香川県立高松高等学校
香川県立高松高等学校 | |
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正門 | |
北緯34度20分29.7秒 東経134度2分38.7秒 / 北緯34.341583度 東経134.044083度座標: 北緯34度20分29.7秒 東経134度2分38.7秒 / 北緯34.341583度 東経134.044083度 | |
過去の名称 |
(舊制中學校) 香川縣尋常中學校 香川縣立髙松尋常中學校 香川縣立髙松中學校 香川県立高松高等学校 (髙等女學校) 進德女學校 香川縣髙等女學校 香川縣立髙松髙等女學校 香川県立高松女子高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 香川県 |
学区 | 第一学区 |
併合学校 |
香川県立高松高等学校 香川県立高松女子高等学校 |
設立年月日 | 1893年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 通信制課程 |
単位制・学年制 |
学年制(全日制) 単位制(定時制(2009年度入学生以降)) |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D137220100010 |
高校コード | 37108E |
所在地 | 〒760-0017 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
香川県立高松高等学校 ︵かがわけんりつたかまつこうとうがっこう、英: Kagawa Prefectural Takamatsu High School︶は、香川県高松市番町三丁目にある公立高等学校。通称は﹁高高﹂︵たかこう︶。
概要[編集]
歴史 1893年︵明治26年︶に開校した﹁香川県尋常中学校﹂︵旧制中学校︶と﹁香川県高等女学校﹂を前身とする。1948年︵昭和23年︶の学制改革︵六・三・三制の実施︶に伴い、それぞれ﹁香川県立高松高等学校﹂︵男子校︶と﹁香川県立高松女子高等学校﹂となる。翌1949年︵昭和24年︶に両校が統合され、男女共学となり、現在に至る。現在の校地は主に旧・高等女学校のものを継承している[1]。2023年︵令和5年︶に創立130周年を迎えた。 学区 第一学区︵東讃︶ 校章 上記した両校の伝統の保持および男女の対等を示す事を目的に、あえて男女の使用校章が異なっており、統一校章は存在しない。全国大会等で主催者の求めによって統一校章を必要とする場合は両校章を縮小リサイズの上で併記したものが使用される。 ●男子 - 旧・高松高校︵旧制中学校︶のものを踏襲し、文武両道を表す3本のペンと3本の矛を組み合わせたものを背景にして﹁高﹂の文字を置いている。 ●女子 - 高等女学校のものを踏襲し、雪にたわむ笹︵雪持笹︶をモチーフに乙女の純潔と忍耐力を表している。 校歌 作詞は河西新太郎︵OB、1912.5.2-1990.9.8︶、作曲は芥川也寸志による。歌詞は3番まであり、各番とも﹁見よ﹂で終わる。 同窓会 ﹁玉翠会﹂︵ぎょくすいかい︶と称している。 1950年︵昭和25年︶に高松高校の前身である旧制高松中学校の同窓会﹁玉藻会﹂と、旧制香川県立高等女学校の同窓会﹁晩翠会﹂が統合され発足した。名称は旧両同総会の名称から1字ずつとられている。本部は高松にあり、関東・関西・徳島・岡山・東海に支部が存在する。 東京玉翠会の総会︵都内開催︶は毎年1000人を超える参加者があり、2015年の総会では1252人が集まり﹁日本一の同窓会﹂として認定された。 本校5階にある玉翠会館︵ホール︶は玉翠会会員の寄進で建てられた。また経済的に苦しい生徒を支援するために、玉翠会が設立した奨学金制度﹁玉翠奨学生﹂があり、1年分の授業料とほぼ同額が給付される。 授業 授業時間確保のため、65分×5限の授業が行われている。 進路 県下随一の進学校であり、中国・四国地方の大学だけではなく、首都圏や関西圏の難関大学を目指す学生も多い。設置課程[編集]
全日制 ●普通科︵学年制︶定員280名︵基本40人×7クラス 2,3年生は文理選択で例年理系を選択する人が多いため一部のクラスでは45人のところもある︶ 定時制 ●普通科︵単位制︶ 通信制 ●普通科︵単位制︶ 補習科 ●PTAにより、卒業生︵浪人1年目︶を対象とした﹁補習科﹂が開講されており、旧制中学以来約100年の歴史を持つ。沿革[編集]
旧制高松高女[編集]
●1891年︵明治24年︶ - 進徳女学校設立 ●1902年︵明治35年︶ - 香川県立高松高等女学校に改称 ●1948年︵昭和23年︶ - 学制改革に伴い香川県立高松女子高等学校に改称旧制高松中学[編集]
●1893年︵明治26年︶ - 香川県尋常中学校設立 ●1899年︵明治32年︶ - 香川県立高松中学校に改称 ●1948年︵昭和23年︶ - 学制改革に伴い香川県立高松高等学校に改称新制高松高校[編集]
●1949年︵昭和24年︶ - 高松高等学校︵男子校︶、高松女子高等学校を統合し、香川県立高松高等学校︵共学校︶発足 ●1954年︵昭和29年︶ - 直島分校設置 ●1956年︵昭和31年︶ - 家庭科募集停止 ●1968年︵昭和43年︶ - 全日制課程に理数科を新設 ●1975年︵昭和50年︶ - 直島分校閉校 ●1977年︵昭和52年︶ - 理数科募集停止 ●1999年︵平成11年︶ - 定員割れを起こし全員合格に ●2003年︵平成15年︶ - プラザ螺旋階段に110周年記念モニュメント﹁独立自主の鐘﹂設置 ●2005年︵平成17年︶ - 第77回選抜高等学校野球大会に21世紀枠代表校として72年ぶりに出場し、閉会式で応援団最優秀賞を受賞 ●2009年︵平成21年︶ - 自己推薦選抜制度を導入。定時制課程がこの年度の入学生より単位制に移行。 ●2023年︵令和5年︶ - 創立130周年を迎える生徒会[編集]
高松高校では、﹁生徒会=生徒全員で運営するもの﹂とされているため、会長・副会長などの役員は﹁生徒会本部役員﹂と呼ばれる。生徒会役員選挙は、毎年5月中旬︵体育祭後︶と11月中旬︵第九前︶に行われ、会長・副会長がペアとなって立候補する。 前期生徒会︵5〜11月・偶数代 主に2年生が中心︶が手がける主な行事は、文化祭・秋のクラスマッチ・教育文化祭への参加であり、 後期生徒会︵11〜5月・奇数代 主に1年生が中心︶は冬のクラスマッチ・新入生歓迎行事・体育祭を運営する。 なお、文化祭、生徒会総合誌﹁玉翠﹂の編集、前後期クラスマッチ、体育祭の際には、それぞれ文化祭委員会、玉翠委員会、クラスマッチ委員会、体育祭委員会が各クラス選出の委員をメンバーとして立ち上げられ、直接の企画運営などにあたる。 第28代までは生徒会長ではなく、自治会長という呼称だった。1950年︵昭和25年︶9月に日本初となる女性自治会長︵高松高校第2代自治会長︶が誕生している。また、直属の校友会︵後述︶のみならず、各クラス学級委員による生徒委員会を直属組織に持つ。校友会活動[編集]
部活動を行う団体を﹁校友会﹂︵こうゆうかい︶と呼び、部活動のことを校友会活動と呼ぶ。校友会には生徒会直属委員会、運動部、文化部がある。入部率は100%を超え兼部する生徒も多い。 生徒会直属委員会 ●応援委員会︵TBB︶ - 高校野球の応援において、最優秀応援賞を度々受賞している。 ●吹奏楽委員会 - 2008年度︵平成20年度︶全日本吹奏楽コンクール課題曲に、部員の作品︵マーチ﹁晴天の風﹂︶が採用された。 ●放送局委員会 ●新聞編集委員会 運動部 ●野球部 - 選抜高等学校野球大会 (香川県勢)および全国高等学校野球選手権大会 (香川県勢)参照 ●サッカー部 毎年7月に東大遠征を行う ●バスケットボール部 - 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会︵準優勝、第3回大会︶ ●バレーボール部 ●ハンドボール部 ●硬式テニス部 ●軟式テニス部 ●バドミントン部 ●フェンシング部 ●卓球部 ●陸上競技部 - インターハイで、男子走り高跳び・女子200mの優勝者を輩出している。 ●水泳部 ●ヨット部 ●剣道部 ●柔道部 ●ダンス部 ●山岳部 ●弓道同好会 - 校内に練習場所が無いため、香川県立武道館で活動している。 文化部 ●音楽部 - 一般的にいうところの合唱部。 ●オーケストラ部 - 弦楽器のみ。 ●茶華部 ●軽音楽部 ●語学部 ●理学部 ●生物部 ●地学部 ●文芸部 ●家政部 ●競技かるた部 ●数学研究部 ●写真部 ●美術部 ●漫画・イラスト同好会 ●演劇部 ●将棋部 ●囲碁部 ●クイズ研究部学校行事[編集]
体育祭、文化祭、クラスマッチ︵スポーツ︶にあたっては委員会が設けられ、生徒が自主的に運営する。 体育祭 5月中旬ごろ行われる。運営は生徒会本部と体育祭委員会。香川県総合運動公園もしくは香東川公園成合運動広場のどちらかで行われることが多かったが、近年は高松市屋島競技場︵レクザムフィールド︶で行われている。数年前まで入場行進の際、クラスごとにユニークな表敬動作が行われていたが競技場の都合上観客の方を向いて行うため生徒から見えないことや、準備に時間がかかるなどの理由で廃止された。 また、組立体操やクラス対抗のドッジボールを行っていたが、ケガをしたり競技場の芝を痛めたりする危険性があったため廃止された。現在はクラス対抗スウェーデンリレーが一番の目玉となっている。 学校説明会 8月上旬に中学3年生とその保護者、中学校の教員を対象に行われる。オーケストラ部による歓迎演奏や、教務部と生徒会本部による学校紹介の他、応援団によるエール、現役生から受験勉強のアドバイスなども行われる。 文化祭 9月上旬に土曜・日曜の2日間行われる。運営は生徒会本部と文化祭委員会。1・2年生の各クラスと文化系の部活動・委員会、さらに一部の体育系の部活︵ダンス部・山岳部など︶による研究発表や演奏会・発表会が催される。出し物は﹁5階・体育館部門︵主に演奏・演劇︶﹂﹁教室部門︵喫茶含む︶﹂﹁野外展示部門﹂の3つに大別されて審査され、総合最優秀賞︵その年の文化祭テーマを冠した賞が与えられる︶以外にも各部門の最優秀賞と優秀賞が決定される。また、初日放課後にナイトフェスティバルが体育館で行われる。 第九 1988年︵昭和63年︶以降毎年12月17日︵ベートーヴェンの誕生日︶前後に行われる。第九の第4楽章をオーケストラ部と吹奏楽委員会の管楽器が演奏し、芸術科目として音楽を選択した生徒および一般公募の市民がドイツ語で合唱する。 芸術祭 第九当日を含む3日間に行われる行事で、正確には第九演奏も芸術祭の一環である。書道部・美術部・書道選択者・美術選択者の作品展示が行われる。 スポーツクラスマッチ 6月中旬、3月中旬に行われる。運営は生徒会の特別委員会のひとつであるクラスマッチ委員会。6月に行われるクラスマッチには全校生が参加するが、3月に行われるクラスマッチは卒業式後のため3年生が参加しない。6月はバレーボールを1日で、3月はサッカー︵男子のみ︶・バスケットボール︵男女︶・卓球︵女子のみ︶を1日半で行うのが定着している。 寒稽古 (Winter Exercise Challenge) 毎年2月初旬・早朝︵午前7時ころ開始︶に行われる。生徒は柔道・剣道・早朝ランニングから一種目を選択し、参加する。基本的には自由参加。 百人一首グランプリ 2月上旬︵寒稽古よりは後︶に2年生のクラス代表によって行われる、競技かるた大会︵団体戦︶。 卒業式 3月上旬に行われる。 玉翠グローバルアカデミー (GGA / Gyokusui Global Academy) 各界で活躍している著名な卒業生を招いて講演会を開き、地域住民に無料で開放している。生徒も聴くことができる。なお、年に1回は同じ趣旨の先輩講演会と呼ばれるGGAも開かれ、こちらは生徒が全員参加する。招かれる卒業生は、国際弁護士、先端技術の研究者など様々である。著名な出身者[編集]
政治[編集]
●三木武吉︵政治家。放校処分により同志社中へ︶ ●綾部健太郎︵元衆議院議長、正三位勲一等︶ ●成田知巳︵元日本社会党委員長︶ ●藤本孝雄︵元厚生大臣、農林水産大臣︶ ●平井卓志︵元労働大臣︶ ●森田一︵元運輸大臣、旭日大綬章︶ ●中山展宏︵国土交通副大臣︶ ●小川淳也︵衆議院議員︶ ●玉木雄一郎︵国民民主党代表、衆議院議員、元財務官僚︶ ●薗浦健太郎︵元衆議院議員︶ ●円より子︵元参議院議員。のちに都立大泉高へ︶ ●植松恵美子︵元参議院議員、三木町副町長︶ ●三宅伸吾︵参議院議員︶ ●真鍋武紀︵元香川県知事、農林水産審議官︶ ●梶正治︵前丸亀市長︶ ●加藤秀樹︵構想日本代表、元大蔵官僚︶ ●池田豊人︵香川県知事、元国土交通省道路局長︶行政[編集]
●内海善雄︵元ITU事務総局長、元郵政審議官、瑞宝大綬章︶ ●堀家久靖︵元気象庁次長︶ ●山下芳太郎︵元外交官。松山中学へ転校︶ ●渡辺修︵元通産事務次官、石油資源開発社長。1959年卒︶ ●佐藤英彦︵元警察庁長官︶ ●田中聡志︵元駐ジンバブエ大使、元環境省水・大気環境局長︶ ●入倉憲二︵元名古屋市副市長、元サカエチカマチ社長、元名古屋交通開発機構副社長︶実業[編集]
●芦原義重︵関西電力会長︶ ●池田守男︵資生堂会長︶ ●大社義規︵日本ハム名誉会長、勲二等旭日重光章︶ ●木村伊量︵前朝日新聞社社長︶ ●千田憲三︵名古屋鉄道社長、東海テレビ放送初代社長︶ ●辻義文︵日産自動車社長、会長、日本自動車工業会会長、日本経済団体連合会副会長、旭日大綬章︶ ●西岡喬︵三菱重工業社長、会長、日本経済団体連合会副会長︶ ●真鍋精志︵西日本旅客鉄道第7代社長︶ ●真鍋康正︵高松琴平電気鉄道社長︶文化[編集]
●菊池寛︵作家、実業家、文藝春秋社創設者︶ ●高谷時彦︵建築家、東北公益文科大学大学院教授︶ ●坂井修一︵工学者、歌人、東京大学副学長、東京大学大学院情報理工学系研究科教授、現代歌人協会副理事長︶ ●梶田将司︵工学者、京都大学教授︶ ●木村周市朗︵経済学者、成城大学教授、日本学士院賞︶ ●蓮井良憲︵商法学者、九州大学教授、大谷女子大学副学長︶ ●福川裕徳︵会計学者、一橋大学教授、日本会計研究学会太田・黒澤賞等受賞︶ ●河西新太郎︵詩人、作詞家︶ ●対馬康子︵俳人︶ ●高城修三︵作家、第78回芥川賞受賞︶ ●向田邦子︵作家。県立高等女学校の1年生1学期のみ在学、東京市立目黒高等女学校に編入︶ ●浅野健一︵同志社大学文学部教授︶ ●川本晶子︵作家、第21回太宰治賞受賞︶ ●高嶋昌二︵合唱指揮者、大阪府立淀川工科高等学校グリークラブほかを指揮︶ ●本田由紀︵社会学者、東京大学教授、東京大学教育学部附属中等教育学校校長、日本教育学会副会長︶ ●植田和弘︵京都大学経済学部長・同大学院経済学研究科長・教授、環境経済・政策学会会長︶ ●松原義治︵近畿大学名誉教授︶ ●西條辰義︵大阪大学社会経済研究所教授︶ ●森棟公夫︵京都大学教授、椙山女学園理事長、紫綬褒章︶ ●渡辺寛︵皇學館大学教授︶ ●新谷悟︵元昭和大学教授︶[2] ●竹内信夫︵フランス文学者、空海研究家、東京大学名誉教授︶ ●三木忠直︵海軍技術少佐、爆撃機や新幹線開発者の一人︶ ●小西淳二︵京都大学名誉教授、杉田玄白記念公立小浜病院名誉院長︶ ●桑田秀延︵神学者、東京神学大学初代学長︶法曹[編集]
●岡正晶︵最高裁判所裁判官、弁護士、元法務省法制審議会民法部会委員、元第一東京弁護士会会長、元日本弁護士連合会副会長、三井住友銀行社外監査役、住友生命保険相互会社社外監査役︶ ●小早川龍司︵弁護士、日本弁護士連合会副会長、元四国弁護士会連合会理事長、元香川大学教授、元東京地方検察庁検事︶ ●藤田知美︵弁護士、京都大学非常勤講師︶芸能・マスコミ[編集]
●林康子︵オペラ歌手︶ ●高畑淳子︵女優︶ ●松本一路︵NHKアナウンサー︶ ●中村信博︵NHKアナウンサー、2005年春の甲子園出場 / 東大野球部出身︶ ●橋谷能理子︵フリーアナウンサー︶ ●植松俊介︵芸人、シャカ︶ ●藤澤翼︵スタジアムDJ、ラジオパーソナリティー︶ ●藤澤恵麻︵ファッションモデル、女優︶ ●多田羅りか︵タレント・モデル︶ ●原渕由布奈︵福井テレビアナウンサー︶ ●浅井批文︵テレビせとうちアナウンサー︶ ●稲富祐香子︵声楽家︶ ●朝原雄三︵映画監督︶ ●糸谷良︵2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲作曲者、在学中に朝日作曲賞入選︶ ●羽立光来︵宝塚歌劇団花組の男役︶ ●鮫島浩︵元朝日新聞記者、ジャーナリスト︶スポーツ[編集]
●水原義明︵元東京六大学野球選手 / 早大野球部出身、戦死︶ ●梶原英夫︵元東京六大学野球投手、1928年夏の甲子園出場投手 / 帝大野球部出身︶ ●三原脩︵元西鉄ライオンズ監督・野球殿堂 / 早大野球部出身︶ ●村川幸信︵元大東京軍選手 / 立命大野球部出身、中退︶ ●加藤正二︵元名古屋軍選手・本塁打王 / 元中大野球部監督︶ ●樋笠一夫︵元広島カープ・読売ジャイアンツ選手 / 陸士卒︶ ●稲垣定雄︵元プロ野球選手 / 中大野球部出身︶ ●穴吹義雄︵元南海ホークス選手・監督 / 中大野球部出身。映画化された小説﹁あなた買います﹂の題材となる︶ ●橋本勝隆︵元プロ野球選手 / 中大野球部出身、中退︶ ●田中調︵元東映フライヤーズ投手︶ ●大河賢二郎︵元鐘淵化学硬式野球部、尽誠学園高等学校、松阪大学監督︶ ●松家卓弘︵元横浜ベイスターズ・北海道日本ハムファイターズ投手 / 東大野球部出身︶ ●谷村遼太︵元ハンドボール選手 / ワクナガレオリック︶その他[編集]
●GGB(Gakusyu Guide Book) 年度当初に配られる冊子で各教科,科目ごとの内容や学習方法を示している。地下駐車場問題[編集]
高松高校地下には香川県立番町駐車場がある。駐車場建設を巡って問題がおきた。 以下玉翠会ホームページ[3]より引用 平成3年末に﹁旧校舎の解体に引き続き、運動場予定地の地下に公共駐車場の建設を計画している。﹂ことが伝達された。 県側の地下駐車場建設の理由は、 1) 県庁周辺の公共駐車場の必要性が高い、 2) 県庁周辺は総合会館、日赤等の公共施設が多く、車両のスムーズな通行を確保する必要がある、 3) 市立中央駐車場、日赤駐車場は限界に近い、 4) 高速道路の開通に伴い一層自動車の増加が予想される、 5) 県庁周辺に駐車場を建設する適当な土地が高松高校以外にみあたらない、 6) 県庁、総合会館、日赤等の改築が7~8年続き、仮駐車場が必要となる、 7) 高松高校の旧校舎解体工事に併せてその地下に駐車場を建設すれば、他の所に建設する場合に比べて支障が少ない、 の7点であった。 県教委は平成3年8月の臨時全員協議会で以下のように県当局の計画を容認する見解を発表した。 ﹁高松高校は市の中心部に位置しており、現在の道路事情や車社会への対応を考えた場合、グラウンドの地下でもあり公共の利益を考えると、教育に支障がないよう措置が講じられれば地下駐車場建設はやむを得ない。﹂ PTAは臨時役員会で県当局・県教委から上記の説明を聞いた上で、1) この計画には子供たちの教育の場に特段の配慮がされていず、教育環境の劣悪化が予見される、2) 恒久施設となる地下駐車場の設置の必要性に十分時間をかけた慎重な検討がされていない、3) 周辺地域を含めた土地利用計画や交通対策との関係が明確にされていない、 等の理由からこの計画に反対する決議をし、知事・県議会に陳情を行った。 玉翠会も臨時理事会を開催して反対の要望書を知事に手渡した。 平成3年9月には高松高校生徒のアンケートが実施され全校生徒の74%が反対の意思を表明した。 また、生徒委員会として﹁地下駐車場の建設に反対であるが、建設された場合は生徒としての権利が守られるよう要請したい。﹂との決議を行った。 PTAは地下駐車場問題対策委員会を設置し、学校当局と連携を取りながら建設計画を中止させるべく積極的に活動を行った。四国新聞に反対の意見広告をし、9月に臨時総会で地下駐車場建設に反対の決議を行った。 対策委員会は県議会にも働きかけたが、平成3年10月14日に県議会で地下駐車場建設が大多数の賛成で可決された。 建設決定後もPTA対策委員会を中心に4回にわたって県側の真の建設目的や教育への配慮等について県当局との話し合いが行われたが、県側からは明確な回答が得られぬまま平成3年12月末に地下駐車場は建設が始められた。 平成5年9月にようやく運動場は整備され学校・生徒に返されたが、校舎改築から通算して5年間生徒は運動場が使えず、この間に2学年約1000名の生徒が工事現場に囲まれた中で、一度も運動場に足を踏み入れぬまま高校生活を終え卒業していった。 以上引用部分 また、地下駐車場建設のため、県が運動場のトラックを全天候型に改修された。交通アクセス[編集]
●JR予讃線・高徳線: 高松駅or栗林公園北口駅︵それぞれ徒歩20分前後︶ ●高松琴平電気鉄道: 琴平線、長尾線、志度線 瓦町駅︵徒歩約15分︶ ●ショッピング・レインボー循環バス﹁県庁・日赤前﹂徒歩1分周辺施設[編集]
校地は高松市中心部に位置する。- 官公庁
- 医療機関
- 高松赤十字病院
- 高松病院
- 学校
脚注[編集]
- ^ 旧制・香川県立高松中学校の敷地は、第二グラウンドおよび香川県立高松工芸高等学校の校舎として利用されている。
- ^ “昭和大学歯学部教授 新谷 悟”. 2014年2月9日閲覧。
- ^ “地下駐車場問題”. 東京玉翠会. 2023年9月1日閲覧。