皿倉登山鉄道
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒805-0057[1] 福岡県北九州市八幡東区大字尾倉1481番地の1[1] 北緯33度51分24.07秒 東経130度47分46.94秒 / 北緯33.8566861度 東経130.7963722度座標: 北緯33度51分24.07秒 東経130度47分46.94秒 / 北緯33.8566861度 東経130.7963722度 |
設立 | 1957年(昭和32年)3月1日[2][1] |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 5290801009421 |
事業内容 |
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代表者 | 代表取締役 吉田茂人[3] |
資本金 |
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売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 8人(2022年4月1日現在)[3] |
決算期 | 3月31日[5] |
主要株主 |
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外部リンク | http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/ |
特記事項:2015年(平成27年)4月1日 - 帆柱ケーブル株式会社から社名変更[6] |
皿倉登山鉄道株式会社[7]︵さらくらとざんてつどう、英: SARAKURA TOZAN RAILWAY Co., Ltd.[8]︶は、福岡県北九州市八幡東区でケーブルカーなどを運営している会社である[9][6]。1982年︵昭和57年︶からは北九州市100%出資で[9]、本社は北九州市八幡東区大字尾倉1481-1にある。
概要[編集]
八幡市の市制40周年の記念事業の一つとして[9][7]、﹁自然と夜景が楽しめる皿倉山山頂への交通手段の提供﹂を目的に[7]、1957年︵昭和32年︶3月1日[2]に八幡製鉄や西日本鉄道などの地元に関連する民間企業と八幡市が共同で帆柱ケーブル株式会社を設立したのが始まりである[9]。 同年11月12日にケーブルカーを開業し[10]、当初は年間約50万人が利用していた[9]。 1982年︵昭和57年︶に北九州市の100%出資となり[9]、北九州博覧祭2001の開催に合わせて2001年︵平成13年︶に新車両が導入された[7]。 開業から約58年間﹁帆柱ケーブル﹂として営業を続けてきたが[7][9][6]、観光客などから皿倉山に登るのかが判らないとの声があったことや電線会社やケーブルテレビ局に間違われることなどもあった[6]。そのため、社名を﹁皿倉登山鉄道株式会社﹂に[7]、2015年︵平成27年︶4月1日付で変更した[6]。同日付で、ケーブルカーの路線名も﹁皿倉山ケーブルカー﹂に変更している[6]。 ケーブルカーの利用者数は開業当初の年間約50万人から減少しており[9]、約20万人となっている[9][6]。 なお、2014年︵平成26年︶3月期で鋼索鉄道事業︵ケーブルカー︶が約9437万円で年間売上の約67.4%を占める主力事業となっている[5]。年表[編集]
●1957年︵昭和32年︶ ●3月1日 - 帆柱ケーブル株式会社として設立[2][1]。 ●11月12日 - ケーブルカー開業[2][10]。 ●1964年︵昭和39年︶4月10日 - スカイラインリフト開業[11]。 ●1982年︵昭和57年︶ - 北九州市の100%出資となる[9]。 ●2001年︵平成13年︶6月30日[12] - ケーブルカー新車両を導入[7]。 ●2006年︵平成18年︶8月31日 - スカイラインリフト廃止[13]。 ●2007年︵平成19年︶12月28日 - 皿倉山スロープカー開業[14]。 ●2012年︵平成24年︶ ●4月19日 - 帆柱ケーブルの第二種鉄道事業、北九州市の第三種鉄道事業が許可される[15]。 ●9月30日 - 帆柱ケーブルの第一種鉄道事業廃止[16]。事業廃止後、北九州市に施設を譲渡し、それを借り受けて運行する第二種鉄道事業者となる。 ●2015年︵平成27年︶4月1日 - 帆柱ケーブル株式会社から皿倉登山鉄道株式会社に社名変更[9][6][7][17]。路線[編集]
以下の乗り物を運営している。
皿倉山ケーブルカー
1957年︵昭和32年︶開業[10][9][6]。2015年に施設名を帆柱ケーブルから皿倉山ケーブルカーに改称した[9][6][7][17]。当初は、同時期に始まったテレビ放送の電波送信がまだ自動化されていなかったこともあり、NHK北九州放送局、RKB毎日放送、テレビ西日本の送信所詰め社員の通勤の足としての役割も担っていた[要出典]。
北九州博覧祭2001の開催に合わせて2001年︵平成13年︶に設備の更新が行われ、新車両が導入された[7]。
同博覧祭開催期間中︵2001年7月4日 - 11月4日︶は、会場より山麓駅までシャトルバスを運行していた。博覧祭入場券半券を提示すれば無料でシャトルバスに乗車できた[要出典]。
皿倉山スロープカー
帆柱スカイラインリフトの後継施設として、2007年に開業したスロープカー[14]。法律上は斜行エレベーターであり鉄道路線ではない。宝くじの普及宣伝事業として日本宝くじ協会の助成を受けて整備された[18]。
過去に運営していた乗り物[編集]
帆柱スカイラインリフト ケーブルカーの山上駅から山頂までを結んでいたチェアリフト。皿倉山山頂の魅力向上を目的とした再整備計画[18]に伴って2006年8月31日限りで廃止[13]された。ケーブルカー
皿倉山スロープカー
かつて存在したスカイラインリフト
脚注[編集]
(一)^ abcd“皿倉登山鉄道株式会社 会社案内”. 皿倉登山鉄道. 2017年8月25日閲覧。
(二)^ abcd国土交通省鉄道局監修﹃鉄道要覧﹄平成18年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.190
(三)^ abc“北九州市出資法人の概要 令和4年度版 皿倉登山鉄道株式会社” (PDF). 北九州市. 2023年8月6日閲覧。
(四)^ abcdefg“令和4年度︵第67期︶決算公告” (PDF). 皿倉登山鉄道株式会社. 2023年8月6日閲覧。
(五)^ ab﹃帆柱ケーブル株式会社 第58期有価証券報告書﹄ 帆柱ケーブル株式会社、2014年。
(六)^ abcdefghij“﹁皿倉山ケーブルカー﹂出発”. 西日本新聞(西日本新聞社). (2015年4月2日)
(七)^ abcdefghij前田敏郎(2015年3月28日). “帆柱ケーブル株式会社:来月から名称を変更 皿倉山ケーブルカーに 社名も皿倉登山鉄道へ”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
(八)^ “皿倉登山鉄道英文パンフレット” (PDF). 皿倉登山鉄道. 2016年9月6日閲覧。
(九)^ abcdefghijklm中川壮(2015年4月1日). “﹁帆柱ケーブル﹂改め、皿倉山ケーブルカー 知名度アップへ名称変更”. 朝日新聞(朝日新聞社)
(十)^ abc和久田康雄﹃私鉄史ハンドブック﹄電気車研究会、1993年、p.172
(11)^ 国土交通省鉄道局監修﹃鉄道要覧﹄平成18年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.467
(12)^ 市の歴史2000年〜2004年 - 北九州市、2015年6月10日閲覧
(13)^ ab北九州市出資法人の概要 平成18年度版 帆柱ケーブル株式会社 (PDF) - 北九州市、2015年6月10日閲覧
(14)^ ab北九州市出資法人の概要 平成20年度版 帆柱ケーブル株式会社 (PDF) - 北九州市、2015年6月10日閲覧
(15)^ 鉄道事業許可申請︵鋼索鉄道︶について (PDF) - 国土交通省九州運輸局、2012年4月19日
(16)^ 帆柱ケーブル株式会社の第1種鉄道事業︵鋼索鉄道︶廃止の日の繰上げの届出について (PDF) - 国土交通省九州運輸局、2012年9月20日
(17)^ ab施設名および社名変更のお知らせ - 皿倉山 帆柱日記、2015年3月31日
(18)^ ab都市再生整備計画︵精算事項︶ 皿倉・河内地区 - 北九州市、2018年6月30日閲覧。