日本における衛星放送
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
種類
編集制度上の区分
編集事業者による区分
編集人工衛星による区分
編集衛星の種類
編集衛星の名称とトランスポンダの利用割り当て状況(2010年9月現在)[6]は以下の通り(それぞれの利用内容についての詳細は後述の各当該節を参照のこと)。
放送衛星(BS)
編集通信衛星(CS)
編集アナログによる衛星放送
編集BS放送
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/86/NHK-BS.jpg/220px-NHK-BS.jpg)
日食による放送休止
編集チャンネル
編集CS放送
編集通常画質の送出方式
編集スクランブル
編集BSデジタル放送
編集
使用衛星:東経110度(BSAT-3a)(BSAT-3b)(BSAT-3c)
BSデジタル放送はBSアナログ放送のデジタル版ともいえる。先述したとおり、2011年7月24日にBSアナログ放送は終了した。
概要
編集特徴
編集放送局
編集放送波数(マルチ編成分は除く)の変遷は以下の通り(△は増加、▼は減少)。
種類 | 開始当初 | 2004年 12月1日 以降 |
2005年 10月1日 以降 |
2005年 12月1日 以降 |
2006年 4月1日 以降 |
2007年 10月1日 以降 |
2007年 12月1日 以降 |
2011年 4月1日 以降 |
2011年 10月1日 以降 |
2012年 3月1日 以降 |
2016年 10月1日 以降 |
2020年 4月1日 以降 |
2022年 4月1日 以降 |
2022年 11月1日 以降 |
2024年 6月1日 以降 |
2024年 7月1日 以降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テレビジョン放送 | 10 | 12△ | 11▼ | 22△ | 29△ | 29 | 27▼ | 30△ | 29▼ | 27▼ | 26▼ | |||||
ラジオ放送 | 11 | 10▼ | 5▼ | 4▼ | 1▼ | 1 | 0▼ | 0 | 1△ | 1 | ||||||
単営データ放送 | 7 | 6▼ | 4▼ | 3▼ | 2▼ | 1▼ | 1 | 0▼ | 0 | |||||||
計 | 28 | 26▼ | 19▼ | 17▼ | 13▼ | 12▼ | 13△ | 12▼ | 24△ | 31△ | 30▼ | 28▼ | 31△ | 30▼ | 28▼ | 27▼ |
物理チャンネル(BSデジタル放送)
編集物理ch | BS-1ch | BS-3ch | BS-5ch | BS-7ch | BS-8ch | BS-9ch | BS-11ch | BS-12ch | BS-13ch | BS-14ch | BS-15ch | BS-17ch | BS-19ch | BS-21ch | BS-23ch | 物理ch | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電波旋回 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 右 | 右 | 右 | 右 | 電波旋回 | |||||||||||||||
デジタル 放送 開始当時 |
BS朝日(22.5) BS-i(22.5) ほか[詳 1] |
デジタルWOWOW(22.5) BSジャパン(22.5) BPA(0.5)[注釈 13] ほか[詳 2] |
アナログ WOWOW (2011年7月24日終了) St.GIGA→クラブコスモ→WINJ (2005年3月31日終了) |
アナログ NHK BS1 (2011年7月24日終了) |
割当なし | アナログ NHK BShi (2007年9月30日終了) |
アナログ NHK BS2 |
割当なし | BS日テレ(22.5) BSフジ(22.5) ほか[詳 3] |
割当なし | NHK BShi(22) NHK BS1(6) NHK BS2(8) スター・チャンネルBS(6) ほか[詳 4] |
割当なし | 割当なし | 割当なし | デジタル 放送 開始当時 | ||||||||||||||||
2007年 11月26日 以降 |
BS朝日(24) BS-i→BS-TBS(24) |
デジタルWOWOW(24) BSジャパン(24) |
BS11(18) スターチャンネル・HV(15) TwellV(15) |
BS日テレ(24) BSフジ(24) |
NHK BShi(24) NHK BS1(9.5) NHK BS2(11) WNI・910[注釈 14](1.5) Dpa(2) |
2007年 11月26日 以降 | |||||||||||||||||||||||||
2010年 2月22日 以降 |
地デジ難視対策衛星放送(48) | 2010年 2月22日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2011年 4月1日 以降 |
アナログ NHK BSプレミアム (2011年7月24日終了) |
NHK BS1(23) NHK BSプレミアム(21.5) WNI・910(1.5) Dpa→A-PAB(2) |
2011年 4月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||
2011年 10月1日 以降 |
WOWOWプライム(24) BSジャパン(24) |
WOWOWライブ(24) WOWOWシネマ(24) |
スターチャンネル2(13) スターチャンネル3(13) BSアニマックス(16) 未使用(6) |
BS11(18) スターチャンネル1(15) TwellV→BS12 トゥエルビ(15) |
FOX bs238→FOXスポーツ&エンターテイメント(16) BSスカパー!(16) 放送大学(16) |
グリーンチャンネル(16) J SPORTS 1(16) J SPORTS 2(16) |
2011年 10月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||
2012年 3月1日 以降 |
スターチャンネル2(13) スターチャンネル3(13) BSアニマックス(16) ディズニー・チャンネル(6) |
イマジカBS・映画→シネフィルWOWOW→WOWOWプラス(16) J SPORTS 3(16) J SPORTS 4(16) |
BS釣りビジョン(16) BS日本映画専門チャンネル→日本映画専門チャンネル(16) Dlife(16) |
2012年 3月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||
2015年 4月1日 以降 |
未使用(48) | 2015年 4月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2016年 8月1日 以降 |
NHK/A-PAB 4K 8K試験放送(120) 【ISDB-S3】 |
2016年 8月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2016年 10月1日 以降 |
NHK BS1(23) NHK BSプレミアム(21.5) A-PAB(2) 未使用(1.5) |
2016年 10月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2018年 5月28日 以降[詳 5] |
BS朝日(16) BS-TBS(16) BSジャパン→BSテレ東(16) |
WOWOWプライム(24) NHK BSプレミアム(18) ディズニー・チャンネル(6) |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
BS日テレ(16) BSフジ(16) アニマックス(16) |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
NHK BS1(20) スターチャンネル2(13) スターチャンネル3(13) A-PAB(2) |
2018年 5月28日 以降[詳 5] | |||||||||||||||||||||||
2018年 7月24日 以降[詳 6] |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
2018年 7月24日 以降[詳 6] | |||||||||||||||||||||||||||||
2018年 12月1日 以降 |
BS朝日 4K(40) BSテレ東 4K(40) 未使用(40) 【ISDB-S3】 |
ショップチャンネル 4K(40) 4K QVC(40) ザ・シネマ 4K(40) 【ISDB-S3】 |
NHK BS8K(120) 【ISDB-S3】 |
NHK BS4K(40) BS-TBS 4K(40) BSフジ 4K(40) 【ISDB-S3】 |
2018年 12月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||
2019年 9月1日 以降 |
BS朝日 4K(40) BSテレ東 4K(40) BS日テレ 4K(40) 【ISDB-S3】 |
2019年 9月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2020年 4月1日 以降 |
BSスカパー!(16) 放送大学(16) 未使用(16) |
BS釣りビジョン(16) 日本映画専門チャンネル(16) 未使用(16) |
2020年 4月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||
2021年 2月2日 以降 |
スターチャンネル1→スターチャンネル(12) BS11(18) BS12 トゥエルビ(14) 未使用(4) |
BS日テレ(16) BSフジ(16) アニマックス(12) 未使用(4) |
NHK BS1(20) スターチャンネル2(12) スターチャンネル3(12) A-PAB(2) 未使用(2) |
J SPORTS 1(16) J SPORTS 2(16) J SPORTS 4(16) |
グリーンチャンネル(16) J SPORTS 3(16) WOWOWプラス(16) |
2021年 2月2日 以降 | |||||||||||||||||||||||||
2021年 2月9日 以降 |
J SPORTS 1(12) J SPORTS 2(12) J SPORTS 3(12) J SPORTS 4(12) |
グリーンチャンネル(16) WOWOWプラス(16) 未使用(16) |
2021年 2月9日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||
2021年 3月1日 以降 |
WOWOW 4K(40) 未使用(80) 【ISDB-S3】 |
2021年 3月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2021年 4月13日 以降 |
放送大学(16) BSスカパー!(12) BS釣りビジョン(12) 未使用(8) |
グリーンチャンネル(16) WOWOWプラス(14) 日本映画専門チャンネル(12) 未使用(6) |
未使用(48) | 2021年 4月13日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||
2021年 6月1日 以降 |
WOWOWプライム(24) NHK BSプレミアム(18) 未使用(6) |
ショップチャンネル 4K(40) 4K QVC(40) 未使用(40) 【ISDB-S3】 |
ディズニー・チャンネル(12) 未使用(36) |
2021年 6月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||
2022年 3月9日 以降 |
ディズニー・チャンネル(12) BS松竹東急(12) BSJapanext(12) BSよしもと(12) |
2022年 3月9日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2022年 11月1日 以降 |
放送大学(16) BS釣りビジョン(12) 未使用(20) |
2022年 11月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2023年 12月1日 以降 |
WOWOWプライム(24) NHK「BSプレミアム停波告知」(18) 未使用(6) |
NHK BS(20) スターチャンネル2(12) スターチャンネル3(12) A-PAB(2) 未使用(2) |
NHK BSプレミアム4K(40) BS-TBS 4K(40) BSフジ 4K(40) 【ISDB-S3】 |
2023年 12月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||
2024年 4月1日 以降 |
WOWOWプライム(24) NHK「臨時目的放送」(18)[詳 7] 未使用(6) |
2024年 4月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2024年 6月1日 以降 |
NHK BS(20) A-PAB(2) 未使用(26) |
2024年 6月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2024年 7月1日 以降 |
WOWOWプライム(24) 未使用(24) |
2024年 7月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2024年 10月9日(予定) 以降 |
WOWOWプライム(24) アニマックス(12) BS釣りビジョン(12) |
放送大学(16) 未使用(32) |
BS日テレ(16) BSフジ(16) 未使用(16) |
2024年 10月9日(予定) 以降 | |||||||||||||||||||||||||||
2024年 11月11日(予定) 以降 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
BS日テレ(16) BSフジ(16) 放送大学(16) |
2024年 11月11日(予定) 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||
電波旋回 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 右 | 右 | 右 | 右 | 電波旋回 | |||||||||||||||
物理ch | BS-1ch | BS-3ch | BS-5ch | BS-7ch | BS-8ch | BS-9ch | BS-11ch | BS-12ch | BS-13ch | BS-14ch | BS-15ch | BS-17ch | BS-19ch | BS-21ch | BS-23ch | 物理ch |
特記事項
編集- ^ BS-1chを使用したその他のチャンネル - デジキャス(1.5)、Tivi!(1.5)
- ^ BS-3chを使用したその他のチャンネル - St.GIGA→クラブコスモ→WINJ(0.5)、BSC→BSラジオNIKKEI(0.5)、メディアサーブ(1.5)
- ^ BS-13chを使用したその他のチャンネル - NDBデータ(1.5)、WNI・910(1.5)
- ^ BS-15chを使用したその他のチャンネル - JFN衛星放送(1)、BS BIRD(1)、メガポート放送(2)、日本BS放送(2)
- ^ a b 4K 8K放送開始に伴う帯域再編完了
- ^ a b 4K 8K本放送移行のため試験放送終了
- ^ 能登半島地震被災地向け放送
補足事項
編集- ラジオ放送・データ放送のほとんどは2007年までに終了し空きスロットに。
- 4K UHD(スーパーハイビジョン)放送へ向けた準備に伴うため、2018年1月以降従来のNHKと在京キー局系の民放ではスロットが最大3分の1削減され、通常の2K HD(ハイビジョン)放送の画質・解像度が落ちる[16]。場合によっては帯域不足によりデータ放送を取り止める可能性もある[注釈 15]。
論理チャンネル番号
編集論理ch | 2K | 4K・8K | ||
---|---|---|---|---|
テレビ | ラジオ | データ | ||
00x | 30x | (60x) | 日本放送協会(NHK-BS)[詳 1] | 日本放送協会/放送サービス高度化推進協会(4K8K試験放送) |
(終了)ビー・エス・コミュニケーションズ[詳 2] | ||||
(01x) | 31x | 61x | (終了)ミュージックバード | (未割当) |
(02x) | 32x | 62x | (終了)JFN衛星放送 | |
(03x) | 33x | 63x | (終了)セント・ギガ→クラブコスモ→World Independent Networks Japan[詳 3] | |
(04x) | (34x) | (64x) | (未割当) | |
(05x) | (35x) | (65x) | ||
(06x) | (36x) | (66x) | ||
(07x) | (37x) | (67x) | ||
(08x) | (38x) | (68x) | ||
(09x) | (39x) | (69x) | ||
10x | (40x) | 70x | 日本放送協会(NHK-BS)[詳 1] | |
11x | (41x) | (71x) | (終了)ハイビジョン推進協会(ハイビジョン実用化試験放送) | (未割当) |
(12x) | (42x) | (72x) | (未割当) | |
(13x) | (43x) | (73x) | ||
14x | 44x | 74x | BS日本(BS日テレ) | |
15x | 45x | 75x | BS朝日 | |
16x | 46x | 76x | BS-TBS[詳 4] | |
17x | 47x | 77x | BSテレビ東京(BSテレ東)[詳 5] | |
18x | 48x | 78x | BSフジ | |
19x | 49x | 79x | WOWOW | |
20x | (50x) | 80x | スター・チャンネル | (終了)東北新社メディアサービス(ザ・シネマ) |
21x | (51x) | (81x) | 日本BS放送(BS11) | SCサテライト放送(ショップチャンネル) |
22x | (52x) | (82x) | ワールド・ハイビジョン・チャンネル(BS12 トゥエルビ) | QVCサテライト |
23x | 53x | (83x) | 放送大学学園(放送大学BS)[詳 6] | (未割当) |
グリーンチャンネル[詳 7] | ||||
アニマックス[詳 8] | ||||
(終了)ビーエスFOX[詳 9] | ||||
24x | (54x) | 84x | (終了)スカパー・エンターテイメント(BSスカパー!)[詳 10] | |
J SPORTS[詳 11] | ||||
25x | (55x) | (85x) | 釣りビジョン[詳 12] | |
WOWOWプラス[詳 13] | ||||
日本映画放送[詳 14] | ||||
ブロードキャスト・サテライト・ディズニー[詳 15] | ||||
26x | (56x) | (86x) | BS松竹東急[詳 16] | |
ジャパネットブロードキャスティング(BSJapanext)[詳 17] | ||||
BSよしもと[詳 18] | ||||
(27x) | (57x) | (87x) | (未割当) | |
(28x) | (58x) | (88x) | ||
29x | (59x) | 89x | (終了)デジタル放送推進協会(地デジ難視対策衛星放送) | |
90x | (使用しなくなった)メガポート放送→日本BS放送→BS-TBS[詳 4] | |||
91x | (終了)ウェザーニューズ(WNI) | |||
92x | 放送サービス高度化推進協会(エンジニアリングサービス) | |||
93x | (過去)Digicas | |||
94x | (過去)日本データ放送 | |||
95x | (過去)メディアサーブ(BS955) | |||
96x | (過去)日本メディアーク(Tivi!) | |||
(97x) | (未割当) | |||
(98x) | ||||
99x | (過去)日本BS放送(ch999) |
特記事項
編集普及状況
編集2011年6月末現在で約1億1349万件(NHK調べ、速報値)[17]。
放送開始当初は「放送開始から1000日(2003年8月頃)で1000万世帯への普及を目指す」との目標を掲げていたが実際に視聴可能世帯が1000万世帯に達したのはその目標から2年遅れの2005年8月(BSデジタル放送放送開始から数えて1735日・約4年8ヶ月)であった。しかしその後は地上デジタル放送の全国展開も手伝って普及スピードが一気に進み1000万世帯達成から2000万世帯達成までには約1年4ヶ月の期間で済んでおり2006年12月に達成でできた。2007年10月末には3000万件を達成[注釈 18]。2008年7月末には4000万件を達成。2009年3月末で5000万件、同年10月末で6000万件を達成。2010年3月末で7000万件、同年7月末で8000万件、同年11月末で9000万件を達成。そして2011年1月末でついに1億件を達成。2011年5月末で1億1000万件を達成。
ただし、この数値は受信可能なテレビ受像機の受信設備の数の合計であり、NHK衛星放送受信契約および受信が行われている受信設備の合計ではない。
チャンネルの追加割当
編集追加割当の経緯
編集チャンネル再々編
編集1次再編
編集- 2021年6月1日以降
- BS-23ch - ディズニー・チャンネル(ハイビジョン化、有料、256)[41]
- 2022年
-
- 3月21日以降
- 3月26日以降
- 3月27日以降
- BS-23ch - BSJapanext(無料放送、263)[44]
2次再編
編集- BS-9ch 4スロット
- BS-15ch 26スロット
- BS-21ch 6スロット
- 合計 36スロット
放送法の改正による衛星基幹放送の認定・更新要件の追加
編集帯域(スロット)の縮減
編集- 2020年
- 11月30日
- BS-9ch - スターチャンネル1/BS12 トゥエルビ
- BS-15ch - スターチャンネル2/スターチャンネル3
- 12月24日
- BS-11ch[注釈 23] - BSスカパー!
- BS-23ch - BS釣りビジョン/日本映画専門チャンネル
- 11月30日
- 2021年
チャンネル(トランスポンダ)の移動
編集- 2021年
- 2024年
BS放送から撤退・整理
編集放送事業認定の取り消しによる閉局
編集地デジ難視対策衛星放送
編集チャンネル番号 | 放送局名 |
---|---|
BS291 | NHK総合・東京 |
BS292 | NHK Eテレ・東京 |
BS294 | 日本テレビ |
BS295 | テレビ朝日 |
BS296 | TBSテレビ |
BS297 | テレビ東京 |
BS298 | フジテレビ |
BS890 | 地デジ難視対策放送 (案内用データ放送) |
対象地区・内容
編集災害特例
編集東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生にともない2011年4月7日、総務省とDpaは岩手・宮城・福島3県を中心に被災地への地デジ難視対策衛星放送の特例実施を決定[89]。アナログ放送終了まで残り3か月となったことから、震災により地デジ放送を視聴できなくなった世帯にも半年を目安としてスクランブル解除の対象を広げるとした。但し地デジ中継局の設備が復旧するなど、地上波が視聴できるようになった段階で一定の猶予期間を経た後に再びスクランブルがかけられる。対象局は以下の通り。
視聴可能局 | 対象局 | ||
---|---|---|---|
岩手県 | 宮城県 | 福島県 | |
NHK東京 | NHK盛岡 | NHK仙台 | NHK福島 |
日本テレビ | テレビ岩手 | 宮城テレビ放送 | 福島中央テレビ |
テレビ朝日 | 岩手朝日テレビ | 東日本放送 | 福島放送 |
TBSテレビ | IBC岩手放送 | 東北放送 | テレビユー福島 |
フジテレビ | 岩手めんこいテレビ | 仙台放送 | 福島テレビ |
地デジアンテナ工事遅れの救済特例
編集前記岩手・宮城・福島3県に対する特例措置とは別に地上アナログ放送停波時に地デジアンテナ工事が間に合わず、地デジ放送が受信できない世帯等に対しても地デジ難視対策衛星放送を約半年間視聴できるようにする対応が総務省とDpaから発表された。ただし、BSデジタル放送の受信セットは視聴者側で用意する必要がある。2011年6月1日から7月31日(岩手・宮城・福島は当地のアナログ放送停波時)まで受付を行った[90]。
打ち切り
編集CSデジタル放送
編集通信衛星を用いたデジタル伝送方式の放送である。現在主力となっている有料の専門チャンネルによる放送形式であり、衛星の位置・種類ごとにいくつかのプラットフォームに分かれている。
基本的に、規格上はBSデジタルなどに近い仕組みなので、信号切り替えによるステレオ二ヶ国語(デュアルステレオ)放送などアナログ放送では不可能なものも提供可能になっている。
なお一部のBSデジタル有料放送のチャンネル(特に従来からCSで配信し、2011年以後にBS新局として開局したもの)は、ケーブルテレビ向けでは、同一周波数パススルー方式を採用している場合を除き、周波数領域の関係により、従来のCS波の領域で提供する場合もある。
東経110度CSデジタル放送
編集この節の加筆が望まれています。 |
物理チャンネル(東経110度CSデジタル放送)
編集各物理チャンネル[注釈 12]への割り当ては以下の通り。東経110度CSデジタル放送における放送局等の詳細は各プラットフォーム(スカパー!、プラット・ワン、ep、WOWOWデジタルプラス)も参照。
括弧内は割り当てスロット数。なお、CSでの4K・8K放送は全て左旋での放送となる。
ネットワーク 物理ch |
CS1 ND2 |
CS2 ND4 |
CS2 ND6 |
CS1 ND8 |
CS ND9 |
CS2 ND10 |
CS ND11 |
CS2 ND12 |
CS2 ND14 |
CS2 ND16 |
CS2 ND18 |
CS ND19 |
CS2 ND20 |
CS ND21 |
CS2 ND22 |
CS ND23 |
CS2 ND24 |
物理ch | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電波旋回 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 電波旋回 | |||||||||||||||||
放送開始時 | スペーステリア(24) 日本BS放送(12) 日本メディアーク(12) |
MCE→SPET(36) シーエス九州→インターローカルメディア(12) |
シーエス映画放送(24) ハリウッドムービーズ(24) |
イーピー放送(36) メガポート放送(12) |
割当なし | CS-WOWOW(48) | 割当なし | シーエス・ワンテン(48) | アクティブ・スポーツ・ブロードキャスティング(48) | 阪急電鉄(旧)→阪急電鉄(新)(12)[注釈 31] シーエス・ナウ(12) インタラクティーヴィ(24) |
インタラクティーヴィ(48) | 割当なし | サテライト・サービス(48) | 割当なし | CS-TBS(48) | 割当なし | CS日本(48) | 放送開始時 | |||||||||||||||||
2004年 5月14日 以降 |
MCE(24) 日本BS放送(12) 日本メディアーク(12) |
イーピー放送(24) CS-WOWOW(12) メガポート放送(12) |
MCE→SPET(48) | 2004年 5月14日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2005年 10月1日 以降 |
イーピー放送(24) CS-WOWOW(12) 未使用(12) |
2005年 10月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2007年 1月1日 以降 |
イーピー放送→SCサテライト放送(24) 未使用(24) |
2007年 1月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2007年 4月1日 以降 |
MCE→SPET(48) | 阪急電鉄→宝塚クリエイティブアーツ(12) MCE→SPET(12) インタラクティーヴィ(24) |
2007年 4月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2010年 4月1日 以降 |
SCサテライト放送(24) キッズステーション(24) |
CS-TBS(42) 未使用(6) |
2010年 4月1日 以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 10月1日 以降 |
SPET(42) 未使用(6) |
シーエス映画放送(24) ハリウッドムービーズ(18) 未使用(6) |
アクティブ・スポーツ・ブロードキャスティング(34) 未使用(14) |
宝塚クリエイティブアーツ(12) SPET(6) インタラクティーヴィ(24) 未使用(6) |
サテライト・サービス(42) 未使用(6) |
2011年 10月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2012年 3月1日 以降 |
SPET(24) 未使用(24) |
SPET(30) インターローカルメディア(12) 未使用(6) |
シーエス映画放送(19.2) ハリウッドムービーズ(18) 未使用(10.8) |
アクティブ・スポーツ・ブロードキャスティング(14) 未使用(34) |
CS-TBS(36) 未使用(12) |
2012年 3月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2012年 12月1日 以降 |
シーエス・ワンテン(32) CS-TBS(16) |
SPET(18) シーエス映画放送→CS日本(4.8) インタラクティーヴィ(6) 囲碁将棋チャンネル(3.2) スカイ・エー(16) |
サテライト・サービス(14) インターローカルメディア(12) シーエス・ワンテン(22) |
SCサテライト放送(24) (シーエス・ワンテン(6) ブロードキャスト・サテライト・ディズニー(6)) →シーエス・ワンテン(12) 東映衛星放送(6) 衛星劇場(6) |
キッズステーション(16) GAORA(16) エムオン・エンタテインメント(16) |
日本映画衛星放送→日本映画放送(16) スーパーネットワーク(16) ファミリー劇場(16) |
宝塚クリエイティブアーツ(12) ハリウッドムービーズ(12) インタラクティーヴィ(18) シーエス・ワンテン(6) |
サテライト・サービス(48) | SPET(18) CS-TBS(30) |
2012年 12月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||
2013年 4月1日 以降 |
宝塚クリエイティブアーツ(12) ハリウッドムービーズ→AXNエンタテインメント(6) ビーエスFOX(6) インタラクティーヴィ(18) シーエス・ワンテン(6) |
2013年 4月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2017年 4月1日 以降 |
A-PAB試験放送(4K)(60) 未使用(60) 【ISDB-S3】 |
2017年 4月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
2018年 8月28日 以降 |
シーエス・ワンテン(36) CS-TBS(12) |
シーエス・ワンテン(12) 名古屋テレビネクスト(12) 日本映画放送(12) スカイ・エー(12) |
囲碁将棋チャンネル(6) インターローカルメディア(12) シーエス・ワンテン(12) サテライト・サービス(12) SPET(6) |
SCサテライト放送(24) サテライト・サービス(12) 東映衛星放送(12) |
SPET(36) 松竹ブロードキャスティング(12) |
エムオン・エンタテインメント →ソニー・ミュージックソリューションズ(12) GAORA(12) SPET(12) キッズステーション(12) |
インタラクティーヴィ(12) 東北新社メディアサービス(36) |
宝塚クリエイティブアーツ(12) インタラクティーヴィ(12) CS日本(12) AXNエンタテインメント(6) シーエス・ワンテン(6) |
CS-TBS(36) SPET(12) |
2018年 8月28日 以降 | |||||||||||||||||||||||||
2018年 11月1日 以降 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
2018年 11月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2018年 12月1日 以降 |
J SPORTS 1(4K)(60) J SPORTS 2(4K)(60) 【ISDB-S3】 |
J SPORTS 3(4K)(60) J SPORTS 4(4K)(60) 【ISDB-S3】 |
スターチャンネル4K(60) スカチャン1 4K(60) 【ISDB-S3】 |
スカチャン2 4K(60) 未使用(60) 【ISDB-S3】 |
日本映画+時代劇 4K(60) 未使用(60) 【ISDB-S3】 |
2018年 12月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
2024年 4月1日 以降 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
未使用(120) 【ISDB-S3】 |
2024年 4月1日 以降 | |||||||||||||||||||||||||||||
電波旋回 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 右 | 右 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 左 | 右 | 電波旋回 | |||||||||||||||||
ネットワーク 物理ch |
CS1 ND2 |
CS2 ND4 |
CS2 ND6 |
CS1 ND8 |
CS ND9 |
CS2 ND10 |
CS ND11 |
CS2 ND12 |
CS2 ND14 |
CS2 ND16 |
CS2 ND18 |
CS ND19 |
CS2 ND20 |
CS ND21 |
CS2 ND22 |
CS ND23 |
CS2 ND24 |
物理ch |
東経124度・128度CSデジタル放送
編集この節の加筆が望まれています。 |
ディレクTV(放送終了)
編集使用衛星:東経144度(SUPERBIRD C)
1997年、SUPERBIRD Cを使用してディレクTVが放送を開始したが2000年に放送終了し、この衛星は現在デジタル音楽放送SOUND PLANET(USEN)が使用している(後述のケーブルテレビデジタル配信事業通信も参照)。
モバHO!(放送終了)
編集使用衛星:東経144度(MBSat)
携帯電話など移動体向け衛星放送「モバHO!」が2004年10月20日に放送を開始したが、2009年3月31日をもってサービスを終了した。
SPACE DiVA(放送終了)
編集使用衛星:東経154度(JCSAT-2A)
SPACE DiVAは2005年、MUSIC BIRDとCANシステムがJCSAT-2Aを利用して始めた多チャンネル衛星ラジオ。オーディオ圧縮 MPEG1 Audio Layer2(MP2)でサンプリング周波数48kHz、復調方式QPSKで256kbpsから64kbpsまでチャンネルによって情報量(音質)が異なる。2024年2月29日をもってサービスを終了した[97]。
ケーブルテレビデジタル配信事業通信
編集各放送の仕様一覧
編集「日本のデジタルテレビ放送」の仕様一覧を参照のこと。
BS-IF/CS-IF(周波数変換)
編集受信設備
編集- CS放送(右旋回偏波)に用いる伝送帯域が従来のBS放送より広いため、(特に共聴受信設備では)パラボラアンテナ・アンテナケーブル・分岐器・ブースター・アンテナコネクター・壁面直列ユニット(アンテナコンセント)などの全てがこの伝送帯域に対応していることが必要である。従来のBS放送用パラボラアンテナでは、全てのチャンネルを受信出来ない場合がある。
- 特に2002年以前の110度CSチューナー非搭載のビデオデッキやDVDレコーダーと接続する場合、内蔵の分配器が110度CS伝送帯域非対応であることがありアンテナケーブルはそれらの機器を経由せず、伝送帯域に対応した分配器を用いて110度CS受信機器に接続しないと受信できないことがある。これに対し110度CSチューナーを内蔵したBDレコーダーは110度CS伝送帯域対応の分配器を内蔵しているので、外部分配器を別に用意する必要はない。
- 各対応機器の標準的な対応伝送帯域は「2150MHz対応」である。このほか2600MHzや2655MHz対応の物も存在する。これは当初、4K 8Kテレビ放送に使用される左旋回偏波を共同受信設備で受信するための仕様とされた[98]。しかしその後技術仕様が見直され、4K・8K受信用としてSHFの3224MHz(3.224GHz)を対応上限とする製品が売り出されている。パラボラアンテナも新たに左旋回偏波に対応した4K・8K受信用の物を設置しないと、従来のアンテナでは受信出来ない。
歴史
編集以下、日本国外及び宇宙空間での事象(衛星打ち上げ日等)を含め日本標準時(JST)で記述している。
BS衛星放送関係年表
編集CS衛星放送関係年表
編集衛星放送全般の問題点
編集日本では世界でも非常に早くから衛星放送が開始したが、衛星放送が地上波放送を駆逐する方向には向かわず、依然として地上波局が強い勢力を持ち、当初の見込みほど普及していない。
電波特性の問題
編集荒天時の脆弱性
編集設備投資面での問題
編集制度面での問題
編集BSデジタル放送の問題点
編集脆弱な広告収入
編集テレビショッピングの乱発
編集衛星放送向けの番組作りによる改善
編集視聴率調査の開始
編集番組制作の著作権・番組出演者の肖像権の問題
編集地上波同時放送・先行放送の事情
編集地上波とBSのサイマル(同時)放送の場合、2024年4月現在のレギュラー編成ではBSテレ東の『ニュースモーニングサテライト』『なないろ日和!』『ワールドビジネスサテライト』『ウイニング競馬』(いずれもテレビ東京製作[注釈 52]『ワールドビジネスサテライト』は2018年4月からテレビ東京とのサイマルネットとなる)とBSフジの『BSスーパーKEIBA』(フジテレビ〈地上波〉製作『みんなのKEIBA』)の計5本が地上波とBS(4K放送を含む)のサイマル放送となっている。
NHK
編集放送大学
編集BSデジタル放送・スカパー!SDおよびケーブルテレビ局向け配信では地上波で放送開始・終了時に流されるコールサイン(JOUD-DTVおよびJOUD-FM)のアナウンスを除いて地上デジタル放送およびFMラジオ放送の完全同時放送となった。2018年9月30日をもって地上波放送の番組を終了してBS専門に移行。
民放
編集ケーブルテレビ導入時について
編集CSデジタル放送の問題点
編集集合住宅の共聴システム問題
編集東経110度CSデジタル放送特有。マンション・アパート等の共用部分(共聴システム)に設置の共用BSアンテナ[注釈 54]、ブースターや配線同軸ケーブルの規格が古いために、BSチャンネル周波数帯までは性能を満たすがCSチャンネル周波数帯では満たしていないことがある。また、BS/CS共聴システムにケーブルテレビ局の信号を重畳している場合、BS/CS放送周波数帯の信号レベルが正しく調整されていないこともある。
結果として、特定のトランスポンダ配下のチャンネルだけ映りにくくなったり、ブロックノイズが乗って視聴に適さないことがある。
ND16問題(ND18問題)
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 一般社団法人衛星放送協会
- BS - 一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)
- 衛星本放送はじまる - NHK放送史
- BSデジタル放送開始 - NHK放送史
- BSデジタル放送 開局記念特別番組 - NHK放送史
- 番組エピソード 衛星放送 制作者座談会 - NHKアーカイブス