MUSIC BOX
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﹃MUSIC BOX﹄︵ミュージックボックス︶は、NHK総合テレビ深夜放送枠の映像散歩内で以前、不定期放送されていたフィラー番組である。
概要[編集]
当番組は洋楽編、邦楽編、民謡編、映画音楽編、バケーション編、アフリカ編、ジャングル編、サバンナ編、楽園編、朝編、風情 日本編、の11種類で構成されており、その種類の中でも更に細かく分類して内容を作成したものもある。いずれもナレーションは無く、音楽主体の構成となっており、映像と音楽は番組のテーマに沿ったものになっている。本項では、邦楽編について詳述する。 邦楽編では、1960年代~1990年代の日本国内のヒット曲とともに当時の映像を放送していた。 放送される﹁曲﹂での映像は、﹁曲﹂が発売された﹁放送年代﹂に撮影された物だといわれるが、曲の﹁発表年﹂と、映像の﹁撮影年﹂は一致していない物もある[1]。 放送での1曲中での映像は、アーカイブ映像で同じ﹁年﹂に撮影された同一の物もあれば、様々なアーカイブ映像を編集した物もあり﹁話題﹂としての特定の関連した話題︵一つの話題、又は、複数の話題︶での、同年代での幾つかの映像︵年代は同じでも、年数は違う時に撮影した映像︶を編集している物もあると思われる[2]。 映像は、必ずしも曲のイメージと一致した様な映像が選ばれている訳ではない。 放送される曲は各年代ごとに決まっている。また、1980年代にはそれぞれ、80年、81年、82年、83年、84年と、1990年代は、90年、91年、92年、93年と1年ずつの放送もしている。年代別放送は60分編成で年別放送は30分編成となっている。時間を合わせるために、通常の分数よりも何秒か削ってある曲もある。邦楽とともに流れる映像は60年代は白黒、70年代~90年代はカラーとなっている。60年代の映像にはカラー映像もあったが、すべて白黒にして統一している。フィラー番組のため、音楽の途中で終わることもある。2008年春改編以前は毎年夏から秋頃に一括で放送することが多く、春や冬は放送が少なかった。2008年春改編以降はEテレに変更され一部地域で不定期放送されていたが、2009年春改編以降は放送未実施となっている。邦楽編で用いられてきた楽曲[編集]
1960年代[編集]
●ブルー・シャトウ︵'67︶/ジャッキー吉川とブルーコメッツ ●フランシーヌの場合︵'69︶/新谷のり子・古賀力 ●骨まで愛して︵'66︶/城卓矢 ●いつでも夢を︵'62︶/橋幸夫・吉永小百合 ●長崎は今日も雨だった︵'69︶/内山田洋とクール・ファイブ ●王将︵'61︶/村田英雄 ●兄弟仁義︵'65︶/北島三郎 ●伊勢佐木町ブルース︵'68︶/青江三奈 ●東京五輪音頭︵'63︶/三波春夫 ●星屑の町︵'62︶/三橋美智也 ●上を向いて歩こう︵'61︶/坂本九 ●想い出の渚︵'66︶/ザ・ワイルドワンズ ●哀愁波止場︵'60︶/美空ひばり ●アンコ椿は恋の花︵'64︶/都はるみ ●愛して愛して愛しちゃったのよ︵'65︶/和田弘とマヒナスターズ・田代美代子 ●霧の摩周湖︵'67︶/布施明 ●花の首飾り︵'68︶/ザ・タイガース1970年代 Vol.1[編集]
●旅の宿︵'72︶/よしだたくろう ●時の過ぎゆくままに︵'75︶/沢田研二 ●わたしの城下町︵'71︶/小柳ルミ子 ●ひとりじゃないの︵'72︶/天地真理 ●ふれあい︵'74︶/中村雅俊 ●北の宿から︵'76︶/都はるみ ●君のひとみは10000ボルト︵'78︶/堀内孝雄 ●昔の名前で出ています︵'75︶/小林旭 ●ひと夏の経験︵'74︶/山口百恵 ●魅せられて︵'79︶/ジュディ・オング ●青春時代︵'76︶/森田公一とトップギャラン ●ガンダーラ︵'78︶/ゴダイゴ ●映像:8年前に開催された日本万国博覧会が組み合わされている。 ●贈る言葉︵'79︶/海援隊 ●あなた︵'74︶/小坂明子 ●映像:オートバイに乗る17歳の鈴木雅之 (歌手)が偶然撮影されている。 ●神田川︵'73︶/かぐや姫 ●赤い風船︵'73︶/浅田美代子 ●心の旅︵'73︶チューリップ1970年代 Vol.2[編集]
●ジョニィへの伝言︵'76︶/ペドロ&カプリシャス ●学生街の喫茶店︵'72︶/ガロ ●木綿のハンカチーフ︵'75︶/太田裕美 ●また逢う日まで︵'71︶/尾崎紀世彦 ●喝采︵'72︶/ちあきなおみ ●岬めぐり︵'74︶/山本コウタローとウィークエンド ●異邦人︵'79︶/久保田早紀 ●結婚しようよ︵'72︶/よしだたくろう ●わたしの彼は左きき︵'73︶/麻丘めぐみ ●たどりついたらいつも雨ふり︵'72︶/ザ・モップス ●耳をすましてごらん︵'72︶/本田路津子 ●HERO︵ヒーローになる時、それは今︶︵'78︶/甲斐バンド ●夢先案内人︵'77︶/山口百恵 ●キャンディ︵'77︶/原田真二 ●あなたに夢中︵'73︶/キャンディーズ ●個人授業︵'73︶/フィンガー5 ●いとしのエリー︵'79︶/サザンオールスターズ1980年代 Vol.1[編集]
●恋におちて -Fall in love-︵'85︶/小林明子 ●長い夜︵'81︶/松山千春 ●星屑のステージ︵'84︶/ザ・チェッカーズ ●人生いろいろ︵'87︶/島倉千代子 ●ランナウェイ︵'80︶/シャネルズ ●ルビーの指環︵'81︶/寺尾聰 ●待つわ︵'82︶/あみん ●矢切の渡し︵'83︶/細川たかし ●太陽がいっぱい︵'89︶/光GENJI ●ワインレッドの心︵'83︶/安全地帯 ●恋人よ︵'80︶/五輪真弓 ●ガラスの林檎︵'83︶/松田聖子 ●セーラー服と機関銃︵'81︶/薬師丸ひろ子 ●もしも明日が…。︵'83︶/わらべ1980年代 Vol.2[編集]
●想い出がいっぱい︵'83︶/H2O ●赤いスイートピー︵'82︶/松田聖子 ●Yes-No︵'80︶/オフコース ●雨音はショパンの調べ︵'84︶/小林麻美 ●初恋︵'83︶/村下孝蔵 ●マイレボリューション︵'86︶/渡辺美里 ●輝きながら…︵'87︶/徳永英明 ●六本木心中︵'84︶/アン・ルイス ●スローなブギにしてくれ (I want you)︵'81︶/南佳孝 ●スニーカーぶる〜す︵'81︶/近藤真彦 ●翼の折れたエンジェル︵'85︶/中村あゆみ ●いっそセレナーデ︵'84︶/井上陽水 ●時の流れに身をまかせ︵'87︶/テレサ・テン ●そして僕は途方に暮れる︵'85︶/大沢誉志幸 ●ANNIVERSARY〜無限にCALLING YOU︵'89︶/松任谷由実1980年[編集]
●不思議なピーチパイ/竹内まりや ●いまの君はピカピカに光って/斉藤哲夫 ●パープル・タウン/八神純子 ●ハッとして!Good/田原俊彦 ●ジェニーはご機嫌ななめ/ジューシィ・フルーツ ●TOKIO/沢田研二 ●さよならの向う側/山口百恵1981年[編集]
●君は天然色/大滝詠一 ●まちぶせ/石川ひとみ ●お嫁サンバ/郷ひろみ ●悪女/中島みゆき ●ペガサスの朝/五十嵐浩晃 ●SOMEDAY/佐野元春 ●守ってあげたい/松任谷由実1982年[編集]
●セカンド・ラブ/中森明菜 ●すみれ September Love/一風堂 ●聖母たちのララバイ/岩崎宏美 ●約束/渡辺徹 ●夏のヒロイン/河合奈保子 ●バカンスはいつも雨/杉真理 ●赤道小町ドキッ/山下久美子 ●悲しい色やね/上田正樹1983年[編集]
●君に、胸キュン。/YMO ●悲しみがとまらない/杏里 ●ギャランドゥ/西城秀樹 ●夏色のナンシー/早見優 ●メリーアン/アルフィー ●まっ赤な女の子/小泉今日子 ●SUMMER SUSPICION/杉山清貴&オメガトライブ ●SWEET MEMORIES/松田聖子[3]。1984年[編集]
●星屑のステージ/ザ・チェッカーズ ●桃色吐息/髙橋真梨子 ●ラ・ヴィアンローズ/吉川晃司 ●メイン・テーマ/薬師丸ひろ子 ●泣かないで/舘ひろし ●ふられ気分でRock'n' Roll/トムキャット ●ふたりの愛ランド/石川優子とチャゲ ●恋の予感/安全地帯1990年代[編集]
●君がいるだけで︵'92︶/米米CLUB ●もっと強く抱きしめたなら︵'92︶/WANDS ●負けないで︵'95︶/ZARD︵'95年→番組内では95年と表記されるが実際は93年のヒット曲︶ ●それが大事︵'91︶/大事MANブラザーズバンド ●このまま君だけを奪い去りたい︵'93︶/DEEN ●バンザイ 〜好きでよかった〜︵'96︶/ウルフルズ ●朝日を見に行こうよ︵'99︶/SMAP ●涙のキッス︵'92︶/サザンオールスターズ ●CAN YOU CELEBRATE?︵'97︶/安室奈美恵 ●innocent world︵'94︶/Mr.Children ●First Love︵'99︶/宇多田ヒカル1990年[編集]
●浪漫飛行/米米CLUB ●会いたい/沢田知可子 ●おどるポンポコリン/B.B.クィーンズ ●サイレント・イヴ/辛島美登里 ●WON'T BE LONG/バブルガム・ブラザーズ ●今すぐKiss Me/LINDBERG ●恋しくて/BEGIN1991年[編集]
●ラブ・ストーリーは突然に/小田和正 ●KISS/プリンセス・プリンセス ●SAY YES/CHAGE and ASKA ●格好悪いふられ方/大江千里 ●Eyes to me/DREAMS COME TRUE ●ALONE/B'z ●PIECE OF MY WISH/今井美樹1992年[編集]
●悲しみは雪のように/浜田省吾 ●部屋とYシャツと私/平松愛理 ●クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一 ●サヨナラ/GAO ●もう涙はいらない/鈴木雅之 ●世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS ●You're the Only…/小野正利1993年[編集]
●CROSS ROAD/Mr.Children ●揺れる想い/ZARD ●島唄/THE BOOM ●ロマンスの神様/広瀬香美 ●接吻 kiss/ORIGINAL LOVE ●風に吹かれて/森高千里 ●TRUE LOVE/藤井フミヤ脚注[編集]
(一)^ 楽曲名、歌手、発売年は、楽曲放送の始めにはキャプション情報としての情報はある。映像の撮影された﹁年﹂や﹁話題名﹂等の情報は、キャプション情報としては表示されていない。あきらかに映像の撮影年と、放送楽曲の発表年の違うものもある。
(二)^ 例えば﹁自動車﹂としての﹁話題﹂では﹁自動車工場での新車の生産ライン﹂の映像、﹁道路にある路面電車の線路と自動車の通行風景﹂の映像、﹁昼休みなどで路肩に駐車して、運転している人が休憩している﹂映像、﹁大きな道路で車が渋滞しており、交差点で交通整理をしている警官﹂の映像、﹁大きな道路の交差点で、沢山の自動車が行き交っているところを、ビルの屋上などから撮影﹂の映像など。
(三)^ 唯一シングルのカップリングの曲が使われてる。