ウルトラマン
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﹃ウルトラマン﹄は、円谷プロダクションが製作し、1966年︵昭和41年︶7月17日から1967年︵昭和42年︶4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19‥00 - 19‥30に全39話が放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名。
また、﹃ウルトラマン﹄に続いて放送された一連の番組、およびその劇中の巨大変身ヒーローもよく﹁ウルトラマン﹂と総称される。種族としてのウルトラマンについては別項を参照の事。
後発の作品と区別する為に本作のウルトラマンを特に﹁初代ウルトラマン﹂と呼ぶ場合が多い。特に﹃帰ってきたウルトラマン﹄と区別する為に使われる。
なお、本作は漫画や劇場用映画、テレビゲームなど多数のメディアでも展開されているが、本項では最初に制作されたテレビシリーズ作品を中心に解説する。
注意‥以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
日本の巨大変身ヒーローの代名詞として高い知名度のある作品である。世代を超えて︵初放映から40年以上経った現在でも︶根強い人気を保ち、日本の特撮番組の基本フォーマットの一つとなっている。本作やそのキャラクターに関連する商品はあらゆる分野で発売されている。 本放送当時、平均視聴率は30%を越え、最高視聴率は42.8%︵ビデオリサーチ調べ、関東地区。昭和42年3月26日放送の第37話﹁小さな英雄﹂︶を記録した超人気番組であった。放送終了後もその人気が衰えることはなく、最初におこなわれた再放送では、平均視聴率が18%台を記録した。作品としてのウルトラマン
前作﹃ウルトラQ﹄の世界観を引き継いだ続編で、怪獣や宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解決に当たる科学特捜隊と、それに協力する宇宙人ウルトラマン︵キャラクターとしてのウルトラマンを参照︶の活躍を描く。物語の骨子
M78星雲の﹁光の国﹂の宇宙警備隊員であるウルトラマンは、護送中に逃げ出した宇宙怪獣ベムラーを追って地球へやってきたが、科学特捜隊のハヤタの操縦するビートルに誤って衝突し、ハヤタに瀕死の重傷を負わせてしまう。責任を感じたウルトラマンは、ハヤタに命を預けて融合し地球に留まることにした。 科学特捜隊が危機に直面したとき、ハヤタはウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。時代設定
当時の公式資料には1975年との記述があるが、スタッフの認識は近未来という程度で明確な合意はなく、第23話でジャミラの墓標に没年が1993年と記されていたり、最終回で“1930年代から40年以上”との台詞があるなど一定していない。第26話ではゴモラ発見を報じる昭和41年12月21日付の毎日新聞が登場している。製作背景
劇中に登場する怪獣が売り物であった﹃ウルトラQ﹄に続く﹁空想特撮シリーズ﹂第2作で、﹃ウルトラQ﹄の世界観を継承する番組として製作・放映された。本放送当時のスポンサーは現・武田薬品工業一社であった。 ﹃ウルトラQ﹄で登場した怪獣が視聴者に好評であったので、怪獣同士の戦いを主体とする番組が企画されたが、﹁誕生過程﹂の項で後述するような経緯をたどり﹃ウルトラマン﹄の企画となった。また、監修した円谷英二の知名度を利用して、海外に番組を販売することも計画されていた。 本作は、ほぼ同時期に放映された﹃マグマ大使﹄とともにカラーで放送されるテレビドラマの最初期の作品であり、その上、巨大な宇宙人を主人公とする大がかりな特撮中心のドラマは世界にも類例がないため、番組制作は苦難の連続であった。 その一つに製作スケジュールの逼迫があげられる。前作の﹃ウルトラQ﹄は、放送前に全話の撮影を終了させるという方式であったが、﹃ウルトラマン﹄は放送しながら番組を作成してゆく方式であった。一話の撮影には10日かかるため、毎週の放映に間に合わせる為に2班体制で平行して2本の作品を製作しすることになった。スケジュールに余裕を持たせる為に、放映に先立って9本分のストックが用意された。こうして放映が始まったが、スケジュールは次第に切迫し、3班撮影でも間に合わなくなってきた。番組の続行を望むTBS側とこれ以上の続行は不可能とする円谷プロとの間で協議が重ねられた結果、昭和42年1月の時点で3クール39話の放送で一旦終了することが決定した︵製作体制の見直しが行われ、﹃ウルトラセブン﹄放送までの半年間、東映製作の﹃キャプテンウルトラ﹄が放映されることになった︶。 本編の撮影でも別な苦労があった。放映当時は、フィクションという空想上のドラマにおける世界観構築の為に細部まで設定を統一するという概念が薄く、ドラマ内での細かい約束事等をその都度現場の判断で決めるケースが多かった。そのため、設定されていた演出の細かな設定の不統一が生じていた。一例として、科学特捜隊のヘルメットのバイザーは、スーパーガンを撃つときに目の保護のためにヘルメットのバイザーを下ろすと設定されていたが、この設定を作った飯島敏宏監督が第5話で使用したのみで立ち消えとなっている。誕生過程
﹃ウルトラマン﹄の企画は、﹃ウルトラQ﹄に登場する怪獣が売り物のTV番組として企画された。 ﹃ウルトラQ﹄では主人公が民間人であったため、﹁市民の主人公が毎回怪獣に遭遇する不自然さ﹂を解決するために、怪獣事件の専門チームを主役にすることが導入された。また、フジテレビ用に企画されていた番組﹃Woo﹄における﹁人間に味方する友好的宇宙人の活躍﹂というアイデアが流用され、﹃科学特捜隊ベムラー﹄という企画書が作成された。この企画書では、﹁常識を越えた事件を専門に扱う科学特捜隊﹂とかれらに協力する正体不明の宇宙人ベムラーが設定されている。﹁飛行機事故で消息を絶った主人公がヒーローになって生還する﹂という設定はこの時点ですでに見られるが、主人公とベムラーの関係は企画書には明記されていない。 科学特捜隊に味方する正義の怪獣ベムラーの容姿は、日本の伝説上の生物・烏天狗を思わせるもので、関係者から﹁敵怪獣との区別がつきにくい﹂﹁ヒーローとしてのキャラクター性が弱い﹂との指摘がなされた。 そこで﹃ベムラー﹄企画は書き直され、新たに﹃科学特捜隊レッドマン﹄が企画されることとなった。この企画書では、正義の怪獣ではなく﹁甲冑を思わせるような赤いコスチューム﹂をまとった謎の男として設定されている。身長は2メートルから40メートルまで伸縮自在と設定されている。また、変身時間の制限も導入された。主人公とヒーローの関係についても﹁飛行機事故でサコミズを死なせた宇宙人レッドマンが責任を取ってサコミズの身体を借りる﹂と明記され、後の完成作品であるウルトラマンの設定の基本的な部分は出来あがっていた。その一方で、レッドマンはすでに故郷が他の惑星の侵略で滅亡していること、サコミズ本人はすでに死亡してその心はレッドマンであること、サコミズには人気歌手の恋人がいることなど、ウルトラマンとの相違部分もある。 ︵レッドマンの名称は、﹃ウルトラマン﹄以後の作品でも、企画段階の番組名を他社に商標登録されてしまうのを防ぐためのコードネームとして、円谷プロにおいてしばしば用いられるようになった︶。 サコミズと言う名称はウルトラマンメビウスの隊長役として付けられている。NG作品
映画化も企画され飯島敏宏による脚本﹁ジャイアント作戦﹂が書かれたが、実現せずに終わった。ウルトラマンでは数多くの脚本が書かれたが、予算や技術等の問題から、映像化が断念されたものも多い。中には、検討台本に基づいて漫画として児童誌に掲載されるケースもあった。そうしたものの一部として、少年雑誌﹃ぼくら﹄において放送終了後の4ヶ月間連載が延長されるなか、一峰大二によって漫画化されたものがある。現在では、翔泳社の﹃ウルトラマン-完全版﹄(全二巻)で見ることができる。また講談社から発売されているオフィシャルファイルマガジン﹃ULTRAMAN﹄の専用バインダー初回生産分にのみ﹁ジャイアント作戦﹂復刻版脚本が収録されている。2005年、飯島が﹁千束北男﹂名義で執筆した小説版が発売された。シリーズとしての﹁ウルトラマン﹂
﹃ウルトラマン﹄に続いて一連の番組シリーズが製作・放映された。毎回、巨大ヒーローと怪事件処理専門チームが連携して、宇宙や異次元、地球のどこからかやって来る怪獣や宇宙人たちと闘う、というコンセプトの特撮番組で、子供たちに人気を博す。これら同系列の作品は、﹁ウルトラシリーズ﹂あるいは、単に﹁ウルトラマン﹂と呼ばれる。詳細はウルトラシリーズを参照。キャラクターとしてのウルトラマン
プロフィール
ウルトラマン本人のプロフィールは、劇中で明らかにされてはいないが、雑誌記事等で詳細に設定されている。 ●身長‥40m︵﹃ウルトラマンタロウ﹄第40話のナレーションによれば53m︶ ●体重‥3万5千t ●年齢‥2万歳︵最終話の台詞より︶ ●職業‥宇宙大学の先生、宇宙警備隊銀河系局長︵のちに支部長と設定︶。 ●家族構成 ●父‥宇宙保安庁長官 ●母‥ウルトラ学校の先生 ウルトラマンはそもそも地球に来るべくして来たわけではない。第1話でウルトラマンは怪獣ベムラーを怪獣墓場へと護送する途中でベムラーに逃げられてしまい、それを追ってたまたま地球にやってきたのである。 ベムラーは青く光る球体の姿に、ウルトラマンは赤く光る球体の姿になって地球に進入した。その時小型ビートルでパトロール中だったハヤタ隊員は青い球体を発見して追跡したが、この小型ビートルにウルトラマンは誤って激突し、ハヤタを死なせてしまう。 責任を感じたウルトラマンはハヤタと一身同体となることによって自らの命をハヤタに預け、ともに地球の平和のために戦うことを決意した。 第7話で、5000年前に中東の都市バラージがウルトラマンに似た﹁ノアの神﹂に救われたという伝説が語られている。 (ウルトラマンSTORY0にてノアの神=ゾフィーという設定が加えられた) 第2期ウルトラシリーズの時期に、スタッフから他の兄弟とは別格と意識されていたため、単独で客演することはなかった。その後、他社作品﹃有言実行三姉妹シュシュトリアン﹄40話に単独で客演しているが、世界観が異なる中での出演であるため﹃ウルトラマン﹄とのつながりは明確にされていない︵余談だがシュシュトリアンではハヤタは円谷プロの怪獣着ぐるみ補修のおじさんであった︶。 シリーズでのゲスト出演 ﹃帰ってきたウルトラマン﹄38話 ﹃ウルトラマンA﹄1, 13, 14, 26, 27話(声:市川治) ﹃ウルトラマンタロウ﹄1, 24, 25, 33, 34, 40話(33, 34話はハヤタも出演) ﹃ウルトラマンレオ﹄ 38, 39話 ﹃ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団﹄ ﹃ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団﹄ ﹃ウルトラマン物語﹄ ﹃ウルトラマンティガ﹄49話 ﹃ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟﹄︵ハヤタも出演︶ ﹃ウルトラマンメビウス﹄47話︵ハヤタも出演︶変身方法
ハヤタがウルトラマンに変身する際には﹁ベーターカプセル﹂と呼ばれる器具を使う。ベーターカプセルは先端が透明な円筒形の懐中電灯のような装置で、ハヤタがボタンを押すとフラッシュビームと呼ばれる強烈な光が発生しウルトラマンに変身する。変身・巨大化時のポーズは右手を宙空に突き上げた独特の形であり、ウルトラマンを特徴づけるポーズとして以降の作品でも踏襲される。最終話でウルトラマンはハヤタと分離してM78星雲に帰郷したが、後発のウルトラシリーズ作品で姿を見せた時にも人間の姿をとる際にはハヤタの名と姿を使用し、同じ変身方法を採っている。ウルトラマンの能力
ウルトラマンは、普通の人間にはない特殊な能力を持っており、それぞれ固有の名称が付けられている。そのなかには、作品制作当時に超能力と考えられていたものや、作品のために考案された殺傷能力や防御能力を持つ架空の光線、単に通常の人間が格闘技で使う既存の技が含まれている。その名称は書籍や年代によってばらつきがあったが、近年は円谷プロの監修によって統一されている。 スペシウム光線 ウルトラマンの使用する代表的な必殺技。右腕にマイナス、左腕にプラスのエネルギーが蓄えられており、腕を十字形に交差させることによってスパークさせ、右手の先から破壊光線として発射する。光線の当たった対象を粉みじんに吹き飛ばすほどの威力を持つが、通用しなかった敵も数体いる。連射も可能。この光線にはバルタン星人が苦手とする架空の物質スペシウムが含まれているとされる。 八つ裂き光輪 別名﹁ウルトラスラッシュ﹂。スペシウム光線を輪状に丸めたもので、外周にのこぎり状態の突起がある。相手の体を切断するために用いられる。左手を胸の前に水平に構え、上に掲げた右手を振り下ろす動作で放射される。第16話で初使用。第25話で使用されたときは、空中で二つに分離しレッドキングを三つに切り裂いている。相手に防がれることが多い。威力はスペシウム光線の約4分の3程度である。ウルトラマンメビウス登場時には、2発連続発射をしウルトラ念力で光輪を操って攻撃をした。 ウルトラアタック光線 両腕先に発生させたエネルギーを右腕に誘導してからリング状の光線にして放ち、相手を硬直させたのち粉砕する技。劇中では第31話でスペシウム光線の効かないケロニアを倒したのが唯一の使用例である。資料によっては、火に弱い敵に有効な熱線、または相手を麻痺させる光線でとどめの爆発は念力によるなどの説明もあるが、シナリオによればリング状光線から相手の爆発まで一連の技である。だが、ウルトラマン FightingEvolution3では1度光線で相手を麻痺させてからウルトラ念力で破壊している。 透視光線 両目から放つ光線。透明な敵を発見したり、壁の向こう側を見通す。バルタン星人︵初代︶の宇宙船や、透明化したダダを発見するために使用した。 ウルトラアイスポット 別名﹁ウルトラ眼光﹂。両目から放つ光線。八つ裂き光輪を防いだバルタン星人︵二代目︶の光波バリヤーを無効化した。 スラッシュ光線 掌を合わせて連続発射する矢尻状の光線。第33話で使用したが、メフィラス星人のベアハンド光線に相殺された。 キャッチリング 相手の動きを封じるための光線。高速スピンをおこないながら発射した光の鎖で敵を締めつける。ゼットンに使用したが、火球で回転を止められ、引きちぎられた。別名﹁金縛り光線﹂ リバウンド光線 別名﹁ウルトラバリヤー﹂。手の先から発するエネルギーで光の壁を空中に描き、攻撃を跳ね返す。ジェロニモンの無重力光線を跳ね返した。 ウルトラ念力 強力な念力を放ち、物体を粉砕したり、静止させる能力。ウルトラアタック光線と併用してケロニアを粉砕した。また、ジェロニモンが放った大量の羽根手裏剣を停止するのにも用いた。ウルトラ念力は、相手が動いていないという条件と、集中力が必要なのかもしれない。︵ウルトラエアキャッチやウルトラアタック光線でも、相手が動かないように固定していることから。︶ ウルトラエアキャッチ ウルトラ念力の一種で、別名﹁ウルトラ反重力光線﹂。両手から放つ光線で、手を触れずに敵を空中に浮かばせることができる。そのまま地面へ叩きつけることもできる。第25話でレッドキング︵二代目︶に使用したほか、第38話では、スペシウム光線も八つ裂き光輪も効かないキーラに対して、渦巻状の光線を放つ発展版のウルトラサイコキネシスで空中で吹き飛ばし、爆死させた。 ウルトラ水流 両手を組み合わせ、指先から高圧の水を放出する技。第13話で、油獣ペスターによって起こった石油コンビナートの大火災を鎮火するために使用した︵水では石油火災を消火する事はできない為、一種の消火剤であったとも考えられる︶。また第23話では、水を弱点とする棲星怪獣ジャミラに浴びせて倒したこともある。 ハイスピン 身体を高速回転させる能力。ブルトンが作り出す四次元空間から脱出した。 テレポーテーション 異なる星に瞬時に移動する能力。ウルトラマンの寿命を著しく縮めるほどのエネルギーを使う。第16話で使用。 飛行能力 大気圏内だけでなく宇宙空間を自由に飛行する能力を持っている。大気圏内での飛行速度はマッハ5︵初期の設定ではマッハ3︶。超光速で飛行する時は赤い光の玉に変身する︵第1話︶。 巨大化能力 ダダの縮小光線銃で等身大の大きさにされた際に使った能力。再度巨大化した。 空中体当たり 高速飛行しながら空中の敵に体当たりする。ガマクジラとスカイドンを倒した。 ウルトラチョップ 手刀で相手を殴打する。敵目掛けて走り、すれ違いざまにチョップを決める﹁ウルトラ霞斬り﹂という応用技もあり、ジラースを倒した。 ウルトラパンチ インド象50頭分の威力があるパンチ。 ウルトラキック 320文の威力がある︵ジャイアント馬場の決め技﹁16文キック﹂の20倍、という事であろう︶キック。ウルトラマンの関節は﹁三重関節﹂と呼ばれ、キック等の威力が数百倍になる。 ウルトラスウィング 敵の足や尻尾を掴んで振り回し、放り投げる。他にも、背負い投げある。この背負い投げはレッドキングを倒した。他にも岩石落とし、巴投げがある。巴投げはケロニアに大ダメージを与えた。他にも連続背負い投げでテレスドンを倒した。 運動能力 ジャンプの高さは800m、走る速さは時速450km、泳ぐ速さは200ノットである。また、10万トンタンカーを持ち上げることができる。︵体重20万トンのスカイドンは持ち上げることができなかった︶本編以外で見られる能力
ウルトラの星作戦 ﹃帰ってきたウルトラマン﹄にゲスト出演した際に、ウルトラセブンと共に使用した技。2人で体を交差させてエネルギー域を作り出す。ナックル星人に捕らえられた新マン︵ウルトラマンジャック︶を蘇生させた。 ウルトラセパレーション 映画﹃甦れ!ウルトラマン﹄で、各地に同時出現した怪獣たちを倒すために使用した新技。5人に分身し、それぞれが各地に飛んで怪獣と戦う。 マリンスペシウム光線 映画﹃甦れ!ウルトラマン﹄において登場した、スペシウム光線の威力を強化させた7色の光線。ゼットンを倒した。 エネルギーを与える光線︵名称不明︶ ﹃ウルトラマンティガ﹄第49話で、円谷英二監督の想いが実体化して現れたウルトラマンが使用した光線。ヤナカーギーに苦戦するティガにエネルギーを与えた。 ファイナルクロスシールド ﹃ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟﹄においてUキラーザウルスとヤプールの怨念を封印するためにウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAとともに使用した大技。 エネルギー照射 ﹃ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟﹄において、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAとともに使用した能力。宇宙人連合に捕らえられたメビウスに、4方向からエネルギーを与えた。上記のティガにエネルギーを与えた光線とは別の技。 ギガスペシウム光線 PS2用ゲーム﹃ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH﹄において、カオスロイドUのカオススペシウム光線を受け窮地に立たされたウルトラマンが、プラズマスパークの光を吸収して放った強力なスペシウム光線。カオスロイドUを倒した。変身時間
ウルトラマンの地球上での活動時間は設定上は3分間であり、その限界は胸のカラータイマーによって示される。変身してから2分10秒経つと、カラータイマーの光が青から赤に変わり、音とともに点滅する。3分経つとウルトラマンはエネルギーを使い果たし、二度と再び立ち上がることが出来なくなってしまう。ただし、映像作品中では具体的な制限時間は述べられていない。﹁3分間﹂がナレーションで明言されるのは﹃帰ってきたウルトラマン﹄の第1話においてである。 当初のデザインではカラータイマーは存在しておらず、カラータイマーと変身時間の制限は、撮影費用のかかる特撮部分の経費削減のため、およびウルトラマンが完全無欠のヒーローでありすぎると話に面白みが欠けるので、子供にも判りやすい弱点を作ろうということで導入されたといわれている。 カラータイマーは、デザイン上の要請とは無関係に考案されたものであり、デザイン担当の成田亨はこれを嫌い、自身が作成したウルトラマンの絵画や塑像にはカラータイマーをつけていない。しかし、劇中であまりにも印象的であったので、ウルトラマンに不可欠なデザイン上の特徴として以後のウルトラシリーズに継承されるのみならず、他の類似作品にまで大きな影響を与えた。なお、カラータイマーの点滅については、当時主流であった白黒テレビを考慮しての面が大きい。名称の由来
﹁ウルトラマン﹂の名称は、第1話でハヤタによって﹁ウルトラ作戦第1号の協力者﹂という意味で名づけられている。光の国での本名は明らかにされず、敵宇宙人たちやゾフィーまでがこの呼称で彼を呼んでいる。企画書段階で主人公は﹁ウルトラマン﹂ではなく当初は﹁ベムラー﹂、後に﹁レッドマン﹂と呼ばれていたが、最終的には前作﹃ウルトラQ﹄を引き継ぎ﹁ウルトラマン﹂と命名された︵ベムラーは後に放送第1話の怪獣の名称として流用される︶。また、当初から海外に輸出することを前提に製作されたため、登場人物の名前はカタカナで表記されている。ウルトラマンのデザイン・造形
ウルトラマンのデザインは、前作﹃ウルトラQ﹄でも怪獣や宇宙人のデザイン、セットの美術デザインを依頼された彫刻家の成田亨が担当した。﹃ウルトラマン﹄は企画段階では主人公が正義の怪獣︵宇宙人︶という設定であったため、当初は渡辺明により、クチバシと翼を持つ烏天狗のような怪獣タイプのデザイン︵名称べムラー︶がなされた。その後、成田の参加により、宇宙時代のヒーローとして身体にぴったりフィットした宇宙服とヘルメットをベースとしたデザイン︵名称レッドマン︶に徐々に変化していった。体の赤いラインは火星の縞模様を図案化したものである︵ベムラーのデザインは同じ渡辺明が担当した日活怪獣映画﹃大巨獣ガッパ﹄に似ているが意識的な流用かどうかは不明。︶。 成田は、本業が彫刻家であったため、ウルトラマンのデザインは最終的に粘土を使った塑像を作成し、それを直接修正しながらおこなわれた。そのため、デザインの決定画が存在しない。類例のないユニークなウルトラマンのデザインは成田の功績と言える。成田は、ウルトラマンがコスモス︵秩序︶、怪獣がカオス︵混沌︶を代表するというデザインコンセプトの元にレッドキングやアントラー、ブルトンといったほとんどの怪獣のデザインを手がけている。成田は、怪獣のデザインに際して家庭に受け入れられるように、嫌悪感を催す奇形や内臓の露出したもの、既存の生物を巨大化しただけのものを避けるという方針を打ち出した。 余談であるが、テレビ草創期は番組製作に関与した個々のクリエイターの著作権の処理が曖昧で、契約書などで帰属が明示的に処理されていなかった。そのため、後年になってウルトラマンや怪獣のデザインに関する著作権を主張する成田亨と、作品そのものの著作権を持つ円谷プロに、デザインに関する著作権の帰属を巡っての対立が表面化した。そのため、朝日ソノラマから一度出版された画集が成田本人の意向により絶版のままになるなどの事態が生じている。 曲折を経て完成されたウルトラマンであるが、その造形は目立つところで2度モデルチェンジが行われている。一般にはAタイプ、Bタイプ、Cタイプと呼ばれて区別されている。Aタイプのマスクはラテックス製で、演技者の口に合わせて口が開閉するようになっていた。NGとなった脚本では、ウルトラマンが口から火を吐いたり、シルバーヨードと呼ばれる液体を放つ描写が見られた。しかし、実際には口はうまく開閉せず、マスクの頬にしわが寄るなど造形上の問題も発生した。また、必殺技もスペシウム光線が定着したので口をあける必要がなくなり、硬質樹脂︵FRP︶製のBタイプへと変更された。なお、AタイプとBタイプは材質が異なるだけで同一の型を利用して鋳造され、このマスクは成田亨と佐々木明が共同で制作した。30話より登場したCタイプは佐々木明により新たな型が起こされ、成田亨は制作に一切携わっていない。マスクとともにスーツのデザインも変更されており、特にBタイプ以降はそれまでに比べて胸部がボリュームアップされ筋肉質の体型となっている。実際には撮影に伴う劣化などのために何回かマイナーチェンジがおこなわれ、3タイプだけでは区切れない細部の変更が認められるが、多岐にわたるため本稿では割愛する。 また、手袋とブーツのすそはスーツと同色のテープで隠され、視聴者に﹁人が着ぐるみを着て演じている﹂印象を薄める処理がなされている。 ウルトラマンのスーツは、ゴム素材を使用しているため、経年劣化による傷みが激しく、数年以上完全な形で保存することができない。そのため、後のウルトラシリーズの各番組や映画、またイベントや展示、CM撮影に使用されるスーツは、数年毎に新調されたものが使用されている。作品の製作が終了した後もこうして多くのスーツが作られ、またこれらは基本的に手造りであるため、細部の異なったさまざまなバリエーションのスーツが存在することになった。その多くはCタイプを基本にしていると思われるが、スーツは中に入る演技者の体型に合わせて製作されるため、身長の違いによるバリエーションが最も大きい。ウルトラマンの会話能力
ウルトラマンは原則として地球人とは会話せず、﹁シュワッチ﹂あるいは﹁シュワッ﹂などと表記される掛け声のみを発している。宇宙人同士、あるいはハヤタや子どもたちと会話している描写があったり、第10話では笑ったりしているが、どれもテレパシーのような音声によらない意思疎通と思われる。このためウルトラマンの心理状態はパントマイムで表現され、従来のヒーロー作品と比べてウルトラマンの仕草は独特の様式を持つことになった。種族としての﹁ウルトラマン﹂
シリーズ化によって、各作品ごとに異なるデザインの巨大ヒーローが登場したが、これらはすべて﹁ウルトラマン﹂または﹁ウルトラ戦士﹂と総称される。 デザインは異なるが、ウルトラセブンやユリアンなど一部を除いて胸にエネルギーの消耗度合いを示す﹁カラータイマー﹂と呼ばれる発光物をもつ点で共通する。体色は銀を基調とするものと、赤を基調とするものの2系統が主流で、1980年代後半の雑誌媒体では前者をシルバー族、後者をレッド族と呼称していたが、1990年代以降は、どちらの系統にも入れにくい新たなデザインも登場している。 一般には彼らは、M78星雲あるいは光の国と呼ばれる特定の星の出身とされるが、ウルトラマンレオ等のM78星雲の出身でないものも一般にウルトラマンと呼ばれ、同系列の種族として紹介される。 変身アイテムもそれぞれ異なり、帰ってきたウルトラマンなどアイテムを使わない者もいる。 詳細はウルトラマン一覧を参照。科学特捜隊
国際科学警察機構の下部組織で、正式名称は科学特別捜査隊︵かがくとくべつそうさたい︶。略称は科特隊︵かとくたい︶。基本的には調査の為の組織で、怪獣との戦闘は本来の任務ではない。パリに本部があり、世界各国に支部が存在する。劇中でもインドやボリビア、NY、中近東などの支部について言及されている。日本支部は東京近郊にある。緊急連絡時の電話番号は999。英語表記はSSSP︵Science Special Search Party︶である。 日本支部の隊員は総員5名で、ムラマツ隊長︵キャップと呼ばれる︶以下副隊長格のハヤタ隊員︵ウルトラマン︶、アラシ隊員、イデ隊員、紅一点のフジアキコ隊員。途中からホシノ少年も特別隊員となった。また、人間ではないがピグモンに対しても特別隊員の称号が贈られている︵第37話︶。連絡任務や休暇などでパリ本部や海外の支部の隊員が訪れることもある。このほかに﹃ウルトラマンメビウス﹄で、恒星間任務を主目的とするサコミズ班︵この隊を率いるサコミズキャップこそのちに﹃メビウス﹄本編において、新生CREW GUYSジャパンの隊長となるサコミズ・シンゴその人である︶が存在することが判明、さらに設定上、彼等の他にミナト班、ヤマト班と呼ばれる班が存在し、金城哲夫による小説では100人以上の隊員がいると設定されている。 設定では、﹃ウルトラQ﹄に登場した一ノ谷博士らが中心となって日本支部を立ち上げたとされており、ウルトラマンが現れる以前から怪獣たちと戦っていたということになっている。第31話のムラマツキャップの話によると少なくとも20年は歴史がある。 通常は青いブレザーを着用。出動時のユニフォームはオレンジ色で、赤いネクタイをつける。襟につけた流星型のエンブレムが通信機になっている。使用する戦闘機などの機体色は銀色と赤色で、ウルトラマンの体と同じである。科学特捜隊の装備
科学特捜隊は数々の特殊な装備を持ち、状況に応じた運用をおこなっている。装備の開発は主に科学センター所属の岩本博士とイデ隊員がおこなっている。航空用装備
ジェットビートル 全長‥18.5メートル 重量‥25トン 最高速度‥マッハ2.2 科特隊の主力戦闘攻撃機。岩本博士が開発。機首のビーム砲や翼端のロケット弾の他、オプションとして様々な装備を搭載・輸送できる。またコクピットに銃架があり、マルス133やQXガンを装着可能。強力乾燥ミサイルにてギガスを倒した。 名称の綴りは﹁JET VTOL﹂で、名前の通り機体下面に内蔵されたロケットエンジンで垂直離着陸が可能である。なお、﹃ウルトラマンメビウス﹄第24話でウルトラホーク1号、3号と共に飛行している姿が確認されている。 小型ビートル︵通称、三角ビートル︶ 全長‥15.5メートル 重量‥17トン 最高速度‥マッハ1.5 ジェットビートルと同じく岩本博士が開発した支援機。主に偵察に使用される。武装はビーム砲とロケット弾。なお本機もコクピットに銃架を備える。動力はロケットエンジン。 この機はVTOL機ではなく短距離離着陸︵STOL︶機なので、離着陸はかなりの急角度で行う。 F-4戦闘機 NY支部の装備陸上装備
科特隊専用車 最高時速‥190キロ 日本支部で使用されている車輌。特に武装はなく、主にパトロールや基地近隣への移動に使用される。自動車としては米国シボレー社製コルベア︵円谷一監督の愛車にステッカーを貼付けたもの︶を使用。水中用装備
特殊潜航艇S号 小型潜水艇。艦橋部分が艇体に収納されて艇上面を平坦にしてジェットビートルの胴体下面に吊下して空輸される。水中ジェットで推進し、ミサイル等で武装している。音波探知機、水中カメラ等の装備もある。航行は一人で可能。また乗組員の他に乗客を乗せるスペースがある。書籍によれば、日本支部にはS16、S21、S25の3隻が配備とされている。 ●第1話:S16号、第10話:S21号、第24話:S25号がそれぞれ登場。地底用装備
地底戦車べルシダー 第29話﹁地底への挑戦﹂で登場した、削岩用ドリルを装備したイデ隊員開発の地底戦車。ただし試作。ビーム砲と地底魚雷を武器とする。設定画ではS号と同様ジェットビートルの胴体下面に吊下して空輸される。本編では﹁ベ﹂ルシダーと呼称されているが、資料では﹁ペ﹂ルシダーと記載される事が多い。いずれにせよエドガー・ライス・バローズの﹃地底世界シリーズ﹄へのオマージュであろうことは想像に難くない。宇宙用装備
宇宙ビートル ジェットビートルにハイドロジェネレートサブロケット︵核パルス推進ロケットの一種︶を装備したもので、第16話﹁科特隊宇宙へ﹂で初登場。武装は不明。 イカヅチ ﹃メビウス﹄第42話において登場した宇宙ビートルでイザナミの艦載艇。科特隊時代のサコミズ・シンゴの愛機。機首ビーム砲で円盤群と戦った。 宇宙船しらとり 第38話﹁宇宙船救助命令﹂で登場。カラーリングは白黒のツートンカラー。船内に宇宙タンクを搭載している。 宇宙タンク 同じく第38話で登場。キャビンが2台の装軌式台車で支えられている。キャビン内に装備したSNKミサイルでサイゴを倒した。 亜光速試験船 イザナミ ﹃メビウス﹄第42話で登場した亜光速宇宙航行試験用宇宙船。科特隊時代のサコミズが指揮を執っていた。銃器類
スーパーガン 波状レーザーを発射するレーザーガン。隊員全員が装備︵岩本博士、福山博士も装備していた︶。3人で銃口を合わせて一斉に撃つトリプルショットで再生テレスドンを倒した。 特殊風船爆弾 当たると風船爆弾が飛び出す。用心のためにピグモンに取り付け、さらに見失わない為の目印とした。 原子弾 バニラの目をつぶした。 麻酔弾 スカイドンに対して使用、10分間眠らせた。 新型麻酔弾 スカイドンに対して使用、効果は麻酔弾より大きいと推測される。 UNG麻酔弾 米国製・ワシントン大学のスミス博士が開発。気温などにもよるが6時間は効果がある。ゴモラに使用された。 スパーク8 イデ隊員が開発。その威力はスペシウム光線に劣らず、怪獣すら跡形も無く粉砕する。再生ドラコ及びジェロニモンを粉砕して倒した。 無重力弾 岩本博士が試作。巨大怪獣を空中に浮かせて爆発させる強力な爆弾。ウルトラマンすら倒したゼットンを倒した︵文献ではペンシル爆弾と表記されていることが多い︶。 スパイダーショット 大型熱線銃。イデ隊員が開発、主にアラシ隊員が装備。銃の後部上面にセレクターがあり、熱線、リング状光線、火炎の3種類を発射可能。動力は超小型原子炉とされている。なお、カートリッジ式で交換できるとの設定がある︵本編未登場︶。火炎放射でスフランを、熱線でミイラ人間を倒した。 水素注入機 スカイドンを大気圏外へ飛ばすためにスパイダーショットによって打ち込まれた弾頭。チューブで水素ガス供給車につながっている。 マルス133 イデ隊員が2丁開発した小型光線銃で、第16話﹁科特隊宇宙へ﹂で初登場。理論上スペシウム光線と同じ威力を持つ。バルタン星人2代目の小型分身を撃墜したり、ゴモラの尻尾を切断したりしている。 マッドバズーカ 第21話﹁噴煙突破せよ﹂にて初登場。ホシノの﹁相手の泣き所(弱点)を一発で﹂という言葉をヒントにイデ隊員が開発。ケムラーを倒した。第29話でも使用、強い光を放つコロナ弾で光に弱いゴルドンにダメージを与えた。 QXガン イデ隊員が4年かけて開発したもので、QXとはQuickly eXtinguishの略。怪獣の脳細胞を一撃で破壊する特殊な火器。ザラガスに発射したものの倒すには至らなかった。 ニードルS80 イデ隊員が開発。スパイダーショットの10倍の威力を持つがキーラには通用せず。 ナパーム手榴弾 マグラーに対しハヤタとムラマツが使用。2発でマグラーを倒すことに成功した。 名称不明の重火器 ジャミラに対して使用、銃本体と銃架に分割して携行する。効果は不明。その他特殊装備
パンスペースインタープリター イデ隊員開発の全宇宙語翻訳機、バルタン星人(2代目)から科特隊本部への通信の翻訳で初めて実戦投入(124875回路に接続)。﹃ウルトラマンメビウス﹄にも同名の機械が登場した。 バリヤーマシーン イデ隊員が開発。怪獣の光線を防ぐが、物理攻撃は防げない。ドドンゴの怪光線に効果を発揮したが、前述の欠点の為か、その後使用されることは無かったが、﹃ウルトラマンメビウス﹄におけるCREW GUYSのメテオール弾の1つ﹁キャプチャーキューブ﹂として技術的な進化を遂げて実用化されている。防衛隊︵軍︶
時々、科特隊と共に怪獣を迎撃する組織。劇中でこれとは別に自衛隊が登場しており、明確な区別は描かれていない。第26話・27話﹁怪獣殿下 前後編﹂では伊丹市に駐屯している陸上自衛隊がゴモラを攻撃していた。装備品は61式戦車、M4中戦車、F-4戦闘機の他、火炎放射戦車、熱線砲車、メーザー殺獣光線車、核ミサイル﹁はげたか﹂を保有している。熱線砲車は﹃怪獣大戦争﹄に登場したAサイクル光線車の本体を改造したもので、その牽引車を改造した照明車︵﹃フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ﹄に登場︶も第15話でガヴァドンを包囲する戦車群のなかに確認することができる。音楽
本作の音楽は、前作﹃ウルトラQ﹄に引き続き宮内國郎が担当した。﹃Q﹄と世界観を共有しているという設定を意識してか、第1話のハヤタとウルトラマンの会話など、重要なシーンに﹃Q﹄の楽曲が流用されることも多い。また、一部エピソードのために追加された楽曲も少なからず存在するが、現在はそれらの大半が行方不明になっている。主題歌
●﹁ウルトラマンの歌﹂ ●作詞‥東京一/作曲‥宮内國郎/歌‥みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ 番組のオープニングでは3種類の音源が使用されている。以下、その差異と使用状況を記す。
Aタイプ
レコードやCDには、原則としてこのバージョンのフルサイズが収録される。そのため一般的には最も馴染み深い音源だが、実際の作品では第1話と第7話の2度しか使用されていない。
Bタイプ
3種類のうち最初に録音されたもので、第2~6話と第8~30話に使用された。みすず児童合唱団の編成と歌詞の最後の部分の歌い方がAタイプと異なっている。
Cタイプ
劇中音楽の追加に合わせて録音されたもので、第31話以降に使用された。このバージョンのみコーロ・ステルラは歌っておらず、レコードの発売を前提にしていなかったためか放送用のTVサイズしか存在しない。
挿入歌
●﹁特捜隊の歌﹂ ●作詞‥東京一/作曲‥宮内國郎/歌‥みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ アレンジ曲が科学特捜隊の出動シーン等に頻繁に使用されている。CDの楽曲解説では﹁本曲自体は使用されていない﹂と書かれることが多いが、実際は第3話や第4話に、ごく短く編集された形で使用されている。 ●﹁進め!ウルトラマン﹂ ●作詞‥東京一/作曲‥宮内國郎/歌‥みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ 主題歌の候補としては長調、短調の2曲が作られた。長調の曲が主題歌として採用され、短調の曲が挿入歌﹁進め!ウルトラマン﹂となった。アレンジ曲が第18話からウルトラマンの戦闘シーンで使われるようになった。また、カラオケは後に﹃ウルトラファイト﹄のタイトル部分に使用されている。﹃ウルトラマンティガ﹄第49話では、アレンジ曲を1991年に再録音したもの︵15枚組限定盤﹁TSUBURAYA PRODUCTION HISTORY OF MUSIC﹂に収録、後に﹃ティガ﹄のサントラにも収録︶が使用された。放映データ
放映リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | スタッフ |
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1966/7/17 | 1 | ウルトラ作戦第一号 | 宇宙怪獣ベムラー | 監督-円谷一 特技監督-高野宏一 脚本-関沢新一、金城哲夫 |
1966/7/24 | 2 | 侵略者を撃て | 宇宙忍者バルタン星人 | 監督-飯島敏宏 特技監督-的場徹 脚本-千束北男 |
1966/7/31 | 3 | 科特隊出撃せよ | 透明怪獣ネロンガ | 監督-飯島敏宏 特技監督-的場徹 脚本-山田正弘 |
1966/8/7 | 4 | 大爆発五秒前 | 海底原人ラゴン | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-南川竜 |
1966/8/14 | 5 | ミロガンダの秘密 | 怪奇植物グリーンモンス | 飯島敏宏 特技監督-的場徹 脚本-藤川桂介 |
1966/8/21 | 6 | 沿岸警備命令 | 海獣ゲスラ | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-山田正弘 |
1966/8/28 | 7 | バラージの青い石 | 磁力怪獣アントラー | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-南川竜、金城哲夫 |
1966/9/4 | 8 | 怪獣無法地帯 | どくろ怪獣レッドキング 友好珍獣ピグモン 有翼怪獣チャンドラー 地底怪獣マグラー 怪奇植物スフラン |
監督-円谷一 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫、上原正三 |
1966/9/11 | 9 | 電光石火作戦 | ウラン怪獣ガボラ | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-山田正弘 |
1966/9/18 | 10 | 謎の恐竜基地 | えりまき恐竜ジラース | 監督-満田かずほ 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫 |
1966/9/25 | 11 | 宇宙から来た暴れん坊 | 脳波怪獣ギャンゴ | 監督-満田かずほ 特技監督-高野宏一 脚本-宮田達男 |
1966/10/2 | 12 | ミイラの叫び | ミイラ怪獣ドドンゴ ミイラ怪人ミイラ人間 |
監督・特技監督-円谷一 脚本-藤川桂介 |
1966/10/9 | 13 | オイルSOS | 油獣ペスター | 監督・特技監督-円谷一 脚本-金城哲夫 |
1966/10/16 | 14 | 真珠貝防衛指令 | 汐吹き怪獣ガマクジラ | 監督-実相寺昭雄 特技監督-高野宏一 脚本-佐々木守 |
1966/10/23 | 15 | 恐怖の宇宙線 | 二次元怪獣ガヴァドン | |
1966/10/30 | 16 | 科特隊宇宙へ | 宇宙忍者バルタン星人(二代目) | 監督-飯島敏宏 特技監督-高野宏一 脚本-千束北男 |
1966/11/6 | 17 | 無限へのパスポート | 四次元怪獣ブルトン | 監督-飯島敏宏 特技監督-高野宏一 脚本-藤川桂介 |
1966/11/13 | 18 | 遊星から来た兄弟 | 凶悪宇宙人ザラブ星人 にせウルトラマン |
監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-南川竜、金城哲夫 |
1966/11/20 | 19 | 悪魔はふたたび | 青色発泡怪獣アボラス 赤色火焔怪獣バニラ |
監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-山田正弘、南川竜 |
1966/11/27 | 20 | 恐怖のルート87 | 高原竜ヒドラ | 監督-樋口祐三 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫 |
1966/12/4 | 21 | 噴煙突破せよ | 毒ガス怪獣ケムラー | 監督-樋口祐三 特技監督-高野宏一 脚本-海堂太郎 |
1966/12/11 | 22 | 地上破壊工作 | 地底怪獣テレスドン 地底人 |
監督-実相寺昭雄 特技監督-高野宏一 脚本-佐々木守 |
1966/12/18 | 23 | 故郷は地球 | 棲星怪獣ジャミラ | |
1966/12/25 | 24 | 海底科学基地 | 深海怪獣グビラ | 監督-飯島敏宏 特技監督-高野宏一 脚本-藤川桂介 |
1967/1/1 | 25 | 怪彗星ツイフォン | どくろ怪獣レッドキング(二代目) 冷凍怪獣ギガス 彗星怪獣ドラコ |
監督-飯島敏宏 特技監督-高野宏一 脚本-若槻文三 |
1967/1/8 | 26 | 怪獣殿下 前編 | 古代怪獣ゴモラ 怪奇植物スフラン |
監督-円谷一 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫、若槻文三 |
1967/1/15 | 27 | 怪獣殿下 後編 | 古代怪獣ゴモラ | |
1967/1/22 | 28 | 人間標本5・6 | 三面怪人ダダ | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-山田正弘 |
1967/1/29 | 29 | 地底への挑戦 | 黄金怪獣ゴルドン | 監督-野長瀬三摩地 特技監督-高野宏一 脚本-南川竜、金城哲夫 |
1967/2/5 | 30 | まぼろしの雪山 | 伝説怪獣ウー | 監督-樋口祐三 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫 |
1967/2/12 | 31 | 来たのは誰だ | 植物怪獣ケロニア | 監督-樋口祐三 特技監督-高野宏一 脚本-海堂太郎 |
1967/2/19 | 32 | 果てしなき逆襲 | 灼熱怪獣ザンボラー | 監督-鈴木俊継 特技監督-高野宏一 脚本-藤川桂介 |
1967/2/26 | 33 | 禁じられた言葉 | 悪質宇宙人メフィラス星人 宇宙忍者バルタン星人(三代目) 凶悪宇宙人ザラブ星人(二代目) 誘拐怪人ケムール人(二代目) |
監督-鈴木俊継 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫 |
1967/3/5 | 34 | 空の贈り物 | メガトン怪獣スカイドン | 監督-実相寺昭雄 特技監督-高野宏一 脚本-佐々木守 |
1967/3/12 | 35 | 怪獣墓場 | 亡霊怪獣シーボーズ | |
1967/3/19 | 36 | 射つな! アラシ | 変身怪獣ザラガス | 監督-満田かずほ 特技監督-高野宏一 脚本-山田正弘 |
1967/3/26 | 37 | 小さな英雄 | 怪獣酋長ジェロニモン 友好珍獣ピグモン(再生) 彗星怪獣ドラコ(再生) 地底怪獣テレスドン(再生) |
監督-満田かずほ 特技監督-有川貞昌 脚本-金城哲夫 |
1967/4/2 | 38 | 宇宙船救助命令 | 光熱怪獣キーラ 砂地獄怪獣サイゴ |
監督-円谷一 特技監督-有川貞昌 脚本-上原正三 |
1967/4/9 | 39 | さらばウルトラマン | 宇宙恐竜ゼットン 変身怪人ゼットン星人 ゾフィー |
監督-円谷一 特技監督-高野宏一 脚本-金城哲夫 |
関連番組
●﹁ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生﹂︵1966年7月10日放送︶ 杉並公会堂で行われたイベントの中継録画映像︵白黒︶+本編の編集︵カラー︶(公開の模様)登場人物・出演者
レギュラー、準レギュラー
●ムラマツ隊長︵※ムラマツ・トシオ / 村松利夫︶‥小林昭二︵第30話のみ登場せず︶ ●ハヤタ隊員︵※ハヤタ・シン / 早田進︶‥黒部進 ●アラシ隊員︵※アラシ・ダイスケ / 嵐大助︶‥石井伊吉︵現‥毒蝮三太夫︶ ●イデ隊員︵※イデ・ミツヒロ / 井出光浩︶‥二瓶正也 ●フジ・アキコ隊員︵※藤明子︶‥桜井浩子︵第30話のみ登場せず︶ ●ホシノ・イサム少年︵※星野勇︶‥津沢彰秀‥未成年だが、第17話で隊員になる。 ●岩本博士‥平田昭彦︵第5話、第12話、第16話、第18話、第39話︶/森塚敏︵第33話︶ ●ウルトラマン︵スーツアクター︶‥古谷敏 ●ウルトラマン︵声︶‥中曽根雅夫、近藤久、浦野光 ●怪獣‥中島春雄、荒垣輝雄、鈴木邦夫、中村晴吉、清野幸弘、泉梅之助、藤田修治、満月英世、飛鋪正直、池田文男、青野武、田尻康博、南明、扇幸二 ●ナレーター‥石坂浩二︵1-19話︶、浦野光︵20-39話︶
※印は、1996年公開の再編集映画﹃甦れ!ウルトラマン﹄において、初めて設定されたフルネームと漢字表記。フジとホシノを除く科特隊メンバーは、放映当時は姓のみが設定されていた。
ゲスト出演者
●防衛隊・科学特捜隊 ●防衛隊幕僚長︵第2話︶‥藤田進 ●ジム隊員︵第7話︶‥エドガー・ケイザー‥科特隊パリ本部隊員。日本支部隊員たちとバラージへ同行。 ●防衛軍司令官︵第18話︶‥高田稔 ●アンヌ隊員︵第22話︶‥アネット・ソンファーズ‥科特隊パリ本部隊員。 ●アラン隊員︵第23話︶‥ピエール・ピロッソ‥科特隊パリ本部隊員。 ●ゴトウ隊員︵第31話︶‥桐野洋雄‥科特隊ボリビア支部隊員。父は科特隊員の後藤次郎博士。 ●パティ隊員︵第32話︶‥真理アンヌ‥科特隊インド支部隊員。 ●防衛軍防衛参謀︵第36話︶‥青木義朗 ●科学者 ●二階堂教授︵第10話︶‥灰地順‥15年前にネス湖で行方不明になったとされている恐竜学者。 ●山本博士︵第11話︶‥朝香春彦‥科学センター所属。 ●毛利博士︵第16話︶‥池田忠夫:宇宙ロケット・おおとりの開発者。バルタン星人に体を乗っ取られる。 ●川口博士︵第17話︶‥舟橋元‥川口熱線研究所所長。 ●福井博士︵第17話︶‥永井秀明‥イエスタディ氏からもう一つの隕石を預かっていた人物。 ●森田博士︵第18話︶‥土屋嘉男‥科学センター所属。 ●福山博士︵第19話、第22話︶‥福田善之‥宇宙科学研究所所属。宇宙考古学の権威。 ●中谷教授︵第26話、第27話︶‥富田浩太郎‥阪神大学教授。ジョンスン島学術調査隊隊長。 ●二宮博士︵第31話︶‥中山昭二‥植物学者。恩師はケロニアの発見者である後藤次郎博士。 ●山本博士︵第33話︶‥伊藤久哉‥科学センター所属。 ●権田博士︵第37話︶‥浅野進治郎‥東西大学教授。イルカの言語研究の第一人者。 ●その他の重要な役 ●浜口節子︵第5話︶‥若林映子‥オイリス島探検隊に参加した女性カメラマン。 ●チャータム︵第7話︶‥弓恵子‥古代の町バラージに住む超能力をもつ謎の女性。 ●松井所員︵第8話︶‥松本朝夫‥ピグモンに助けられた多々良島測候所員。 ●中村博士︵第10話︶‥森幹太‥モンスター博士。ネス湖から持ち帰ったジラースを密かに育てていた。 ●鬼田︵第11話︶‥山本廉‥隕石を怪獣ギャンゴに変えた悪人。 ●地底人の男︵第22話︶‥フランツ・グルーベル ●秋川技官︵第28話︶‥田原久子‥中央宇宙原子力研究所女性所員。 ●メフィラス星人の声︵第33話︶‥加藤精三 ●ザラブ星人︵第18話‥声、スーツアクター︶‥青野武 ●ゾフィー︵第39話‥スーツアクター︶‥古谷敏、声‥浦野光 ●端役 ●城のガイド︵第3話︶‥林家珍平 ●巡視船見張員︵第4話︶‥大塚周夫 ●ダイヤモンドキック︵宝石密輸犯・第6話︶‥伊藤久哉 ●斧山船員︵第6話︶‥柳谷寛 ●釣り人・林︵第10話︶‥西條康彦 ●新聞記者︵第11話︶‥青島幸男 ●警備員︵第12話︶‥奥村公延 ●作業員︵第13話︶‥梅津栄 ●刑事︵第13話︶‥宮川洋一 ●製油所所長︵第13話︶‥近衛敏明 ●宝石店店主︵第14話︶‥矢野宣 ●運転手︵第14話︶‥寺田農、樋浦勉 ●土管の持主︵第15話︶‥原保美 ●医師︵第18話︶‥森山周一郎 ●警備員︵第20話︶‥金井大 ●ホテル支配人︵第21話︶‥大塚周夫 ●治少年の父親︵第26話、第27話︶‥宮田羊容 ●大田山炭鉱夫︵第29話︶‥佐田豊 ●山本︵金鉱坑夫・第29話︶‥大村千吉 ●町村︵猟師・第30話︶‥山本廉 ●秋田︵世話役・第30話︶‥近衛敏明 ●月ロケットセンター所員︵第35話︶‥田村奈巳 ●月ロケットセンター所長︵第35話︶‥永井秀明 ●宇宙局局長︵第38話︶‥武内亨スタッフ
●監修‥円谷英二 ●製作‥市川利明‥第1~13話、末安昌美‥第14~39話︵18話以降、プロデューサーと表示︶ ●脚本 ●金城哲夫‥第1、7、8、10、13、18、20、26~27、29~30、33、37、39話 ●千束北男︵飯島敏宏︶‥ 第2、16話 ●山田正弘‥第3、6、9、19、28、36話 ●南川竜︵野長瀬三摩地︶‥ 第4、7、18、19、29話 ●藤川桂介‥第5、12、17、24、32話 ●佐々木守‥第14、15、22~23、34~35話︵22話はクレジット上、佐々木名義だが、実際は実相寺昭雄の脚本︶ ●海堂太郎︵樋口祐三︶‥ 第21、31話 ●若槻文三‥第25~27話 ●上原正三‥第8、38話 ●関沢新一‥第1話 ●宮田達男‥第11話 ●監督 ●円谷一‥第1、8、12~13、26~27、38~39話 ●飯島敏宏‥第2~3、5、16~17、24~25話 ●野長瀬三摩地‥第4、6~7、9、18~19、28~29話 ●満田かずほ‥第9~10、36~37話 ●実相寺昭雄‥第14~15、22~23、34~35話 ●樋口祐三‥第20~21、30~31話 ●鈴木俊継‥第32~33話 ●撮影‥内海正治、福沢康道、鈴木斌 ●照明‥山口偉治、高島利雄 ●美術‥岩崎致躬 ●音楽‥宮内國郎 ●編集‥近藤久、兼子玲子、柳川義博 ●効果‥西本定正、荒川与志雄、知久長 ●録音‥キヌタ・ラボラトリー ●助監督‥東條昭平、吉高勝之、鈴木俊継、大平隆 ●制作担当者‥熊谷健、守田康司、久東晃、上村宏、原田昇、篠塚正弘 ●現像‥東京現像所 ●オプチカル‥東京テレビ映画 ︿特殊技術﹀- 監督
- 撮影:高野宏一、佐川和夫、森喜弘、鈴木清
- 照明:小林哲也、原勲
- 美術:成田亨(26話以降、怪獣デザインと表示)、深田達郎、大瀬賢一(26話から)
- 光学撮影:中野稔
- 助監督:鈴木俊継、山本正孝、大木淳
- 制作:TBS、円谷プロダクション
関連項目
- ゴジラ
- 特撮
- 成田亨
- 着ぐるみ
- ウルトラマン一覧
- チャイヨー・プロダクション
- ULTRAMAN
- 祖師ヶ谷大蔵駅
- ウルトラマン商店街
- 三井グリーンランド(熊本県荒尾市)
- ウルトラマンランド
- 武田薬品(初代ウルトラマンのスポンサー)
- 出光興産(CM出演)
- nobodyknows+(「メバエ」のPVに出演)
- 京楽産業(「CRぱちんこウルトラマン」の製作元)
- 実相寺昭雄監督作品ウルトラマン
- Palm Top PC 110(日本IBM、CM出演)
- ウルトラマン単独のゲーム作品
TBS系 タケダアワー | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ウルトラマン |