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「京急2000形電車」の版間の差分

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2020年6月3日 (水) 07:38時点における版

京急2000形電車
2扉時代の2021編成
基本情報
運用者 京浜急行電鉄
製造所 東急車輛製造
川崎重工業兵庫工場
製造年 1982年 - 1987年
製造数 72両
運用開始 1982年12月27日
運用終了 2018年3月28日
主要諸元
編成 4両・8両編成
軌間 1,435 mm (標準軌
電気方式 直流1,500 V
架空電車線方式
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 140人
座席定員 56(先頭車52)人
自重 電動車35 t
8両編成の付随車29 t
4両編成の付随車31 t
全長 18,000 mm(先頭車 18,500 mm)
全幅 2,799 mm
全高 4,030 mm
パンタグラフ搭載車 4,050 mm
車体高 3,580 mm
車体 普通鋼
主電動機 補償巻線付直流複巻電動機
主電動機出力 120 kW × 4
駆動方式 たわみ板式継手
歯車比 80:19 (4.21)
制御方式 界磁チョッパ制御
制動装置 回生制動併用電気指令式電磁直通空気制動応荷重装置付)
保安装置 1号型ATSC-ATS
備考 最高運転速度、保安装置、編成以外は新製時のデータ

第26回(1983年

ブルーリボン賞受賞車両

テンプレートを表示

2000200072[1]

西


600: 1956316002

700: 1967427002

800: 1978538002

1000: 1959341000

1000: 20021410002

概要


使600[2][1]2120 km/h130km/h[3]800[3]

831224318M1c-M2-M3-Tu-Ts-M1-M2-M3c[4]4M1c-M2-T-M3c[4][3]

198358

84672198762[3]1998102000123[5]

41228044[3]31[3]481 - 841 - 4[3]20112411[3]

900[6]

構造

外観

2扉時代の2000形電車
(2000年8月20日 久里浜工場内にて)

1[7][8]2[7][8][8][1]800[9]

800800

内装

2扉時代の車内
2扉時代の車内
2扉時代の座席
2扉時代の座席
(2000年8月20日 久里浜工場内にて)

2[7][7][7][10]

2850mm1720mm2100[ 1]

[ 2]1970SNCFZ6400[11]

[12][13]2

FRP[12]

主要機器

主電動機

  • KHM-2000(東洋電機製造〈以下、東洋〉製TDK-8575、三菱電機〈以下、三菱〉製MB-3281-ACの総称、出力120 kW、端子電圧250 V、電流540 A、分巻界磁電流24 A、定格回転数1,270 rpm、定格速度46.6 km/h)

駆動装置・歯車比

主制御器


ACRF-H12120-782A1588003121

台車

  • TH-2000M, T(空気ばね車体直結乾式ゴム入り円筒案内支持)[7]

集電装置

補助電源装置

M3・M1・T車に搭載。

  • 三菱NC-DAT-140B SIV (140 kVA)

空気圧縮機


2000

C-2000MC-2000L

4

AR-2 - 1000使[14]

空調装置(製造時)

製造時のバリエーション

2扉時代の2011編成
1995年7月5日 新馬場駅

1982年(昭和57年)12月製造車


198212200024 (2011 - 2014) 4 (2015 - 2018) 19845使

1984年(昭和59年)5月製造車


822021 - 2028 2031 - 2038 

2011使60016























R

Ts




1985年(昭和60年)2月・3月製造車

2扉時代の2000形4連x2の快特。
三崎口→三浦海岸にて
  • 8両編成(1本):2041 - 2048 川崎重工製
  • 4両編成(2本):2411 - 2414・2421 - 2424 東急車輛製

42316126008364T4286008








1986年(昭和61年)2月・3月製造車

  • 8両編成(2本):2051 - 2058 川崎重工製、2061 - 2068 東急車輛製
  • 4両編成(2本):2431 - 2434 東急車輛製、2441 - 2444 川崎重工製

360016820001000

1987年(昭和62年)6月製造車

  • 4両編成(2本):2451 - 2454 川崎重工製、2461 - 2464 東急車輛製

12[15]

各種改造工事

製造後に多種の改造工事が行われている。

2011編成固有の各種改造


2011198358198919842021調

120 km/h対応改造

1995年平成7年)4月のダイヤ改正直前の同年2月21日より120 km/h運転を一部列車・区間で実施することに伴い[5]、120 km/hからの非常制動時の停止距離を600 m以内とするための改造工事が全車を対象に行われた[5]。元の空気溜圧力を増加させたため、通称「増圧ブレーキ」と呼ばれる。

ドアチェック機能廃止

貫通仕切扉を確実に閉じることで車内の低騒音化を狙って設けられた貫通仕切扉ドアチェック機能だったが、開閉時に扉が重くなるため、1997年ごろに撤去された。

3扉化改造

3扉改造後の2000形
金沢八景-金沢文庫間にて

使[5]21003使[5]1000700[16]2011

[17][5][17]1[5][17]KHKKEIKYU2011

JR

21002051200012827[5][18]

電気連結器配列変更


1500[5]200012722[5][5]32

空気圧縮機増設

4両編成は当初単独運用を考慮しておらず、空気圧縮機が1台しか搭載されていなかったが[4]、2000年(平成12年)7月以降単独運転される機会が増え、空気圧縮機が故障した場合運行不能となることを防ぐため2003年12月から2004年3月にかけて浦賀方先頭車に700形や1000形の廃車発生品のロータリ式空気圧縮機(AR-2形)を搭載した[5]

方向幕交換

2003年に入ってからは行先表示器の字幕を白地黒文字・英語併記のものに順次変更された。

転落防止幌設置

2000年代から転落防止用外幌の設置が進められた。

冷房装置交換

2002年から、冷房装置が1500形更新車などと同様のCU-71E-G1に順次交換された。

運用


19825712272100[7] - [5]
2000
2016611 

[19]800[19][19][19]2010101324112441 - [20]20101132411[21]42451201661110910[14][22]

使88MT44MT[23]

特別列車・特殊塗装など


20112051201119845922016[24]20511986613

198510162031使沿[12]198632011199711201120611999331

199583PR2031

1988199190822011204120112041[12][12]198917201119901990SURF'90

199242100[7]

20111201120112011[25]

20132011[19]11720003020001[26]

201812011201820112018[27]

廃車


330[19][19][19]2012[19][28][29][30]4830

201254 241124212431[19][31]

201473 2021[32]

2016
34 24412461[33]

1012 24514退[34]10111521[35]

2017
27 2031

38 2041

2018
21 2051

315 2061

328 2011 

201832退3252011使2000[36]328姿[37]

脚注

注釈



(一)^ 

(二)^ JR2531 - 4719JR54500020002003

出典



(一)^ abcJTBp128

(二)^ 19833 p.9

(三)^ abcdefghJTBp130

(四)^ abcJTBp131

(五)^ abcdefghijklmJTBp135

(六)^ 14 p.96

(七)^ abcdefghJTBp134

(八)^ abc退22000 |  |  | . web.archive.org (2020517). 2020517

(九)^ 199212 p.107

(十)^ 19833 p.15

(11)^ 199212 p.108

(12)^ abcdeJTBp129

(13)^ 退22000 |  |  | . web.archive.org (2020517). 2020517

(14)^ ab20004 - railf.jp  20161012

(15)^ 19888

(16)^ 656 pp.42-43

(17)^ abc3851998562-63 

(18)^ . (): p. 3. (2000728) 

(19)^ abcdefghijJTBp138

(20)^ 2000 RM News 20101015

(21)^ 2000 -  railf.jp  2010114

(22)^ 2000 -  railf.jp  2016612

(23)^ 100p274

(24)^ 

(25)^ "".  railf.jp (201112). 2011127

(26)^ 2000 30  .   (201326). 201351820141219

(27)^ 201821544 

(28)^ 2013p113

(29)^ 2015p128

(30)^ 2016p103

(31)^ 2013p220

(32)^ 2015p241

(33)^ 2016p218

(34)^ 2000 - railf.jp  2016612

(35)^ 20004 - railf.jp  20161012

(36)^ 2000退3112000 2000!! -  201835

(37)^ 2000 - railf.jp  2018329

参考文献

書籍


141982 

1001999ISBN 4885480930 

 JTBJTB2004ISBN 9784533055461 

 JTBJTB2014ISBN 9784533097058

雑誌記事

  • 『鉄道ファン』通巻263号(1983年3月・交友社
    • 「新車ガイド 京急2000形」 pp. 8-17
  • 『鉄道ファン』通巻380号(1992年12月・交友社)
    • 土岐 實光「ある車両技術者の回想 6 京浜急行電鉄800形と2000形」 pp. 102-109
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻501号「特集 京浜急行電鉄」(1988年9月・電気車研究会)
    • 小暮 洋「私鉄車両めぐり 136 京浜急行電鉄」 pp. 157-189
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻518号(1989年10月・電気車研究会)
    • 小暮 洋「私鉄車両めぐり 138 京浜急行電鉄 補遺」 pp. 62-71
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻656号「特集 京浜急行電鉄」(1998年7月・電気車研究会)
    • 園田 淳「私鉄車両めぐり 160 京浜急行電鉄」 pp. 209-259
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻677号(1998年7月・電気車研究会)
    • 園田 淳「私鉄車両めぐり 160 京浜急行電鉄 補遺」 pp. 47-53
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻881号「鉄道車両年鑑2013年版」(2013年10月・電気車研究会)
    • 岸上 明彦「2012年度民鉄車両動向」 pp. 100-133
    • 「車両データ 2012年度民鉄車両」 pp. 217-238
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻909号「鉄道車両年鑑2015年版」(2015年10月・電気車研究会)
    • 岸上 明彦「2014年度民鉄車両動向」 pp. 119-151
    • 「車両データ 2014年度民鉄車両」 pp. 237-248
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻923号「鉄道車両年鑑2016年版」(2016年10月・電気車研究会)
    • 岸上 明彦「2015年度民鉄車両動向」 pp. 93-123
    • 「車両データ 2015年度民鉄車両」 pp. 215-227

関連項目