玉川田園調布

玉川田園調布
玉川田園調布
	町丁
	区立公園ぽかぽか広場
	玉川田園調布玉川田園調布の位置
	北緯35度36分6.86秒東経139度39分56.51秒 / 北緯35.6019056度東経139.6656972度
国	日本
都道府県	東京都
特別区	世田谷区
地域	玉川地域
面積
• 合計	0.300 km2
人口（2024年（令和6年）4月1日現在）
• 合計	2,389人
• 密度	8,000人/km2
等時帯	UTC+9 (日本標準時)
郵便番号	158-0085
市外局番	03
ナンバープレート	世田谷

日本 > 東京都 > 世田谷区 > 玉川地域 > 玉川田園調布

玉川田園調布︵たまがわでんえんちょうふ︶は、東京都世田谷区の町名^[4]。現行行政地名は玉川田園調布一丁目および玉川田園調布二丁目^[4]。郵便番号は158-0085^[2]。玉川地域に属する。

地理[編集]

世田谷区南部の玉川地域に属する。北に奥沢、東に東玉川、南に大田区田園調布、西に尾山台と接する。面積は0.300平方キロメートル^[^1]。西半部は玉川浄水場および田園調布雙葉小学校とその付属幼稚園の敷地が占める。東西に環八通り︵東京都道311号環状八号線︶が走り、町域東部を東急電鉄東横線・目黒線が走る^[4]。東京都都市整備局が2022年に発表した地震に対する総合危険度の町丁別評価では、玉川田園調布一丁目・二丁目いずれも、5段階評価のうち相対的に最も安全とされる﹁レベル1﹂となった^[5]。

地価[編集]

住宅地の地価は、2024年︵令和6年︶1月1日時点での公示地価によれば、玉川田園調布2-8-15の地点で72万9000円/m²となっている。^[6]。

歴史[編集]

「田園調布」も参照

この区域は江戸期以前は荏原郡等々力村の飛地及び同奥沢村の一部であった。1889年︵明治22年︶の町村制の施行に伴い、等々力村・奥沢村は尾山・下野毛・上野毛・野良田・用賀・瀬田の6ヶ村と合併し、玉川村となった。1932年︵昭和7年︶、世田谷区の成立に伴い、荏原郡玉川村大字等々力飛地字六本松が玉川田園調布1丁目に、玉川村大字奥沢字五斗免が玉川田園調布2丁目になる^[4]^[7]。隣接する大森区︵現‥大田区︶の田園調布4ヶ町とともに田園都市住宅地として整備された^[4]が、開発当初、1925年の﹃田園都市株式会社経営多摩川臺住宅地平面図﹄では造成されているものの、住宅地の区画としてはほとんど割り当てられていない^[8]。1970年、住居表示の実施に伴って町境の変更を行い、玉川等々力町の一部を編入し、玉川田園調布の一部を尾山台1丁目・奥沢4-5丁目の各部とした^[4]^[7]。また、この際に環八通りを1丁目と2丁目の境界とし、環八以南を1丁目、環八以北を2丁目とした^[7]。

地名の由来[編集]

世田谷区成立の際、旧玉川村区域に冠称された﹁玉川﹂に田園都市住宅地の名称﹁田園調布﹂を繋げている。

住居表示実施前後の町名の変遷[編集]

実施後	実施年月日	実施前（各町名ともその一部）
玉川田園調布一丁目	1970年3月1日	玉川田園調布1、玉川田園調布2、玉川尾山町の各一部
玉川田園調布二丁目	1970年3月1日	玉川田園調布2、玉川奥沢町2、玉川奥沢町3の各一部

世帯数と人口[編集]

2024年（令和元年）4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである^[1]。

丁目	世帯数	人口
玉川田園調布一丁目	540世帯	1,137人
玉川田園調布二丁目	645世帯	1,252人
計	1,185世帯	2,389人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる^[9]。

丁目	番地	小学校	中学校
玉川田園調布一丁目	19～21番	世田谷区立九品仏小学校	世田谷区立八幡中学校
玉川田園調布一丁目	その他	世田谷区立八幡小学校
玉川田園調布二丁目	全域	世田谷区立八幡小学校

交通[編集]

鉄道[編集]

●東急電鉄東横線・目黒線 - 地内に駅は設置されていないが、田園調布駅が利用できる。また北端部からは大井町線九品仏駅、東横線・大井町線自由が丘駅も利用できる。

バス[編集]

●東急バス - 玉川田園調布停留所︵<渋11>系統田園調布駅⇔渋谷駅︶、浄水場前停留所︵<園01>系統田園調布駅⇔千歳船橋︶が設置されている。

道路[編集]

●東京都道311号環状八号線︵環八通り︶

施設[編集]

公共[編集]

●玉川浄水場 - 原水悪化から水道事業としては休止中であり、工業用水道事業用として三園浄水場に送水を行っている^[10]。 ●東京都水道局研修・開発センター ●東京都水道局玉川給水所

教育[編集]

●学校法人田園調布雙葉学園 ●田園調布雙葉中学校・高等学校 ●田園調布雙葉小学校 ●田園調布雙葉小学校附属幼稚園 ●世田谷区立八幡小学校 ●ローラスインターナショナルスクール田園調布スクール

寺社・教会[編集]

●幼きイエス会︵英語版︶ガリラヤ修道院 - 隣接する田園調布雙葉小学校の設立母体による施設。 ●天理教本成分教会

脚注[編集]

[脚注の使い方]

(一)^ ^a ^b ^c ^d“世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2024年4月3日). 2024年5月4日閲覧。 (二)^ ^a ^b“郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。 (三)^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。 (四)^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f﹃角川日本地名大辞典13東京都﹄角川書店、1991年9月再版。p.466。 (五)^ “地域危険度一覧表‥世田谷区”. 東京都都市整備局 (2022年9月). 2023年1月22日閲覧。 (六)^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査 (七)^ ^a ^b ^c地名の由来︵奥沢・玉川田園調布・東玉川︶世田谷区 (八)^ ﹃田園都市株式会社経営多摩川臺住宅地平面図﹄、1925年︵馬場宏信﹃シブヤ系対カマタ系﹄ぶんか社、1997年12月、pp.102-103所収。︶。 (九)^ “通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。 (十)^ 浄水施設の紹介 | 水道事業紹介 | 東京都水道局

表話編歴世田谷区の町名
世田谷地域	池尻（四丁目の一部を除く） \| 上馬 \| 経堂 \| 駒沢（一・二丁目） \| 桜 \| 桜丘 \| 三軒茶屋 \| 下馬 \| 世田谷 \| 太子堂 \| 弦巻 \| 野沢 \| 三宿 \| 宮坂 \| 若林
北沢地域	赤堤 \| 池尻（四丁目33～39番のみ） \| 梅丘 \| 大原 \| 豪徳寺 \| 桜上水 \| 北沢 \| 代沢 \| 代田 \| 羽根木 \| 松原
玉川地域	奥沢 \| 尾山台 \| 上野毛 \| 上用賀 \| 駒沢（三 - 五丁目） \| 駒沢公園 \| 桜新町 \| 新町 \| 瀬田 \| 玉川 \| 玉川台 \| 玉川田園調布 \| 玉堤 \| 等々力 \| 中町 \| 野毛 \| 東玉川 \| 深沢 \| 用賀
砧地域	宇奈根 \| 大蔵 \| 岡本 \| 鎌田 \| 喜多見 \| 砧 \| 砧公園 \| 成城 \| 祖師谷 \| 千歳台 \| 船橋
烏山地域	粕谷 \| 上北沢 \| 上祖師谷 \| 北烏山 \| 給田 \| 八幡山 \| 南烏山
関連地域	二子玉川
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