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KBOリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新韓銀行SOL KBOリーグ
신한은행 SOL KBO 리그
競技プロ野球
創立1981年12月11日 (42年前) (1981-12-11)
總裁許亀淵朝鮮語版
参加チーム10
大韓民国の旗 大韓民国
本部所在地ソウル特別市江南区
前回優勝SSGランダース(5回目)
最多優勝起亜タイガース(11回)
スポンサー#歴代冠スポンサーを参照
公式サイトwww.koreabaseball.com
KBOリーグ
各種表記
ハングル KBO 리그
発音 ケイビオ リグ
RR式 KBO Rigeu
MR式 KBO Rigŭ
英語表記: KBO League
テンプレートを表示

KBO: KBO : KBO League1982: : Korean Baseball Organization20142015MLBNPB3[1][2]2017840KBO100

[1]WBSCMLBNPBCPBLLMBABLKBO19826199182013NC2015KT110[1]

20182024SOL Bank KBO:  SOL Bank KBO 

構成球団[編集]

参加球団[編集]

KBOリーグの加盟球団
球団名 ハングル ホームタウン 本拠地球場 収容人員 親会社 創設年度
斗山ベアーズ
(Doosan Bears)
두산 베어스 ソウル特別市 蚕室野球場 25,553 斗山: Doosan 1982年
LGツインズ
(LG Twins)
LG 트윈스 ソウル特別市 LGグループ: LG corporation 1982年
キウム・ヒーローズ[※ 1]
(Kiwoom Heroes)
키움 히어로즈 ソウル特別市 高尺スカイドーム 16,813 キウム証券朝鮮語版: KIWOOM Securities 2008年
SSGランダース
(SSG Landers)
SSG 랜더스 仁川広域市 仁川SSGランダースフィールド 26,000 新世界グループ: Shinsegae Group 2000年
KTウィズ
(kt wiz)
kt 위즈 京畿道水原市 水原KTウィズパーク 22,800 KT: KT 2013年
ハンファ・イーグルス
(Hanwha Eagles)
한화 이글스 大田広域市 ハンファ生命イーグルスパーク 13,000 ハンファグループ: Hanwha Group 1985年
起亜タイガース
(Kia Tigers)
KIA 타이거즈 光州広域市 光州KIAチャンピオンズフィールド 27,000 起亜自動車: KIA Corporation 1982年
サムスン・ライオンズ
(Samsung Lions)
삼성 라이온즈 大邱広域市 大邱サムスン・ライオンズ・パーク 24,000 サムスングループ: Samsung Group 1982年
NCダイノス[※ 2]
(NC Dinos)
NC 다이노스 慶尚南道昌原市 昌原NCパーク 22,011 NCSOFT: NCsoft 2011年
ロッテ・ジャイアンツ
(Lotte Giants)
롯데 자이언츠 釜山広域市 社稷野球場 26,800 ロッテグループ: LOTTE Group 1982年
以下フューチャーズリーグのみ参加
尚武フェニックス[※ 3]
(Sangmu Phoenix)
상무 피닉스 慶尚北道聞慶市 聞慶尚武野球場 韓国国軍 1953年
  1. ^ フューチャーズリーグ(2軍)でのチーム名:高陽ヒーローズ
  2. ^ フューチャーズリーグ(2軍)でのチーム名:昌原ダイノス
  3. ^ 兵役により軍隊に派遣されている選手による「韓国国軍体育部隊」の野球部

本拠地球場[編集]

斗山ベアーズ
LGツインズ
ハンファ・イーグルス KIAタイガース KTウィズ ロッテ・ジャイアンツ
蚕室総合運動場野球場 ハンファ生命イーグルスパーク 光州KIAチャンピオンズフィールド 水原KTウィズパーク 社稷野球場
収容人数: 25,553 収容人数: 13,500 収容人数: 27,000 収容人数: 20,000 収容人数: 26,800
NCダイノス キウム・ヒーローズ サムスン・ライオンズ SSGランダース
昌原NCパーク 高尺スカイドーム 大邱サムスン・ライオンズ・パーク 仁川SSGランダースフィールド
収容人数: 22,112 収容人数: 17,000 収容人数: 24,000 収容人数: 27,800

過去に存在した球団[編集]

球団名 ハングル ホームタウン 本拠地球場 収容人数 創設 消滅 備考
サンバンウル・レイダース
(Ssangbangwool Raiders)
쌍방울 레이더스 全羅北道全州市 全州公設運動場球場 10,000人 1990年3月31日 2000年1月6日
現代ユニコーンズ
(Hyundai Unicorns)
현대 유니콘스 仁川広域市
ソウル特別市
仁川公設運動場野球場
水原総合運動場野球場[3]
14,000人 1982年2月5日 2008年3月10日
警察野球団[※ 1]
(Korean Police
Baseball Team)
경찰 야구단 京畿道高陽市 警察野球場 不明 2005年 2019年8月12日
高陽ワンダーズ[※ 2]
(Goyang Wonders)
고양 원더스 京畿道高陽市 高陽国家代表グラウンド 390 2012年 2014年 [※ 3]
  1. ^ 兵役により韓国警察庁に派遣されている選手による警察野球部、2019年シーズン途中で解散
  2. ^ フューチャーズリーグのみのオープン参加チーム
  3. ^ 2014年に解散後、同じ施設を利用してNCダイノスの2軍「高陽ダイノス」として事実上統合(のちに2019年に昌原市へ移転)
  • いずれも解散時のデータ。

チーム名・本拠地の遍歴[編集]

  • 消滅した球団は背景を灰色、新規参入球団は背景を水色にしている。
チーム名 遍歴
斗山ベアーズ
  • 1982 - 1998年はOBベアーズ
  • 1999年にOBブランドの持ち主である子会社のOB麦酒(創設当時の社名は東洋麦酒で、OBはその英語名Oriental Breweryの略称)が株式売却により斗山グループから分離、球団は斗山グループが持ち続けることによって、チーム名を斗山ベアーズに改称。
  • 当初、ホームタウンは親会社の縁の地であるソウルを希望。だが、MBCもソウルを縁故地として希望していたことと、韓国中部圏の大都市である大田市が空席となることから、球団配置のバランスを測ったKBOとの協議で新球団創設を前提に1984年までは大田広域市を使用し、1985年シーズンからソウルに移転することに合意。
  • 1985年、約束どおり大田をホームタウンにするピングレ・イーグルス(現、ハンファ・イーグルス)の加入に伴いソウルへ移転した。
LGツインズ
  • 1982 - 1989年はMBC青龍(チョンニョン)。英語圏ではMBCブルードラゴンズ(または単にMBCドラゴンズ)と紹介された。
  • 度重なる成績不振によってMBC放送局の首脳部が経営意欲を喪失して、1989年シーズンオフに130億ウォン(当時のレートで約26億円)でラッキー金星グループに売却。新しい親会社の頭文字を取って、チーム名をLGツインズに改称。
  • ホームタウンはMBC球団創設時からソウル特別市。
KIAタイガース
  • 1982年 - 2001年7月はヘテ・タイガース
  • 2001年8月にKIA自動車が買収し、同シーズン途中にチーム名をKIAタイガースに改称。
  • 本拠地は創設の時から光州広域市。フランチャイズ保護区域は光州広域市のほか全羅南道全羅北道済州特別自治道の全域。サンバンウル・レイダースの創設時に全羅北道のフランチャイズを譲って、その補償金を貰ったが、同チームの解散とともに同地域のおけるフランチャイズは再びタイガースに返還された。
サムスン・ライオンズ
ロッテ・ジャイアンツ
現代ユニコーンズ
  • 1982 - 85年前期は三美(サンミ)・スーパースターズ。海運業などで構成される三美グループが親会社。
  • 1985年後期に、元々プロ野球チームの経営に興味がなかった三美グループが食品販売業などで構成される青宝グループに球団を売却。1985年後期 - 1987年は青宝(チョンボ)ピントゥス
  • 1987年シーズン後、青宝グループが倒産し、化粧品メーカーの太平洋グループ(現:アモーレパシフィック)が球団を買収。1988 - 1995年は太平洋(テピョンヤン)ドルフィンズ
  • 1995年シーズン後、太平洋グループが現代グループに球団を売却。1996年からチーム名は現代(ヒョンデ)ユニコーンズになった。
    現代に売却されるまでは他の球団と比べて小規模な親会社だったことからチームが弱く、観客動員も低迷。これが数度に亘って球団が売却される主な原因となった。
  • 最初のホームタウンは仁川広域市でフランチャイズ保護地域は仁川のほかに京畿道と江原道。また、暫定処置として北朝鮮全域もフランチャイズ保護地域に入る。
  • 1999年にサンバンウル・レイダースの解散とSKワイバーンズの誕生に伴って、ホームタウンのソウルへの移転を希望。移転当時は名目上はソウルをホームタウンとするものの、ソウルに新たなプロ野球規格の球場が出来るまでの暫定の本拠地球場として水原市内の水原球場に移転し、同時に空位となった仁川はSKが縁故地を定めた。
  • その後、親会社である現代グループの分割相続による規模の縮小および経営不振から身売り話も取り沙汰された。現代グループが球団を手放す意向を示して、2006年末から深刻な経営危機に陥った。2007年中には農協、STX、KTなどへ球団買収を打診したが、諸事情によって頓挫。
  • 2008年1月30日、韓国の外資系投資会社であるセンテニアル・インベストメント社が新球団を創設する代わりに、球団の解散が決定。これはサンバンウル・レイダースの解散の時と同様に、現代側への買収金およびユニコーンズが抱えていた負債の返済義務を省くため。
  • 2008年3月10日、韓国野球委員会の理事会で球団の清算手続きに入る事を議決し、これをもって正式に球団は解散した。解散時点での現代所属の選手たちの保有権は新球団「ウリ・ヒーローズ」に譲られ、大半の選手がウリ・ヒーローズ所属となった。
ハンファ・イーグルス
  • 1985年に大田広域市を本拠地にピングレ・イーグルスとして加盟。
  • 1986年シーズンから1軍リーグに参加。
  • 1994年にビングレが韓国火薬グループから分離され、親会社の韓国火薬グループはハンファに名称変更。球団は親会社のハンファグループが保有し続けることにより、チーム名をハンファ・イーグルスに改称。
  • フランチャイズ保護地域は大田広域市のほか、忠清南道忠清北道の全域。
サンバンウル・レイダース
  • 1990年に加盟。ピングレ同様、加盟初年度は2軍リーグだけ参加。
  • 1991年から1軍リーグに参加。
  • 1999年シーズン限りで経営難により解散。解散時点でのサンバンウル所属の選手たちの保有権は新球団「SKワイバーンズ」に譲られ、大半の選手がSKワイバーンズ所属となった。
  • ホームタウンは全羅北道全州市で、全羅北道全域をフランチャイズ保護区域で持っていた。
SSGランダース
  • 2000年、サンバンウル・レイダースの解散による空位により新規加盟。2000年 - 2020年はSKワイバーンズ
  • 仁川をホームタウンとして持っていた現代ユニコーンズも同じく、仁川広域市、京畿道と江原道をフランチャイズ保護地域に持つ。また、暫定処置として北朝鮮全域もフランチャイズ保護地域に入る。
  • 2021年、新世界グループ(SSGグループ)が買収し、チーム名をSSGランダースに改称。
キウム・ヒーローズ
  • 2008年、現代ユニコーンズの解散による空位により新規加盟。
  • 命名権取得によって2008年からはウリ・ヒーローズ
  • メインスポンサーのウリたばこの要請で、2008年8月26日からスポンサー名を外すことを決定。チーム名をヒーローズに改称。
  • 2010年2月8日、ネクセンタイヤと新たにメインスポンサー契約を結び、チーム名をネクセン・ヒーローズに改称。
  • 2014年シーズンから2軍のチーム名を華城ヒーローズに変更。
  • 2019年1月15日、キウム証券と新たにメインスポンサー契約を結び、チーム名をキウム・ヒーローズにチーム名を改称。また、2軍のチーム名を高陽ヒーローズに変更。
  • ホームタウンはソウル特別市。
NCダイノス
  • 2011年に新規加盟。
  • 2012年シーズンは二軍リーグだけ参加。
  • 2013年シーズンから一軍リーグに参加。
  • 2015年 - 2018年は2軍のチーム名を高陽ダイノスに変更。
  • ホームタウンは昌原市。
KTウィズ
  • 2013年に新規加盟。
  • 2014年シーズンは2軍リーグだけ参加。
  • 2015年シーズンから1軍リーグに参加。
  • ホームタウンは京畿道水原市

概要[編集]


1905YMCA1912111511920

19811211MBCOB619826327MBC調1986199181995LG2100540

199019971999SK20019200052502002FIFA239

FA19992200112007KBO13

2005調20062007114002008135002009WBC59250002010調592800022011959368060020127007104

2011NCNC20132

10201261210

20131KT20135KT20142015

2013NC953257664410%200672014650

2015KBOKT105767202012736201683320178402018807800201972810%

2020COVID-1955120213SKSSG20212FA2022COVID-1920226072023810調

[]


19831984

199812201432200820002012

212012201912202020232020

102014332NC2014KT201520164432012201320133020142019100220203

[]


KBO110212[4]

[]

[]


3410410110112020COVID-1951171823


[]


2015101681591

÷

ポストシーズンと順位決定[編集]

ポストシーズンのトーナメント表[編集]

プレーオフワイルドカード代表決定戦(1回戦) 準プレーオフ(2回戦) プレーオフ(準決勝) 韓国シリーズ(決勝)
A(アドバンテージ付き2戦2勝制)
 勝率5位チーム
B(※ 5戦3勝制)
 勝率4位チーム
 Aの勝者
 勝率3位チーム
 
C(▲ 5戦3勝制)
 
 Bの勝者
 勝率2位チーム
 
 
 
 
 
D(7戦4勝制)
 
 Cの勝者
 勝率1位チーム
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      
      

 2020202132  202132

[]


3491016[1]114416×9721055432174[1]KBO

5

2015105454112215211114<2>43532007322005532531995200874174[5]1982

34退32退4

[]

[]


1,24

[]


12534

韓国シリーズ[編集]

1982-1988年[編集]

2198283121=2=3-7319823500 19831984198812345
1989-19972001[]

121345567

LGOB5199312345LGOB51998

1200119891998
1998-20002002-2015[]

121345

[6]LG3[7]56712-3-2456732-2-3

14
2016-2019[]

201620172015KTKT2500020102
2020[]

COVID-19551115332
2021[]

2020COVID-19202011533211
2022 -[]

20195

[]


20234118:30 4591014:006818:0017:0015:0014:004118:3014:00

歴代の試合方式[編集]

年度 試合方式
1982年
  • 年間80試合(16回総当り)を前・後期各40試合ずつ(同8回総当り)行う。
  • 各期の1位チームがコリアン・シリーズ(7戦4勝制)に進出。同一チームの場合はそれを行わず、そのチームがリーグ優勝。
1983年-1984年
  • レギュラーシーズンの試合数が年間100試合(シーズン20回総当り、前・後期各50試合=10回総当り)に変更。
  • 韓国シリーズ(1983年より改称)進出方式は変更なし。
1985年
  • レギュラーシーズンの試合数が110試合(シーズン22回総当り、前・後期各55試合=11回総当り)となる。
  • 韓国シリーズ進出条件が一部変更。
(1) 前・後期優勝チームのいずれかが年間総合成績の1位チームに当たると、前・後期の優勝チーム同士で韓国シリーズを行う。
(2) 年間総合成績の1位チームが前・後期どちらも優勝できなかった場合は、年間総合成績の1位チームは韓国シリーズに直行。前・後期優勝チーム同士で5戦3勝制のプレイオフを行い、シリーズの残り1枠を争う。実際1984年シーズンがこれに当たる。前期優勝はサムスンライオンズ、後期優勝はロッテ・ジャイアンツ、年間総合成績1位はOBベアーズだった。このルールはこういう場合を想定して設けられた。
(3) 1チームが前・後期優勝を総なめした場合は、韓国シリーズなしで、そのチームを優勝チームにする。
  • この年は前・後期ともにサムスン・ライオンズが1位で「完全優勝」する(3)の場合となったので、韓国シリーズがなくなり、次の制度への変更する原因となった。
1986年-1988年
  • 1986年に7チーム制となったので年間試合数は108試合(シーズン18回総当り)。これを54試合ずつ(9回総当り)の前・後期で実施。
  • プレイオフも下のように変更された。前年との違いは、どのような場合でも韓国シリーズは行われるように工夫されていること。
(1) 各期の1位と2位がたすきがけ方式で5戦3勝制のプレーオフを行い、その勝者同士で決勝戦を行う。
(2) 1チームが前後期ともに2位以内に入っている場合は、そのチームは自動的に韓国シリーズ進出で、それ以外のチームでプレーオフを行い、もう一つのシリーズ進出枠を争う。このケースで特定のチームが前後期の1位を総なめした場合、各期の2位チームによるプレーオフ勝利チームと韓国シリーズを行う。
(3) 各期とも1、2位が全て重複の場合は、プレーオフ無しで、その2チームで韓国シリーズを行う。このケースで特定のチームが前後期の1位を総なめした場合、各期ともに2位のチームと韓国シリーズを行う。
  • しかし、実際この3年間、実現したのは(2)の場合のみであり、他の場合は見られること無く次の制度に変更された。
1989年-1990年
  • 2シーズン制を廃止し、1シーズン120試合(20回総当り)のリーグ戦の後、ポストシーズンを行う。
  • ポストシーズンの方式は公式戦3、4位間で3戦2勝制の準プレーオフを行い、その勝者が2位チームと5戦3勝制のプレーオフを行う。プレーオフの勝者が韓国シリーズに進出し、公式戦1位チームと優勝を争う。
1991年-1992年
  • 1991年に参加チームが8チームとなったので1シーズン126試合(18回総当り)となる。
  • ポストシーズンの方式は1989-90年に同じ。
1993年-1998年
  • 準プレイオフ(公式戦3位対4位)は、3位と4位間の直接のゲーム差が3ゲーム差以内の場合にのみ行う。
(1) 準プレイオフが行われる場合は、1989-1992年の方式に同じ。準プレイオフは3戦2勝制、プレイオフは5戦3勝制。
(2) 準プレイオフがなくなった場合は、公式戦の2位と3位が7戦4勝制のプレイオフを行って、その勝者が公式戦1位のチームと韓国シリーズを行う。
  • この期間中、このルールが適用されて、(2)の場合が実現したのは1995年のみ。
1999年-2000年
  • リーグ戦をドリームリーグ、マジックリーグの2組に分けて行い、交流戦込みで年間132試合(同リーグと20試合ずつ他リーグと18試合ずつ)。
  • 各組の1位と2位のたすきがけでプレイオフを行い、勝者同士で韓国シリーズを行う。
  • どちらかのリーグの3位のチームが勝率で相手リーグの2位のチームを上回る場合、その両チームで準プレーオフを行い、その勝者が3位チームの所属リーグの1位チームとプレイオフを行う。
2001年-2002年
  • 1リーグ制に戻り、19回総当りの1シーズン133試合のリーグ戦の後、ポストシーズンを行う。
  • この年まで順位は勝率の高いチームから順に決定していた。
  • ポストシーズンの運用は1989-1992年の方式と同じ。
2003年-2004年
  • 順位決定が勝利数優先(同じ場合は勝率順→直接対決成績)になる。
  • 引き分けは0.5勝計算
2005年-2007年
  • 年間126試合に削減。
  • 順位決定が勝率順。同じ勝率→直接対決成績→総得点→前年の順位になる。
  • 2005年から興行面を考えて準プレイオフ(公式戦3位対4位)を5戦3勝制にしようとしたが、1年実施された後、準プレーオフが長すぎるという意見を受け、翌年から3戦2先勝制に還元。
2008年
  • 試合数や順位決定は2007年までと同様。
  • 延長戦のルールが変更されて、延長戦は決着がつくまで行われ、延長回数や時間切れによる引き分けは廃止。ただし、ダブルヘッダーの第1試合および、コールドゲームによる引き分けは認める。ダブルヘッダーの第1試合は9回までで、延長戦なし。
  • 準プレイオフ(公式戦3位対4位)が5戦3勝制に、プレーオフ(公式戦2位対準プレーオフ勝者)が7戦4勝制となり、ポストシーズンの試合数が増加。
2009年-2010年
  • 試合数が2004年以来となる133試合に戻る。
  • 延長戦の回数、時間制限なしが撤廃され、2007年までと同じ延長12回までとなった。ただし引き分けは勝率計算上負けと同じ扱いとなる。
  • 準プレイオフ(公式戦3位対4位)が5戦3勝制は2008年と同じだが、プレーオフ(公式戦2位対準プレーオフ勝者)が5戦3勝制となり、ポストシーズンの試合数が削減された。
2011年-2012年
  • 延長戦12回で決着がつかなかったら引き分けは2010年までと同じだが、2008年までと同じく勝率計算からは除外することとなった。
  • ポストシーズンでの延長戦が12回までから15回までとなった。
2013年-2014年
  • NCダイノスの加入で9チームとなり、試合数は133試合から128試合に減少。
2015年-
  • 大会名が「プロ野球」から「KBOリーグ」に変更。KTウィズの加入で10チームとなり、試合数は128試合から144試合に増加。
  • ポストシーズン進出が上位5位までに拡大し、新たに4位と5位のワイルドカードにノミネートされたチームによる「ワイルドカード代表決定戦」(4位に対する1勝分のアドバンテージ付き2戦2勝制)をトーナメント1回戦として開催。準プレーオフ(2回戦) - 韓国シリーズ(決勝)までは従来に同じ

歴代冠スポンサー[編集]

  • 2000年 - 2004年:サムスン証券
  • 2005年 - 2008年:サムスン電子(大会名:サムスンPAVVプロ野球)
  • 2009年 - 2010年:CJインターネット(大会名:CJ魔球魔球プロ野球)
  • 2011年:ロッテカード(大会名:ロッテカードプロ野球)
  • 2012年:八道(大会名:八道プロ野球)
  • 2013年 - 2014年:韓国ヤクルト(大会名:7evenプロ野球)
  • 2015年 - 2017年:タイヤバンク(大会名:タイヤバンクKBOリーグ)
  • 2018年 - 2019年:新韓銀行(大会名:新韓銀行MY CAR KBOリーグ)
  • 2020年 - 2023年:新韓銀行(大会名:新韓銀行SOL KBOリーグ)
  • 2024年 - 2025年:新韓銀行(大会名:新韓SOL Bank KBOリーグ)

年度別順位[編集]

韓国プロ野球での順位は、韓国シリーズの勝者を優勝、敗者を準優勝とし、3位以下は残りチームを準プレイオフおよびプレイオフの結果に関係なく、レギュラーシーズンの勝率順に並べて決めるため、勝率の低いチームが上位にランクされることもある。

*はポストシーズンの成績によって年間成績は上位となったチームを示すもので、カッコ内の数字は年間勝率あるいはレギュラーシーズンでの順位を示す。

年度 優勝 準優勝 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
1982 OB サムスン MBC ヘテ ロッテ 三美
1983 ヘテ(2)* MBC 三美 サムスン OB ロッテ
1984 ロッテ(4)* サムスン(2)* OB MBC ヘテ 三美
1985(※1) サムスン ロッテ ヘテ OB MBC 三美 / 青宝
1986 ヘテ(2)* サムスン MBC OB ロッテ 青宝 ピングレ
1987 ヘテ(2)* サムスン ロッテ OB MBC ピングレ 青宝
1988 ヘテ ピングレ ロッテ サムスン OB MBC 太平洋
1989 ヘテ(2)* ピングレ 太平洋 サムスン OB MBC ロッテ
1990 LG サムスン(4)* ヘテ ピングレ 太平洋 ロッテ OB
1991 ヘテ ピングレ サムスン ロッテ 太平洋 LG ・ サンバンウル OB
1992 ロッテ(3)* ピングレ ヘテ サムスン OB 太平洋 LG サンバンウル
1993 ヘテ サムスン OB LG ピングレ ロッテ サンバンウル 太平洋
1994(※2) LG 太平洋 ハンファ ヘテ サムスン ロッテ OB サンバンウル
1995 OB ロッテ(3)* LG ヘテ サムスン ハンファ 太平洋 サンバンウル
1996 ヘテ 現代(4)* サンバンウル ハンファ ロッテ サムスン LG OB
1997 ヘテ LG サンバンウル サムスン OB 現代 ハンファ ロッテ
1998 現代 LG(3)* サムスン OB ヘテ サンバンウル ハンファ ロッテ
1999 ハンファ(4)* ロッテ(2)* 斗山 サムスン 現代 LG ヘテ サンバンウル
2000 現代 斗山 サムスン LG ロッテ ヘテ ハンファ SK
2001(※3) 斗山(3)* サムスン 現代 ハンファ ヘテ / 起亜 LG SK ロッテ
2002 サムスン LG(4)* 起亜 現代 斗山 SK ハンファ ロッテ
2003 現代 SK(4)* 起亜 サムスン ハンファ LG 斗山 ロッテ
2004 現代 サムスン 斗山 起亜 SK LG ハンファ ロッテ
2005 サムスン 斗山 SK ハンファ ロッテ LG 現代 起亜
2006 サムスン ハンファ(3)* 現代 起亜 斗山 SK ロッテ LG
2007 SK 斗山 ハンファ サムスン LG 現代 ロッテ 起亜
2008 SK 斗山 ロッテ サムスン ハンファ 起亜 ヒーローズ LG
2009 起亜 SK 斗山 ロッテ サムスン ヒーローズ LG ハンファ
2010 SK サムスン 斗山 ロッテ 起亜 LG ネクセン ハンファ
2011 サムスン SK(3)* ロッテ 起亜 斗山 LG ・ハンファ ネクセン
2012 サムスン SK 斗山 ロッテ 起亜 ネクセン LG ハンファ
2013 サムスン 斗山(4)* LG ネクセン ロッテ SK NC 起亜 ハンファ
2014 サムスン ネクセン NC LG SK 斗山 ロッテ 起亜 ハンファ
2015 斗山(3)* サムスン NC ネクセン SK ハンファ 起亜 ロッテ LG KT
2016 斗山 NC ネクセン LG 起亜 SK ハンファ サムスン ロッテ KT
2017 起亜 斗山 ロッテ NC SK LG ネクセン ハンファ サムスン KT
2018 SK(2)* 斗山 ハンファ ネクセン 起亜 サムスン ロッテ LG KT NC
2019 斗山 キウム(3)* SK LG NC KT 起亜 サムスン ハンファ ロッテ
2020 NC 斗山(3)* KT LG キウム 起亜 ロッテ サムスン SK ハンファ
2021 KT 斗山(4)* サムスン LG キウム SSG NC ロッテ 起亜 ハンファ
2022 SSG キウム(3)* LG KT 起亜 NC サムスン ロッテ 斗山 ハンファ
2023 LG KT SSG NC 斗山 起亜 ロッテ サムスン ハンファ キウム

1

219943334

38

[]


2023

[]

[]



項目 選手名 所属 記録
最多出場 朴龍澤(パク・ヨンテク) LG 2237試合
最高打率(3000打数以上) 李政厚(イ・ジョンフ) キウム .340
最多安打 朴龍澤 LG 2504本
最多二塁打 崔炯宇(チェ・ヒョンウ) 起亜 490本
最多三塁打 田埈昊(チョン・ジュンホ) ヒーローズ 100本
最多本塁打 李承燁 サムスン 467本
最多打点 崔炯宇 起亜 1542打点
最多得点 崔廷(チェ・ジョン) SSG 1368得点
最多三振 朴勍完(パク・キョンワン) SK 1605個
最多四球 梁埈赫(ヤン・ジュニョク) サムスン 1278個
最多死球 崔廷 SSG 328個
最多併殺打 洪性炘(ホン・ソンフン) 斗山 230本
最多盗塁 田埈昊 ヒーローズ 549盗塁

シーズン記録[編集]

(所属は記録したシーズン当時のチーム)

項目 選手名 所属 記録 達成年度
最多安打 徐建昌(ソ・ゴンチャン) ネクセン 201本 2014年
最高打率(規定打席以上) 白仁天(ペク・インチョン) MBC .412 1982年
最多二塁打 李政厚(イ・ジョンフ) キウム 49本 2020年
最多三塁打 徐建昌(ソ・ゴンチャン) ネクセン 17本 2014年
最多本塁打 李承燁(イ・スンヨプ) サムスン 56本 2003年
最多打点 朴炳鎬(パク・ビョンホ) ネクセン 146打点 2015年
最多得点 徐建昌 ネクセン 135得点 2014年
最高長打率 エリック・テイムズ NC .790 2015年
最多四球 フェリックス・ホセ ロッテ 127個 2001年
最多死球 朴鍾皓(パク・ジョンホ) 現代 31個 1999年
最高出塁率 フェリックス・ホセ ロッテ .503 2001年
最多三振 トム・クィンラン 現代 173個 2000年
最多犠打 趙東和(チョ・ドンファ) SK 41本 2005年
最多犠飛 金東柱(キム・ドンジュ) 斗山 16本 1998年
最多併殺打 金翰秀(キム・ハンス) サムスン 23本 2004年
最多盗塁 李鍾範(イ・ジョンボム) ヘテ 84盗塁 1994年

投手[編集]

通算記録[編集]

(所属は現役最終のチーム)

項目 選手名 所属 記録
最多登板 鄭雨藍(チョン・ウラム) ハンファ 1004試合
最多投球回数 宋津宇(ソン・ジヌ) ハンファ 3003回
最多勝利 宋津宇 ハンファ 210勝
最優秀防御率(投球回1500以上) 宣銅烈(ソン・ドンヨル) ヘテ 1.20
WHIP(投球回1500以上) 宣銅烈 ヘテ 0.80
最多奪三振 宋津宇 ハンファ 2048個
最多完投 尹学吉(ユン・ハッキル) ロッテ 100試合
最多完投勝利 尹学吉 ロッテ 74勝
最多完封 宣銅烈 ヘテ 29勝
最多敗戦 宋津宇 ハンファ 153敗
最多被安打 宋津宇 ハンファ 2718本
最多被本塁打 宋津宇 ハンファ 272本
最多与四球 宋津宇 ハンファ 1155個
最多与死球 李強喆(イ・ガンチョル) 起亜 189個
最多セーブ 呉昇桓(オ・スンファン) サムスン 400セーブ
最多ホールド 安志晩(アン・ジマン) サムスン 177ホールド

シーズン記録[編集]

(所属は記録したシーズン当時のチーム)

項目 選手名 所属 記録 達成年度
最多登板 柳澤鉉(リュ・テクヒョン) LG 85試合 2004年
鄭雨藍(チョン・ウラム) SK 2008年
最多投球回数 張明夫(チャン・ミョンブ) 三美 427回1/3 1983年
最多勝利 張明夫 三美 30勝 1983年
最優秀防御率(規定投球回以上) 宣銅烈(ソン・ドンヨル) ヘテ 0.78 1993年
WHIP(規定投球回以上) 宣銅烈(ソン・ドンヨル) ヘテ 0.54 1993年
最多奪三振 アリエル・ミランダ 斗山 225個 2021年
最多完投 張明夫 三美 36試合 1983年
最多完投勝 張明夫 三美 26勝 1983年
最多完封 宣銅烈 ヘテ 8勝 1986年
金尚珍(キム・サンジン) OB 1995年
最多敗戦 張明夫 三美/青宝 25敗 1985年
最多失点 張明夫 三美/青宝 175点 1985年
最多自責点 張明夫 三美/青宝 145点 1985年
最多被安打 張明夫 三美 388本 1983年
最多被本塁打 安永命(アン・ヨンミョン) ハンファ 34本 2009年
最多与四球 フェルナンド・ヘルナンデス SK 134個 2001年
最多与死球 ダニエル・リオス 起亜 28個 2003年
最多セーブ 呉昇桓(オ・スンファン) サムスン 47セーブ 2006,2011年
最多ホールド 金相洙(キム・サンス) キウム 40ホールド 2019年

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 1リーグ、10球団が覇権を競う韓国プロ野球リーグ 日本の好敵手の歴史を振り返る
  2. ^ メジャーリーグも羨む韓国プロ野球だけの“球場文化”…外国人選手も絶賛するワケ
  3. ^ 新本拠地となったソウル市内に適当な球場がなく、またソウルを本拠地としているLGや斗山にフランチャイズ補償金を払えなかったため、実際はソウル郊外の京畿道水原市で試合を行ってきた。
  4. ^ 2018年度 修士論文 日本、韓国と台湾におけるアマチュア野球界とプロ野球リーグの構造の比較研究(執筆者:早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科・トップスポーツマネジメントコース5017A047‐1鄭 翊宏 研究指導教員:平田 竹男 教授)18ページ参照
  5. ^ 2015年KBOリーグシーズン実施要綱(ストライクゾーン)
  6. ^ 現在はLGツインズ、斗山ベアーズとネクセンヒーローズがこれにあたる。
  7. ^ 2008年までは、前述のLGツインズと斗山ベアーズのほか、ロッテ・ジャイアンツとSKワイバーンズがこれに当たったが、2009年以降は本拠地球場の改修のため、収容能力は3万人を下回っている。しかし、開場当時の本来の受容能力に基づいて、これらのチームの本拠地は3万人受容とみなされる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]