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アワ

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アワ

アワ

分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉植物 Monocots
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: エノコログサ属 Setaria
: アワ S. italica
学名
Setaria italica P. Beauv.
和名
アワ(粟)
英名
foxtail millet、bengal grass

Setaria italica

[]


[1]西西[2][3]

150[1][1]3 - 5湿[1]

[2][1][4]2n=18[1]C4

56910[5][5][5]

[]


[2][2][1][ 1][2]

[1]

[]


[1][1][2][1]

 []


5650[6][5]

[ 2]調[ 3][7]

[ 4]

4000西

[]


[2][1]

[8][ 5]



561.6[5]1 - 2[5][5]使[5][5][5]

栄養価[編集]

あわ(精白粒)[9]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 1,538 kJ (368 kcal)

炭水化物

69.7 g

食物繊維 3.3 g

脂肪

4.4 g

飽和脂肪酸 0.67 g
一価不飽和 0.52 g
多価不飽和 2.75 g

タンパク質

11.2 g

ビタミン
チアミン (B1)

(49%)

0.56 mg
リボフラビン (B2)

(6%)

0.07 mg
ナイアシン (B3)

(19%)

2.9 mg
パントテン酸 (B5)

(37%)

1.83 mg
ビタミンB6

(14%)

0.18 mg
葉酸 (B9)

(7%)

29 µg
ビタミンE

(4%)

0.6 mg
ミネラル
ナトリウム

(0%)

1 mg
カリウム

(6%)

300 mg
カルシウム

(1%)

14 mg
マグネシウム

(31%)

110 mg
リン

(40%)

280 mg
鉄分

(37%)

4.8 mg
亜鉛

(26%)

2.5 mg

(25%)

0.49 mg
セレン

(3%)

2 µg
他の成分
水分 13.3 g
水溶性食物繊維 0.4 g
不溶性食物繊維 2.9 g
ビオチン(B7 14.4 µg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。

70%10%B[5]

[]

[]


 - 

 - 

[]



[]



脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 古くは、実の大きさによっておおアワ(粱)とこアワ(粟)の区別が存在したが、今日ではおおアワが栽培種のほとんどを占めており、これを指して「粟」と表記することが一般的である。
  2. ^ 中国後漢許慎が著した漢字の解説書『説文解字』において、「米…粟實也。象禾實之形」(禾=アワ)と書かれ、米即ちアワの実であると解説されている。
  3. ^ 中国北魏賈思勰が著した農書斉民要術』(巻1「種穀」第3:原注)において、「穀、稷也、名粟。穀者、五穀之總名、非指謂粟也。然今人專以稷爲穀、望俗名之耳」と書かれ、穀とは五穀の総称であって、稷(=アワ)を指すのは正しくないが、世間(北魏統治下の華北)では主食であるアワ(稷)のことを穀と称していると記している。
  4. ^ は、長江から入ってきた蛮夷の穀物と見なし、「雑穀」のように扱う風潮が、知識人を中心に長く続いた。米が華北中原においても主食とされるようになるのは、唐代以後といわれている。
  5. ^ 霊亀元年(715年10月7日の陸田(畑作)奨励のには、畑作作物としてアワが奨励作物の筆頭として奨励されている。

出典[編集]



(一)^ abcdefghijkl 1998, p. 96.

(二)^ abcdefg 20173 

(三)^  1998, p. 9697.

(四)^  2010810 1270

(五)^ abcdefghijk 1998, p. 97.

(六)^ http://inews.nmgnews.com.cn/system/2022/11/15/013374089.shtml

(七)^ 2012235523 

(八)^  1998, pp. 9798.

(九)^ 2015

参考文献[編集]

  • 林弘子『穀物をもっと楽しもう』晶文社、1998年6月30日。ISBN 4-7949-6358-0 

外部リンク[編集]