「新青年 (日本)」の版間の差分
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===モダン文化=== |
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変化する生活様式に応えるように、1929年(昭和4年)1月号からファッション欄である「わ゛にてい・ふえいあ」(Vanity Fair 邦訳・虚栄の市)が設けられた。モダン・ボーイ、モダン・ガールのお洒落、伊達、流行などを扱った。また、ファッションに限定せず、映画、音楽、ダンス、ビールの種類などに至るまで、流行の最先端が紹介された。 |
変化する生活様式に応えるように、1929年(昭和4年)1月号からファッション欄である「わ゛にてい・ふえいあ」(Vanity Fair 邦訳・虚栄の市)が設けられた<ref>「わ゛にてい・ふえいあ」の誌面上の表記はひらがなの「わ」に濁点がついたもの</ref>。モダン・ボーイ、モダン・ガールのお洒落、伊達、流行などを扱った。また、ファッションに限定せず、映画、音楽、ダンス、ビールの種類などに至るまで、流行の最先端が紹介された。 |
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「わ゛にてい・ふれいあ」は翌年1930年(昭和5年)から「ヴォガンヴォグ」(Vogue en Vogue)と改題された。ここでは、洋服の基礎知識と世界の最新モード情報を紹介した<ref>{{Cite book|和書|author=阿部恒久編 |title=男性史2 モダニズムから総力戦へ |publisher=日本経済評論社 |date=2006年12月 |page=8頁 |isbn=}}</ref>。コラム内では「あんさず・あんさあ」という読者から質問を募集し、誌上で回答する欄もあった。 |
「わ゛にてい・ふれいあ」は翌年1930年(昭和5年)から「ヴォガンヴォグ」(Vogue en Vogue)と改題された。ここでは、洋服の基礎知識と世界の最新モード情報を紹介した<ref>{{Cite book|和書|author=阿部恒久編 |title=男性史2 モダニズムから総力戦へ |publisher=日本経済評論社 |date=2006年12月 |page=8頁 |isbn=}}</ref>。コラム内では「あんさず・あんさあ」という読者から質問を募集し、誌上で回答する欄もあった。 |
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執筆は服飾評論家・作家の中村進治郎が担当し、自らグラビアにも登場した<ref>{{Cite book|和書|author=公益財団法人 神奈川文学振興会編 |title=永遠に「新青年」なるもの |publisher=県立神奈川近代文学館 |date=2021年3月 |page=37頁 |isbn=}}</ref>。 |
執筆は服飾評論家・作家の中村進治郎が担当し、自らグラビアにも登場した<ref>{{Cite book|和書|author=公益財団法人 神奈川文学振興会編 |title=永遠に「新青年」なるもの |publisher=県立神奈川近代文学館 |date=2021年3月 |page=37頁 |isbn=}}</ref>。 |
2021年4月25日 (日) 06:59時点における版
新青年 | |
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創刊号(1920年1月号)の表紙 | |
ジャンル | 総合雑誌 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 |
博文館 →江古田書房 →文友館 →博友社 |
編集長 |
森下雨村 →横溝正史 →延原謙 →水谷準 →上塚貞雄 →水谷準 →横溝武夫 →高森栄次 |
刊行期間 | 1920年1月号 - 1950年7月号 |
発行部数 | 30,000部(1937年1月内務省警保局[1]調べ) |