天寿光希
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天寿 光希︵てんじゅ みつき、9月10日[1] - ︶は、宝塚歌劇団星組に所属する男役。
秋田県秋田市[1][2][3]、聖霊女子短期大学附属高等学校出身[1][3]。身長167㎝[1]。愛称は﹁みっきぃ﹂[1][2][3]。
来歴
2003年、宝塚音楽学校入学。 2005年、宝塚歌劇団に91期生として首席入団[3][4]。花組公演﹁マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー﹂で初舞台[1][2]。その後、星組に配属[4]。 2006年、阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用される。 2013年7月から2年間、TAKARAZUKA SKY STAGEの第2期スカイ・ナビゲーターズを務める[5]。 2015年7月から2年間、TAKARAZUKA SKY STAGEの第6期スカイ・レポーターズを務める[2]。人物
宝塚入団前に子役として舞台活動をしていた経験がある[4]。 秋田で育ち、父の仕事の関係で東京に転勤した際に、思い出作りのためにミュージカルに挑戦[4]。その頃、花組公演﹁哀しみのコルドバ/メガ・ヴィジョン﹂で宝塚を初観劇[4]。客席の熱量が高く、群舞の迫力に圧倒され、綺麗な男役を目の当たりにして、一回でとりことなる[3]。小学6年生で秋田に戻ってからも、小遣いをためて東京まで何度も観劇に通う[4]。 音楽学校を受験すると決めてから歌とダンスを習い始めたが、歌劇団には首席で入団した[4]。主な舞台
初舞台
- 2005年3 - 5月、花組『マラケシュ・紅の墓標』『エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
星組時代
- 2005年7 - 8月、『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ!!』(東京宝塚劇場のみ)
- 2006年1 - 4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 新人公演:小公子(本役:麻尋しゅん)
- 2006年5月、『Young Bloods!!-Twinkle Twinkle Star-』(バウホール) - リトルチェリンカ
- 2006年8 - 11月、『愛するには短すぎる』 - 新人公演:ベル(本役:麻尋しゅん)『ネオ・ダンディズム! - 男の美学 -』
- 2006年12 - 2007年1月、『ヘイズ・コード』(ドラマシティ・日本青年館) - ギルバート・グリーン
- 2007年3 - 7月、『さくら』『シークレット・ハンター』
- 2007年8月、『シークレット・ハンター』『ネオ・ダンディズム!II』(博多座)
- 2007年11 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-』 - ティリアン(少年)、新人公演:スコット(本役:麻尋しゅん)『レビュー・オルキス-蘭の星-』
- 2008年4 - 5月、『ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - ポリューシカ公爵/執事
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - 新人公演:アンドリュー・フォークス(本役:涼紫央)
- 2008年11月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・バウホール) - 警察署長
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - 少年時代のジョイ、新人公演:アルバート・ジョーダン(本役:涼紫央)『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - 新人公演:プルキル(大長老)(本役:涼紫央)
- 2009年10 - 11月、『再会』 - ジャン『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - アブラハム、新人公演:ラビ・ダウィド(本役:鶴美舞夕)『BOLERO』
- 2010年5月、『リラの壁の囚人たち』(バウホール・日本青年館) - ピエール
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座) - パリス[4]
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - 新人公演:シド(本役:紅ゆずる)
- 2011年2月、『愛するには短すぎる』 - ビリー『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(中日劇場)[注釈 1]
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - 新人公演:シスター・マーマ(本役:英真なおき)『めぐり会いは再び』 - ユリウス[4]
- 2011年8 - 9月、『ランスロット』(バウホール) - アーサー
- 2011年9月、専科『おかしな二人』(バウホール) - ロイ
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - ターク・モロイ、新人公演:テリー・ベネディクト(本役:紅ゆずる)
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール) - コリンズ
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - カレル『Celebrity』
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - アルベール『Celebrity』(全国ツアー)
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - ユリウス『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - ヴァルゴオムA[4]
- 2013年3 - 4月、『南太平洋』(ドラマシティ・日本青年館) - ジェームス・ヘイズ/ボブ・マッカーフリー[4]
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - パリス/マーキューシオ(壱城あずさと役替わり)[4]
- 2013年10月、『日のあたる方(ほう)へ』(ドラマシティ・日本青年館) - ブルーノ
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - ナポレオンII世
- 2014年5 - 6月、『かもめ』(バウホール) - ボーリス・アレクセーエヴィチ・トリゴーリン
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory-美しき幻影-』 - レイモンド・ウォーカー『パッショネイト宝塚!』
- 2014年11 - 12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - ベル・ワットリング
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - マルコス・ファビオ『Dear DIAMOND!!』
- 2015年6 - 7月、『大海賊』 - ドクター『Amour それは…』(全国ツアー)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - アーヴァイド・アバーナシー
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - イワン『THE ENTERTAINER!』
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 篠原国幹『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』(バウホール) - 黒田官兵衛
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - アンドリュー・フォークス
- 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - ラージェシュ・カプール
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - ヴィクトール・ライマン『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『ドクトル・ジバゴ』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - ヴィクトル・イッポリートヴィチ・コマロフスキー
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 杢兵衛『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
- 2018年8 - 11月、『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』 - 蔑天骸(ベツテンガイ)『Killer Rouge/星秀☆煌紅』(梅田芸術劇場・日本青年館・國家戯劇院・高雄市文化中心至徳堂)
- 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - カウフマン警部『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』
- 2019年5月、『鎌足-夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し-』(ドラマシティ・日本青年館) - 船史恵尺
- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS-食聖-』 - ミッキー・チョウ『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
- 2019年11 - 12月、『龍の宮(たつのみや)物語』(バウホール) - 龍神
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 慶梁『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 慶梁『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)[3]
- 2020年12月、『シラノ・ド・ベルジュラック』(ドラマシティ) - ド・ギッシュ伯爵[3]
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』- キャピュレット卿
- 2021年7月、『VERDAD(ヴェルダッド)!!』(舞浜アンフィシアター)
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』- 沢庵宗彭『モアー・ダンディズム!』 予定
出演イベント
- 2005年8 - 9月、轟悠ディナーショー『Alpha-20ans FACE OF YU』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年11月、『夢のメモランダム』
- 2007年1月、『清く正しく美しく』
- 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』(コーラス)
- 2012年6月、涼紫央ディナーショー『HOME〜宝・夢〜』
- 2014年10月、『演劇人祭 特別篇』(外部出演)
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年1 - 2月、紅ゆずるディナーショー『STELLA ROSSA〜フリーダムに ランダムに〜』
- 2016年7月、『宝塚巴里祭2016』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年8月、紅ゆずるディナーショー『Berry Berry BENNY!!』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
TV出演
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- 2006年、『阪急阪神』初詣ポスターモデル
受賞歴
- 2018年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2017年度努力賞
脚注
出典
注釈
- ^ 2/12〜千秋楽まで怪我のため休演。代役は大輝真琴が務めた。
参考文献
- 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』 阪急コミュニケーションズ、2014年。ISBN 978-4-484-14600-3。