「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」の版間の差分
編集の要約なし タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加 |
||
37行目: | 37行目: | ||
===2022年に再上映が決定=== |
===2022年に再上映が決定=== |
||
歴代のポケモン映画23作品の中から投票で選ばれた3作品が全国の映画館で再上映される「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」が開催され、2022年6月17日から同年7月1日の間投票が実施された。7月15日放送の[[テレビアニメ]]「[[ポケットモンスター (2019年のアニメ)|ポケットモンスター]]」内で結果が発表され、『[[劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス|水の都の護神 ラティアスとラティオス]]』(同時上映『[[ピカピカ星空キャンプ]]』)及び『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ|ディアルガVSパルキアVSダークライ]]』と共に再上映が決まった<ref>{{Cite web|url=https://www.pokemon.co.jp/info/2022/06/220624_a01.html|title=「夏の思い出、ゲットだぜ! 25周年ポケモン映画祭」が開催!|publisher=ポケットモンスターオフィシャルサイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="kekka">{{Cite web|url=https://www.pokemon-movie.jp/filmfes/|title=夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭|publisher=ポケモン映画公式サイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="fami">{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/news/202207/16268866.html|title=【25周年ポケモン映画祭】投票結果を発表。再上映されるのは『水の都の護神』『七夜の願い星』『ディアルガVSパルキアVSダークライ』|publisher=ファミ通|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="ori">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2242474/full/|title=『ポケモン映画祭』上映3作品決定 ラティアスとラティオス、ジラーチ…入場者プレゼントも実施|publisher=ORICON NEWS|accessdate=2022-07-17}}</ref>。 |
歴代のポケモン映画23作品の中から投票で選ばれた3作品が全国の映画館で再上映される﹁夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭﹂が開催され、2022年6月17日から同年7月1日の間投票が実施された。7月15日放送の[[テレビアニメ]]﹁[[ポケットモンスター (2019年のアニメ)|ポケットモンスター]]﹂内で結果が発表され、﹃[[劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス|水の都の護神 ラティアスとラティオス]]﹄︵同時上映﹃[[ピカピカ星空キャンプ]]﹄︶及び﹃[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ|ディアルガVSパルキアVSダークライ]]﹄と共に再上映が決まった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pokemon.co.jp/info/2022/06/220624_a01.html|title=﹁夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭﹂が開催!|publisher=ポケットモンスターオフィシャルサイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="kekka">{{Cite web|和書|url=https://www.pokemon-movie.jp/filmfes/|title=夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭|publisher=ポケモン映画公式サイト|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="fami">{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/202207/16268866.html|title=︻25周年ポケモン映画祭︼投票結果を発表。再上映されるのは﹃水の都の護神﹄﹃七夜の願い星﹄﹃ディアルガVSパルキアVSダークライ﹄|publisher=ファミ通|accessdate=2022-07-17}}</ref><ref name ="ori">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2242474/full/|title=﹃ポケモン映画祭﹄上映3作品決定 ラティアスとラティオス、ジラーチ…入場者プレゼントも実施|publisher=ORICON NEWS|accessdate=2022-07-17}}</ref>。
|
||
それぞれ入場者プレゼントとして、[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]『[[ポケットモンスター ソード・シールド]]』にて「映画で活躍するポケモン」及び「サトシのピカチュウ」が手に入る[[シリアルコード]]と、[[アーケードゲーム]]『[[ポケモンメザスタ]]』で使えるスペシャルタグの「ピカチュウ」が数量限定で配布された。当映画では「映画で活躍するポケモン」は「ジラーチ」となった<ref name ="kekka"/><ref name ="fami"/><ref name ="ori"/>。 |
それぞれ入場者プレゼントとして、[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]『[[ポケットモンスター ソード・シールド]]』にて「映画で活躍するポケモン」及び「サトシのピカチュウ」が手に入る[[シリアルコード]]と、[[アーケードゲーム]]『[[ポケモンメザスタ]]』で使えるスペシャルタグの「ピカチュウ」が数量限定で配布された。当映画では「映画で活躍するポケモン」は「ジラーチ」となった<ref name ="kekka"/><ref name ="fami"/><ref name ="ori"/>。 |
2023年11月14日 (火) 16:37時点における版
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ | |
---|---|
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 園田英樹 |
製作 |
吉川兆二 松追由香子 盛武源 |
製作総指揮 |
久保雅一 鶴宏明 |
出演者 |
松本梨香 大谷育江 上田祐司 KAORI 山田ふしぎ 山寺宏一 牧瀬里穂 パパイヤ鈴木 鈴木富子 |
音楽 | 宮崎慎二 |
主題歌 | 「小さきもの」林明日香 |
撮影 |
水谷貴哉 白井久男 |
編集 | 辺見俊夫 |
製作会社 | オー・エル・エム |
配給 | 東宝 |
公開 | 2003年7月19日 |
上映時間 | 80分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 45億円 |
前作 | 劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス |
次作 | 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス |
概要
﹃アドバンスジェネレーション﹄シリーズとしては初の映画。 今作からポケモンの引換券付き前売り券が発売。今作の場合、この券を買うと﹃ポケットモンスター ルビー・サファイア﹄にジラーチを受け取ることができた。前売り券の売り上げは100万枚を越え、興行収入45億円と大ヒットを記録し、2003年の年間邦画ランキングでは2位︵アニメでは1位︶の成績を残した。また、この作品から映画の予告編でロケット団のムサシ、コジロウ、ニャースが劇場前売り券の宣伝をしている。 舞台となったファウンスのモデルは中国湖南省の武陵源である[1]。 この作品から、ポケモン映画の制作委員会の名称﹃ピカチュウプロジェクト﹄の横に制作年が付かなくなり、以降は﹃ピカチュウプロジェクト﹄として統一されている。また、TVシリーズを放送しているネット局が﹁プロモーション協力﹂としてクレジットされるのも本作からであり、本作以降の予告ナレーションは、山寺宏一が担当する。タケシを演じる上田祐司と ニャースを演じる犬山犬子が次作から改名され、二人が﹁上田祐司﹂と﹁犬山犬子﹂の芸名で出演する映画は、本作が最後となる。また、ジラーチ役でゲスト出演した鈴木富子が映画公開直前の7月7日に死去したため、今作が彼女の遺作となった。 本作では、過去の無印映画作品のメインポケモンたちが登場する。なお、本作から海外での劇場公開が行われないようになり、ビデオスルーとテレビ放送でのリリースとなっている。2022年に再上映が決定
歴代のポケモン映画23作品の中から投票で選ばれた3作品が全国の映画館で再上映される﹁夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭﹂が開催され、2022年6月17日から同年7月1日の間投票が実施された。7月15日放送のテレビアニメ﹁ポケットモンスター﹂内で結果が発表され、﹃水の都の護神 ラティアスとラティオス﹄︵同時上映﹃ピカピカ星空キャンプ﹄︶及び﹃ディアルガVSパルキアVSダークライ﹄と共に再上映が決まった[2][3][4][5]。 それぞれ入場者プレゼントとして、ロールプレイングゲーム﹃ポケットモンスター ソード・シールド﹄にて﹁映画で活躍するポケモン﹂及び﹁サトシのピカチュウ﹂が手に入るシリアルコードと、アーケードゲーム﹃ポケモンメザスタ﹄で使えるスペシャルタグの﹁ピカチュウ﹂が数量限定で配布された。当映画では﹁映画で活躍するポケモン﹂は﹁ジラーチ﹂となった[3][4][5]。あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
登場人物・キャスト
レギュラーキャラクター
詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。 サトシ 声 - 松本梨香 本作の主人公。 ピカチュウ 声 - 大谷育江 技‥10まんボルト サトシの相棒ポケモン。 タケシ 声 - 上田祐司 サトシの旅仲間。 ハルカ 声 - KAORI サトシの旅仲間。本作の準主人公のような立ち位置で、姉としてマサトとジラーチを見守る。 7日間かけてパーツを組み立てていくアクセサリー﹁ウィッシュメーカー﹂を遊園地で買って持ち歩いており、これによって現在何日目かが分かるようになっている。 マサト 声 - 山田ふしぎ サトシの旅仲間。ハルカの弟。本作ではジラーチのパートナーとして、実質的な主人公とも呼べる立場で重要な役割を果たす。 眠り繭状態のジラーチのテレパシーを感じ取ることができた。ジラーチとは親友のように接する。 ムサシ 声 - 林原めぐみ ロケット団の一員。ピカチュウやジラーチを手に入れようとするが、ことごとく失敗する。 コジロウ 声 - 三木眞一郎 ロケット団の一員。 ニャース 声 - 犬山犬子 ロケット団の一員。2足歩行して人間の言葉を喋る珍しいポケモン。 アチャモ 声 - 西村ちなみ ハルカの手持ちポケモン。技﹁ひのこ﹂を使う。ゲストキャラクター
バトラー 声 - 山寺宏一、野島健児︵少年時代︶ 本作のゲスト悪役。ポケモン遊園地の人気マジシャン。 かつてはマグマ団の研究員としてグラードンを化石から復元させる研究をしていたが、自作の再生装置に必要なエネルギーが不足していたために実験は失敗し、団員達に嘲笑われ追放された過去を持つ。以来、自らを追い出したマグマ団を見返そうと、千年彗星の力を利用してグラードンを復元させることを目論み、その鍵となるジラーチを付け狙うが、その結果とんでもない失敗作を生み出す羽目になり、自分の間違いに気づく。 ﹃ミュウと波導の勇者 ルカリオ﹄のエンディングにも登場しており、ダイアンと共に山奥で暮らしている。 手持ちポケモン グラエナ 声 - 坂口候一 ボーマンダ 声 - 小西克幸 技‥かえんほうしゃ キルリア 声 - 西村ちなみ 技‥さいみんじゅつ サマヨール 声 - 小西克幸 技‥はかいこうせん、おにび、ナイトヘッド、サイコキネシス ダイアン 声 - 牧瀬里穂、吉原ナツキ︵少女時代︶ バトラーの相方であり恋人。バトラーのグラードン復元計画に反対している。昔のバトラーに戻って欲しいとサトシ達に手を貸す。﹃ミュウと波導の勇者 ルカリオ﹄のエンディングにも登場する。 ボギー 声 - パパイヤ鈴木 ヒッピーのような格好をしているポケモン遊園地のメンバーの1人。ハルカに﹁ウィッシュメーカー﹂というアクセサリーを販売する。 バトラーとダイアンは、後に2006年発売の﹃ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ﹄においてエリートトレーナーとして登場し、名前や対戦前後のセリフ、所有するポケモンも本作と同じものとなっている[注釈 1]。ゲストポケモン
ジラーチ 声 - 鈴木富子 技‥ねがいごと、テレポート、はめつのねがい 今回のメインとなるポケモン。テレパシーのようなもので会話をする。一人称は﹁僕﹂。故郷はファウンス。1000年に1度、眠り繭から目覚め、7日間だけ行動することができる。強力なサイコパワーを持ち、自身や物体を別の場所へ転移させることができるほか、腹にある﹁真実の目﹂を開くと千年彗星とエネルギーのやりとりができる。 アブソル 声 - 林原めぐみ 技‥かまいたち バトラーの計画を阻止するため現れたポケモン。サトシ達をファウンスへ案内する。 フライゴン 技‥はかいこうせん ファウンスに住むポケモン。ジラーチの奪還や、メタ・グラードンを鎮めるべく奮闘するサトシ達を手助けする。 メタ・グラードン 声 - 小西克幸 本作のラスボス。バトラーが、ジラーチを利用して得た千年彗星の力と装置を使って生み出した、グラードンの形をした巨大な怪物。バトラーに曰く﹁失敗作﹂である。大地のエネルギーを吸収して森を枯らしていき、更に体から触手を伸ばし、多数のポケモンたちやロケット団、更にはハルカ、タケシ、ダイアンまでも取り込んだ。自分を生み出したエネルギー源であるジラーチを狙う。 ファウンスのポケモンたち ファウンスに住むポケモンで、ポチエナ、チルット、ラクライ、トロピウスなどが登場する。声優は以下の人物が担当。 ●伊東みやこ ●白石涼子 ●山口隆行 ●白倉麻 ●加藤木賢志 ●高橋良吉 ●比嘉久美子 ●倖月美和 ●川瀬晶子スタッフ
●原案 - 田尻智、増田順一、杉森建 ●スーパーバイザー - 石原恒和 ●アニメーション監修 - 小田部羊一 ●エグゼクティブプロデューサー - 久保雅一、鶴宏明 ●プロデューサー - 吉川兆二、松追由香子、盛武源 ●アニメーションプロデューサー - 奥野敏聡、神田修吉 ●TVリレーションシップス - 岩田圭介、松山進 ●アシスタントプロデューサー - 岡本順哉、島村優子、福田剛士 ●デスク - 高梨志帆 ●脚本 - 園田英樹 ●絵コンテ - 湯山邦彦 / 辻初樹、樋口真嗣 ●演出 - 村田和也、深沢幸司、須藤典彦、浅田裕二 ●演出助手 - 徳本善信 ●キャラクターデザイン - 毛利和昭、松原徳弘、一石小百合 ●デザインワークス - 深沢幸司、村田和也、近永健一、コレサワシゲユキ、佐藤和巳、井ノ上ユウ子、西中康弘 ●総作画監督 - 毛利和昭 ●作画監督 - 松原徳弘、松本卓也、井ノ上ユウ子、沢田正人、佐藤陵、田口広一 ●動画チェック - 榎本富士香、斎藤徳明、室岡辰一、笠間陽子 ●色彩設計 - 佐藤美由紀、吉野記通 ●色指定 - 井上昭子 ●検査 - 川崎亜矢 ●背景スキャン - 清水真美 ●特殊効果 - 太田憲之 ●プロダクションマネージャー - 大竹研次 ●美術監督 - 秋葉みのる ●美術監修 - 金村勝義 ●デジタルワークス - 高尾克己 ●撮影監督 - 水谷貴哉、白井久男 ●編集 - 辺見俊夫 ●編集助手 - 神野学、今井大介、ジェイ・フィルム ●現像 - イマジカ ●音楽 - 宮崎慎二 ●音楽プロデューサー - 篠原一雄、斎藤裕二 ●音響監督 - 三間雅文 ●音響プロデューサー - 南沢道義、西名武 ●背景イメージ協力 - 三好和義 ●制作担当 - 小板橋司 ●制作デスク - 亀井康輝 ●制作進行 - 加藤浩幸、山野井創、平岡公介、伊藤佐和子、新田典生、半藤宏史 ●製作 - 亀井修、陣内弘之、富山幹太郎、芳原世幸、阿部輝彦、田辺滋、八木正男 ●アソシエイトプロデューサー - 川原章三、辻幹男、山内克仁、田中雅美、永田勝治、千田寿幸、吉田紀之 ●制作 - 小学館プロダクション ●アニメーション制作 - O.L.M Team Koitabashi ●監督 - 湯山邦彦 ●製作 - ピカチュウプロジェクト︵The Pokémon Company、小学館、テレビ東京、メディアファクトリー、トミー、ジェイアール東日本企画、O.L.M、小学館プロダクション︶主題歌
劇場版では初めてオープニングテーマは無く、移動遊園地の組み立てシーンにクレジットが流れる。 エンディングテーマ﹁小さきもの﹂ 作詞 - 三浦徳子 / 作曲・編曲 - 山移高寛 / 歌 - 林明日香 劇中では、ハルカが母・ミツコから教わった子守歌として扱われており、マサトやジラーチを落ち着かせるためにハルカがこの歌を歌う場面が何度かある。また、ジラーチが再び1000年の眠りにつく場面では、サトシ・タケシ・マサトも一緒に歌った。 映画の内容を意識して、エンディング映像には星座が使用されている。 英語版の映画では﹁Make a Wish﹂という曲名で歌詞が英語にアレンジされたものが流された︵一部で歌っているのは林明日香ではない︶。映像ソフト化
●本編のDVDとビデオは、2003年12月19日発売。 ●映画10周年を記念して発売された﹁劇場版ポケットモンスター PIKACHU THE MOVIE BOX 2003-2006﹂に収録されている。コミカライズ
﹃月刊コロコロコミック﹄に漫画版が掲載された。作画は大内水軍。脚注
注釈
- ^ 本作では全てバトラーのポケモンとなっているのに対し、ゲームではバトラーがサマヨールとボーマンダ、ダイアンがグラエナとキルリアを所有している。
出典
受賞歴
- 第21回ゴールデングロス賞 日本映画部門 優秀銀賞