高瀬隼子
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高瀬 隼子 (たかせ じゅんこ) | |
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誕生 |
1988年??月??日 日本 愛媛県 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 立命館大学文学部 |
活動期間 | 2019年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『おいしいごはんが食べられますように』(2022年) |
主な受賞歴 |
すばる文学賞(2019年) 芥川龍之介賞(2022年) 芸術選奨新人賞(2024年) |
デビュー作 | 「犬のかたちをしているもの」(2019年) |
公式サイト | 高瀬隼子 (@takase_junko) - X(旧Twitter) |
高瀬 隼子︵たかせ じゅんこ、1988年 - ︶は、日本の小説家。愛媛県新居浜市出身。東京都在住。愛媛県立新居浜西高等学校[1]、立命館大学文学部︵哲学専攻︶卒業[2][3]。
経歴[編集]
立命館大学の文芸サークル﹁文芸創作同好会﹂の仲間を中心とした文芸サークル﹁京都ジャンクション﹂に参加し、﹁高瀬遊﹂名義で文学フリマで活動する。2019年、﹁犬のかたちをしているもの﹂で第43回すばる文学賞を受賞してデビュー。 2021年、﹁水たまりで息をする﹂で第165回芥川賞候補[4]。2022年、﹁おいしいごはんが食べられますように﹂で第167回芥川賞受賞[5]。2024年、﹃いい子のあくび﹄で令和5年度︵第74回︶芸術選奨新人賞︵文学部門︶受賞[6]。人物[編集]
父親がもらってきた古いワープロに、9歳の頃から自分がノートに書いた物語を入力していたが、その頃から現在に至るまで﹁かな入力﹂を使用している[7]。作品リスト[編集]
単行本[編集]
●﹃犬のかたちをしているもの﹄︵2020年2月、集英社、ISBN 978-4087716962 / 2022年8月、集英社文庫、ISBN 978-4087444278︶ ●﹁犬のかたちをしているもの﹂ - ﹃すばる﹄2019年11月号 ●﹃水たまりで息をする﹄︵2021年7月、集英社、ISBN 978-4087717693 / 2024年5月、集英社文庫、ISBN 978-4087446463︶ ●﹁水たまりで息をする﹂ - ﹃すばる﹄2021年3月号 ●﹃おいしいごはんが食べられますように﹄︵2022年3月、講談社、ISBN 978-4065274095︶ ●﹁おいしいごはんが食べられますように﹂ - ﹃群像﹄2022年1月号 ●﹃いい子のあくび﹄︵2023年7月、集英社、ISBN 978-4087718362︶ ●﹁いい子のあくび﹂ - ﹃すばる﹄2020年5月号 ●﹁お供え﹂ - ﹃すばる﹄2022年4月号 ●﹁末永い幸せ﹂ - ﹃すばる﹄2023年1月号 ●﹃うるさいこの音の全部﹄︵2023年10月、文藝春秋、ISBN 978-4163917610︶ ●﹁うるさいこの音の全部﹂ - ﹃文學界﹄2023年2月号 ●﹁明日、ここは静か﹂- ﹃文學界﹄2023年8月号 ●﹃め生える﹄︵2024年1月、U-NEXT、ISBN 978-4911106112︶アンソロジー[編集]
●﹃ベスト・エッセイ2021﹄︵2021年8月、光村図書出版︶ ●﹁犬と散歩をした話﹂-﹃新潮﹄2020年2月号 ●﹃文学2022﹄︵2022年6月、講談社︶ ●﹁休学︵国産のため︶﹂ - ﹃文藝﹄2021年春季号単行本未収録作品[編集]
小説 ●﹁あの日わたしがしなかったことの話﹂ - ﹃文藝﹄2022年秋季号 ●﹁お返し﹂ - ﹃群像﹄2022年12月号 ●﹁あしたの待ち合わせ﹂ - ﹃STORY BOX﹄2022年12月号 ●﹁花束の夜﹂ - ﹃群像﹄2023年10月号 ●﹁新しい恋愛﹂ - ﹃群像﹄2024年2月号 ●﹁いくつも数える﹂ - ﹃群像﹄2024年5月号 ●﹁お小遣いの成果﹂ - ﹃新潮﹄2024年6月号 エッセイ ●﹁わたしの正直な体﹂[8] - ﹃青春と読書﹄2020年1月号 ●﹁温度と目﹂[9] - ﹃群像﹄2020年10月号 ●﹁かわいい顔の人﹂ - ﹃文學界﹄2021年6月号 ●﹁中庭のスイートポテト﹂[10] - ﹃STORY BOX﹄2022年3月号 ●﹁日日是好日﹂ - ﹃すばる﹄2022年7月号 - 9月号 ●﹁わたしの欲﹂ - ﹃文學界﹄2022年9月号 ●﹁失われたおいしいごはん﹂ - ﹃群像﹄2022年9月号 ●﹁風呂・日本酒・ホラー小説﹂ - ﹃RiCE﹄2022年12月号 ●﹁プロムナード﹂ - ﹃日本経済新聞﹄夕刊2023年1月 - 6月連載︵月曜担当︶ ●﹁道標 ふるさと伝言﹂[11] - ﹃愛媛新聞﹄2023年1月 - 12月︵第1週日曜担当︶ ●﹁一緒になにを食べようか﹂ - ﹃文蔵﹄2023年3月号 ●﹁のむよむ。家飲み派のためのブックガイドvol.68﹂ - ﹃dancyu﹄2023年4月号 ●﹁物語としてエッセイを読む﹂ - ﹃文學界﹄2023年9月号 ●﹁チャットルームのメロンさん﹂ - ﹃小説トリッパー﹄2023年夏季号 ●﹁物語としてエッセイを読む﹂ - ﹃文學界﹄2023年9月号 書評 ●﹁通じ合えない世界の適応性﹂︵遠野遥﹃教育﹄書評︶ - ﹃すばる﹄2022年2月号 ●﹁与える手つきの先に﹂︵小川洋子﹃遠慮深いうたた寝﹄書評︶ - ﹃新潮﹄2022年3月号 ●﹁私の書棚の現在地 共感の危険性と対話の困難さ﹂︵西村亨﹃自分以外全員他人﹄書評︶ - ﹃新潮﹄2024年4月号 対談 ●﹁受賞対談 高橋源一郎×高瀬隼子﹂[12] - ﹃青春と読書﹄2020年3月号 ●﹁芥川賞と私たち 高瀬隼子×李琴峰× 宇佐見りん﹂ - ﹃文藝春秋﹄2023年4月号 ●﹁高瀬隼子×ひらりさ ︿いい子﹀の向こう側へ﹂[13] - ﹃すばる﹄2023年9月号 ●﹁対談 高瀬隼子 市川沙央 小説家になるために必要なもの/差し出したもの﹂[14] - ﹃文學界﹄2023年11月号 ●﹁対談 小説家は嘘をつく 小川哲+高瀬隼子﹂ - ﹃新潮﹄2024年2月号 ●﹁日本酒ほろ酔い対談 島本理生×高瀬隼子﹂ - ﹃ダ・ヴィンチ﹄2024年4月号 ●﹁対談 高瀬隼子×大森時生﹁不快な物語﹂の引力﹂ - ﹃文學界﹄2024年5月号 ●﹁対談 高瀬隼子×大前粟生 怖くてあたたかい小説の世界﹂ - ﹃別冊文藝春秋﹄2024年5月号 その他脚注[編集]
出典[編集]
(一)^ “高瀬隼子さん芥川賞受賞”. niihamanishi-h.esnet.ed.jp. 愛媛県立新居浜西高等学校 全日制. 2024年2月19日閲覧。
(二)^ “第43回すばる文学賞決定”. 集英社. 2020年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
(三)^ “犬のかたちをしているもの”. 集英社. 2020年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
(四)^ デビュー2年目の新鋭が芥川賞にノミネート! 高瀬隼子﹃水たまりで息をする﹄、7月13日︵火︶に発売決定!
(五)^ “第167回芥川賞は高瀬隼子さんに決定!︵2022年上半期︶”. 公益財団法人 日本文学振興会 (2022年7月20日). 2022年7月20日閲覧。
(六)^ 令和5年度︵第74回︶芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の決定について
(七)^ “芥川賞・直木賞、受賞エッセー 高瀬隼子さん、窪美澄さん”. digital.asahi.com. 2022年7月30日閲覧。
(八)^ 第43回すばる文学賞受賞記念エッセイ受賞作
(九)^ 群像エッセイ集
(十)^ 小説丸 思い出の味 高瀬隼子
(11)^ “﹁道標 ふるさと伝言﹂ 2023年の執筆者と略歴”. 愛媛新聞社. 2023年3月25日閲覧。
(12)^ 受賞対談 高橋源一郎×高瀬隼子 東京と自分の田舎の違い、女性の息苦しさ…… 何でこうなっちゃうんだろうということを書いていきたい
(13)^ ﹃いい子のあくび﹄刊行記念対談 高瀬隼子×ひらりさ﹁︿いい子﹀の向こう側へ﹂
(14)^ 高瀬隼子×市川沙央﹁小説家になるために必要なもの/差し出したもの﹂
(15)^ わたしに贈る5つの言葉
外部リンク[編集]
- 高瀬隼子 (@takase_junko) - X(旧Twitter)