コンテンツにスキップ

「関根金次郎」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Template:Infobox 将棋棋士棋士番号の引数を除去(リンクに不具合が生じるため)
80行目: 80行目:

* プロになってからは、金銭に執着がなく、無欲だった。指導将棋の謝礼(当時としてはかなりの高額である)をみんな周りにくれてやって帰ったことも1度や2度ではなかったという。この点は、ライバルと言われた[[坂田三吉]]と同じであった。

* プロになってからは、金銭に執着がなく、無欲だった。指導将棋の謝礼(当時としてはかなりの高額である)をみんな周りにくれてやって帰ったことも1度や2度ではなかったという。この点は、ライバルと言われた[[坂田三吉]]と同じであった。

* 弟子に対しては慈愛をもって接し、小手先の勝敗にこだわらなかった。関根の最後の弟子である[[五十嵐豊一]]は、「奨励会でなかなか昇段できなくて、成績を報告しに行く時にいつ田舎に帰れ、と言われるかとびくびくしていたけど、関根先生はどんな時でも、顔色一つ変えずに『負けろ負けろ』と励ましてくれて、小遣いをくれたりした」と奨励会当時を述懐している<ref name="hyaku4"/>。

* 弟子に対しては慈愛をもって接し、小手先の勝敗にこだわらなかった。関根の最後の弟子である[[五十嵐豊一]]は、「奨励会でなかなか昇段できなくて、成績を報告しに行く時にいつ田舎に帰れ、と言われるかとびくびくしていたけど、関根先生はどんな時でも、顔色一つ変えずに『負けろ負けろ』と励ましてくれて、小遣いをくれたりした」と奨励会当時を述懐している<ref name="hyaku4"/>。

* 若い頃武術の鍛錬もしており(明治時代の将棋の対局は、時に命懸けの真剣勝負となることもあったため)、無念流の使い手であった<ref name="hyaku4"/>。

* 若い頃武術の鍛錬もしており(明治時代の将棋の対局は、時に命懸けの真剣勝負となることもあったため)、無念流の使い手であった<ref name="hyaku4"/>。名のある師匠についたことはないが、各地に遊歴した際も、各地で剣術修行をしたという<ref>[[越智信義]]編『将棋随筆名作集』(三一書房)収録の「関根名人昔語り」([[菅谷北斗星]]著)</ref>。

* また、やはり若い頃、浅草西鳥越町にあった[[中村座]]に役者不足のために出演したことがきっかけで役者修行をし、地方遊歴先で女形専門で役者をつとめた<ref>[[越智信義]]編『将棋随筆名作集』(三一書房)収録の「関根名人昔語り」([[菅谷北斗星]]著)</ref>。また[[博徒]]の修行もし、[[清水次郎長]]の世話になったこともあるという<ref>[[越智信義]]編『将棋随筆名作集』(三一書房)収録の「関根名人昔語り」([[菅谷北斗星]]著)</ref>。


* [[1904]](37)[[1214]][[]]265[[ (9)|]][[|]]([[1786]])51<ref> [[]]19873ISBN 4-638-07228-3 p158 </ref>[[]]100

* [[1904]](37)[[1214]][[]]265[[ (9)|]][[|]]([[1786]])51<ref> [[]]19873ISBN 4-638-07228-3 p158 </ref>[[]]100

*[[本因坊秀哉]]と非常に仲がよく、親友関係だった。

* 囲碁の名人だった[[本因坊秀哉]]と非常に仲がよく、親友関係だった。



=== 遊歴中 ===

=== 遊歴中 ===


2021年8月26日 (木) 11:25時点における版

 関根金次郎 十三世名人
関根金次郎
名前 関根金次郎
生年月日 (1868-04-23) 1868年4月23日
没年月日 (1946-03-12) 1946年3月12日(77歳没)
出身地 下総国葛飾郡東宝珠花村(現・千葉県野田市東宝珠花)
師匠 八代伊藤宗印十一世名人、十二代大橋宗金
段位 十三世名人

2020年8月28日現在
テンプレートを表示

  1868423441 - 194621312[1]



[2][2][2]1 - 10[2]

11[2][2]

162024[3]24[][4]

189326

189528189730

189831[2][2]

1898[5]

190538

190740331[6][7]

190942

19176西1917退19187

189427189124[8]32119187321516119176[4]53192110

19241398 19272西

91寿[9]1935326[10]12193770退19351

11935退[9]1936[9] 

19371211938211退

[4]194677

宿5200441


[11]

8



















[4]

[4]

()12

[4]

使[4][12]

西[13][14]

1904(37)1214265(1786)51[15]100



[2]

35宿

宿







(=)1


 
  vs11  1891621

 vs 1899816

1  1  vs 1903320

 2 vs 19071021

 4 vs 19071027

  3 vs  1907121

6  1  vs 19089

  vs 1913413

 vs12  1917

 13vs 19385



(一)^  2014

(二)^ abcdefghi 19761

(三)^ 20161026

(四)^ abcdefg9 1997

(五)^ 201512

(六)^ P.49-50

(七)^ P.50

(八)^ P.21

(九)^ abc 19763

(十)^ 

(11)^ 

(12)^ (

(13)^ (

(14)^ (

(15)^ 19873ISBN 4-638-07228-3 p158 

関連項目

外部リンク