ヤンマーミュージアム
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ヤンマーミュージアム YANMAR MUSEUM | |
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施設情報 | |
正式名称 | ヤンマーミュージアム |
専門分野 | 農業機械 |
管理運営 | ヤンマー株式会社 |
開館 | 2013年3月21日 |
所在地 |
〒526-0055 滋賀県長浜市三和町6-50 |
位置 | 北緯35度22分27.6秒 東経136度16分12.8秒 / 北緯35.374333度 東経136.270222度座標: 北緯35度22分27.6秒 東経136度16分12.8秒 / 北緯35.374333度 東経136.270222度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
ヤンマーミュージアムは、滋賀県長浜市三和町に所在するヤンマーの博物館である[1]。
概要[編集]
同社の100周年記念事業の一環として滋賀研究所の跡地に2013年3月21日に開館した[2]。同社の創業者で長浜市出身の山岡孫吉[2]の功績やヤンマーの製品、エンジン、事業内容を展示している[2]。また、同館ではショベルカーや開発試験用の建設機械の操縦、ボートの操船をシミュレーターで体験できる[3]。建設機械のシミュレーターは予約が必要で当日先着順となっている。この他、予約制のワークショップも開催され、体験活動も行われている。毎週月曜日︵祝日や振替休日の場合は翌休日︶と年末年始が休館となっている[3]。 2018年から2019年にかけてリニューアル工事が行われ、体験や学習に重点が置かれて設計された[4]。主な客層は小学5年生とその家族としている[5]。また、滋賀県の食材を使った料理を提供するレストランも設置される[4]。管内の随所に八代目ヤン坊マー坊が配置されている[5]。 第55回BCS賞、2016年度グッドデザイン賞受賞。沿革[編集]
展示物[編集]
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コンセプトクルーザー・X39
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コンセプトスキーボート・W20
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コンセプトトラクター・YT01
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横形水冷ディーゼルエンジン・K1形(左:世界最小のディーゼルエンジン)とHB形(右:近代化産業遺産の指定を受けた)
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ミュージアムの2階から1階を眺める
施設[編集]
上記の展示物の他、当館には下記の各施設を併設している。なお、施設によっては利用制限が設けられている。チャレンジエリア[編集]
アトラクション・ゲーム[編集]
●サステナブルエナジークライミング ●ボルダリング・ロープ登り︵愛称・トップロープ︶体験施設。小学生以上のみ利用可能。 ●キッズエナジーアスレチック ●屋内アスレチック場。小学生と中学生のみ利用可能。 ●ざくざく!パワーショベルチャレンジ ●パワーショベルの操縦体験をすることができる。2歳以下は保護者同伴であれば利用することが可能。 ●ウェイクサーフィンボートレース ●プレジャーボートを操縦するゲーム。ゲーム内にはヤン坊マー坊が登場する。 ●マイフィッシュマイオーシャン ●漁業体験ゲーム。 ●たがやせ!フィールド ●農作業体験ゲーム。 ●リズムエンジン ●エンジンの動きとリズムに合わせて体を動かすゲーム。 ●フットボールチャレンジ ●サッカーボールを蹴り、ゴールポストの枠内に設けられた得点の合計を競うゲーム。学習施設[編集]
●わくわく!チャレンジシアター ●ヤンマーの創業者、山岡孫吉のストーリーを体感するプロジェクションマッピングシアター︵※事前予約優先制︶。ナレーションは山口勝平が務める[7]。 ●南極ミュージアム ●南極の世界を学習する施設。 ●お弁当チャレンジ ●お弁当作り体験ゲーム。完成したお弁当には栄養バランス・カロリー・調理法などがチャートグラフで表示され、それに併せてアドバイスも表示される。 ●送エネチャレンジ ●コージェネレーションシステム︵※内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高めるエネルギー供給システム︶を学ぶ施設。サッカー関連[編集]
●セレッソミュージアム ●セレッソ大阪の選手のユニフォームを展示する施設。屋外施設[編集]
●おにやんまの湯 ●足湯。 ●おにやんまの見晴台 ●展望台。 ●屋根の上のビオトープ ●屋上に設けられたビオトープ。ここでイベントを行うことがある。おにやんまの湯 -
おにやんまの見晴台(伊吹山を眺める)
他の施設[編集]
- チャレンジルーム
- ワークショップやイベントスペースとして使用する。
- 多目的ホール
- 120名を収容することができるホール。
レストラン・売店[編集]
下記の各施設のみを利用することができる︵ともに入場無料︶。
●Premium Marche BIWAKO[8]
●ヤンマーミュージアムショップ[9]
ヤンマーカード[編集]
入場時に受付で受け取るカードのことを指す。館内にあるチャレンジエリアでこのカードに印刷されたQRコードをコードリーダーにかざすと、チャレンジ︵体験︶をすることができる。チャレンジ︵体験︶後にヤンマーポイントが貯まり、そのランキングは﹁マイアース﹂という施設で確認することができる。なお、ヤンマーポイントは﹁チャレンジサイト﹂︵※ヤンマーカードに記されたIDでのログインが必要︶で確認することもできる。ちなみに、同カードは次回来館時もそのまま使用することができる。 ︵ヤンマーカードに関する詳細‥﹁ヤンマーカードについて﹂を参照︶アクセス[編集]
車 ●北陸自動車道長浜ICより車で10分。 鉄道 ●JR北陸本線長浜駅 ●同駅から徒歩10分、タクシー5分。 ●土曜・日曜・祝日は長浜駅西口を発着する無料送迎バスの運行がある︵※予約制ではない︶。 ︵出典‥交通のご案内 - ヤンマーミュージアム︶その他[編集]
- ヤンマーミュージアムの館内と屋外には同館オリジナルの飛び出し坊やが設置されている。
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飛び出し坊や(館内)
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飛び出し坊や(屋外)
脚注[編集]
(一)^
“ヤンマーミュージアム”. 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト. 公益社団法人長浜観光協会・一般社団法人びわ湖の素DMO. 2017年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月10日閲覧。
(二)^ abcd
“よくあるご質問 - 全般的なご質問”. ヤンマーミュージアム. 2017年2月10日閲覧。
(三)^ ab
“施設案内”. ヤンマーミュージアム. 2017年2月10日閲覧。
(四)^ abc﹁ヤンマーミュージアムがリニューアル 佐藤可士和さんが設計﹂﹃京都新聞﹄、2019年9月29日。2019年9月29日閲覧。オリジナルの2019年10月4日時点におけるアーカイブ。
(五)^ ab相馬敬﹁新生ヤンマーミュージアムで記念式典 長浜で5日開業﹂﹃中日新聞﹄、2019年10月5日。2019年10月23日閲覧。オリジナルの2019年10月22日時点におけるアーカイブ。
(六)^ “ヤンマーミュージアムリニューアルに伴う一時休館のお知らせ”. お知らせ. ヤンマーミュージアム. 2021年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
(七)^ “チャレンジトーク!声優・山口勝平さんに聞くチャレンジする楽しさとは?”. Y Media. ヤンマー. 2021年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
(八)^ “Premium Marche BIWAKO”. ヤンマーミュージアム. 2023年1月12日閲覧。
(九)^ “ヤンマーミュージアムショップ”. ヤンマーミュージアム. 2023年1月14日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ヤンマーミュージアム - ヤンマー株式会社