままほぼ等温となるため、雪が融けずに降る確率が高まる。日本海側では上空850hPa︵約1,500m︶の気温-6°C以下が雪の目安とされるが、滞留寒気の為に関東平野では-4°C以下が雪の目安とされ、場合によっては-3°Cより高くても雪となる事例がある。滞留寒気内の地表付近は北風・西風であり、関東平野の北側と西側にそびえる2,000m超級の山地から吹き下ろすような風系を持つ。これに対して低気圧からは暖かい南風・東風が吹き込んでいて等温線の間隔が込んでいるが、地形などの影響で入り組んだ分布となる場合があり、予報誤差の要因となる。なお、滞留寒気が重要なファクターとなるため﹁東京都心で降雪があるときは必ず︵と言ってよいほど︶北、北北西または北西の風である﹂とされている[3][4][5]。 各地点の気温や湿度 各地点の気温や湿度︵湿度が低いほど雪が融けにくい︶も雨雪判断の目安となる。滞留寒気による気温急降下がどの程度進むかが気温を左右する[3][4][5]。 なお、南岸低気圧による関東平野の雪は"雪水比"が0.5 - 1.0程度[6]で﹁湿った雪﹂が多く、降雪時の気温も0 - 1°C程度の場合が多い[3][4]。南岸低気圧による大雪の事例[編集]
地名の後は最深積雪︵cm︶で、﹁0﹂は積雪1cm未満︵うっすら︶を示す。太字は観測史上最大もしくは1945年以降最大。1920年代以前[編集]
●1883年2月8日 - 和歌山40 東京46 ●1887年1月18日 - 東京31 ●1892年2月19日 - 東京25 ●1897年1月14日 - 水戸21東京19甲府27 ●1907年2月11日 - 浜松27 津19大阪18 和歌山21下関28多度津25徳島42 松山34 ●1908年4月9日 - 東京20熊谷16前橋29甲府19松本52 ●1910年3月12日 - 東京21銚子6 ●1913年12月16日 - 東京18水戸7前橋11熊谷14津6大阪3多度津0 ●1915年3月13日 - 水戸21東京17飯田21多度津4 ●1923年2月17日 - 石巻43 宮古92 ●1925年1月30日 - 東京27横浜19大阪4佐賀12 ●1928年 ●2月14-15日 - 秩父58甲府44松本64飯田56 ●3月5日 - 東京15館野20飯田191930年代[編集]
●1931年 ●2月10日 - 福岡16佐賀15徳島27多度津28松山25岡山20広島21京都14大阪17神戸16洲本18和歌山18三島12浜松10津13水戸22 ●2月13日 - 館野19熊谷22宇都宮24 ●1932年2月25-26日 - 大分4岡山19徳島31洲本10宇都宮29福島44仙台37 ●1933年3月11日 - 多度津4岡山7神戸4洲本10飯田17名古屋4水戸27横浜11小名浜23 ●1936年 ●1月25日 - 前橋19熊谷26秩父32松本42飯田25甲府46河口湖41三島1 ●2月4-5日 - 横浜40小名浜21水戸23館野27勝浦13飯田41三島10浜松8御前崎6 ●2月23日 - 東京ではこの3日後に二・二六事件が発生するが、ドラマや映画で﹁雪の東京﹂が描かれているのは、この日降った雪がまだ残っていたため︵26日も若干ながら積雪を記録している︶。東京36熊谷45秩父42宇都宮26前橋35松本46甲府30津15神戸8広島11呉5徳島9飯塚18 ●1937年2月2日 - 前橋29松本46河口湖61軽井沢521940年代[編集]
●1942年2月2日 - 前橋32松本43甲府32飯田37 ●1944年 ●3月5日 - 熊谷26秩父35甲府14河口湖48 ●3月12日 - 宮古101 八戸47長野33 ●3月19日 - 東京12大島7勝浦13横浜14 ●1945年2月25-26日 - 東北南部・関東から中国・四国にかけての広範囲で大雪となり、各地で観測史上最高の積雪を記録している。白河43小名浜28 横浜45 銚子15 勝浦37 熊谷27館野26 水戸32 宇都宮30奥日光65前橋37長野71松本46諏訪35飯田45甲府42網代28 三島18 静岡10 石廊崎1名古屋16上野15尾鷲4大阪12神戸17 洲本13岡山26 津山29福山23広島29 高松12多度津12。なお、その前の2月22日には東京38cm、大島32cm、松山17cm、河口湖68cm、大分15cmの積雪を記録した ●1946年 ●3月3日 - 松本78 前橋24諏訪38甲府15河口湖51 ●12月11日 - 長野801950年代[編集]
●1951年2月14-15日 - 低気圧が猛発達し関東では暴風雪となった。特に房総半島では、千葉市内の白井133cm、仁戸名91cm、都80cmをはじめ、記録的な豪雪︵三島82牛久76.5 木更津75千倉64久留里60勝山55吉尾54.5 佐倉54湊50布佐47小御門46館山43鴨川40一宮40︶となった[7][8]。東京33横浜24勝浦14熊谷27館野25津26 上野37 尾鷲2大阪12洲本8高松15徳島29 ●1952年 ●2月19日 - 水戸20館野21銚子13 ●3月8日 - 白河28小名浜17館野12宇都宮17前橋23熊谷23諏訪53 ●1953年2月21-22日 - 横浜35大島8石廊崎1上野25大阪8神戸10姫路9和歌山13高松15 ●1954年1月24-25日 - 白河35東京30大島5横浜39熊谷43秩父47館野16宇都宮23奥日光69前橋32甲府34飯田41網代2三島2 ●1958年3月29日 - 熊谷19銚子1 ●1959年1月1日 - 熊谷15宇都宮221960年代[編集]
●1963年 ●2月3日 - 前橋3宇都宮6水戸26館野10熊谷3東京0 ●3月13日 - 東京8横浜16熊谷2館野1甲府10上野19奈良19 ●1964年2月25日 - 東京5横浜6熊谷6水戸4館野4宇都宮6前橋9長野27津10和歌山10姫路8福山11高松11 ●1967年2月11-12日 - 12日は東京、横浜、千葉などで最高気温が0°C未満の真冬日となった。東京21横浜23千葉20勝浦35銚子7熊谷10館野23水戸15宇都宮19前橋7網代20石廊崎9三島8静岡3 ●1968年2月15-16日 - 低気圧が日本の南岸を発達しながら進み、広範囲で大雪。暴風雪となるところもあった。東京23横浜33千葉10熊谷28秩父49水戸9館野7宇都宮15前橋29小名浜19長野55︵降雪量53︶ 軽井沢47松本31諏訪35飯田23甲府33河口湖60津11上野19奈良12福山9高松14多度津17徳島19飯塚23 ●1969年 ●2月27日 - 東京7横浜12熊谷1千葉4水戸11館野10宇都宮10前橋0 諏訪20姫路10 ●3月4日 - 低気圧が南岸沿いを進み、関東と近畿で大雪となった。福島21東京21横浜17千葉10熊谷16水戸14館野14宇都宮17前橋11長野20松本24諏訪24甲府25彦根14神戸9姫路6 ●3月12日 - 東北・関東・四国などで大雪。東京では積雪が30cmを超えた。大船渡23福島43東京30横浜23千葉0 熊谷27秩父37水戸5館野10前橋28宇都宮23長野23軽井沢48︵降雪量35︶ 松本36諏訪36甲府29高松19松山9 ●4月17日 - 4月中旬としては記録的な大雪。東京2横浜4熊谷5秩父18宇都宮0 奥日光44前橋9甲府5河口湖38諏訪10松本17軽井沢33長野3白河22福島7若松21970年代[編集]
●1974年 ●1月22日 - 仙台34福島27前橋9宇都宮13水戸3東京7横浜2千葉0 熊谷8甲府14 ●2月8日 - 仙台32宮古81福島23前橋10宇都宮4水戸1館野1熊谷10東京3横浜3長野39︵降雪量36︶ 飯田26︵25︶ 甲府24 ●1975年2月21日 - 石巻33東京15横浜16千葉2熊谷18秩父27水戸9館野12宇都宮15前橋15長野19甲府11静岡3岐阜12彦根22︵降雪量16︶ 洲本11 ●1976年12月25日 - 仙台34福島27前橋1宇都宮0 熊谷0 ●1977年 ●1月23日 - 東京0 横浜1千葉7館野3網代13三島7 ●2月10日 - 東京1横浜4千葉2館野4奈良11洲本11松山7 ●1978年1月3日 - 東京21[9] 横浜15千葉6熊谷10水戸3館野14宇都宮12前橋21980年代[編集]
●1984年
●1月19日 - 東京22横浜21千葉26勝浦15熊谷11水戸8館野15宇都宮5前橋4甲府18
●1月21-22日 - 東京18︵降雪量14︶ 横浜14︵9︶ 千葉4︵3︶ 熊谷12︵11︶ 館野8︵1︶ 宇都宮11︵8︶ 前橋14
●1月31日 - 1月29日まで冬型の気圧配置で寒気が残っていたところに、低気圧が本州南岸を発達しながら東に進んだ。九州を含む西日本や東日本の広範囲で大雪となり、瀬戸内海側では観測史上最高の積雪を記録する地点も出た︵右図 赤字︶。福島39白河28前橋13宇都宮9奥日光58水戸5館野7熊谷16東京16横浜21千葉3諏訪30四日市6上野14津10大阪17姫路19神戸10洲本15奈良14和歌山10岡山14津山23福山24広島26呉10徳島18高松19多度津19松山14山口15日田8大分5など
●2月17-18日 - 東京20大島12横浜27千葉21勝浦15熊谷20館野22水戸25宇都宮23前橋20甲府22名古屋14四日市10上野37奈良12呉9広島15
●1985年3月11-12日 - 仙台21福島40前橋7宇都宮12水戸2館野1東京0 横浜1熊谷5軽井沢28︵降雪量22︶ 松本22
●1986年
●2月18-19日 - 東京18横浜37千葉15熊谷22秩父25館野22水戸13宇都宮18奥日光41︵降雪量45︶ 前橋26白河29福島33仙台17石巻17︵14︶ 大船渡21︵19︶ 軽井沢28松本33諏訪25飯田35甲府46河口湖32広島15
●3月23日 - 東京9横浜10千葉2熊谷10秩父38水戸8館野7宇都宮6奥日光75前橋16軽井沢43松本21諏訪21河口湖75
●1987年
●2月2-3日 - 日本の南岸と日本海の低気圧がまとまりながら東に進み、三陸沖に抜けた。大船渡28仙台28福島31前橋16宇都宮5水戸1館野3熊谷14秩父22東京3横浜2千葉1軽井沢20松本29名古屋7松山11
●3月7日 - 東京4横浜8千葉9熊谷15館野14水戸17宇都宮13前橋13長野20甲府10奈良10
●1988年4月8日 - 4月としては記録的な大雪。東京9横浜7熊谷6秩父19奥日光42︵降雪量50︶ 前橋5白河23福島11軽井沢35松本12諏訪20甲府5河口湖37
1994年2月12日頃の南岸低気圧による最深積雪量
1998年1月15日頃の南岸低気圧による最深積雪量
●1990年2月1日 - 東京11横浜13千葉9熊谷24秩父27館野23水戸27宇都宮26前橋22甲府21長野32︵降雪量24︶ 軽井沢43松本26諏訪42飯田29上野23奈良21 大阪11
●1992年2月1-2日 - 仙台21福島29白河30東京17横浜15千葉13熊谷15館野15水戸13宇都宮20前橋8長野36軽井沢32松本23
●1994年2月12日 - 東北太平洋側から西日本にかけての広範囲で大雪となった。関東地方では東京・横浜・千葉で20センチを超える積雪となり、千葉では歴代3位の23cmという記録的な大雪となった︵図︶。東海・西日本でも前日までの寒気が残っていたことで、大雪となる地点が多かった。東海地方では、名古屋・岐阜では積雪10cmを超え、津では歴代3位となる積雪15cm、雪の積もることすら珍しい伊良湖では歴代3位の積雪8cmを記録した。また、静岡県の東部や浜松でも積雪を記録した。近畿地方は、姫路で歴代2位となる積雪16cmを記録したほか、大阪で積雪9cmの大雪となった。中国地方では瀬戸内側でも積雪し、福山で歴代5位の積雪12cm、岡山で9cmの積雪となった。小名浜21水戸16館野18宇都宮19前橋20熊谷17東京23大島7横浜22千葉23諏訪35網代3三島5浜松1伊良湖8四日市8津15京都13大阪9姫路16津山25岡山9福山12呉3など
●1996年2月18日 - 東京14横浜22熊谷11千葉14館山5水戸6館野13宇都宮10前橋12大島14軽井沢20松本26諏訪32飯田36甲府22三島7上野17奈良17
●1997年2月3日 - 仙台25
●1998年
●1月9日 - 東京15横浜20千葉4熊谷25秩父28水戸8館野16宇都宮29前橋31甲府16小名浜17長野32︵降雪量25︶ 軽井沢32松本29
●1月15日 - 東北太平洋側・関東・甲信で大雪︵図︶。9日の大雪で積雪が残っていたところに上積みされ、積雪記録を更新する地点が出た。甲信地方では、甲府49cm、河口湖89cm、軽井沢72cmを記録し、この時点では観測史上最高の積雪となった︵いずれも2014年2月14-15日の大雪で塗り替えられた︶。関東地方でも、内陸部で大雪となり、前橋で歴代3位の33cm、秩父で歴代4位の48cmを記録した。大船渡24石巻23仙台27白河33宇都宮27︵降雪量18︶ 奥日光59前橋33水戸10館野14熊谷21秩父48東京16横浜14千葉2長野50軽井沢72松本69甲府49河口湖89三島0 網代0 など
2001年1月27日頃の南岸低気圧による最深積雪量
2008年2月9日頃の南岸低気圧による最深積雪量
●2000年3月16日 - 八戸10盛岡27宮古31大船渡5石巻3仙台20福島15白河7奥日光19秩父3軽井沢10松本7諏訪6河口湖4
●2001年
●1月8日 - 仙台29福島56︵降雪量50︶ 白河50小名浜1東京0 横浜0 熊谷23秩父30水戸0 館野1宇都宮18前橋21長野32︵23︶ 軽井沢21松本21諏訪8飯田10甲府20河口湖24津4京都1姫路1岡山0 広島0
●1月20日 - 東京2横浜9千葉2熊谷11秩父17水戸6館野11宇都宮5前橋4松本16諏訪34飯田25甲府7河口湖32名古屋10岐阜15津6京都2岡山0 福山0
●1月27-28日 - 低気圧が発達しながら八丈島付近を東進した。長野県や山梨県では、諏訪で69cmの過去最高、飯田でも56cmとこの時点では過去最高となる積雪を記録するなど記録的な大雪となった。関東地方でも西部を中心に大雪となり、横浜では積雪17cmを記録した︵右図参照︶。白河56小名浜2水戸5館野2宇都宮14奥日光53前橋23熊谷19秩父53東京8大島0 千葉13勝浦0 館山0 横浜17軽井沢66松本64諏訪69飯田56甲府38河口湖84
●2002年
●1月27日 - 熊谷4秩父33前橋11奥日光47白河8軽井沢27松本44諏訪13飯田22甲府14河口湖45
●12月9日 - 関東では珍しい12月上旬の大雪。二つ玉低気圧の影響。東京1横浜3千葉5勝浦0 熊谷9秩父11館野9水戸14宇都宮17奥日光22前橋7白河24小名浜15松本23諏訪37飯田14甲府1河口湖18
●2003年1月23日 - 仙台20福島20白河20前橋9宇都宮1熊谷6秩父15東京0 長野33︵降雪量23︶ 軽井沢58︵31︶ 松本39諏訪40︵25︶ 飯田11甲府20河口湖15
●2004年12月31日 - 福島20白河12小名浜1水戸2館野1宇都宮10奥日光14前橋8熊谷13秩父20東京2横浜2長野44︵降雪量37︶ 軽井沢25松本22諏訪14飯田15甲府14河口湖27名古屋0 岐阜0 津0 京都1大阪1奈良1岡山1高松1山口1福岡2雲仙岳2
●2005年3月4日 - 仙台22福島29白河24小名浜7東京2横浜2千葉4勝浦1熊谷6秩父15館野8水戸10宇都宮14奥日光76前橋5松本9諏訪11飯田5甲府0 河口湖19
●2006年
●1月21日 - 前線を伴った低気圧は北緯30度付近を東進していたが、21日未明に東海沖でメソ低気圧が発生、東に進み降水域が北へ広がったため、関東地方で大雪となった。東京気象庁では8年ぶりとなる積雪9cmを記録。なお、埼玉県北部や群馬・栃木県では雪にならなかった。東京9横浜11千葉10勝浦2熊谷0 館野16水戸17奥日光2小名浜1河口湖10軽井沢3飯田0
●2月6-7日 - 東京2熊谷3秩父4宇都宮1白河1甲府11河口湖10松本11諏訪3飯田13岐阜0 津3岡山1広島2
●2008年
●2月3日 - 東京3横浜7千葉6熊谷6秩父10水戸0 館野3前橋5宇都宮8白河15小名浜1甲府7河口湖31︵降雪量25︶ 軽井沢28︵20︶ 松本32︵26︶ 諏訪26︵25︶ 飯田18岐阜0 津5奈良1岡山0 高松0
●2月9日 - 未明に四国沖で低気圧が発生。日本海の低気圧に先行して紀伊半島沖・東海沖を東北東に進み、八丈島の北を通り東海上に抜けた。上空850hPaに-3°C以下の寒気が残っており、前日の晴天により放射冷却で気温が下がっていたために、中部・近畿では珍しい南岸低気圧による大雪となった︵図︶。奈良市では歴代8位となる積雪11cm、名古屋市では南岸低気圧によるものとしては24年ぶりの積雪13cmを記録した。関東地方では、関東の西部を中心に積雪したものの、北関東では降水量がまとまらず、南関東では暖気の影響もあり、あまり大雪とはならなかった。東京1熊谷4秩父7前橋7宇都宮3奥日光31︵降雪量22︶ 白河28甲府14河口湖35︵16︶ 軽井沢28︵10︶ 松本24︵13︶ 諏訪29飯田26名古屋13岐阜7津3京都3大阪5奈良11和歌山0 など
2014年2月8日の南岸低気圧。本州南岸で発達しているのが分かる。
2018年1月22日の南岸低気圧︵日本海にも低気圧を伴っている︶
●2010年
●2月1-2日 - 東京1横浜1千葉1熊谷2秩父6前橋3宇都宮1奥日光13水戸1館野1白河8甲府1河口湖27軽井沢17松本5諏訪11飯田9
●3月10日 - 東北太平洋側や関東内陸を中心に大雪。八戸市では32年ぶりの積雪61cmを記録し、3月としては過去最高を記録した。八戸61むつ54︵降雪量30︶ 青森57︵28︶ 大船渡18宮古42仙台24白河10福島17秩父24熊谷11前橋10宇都宮8奥日光37︵31︶ 水戸0 横浜0 千葉0 諏訪1松本22軽井沢30︵23︶ 甲府11河口湖25
●4月17日 - 関東や東北で4月中旬としては珍しい降雪。東京・熊谷・水戸・宇都宮・前橋・甲府で1969年4月17日に並ぶ最も遅い降雪・積雪を記録したほか、千葉では観測史上最も遅い降雪・積雪を記録、横浜でも1969年に並ぶ最も遅い降雪を記録した。また、酒田では4月としては1位となる積雪3cmを記録した。甲府0 河口湖13諏訪3松本7軽井沢21長野7東京0 千葉0 熊谷0 秩父3前橋0 宇都宮1奥日光33水戸0 館野0 白河19若松11福島6山形19新庄8
●2011年
●2月11日 - 九州の南に低気圧が発生し、四国から関東を中心に大雪となった。高松市では25年ぶりに5センチを記録した。大阪で5センチ、奈良で11センチなど、関西では3年ぶりに南岸低気圧による本格的な大雪となった。東京都心でも雪となったが[10]、あまり積雪にはならなかった。名古屋でも3cmを記録した。白河9水戸4館野3宇都宮7前橋1熊谷0 秩父5横浜0 甲府6河口湖11軽井沢23諏訪20松本11飯田17名古屋3津4奈良11大阪5和歌山1高松5徳島1
●2月14日 - 四国から関東で再び大雪となった。和歌山市では3年ぶりに積雪となり、27年ぶりに6cmを記録した。水戸6館野5宇都宮4前橋6熊谷5秩父23東京2横浜4千葉1松本18諏訪22飯田19甲府5河口湖28名古屋4岐阜4津5京都2大阪3奈良7和歌山6岡山0 徳島6高松4
●2012年
●1月23日 - 東京4千葉1館野6河口湖21︵降雪量13︶
●2月29日 - 寒気が残っていたところに九州の南海上を通過した南岸低気圧によって、九州北部と関東中心に大雪となった。福岡では3cmを記録し、南岸低気圧による積雪としては2004年12月31日以来8年ぶりで、3cm以上は28年ぶりとなる[11]。大船渡5仙台3白河15福島10水戸5館野5宇都宮16奥日光33︵降雪量20︶ 前橋17熊谷10秩父12東京2横浜5甲府7河口湖28長野5軽井沢26︵降雪量16︶ 松本13諏訪12飯田11
●2013年
●1月14日 - 沖縄の南の熱帯低気圧の暖気を吸い込んだ爆弾低気圧により、東北地方南部太平洋側・関東・甲信地方・西日本の内陸部を中心に大雪になった[12]。宮古21仙台20石巻17福島18白河34東京8︵北の丸公園14︶ 横浜13千葉8熊谷4秩父14水戸1館野3宇都宮3奥日光29前橋0 河口湖43甲府10軽井沢23松本22諏訪22飯田19
●2月6日 - 北関東など関東内陸を中心に積雪。宇都宮7奥日光15前橋4水戸1熊谷2秩父3白河13軽井沢15松本5諏訪6飯田1河口湖5
●2014年
●2月7-9日 - 動きの遅い低気圧が急速に発達したため、太平洋側の広い範囲で、特に関東甲信・東北では場所によって観測史上最高、或いは数十年ぶりとなるような記録的な大雪となった。西日本では7日午後を中心に平地では3年ぶりの本格的な大雪・積雪となった。岡山では20年ぶりに9cmを記録した。関東は8日夕方〜夜を中心に、8日未明から翌9日未明までほぼ1日降り続き、東京で45年ぶりの25cm超えとなる27cm︵戦後3位・歴代7位タイ︶、千葉で観測史上最高の33cm、熊谷で60年ぶりの43cmなどを記録した。東京で13年ぶりに大雪警報が発表されるなど、関東広域に渡り雪に関する警報も発表された。東北では8日夜から9日午前にかけて降り、仙台で78年ぶりとなる35cm︵歴代3位︶、石巻で91年ぶりとなる38cm︵歴代2位︶などを記録した。八戸23宮古35石巻38白石32仙台35福島44白河50前橋33宇都宮14水戸14館野26熊谷43秩父48東京27︵北の丸公園31︶ 千葉33 横浜16甲府43河口湖65軽井沢31松本49諏訪29飯田33名古屋5岐阜4津0 大津3京都2奈良5和歌山4大阪2岡山8広島2山口3徳島2高松3
●2月11日 - 南関東で降雪。千葉市では残った雪に、上積みされたため積雪21cm︵降雪量11cm︶を記録
●2月14-15日 - 動きの遅い低気圧が発達しながら進んだため、先週︵7-9日︶とほぼ同様、東北 - 近畿の太平洋側の広い範囲で、特に関東甲信と東北︵主に福島県と宮城県︶で記録的な大雪となり、広域で大雪警報も出された。関東甲信では陸地に近いところを低気圧が通過したため、沿岸では15日の未明頃早めに雨に変わったが、内陸では寒気がしぶとく残りながら朝方まで強い雪が降ったため、豪雪となった。また、南岸低気圧としては珍しく、関東では広域で竜巻注意情報が出されたり所によって雷を観測した。甲府、前橋、熊谷、宇都宮などでいずれも観測史上最高︵特に甲府ではこれまでの記録︵49cm︶を2倍以上塗り替える114cm︶を記録し、東京でも先週同様27cmを記録した。近畿・東海でも、14日夕方にかけて大雪となり、紀伊半島を中心に約20年ぶりの大雪となった。雪はいったん夕方に止んだが、夜遅くから再び弱い雨や雪が降り、再び積雪したところもある。奈良県では18年ぶりに歴代4位の15cm︵降雪18cm︶を記録し、24年ぶりに大雪警報が発表された。津で20年ぶりに13cm︵戦後3位︶を記録し、三重県南部で初の大雪警報が発表された。京都府でも南丹市で23cmを記録し、18年ぶりに大雪警報が発表。四国や九州南部の山沿いでも、積雪となった。白石57 仙台29白河76 福島54水戸2︵降水量143.0mm︶ 館野12宇都宮32 前橋73 熊谷62 秩父98 千葉14東京27︵北の丸公園39︶ 横浜28甲府114 河口湖143 松本75長野62諏訪52軽井沢99 飯田81 名古屋7岐阜8津13彦根7京都4大阪4奈良15和歌山6岡山0 高松3徳島4
●2015年1月30日 - 関東甲信の広範囲で降雪、甲信を中心に積雪。東京では、2014年12月2日に観測地点の大手町から北の丸公園への移転後初の積雪となった。東京3横浜0 熊谷0 宇都宮5奥日光22前橋0 白河17甲府6河口湖10諏訪10飯田4
●2016年
●1月18日 - 甲信・北関東を中心に湿った大雪。都心では未明を中心に雪が強まったが、5時以降は雨に変わった。東京6横浜5前橋20宇都宮6奥日光33熊谷15秩父34河口湖40甲府12軽井沢31松本33諏訪12福島22白河30
●11月24日 - 11月としては強い寒気の到来と南岸低気圧の通過により関東甲信地方を中心に降雪となり、東京都心では54年ぶりの11月の初雪、また、観測史上最も早い積雪を観測した。その他の地域でも11月としては記録的な積雪を観測した。福島県沖の地震︵震度2 - 3、最大は4︶もあり、交通機関に影響が出た。東京0 千葉2熊谷6前橋4宇都宮4奥日光21水戸1館野4白河9長野12松本5飯田14諏訪13軽井沢23甲府1河口湖22
●2017年
●1月8-9日 - 河口湖では1月上旬としては84年ぶりの大雪となった。伊豆諸島では総雨量が150mm近い大雨となった。また、7日には鹿児島県十島村の中之島で1時間雨量112mm︵総雨量218mm︶の豪雨となり、記録的短時間大雨情報が発表された。奥日光22秩父5甲府9河口湖43軽井沢18松本22諏訪13飯田16
●2月9日 - 本州南岸を東進中の低気圧と関東沖に発生した小さい低気圧の影響で広範囲で雪や雨。茨城県内では朝に降り方が強まり2014年以来3年ぶりに多い積雪を観測。東京も日中はみぞれが降り続いた。水戸12宇都宮2奥日光15前橋1横浜0 白河19河口湖8軽井沢24松本1諏訪8奈良2
●3月26-27日 - 関東甲信の内陸で大雪。栃木県那須郡那須町のスキー場でこの大雪による表層雪崩で高校生などが巻き込まれる事故が発生した。河口湖19軽井沢32秩父1奥日光41土呂部29那須高原34白河10
●2018年
●1月22日 - 関東地方︵特に東京都・埼玉県・神奈川県・群馬県・栃木県︶を中心に4年ぶりの大雪となった。日本海に低気圧を伴う二つ玉型で大雪となったのは1969年3月4日の事例と同様である。南岸低気圧北東側の下層寒気が強かったうえ、低気圧接近前に太平洋上で発生していた局地的な前線による降水により関東平野部全域で地表付近の大気がさらに冷やされ、氷点下となり積雪が1時間に3cm前後増加する強い降雪となった。東京23横浜18千葉10前橋29宇都宮27奥日光30熊谷19秩父17水戸19館野15甲府5河口湖22軽井沢10松本21諏訪3飯田5
●2月1-2日 - 関東南部を中心に降雪。陸地からかなり離れた所を低気圧が通過したため、1月22日ほどの大雪にはならなかったものの、都心では積雪1cmを記録した。東京1横浜1八王子7箱根13熊谷6秩父17水戸6館野2宇都宮8奥日光16前橋16甲府5河口湖25軽井沢11松本11諏訪17飯田15
●3月21-22日 - 関東南部を中心に霙や雪で、市街地でもうっすら積雪。東京でも正午頃と昼過ぎに霙を観測した。横浜1熊谷1秩父6前橋2奥日光19白河5軽井沢16松本20諏訪8河口湖33
●2019年1月31日 - 太平洋側で広く雨。関東地方平野部では日中気温が10°C以上まで上昇したが、夕方から雨が降り出し気温が急低下。東京でも夜遅くには霙に変わり、前日までの1月の降水量が0.5mmと記録的に少なかった中久し振りのまとまった降水となった。また、南岸低気圧時としては珍しく雷も観測された。水戸3館野1宇都宮0 秩父1河口湖14松本1諏訪1飯田1
1990年代[編集]
2000年代[編集]
2010年代[編集]
2020年代[編集]
●2020年3月29日 - 東京で3月下旬以降としては32年ぶりの積雪となった。東京1横浜1熊谷2秩父6宇都宮1奥日光23前橋1みなかみ5河口湖16諏訪11松本15長野14軽井沢28白河14 ●2021年1月12日 - 11日18時に九州の南と山陰沖に低気圧が発生。低気圧はあまり発達せず、本州にかかる降水量も少なかったが、低温と豪雪をもたらした冬型の気圧配置による強い寒気が残っていた上に、明け方に降水を観測したため、近畿・東海を中心に市街地でも降雪や積雪を観測し、山地を中心に大雪となった。大阪0 奈良4甲府4河口湖6飯田7諏訪5。その他、気象庁が気象情報で発表した積雪深︵速報値︶は次の通り。名張1天川13久万高原13宇和7 ●2022年 ●1月6日 - 関東南部を中心に積雪となった。低気圧本体は陸地から離れた場所を通過したが、八丈島近海でシアラインが形成され新たに低気圧が発生した。また、この降雪で4年ぶりに東京23区に大雪警報が発表された。気温が低かったため南岸低気圧としては雪水比が高く、都心では雪水比が1.54︵降雪量10cm/降水量6.5mm︶となった。東京10横浜8千葉7さいたま︵桜区︶2館野8水戸7河口湖2。その他、気象庁が気象情報で発表した積雪深︵速報値︶は次の通り。相模原4さいたま︵浦和区︶4下妻11鉾田7土浦5 ●2月10日 - 陸地から離れたところを低気圧が通過し、更にその北側にトラフとシアーラインによって副低気圧が形成され積雪。日中までは予想よりやや気温が高く積もらない雪や霙、雨で推移し、気温が下がり降水も本格化した夕方以降雪が強まった。当初は関東西部・南部内陸部での大雪、関東東部では雨や霙が示唆されたが、低気圧が発達停滞した関東東部の方が翌日朝まで雪が残り大雪となり、関東西部方面では低温で雪として降った山沿いを除き、一時積雪するも逆転層により再び霙や雨になったところもあり、積雪は伸びなかった。東京2千葉5熊谷1宇都宮1秩父10奥日光16水戸9館野2甲府8河口湖35飯田10諏訪28松本16軽井沢27白河5福島2仙台3石巻4 ●2023年2月10日 - 関東甲信から東北で積雪。関東では低気圧の接近に伴い南東から暖気が流入し雨に変わったため、積雪は内陸部が中心となった。東京0 熊谷8さいたま︵桜区︶5秩父19前橋6宇都宮2奥日光25甲府20河口湖24長野5軽井沢19松本28諏訪16飯田18福島25白河29仙台21石巻20白石24 ●2024年 ●2月5日 - 関東甲信を中心に大雪となり、東京23区を含む広範囲に大雪警報が発表された。5日夜には低気圧周辺の活発な雪雲がかかって、都心でも1時間雨量5.0mm前後の強い雪となり、雷も発生した。東京8横浜4千葉3熊谷11さいたま︵桜区︶8秩父27前橋11宇都宮4奥日光27水戸1甲府12河口湖26長野31軽井沢28松本25諏訪16飯田6福島16白河24仙台5石巻4白石14。その他、気象庁が気象情報で発表した積雪深︵速報値︶は次の通り。相模原7さいたま︵浦和区︶6下妻7大子3 ●3月8日 - 関東南部を中心に7日夜から8日昼にかけて南岸低気圧による降水域がかかり、8日深夜から広い範囲で雨から雪に変わった。東京での3月の積雪観測は2020年3月29日以来となった。東京1横浜1さいたま︵桜区︶4河口湖2脚注[編集]
(一)^ ab日本気象学会︵編︶﹃気象科学事典﹄、東京書籍、1998年 ISBN 978-4-487-73137-4
(二)^ abcd山岸米二郎﹃気象学入門 -天気図からわかる気象の仕組み-﹄、§11-7-2﹁南岸低気圧﹂︵167-168頁︶、オーム社、2011年 ISBN 978-4-274-20989-5
(三)^ abcd﹁説明資料2雪に関する予報と気象情報について (PDF) ﹂、気象庁﹁気象等の情報に関する講習会﹂、2012年12月7日、2014年3月2日閲覧
(四)^ abcd牧野眞一︵気象庁予報部予報課︶ ﹁一般報告 3.南岸低気圧による関東地方の雪の予想手法﹂、日本気象学会﹃天気﹄60巻8号、673-677頁﹁第9回天気予報研究会の報告 (PDF) ﹂より、2013年8月 NAID 40019798823
(五)^ ab冨山芳幸﹁関東地方の降雪にかかわる気温急降下‥1999年2月11日の事例解析 (PDF) ﹂、日本気象学会﹃天気﹄48巻11号、811-822頁、2001年11月 NAID 110001814346
(六)^ 雪水比=降雪量︵cm︶/降水量︵mm︶。0.5は1mmの降水が0.5cm以下の積雪、1.0は1mmの降水が1cm以下の積雪にしかならないことを意味する。地表気温が氷点下の時の雪の雪水比は1.5 - 2.0前後の値となる。
(七)^ 区内観測所における観測
(八)^ ﹃千葉県の気候・気象︵千葉県の自然誌本編3︶﹄103、670頁、千葉県気象月報・区内気象月表原簿︵1951年2月︶
(九)^ 関東南部の降雪メカニズム
(十)^ 森田正光. “雪はなぜ積もらなかった”. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月6日閲覧。
(11)^ 福岡市で南岸低気圧によって積雪するのは、どのくらい珍しいのか?[出典無効]
(12)^ 気象庁﹁急激に気温低下﹂=都心の大雪、予報外れで
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 気象災害年表:低気圧 - 気象人
- 過去の気象データ検索 - 気象庁
- 新用語解説 南岸低気圧 - 荒木健太郎著 日本気象学会発行「天気」での解説(2016年)