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* 2リーグ制導入以降、セ・リーグの東京の球団は[[寅|寅年]]では1度も優勝していない。 |
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* 9の付く年では同年代内での9年前の0と同じリーグが日本一になることが多い。 |
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* 東北楽天ゴールデンイーグルスはFIFAワールドカップの年になったら最下位で終わる。 |
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2020年3月4日 (水) 14:40時点における版
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ジンクス︵英語: jinx︶は、縁起の悪い言い伝え。さまざまなものがあり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。科学的根拠に基づかず、経験に基づき唱えられる場合が多いため、前後即因果の誤謬に陥っているものが少なくないが、近世になってから裏付けがとれたものもあり、全てが迷信と言いきれるわけではない。また、縁起担ぎに関するものでは類感呪術的な発想も多い。
語源は不鮮明だが、ギリシア語のイユンクス︵Iynx, アリスイ。キツツキの一種︶に起因するという説がある[1]。アリスイは、自らの首を180度回転させ真後ろを向けられるため、不吉とされてきた背景があり、しばしば魔法と占いに用いられた。
なお、語義は﹁縁起が悪い﹂﹁運が悪い﹂など悪い意味であり、日本においては良い縁起の意味でも使われることがあるがこれは誤りである。
日本のジンクス
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生活
●三代目が家を潰す。特に商家や同族経営の会社に対して。﹁売家を 唐様で書く 三代目﹂という川柳が江戸時代からある[2]。 ●忌み数 ●4は﹁死﹂、9は﹁苦﹂に通じることから[3]、縁起が悪いとしてホテルや病院の部屋番号や階層、鉄道車両の番号等で使用を避けることがある︵﹁3﹂も﹁惨﹂に通じることから、使用を控えた会社があった︶。また旧海軍において、潜水艦の艦番号に﹁3﹂もしくは3の倍数の数字がつく艦は不吉というジンクスが存在し、有名な﹁伊33﹂などがある。自動車のナンバープレートでは、末尾﹁42﹂と﹁49﹂を飛ばして付番されており、車種を示す平仮名も﹃し﹄は﹃死﹄を、﹃へ﹄は﹃屁﹄を連想させるため使われていない。また駐車場でも、4と9のつく番号を飛ばしているところは少なくない。しかし、葬儀業者の電話番号は﹃1142︵いい死に︶﹄﹃4142︵よい死に︶﹄﹃4242︵死に死に︶﹄などとしているところが多い。日本プロ野球でもこれらの番号はよく思われないことが多かった。ただ42はメジャー史上最初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの背番号と同じ番号のため黒人選手にはむしろ好まれる番号でもある。またメジャーリーグ全球団共通の永久欠番であることから、助っ人外国人選手がこの番号を希望することがある。 ●近年では、ほとんどの日本人選手もこの迷信が通用しないため、この番号を希望することもある。キリスト教圏では、イエス・キリストの最後の晩餐に出席した人数が13人であったことから﹁13﹂を不吉な番号として、また﹁666﹂を悪魔の番号であるとして使用を控えることがある。 ●国鉄の機関車において、54形を名乗る機関車は、構造欠陥や整備難で早期廃車されてしまう︵ED54形電気機関車︵1926年︶・C54形蒸気機関車︵1931年︶・DD54形ディーゼル機関車︵1966年︶・EF54形電気機関車︵1932年︶︶。政治
●知事経験者は他の都道府県の知事選に出馬しても勝てない - 1947年に知事が公選制となり普通選挙で選出されるようになって以降、複数の都道府県で知事を歴任した人物はいない[4]。 ●プロ野球で中日ドラゴンズが優勝すると政変が起きる︵→後述︶ ●選挙の月には宿泊施設の客が減る - ホテル・旅館業界の政治に絡むジンクス[5] ●FIFAワールドカップ直後の国政選挙は与党が敗れる[6]。 ●酉年には政変が起こる - 1921年には原敬暗殺事件、1933年には日本が国際連盟を脱退、1945年には第二次世界大戦が終結、1993年には自民党が初めて下野し政権喪失︵細川内閣成立︶、2005年には小泉郵政選挙など、酉年には政治で異変が起こる[7][8][9][10]。 ●法務大臣経験者は総理大臣になれない[11]。経済
●家電量販店業界で、売上トップの座を明け渡した企業が再びトップに返り咲くことはない[12][13]。天候
︵農民、漁民などから生まれたジンクス。観天望気に基づく確率の高いものもある[14]︶
●猫が顔を洗うと雨が降る︵顔程度では降らないが、耳まで洗うと降るという人もいる︶
●ツバメが低く飛ぶと、雨が降る[14]︵これも曇天の時は上昇気流が起こらないので、餌になる虫が低空を飛ぶという裏付けがある︶。
スポーツ
●2年目のジンクス -1年目に活躍した選手は2年目に活躍できないというもの。オリンピック
●オリンピックの日本選手団主将は金メダルを獲得できない。北京オリンピックまでの10大会中5大会で柔道から選出されている。石井慧はロンドンオリンピックで主将に指名されることを拒否する発言をしている[15]。 ●しかしロサンゼルスオリンピック、ソウルオリンピック、バルセロナオリンピック、平昌オリンピックでそれぞれ主将だった山下泰裕、斉藤仁、古賀稔彦、小平奈緒はそれぞれ金メダルを獲得している。 ●フィギュアスケート女子は、新採点システム導入以降、ショートプログラムで3位以内に入った選手がそのままメダルを獲得する。大相撲
●土俵入りで﹁不知火型﹂を選んだ横綱は短命に終わる。 - ﹁横綱土俵入り﹂を参照 ●しかし、平成21年3月場所で第69代横綱・白鵬が不知火型最多となる10回目の優勝を飾り、このジンクスは破れたという声が多い。そもそも昭和以降で12年3か月と、横綱の地位を最も長く務めた第36代横綱・羽黒山も不知火型を選択していた。 ●43の呪い - 大相撲において連勝記録は43で止まるというジンクスがある[16][17]。 ●40連勝以上を複数回記録した力士は、谷風、雷電、太刀山、白鵬の4人だけ︵白鵬以外は休場、引分、預り、無勝負を含む︶だが、いずれも43連勝で止まったことがある。野球
●ラッキーセブン - 7回の攻撃で得点が入りやすいこと。- これは試合の終盤に入り先発投手の疲れが見え始める為と言われることがある。投手分業制で、6回からは早々に中継ぎ投手が、8・9回には抑え投手が出て来るようになった。 ●スミ1 - 1回の表か裏に1点が入って、その後膠着状態となるような試合展開のこと。1点を追う側にとっては、その1点が結局決勝点になってしまうという意味で、守る側からすると結局その1点しか取れないという意味で、双方から不吉とされる。 ●野球は9回二死から - ツーアウトと追い詰められた後、思いがけない連打や得点機の生まれること。逆転のPL、サヨナラゲーム#最終回二死から9点差を逆転しサヨナラ、第91回選手権大会決勝戦などを参照。 ●この派生で、9回二死3ストライクからというシーンもあり、これは3ストライク目のボールを捕手が完全捕球せず、それによる振り逃げで得点を許すことを指す。振り逃げ#阪神 対 広島などを参照。 なお、加藤英明名古屋大学大学院教授らが2005年プロ野球公式戦データを基にして取った統計によると、﹁チャンスを逃すとピンチあり﹂﹁大量得点をした次の試合は打てない﹂は錯覚であるという。﹁人は印象が強いと、本当は頻繁に起きていないことでも確率が高いと思い込みがちだ。通説にも錯覚がかなりあるのではないか﹂と加藤は話している[18]。プロ野球
●前述の中日ドラゴンズの優勝ジンクスは、1954年日本一時の造船疑獄による吉田内閣退陣、1974年優勝時の田中金脈問題による田中内閣退陣、1982年優勝時の鈴木内閣退陣、1988年優勝時のリクルート事件︵翌年竹下内閣退陣、昭和天皇崩御︶、1999年の︵中日が優勝を決めた日に︶東海村JCO臨界事故、2004年の新潟県中越地震、2011年の東北地方太平洋沖地震︵東日本大震災︶(2010年と2011年にリーグ優勝し連覇)など古くからささやかれており、メディアで言及されるケースも多い[19]。 ●読売ジャイアンツが優勝した年、またはその翌年は景気が悪くなる。 ●昭和50年代以降においては、巨人が優勝した年またはその翌年において、日経平均株価が大きく下落する年が重なっているというもの[20]。 ●2010年以降のパ・リーグで、福岡ソフトバンクホークス以外の球団が日本シリーズに進出すると、翌年は大失速して下位に沈む。 ●このケースでの最高順位は2016年に優勝した北海道日本ハムファイターズの翌年5位で、残りのケース︵2010年の千葉ロッテマリーンズ、2012年の北海道日本ハムファイターズ、2013年の東北楽天ゴールデンイーグルス︶は全て、翌年は最下位に終わっている。 ●2リーグ制導入以降、西暦の末尾が5の年は必ず在阪・元在阪球団がリーグ優勝を決めている︵南海→南海→阪急→阪神→オリックス→阪神→ソフトバンク︶[21][22]。 ●阪神タイガースは全国高等学校野球選手権大会の開催中は成績が悪くなる。 ●→死のロードを参照。 ●マーティ・ブラウン監督︵元広島東洋カープ・東北楽天ゴールデンイーグルス監督︶が退場すると勝つ[23] が、翌試合は負ける[24]。 ●→マーティ・ブラウン#度重なる退場処分を参照 ●千葉ロッテマリーンズで選手の応援・記念弁当を作ると、その後故障や成績不振に見舞われる。 ●→弁当の呪いを参照。 ●週刊ベースボールに特集された選手・チームはプロ・アマ問わず絶不調に陥る︵週ベの呪い︶[25]。 ●埼玉西武ライオンズは所沢移転以降、8の付く年は優勝して9の付く年は優勝できない。しかし2018年にパ・リーグを制覇し、2019年に2連覇を達成したことからこのジンクスは破られた。また、球団創設から2009年までの9の付く年は1度も優勝できなかったが、2019年に2連覇を達成したことで9の付く年では初めての優勝となった。 ●プロ野球クライマックスシリーズにおいて、埼玉西武ライオンズは北海道日本ハムファイターズ相手でないと突破できない。 ●パ・リーグは丑年では1度も日本一を達成していない。 ●2リーグ制導入以降、セ・リーグの東京の球団は寅年では1度も優勝していない。 ●9の付く年では同年代内での9年前の0年と同じリーグが日本一になることが多い。 ●東北楽天ゴールデンイーグルスはFIFAワールドカップの年になったら最下位で終わる。高校野球
●全国高等学校野球選手権大会︵夏の甲子園︶で花咲徳栄高等学校に勝った学校は優勝しやすい[26]。補足として、2015年から18年までの4年間は、花咲徳栄に勝ったチームまたは3回戦までの同じ組の勝者(開幕前の抽せん会で3回戦までの組み合わせが決まる2017年以降)が必ず決勝戦に勝ち上がっている(2017年は花咲徳栄が優勝)。100回大会(2018年)で花咲徳栄は2回戦で横浜高校に敗れたが、横浜を破りこの組を制した金足農業高校が決勝戦に勝ち上がった。 ●大阪桐蔭高校は決勝に進出すると勝つ。また、ジャニーズ事務所のアーティストが朝日放送グループ(テレビ朝日系各局で放送の一部の地方大会とBS朝日を含む)の選手権大会中継・﹁熱闘甲子園﹂イメージソングを担当した過去2回の大会(2014年・96回=関ジャニ∞(エイト)﹁オモイダマ﹂と2018年・100回=嵐﹁夏疾風﹂)でともに優勝している。 ●優勝旗は白河の関を越えない - 日本の高校野球で言われている、東北地方・北海道勢は優勝できないというジンクス[27]。東北地方・北海道と西日本を比較すると、気温差や積雪の影響で冬場の練習環境に格差があったためであるが、2004年夏・第86回選手権大会で、南北海道代表の駒大苫小牧高校の優勝によりこのジンクスは打ち破られ、さらには津軽海峡まで一気に飛び越えた[28]。とはいえ、2017年時点においても春・夏を通して東北勢の優勝は未だなく、そのため東北では﹁優勝旗は白河の関を越えていない﹂とされている[29]。 ●夏の宮崎大会は連覇出来ない。 - 宮崎県代表は他県と比べて連続出場が非常に少なく、1963年と1964年に出場した宮崎商のみであり、単独の県大会になってからは連続出場校が出ていない。競馬
●南関東公営競馬の的場文男騎手は東京ダービーに過去27回挑戦し、2着が8回あるものの未勝利で、﹁南関東の七不思議︵のひとつ︶﹂と言われている[30]。 ●弥生賞で優勝した馬は皐月賞では勝てない[31][32]。 ●武豊が有馬記念に出場しなかった翌年は震度7の大きな地震が起こりやすい︵阪神淡路大震災・東北地方太平洋沖地震︵東日本大震災︶・熊本地震︶。 ●プリンシパルステークス・青葉賞を使うと日本ダービーでは勝てない。 ●主戦騎手からの乗り替わりがあった馬は日本ダービーでは勝てない[33]。サッカー
●前田の呪い - 前田遼一がシーズン初ゴールを決めた相手チームは、必ずJ2降格となる。デスゴールなどとも呼ばれる。 ●2007年 - 2012年まで、6年連続で起こった。対象チームは2007年ヴァンフォーレ甲府、2008年東京ヴェルディ、2009年ジェフ千葉、2010年京都サンガ、2011年モンテディオ山形、2012年ガンバ大阪[34]。2012年11月30日放送のNHKおはよう日本のスポーツコーナーなど、ガンバ大阪のJ2降格が現実味を帯びるにつれ、取り上げられる機会が多くなった。 ●なお、2013年のシーズン初ゴールを決めた相手は浦和レッズだったが、浦和は残留し、ジンクスは破れた。逆に前田の所属するジュビロ磐田がJ2降格となった。 ●2014年、磐田はJ2での戦いとなり、前田はカマタマーレ讃岐相手にゴールを決めたが、讃岐はJ2に残留した。2015年は、前田がFC東京に移籍し、浦和レッズ相手にシーズン初ゴールを決めたが、浦和も残留。2016年はベガルタ仙台相手にシーズン初ゴールを決めている。しかし、仙台も残留となった[35]。 ●サッカー日本代表で背番号1を付けたゴールキーパーはFIFAワールドカップのピッチに立てなかったが[36]川島永嗣がこのジンクスを破った。 ●サッカー日本代表が初出場した1998 FIFAワールドカップ以降、日本代表はグループリーグ敗退と決勝トーナメント進出を交互に繰り返している。具体的には8の倍数年の2年前の大会(1998年、2006年、2014年の大会)ではグループリーグで敗退し、2年後の大会(2002年、2010年、2018年の大会)では決勝トーナメントに進出している[37]。 ●1993年以降に生まれた日本代表選手は﹁アジアの大会で勝てない世代︵どこかで敗退する︶﹂と言われていたが、2016年1月26日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権の準決勝でイラクを破って五輪出場を決め[38]、4日後の決勝でも韓国を破って同大会に優勝した[39]。 ●ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチが退団したチームは、翌年J2に降格する。これまで所属した大宮アルディージャ、清水エスパルス、名古屋グランパスの3チームは全て降格した。 ●FIFAワールドカップで優勝した国の監督は、自国出身。日本以外のジンクス
●天候 ●朝焼けは雨の予兆。夕焼けは晴れの予兆[40]︵ただし西の晴天は東へ移るという根拠がある︶[14]。 ●災難 ●黒猫が前を横切ると災厄に見舞われる︵一方、イギリスでは黒猫は幸運の象徴とされる︶。例としてはメジャーリーグのシカゴ・カブスが1969年9月9日のニューヨーク・メッツ戦でネクストバッターサークルにいた主将のロン・サントの後ろを黒猫が横切り、その試合を落としたのをきっかけとして、その後大失速し、最大8ゲーム差をひっくり返されリーグ優勝を逃したことなどが挙げられる。(The Black Cat)[41] ●中国や韓国でも、日本同様数字の﹃4﹄は﹃死﹄を連想させる忌み数として避けられる。中国語︵﹃スー︵si︶﹄︶、韓国語︵﹃サー︵사、sa︶﹄︶でも、﹃四﹄と﹃死﹄の発音が同じためだとされる。 ●麻雀のスーカンツ︵四槓子︶は、中国では死棺子=棺桶と同じ発音になるため、﹁槓々和︵カンカンフー︶﹂と言い換えられている[42]。 ●﹁交響曲第9番﹂を作曲すると死ぬ。→﹁第九の呪い﹂ ●西暦で20の倍数の年に実施される選挙で選出されたアメリカ合衆国の大統領は、暗殺や病死などで任期を完うできない。→﹁テカムセの呪い﹂ ●ロシア革命以降の旧ソ連・ロシアの最高権力者は、頭髪の薄い人物と頭髪の多い人物が入れ替わりに就いている。→﹁つるふさの法則﹂ ●魔の8月 - ロシアに関連する大事件は8月に発生するということをこう呼ぶ[43]。オスカー型原子力潜水艦の沈没事故︵2000年︶、2004年ロシア航空機爆破事件、南オセチア紛争におけるグルジア軍の南オセチア侵攻︵2008年︶など[43]。 ●ジミー・カーターと会談した独裁者はそれから間もなくして亡くなる[44]。レオニード・ブレジネフ、朴正煕、金日成らがあたる[44]。 ●11月9日には、ドイツの歴史を変える大事件が起こる。→﹁運命の日﹂ ●世界選手権自転車競技大会で優勝しマイヨ・アルカンシエルを獲得した者は、翌年成績がガタ落ちしたり不幸に見舞われる︵マイヨ・アルカンシエル#アルカンシエルの呪い︶。 ●FIFAワールドカップにおいて前年にバロンドールを受賞した選手を擁する国は優勝できない(﹁バロンドールの呪い﹂とも)→バロンドール#ジンクスを参照。 ●ペレのW杯優勝予想は外れる。またペレが躍進をすると予想した若手は伸び悩む。→ペレ#ペレの呪いを参照。 ●マスターズ・トーナメントのパー3コンテストで優勝した選手は、マスターズ本戦で優勝できない[45]。 ●影響力のあるミュージシャンは27歳で急死する。主にブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、カート・コバーンが挙げられ、彼らは27歳クラブ︵通称﹁愚者のクラブ﹂︶と呼ばれる。2011年にはエイミー・ワインハウスが、やはり27歳で急死した。 ●マッデンNFLでパッケージの表紙を飾った選手は大ケガをするかスランプに陥る。→マッデンの呪いメジャーリーグベースボール
●ベーブ・ルースを放出したボストン・レッドソックスはワールドシリーズで優勝できない︵バンビーノの呪い︶。しかし2004年にワールドシリーズを制覇し、ジンクスは破られた。 ●→ボストン・レッドソックス#バンビーノの呪いを参照。 ●シカゴ・カブスはリーグ優勝・ワールドシリーズ出場ができない︵ヤギの呪い︶。しかし2016年にリーグ優勝・ワールドシリーズ進出を果たし、さらにワールドシリーズを制覇したことでジンクスは破られた[46][47][48]。 ●→シカゴ・カブス#ビリー・ゴートの呪い、リグレー・フィールド#山羊の呪いを参照。 ●シカゴ・ホワイトソックスは2005年にワールドシリーズを制覇するまで、﹁ブラックソックスの呪い﹂というジンクスも存在した。 ●→ブラックソックス事件、シカゴ・ホワイトソックス#ブラックソックス事件を参照。 ●キャプテンエディーの呪い ●サンフランシスコ・ジャイアンツが長くワールドシリーズ制覇から遠ざかっていたのは、20世紀初めに同球団でプレーしていたエディー・グラント(キャプテンエディー)の呪いではないかと噂されていた。第一次世界大戦で戦没したグラントの飾り額を当時の本拠地、ポロ・グラウンズに掲げていたが、サンフランシスコ移転時に飾り額が盗まれるとチームも低迷し、その後2006年に現本拠地のオラクル・パークに飾り額の複製が付くと、その4年後に長らく遠ざかっていたワールドシリーズ制覇を達成した[49]。 ●名選手、名監督にならず[50] - 選手時代に活躍したり著名になった者が、指導者としても優れているとは限らない。 ●リーグチャンピオンシップシリーズを4連勝で突破すると、ワールドシリーズでは勝てない。 ●リーグチャンピオンシップシリーズが4戦先取制になった1985年以降、4連勝で突破した8チーム(2017年現在)のうちワールドシリーズを制覇したのは1995年のアトランタ・ブレーブスのみである[51]。 ●アメリカ合衆国大統領選挙の年のワールドシリーズで、アメリカンリーグ所属チームが勝てば共和党が、ナショナルリーグ所属チームが勝てば民主党が勝利する確率が高い[52]。脚注
(一)^ “Iynx”. Theoi Greek Mythology. 2019年6月17日閲覧。
(二)^ “売(う)り家(いえ)を唐様(からよう)で書く三代目”, 大辞泉︵Yahoo!辞書︶, 小学館, ISBN 978-4095012124 2010年4月3日閲覧。.
(三)^ “いみかず ︻忌(み)数︼”, 大辞林︵goo辞書︶ (第二 ed.), 三省堂, (1995-11-03), ISBN 4-385-13902-4 2010年4月3日閲覧。.
(四)^ 混迷都知事選!“本命浮上”東国原が勝てないジンクスとは? - 政治・社会 - 夕刊フジ2011年2月23日。議員は許されないが、知事など首長は地元在住でなくてもよい。地方自治法にも知事を地元住民に限定する規定はない
(五)^ ジンクス的中で宿泊施設に打撃 - 岡山日日新聞 2009年9月12日
(六)^ W杯直後の国政選は与党敗北=安倍首相、ジンクス破れるか 時事通信 2014年6月14日配信
(七)^ 蓮舫氏﹁酉年は政治動く﹂選挙準備呼びかけ - 日本経済新聞 2016年12月21日
(八)^ ﹁政変の年﹂といわれる酉年の過去の出来事を検証してみた - まいじつ 2016年12月31日
(九)^ 小池百合子都知事 ドン内田との﹁代理戦争﹂千代田区長選の行方 - 週刊朝日 2017年1月18日
(十)^ 酉年に政変あり!?安倍首相も意識するジンクス多数 自民党の野党転落…応仁の乱も - デイリースポーツ 2017年10月12日
(11)^ NEWSポストセブン︵2016年11月27日︶
(12)^ 日経MJ︵日経流通新聞︶が1972年度以降毎年実施する﹁専門店調査﹂によると、1972年度 - 1976年度は第一家庭電器、1977年度 - 1979年度は第一産業︵現‥エディオン︶、1980年度 - 1996年度はベスト電器、1997年度 - 2000年度はコジマ、2001年度以降はヤマダ電機が業界トップ
(13)^ ビック、コジマ提携に不気味なジンクス - 日本経済新聞 電子版︵会員限定︶ 2012年5月25日
(14)^ abc倉嶋厚, 田中和孝 (w), もりゆき男 (a). "天気のすべて" なぜなぜ理科学習まんが, vol. 11, pp. pp69–78 (1980年11月30日). 集英社
(15)^ 不吉だから!?柔道石井が4年後の主将拒否 日刊スポーツ 2008年8月29日
(16)^ 40連勝以上は4人だけも、いずれも2番目の記録は43スポーツニッポン、2013年7月21日。
(17)^ NHKの大相撲中継︵2013年7月21日︶でも、中入時のエピソードで紹介された。
(18)^ ﹃プロ野球の﹁通説﹂は錯覚? 名大教授ら846試合分析﹄アサヒコム2008年9月24日記事、﹃野球人の錯覚﹄東洋経済新報社刊
(19)^ 夕刊フジ2005/08/11付、スポーツ報知2006/09/18付、ニッカンスポーツ2007/11/02付など
(20)^ 巨人優勝年は株価暴落!?下落率歴代10位まで独占 - zakzak
(21)^ “︻スポーツ言いたい放題︼プロ野球都市伝説! 末尾﹁5﹂の年は関西にVが来るのだ”. 産経WEST (産業経済新聞社). (2015年4月7日) 2018年1月27日閲覧。
(22)^ “工藤監督パ最速胴上げ!ソフトバンク19度目優勝”. 日刊スポーツ. (2015年9月18日) 2018年1月27日閲覧。
(23)^ ブラウン監督の“退場ジンクス”ストップ - スポニチ2009年4月7日記事
(24)^ ブラウン監督の怪!退場翌試合勝てん - デイリースポーツ2009年8月28日記事
(25)^ 首位独走・広島ファンがおびえる﹁週ベの呪い﹂
(26)^ “﹁花咲徳栄に勝てば優勝﹂のジンクスは継続。データで観る広島対埼玉”. Yahoo!ニュース (Yahoo! JAPAN). (2017年8月23日) 2018年2月6日閲覧。
(27)^ 清原級怪物!光星・北條﹁中飛と思った﹂打球が…驚愕連発 - スポニチ,2012年8月23日
(28)^ 駒大苫小牧2004の軌跡!!
(29)^ 津軽海峡渡ったけど…越えられない“白河の関” - スポニチ2009年4月2日記事
(30)^ 競馬実況web2006/03/07付(ラジオNIKKEI)
(31)^ 12戦11勝の﹁競馬予想の神﹂ 皐月賞のジンクス終焉を予想
(32)^ 2000年以降で弥生賞と皐月賞を連勝した馬はアグネスタキオン、ディープインパクト、ヴィクトワールピサの3頭のみ。
(33)^ ︻日本ダービー︼乗り替わりでは勝てない! サートゥルナーリア&リオンリオンはこのジンクス破れるか 東京スポーツ、2019年5月22日
(34)^ 磐田前田6年連続﹁デスゴール﹂/J1 - 2012年12月2日 nikkansports.com
(35)^ デスゴール伝説で注目 J2陥落の磐田 - 2013年11月10日 デイリースポーツonline
(36)^ 川島どや!背番号﹁1﹂のジンクス気にしない﹁過去は関係ない﹂ サンケイスポーツ 2014年5月25日閲覧
(37)^ 西日本新聞社︵2018年9月18日︶
(38)^ “サッカーU23悔しさバネに五輪出場へ”. NHK. (2016年1月27日9時51分). オリジナルの2016年1月27日時点におけるアーカイブ。 2016年2月1日閲覧。
(39)^ “サッカーU-23韓国戦の平均視聴率15・6%”. 産経ニュース. (2016年2月1日11時23分) 2016年2月1日閲覧。
(40)^ 日本でも言われるが西洋でも古くから言われており、一例に﹃マタイによる福音書﹄16‥2-3では一般的な知識としてイエスの例え話に出てくる。
(41)^ “Curse of the Black Cat”. CBSニュース. 2018年2月13日閲覧。
(42)^ 四槓子 浅見了の研究より
(43)^ ab︻外信コラム︼赤の広場で﹁魔の8月﹂を前に…
(44)^ ab﹁カーター元米大統領と会った独裁者は死亡する﹂、会談拒否は金総書記の迷信好きが原因―聯合早報 Record China
(45)^ パー3コンテストはL.ドナルドが優勝!
(46)^ “カブス71年ぶりのWシリーズ進出!﹁ヤギの呪い﹂のジンクス破る”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社.. (2016年10月23日) 2016年10月24日閲覧。
(47)^ カブス108年ぶり世界一 ヤギの呪い解けた - 日刊スポーツ、2016年11月3日
(48)^ Jordan, Bastian; Carrie, Muskat (2016年11月2日). “Cubs are heavy wait champions!” (英語). Major League Baseball Advanced Media 2016年11月4日閲覧。
(49)^ ﹁キャプテンエディーの呪い﹂解きジャイアンツ黄金時代到来 2年ぶり7度目世界一︵福島良一メジャーの旅︶
(50)^ ︻MLB︼剛腕チャップマンが人類初の時速170キロに挑む!!
(51)^ ジンクス通りに敗れ去ったタイガース。ワールドシリーズの隠れた法則とは? - Number Web : ナンバー
(52)^ ︻乾坤一筆︼ワールドシリーズ王者と米大統領選の不思議な関係