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スバル・1000

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スバル・1000
A12/512/522型
4ドアセダン(最初期型)
2ドアセダン
4ドアバン
概要
販売期間 1966年 - 1969年
設計統括 百瀬晋六
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドア/4ドア セダン
2ドア/4ドア ライトバン
(日本市場のみ)
2ドア/4ドア ステーションワゴン
(日本市場以外)
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン EA52型 977 cc 水平対向4気筒
最高出力 55 ps @ 6,000 rpm
車両寸法
全長 3,930 mm
全幅 1,480 mm
全高 1,390 mm
車両重量 695 kg
その他
1968年12月までの累計生産台数 8万327台[1]
系譜
先代 スバル・450(事実上)
後継 スバル・ff-1
テンプレートを表示

1000SUBARU19661969

[]


19665 (FF)1,500 cc

[]


360450

360P-115001960A-51,500 cc44OHC[ 1] (FF) : /: /1000A-519632P-11,500 cc

A-5A-4A-5800 cc3,500 mm1,400 mm500 kg40

1963A-4923 ccFF3,885 mm1,400 mm2,400 mm: 1,230 mm1,220 mm650 kg63-A63-A1000

4FF

A-5OHCOHV360FF60%1000

FFNTN D.O.JD.O.JFF

1000FFFFGS21000

196934,000

1000D.O.J1970FF

196934 mm1,088 ccff-1

 A12/512/522 1966-1969[]


19651021 - 2912

1966514 - 10003A52274

196610 - 3

1967215 - 2: A512

1967610 - A12

19678 - 25km

1967914 - 447.552.5

1967111 - 262

19681 - 244.849.8A41242

1968923 - 10

1968111 - 54.52584

196931 - ff-1

[]


: A522

××: 3,925 mm×1,480 mm×1,390 mm

: 2,400 mm

: 1,225 mm1,210 mm

: 185 mm

: 695 kg

0-400 m: 21.0

: 130 km/h


: EA52

: 4OHV

: 72.0 mm×60.0 mm

: 977 cc

: 9.0:1

: DCG-286

: 55 ps@ 6,600 rpm

: 7.8 kgfm @ 3,200 rpm

: 36


:  (FF)

: 41


1: 3.540

2: 2.235

3: 1.524

4: 1.038

退: 4.100

: 4.375


: &

: 4.8 m

: 

: +

: 

: 5.50-13-4PR

19665
: 58: 53.5: 49.5

[]


SUBARUAWD3,900 mm2,400 mmFF

 (FR) 

P-1FRRRFF[3]

360 (RR) 3.0 m41000FFFFFRRR1964

3601959[ 2]A-5[4]

A-5

1000EA5275 kg

24宿1,5002,000 cc使

360



100063-A

使L-29[5]1959C.V.JFFLFF

10001965NTND.O.JFF

1970FF1000FFD.O.JC.V.JD.O.JFF

360FF

1000AWD10001000AWD

1970197111000510AWD197131971ff-1 1300G 4WD

ff-1 1300Gff-1 1300G4WD197238

EA196510001989EJ19921,781 cc26

21970511976EGR

1968FMVSSAWDAWD10001985

[]


3604使調

1000FF

[ 3]4FF1000

FF1000[ 4]

1000ff-1ff-1 1300G1971

1990

[]


1500P-1360DS

3602,400 mm1,500 cc120 mm
1965年前後の国産車寸法比較
車名 全長 (mm) 全幅 (mm) 全高 (mm) ホイールベース (mm)
スバル・1000 3,930 1,480 1,390 2,400
トヨタ・カローラ(KE10型) 3,845 1,485 1,380 2,285
日産・サニー(B10型) 3,820 1,445 1,345 2,280
トヨペット・コロナ(RT40型) 4,110 1,550 1,420 2,420
プリンス・スカイライン(S50型) 4,100 1,495 1,435 2,390

FF1,5002,000 cc

48FF


1000[]

[]


19671110002

1000EA5210.0:1

FF1,000 cc1968910

主要諸元[編集]

  • 型式: A12
  • 全長×全幅×全高: 3,900 mm×1,480 mm×1,375 mm
  • ホイールベース: 2,420 mm
  • トレッド(輪距): 前輪1,235 mm、後輪1,210 mm
  • 最低地上高: 165 mm
  • 車両重量: 705 kg
  • 0-400 m加速: 17.7秒
  • 最高速度: 150 km/h
  • エンジン
    • エンジン型式: EA53
    • 種類: 水冷水平対向4気筒OHV
    • ボアXストローク: 72.0 mm×60.0 mm
    • 総排気量: 977cc
    • 圧縮比: 10.0:1
    • 燃料供給装置: 三国工業製ソレックスBDS36×2
    • 最高出力: 67 ps @ 6,600 rpm
    • 最大トルク: 8.2 kgf•m @ 4,600 rpm
    • 燃料タンク容量: 36リットル
  • トランスミッション
    • 駆動方式: 前輪駆動 (FF)
    • シフトタイプ: フロアシフト前進4段・後進1段
  • 変速比
    • 第1速: 3.540
    • 第2速: 2.235
    • 第3速: 1.524
    • 第4速: 1.038
    • 後退: 4.100
    • 最終減速比:4.375
  • ステアリングおよびサスペンション
    • ステアリング形式: ラック&ピニオン
    • サスペンション: ダブルウィッシュボーン式独立懸架(前輪)、トレーリングアーム式独立懸架(後輪)
    • ブレーキ: ディスク(前輪)、リーディング・トレーリング(後輪)
    • タイヤ: 145SR13ラジアル
    • 最小回転半径: 4.8 m
  • 変更点・専用装備
    • クイックレシオ・ステアリング(18.43→14.8)
    • 専用クランクシャフト、カムシャフト、シリンダーヘッド、バルブスプリング・デュアルエキゾースト
    • 前後スプリング15%強化・ダンパー減衰力10%強化・15 mm車高低下
    • ルーフアンテナ・専用ホイールキャップ・sportsオーナメント
    • 専用フロントグリル・テールライト
    • 3連スポーツメーター・センターコンソール
    • フロントバケットシート、3点式シートベルト
  • 価格(発売当時): 62万円

脚注[編集]

[]



(一)^ [2]

(二)^ 2

(三)^ 1955DS1919701DS19使1000DS19

(四)^   

[]

  1. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第85号3ページより。
  2. ^ 戸田治宏 (2020年8月14日). “クリフカットとコーダトロンカというデザイン用語をご存知?【東京オリンピック1964年特集Vol.18】”. ドライバーWeb. 2022年7月29日閲覧。
  3. ^ 『富士重工業社史 〜六連星はかがやく〜』 2004年
  4. ^ オールド・タイマー1992年10月号『独創精神の結実 〜SUBARU1000〜』 八重洲出版
  5. ^ 影山 夙 『図説 四輪駆動車〜322点の図・写真で綴る4WDの技術と発展史〜』 山海堂、2000年

参考文献[編集]

  • 富士重工業社史 〜六連星はかがやく〜』 2004年
  • 『世界の自動車36 戦後の日本車2』 二玄社、1971年10月
  • 『シックススターマガジンvol.3』「スバル1000誕生までの長き道のり」 アポロムック、2002年11月
  • オールド・タイマー1992年10月号『独創精神の結実 〜SUBARU1000〜』 八重洲出版
  • 『スバル1000の整備』 山海堂、1968年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]