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「下條アトム」の版間の差分

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| 本名 = 同じ

| 本名 = 下絛 アトム

| 別名義 = 下條 アトム

| 別名義 = 下條 アトム

| 出生地 = {{JPN}}・[[東京都]]

| 出生地 = {{JPN}}・[[東京都]]
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| 事務所 =

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| 公式サイト =

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| 主な作品 = '''テレビドラマ'''<br />『[[信子とおばあちゃん]]』<br />『[[徳川家康 (NHK大河ドラマ)|徳川家康]]』<br>『[[仮面ライダー響鬼]]』<hr />'''映画'''<br />『[[八つ墓村 (1977年の映画)|八つ墓村]]』<hr />'''バラエティー番組など'''<br />『[[世界ウルルン滞在記]]』<hr />'''吹き替え'''<br />『[[刑事スタスキー&ハッチ]]』<br />[[エディ・マーフィ]]各種吹き替え<!--皆が認める代表作品を入力-->

| 主な作品 = '''テレビドラマ'''<br />『[[信子とおばあちゃん]]』<br />『[[徳川家康 (NHK大河ドラマ)|徳川家康]]』<br>『[[仮面ライダー響鬼]]』<hr />'''映画'''<br />『[[八つ墓村 (1977年の映画)|八つ墓村]]』<hr />'''バラエティー番組など'''<br />『[[世界ウルルン滞在記]]』<hr />'''吹き替え'''<br />『[[刑事スタスキー&ハッチ]]』<br />[[エディ・マーフィ]]各種吹き替え<ref>[https://ha.athuman.com/pa/column/clp-pa-02.php 声優にもいろいろある！声優の進路をチェック]</ref><!--皆が認める代表作品を入力-->

| アカデミー賞 =

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'''下絛 アトム'''（しもじょう アトム、[[1946年]][[11月26日]] - ）は、[[東京都]]出身の[[俳優]]、[[声優]]、[[ナレーター]]。同じく俳優の[[下絛正巳]]を父に、元女優の[[田上嘉子]]を母に持つ。本名同じ。名前に含まれる「ジョウ」の表記において、細い枝を意味する 下'''[[wikt:條|條]]''' アトム を用いることが多いが、本名の正式な表記はさなだを意味する 下'''絛''' アトム であり、こちらを用いられる場合がある<ref>[https://www.allcinema.net/person/241695 allcinema]</ref>。[[玉川学園中学部・高等部|玉川学園高等部]]卒業<ref>『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.546</ref>。

'''下絛 アトム'''︵しもじょう アトム、[[1946年]]︿[[昭和]]21年﹀[[11月26日]] - ︶は、[[東京都]]出身の[[俳優]]、[[声優]]、[[ナレーター]]。同じく俳優の[[下絛正巳]]を父に、元女優の[[田上嘉子]]を母に持つ。本名同じ。名前に含まれる﹁ジョウ﹂の表記において、細い枝を意味する 下'''[[wikt:條|條]]''' アトム を用いることが多いが、本名の正式な表記はさなだを意味する 下'''絛''' アトム であり、こちらを用いられる場合がある<ref>[https://www.allcinema.net/person/241695 allcinema]</ref>。[[玉川学園中学部・高等部|玉川学園高等部]]卒業<ref>﹃読売年鑑 2016年版﹄︵読売新聞東京本社、2016年︶p.546</ref>。


== 人物 ==

== 人物 ==
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また、<!--一般人なので名字は書かないこと-->ウランという名の女性が小学生時代の同級生におり、当時のテレビ番組『[[私の秘密]]』に2人で出演したこともある<ref name="asahi"/>。ともに現在の日本においても珍しい名前であり、これは非常にまれな出来事である。『[[今夜は最高!]]』にゲスト出演した時に『鉄腕アトム』のパロディでアトムを演じ<ref>[[週刊TVガイド]] 1985年4月20日号『今夜は最高!』番組紹介より。</ref>、最後に「これ一度やってみたかった」とつぶやいている。

また、<!--一般人なので名字は書かないこと-->ウランという名の女性が小学生時代の同級生におり、当時のテレビ番組『[[私の秘密]]』に2人で出演したこともある<ref name="asahi"/>。ともに現在の日本においても珍しい名前であり、これは非常にまれな出来事である。『[[今夜は最高!]]』にゲスト出演した時に『鉄腕アトム』のパロディでアトムを演じ<ref>[[週刊TVガイド]] 1985年4月20日号『今夜は最高!』番組紹介より。</ref>、最後に「これ一度やってみたかった」とつぶやいている。




俳優業の他に30代の頃から声優業も並行して行っており、声優としての代表作は﹃[[刑事スタスキー&ハッチ]]﹄のスタスキー役とフジテレビの﹃[[ゴールデン洋画劇場]]﹄を主とした[[エディ・マーフィ]]の吹替作品。特に下條は日本で初めてマーフィの吹き替えを担当した人物であり、そのセリフ回しは[[大泉洋]]をはじめとしたタレントのモノマネレパートリーとしても人気を博している<ref>{{Cite web|url= https://www.ntv.co.jp/arashinishiyagare/contents/20130302.html |title= 今夜の﹁嵐にしやがれ﹂は…超いい加減な男・大泉洋さんが登場！番組初！嵐が大泉洋に教えるぞSP！ |publisher=[[日本テレビ]]|date=2013-03-02|accessdate=2021-01-01}}</ref>ほか、下條と並んでマーフィの吹替声優として知られている[[山寺宏一]]も、吹替えを担当する上でマーフィの雰囲気を日本語で出すということが大事だと思っていた中で、﹁下條アトムさんのなまった感じがエディ・マーフィなんだ﹂﹁あれ︵下條︶がエディ・マーフィなんだよ、やまちゃん︵山寺︶は普通に喋っているから面白くない﹂といった意見を度々受けており、下條の吹替えた作品を見て研究、反省しようかと考えることもあるという<ref>{{Cite web |date= 2018-03-07 |url=https://post.tv-asahi.co.jp/post-39187/amp/ |title= ベッキー、蒼井優、松岡茉優…﹁おはガール﹂に山寺宏一がした“あるお願い”とは？ |work=テレ朝POST |accessdate=2021-01-02}}</ref>。

俳優業の他に30代の頃から声優業も並行して行っており、声優としての代表作は﹃[[刑事スタスキー&ハッチ]]﹄のスタスキー役とフジテレビの﹃[[ゴールデン洋画劇場]]﹄を主とした[[エディ・マーフィ]]の吹替作品である。当時﹃[[ビバリーヒルズ・コップ2]]﹄や﹃[[星の王子 ニューヨークへ行く]]﹄などの音響演出を行った演出家の[[河村常平]]によると﹁エディ・マーフィの地声に似ている声の俳優﹂ということで下條が起用されていたとしている<ref>{{Cite web|url= https://www.fukikaeru.com/?p=1779|title= ふきカエルインタビュー　音響演出家 河村常平さん |publisher=ふきカエル大作戦|date=2015-12-11|accessdate=2023-03-12}}</ref><ref>{{Cite web|url= https://www.fukikaekingdom.com/post-1779/|title= ふきカエルインタビュー　音響演出家 河村常平さん |publisher=吹替キングダム|date=2015-12-11|accessdate=2023-10-07}}</ref>。

その後、「エディ・マーフィでおなじみの下條アトム」と評されるほどに定着<ref name="TRADING PLACES" />。なお、下條はマーフィのキャリア最初期にあたる80年代から担当している人物でもあり、「吹き替えで発する独特の訛りがクセになる」と評されるなど個性的な演技が好評となった<ref>{{Cite web|url= https://cinemore.jp/jp/recommend/3238/p1.html|title= 今週のおすすめ　2023年11月24日（金）新作映画『ほかげ』/ 旧作映画『星の王子ニューヨークへ行く』 |publisher=CINEMORE|date=2023-11-24|accessdate=2024-03-19}}</ref>。そのセリフ回しは[[大泉洋]]をはじめとしたタレントのモノマネレパートリーとしても人気を博している<ref>{{Cite web|url= https://www.ntv.co.jp/arashinishiyagare/contents/20130302.html |title= 今夜の「嵐にしやがれ」は…超いい加減な男・大泉洋さんが登場！番組初！嵐が大泉洋に教えるぞSP！ |publisher=[[日本テレビ]]|date=2013-03-02|accessdate=2021-01-01}}</ref>ほか、下條と並んでマーフィの吹替声優として知られている[[山寺宏一]]も、吹替えを担当する上でマーフィの雰囲気を日本語で出すということが大事だと思っていた中で、「下條アトムさんのなまった感じがエディ・マーフィなんだ」「あれ（下條）がエディ・マーフィなんだよ、やまちゃん（山寺）は普通に喋っているから面白くない」といった意見を度々受けており、下條の吹替えた作品を見て研究、反省しようかと考えることもあるという<ref>{{Cite web |date= 2018-03-07 |url=https://post.tv-asahi.co.jp/post-39187/amp/ |title= ベッキー、蒼井優、松岡茉優…「おはガール」に山寺宏一がした“あるお願い”とは？ |work=テレ朝POST |accessdate=2021-01-02}}</ref>。


下條自身は、マーフィの吹替えに関して次のようにコメントを寄せている。

下條自身は、マーフィの吹替えに関して次のようにコメントを寄せている。
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　声を当てるといっても、首から上だけに重点を置かなかったんです。僕も役者ですから、どういう気持ちでエディ・マーフィは演じているのか、この役の人間はどういう気持ちでいるのかを大事にしようと。

　声を当てるといっても、首から上だけに重点を置かなかったんです。僕も役者ですから、どういう気持ちでエディ・マーフィは演じているのか、この役の人間はどういう気持ちでいるのかを大事にしようと。



　それと同時に、あれだけ素敵な役者の邪魔をしたくなかった。つまらない色付けをして、自分を出したくないと思ったんです。僕がやっていると知られなくていい。エディが日本語を喋っているぐらいに視聴者は思ってくれていいという感じでした﹂|<ref>{{Cite news|title= 下條アトムが語る﹃ウルルン滞在記﹄の独特な節回し誕生秘話

　それと同時に、あれだけ素敵な役者の邪魔をしたくなかった。つまらない色付けをして、自分を出したくないと思ったんです。僕がやっていると知られなくていい。エディが日本語を喋っているぐらいに視聴者は思ってくれていいという感じでした﹂|下條アトム<ref>{{Cite news|title= 下條アトムが語る﹃ウルルン滞在記﹄の独特な節回し誕生秘話

|newspaper=NEWSポストセブン|date=2020-08-27|url=https://www.news-postseven.com/archives/20200827_1589223.html/2}}</ref>}}

|newspaper=NEWSポストセブン|date=2020-08-27|url=https://www.news-postseven.com/archives/20200827_1589223.html/2}}</ref>}}



下條が声優を始めた頃は声優業は役者側から軽視される業種だったものの、下條は難しいながらも面白い物だと解釈し収録後に自身の演技に不満を持ち、表現力を極めようと精進したことが声優としてのキャリアに繋がったのではないかと回想し、2018年のインタビューでは﹁毎回いつも新人のようなつもりでやってるんですよ。いわゆる第一線級ではないですし、2軍でベンチをあっためているような気持ちですよ﹂と語っている<ref name="asahi" />。

下條が声優を始めた頃は声優業は役者側から軽視される業種だったものの、下條は難しいながらも面白い物だと解釈し収録後に自身の演技に不満を持ち、表現力を極めようと精進したことが声優としてのキャリアに繋がったのではないかと回想し、2018年のインタビューでは﹁毎回いつも新人のようなつもりでやってるんですよ。いわゆる第一線級ではないですし、2軍でベンチをあっためているような気持ちですよ﹂と語っている<ref name="asahi" />。


ナレーターを務めた『[[世界ウルルン滞在記]]』は広く有名になり、モノマネをする人のほとんどは、「'''○○で出逢った'''」というモノマネを行う（最初の時は特徴ある口調ではなかったが、「リポーターやスタッフが大変な思いをしてやって来たその映像を視て、『頑張れ』という思いで感情移入するうちにこうなった」とのことで、結果的に12年間も務める事となった<ref>{{Cite web|url=http://life.oricon.co.jp/62380/|title=ナレーター・下條アトム、“ウルルン口調”「出会ったぁ～」の誕生秘話語る|publisher=[[オリコン]]|date=2009-01-24|accessdate=2015-01-20}}</ref>。）。

ナレーターを務めた『[[世界ウルルン滞在記]]』は広く有名になり、モノマネをする人のほとんどは、「'''○○で出逢った'''」というモノマネを行う（最初の時は特徴ある口調ではなかったが、「リポーターやスタッフが大変な思いをしてやって来たその映像を視て、『頑張れ』という思いで感情移入するうちにこうなった」とのことで、結果的に12年間も務める事となった<ref>{{Cite web|url=https://life.oricon.co.jp/news/62380/|title=ナレーター・下條アトム、“ウルルン口調”「出会ったぁ～」の誕生秘話語る|publisher=[[オリコン]]|date=2009-01-24|accessdate=2015-01-20}}</ref>。）。



2005年の﹃[[仮面ライダー響鬼]]﹄には、立花勢地郎役で出演。[[東京都]][[葛飾区]][[柴又]]にて[[黍団子|きびだんご]]を名物とする甘味処を営み、“おやっさん”の愛称で慕われる役どころ<ref group="注釈">父・正巳は、[[映画]]﹃[[男はつらいよ]]﹄シリーズにおいて、葛飾柴又の帝釈天にある団子屋を営む“おいちゃん”の愛称で親しまれる男性を演じている。</ref>であったことから、出演のオファーを受けた際は戸惑いを感じていたという<ref group="注釈">オファーを受けたのは、父・正巳の没後、わずかな月日しかたっていない時期であったという。</ref><ref>DVD 仮面ライダー響鬼 第十一巻</ref>。

[[2005年]]の﹃[[仮面ライダー響鬼]]﹄には、立花勢地郎役で出演。[[東京都]][[葛飾区]][[柴又]]にて[[黍団子|きびだんご]]を名物とする甘味処を営み、“おやっさん”の愛称で慕われる役どころ<ref group="注釈">父・正巳は、[[映画]]﹃[[男はつらいよ]]﹄シリーズにおいて、葛飾柴又の帝釈天にある団子屋を営む“おいちゃん”の愛称で親しまれる男性を演じている。</ref>であったことから、出演のオファーを受けた際は戸惑いを感じていたという<ref group="注釈">オファーを受けたのは、父・正巳の没後、わずかな月日しかたっていない時期であったという。</ref><ref>DVD 仮面ライダー響鬼 第十一巻</ref>。


== 出演 ==

== 出演 ==
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** 第322話「悪夢に泣く少女の叫び」（1978年、東京12チャンネル / [[三船プロダクション|三船プロ]]） - 源次 役

** 第322話「悪夢に泣く少女の叫び」（1978年、東京12チャンネル / [[三船プロダクション|三船プロ]]） - 源次 役

* [[知らない同志]] （1972年、[[TBSテレビ|TBS]]）

* [[知らない同志]] （1972年、[[TBSテレビ|TBS]]）

* [[レモンの天使]] 第22話「病院は俺の天国 」（1972年、フジテレビ/東宝） - 自動車修理工員

* [[キイハンター]] 第249話「お年玉は必殺必中の弾丸!」（1973年、TBS / [[東映]]） - ケンジ 役

* [[キイハンター]] 第249話「お年玉は必殺必中の弾丸!」（1973年、TBS / [[東映]]） - ケンジ 役

* [[こんな男でよかったら]]（1973年、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]] / 国際放映） - 知床の健 役

* [[こんな男でよかったら]]（1973年、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]] / 国際放映） - 知床の健 役

* [[旅人異三郎]] 第12話「峠の茶屋に血煙がたった」（1973年、東京12チャンネル / [[三船プロダクション|三船プロ]]）- 由次郎 役

* [[旅人異三郎]] 第12話「峠の茶屋に血煙がたった」（1973年、東京12チャンネル / [[三船プロダクション|三船プロ]]）- 由次郎 役

* [[おしどり右京捕物車]]（1974年、ABC / [[松竹]]） - 観念 役

* [[おしどり右京捕物車]]（1974年、ABC / [[松竹]]） - 観念 役

* [[風の中のあいつ (1973年のテレビドラマ)|風の中のあいつ]]（1973年 - 1974年、TBS）

* [[風の中のあいつ (1973年のテレビドラマ)|風の中のあいつ]]（1973年 - 1974年、TBS） - 綱五郎 役

* [[太陽にほえろ!]]（[[日本テレビ放送網|NTV]] / [[東宝]]）

* [[太陽にほえろ!]]（[[日本テレビ放送網|NTV]] / [[東宝]]）

** 第121話「審判なき罪」（1974年） - 吉田春夫 役

** 第121話「審判なき罪」（1974年） - 吉田春夫 役

** 第152話「勇気」（1975年） - 町田正二 役

** 第152話「勇気」（1975年） - 町田正二 役

* [[銀河テレビ小説]]「[[黄色い涙]]」（1974年、[[NHK名古屋放送局|NHK名古屋]]） - 下川圭 役

* [[銀河テレビ小説]]（NHK）

**「[[黄色い涙]]」（1974年、[[NHK名古屋放送局|NHK名古屋]]） - 下川圭 役

**「[[夏の故郷]]」（1976年） - 藤原清太郎 役
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**「[[上野駅周辺|ふるさとシリーズ2 上野駅周辺]]」（1978年） - 村上繁 役

* [[座頭市物語]] 第15話「めんない鴉の祭り唄」（1975年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]] / [[勝新太郎|勝プロ]]） - ひょっとこの半助 役

* [[座頭市物語]] 第15話「めんない鴉の祭り唄」（1975年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]] / [[勝新太郎|勝プロ]]） - ひょっとこの半助 役

* [[非情のライセンス]] 第2シリーズ 第16話「兇悪の青い鳥」（1975年、[[テレビ朝日|NET]] / 東映） - 小倉伸一 役

* [[非情のライセンス]] 第2シリーズ 第16話「兇悪の青い鳥」（1975年、[[テレビ朝日|NET]] / 東映） - 小倉伸一 役

* [[どてらい男]]（戦争編）（1975年、関西テレビ/フジテレビ） - 山原２等兵 役

* [[傷だらけの天使]] 第23話「母の胸に悲しみの眠りを」（1975年、日本テレビ / 東宝） - 中岡光一 役

* [[傷だらけの天使]] 第23話「母の胸に悲しみの眠りを」（1975年、日本テレビ / 東宝） - 中岡光一 役

* [[伝七捕物帳]] 第67話「幼なじみに恋が散る」（1975年、NTV） - 平吉

* [[伝七捕物帳]] 第67話「幼なじみに恋が散る」（1975年、NTV） - 平吉
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* [[いろはの"い"]] 第15話「追いつめる」（1976年、日本テレビ / 東宝） - 宮沢護 役

* [[いろはの"い"]] 第15話「追いつめる」（1976年、日本テレビ / 東宝） - 宮沢護 役

*[[遠山の金さん]] 第44話「心の旅路をたどれ」（1976年、NET） - 伊之吉

*[[遠山の金さん]] 第44話「心の旅路をたどれ」（1976年、NET） - 伊之吉

* [[人はそれをスキャンダルという]]（1978年 - 1979年、TBS / [[大映テレビ]]） - 川崎正勝 役

* [[人はそれをスキャンダルという]]（1978年 - 1979年、TBS / [[大映テレビ]]） - 川崎正勝 役
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* 銀河テレビ小説「[[上野駅周辺|ふるさとシリーズ2 上野駅周辺]]」（1978年、NHK）

* [[土曜ワイド劇場]]（テレビ朝日）

* [[土曜ワイド劇場]]（テレビ朝日）

** 「[[種族同盟#1979年版|松本清張の種族同盟]]」（1979年5月26日） - 君川行雄 役

** 「[[種族同盟#1979年版|松本清張の種族同盟]]」（1979年5月26日） - 君川行雄 役

** [[西村京太郎トラベルミステリーの登場人物|西村京太郎トラベルミステリー]] 「L特急踊り子号殺人事件」（1991年） - 原田久夫 役

** [[西村京太郎トラベルミステリーの登場人物|西村京太郎トラベルミステリー]] 「L特急踊り子号殺人事件」（1991年） - 原田久夫 役

** 「美濃紙漉きの里殺人事件」（1991年） - 糸井守 役

** 「ママさん記者明衣子の事件」（1999年） - 高橋直樹 役

** 「ママさん記者明衣子の事件」（1999年） - 高橋直樹 役

** 「[[終着駅シリーズ]]10・砂漠の暗礁」（2001年） - 金沢高一 役

** 「[[終着駅シリーズ]]10・砂漠の暗礁」（2001年） - 金沢高一 役
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** 「[[温泉若おかみの殺人推理]]23・滋賀おごと温泉〜盗まれた琵琶湖の謎!!」（2012年4月28日） - 平井次郎 役

** 「[[温泉若おかみの殺人推理]]23・滋賀おごと温泉〜盗まれた琵琶湖の謎!!」（2012年4月28日） - 平井次郎 役

** 「終着駅シリーズ29・善意の傘」（2015年9月26日） - 高杉誠

** 「終着駅シリーズ29・善意の傘」（2015年9月26日） - 高杉誠

* 日曜劇場 牛を売りに来た女（1979年11月11日、RKB） - 藤井友和 役

* [[3年B組金八先生]] 第2シリーズ 「第21話 不正を憎む心を持て!」1981年2月27日 - 玉村吾朗 役

* [[3年B組金八先生]] 第2シリーズ 「第21話 不正を憎む心を持て!」1981年2月27日 - 玉村吾朗 役

* [[あっけらかん (1982年のテレビドラマ)|あっけらかん]]（1982年、日本テレビ） - 谷部正彦 役

* [[あっけらかん (1982年のテレビドラマ)|あっけらかん]]（1982年、日本テレビ） - 谷部正彦 役
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* [[私鉄沿線97分署]] 第5話「ご近所だからデスマッチ」（1984年、テレビ朝日 / 国際放映） - 粕谷 役

* [[私鉄沿線97分署]] 第5話「ご近所だからデスマッチ」（1984年、テレビ朝日 / 国際放映） - 粕谷 役

* 昼の連続家庭内離婚（1986年、TBS）

* 昼の連続家庭内離婚（1986年、TBS）

* [[ジャングル (テレビドラマ)|ジャングル]]（[[1987年]]、日本テレビ / 東宝）

* [[ジャングル (テレビドラマ)|ジャングル]] 第5話「広域窃盗事件・その1」・第6話「広域窃盗事件・解決篇」（[[1987年]]、日本テレビ / 東宝）

* [[火曜サスペンス劇場]]（日本テレビ）

* [[火曜サスペンス劇場]]（日本テレビ）

** 「木に登る犬」（1983年、三船プロダクション） - 井川健作 役

** 「木に登る犬」（1983年、三船プロダクション） - 井川健作 役
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* [[氷炎 死んでもいい]]（1997年、東海テレビ） - 武雄 役

* [[氷炎 死んでもいい]]（1997年、東海テレビ） - 武雄 役

* [[家政婦は見た!]]（1997年） - 森村隆

* [[家政婦は見た!]]（1997年） - 森村隆

* [[はみだし刑事情熱系]]第3シリーズ第10話（1998年12月9日、テレビ朝日） - 浜島 役

* [[はみだし刑事情熱系]]第3シリーズ第10話（1998年12月9日、テレビ朝日） - 浜島誠一 役

* [[はるちゃん|はるちゃん3]]（1999年、東海テレビ） - 朝倉 役

* [[はるちゃん|はるちゃん3]]（1999年、東海テレビ） - 朝倉 役

* [[当番弁護士 (テレビドラマ)|当番弁護士]]（1999年、日本テレビ） - 祖父江耕二 役

* [[当番弁護士 (テレビドラマ)|当番弁護士]]（1999年、日本テレビ） - 祖父江耕二 役
159行目: 166行目:

* [[月曜ゴールデン]]「[[自治会長・糸井緋芽子社宅の事件簿]]8」（2007年、TBS） - 猪瀬靖男 役

* [[月曜ゴールデン]]「[[自治会長・糸井緋芽子社宅の事件簿]]8」（2007年、TBS） - 猪瀬靖男 役

* [[熱血ニセ家族]]（2007年、[[CBCテレビ|中部日本放送]]） - 斉藤望 役

* [[熱血ニセ家族]]（2007年、[[CBCテレビ|中部日本放送]]） - 斉藤望 役

* [[遠山の金さん (2007年のテレビドラマ)|遠山の金さん]] 第3話「悪徳金貸しになった奉行!? 遊女の純情と金さんの涙…」（2007年、テレビ朝日）- 大和屋清兵衛

* [[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]] [[水戸黄門 (第31-38部)#第38部|第38部]] 第14話「盗っ人最後の恩返し -浜松-」（2008年、TBS / [[C.A.L]]） - 儀十 役

* [[水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)|水戸黄門]] [[水戸黄門 (第31-38部)#第38部|第38部]] 第14話「盗っ人最後の恩返し -浜松-」（2008年、TBS / [[C.A.L]]） - 儀十 役

* [[不毛地帯]]（2010年、フジテレビ） - ジョージ岡 役

* [[不毛地帯]]（2010年、フジテレビ） - ジョージ岡 役
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* [[松本清張ミステリー時代劇]] 第11話「[[無宿人別帳#赤猫|赤猫]]」（2015年9月8日、[[BSジャパン]]） - おえんの父 役

* [[松本清張ミステリー時代劇]] 第11話「[[無宿人別帳#赤猫|赤猫]]」（2015年9月8日、[[BSジャパン]]） - おえんの父 役

* [[鼠、江戸を疾る#第2シリーズ|鼠、江戸を疾る2]] 第3話（2016年4月28日、NHK） - 竹蔵 役

* [[鼠、江戸を疾る#第2シリーズ|鼠、江戸を疾る2]] 第3話（2016年4月28日、NHK） - 竹蔵 役

* [[刑事7人#SEASON2（2016年）|刑事7人 第2シリーズ]] 第8話（2016年9月7日、テレビ朝日） - 田沼孝雄 役

* [[刑事7人#Season2（2016年）|刑事7人 第2シリーズ]] 第8話（2016年9月7日、テレビ朝日） - 田沼孝雄 役

* [[遺留捜査]]（2017年） - 富田康二郎 役

* [[遺留捜査]]（2017年） - 富田康二郎 役

* [[山本周五郎時代劇 武士の魂]]（2017年） - 藤七 役

* [[山本周五郎時代劇 武士の魂]]（2017年） - 藤七 役
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* [[嫌われ監察官 音無一六]] season1 第4話（2022年5月27日、テレビ東京）- 藤垣清一 役

* [[嫌われ監察官 音無一六]] season1 第4話（2022年5月27日、テレビ東京）- 藤垣清一 役

* [[遺留捜査]] 第7シリーズ 第2話（2022年7月21日、テレビ朝日） - 戸郷慎之介 役

* [[遺留捜査]] 第7シリーズ 第2話（2022年7月21日、テレビ朝日） - 戸郷慎之介 役

* [[富津接続殺人事件]] （2022年10月6日 - 12月22日、千葉テレビ） - 赤城誠 役


=== 映画 ===

=== 映画 ===
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* [[残照 (映画)|残照]]（1978年、東宝） - ケン 役

* [[残照 (映画)|残照]]（1978年、東宝） - ケン 役

* [[十八歳、海へ]]（1979年、[[日活|にっかつ]]） - 榊原昴 役

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* 真夜中の招待状（1981年、松竹） - 藤村邦直 役

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* [[ひめゆりの塔 (1982年の映画)|ひめゆりの塔]]（1982年、東宝） - 林軍曹 役

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* [[幻の湖]]（1982年、東宝） - 平山 役

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* [[ゴーヤーちゃんぷるー]]（2005年、アウル21） - 稲江 役

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* [[凍える鏡]]（2008年、「凍える神」製作事務所） - 吉村 役（友情出演）

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* [[FURUSATO -宇宙からみた世界遺産-]]（2010年、[[TBSビジョン]]） - ナレーション

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==== 担当俳優 ====

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** [[ビバリーヒルズ・コップ3]]（2000年、フジテレビ版）

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* [[ホワイトハウス狂騒曲]]（1995年、フジテレビ版） - '''トーマス・ジェファーソン・ジョンソン''' 役

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* 新 麻雀放浪記 3（2005年）　雀荘のマスター　役

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* 今夜解明!ミイラが暴く世界三大ミステリーツアー（[[テレビ東京]]）

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* [[土曜スペシャル (テレビ東京)|土曜スペシャル]]「冬の風物詩 日本の里 ふるさと再発見」（テレビ東京）

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* 映画『[[龍三と七人の子分たち]]』Blu-ray/DVDのスペシャルエディション特典ディスク収録メイキング「北野流 ジジイ映画の作り方」（2015年）<ref>{{cite web|url=http://natalie.mu/eiga/news/157351|title=北野流ジジイ映画の作り方！「龍三」特典映像で下條アトムがナレーション|publisher=映画ナタリー|date=2015-08-18|accessdate=2015-08-18}}</ref>

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* [[世界一周 魅惑の鉄道紀行]] (2016年3月14日 - 、[[BS-TBS]]) - コンシェルジュ(不定期)

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* 海外引揚者の証言 第一回　娘よ！～満州編～（2000年、制作：（財）日本広報センター）

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=== ラジオドラマ ===

=== ラジオドラマ ===

* [[愛の街から]]（1981年 - 1982年、[[エフエム東京]]）

* [[愛の街から]]（1981年1月11日 - 1982年6月27日、[[エフエム東京]]）

* AMステレオ放送１周年記念ラジオドラマ 「真夜中に野バラが歌う」（1993年3月15日、[[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]]）<ref>{{Cite web|url=https://www.bpcj.or.jp/search/show_detail.php?program=133379|title=放送ライブラリー / 「ステレオドラマ　真夜中に野バラが歌う」(1993年3月15日・ABCラジオ)|accessdate=2022-10-06|publisher=BPCJ　公益財団法人 放送番組センター}}</ref>

* [[鉄道員 (小説)|鉄道員、ラブ・レター]]（1997年、[[NHK-FM放送|NHK-FM]]）

* [[鉄道員 (小説)#ラジオドラマ|浅田次郎ワールド・鉄道員「ラブ・レター」]]（1997年10月17日、[[文化放送]]）<ref>{{Cite web|url=https://www.bpcj.or.jp/search/show_detail.php?program=134182|title=放送ライブラリー / 浅田次郎ワールド・鉄道員「ラブ・レター」（1997年10月17日、文化放送)|accessdate=2022-10-05|publisher=BPCJ　公益財団法人 放送番組センター}}</ref>


=== バラエティ ===

=== バラエティ ===

* [[パソコンサンデー]] 　テレビ東京（制作：[[テレビ大阪]]）

* [[パソコンサンデー]] 　テレビ東京（制作：[[テレビ大阪]]）

=== ラジオ番組 ===

* [[下條アトムのいい朝BAOBAB]]（[[文化放送]]）


== 楽曲 ==

== 楽曲 ==
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* {{日本タレント名鑑|M93-1653|name=下條アトム}}

* {{日本タレント名鑑|M93-1653|name=下條アトム}}

* [https://thetv.jp/person/0000012336/ 下條アトムのプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン]

* [https://thetv.jp/person/0000012336/ 下條アトムのプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン]

* [https://dictionary.goo.ne.jp/word/person/下條アトム/#person-110073532_ 下條アトムの解説 - goo人名事典]

* [https://web.archive.org/web/20211219112939/https://dictionary.goo.ne.jp/word/person/下條アトム/#person-110073532_ 下條アトムの解説 - goo人名事典]

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2024年6月8日 (土) 01:03時点における最新版

しもじょう あとむ
下絛 アトム
本名 下絛 アトム
別名義 下條 アトム
生年月日 (1946-11-26) 1946年11月26日（77歳）
出生地 日本の旗 日本・東京都
身長 168 cm
血液型 O型
職業 俳優、声優、ナレーター
配偶者 あり
著名な家族 下絛正巳（父）
田上嘉子（母）
主な作品
テレビドラマ
『信子とおばあちゃん』
『徳川家康』
『仮面ライダー響鬼』
映画
『八つ墓村』
バラエティー番組など
『世界ウルルン滞在記』
吹き替え
『刑事スタスキー&ハッチ』
エディ・マーフィ各種吹き替え[1]
テンプレートを表示

下絛 アトム︵しもじょう アトム、1946年︿昭和21年﹀11月26日 - ︶は、東京都出身の俳優、声優、ナレーター。同じく俳優の下絛正巳を父に、元女優の田上嘉子を母に持つ。本名同じ。名前に含まれる﹁ジョウ﹂の表記において、細い枝を意味する 下條 アトム を用いることが多いが、本名の正式な表記はさなだを意味する 下絛 アトム であり、こちらを用いられる場合がある[2]。玉川学園高等部卒業[3]。

人物[編集]


アトムという名前は本名であり、父・正巳が第二次世界大戦後間もなく生まれた息子を、将来は日本でもアメリカのように名前・苗字の順に呼ぶようになり[4]、ローマ字の順に名簿も作られるだろうと考え、ならばアルファベットのAで始まる名前なら最初に呼ばれるという理由で、さらに﹁今後の原子力は戦争ではなく発電など平和のために使われるはずである﹂という願いを込めて、原子を意味する英語atomから名付けた。

手塚治虫の漫画﹃鉄腕アトム﹄は下條アトムの命名より後に描かれたものであり、同名となったのは偶然の一致である。﹃鉄腕アトム﹄の連載当時、アトムという名の少年が実在することが話題となり、当時少年だった下條は手塚治虫と対面している[4]。

また、ウランという名の女性が小学生時代の同級生におり、当時のテレビ番組﹃私の秘密﹄に2人で出演したこともある[4]。ともに現在の日本においても珍しい名前であり、これは非常にまれな出来事である。﹃今夜は最高!﹄にゲスト出演した時に﹃鉄腕アトム﹄のパロディでアトムを演じ[5]、最後に﹁これ一度やってみたかった﹂とつぶやいている。 

俳優業の他に30代の頃から声優業も並行して行っており、声優としての代表作は﹃刑事スタスキー&ハッチ﹄のスタスキー役とフジテレビの﹃ゴールデン洋画劇場﹄を主としたエディ・マーフィの吹替作品である。当時﹃ビバリーヒルズ・コップ2﹄や﹃星の王子 ニューヨークへ行く﹄などの音響演出を行った演出家の河村常平によると﹁エディ・マーフィの地声に似ている声の俳優﹂ということで下條が起用されていたとしている[6][7]。

その後、﹁エディ・マーフィでおなじみの下條アトム﹂と評されるほどに定着[8]。なお、下條はマーフィのキャリア最初期にあたる80年代から担当している人物でもあり、﹁吹き替えで発する独特の訛りがクセになる﹂と評されるなど個性的な演技が好評となった[9]。そのセリフ回しは大泉洋をはじめとしたタレントのモノマネレパートリーとしても人気を博している[10]ほか、下條と並んでマーフィの吹替声優として知られている山寺宏一も、吹替えを担当する上でマーフィの雰囲気を日本語で出すということが大事だと思っていた中で、﹁下條アトムさんのなまった感じがエディ・マーフィなんだ﹂﹁あれ︵下條︶がエディ・マーフィなんだよ、やまちゃん︵山寺︶は普通に喋っているから面白くない﹂といった意見を度々受けており、下條の吹替えた作品を見て研究、反省しようかと考えることもあるという[11]。

下條自身は、マーフィの吹替えに関して次のようにコメントを寄せている。

﹁彼のエネルギーを僕が出すのは無理なんです。でも──これは妄想なのですが──エディ・マーフィになったつもりでやっていました。スタジオでも革靴ではなく運動靴を履いていましたし、体も動かしました。
　声を当てるといっても、首から上だけに重点を置かなかったんです。僕も役者ですから、どういう気持ちでエディ・マーフィは演じているのか、この役の人間はどういう気持ちでいるのかを大事にしようと。
　それと同時に、あれだけ素敵な役者の邪魔をしたくなかった。つまらない色付けをして、自分を出したくないと思ったんです。僕がやっていると知られなくていい。エディが日本語を喋っているぐらいに視聴者は思ってくれていいという感じでした﹂ — 下條アトム[12]
下條が声優を始めた頃は声優業は役者側から軽視される業種だったものの、下條は難しいながらも面白い物だと解釈し収録後に自身の演技に不満を持ち、表現力を極めようと精進したことが声優としてのキャリアに繋がったのではないかと回想し、2018年のインタビューでは﹁毎回いつも新人のようなつもりでやってるんですよ。いわゆる第一線級ではないですし、2軍でベンチをあっためているような気持ちですよ﹂と語っている[4]。

ナレーターを務めた﹃世界ウルルン滞在記﹄は広く有名になり、モノマネをする人のほとんどは、﹁○○で出逢った﹂というモノマネを行う︵最初の時は特徴ある口調ではなかったが、﹁リポーターやスタッフが大変な思いをしてやって来たその映像を視て、﹃頑張れ﹄という思いで感情移入するうちにこうなった﹂とのことで、結果的に12年間も務める事となった[13]。︶。

2005年の﹃仮面ライダー響鬼﹄には、立花勢地郎役で出演。東京都葛飾区柴又にてきびだんごを名物とする甘味処を営み、“おやっさん”の愛称で慕われる役どころ[注釈 1]であったことから、出演のオファーを受けた際は戸惑いを感じていたという[注釈 2][14]。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • ふくろうと子猫ちゃん
  • ラブレター
  • とんでもない女

吹き替え[編集]

担当俳優[編集]

エディ・マーフィ（エディ・マーフィ本人公認[要出典]）

洋画[編集]

海外ドラマ[編集]

海外アニメ[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • 新 麻雀放浪記 3（2005年）　雀荘のマスター　役
  • きらめけ! Vivacious Dash（2023年） - 下川つとむ　役（友情出演）

インターネットドラマ[編集]

ナレーション[編集]

ラジオドラマ[編集]

バラエティ[編集]

ラジオ番組[編集]

楽曲[編集]

シングル[編集]

発売日 レーベル 規格 規格品番 面 タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
9月5日 東芝EMI

Express

EP ETP-10049 A 黄昏はいつものあいさつ 下條アトム 設楽幸嗣
B たゆとう季節 小室等 設楽幸嗣
1975年9月 EP ETP-20157 A 青春熱寒 下條アトム さいとうあきひこ 中村二大
B 心ふたつ 下條アトム・赤城光 赤城光 島田敬穂
1979年 ビクター

ラジオシティレコード

EP RD-2005 A 俺と親父 喜多条忠 吉田拓郎 松任谷正隆 欽ちゃん劇場「とり舵いっぱ～い！」主題歌。
B さよならルージュ
2007年 CD 1 今、いちばんのありがとう 斉木良二 徳武弘文 小坂一也の1991年の楽曲のカバー。
2 DRAMA 下條アトム

アルバム[編集]

発売日 レーベル 規格 規格品番 アルバム
1976年 東芝EMI／Express LP ETP-72198 First Album この坂の途中で
1977年10月5日 東芝EMI／Express LP ETP-72275 アトムランド

A面

  1. 結婚讃歌
  2. ブルー・フェニックス
  3. 望郷の詩（作詞・作曲：谷村新司、編曲：ボブ佐久間）
  4. ねえ君
  5. 残暑
  6. 心のままに

B面

  1. 追憶
  2. ピノキオの手紙
  3. マイ・フレンド
  4. 風にゆれて
  5. ほんの少しでも

脚注[編集]



(一)^ 父・正巳は、映画﹃男はつらいよ﹄シリーズにおいて、葛飾柴又の帝釈天にある団子屋を営む“おいちゃん”の愛称で親しまれる男性を演じている。

(二)^ オファーを受けたのは、父・正巳の没後、わずかな月日しかたっていない時期であったという。

出典[編集]



(一)^ 声優にもいろいろある！声優の進路をチェック

(二)^ allcinema

(三)^ ﹃読売年鑑 2016年版﹄︵読売新聞東京本社、2016年︶p.546

(四)^ abcd“下條アトム、﹃鉄腕アトム﹄より先に生まれた本名の由来。同級生に“あの名前”の女子も”. テレ朝POST (2018年9月21日). 2018年10月16日閲覧。

(五)^ 週刊TVガイド 1985年4月20日号﹃今夜は最高!﹄番組紹介より。

(六)^ “ふきカエルインタビュー　音響演出家 河村常平さん”.  ふきカエル大作戦 (2015年12月11日). 2023年3月12日閲覧。

(七)^ “ふきカエルインタビュー　音響演出家 河村常平さん”.  吹替キングダム (2015年12月11日). 2023年10月7日閲覧。

(八)^ ab大逆転 / TRADING PLACES (DVD) / パラマウント ジャパン

(九)^ “今週のおすすめ　2023年11月24日︵金︶新作映画﹃ほかげ﹄/ 旧作映画﹃星の王子ニューヨークへ行く﹄”.  CINEMORE (2023年11月24日). 2024年3月19日閲覧。

(十)^ “今夜の﹁嵐にしやがれ﹂は…超いい加減な男・大泉洋さんが登場！番組初！嵐が大泉洋に教えるぞSP！”.  日本テレビ (2013年3月2日). 2021年1月1日閲覧。

(11)^ “ベッキー、蒼井優、松岡茉優…﹁おはガール﹂に山寺宏一がした“あるお願い”とは？”. テレ朝POST (2018年3月7日). 2021年1月2日閲覧。

(12)^ “下條アトムが語る﹃ウルルン滞在記﹄の独特な節回し誕生秘話”. NEWSポストセブン. (2020年8月27日). https://www.news-postseven.com/archives/20200827_1589223.html/2 

(13)^ “ナレーター・下條アトム、“ウルルン口調”﹁出会ったぁ～﹂の誕生秘話語る”.  オリコン (2009年1月24日). 2015年1月20日閲覧。

(14)^ DVD 仮面ライダー響鬼 第十一巻

(15)^ ドクタードリトル2‥テレビ東京

(16)^ “北野流ジジイ映画の作り方！﹁龍三﹂特典映像で下條アトムがナレーション”.  映画ナタリー (2015年8月18日). 2015年8月18日閲覧。

(17)^ “放送ライブラリー / ﹁ステレオドラマ　真夜中に野バラが歌う﹂(1993年3月15日・ABCラジオ)”.  BPCJ　公益財団法人 放送番組センター. 2022年10月6日閲覧。

(18)^ “放送ライブラリー / 浅田次郎ワールド・鉄道員﹁ラブ・レター﹂︵1997年10月17日、文化放送)”.  BPCJ　公益財団法人 放送番組センター. 2022年10月5日閲覧。

外部リンク[編集]

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